JP4441682B2 - 飛翔体を用いた加速度センサの動的線形性の計測方法とその装置 - Google Patents
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Description
前記軸方向の貼りつけ位置毎に異なる前記各ひずみゲージ出力の波形の位相を、前記丸棒の軸方向の一点L 1 における弾性波パルスのひずみ
当該変換後の前記各ひずみゲージ出力を加算してノイズを低減させる信号処理を行うこととすることができる。
(2)加速度計測二次標準の確立に貢献することができる。
(3)加速度センサによる計測の信頼性が向上する。
(4)高衝撃加速度計測、特にピーク加速度計測の信頼性が向上する。
(5)加速度センサの周波数特性評価の信頼性が向上する。周波数特性計測の前提となる動的線形性は手法がないことで国際規格に記述はない。同時に、本発明は単純な発射管でできることが長所である。
(6)加速度センサの動的線形性に関する国内規格を定めることに貢献できる。
(7)加速度センサの動的線形性に関する国際規格を定めることに貢献できる。
図1の(a)は、加速度センサの動的線形性を計測する装置の構成を示す。1は直径に比較して長さが十分に長い金属の丸棒であって、複数箇所(図では2箇所に示す)においてボールベアリング、コロ軸受けなどから構成された点接触支持装置2によって水平に支持され、丸棒1の軸方向の剛体運動を拘束しないようになっており、このため、丸棒1内における弾性波の伝ぱへの影響が最小限に抑えられている。3は、丸棒1の一方の端面に衝撃を加える手段の一部を構成する発射管であって、互いに独立した2つの飛翔体4A,4B(図1の(b)参照)を高圧空気によって同時にまたは別々に駆動して飛翔させ、丸棒1の一方の端面に衝突させるように適当な固定手段によって位置決めされ固定されている。発射管3と丸棒1との間の距離は、発射管3を固定している適当な固定手段を調整することによって、または支持装置2上の丸棒1の静止位置を水平方向に動かすことによって変更することができる。飛翔体の構造に関しては後述する。
(1)2つの飛翔体4A,4Bの同時駆動
2つの飛翔体4A,4Bを支持したフランジ4Cが発射管3の閉塞端側に位置するように2つの飛翔体4A,4Bを発射管3内に配置する。なお、飛翔体4Bの基端がフランジ4Cに当接した状態で、分離可能にフランジ4Cによって支持され、この状態において、飛翔体4Bの飛翔方向上の先端位置が飛翔体4Aのそれとほぼ同じであるような長さを有している飛翔体4Bを用いた場合を説明する。第1の開閉弁8が閉じた状態から弁開閉制御装置12によって開にすると、高圧空気が開閉弁8を介して発射管3内に瞬時に供給され、フランジ4Cは、供給された高圧空気によって駆動され、この結果、フランジ4C(およびこれと一体の内側の飛翔体4A)は丸棒1の一方の端面に向かって高速移動し、フランジ4Cによって外側の飛翔体4Bも同時に駆動され、飛翔して、2つの飛翔体4A,4Bは、ほぼ同時に丸棒1の一方の端面に衝突する。このときの2つの飛翔体4A,4Bの衝突速度の測定手段に関しては後述する。なお、図1に例示するような、飛翔体4Bの基端がフランジ4Cに当接した状態で、分離可能にフランジ4Cによって支持され、この状態において、飛翔体4Bの飛翔方向上の先端位置が飛翔体4Aのそれよりも飛翔方向の下流側に突出しない長さを飛翔体4Bが有している場合は、2つの飛翔体4A,4Bを同時駆動すると、まず、内側の飛翔体4Aが丸棒1の一方の端面に衝突し、ついで、外側の飛翔体4Bが丸棒1の一方の端面に衝突する。このときの2つの飛翔体4A,4Bの各々の衝突速度の測定手段に関しても後述する。
フランジ4Cが発射管3の閉塞端側に位置するように飛翔体4Aを発射管3内に配置し、第2の開閉弁10を閉じた状態から弁開閉制御装置12によって開にすると、高圧空気が開閉弁10を介して発射管3内に瞬時に供給され、フランジ4Cは、供給された高圧空気によって駆動され、この結果、フランジ4Cおよびこれと一体の内側の飛翔体4Aは丸棒1の一方の端面に向かって高速移動し、飛翔して、飛翔体4Aは、丸棒1の一方の端面に衝突する。このときの衝突速度は後述する測定手段によって測定されるが、第2の高圧空気源11の圧力を調節することによって、2つの飛翔体4A,4Bの同時駆動時の衝突速度と同じ速度が得られるようにする。
外側の飛翔体4Bの一方の端面にその内側を塞ぐように高分子膜などの軽くて薄い膜を貼り付ける。この状態で膜を貼り付けた側が発射管3の閉塞端側に位置するように飛翔体4Bを発射管3内に配置し、第2の開閉弁10を閉じた状態から弁開閉制御装置12によって開にすると、高圧空気が開閉弁10を介して発射管3内に瞬時に供給され、飛翔体4Bの一方の端面に貼り付けた高分子膜などの膜は、供給された高圧空気によって駆動され、この結果、飛翔体4Bは丸棒1の一方の端面に向かって高速移動し、飛翔して、丸棒1の一方の端面に衝突する。このときの衝突速度は後述する測定手段によって測定されるが、第2の高圧空気源11の圧力を調節することによって、2つの飛翔体4A,4Bの同時駆動時の衝突速度と同じ速度が得られるようにする。
13はレーザ光源であって、そこから出射されたレーザ光は、2つの鏡14(一方の鏡は半透過性であってレーザ光の一部を透過する)で反射し丸棒1の中心軸と直交してその一方の端面の近傍を通過し、2つの受光素子15に入射する。2つの受光素子15の受光出力は、飛翔体の丸棒1への衝突時の速度を計測するカウンタ16に入力される。飛翔体が駆動され、飛翔して丸棒1の一方の端面に衝突する直前に、その先端が、まず、発射管3に近い側のレーザ光を遮光し、ついで、丸棒1に近い側のレーザ光を遮光する。レーザ光が遮光されると、受光素子の受光出力はオフされる。したがって、飛翔体の衝突の際に、カウンタ16によって、2つの受光素子15からの2つの受光出力信号のオフとオフの間のタイミングをカウントし、そのカウント結果に基づいて飛翔体の衝突速度を計測することができる。なお、以上の構成(レーザ光源13、鏡14、受光素子15およびカウンタ16)を第1の測定手段とすると、第2の測定手段として、上記同様の構成であって、レーザ光が丸棒1の中心軸から外れて丸棒1と直交するようにした測定手段をさらに設けることもできる。すなわち、この第2の測定手段は、外側の飛翔体4Bの先端が丸棒1の一方の端面に衝突する直前に前記レーザ光源とは別の各レーザ光源からのレーザ光を遮光するように、別のレーザ光源と、この別のレーザ光源からのレーザ光源に対する2つの鏡および2つの受光素子とが設けられ(不図示)、2つの受光素子の受光出力が共通に使用するカウンタ16に入力され、上記同様の計測が行われる。この第2の測定手段と、上記の第1の測定手段とを併用し、カウンタ16においてこれら2つの測定手段からの信号を同一のクロックによって処理することによって、内側の飛翔体4Aの衝突から外側の飛翔体4Bの衝突までの時間差も計測することができる。
(1)レーザ干渉計による丸棒1の他方の端面の運動の計測
(2−1)丸棒1の側面の軸方向の1箇所に貼られたひずみゲージ(周方向に複数貼られた場合も含む。この場合、検出値として周方向複数個のひずみゲージの検出値の平均値を用いる。)による計測
丸棒1の側面の軸方向の一箇所に貼り付けたひずみゲージの出力を、丸棒1の他方の端面の運動を計測するレーザ干渉計で計測した結果により補正して丸棒1の他方の端面への入射弾性波パルスのひずみを求めることができる。
2 点接触支持装置
3 発射管
4A,4B 飛翔体
4D フランジ
5 加速度センサ
6 ひずみゲージ
8,10 弁
9,11 高圧空気源
12 弁開閉制御装置
13 レーザ光源
14 鏡
15 受光素子
16 カウンタ
Claims (30)
- 発射管内に収容された互いに独立した第1及び第2の飛翔体を、当該発射管の一方の端から当該発射管内に噴射された高圧気体の圧力により当該発射管の他方の端から飛翔させて、丸棒の一方の端面に衝突させ、当該丸棒の他方の端面に取り付けた加速度センサの動的線形性を計測するためのデータの取得方法において、
前記第1の飛翔体は軸状であり、前記第2の飛翔体は管状であり且つ前記第1の飛翔体の外側に互いに摺動可能に且つ前記発射管の内側に気密に移動可能であり、前記第1の飛翔体に固定され、前記第2の飛翔体に当接して当該発射管内を移動する第1の受圧体によって、前記第1及び第2の飛翔体を同時に駆動し、当該発射管の他方の端から飛翔させて前記丸棒の一方の端面に衝突させる第1ステップと、
前記第1の受圧体によって、前記発射管内に収容された前記第1の飛翔体を駆動し、当該発射管の他方の端から飛翔させて前記丸棒の一方の端面に衝突させる第2ステップと、
前記第2の飛翔体に固定した第2の受圧体によって、前記発射管内に収容された前記第2の飛翔体を駆動し、当該発射管の他方の端から飛翔させて前記丸棒の一方の端面に衝突させる第3ステップとを、同一衝突速度で当該各ステップを実行するという条件を満たして、複数の衝突速度で、順不同または一定の順序で実行し、
前記各ステップ毎に、前記丸棒の一方の端面に加えられた衝撃により当該丸棒内部に発生する弾性波パルスの当該丸棒の他方の端面での反射により発生する該端面の運動を、前記加速度センサと、入力加速度計測装置とによって計測し、
前記第1ステップによって得られた前記加速度センサの出力信号と、前記第2及び第3ステップによって得られた前記加速度センサの出力信号の和とを比較し、および前記第1ステップによって得られた前記入力加速度計測装置の計測結果と、前記第2及び第3ステップによって得られた前記入力加速度計測装置の計測結果の和とを比較することにより、前記加速度センサの動的線形性を計測することができるデータを取得することを特徴とする加速度センサの動的線形性を計測するためのデータの取得方法。 - 発射管内に収容された互いに独立した第1及び第2の飛翔体を、当該発射管の一方の端から当該発射管内に噴射された高圧気体の圧力により当該発射管の他方の端から飛翔させて、丸棒の一方の端面に衝突させ、当該丸棒の他方の端面に取り付けた加速度センサの動的線形性の計測方法において、
前記第1の飛翔体は軸状であり、前記第2の飛翔体は管状であり且つ前記第1の飛翔体の外側に互いに摺動可能に且つ前記発射管の内側に気密に移動可能であり、前記第1の飛翔体に固定され、前記第2の飛翔体に当接して当該発射管内を移動する第1の受圧体によって、前記第1及び第2の飛翔体を同時に駆動し、当該発射管の他方の端から飛翔させて前記丸棒の一方の端面に衝突させる第1ステップと、
前記第1の受圧体によって、前記発射管内に収容された前記第1の飛翔体を駆動し、当該発射管の他方の端から飛翔させて前記丸棒の一方の端面に衝突させる第2ステップと、
前記第2の飛翔体に固定した第2の受圧体によって、前記発射管内に収容された前記第2の飛翔体を駆動し、当該発射管の他方の端から飛翔させて前記丸棒の一方の端面に衝突させる第3ステップとを、同一衝突速度で当該各ステップを実行するという条件を満たして、複数の衝突速度で、順不同または一定の順序で実行し、
前記各ステップ毎に、前記丸棒の一方の端面に加えられた衝撃により当該丸棒内部に発生する弾性波パルスの当該丸棒の他方の端面での反射により発生する該端面の運動を、前記加速度センサと、入力加速度計測装置とによって計測し、
前記第1ステップによって得られた前記入力加速度計測装置の計測結果と、前記第2及び第3ステップによって得られた前記入力加速度計測装置の計測結果の和とが等しい範囲内において、前記第1ステップによって得られた前記加速度センサの出力信号と、前記第2及び第3ステップによって得られた前記加速度センサの出力信号の和とを、時間領域及び周波数領域の少なくとも1つで比較することによって当該加速度センサの動的線形性が得られる範囲を計測することを特徴とする飛翔体を用いた加速度センサの動的線形性の計測方法。 - 請求項2において、前記第2の受圧体は、前記第2の飛翔体の前記発射管の一方の端側の端を膜状部材で塞ぐことを特徴とする飛翔体を用いた加速度センサの動的線形性の計測方法。
- 請求項2または3において、前記第1及び第2の飛翔体の少なくとも一方は、その衝突端部の材質がそれ以外の部分の材質と異なっていることを特徴とする飛翔体を用いた加速度センサの動的線形性の計測方法。
- 請求項2乃至4のいずれかにおいて、前記丸棒の一方の端面に金属球を接触させて固定し、当該金属球に前記衝撃を加えることを特徴とする飛翔体を用いた加速度センサの動的線形性の計測方法。
- 請求項2乃至5のいずれかにおいて、前記入力加速度計測装置は、前記丸棒の側面に貼り付けた少なくとも1つのひずみゲージであることを特徴とする飛翔体を用いた加速度センサの動的線形性の計測方法。
- 請求項6において、前記ひずみゲージを前記丸棒の軸方向に複数個貼りつけ、
前記丸棒の一方の端面に与えた衝撃によって生じる当該端面から離れた当該丸棒の断面での弾性波パルスのひずみを、当該一方の端面からの距離zと前記衝撃開始からの時間tを変数とし、
と表し、ここで、
はスカラクの解析解の一次項、lpは前記第1または第2の飛翔体の長さ、Cpは前記第1または第2の飛翔体の中の縦波弾性波の伝ぱ速度であり、
前記軸方向の貼りつけ位置毎に異なる前記各ひずみゲージ出力の波形の位相を、前記丸棒の軸方向の一点L 1 における弾性波パルスのひずみ
に変換し、ここで、
は、
であり、
は、位置Ln(n=1・・・N)におけるひずみゲージの断面での平均値、L, L -1 は、ラプラス演算子と逆ラプラス演算子であり、
当該変換後の前記各ひずみゲージ出力を加算してノイズを低減させる信号処理を行うことを特徴とする飛翔体を用いた加速度センサの動的線形性の計測方法。 - 請求項7において、前記丸棒の軸方向の一点を代表位置とし、前記加速度センサに印加された入力加速度を求めるために必要になる当該加速度センサを取り付けた丸棒端面に入射する弾性波パルスのひずみを、前記代表位置における弾性波パルスのひずみから求めることを特徴とする飛翔体を用いた加速度センサの動的線形性の計測方法。
- 請求項7または8において、前記ひずみゲージ出力信号から前記丸棒の他方の端面に入射する弾性波パルスの過渡ひずみ信号を求める際に、前記丸棒の一方の端面に与えた衝撃によって生じる当該端面から離れた当該丸棒の断面での弾性波パルスのひずみを級数に展開したときの解析解の少なくとも1次の項を用いることを特徴とする飛翔体を用いた加速度センサの動的線形性の計測方法。
- 請求項2乃至5のいずれかにおいて、前記入力加速度計測装置は、前記丸棒の他方の端面の運動を非接触で直接計測する装置であることを特徴とする飛翔体を用いた加速度センサの動的線形性の計測方法。
- 請求項2乃至11のいずれかにおいて、前記加速度センサはAC加速度センサであり、前記丸棒は、前記飛翔体の衝突時に水平であることを特徴とする飛翔体を用いた加速度センサの動的線形性の計測方法。
- 請求項2乃至11のいずれかにおいて、前記加速度センサはDC加速度センサであり、前記丸棒は、前記飛翔体の衝突時に垂直であることを特徴とする飛翔体を用いた加速度センサの動的線形性の計測方法。
- 請求項2乃至13のいずれかにおいて、前記第1の飛翔体および第2の飛翔体の少なくとも一方は径方向に分割され軸方向の長さが互いに異なり且つ同一軸上を互いに摺動可能な複数の部材からなる多重構造であり、前記第1乃至第3ステップの少なくとも2つを実行する際に、当該多重構造を構成する各部材の前記丸棒の一方の端面への衝突のタイミングを制御することによって前記丸棒の内部に発生する弾性波の周波数帯域幅を制御可能にしたことを特徴とする飛翔体を用いた加速度センサの動的線形性の計測方法。
- 請求項2乃至14のいずれかにおいて、前記第1の飛翔体の軸方向の長さは、前記第2の飛翔体の軸方向の長さよりも長く、前記第1ステップにおいて、前記第1及び第2の飛翔体を微小時間差で衝突させた場合に、当該微小衝突時間差を計測し、該微小衝突時間差の計測結果に基づいて、前記入力加速度計測装置の計測結果及び前記加速度センサの出力信号を補正することを特徴とする飛翔体を用いた加速度センサの動的線形性の計測方法。
- 発射管内に収容された互いに独立した第1及び第2の飛翔体を、当該発射管の一方の端から当該発射管内に噴射された高圧気体の圧力により当該発射管の他方の端から飛翔させて、丸棒の一方の端面に衝突させ、当該丸棒の他方の端面に取り付けた加速度センサの動的線形性を計測するためのデータの取得装置において、
前記第1の飛翔体は軸状であり、前記第2の飛翔体は管状であり且つ前記第1の飛翔体の外側に互いに摺動可能に且つ前記発射管の内側に気密に移動可能であり、前記第1の飛翔体に固定され、前記第2の飛翔体に当接して当該発射管内を移動する第1の受圧体によって、前記第1及び第2の飛翔体を同時に駆動し、当該発射管の他方の端から飛翔させて前記丸棒の一方の端面に衝突させ、前記発射管内に収容された前記第1の飛翔体を、前記第1の受圧体によって、当該発射管の他方の端から飛翔させて前記丸棒の一方の端面に衝突させ、および前記発射管内に収容された前記第2の飛翔体を、当該第2の飛翔体に固定した第2の受圧体によって、当該発射管の他方の端から飛翔させて前記丸棒の一方の端面に衝突させることによって前記丸棒の一方の端面に衝撃を加える手段と、
前記丸棒の他方の端面の運動を計測する入力加速度計測装置と、
前記入力加速度計測装置の計測結果と前記丸棒の他方の端面に取り付けた加速度センサの出力信号とを前記加速度センサの動的線形性を計測するためのデータとして取得するデータ取得手段とを具え、
前記データ取得手段は、前記衝撃を加える手段によって、前記第1及び第2の飛翔体を同時に駆動し、飛翔させて前記丸棒の一方の端面に衝突させる第1ステップと、前記第1の飛翔体を駆動し、飛翔させて前記丸棒の一方の端面に衝突させる第2ステップと、前記第2の飛翔体を駆動し、飛翔させて前記丸棒の一方の端面に衝突させる第3ステップとを、同一衝突速度で当該各ステップを実行するという条件を満たして、複数の衝突速度で、順不同または一定の順序で実行した際に、前記各ステップ毎に、前記丸棒の一方の端面に加えられた衝撃により当該丸棒内部に発生する弾性波パルスの当該丸棒の他方の端面での反射により発生する該端面の運動を、前記加速度センサと、前記入力加速度計測装置とによって計測して、前記第1ステップによって得られた前記加速度センサの出力信号と、前記第2及び第3ステップによって得られた前記加速度センサの出力信号の和とを比較し、および前記第1ステップによって得られた前記入力加速度計測装置の計測結果と、前記第2及び第3ステップによって得られた前記入力加速度計測装置の計測結果の和とを比較することにより、前記加速度センサの動的線形性を計測することができるデータを取得することを特徴とする加速度センサの動的線形性を計測するためのデータの取得装置。 - 発射管内に収容された互いに独立した第1及び第2の飛翔体を、当該発射管の一方の端から当該発射管内に噴射された高圧気体の圧力により当該発射管の他方の端から飛翔させて、丸棒の一方の端面に衝突させ、当該丸棒の他方の端面に取り付けた加速度センサの動的線形性の計測装置において、
前記第1の飛翔体は軸状であり、前記第2の飛翔体は管状であり且つ前記第1の飛翔体の外側に互いに摺動可能に且つ前記発射管の内側に気密に移動可能であり、前記第1の飛翔体に固定され、前記第2の飛翔体に当接して当該発射管内を移動する第1の受圧体によって、前記第1及び第2の飛翔体を同時に駆動し、当該発射管の他方の端から飛翔させて前記丸棒の一方の端面に衝突させ、前記発射管内に収容された前記第1の飛翔体を、前記第1の受圧体によって、当該発射管の他方の端から飛翔させて前記丸棒の一方の端面に衝突させ、および前記発射管内に収容された前記第2の飛翔体を、当該第2の飛翔体に固定した第2の受圧体によって、当該発射管の他方の端から飛翔させて前記丸棒の一方の端面に衝突させることによって前記丸棒の一方の端面に衝撃を加える手段と、
前記丸棒の他方の端面の運動を計測する入力加速度計測装置と、
前記入力加速度計測装置の計測結果と前記丸棒の他方の端面に取り付けた加速度センサの出力信号とを用いた計算を実行する計算手段とを具え、
前記計算手段は、前記衝撃を加える手段によって、前記第1及び第2の飛翔体を同時に駆動し、飛翔させて前記丸棒の一方の端面に衝突させる第1ステップと、前記第1の飛翔体を駆動し、飛翔させて前記丸棒の一方の端面に衝突させる第2ステップと、前記第2の飛翔体を駆動し、飛翔させて前記丸棒の一方の端面に衝突させる第3ステップとを、同一衝突速度で当該各ステップを実行するという条件を満たして、複数の衝突速度で、順不同または一定の順序で実行した際に、前記各ステップ毎に、前記丸棒の一方の端面に加えられた衝撃により当該丸棒内部に発生する弾性波パルスの当該丸棒の他方の端面での反射により発生する該端面の運動を、前記加速度センサと、前記入力加速度計測装置とによって計測して、前記第1ステップによって得られた前記入力加速度計測装置の計測結果と、前記第2及び第3ステップによって得られた前記入力加速度計測装置の計測結果の和とが等しい範囲内において、前記第1ステップによって得られた前記加速度センサの出力信号と、前記第2及び第3ステップによって得られた前記加速度センサの出力信号の和とを、時間領域及び周波数領域の少なくとも1つで比較することによって当該加速度センサの動的線形性が得られる範囲を計算することを特徴とする飛翔体を用いた加速度センサの動的線形性の計測装置。 - 請求項17において、前記第2の受圧体は、前記第2の飛翔体の前記発射管の一方の端側の端を膜状部材で塞ぐことを特徴とする飛翔体を用いた加速度センサの動的線形性の計測装置。
- 請求項17または18において、前記第1及び第2の飛翔体の少なくとも一方は、その衝突端部の材質がそれ以外の部分の材質と異なっていることを特徴とする飛翔体を用いた加速度センサの動的線形性の計測装置。
- 請求項17乃至19のいずれかにおいて、前記丸棒の一方の端面に金属球を接触させて固定し、当該金属球に前記衝撃を加えることを特徴とする飛翔体を用いた加速度センサの動的線形性の計測装置。
- 請求項17乃至20のいずれかにおいて、前記入力加速度計測装置は、前記丸棒の側面に貼り付けた少なくとも1つのひずみゲージであることを特徴とする飛翔体を用いた加速度センサの動的線形性の計測装置。
- 請求項21において、前記ひずみゲージを前記丸棒の軸方向に複数個貼りつけ、
前記計測手段は、前記丸棒の一方の端面に与えた衝撃によって生じる当該端面から離れた当該丸棒の断面での弾性波パルスのひずみを、当該一方の端面からの距離zと前記衝撃開始からの時間tを変数とし、
と表し、ここで、
はスカラクの解析解の一次項、lpは前記第1または第2の飛翔体の長さ、Cpは前記第1または第2の飛翔体の中の縦波弾性波の伝ぱ速度であり、
前記軸方向の貼りつけ位置毎に異なる前記各ひずみゲージ出力の波形の位相を、前記丸棒の軸方向の一点L 1 における弾性波パルスのひずみ
に変換し、ここで、
は、
であり、
は、位置Ln(n=1・・・N)におけるひずみゲージの断面での平均値、L, L -1 は、ラプラス演算子と逆ラプラス演算子であり、
当該変換後の前記各ひずみゲージ出力を加算してノイズを低減させる信号処理を行うことを特徴とする飛翔体を用いた加速度センサの動的線形性の計測装置。 - 請求項22において、前記計測手段は、前記丸棒の軸方向の一点を代表位置とし、前記加速度センサに印加された入力加速度を求めるために必要になる当該加速度センサを取り付けた丸棒端面に入射する弾性波パルスのひずみを、前記代表位置における弾性波パルスのひずみから求めることを特徴とする飛翔体を用いた加速度センサの動的線形性の計測装置。
- 請求項22または23のいずれかにおいて、前記計測手段は、前記ひずみゲージ出力信号から前記丸棒の他方の端面に入射する弾性波パルスの過渡ひずみ信号を求める際に、前記丸棒の一方の端面に与えた衝撃によって生じる当該端面から離れた当該丸棒の断面での弾性波パルスのひずみを級数に展開したときの解析解の少なくとも1次の項を用いることを特徴とする飛翔体を用いた加速度センサの動的線形性の計測装置。
- 請求項17乃至20のいずれかにおいて、前記入力加速度計測装置は、前記丸棒の他方の端面の運動を非接触で直接計測する装置であることを特徴とする飛翔体を用いた加速度センサの動的線形性の計測装置。
- 請求項17乃至26のいずれかにおいて、前記加速度センサはAC加速度センサであり、前記丸棒は、前記飛翔体の衝突時に水平であることを特徴とする飛翔体を用いた加速度センサの動的線形性の計測装置。
- 請求項17乃至26のいずれかにおいて、前記加速度センサはDC加速度センサであり、前記丸棒は、前記飛翔体の衝突時に垂直であることを特徴とする飛翔体を用いた加速度センサの動的線形性の計測装置。
- 請求項17乃至28のいずれかにおいて、前記第1の飛翔体および第2の飛翔体の少なくとも一方は径方向に分割され軸方向の長さが互いに異なり且つ同一軸上を互いに摺動可能な複数の部材からなる多重構造であり、当該多重構造を構成する各部材の前記丸棒の一方の端面への衝突のタイミングを制御することによって前記丸棒の内部に発生する弾性波の周波数帯域幅を制御可能にしたことを特徴とする飛翔体を用いた加速度センサの動的線形性の計測装置。
- 請求項17乃至29のいずれかにおいて、前記第1の飛翔体の軸方向の長さは、前記第2の飛翔体の軸方向の長さよりも長く、前記第1ステップにおいて、前記第1及び第2の飛翔体を微小時間差で衝突させた場合に、当該微小衝突時間差を検出する検出手段をさらに有し、前記計測手段は、前記検出手段により得られた微小衝突時間差の検出結果に基づいて、前記入力加速度計測装置の計測結果及び前記加速度センサの出力信号を補正することを特徴とする飛翔体を用いた加速度センサの動的線形性の計測装置。
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