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JP4440575B2 - 磁気活水器 - Google Patents
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本発明は、水道管内にゼロ磁場を発生させ、その水道管内を流れる水を活性化させる装置に関し、より詳しくは、水道メータボックスなどのような狭い空間内に設けられた水道管に対しても好適に取り付けられるようにした磁気活水器に関するものである。
従来より、水道管内の水に磁力を作用させてその水を活性化させるようにした磁気活水器が種々提案されている。
例えば、図6に示すように、水道管5の外周部分に着脱可能に取り付けられる一対のケース本体90と、内部に図示しない永久磁石を設けた磁石収納体90aと、このケース本体90を回動可能に支持するヒンジ部材91とを設け、このケース本体90を水道管5に取り付ける際、ヒンジ部材91を中心としてケース本体90を開放し、水道管5に挟み込めるようにしたものが特許文献1などに示されている。なお、図6において、6は水道メータボックスを示し、50は水道メータを示す。
また、別の従来例としては、図7に示すように、水道管5の外周部分に着脱可能に取り付けられる分離したケース本体92と、このケース本体92の内側に保持される永久磁石93とを設け、この分離されたケース本体92のそれぞれをネジ止めすることによって水道管5の外周部分に永久磁石93を配置するようにしたものが特許文献2などに開示されている。
特開平10―180262号公報 特開平10―118658号公報
ところで、このような磁気活水器は、一般に、水道メータボックス内の水道管などに取り付けられることが多い。
しかしながら、このように特許文献1や特許文献2などに記載されているような構造の磁気活水器では、ケース本体を水道管に取り付ける際、次のような問題を生じる。
すなわち、通常、水道メータボックスの内側空間の寸法は、長手方向約45cm、短手方向約25cm、上下方向約15cm程度に構成され、しかも、その内部空間に外径約1.3cm〜11cmの水道管や水道メータなどを設けている。このため、水道メータボックス内に余剰空間がほとんど存在せず、特許文献1に記載されているようなヒンジ部材を有するケース本体を取り付けようとすると、開放したケース本体が水道メータボックスの内壁に当接してしまい、取り付け作業に支障をきたしてしまうことがある。また、特許文献2に記載されているような分離されたケース本体をネジ止めする構成では、水道管の下側に設けられた狭い隙間に一方のケース本体を潜り込ませて水道管に密着させるように保持し、この状態で上側のケース本体を対向させてドライバーなどでネジ締め付け作業をしなければならない。このため、特許文献1や特許文献2に記載される構造のものでは、水道メータボックス内などのような狭い空間内にケース本体を取り付けることが非常に面倒であり、時間がかかるという問題を有していた。
そこで、本発明はかかる課題に着目してなされたもので、水道メータボックス内などのような狭い空間内であっても、簡単にケース本体を取り付けることができるような磁気活水器を提供することを目的とするものである。
すなわち、本発明は上記課題を解決するために、水道管の外周部に取り付けられる分離したケース本体と、このケース本体内に保持され、水道管に接する側に永久磁石を設けた磁石収納体を具備してなる磁気活水器において、ケース本体を水道管の軸方向にスライドさせることによって前記分離されたケース本体それぞれを係合させる係合部をL字状突起および当該L字状突起に嵌め込まれるL字状凹部で構成し、当該L字状突起またはL字状凹部における水道管の軸方向に沿ったスライド方向の端部に、当該ケース本体を前記軸方向にスライドさせた際、L字状凹部内に付着した土砂を外部に掃き出す方向へ傾斜させたテーパー面を設けるようにしたものである。
このように構成すれば、水道メータボックス内に設けられた水道管にケース本体を取り付ける際、従来のようにヒンジ部材を介して開放させたケース本体を取り付けたり、分離されたケース本体を保持したままネジ止めしたりする必要がなく、狭い取り付け空間内においても簡単にケース本体を接合させることができるようになる。また、長年の使用によって水道メータボックス内に土砂などが堆積し、L字状凹部に土砂が付着したとしても、そのL字状突起をスライドさせることによってその土砂をL字状凹部から掃き出すことができ、容易にケース本体を簡単に取り外すことができるようになる。
本発明によれば、水道管の外周部に取り付けられる分離したケース本体と、このケース本体内に保持され、水道管に接する側に永久磁石を設けた磁石収納体を具備してなる磁気活水器において、ケース本体を水道管の軸方向にスライドさせることによって前記分離されたケース本体それぞれを係合させる係合部をL字状突起および当該L字状突起に嵌め込まれるL字状凹部で構成し、当該L字状突起またはL字状凹部における水道管の軸方向に沿ったスライド方向の端部に、当該ケース本体を前記軸方向にスライドさせた際、L字状凹部内に付着した土砂を外部に掃き出す方向へ傾斜させたテーパー面を設けるようにしたので、水道メータボックス内に設けられた水道管にケース本体を取り付ける場合に、従来のようにヒンジ部材を介して開放させたケース本体を取り付けたり、分離されたケース本体を保持したままネジ止めしたりする必要がなく、狭い取り付け空間内においても簡単にケース本体を接合させることができるようになる。また、長年の使用によって水道メータボックス内に土砂などが堆積し、L字状凹部に土砂が付着したとしても、そのL字状突起をスライドさせることによってその土砂をL字状凹部から掃き出すことができ、容易にケース本体を簡単に取り外すことができるようになる。
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態における磁気活水器1の外観斜視図であり、図2は図1における磁気活水器1を水道管5に取り付けた状態におけるA−A断面図を示したものである。また、図3はケース本体2の上面部20uに設けられた係合部22の拡大平面図を示したものであり、図4はこの磁気活水器1を水道メータボックス6内の水道管5に取り付ける状態を示したものである。
この実施の形態における磁気活水器1は、分離して設けられた一対のケース本体2と、このケース本体2内にスライド可能に保持され、図2に示すように、水道管5に接する側に複数の永久磁石33を設けた一対の磁石収納体3とを具備し、このケース本体2を水道管5に取り付ける際、水道管5の長手軸方向にそれぞれのケース本体2をスライドさせて係合させる係合部22を設けるように構成したもので、水道管5の周りに設けられた永久磁石33によって水道管5内にゼロ磁場を発生させ、その内部を流れる水を活性化させるようにしたものである。以下、本実施の形態の詳細について説明する。
磁気活水器1を構成するケース本体2は、ほぼ左右対称に構成されるもので、水道管5の軸を中心とした円弧状の側面部20sと、水道管5の長手軸方向に対して垂直に設けられた前面部20fおよび後面部20bとを設けてなり、この前面部20fおよび後面部20bに水道管5の外径よりも大きな半円形の切り欠き部21を設ける。そして、この半円形状の切り欠き部21をそれぞれ対向させることによって、その内側に形成された円形部分に水道管5を挟み込めるようにする。また、このケース本体2の上面部20uおよび下面部20dには、本発明の係合部を構成するL字状突起23およびL字状凹部24を設け、さらに、これらL字状突起23とL字状凹部24の係合をガイドするためのガイドプレート25a、25bを設ける。
このL字状突起23およびL字状凹部24は、図3に示すように、ケース本体2の上面部20uおよび下面部20dに表出するように設けられるもので、上面部20u、下面部20dと一体となって薄板状に設けられる。そして、まずL字状凹部24に設けられたL字状突起23を挿入するための挿入部24bへ向けてL字状突起23を嵌め込み、この状態からケース本体2を水道管5の長手軸方向にスライドさせることによってケース本体2を係合させる。また、逆に、これらのケース本体2の係合状態を解除する場合は、その係合時の向きと反対向きにスライドさせ、それぞれのケース本体2を分離する。ところで、このようにケース本体2の係合状態を解除する際、長年の使用によって水道メータボックス6内に土砂が堆積し、これによって、ケース本体2のL字状凹部24にそれらの土砂が付着してしまう場合がある。そして、このように一旦、L字状凹部24に土砂が入り込むと、ケース本体2を分離しようとしても、L字状突起23をスライドさせることができず、それぞれのケース本体2を分離できなくなってしまう。このため、本実施の形態では、L字状凹部24におけるスライド方向の分離側の端部に、テーパー面24aを設け、ケース本体2をスライドさせることによって、L字状突起23によって土砂を掃き出させるようにしている。
ガイドプレート25a、25bは、L字状突起23とL字状凹部24の係合をガイドする。すなわち、これらのガイドプレート25a、25bによって、ケース本体2をそれぞれ係合させる際、L字状突起23側に設けられたガイドプレート25aの上面とL字状凹部24の下面とを当接させて係合状態をガイドする。また、下方のL字状凹部24に設けられたガイドプレート25b(図2参照)の下面とL字状突起23の上面とを当接させて係合状態をガイドする。
また、上側のガイドプレート25aには、その側方をケース本体2から突出させた突出片26aを設ける。これに対応して、この突出片26aに対向するL字状凹部24が存在する上面部20uにもケース本体2から突出させた突出片26bを設け、これら突出片26a、26bの先端部にネジ孔27a、27bを設ける。そして、ケース本体2を接合させた状態でこれらのネジ孔27a、27bの位置を一致させ、このネジ孔27a、27bに図示しないネジを取り付けることによって係合状態を固定する。また、このネジ孔27a、27bにネジを取り付ける場合の他、図示しない盗難防止用の鍵を取り付けることによって盗難なども防止できるようにする。
一方、このケース本体2の内部には、同一形状に構成された磁石収納体3が保持される。この磁石収納体3は、水道管5に接する側にV字状に屈曲したV字状端面30を設け、水道管5に接する側の面に水への感謝を表す標記を有するシール体30aなどを貼り付ける。そして、そのシール体30aにより、綺麗な結晶を生成しうる水に変化させる。なお、この綺麗な言葉を与えることにより水の結晶を変化させる効果に関しては、江本勝著「水は答えをしっている」(サンマーク出版)などに掲載されている。
また、そのV字状端面30の内側には、図2に示すような複数の永久磁石33を設ける。この永久磁石33は、水道管5内にゼロ磁場を発生させるように磁極を配置して設けられ、具体的には、隣接する永久磁石33の磁極がN極とS極と交互になるように設けられ、また、奥行方向にも直列に設けられる。なお、この永久磁石は、水をより効率よく活性化させるために磁力の強いものが用いられ、例えば、4500ガウスの磁力を有するネオジウム磁石などが用いられるが、これよりも磁力の強いものが存在する場合は、そのような磁石を用いるようにしても良い。
また、この磁石収納体3は、水道管5の外径寸法に合わせて退避できるようにケース本体2に対して進退可能に保持される。具体的には、ケース本体2の前面20fおよび後面20bの内側に図示しない突出したピンを設け、また、このピンに係合しうるスライド溝32を磁石保持体3の側面に設ける。そして、ケース本体2と磁石収納体3の奥側に設けられた板バネ4によってその磁石収納体3を水道管5側に押圧できるようにする。そして、このように板バネ4を用いることによって、磁石収納体3を押し込む際における退避量を大きく確保できるようにする。
次に、このように構成された磁気活水器1を水道メータボックス6内の水道管5に取り付ける方法について図4を用いて説明する。
まず、水道メータボックス6内の水道管5にこの磁気活水器1を取り付ける場合、図4(a)に示すようにケース本体2を分離した状態で、突出片26a、26bを上側にして、それぞれのケース本体2を水道管5と水道メータボックス6との間に入れ込む。この際、水道管5の外径寸法が大きくて水道メータボックス6との隙間が小さくなっている場合は、磁石収納体3のV字状端面30を水道管5の表面に押圧させながらケース本体2を回転させ、その隙間に入れ込むようにする。この場合、ケース本体2に円弧状側面部20sを有しており、しかも、磁石収納体3が進退可能に構成されているため、水道メータボックス6の内壁に当接させることなく容易にケース本体2の入れ込み作業を行うことができるようになる。
そして、このようにして隙間に入れ込まれたケース本体2を係合する場合、まず、それぞれのケース本体2を対向させた状態に配置し(図4(b))、L字状突起23をL字状凹部24の挿入部24bに挿入する。そして、この状態で、水道管5の軸方向にケース本体2をスライドさせることによってL字状突起23とL字状凹部24を係合させ、ケース本体2それぞれを接合する。なお、水道管5の外周部分にコンクリートなどが付着して凹凸が存在し、ケース本体2を水道管5の軸方向にスライドさせることができない場合は、磁石保持体3を手で押し込み、その凹凸部分を避けてそれぞれのケース本体2を係合させた後、その磁石保持体3を離して水道管5の外周部分に接触させる。そして、このようにケース本体2を接合した後、ケース本体2の突出片26a、26bに設けられたネジ孔27a、27bにネジを取り付け、もしくは、ネジ孔27a、27bに鍵を取り付けて盗難の防止を図れるようにする。
一方、このようにして取り付けられた磁気活水器1を交換などによって取り外す際は、前述の工程と逆の工程でケース本体2の取り外し作業を行う。すなわち、まず、ネジ孔27a、27bに取り付けられたネジや鍵など取り外し、ケース本体2をそれぞれ分離できるように水道管5の長手軸方向にスライドさせる。なお、長年の使用によってL字状凹部24に土砂などが付着してしまっている場合があるが、その土砂はL字状突起23によってL字状凹部24の挿入部24b側まで掃き出され、そこからL字状凹部24のテーパー面24aに沿って外側に掃き出される。そして、このようにして土砂を掃き出した状態で挿入部24bに位置するL字状突起23を取り出し、再びそれぞれのケース本体2を分離して水道メータボックス6から取り出す。
このように上記実施の形態によれば、水道管5の外周部に取り付けられる分離したケース本体2と、このケース本体2内に保持され、水道管5に接する側に永久磁石33を設けた磁石収納体3を具備してなる磁気活水器1において、ケース本体2を水道管5の軸方向にスライドさせることによって前記分離されたケース本体2それぞれを係合させる係合部22をL字状突起23および当該L字状突起23に嵌め込まれるL字状凹部24で構成し、当該L字状凹部24における水道管5の軸方向に沿ったスライド方向の端部に、当該ケース本体2を前記軸方向にスライドさせた際、L字状凹部24内に付着した土砂を外部に掃き出す方向へ傾斜させたテーパー面24aを設けるようにしたので、狭いスペース内においても極めて簡単にケース本体2を接合することができ、また、L字状凹部24に土砂が付着している場合であっても、L字状突起23をスライドさせることによって、その土砂を外部に掃き出すことができるようになる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されることなく種々の態様で実施することができる。
例えば、上記実施の形態では、L字状突起23およびL字状凹部24をケース本体2に表出させるように設けたが、これに限らず、外部から視認できないケース本体2の内側位置にL字状突起やL字状凹部を設けるようにしても良い。この場合、土砂などがその係合部に入り込まないような構造するのが好ましい。また、そのL字状突起23やL字状凹部24の位置についても、ケース本体2の中央部分ではなく、ケース本体2の前面部20fや後面部20bの近傍に設けるようにしても良い。
また、係合部22の構成については、上記実施の形態のようなL字状突起23やL字状凹部24などの構造に限らず、ケース本体2を水道管5の長手軸方向へスライドさせることによって係合させるようなものであれば、どのような構造のものであっても良い。
さらに、上記実施の形態では、テーパー面24aをL字状凹部24におけるスライド方向の分離側の端部にのみ設けるようにしているが、これに限らず、係合時における土砂の掃き出しも可能にすべく、図5に示すように、接合時にL字状突起23と接触する側にもテーパー面240aを設けるようにしても良く、また、このようにL字状凹部24だけに限らず、L字状突起23側にもテーパー面230を設けることもできる。
本発明の一実施の形態における磁気活水器の外観斜視図 図1におけるA−A断面図 同形態における係合部の拡大平面図 同形態における取り付け状態を示す図 第二の実施形態における係合部を示す図 従来例を示す図 従来例を示す図
1・・・磁気活水器
2・・・ケース本体
3・・・磁石収納体
4・・・板バネ
5・・・水道管
6・・・水道メータボックス
22・・・係合部
23・・・L字状突起
24・・・L字状凹部
24a、240a、230・・・テーパー面
30a・・・シール体
33・・磁石

Claims (1)

  1. 水道管の外周部に取り付けられる分離したケース本体と、このケース本体内に保持され、水道管に接する側に永久磁石を設けた磁石収納体を具備してなる磁気活水器において、
    ケース本体を水道管の軸方向にスライドさせることによって前記分離されたケース本体それぞれを係合させる係合部をL字状突起および当該L字状突起に嵌め込まれるL字状凹部で構成し、
    当該L字状突起またはL字状凹部における水道管の軸方向に沿ったスライド方向の端部に、当該ケース本体を前記軸方向にスライドさせた際、L字状凹部内に付着した土砂を外部に掃き出す方向へ傾斜させたテーパー面を設けたことを特徴とする磁器活水器。
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