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JP4443237B2 - 気送式搬送定置方法および設備 - Google Patents
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JP4443237B2 - 気送式搬送定置方法および設備 - Google Patents

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本発明は、地層処分される廃棄物を大深度の地下に搬入して定置したり、多数の物品を定置位置に配送するための気送式搬送定置方法および設備に関する。
たとえば従来の高レベル放射性廃棄物の地層処分の定置構造として特許文献1が提案されている。これは主要坑道から複数の処分坑道を分岐させ、処分坑道の底部などに廃棄体を定置するものである。このような処分施設を深度約1000mの地下に形成した場合の施設構造は、図33に示すように、地上施設201から斜坑202または立坑203を介して接続された積替組立エリア204を形成し、この積替組立エリア204から主要坑道205を介して各処分坑道206に接続して構成されている。上記構成によれば、地上施設201から斜坑201または立坑202を介して廃棄体と外装部材と緩衝体とをそれぞれ別々に積替組立エリア204に搬入し、この積替組立エリア204で、廃棄体と外装体と緩衝体とを組み立て、さらに別の搬送手段に積み替えて主要坑道205から各処分坑道206にそれぞれ搬入し定置する。
このように廃棄体を搬送して定置するための設備として、斜坑202や立坑203にエレベータ装置やケーブルカーを配置したり、またトラック搬送して、地上施設から積替組立エリア204に搬送し、また主要坑道205と処分坑道206とに自走式搬送台車やコンベヤ装置を設置することが考えられる。
特開2002−48900号公報
しかしながら、上記構成において、トラック搬送では排気ガスが問題となる点、高揚程と遠距離の搬送定置作業に機械式の搬送装置を使用すると、装置コストが高くなり、また廃棄体の埋設では、装置の設置作業や定置後の撤去作業に多大なコストを要する点、さらに廃棄体積替組立エリア204での地下施設内での廃棄体の組立作業と搬送手段の移し替え作業に手間がかかる点などの問題がある。
本発明は、上記問題点を解決して、たとえば廃棄物地層処分のような定置体の搬送と定置とを低コストで能率よく行える気送式搬送定置方法および設備を提供することを目的とする。
請求項1記載の気送式搬送定置方法は、中間施設に設置された気送ポンプユニットから発生される加減圧空気により、中間施設から主要気送通路を介して複数の定置気送通路にそれぞれ気送台車を往復移動させ、気送台車に搭載された定置体を中間施設から前記定置気送通路に搬入定置するに際し、前記気送ポンプユニットにより、気送台車の後方の空気を、主要気送通路から目的の定置気送通路に給気するともに、気送台車の前方の空気を定置気送通路の先端側から連通口から、前記定置気送通路と主要気送通路にそれぞれ並設された循環給排気通路に排気し、これにより気送台車を主要気送通路から定置気送通路に前進移動させて、前記定置気送通路の先端側に定置体を定置させ、前記気送ポンプユニットにより、気送台車の後方の空気を定置気送通路から主要気送通路を介して吸引するとともに、前記循環給排気通路から定置気送通路の先端側の気送台車の前方に給気することにより、空荷の気送台車を定置気送通路から主要気送通路に後退移動させて中間施設に復帰させ、これを繰り返して定置気送通路に定置体を搬入し、単数または複数の定置体の搬入ごとに、定置体が定置された定置気送通路と前記循環給排気通路を先端側から順次埋め戻すものである。
請求項2記載の発明は、気送台車の前進移動時に、気送台車後方に給気して強制加圧するとともに、気送台車前方から循環給排気通路を介して自然排気し、気送台車の後退移動時に、気送台車後方から排気して強制減圧するとともに、気送台車前方に循環給排気通路を介して自然給気するものである。
請求項3記載の発明は、中間施設から伸びる主要気送通路および主要気送通路から分岐された複数の定置気送通路と、定置体を搭載して前記主要気送通路および定置気送通路をそれぞれ移動自在な気送台車と、前記主要気送通路および定置気送通路に給排気する加減圧空気により気送台車を前記中間施設、主要気送通路および定置気送通路との間で往復移動させる気送ポンプユニットと、前記主要気送通路および定置気送通路に沿って並設された循環給排気通路と、前記定置気送通路の定置体の定置位置近傍に設けられて主要気送通路と定置気送通路とを連通する連通口とを具備し、前記気送台車により先端側から定置気送通路に順次搬入定置された定置体を、単数または複数ごとに定置気送通路と循環給排気通路とをそれぞれ埋め戻すように構成されたものである。
請求項4記載の発明は、発進施設から地下の中間施設に接続された連絡気送通路および連絡主給排気通路と、中間施設から地中に伸びる主要気送通路および主要気送通路から分岐された複数の定置気送通路と、前記主要気送通路および定置気送通路に沿って並設された循環給排気通路と、定置体を搭載して前記連絡気送通路、主要気送通路および主要気送通路をそれぞれ移動自在な気送台車と、前記連絡気送通路と連絡主給排気通路とに給排気する加減圧空気により、気送台車を発進施設と中間施設との間で往復移動させるとともに、前記主要気送通路および定置気送通路ならびに循環給排気通路に給排気する加減圧空気により、気送台車を前記中間施設、主要気送通路および定置気送通路の間で往復移動させる気送ポンプユニットとを具備し、前記気送台車に、気送通路内を閉鎖して加減圧空気による駆動力を受けるシール装置と、気送通路を走行自在な案内装置と、定置体を保持するとともに定置体を定置気送通路の所定位置に受渡し可能な定置体保持移載装置とを設け、前記定置体保持移載装置は、縦長の定置体を横置き状態で支持するフォーク部材を昇降して、定置体を定置気送通路の格納部に着地可能で、かつ定置体を着地した状態でフォーク部材を走行方向に抜き出し可能に構成されたものである。
請求項5記載の発明は、1つの通路内に長さ方向に沿う仕切部材を配置して、気送台車が走行移動可能な主要気送通路および定置気送通路と、気送用の空気を流通させる循環給排気通路とをそれぞれ形成し、前記仕切部材を、長さ方向に複数に分割されて移動可能な分割仕切部材により構成するとともに、定置気送通路内で分割仕切部材の一部を削除して連通口を形成し、前記連通口から所定距離基端側に連通口を形成して、該連通口から先端側の定置気送通路に、内部の空気により気送台車の前進を減速停止させる緩衝空間を形成し、前記気送台車に、分割仕切部材を連通口に移動して連通口を移動させる連通口移動装置を設けたものである。
請求項6記載の発明は、発進施設から中間施設に接続された連絡気送通路および連絡給排気通路と、中間施設から伸びる主要気送通路および定置気送通路から分岐された複数の定置気送通路ならびに前記定置気送通路の先端部と連絡給排気通路とを連通する定置用給排気通路と、定置体を搭載して前記連絡気送通路、主要気送通路および定置気送通路をそれぞれ移動自在な気送台車と、前記連絡気送通路と連絡主給排気通路とに給排気する加減圧空気により、気送台車を発進施設と中間施設との間で往復移動させるとともに、前記主要気送通路および定置気送通路ならびに定置用給排気通路に給排気する加減圧空気により、気送台車を前記中間施設、主要気送通路および定置気送通路の間で往復移動させる気送ポンプユニットとを具備し、前記気送台車に、気送通路内を閉鎖して加減圧空気による駆動力を受けるシール装置と、気送通路を走行自在な案内装置と、定置体を保持するとともに定置体を定置気送通路の所定位置に受渡し可能な定置体保持移載装置とを設け、前記定置体保持移載装置は、縦長の定置体を縦置き状態で昇降自在に吊下げ支持する吊下げ昇降装置と、該吊下げ昇降装置に吊下げ支持された定置体を保持する定置体保持装置とを設けて、前記吊下げ昇降装置により定置気送通路の路面に形成された格納部に挿入して定置可能に構成したものである。
請求項1記載の発明によれば、気送ポンプユニットから主要気送通路および目的の定置気送通路に加減圧空気を給排出して、気送台車を主要気送通路と目的の定置気送通路との間で往復移動させ、定置体を定置気送通路の所定位置に搬入することができる。したがって、大深度の地下施設で定置体を搬送するような場合であっても、定置体を効率良く搬送して定置することができる。また定置気送通路と主要気送通路にそれぞれ並設された循環給排気通路を使用して加減圧空気を給排出して気送台車を前進および後進させるので、定置体を搬入後に順次定置気送通路および循環給排気通路を順次埋め戻すことができ、定置体の搬入作業と埋め戻し作業を同時に実施することができ、たとえば地下施設処分場での廃棄物(定置体)の搬入、定置、埋め戻しを効率良く実施することができる。さらにさらにトラック搬送のように排気ガスが出るようなこともなく、無人搬送が可能で安全に作業が行え、機械式の搬送装置のように設備コストや設置作業コストが高くなることもなく、撤去に費用が嵩むことがない。
請求項2記載の発明によれば、気送台車の移動時に、循環給排気通路では自然給気と自然排気を行うので、主要気送通路と目的の定置気送通路との間の分岐部分に対応する循環給排気通路で、空気の切替が不要となり、設備の簡略化が可能となる。
請求項3記載の発明によれば、気送ポンプユニットから主要気送通路および目的の定置気送通路に加減圧空気を給排出して、気送台車を主要気送通路と目的の定置気送通路との間で往復移動させ、定置体を定置気送通路の所定位置に搬入することができる。したがって、大深度の地下施設で定置体を搬送するような場合であっても、定置体を効率良く搬送して定置することができる。また定置気送通路と主要気送通路にそれぞれ並設された循環給排気通路を使用して加減圧空気を給排出して気送台車を前進および後進させるので、定置体を搬入後に順次定置気送通路および循環給排気通路を順次埋め戻すことができ、定置体の搬入作業と埋め戻し作業を同時に実施することができ、地下施設処分場などでの廃棄物の搬入、定置、埋め戻しを効率良く実施することができる。さらにさらにトラック搬送のように排気ガスが出るようなこともなく、無人搬送が可能で安全に作業が行え、機械式の搬送装置のように設備コストや設置作業コストが高くなることもなく、撤去に費用が嵩むことがない。
請求項4記載の発明によれば、気送ポンプユニットから連絡気送通路および連絡主給排気通路に加減圧空気を給排出して、気送台車を発進施設と中間施設との間で往復移動させ、さらに主要気送通路および目的の定置気送通路ならびに循環給排気通路に加減圧空気を給排出して、気送台車を中間施設と目的の定置気送通路との間で往復移動させ、定置体を発進施設から定置気送通路の所定位置に搬入することができる。したがって、大深度の地下施設で定置体を搬送するような場合であっても、定置体を効率良く搬送して定置することができる。また定置気送通路と主要気送通路にそれぞれ並設された循環給排気通路を使用して加減圧空気を給排出して気送台車を前進および後進させるので、定置体を搬入後に順次定置気送通路および循環給排気通路を順次埋め戻すことができ、定置体の搬入作業と埋め戻し作業を同時に実施することができ、地下施設処分場などでの廃棄物の搬入、定置、埋め戻しを効率良く実施することができる。さらにさらにトラック搬送のように排気ガスが出るようなこともなく、無人搬送が可能で安全に作業が行え、機械式の搬送装置のように設備コストや設置作業コストが高くなることもなく、撤去に費用が嵩むことがない。
請求項5記載の発明によれば、仕切部材により分割して1つの通路に主要気送通路および定置気送通路と循環給排気通路とを一体に形成したので、地下施設処分場などの坑道の数を半減することができ、建設コストを大幅に削減することができる。また仕切部材を分割仕切部材により構成して、分割仕切部材の一部を削除することで、定置気送通路と循環給排気通路の連通口を形成し、気送台車の連通口移動装置により分割仕切部材を連通口に移動させることで、定置位置の変位に対応して連通口を移動させ、かつ緩衝空間を形成することができる。これにより、定置気送通路と循環給排気通路を先端側から順次埋め戻すことができ、定置体の搬入作業と埋め戻し作業を同時に実施することができて、地下施設処分場などでの廃棄物の搬入、定置、埋め戻しを効率良く実施することができる。
請求項6記載の発明によれば、気送ポンプユニットから連絡気送通路および連絡気送通路および連絡主給排気通路に加減圧空気を給排出して、気送台車を発進施設と中間施設との間で往復移動させ、さらに主要気送通路および目的の定置気送通路ならびに定置用給排気通路に加減圧空気を給排出して、気送台車を主要気送通路と目的の定置気送通路との間で往復移動させ、定置体を発進施設から定置気送通路の所定位置に搬入することができる。したがって、大深度の地下施設で定置体を搬送するような場合であっても、定置体を効率良く搬送して定置することができる。またトラック搬送のように排気ガスが出るようなこともなく、無人搬送が可能で安全に作業が行え、機械式の搬送装置のように設備コストや設置作業コストが高くなることもなく、撤去に費用が嵩むことがない。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
[第1の実施の形態]
図2に示すように、地下約1000m前後の大深度位置に、主要坑道(主要気送通路)1と、主要坑道1から分岐されて図7に示す多数の廃棄体(定置体)5を定置する処分坑道(定置気送通路)2とを具備した複数の処分定置区画3を有する地下定置処分場4が形成されている。そして各処分坑道2の底壁には、円柱状(図のように逆円錐台形や他の柱形も可能な)の廃棄体5を収容するための立孔状の格納孔(格納部)6がそれぞれ一定間隔ごとに形成されている。
この地下定置処分場4は、処分定置区画3の所定位置に中間施設7が設けられるとともに、地上に地上施設(発進施設)8が設けられており、これら中間施設7と地上施設(発進施設)8との間に、鉛直状(または傾斜ジグザグ状、傾斜直線状)の立坑(連絡気送通路)11が接続されるとともに、中間施設7と地上施設8または地上側との間に主給排気通路(連絡給排気通路)13が連通されている。
図1に示すように、中間施設7には立坑11と主要坑道1とを接続する中継坑道15が設けられるとともに、図3〜図7に示す気送台車10を気送駆動する気送ポンプユニット14が設置されている。また前記立坑11の下端部に主給排気通路13の先端部が接続されており、主給排気通路13の先端部近傍に第1給排気弁17が介在されている。さらに、一端が立坑11の主給排気通路13の接続部の地中側に接続されるとともに、他端が主給排気通路13の第1給排気弁17の地上側に接続された処分用給排気通路(定置用給排気通路)16が設けられている。そして前記処分用給排気通路16の中間部に各処分坑道2の先端側がそれぞれ接続して連通され、処分用給排気通路16の一端側接続部と処分坑道2の間に第2給排気弁18が介在されている。さらに前記主給排気通路13と気送ポンプユニット14との間に、副給排気管19が接続されている。
なお、前記各坑道1,2,11,15はそれぞれ同一構造で円形断面に形成されるとともに、走行用の底壁12が形成され、後述する図3〜図8に示す気送台車10が移動可能に構成されている。
次に図3〜図8を参照して気送台車10を説明する。
図3〜図6に示すように、気送台車10には、廃棄体保持移載装置(定置体保持移載装置)32が搭載された台車フレーム31と、この台車フレーム31の前部フレーム31Fと後部フレーム31Rにそれぞれ配置されて坑道1,2,11,15内を案内する案内装置33,34と、気送台車10を坑道1,2,11内に位置決め固定可能な台車固定装置(アウトリガー装置)35と、台車フレーム31の前部と後部にそれぞれ配置されて坑道1,2,12,15の内壁面に所定隙間をあけてシールする固定式のシール板(シール装置)36F,36Rとが具備されている。
前記案内装置33,34は、坑道1,2,11,15の底壁12を走行自在な左右一対の遊転式走行車輪(案内装置)33と、前部および後部フレーム31F,31Rにそれぞれ設けられて坑道1,2,11,15の左右両側の天井面を転動し走行を案内する左右一対の遊転式ガイド車輪(案内装置)34とで構成されている。
台車固定装置35は、前部および後部フレーム31F,31Rから押付部材をそれぞれ側方に出退自在な油圧式の固定ジャッキにより構成され、4個の固定ジャッキにより押付部材を坑道1,2,11,15の内壁面に押付けて気送台車10を幅方向に位置決めするとともに固定することで、定置作業時に安定して精度良く廃棄体5を格納孔6に投入することができる。
前記廃棄体5は、下部が少し縮径された(テーパ)円柱状に形成され、図8に示すように、天面にツイストロック式の廃棄体ロック装置49の係止具49aが着脱自在な係止孔5aが形成されている。
廃棄体保持移載装置32は、廃棄体5を縦置き状態で昇降自在に吊下げ支持する吊下げ昇降装置41と、該吊下昇降装置41に吊下げ支持された廃棄体5を保持する定置体保持装置42とで構成され、廃棄体5の天面に廃棄体ロック装置49により保持板43が着脱自在に装着されている。前記吊下げ昇降装置41は、台車フレーム31の両側に配置されて昇降フレーム44を案内するパンタグラフ機構(昇降ガイド機構)45と、これらパンタグラフ機構45をそれぞれ上下方向に伸縮させる油圧式の昇降用シリンダ(伸縮駆動装置)46と、固定端が前部および後部フレーム31F,31Rに連結され昇降フレーム44の転向シーブ47を介して可動端が、前記廃棄体ロック装置49を有する保持板43に連結されて倍速機構を構成する吊下用チェーン48とで構成されている。また定置体保持装置42は、前後台車フレーム31F,31Rにそれぞれ対向して出退自在に配置されたロック用シリンダ42aと、これらロック用シリンダ42aに取り付けられて廃棄体5の前後側面に押圧されるロック部材42bとで構成されている。
したがって、定置体保持装置42を解除して昇降用シリンダ45によりパンタグラフ機構44を介して昇降フレーム44を下降することで、吊下用チェーン48により転向シーブ47を介して廃棄体5を倍速(2倍の距離)で下降させ、廃棄体5を処分坑道2の格納孔6に挿入する。そして、昇降フレーム44の下限位置で廃棄体ロック装置49を解除して係止具49aを係止孔5aから抜き出すことにより、廃棄体5から昇降フレーム44を分離し、廃棄体5を格納孔6に定置することができる。
また台車フレーム31の前部には、後述する規制台車60により微調整されて位置決めされる牽引接続部材が設けられている。この牽引接続部材は、図示しないが、油圧の接続継手と電源コネクタを具備し、後述する規制台車60から、昇降用シリンダ45や台車固定装置35の固定ジャッキ、ロック用シリンダ42a、廃棄体ロック装置49の駆動源となる油圧と電力を供給できるように構成されている。
次に、気送台車10を処分坑道2内で所定位置に停止させる規制台車60を図9,図10を参照して説明する。
この規制台車60は、各処分坑道2にそれぞれ1台ずつ配置されて気送台車10を所定位置に位置決めするもので、台車フレーム61上に発電ユニット62および油圧ポンプユニット63がそれぞれ搭載されている。また台車フレーム61の四隅位置に坑道1,2,12,15の底壁を走行自在な走行車輪(案内装置)64が回転自在に配置され、後部の走行車輪64が走行用モータ65aにより走行駆動される自走式走行装置65に構成されている。また台車フレーム61の左右側部で前後位置には、坑道1,2,12,15の左右側面を転動して走行を案内するガイド車輪(案内装置)66と、台車フレーム61を処分坑道2内に固定可能な台車固定装置(アウトリガー)67がそれぞれ設けられ、台車固定装置67は油圧ポンプユニット63からの油圧により伸縮駆動される。
さらに台車フレーム61の前部と後部には、坑道1,2を閉鎖可能な可動式シール装置(シール装置)68,68がそれぞれ設けられている。この可動シール装置68は、台車フレーム61の前後下部に取り付けられた固定シール板68aと、固定シール板68aの内面に沿って昇降自在な可動シール板68bと、可動シール板68bを昇降可能なシール板昇降装置68cとを具備し、前記シール板昇降装置68cは、昇降用モータよりボールねじ軸を回転駆動し、ボールねじ軸に嵌合されて昇降シール板68bに取り付けられた雌ねじ部材を介して可動シール板68bを昇降させるように構成されている。
さらにまた台車フレーム31の前部には、気送台車10を牽引して位置決め可能な台車牽引装置69と、気送台車10に駆動電源および油圧を供給するための駆動源供給装置(図示せず)とが設けられており、コネクタや接続配管装置等を介して気送台車10に駆動電源および油圧が供給される。台車牽引装置69は、気送台車10に設けられた牽引部材31aに係合可能な台車ジョイント69aと、この台車ジョイント69aを出退自在な押し引きシリンダ69bとで構成されている。
したがって、規制台車60が処分坑道2の目的の格納孔6の先端側に停止され、台車固定装置67により台車フレーム61が処分坑道2内に固定される。そして、気送台車10が接近すると、気送ポンプユニット14の送気量を減少させるとともに、可動シール装置68のシール板昇降装置68cを起動して可動シール板68bを上昇させることで、処分坑道2内を移動する空気流量を絞って気送台車10を減速させ、さらに可動シール装置68により処分坑道2内をほぼ締め切ることで、緩衝しつつ規制台車60に隣接して気送台車10停止させ、次いで気送ポンプユニット14を停止させる。ここで台車牽引装置69が届く範囲に気送台車10が停車した場合には、台車牽引装置69により牽引部材31aに係合させて気送台車10を押し引きし、気送台車10を目的の格納孔6の上方位置に正確に位置決めする。しかし、台車牽引装置69が気送台車10の牽引部材31aに届かない場合には、台車固定装置67を解除するとともに可動シール装置68を開放し、自走式走行装置65により規制台車60を移動して台車牽引装置69を牽引部材31aに係合させ、気送台車10を位置決めする。
次いで、主要坑道1から処分坑道2に気送台車10を案内するガイド台車80を図11,図12を参照して説明する。
このガイド台車80は、台車フレーム81上に発電ユニット82および油圧ポンプユニット83がそれぞれ搭載されている。また台車フレーム81の四隅位置に坑道1,2,12,15の底壁を走行自在な走行車輪(案内装置)84が回転自在に配置され、後部の走行車輪84が走行用モータ85により走行駆動される自走式に構成されている。さらに台車フレーム31の左右側部で前後位置には、坑道1,2,12,15の左右側壁を転動して走行を案内するガイド車輪(案内装置)86と、台車フレーム81を坑道1,2,12,15内に固定可能な台車固定装置(アウトリガー)87がそれぞれ設けられ、台車固定装置87は油圧ポンプユニット83からの油圧により油圧式ジャッキの作動端が伸縮駆動されて坑道1,2,12,15の左右の内壁面に突っ張り状態で圧接され、ガイド台車80が固定される。さらにまた、台車フレーム31の前部と後部には、坑道1,2の内壁面に所定の隙間をあけて閉鎖可能な固定式シール板(シール装置)88,88がそれぞれ設けられている。
台車フレーム81の前部には、主要坑道1と処分坑道2との間で気送台車10を案内する台車ガイド装置89が設けられており、この台車ガイド装置89は、気送台車10の旋回外周側のガイド車輪33を案内するガイドプレート89aと、台車フレーム81の前部にガイドプレート89aを支持するレール支持部材89bと、レール支持部材89bを支持するサポート車輪89cとで構成されている。
したがって、ガイド台車80を、気送台車10を案内する目的の処分坑道2との分岐部で下流側の主要坑道1に停止させ、台車固定装置87により台車フレーム81を主要坑道1内に固定してシール板88により主要坑道1を締め切り、台車ガイド装置89のガイドプレート89aを主要坑道1の側壁面から主要坑道1を横断して目的の処分坑道2に側壁面に掛け渡す。これにより後述する「処分孔送り工程」で、主要坑道1を走行する気送台車10のガイド車輪33を処分坑道2の側壁面まで案内して気送台車10を処分坑道2に導入することができ、また後述する「処分孔返送工程」で、処分坑道2から出てきた気送台車10のガイド車輪33を主要坑道1の側壁面まで案内して気送台車10を主要坑道1に導入することができる。
次に中間施設7に設置された気送ポンプユニット14の構造と、気送台車10の搬送動作を図1と図13〜図16を参照して説明する。
図1に示すように、気送ポンプユニット14は、気送ポンプ22と、中継坑道15の中継位置20の入口側に介在されて中継坑道15を開閉自在な第1開閉装置21Aと、中継位置20の出口側に介在されて中継坑道15を開閉自在な第2開閉装置21Bと、副給排気管19から気送ポンプ22の吸込口に直列に接続された第3吸引管23Cおよび第1吸引管23Aと、第3吸引管23Cと第1吸引管23Aの接続部から中継坑道20の入口側に接続された第2吸引管23Bと、第1〜第3吸引管23A〜23Cにそれぞれ介在された第1〜第3吸引弁26A〜26Cと、気送ポンプ22の吐出口から出口側の中継坑道20に直列に接続された第1吐出管24Aおよび第2吐出管24Bと、第1吐出管24Aと第2吐出管24Bの接続部から副給排気管19に接続された第2吐出管24Cと、第2,第3吐出管24B,24Cにそれぞれ介在された第1,第2吐出弁27A,27Bと、第1吐出管24Aと第2吸引管23Bとの間に接続されたバイパス管25と、バイパス管25に介在されたバイパス弁28とが具備されている。
上記構成において、気送台車10を地上施設8から立坑11を介して中間施設7に搬入する「地下送り工程」では、図13に示すように、第1,第2給排気弁17,18を閉じ、第1開閉装置21Aを開、第2開閉装置21Bを閉とし、バイパス弁28を開で、第2吐出弁27Bを流量調整し、他の弁26A〜26C,27Aを閉じ、気送ポンプ22を停止させた状態で、気送台車10を立坑11に投入すると、気送台車10は下降方向前方の空気が緩衝して制動され、下降方向前方の空気がバイパス管25、第2吐出管24B、第2吐出管24Cから副給排気管19を介して主給排気通路13に排出されつつ、第2吐出弁27Bを流量調整することにより気送台車10が最適な速度で立坑11を降下させ中継位置20に到達させる。
また気送台車10を中継位置20から処分坑道2に搬送する「処分孔送り工程」では、図14に示すように、目的の処分坑道1の分岐部下流側の主要坑道1に、主要坑道1を閉鎖して気送台車10を処分坑道2に案内するガイド台車80が配置されるとともに、処分坑道2を閉鎖して気送台車10を所定位置に停止可能な規制台車60が配置されている。そして、第1開閉装置21Aを閉、第2開閉装置21Bを開とし、第1,第2吐出弁27A,27B、第2吸引弁26Bを閉じ、第1,第3吸引弁26A,26Cおよびバイパス弁28を開け、気送ポンプ22を起動することで、気送ポンプ22の吐出口から第1吐出管24A、バイパス管25および第2吸引管23Bを介して加圧空気が中継位置20の入口側に送気される。この加圧空気により気送台車10が押されて主要坑道1内を移動し、さらにガイド台車80により目的の処分坑道2に送られる。この時、気送台車10の前方の空気は、主要坑道1から処分坑道2を介して処分用給排気通路16に送られ(第1,第2給排気弁17,18は閉)、さらに主給排気通路13を通って地上側に排出される。さらに処分坑道2内では、規制台車60により目的の格納孔6の上方に停止されて位置決めされ、気送台車10から廃棄体5が格納孔6に挿入される。
次いで廃棄体5を格納孔6に投入した後に、空の気送台車10を中継位置20に戻す「処分孔返送工程」では、図15に示すように、第1開閉装置21Aを閉、第2開閉装置21Bを開としたまま、第2吐出弁27Bを開,第1吐出弁27A、バイパス弁28を閉とし、さらに第3吸引弁26Cを閉じ、第1,第2吸引弁26A,26Bを開け、規制台車60による処分坑道2の閉鎖を解除する。そして、気送ポンプ22を起動することで、処分用給排気用通路16の空気を処分坑道2の気送台車10の前方に導入するとともに、気送台車10の後方の処分坑道2の空気を主要坑道1から中継坑道15、第2吸引管23B、第1吸引管23Aを介して気送ポンプ22に吸引することで、気送台車10を処分坑道2から主要坑道1を介して中継坑道15の中継位置20まで移動させる。気送ポンプ22の吐出口から排出される空気は、第1吐出管24A,第3吐出管24C、副給排気管19を介して主給排気通路13に排出される。
さらにまた空の気送台車10を中継位置20から地上施設8に戻す「地上返送工程」では、図16に示すように、第1開閉装置21Aを開、第2開閉装置21Bを閉とし、第1,第2給排気弁17,18を閉じる。そして、第1吐出弁27Aを開、第2吐出弁27B,バイパス弁28を閉とし、第1,第3給気弁26A,26Cを開、第2給気弁26Bを開として、気送ポンプ22を起動する。これにより主給排気通路13の空気を副給排気管19から第3給気管23C、第1給気管23Aを介して気送ポンプ22の吸引口に吸引し、気送ポンプ22の吐出口から第1,第2吐出管24A,24Bを介して中継坑道15に供給し、気送台車10を中継坑道15から立坑11に沿って上昇移動させ地上施設8に到達させる。
また気送台車10を複数台、たとえば5台を1ロットとして処分坑道2に廃棄体5を搬入する場合には、図17(a)(b)に示すように、ガイド台車80を上流側の処分坑道2aから順に下流側の処分坑道2eに案内して導入し、任意に格納孔に対して移載作業を行った後、空の気送台車10を順次返送すればよい。
上記実施の形態によれば、気送ポンプユニット14により坑道に加減圧空気を給排出して、廃棄体5を搭載した気送台車10を、地上施設8から立坑11または斜坑12、中継坑道15、主要坑道1および処分坑道2を移動させて搬送することができる。したがって、大深度の定置処分場4に廃棄体5を搬送する場合であっても、途中で乗せ替えたり、組立たりすることなく、連続して搬送して効率良く定置することができる。また気送台車10を気送搬送するので、トラック搬送のように排気ガスが出るようなこともなく、安全で無人搬送が可能となり、また高揚程および遠距離の搬送作業であっても、機械式の搬送装置のように設備コストや設置および撤去作業コストが少なく、撤去に費用が嵩むことがない。
また廃棄体支持移載装置35により廃棄体5を安定して保持して気送搬送することができるとともに、処分坑道2に設けられた格納孔6に廃棄体5を移載でき、廃棄体の搬送と移載が効率良く行うことができる。
さらにまた処分坑道2に、処分坑道2を閉鎖開放して気送台車10を停止可能な廃棄体支持移載装置60を設けたので、格納孔6毎に気送台車10を停止する装置が不要となり、設備コストを大幅に低減することができる。規制台車60に、気送台車10を位置決めする台車牽引装置69を設けたので、格納孔6に対応して気送台車10を精度よく位置決めすることができ、廃棄体5の移載作業をスムーズに行うことができる。
また主要坑道1から目的の処分坑道2への分岐部に、ガイド台車80を配置したので、可動式の案内装置をそれぞれ設置するのではなく、従来のように定置気送通路の分岐部毎に可動式の案内装置をそれぞれ設置する必要がなくなり、設備コストを大幅に低減することができる。またガイド台車80を配置して主要坑道を閉鎖することで、確実に気送台車を目的の処分坑道2にスムーズに案内することができ、加減圧空気の圧力を有効に利用することができる。
[第2の実施の形態]
第2の実施の形態を図18〜図32を参照して説明する。なお、第1の実施の形態と同一部材には同一符号を付して説明する。
第2の実施の形態では、図18〜図23に示すように、気送台車110により円柱状の廃棄体100を横置き搬送し、処分坑道(定置気送通路)2の底部中央に走行方向に形成された凹溝102に順次定置するとともに、単数または複数の定置体5の搬入毎に処分坑道2を先端から順に埋め戻していくものである。したがって、第1の実施の形態の処分用給排気通路(定置用給排気通路)16は使用できないため、主要坑道1および処分坑道2には、循環給排気路通路103,104が長さ方向に沿って一体形成されている。
以下、詳細を説明する。
中間施設7と地上施設8との間に傾斜状に形成された斜坑(連絡気送通路)12は、図19(a)に示すように、円形断面の上部が閉塞された略半月形断面に形成されている。下部の主要坑道(主要気送通路)1と中継坑道15は、図19(b)に示すように、円形断面のトンネル内中央上部に、仕切板(仕切部材)105が配置されて上下に二分割され、上部の循環給排気路通路103と下部の主要坑道(主要気送通路)1,上部の循環給排気路通路104と下部の処分坑道2がそれぞれ一体に形成されている。図32に示すように、少なくとも処分坑道2に設けられた仕切板105は、長さ方向に一定間隔毎に分割された分割仕切板(分割仕切部材)107が、左右側壁の支持体108を介して下方から支持されて移動可能に構成されるとともに、先端側で一部の分割仕切板107が削除されて処分坑道2と循環給排気路通路104とを連通する連通口109が形成されている。したがって、連通口109に隣接する分割仕切板107を持ち上げて連通口109に移動して閉鎖することにより、連通口109を元の分割仕切板107の位置に開口させることができる。
これら主要坑道1および処分坑道2ならびに斜坑11は、底壁部の中央に円柱形の凹溝101,102がそれぞれ形成され、凹溝101,102の両側が走行面106に構成されている。そして処分坑道2の凹溝102が格納部に構成されている。
図20〜図23に示すように、自走可能な気送台車110は、後部の駆動台車部111と前部の支持台車部112とが上下左右方向に変向自在な連結部材113を介して連結されている。
前記駆動台車部111には、その駆動台車本体113で走行モータの出力軸にクラッチを介して連結連動されかつ坑道1,2,11,15の走行面106を転動自在な駆動式式走行車輪(案内装置)114と、坑道1,2,11,15の側壁を転動するガイド車輪115と、駆動台車本体113の前部および後部に設けられて周辺部が坑道1,2,11,15の内壁面に近接する前後の固定シール板(シール装置)116と、駆動台車本体113に設けられた油圧式固定ジャッキにより押圧部材を対向する坑道1,2,11の内壁面に突出して突っ張り状態で気送台車110を位置決め固定可能な台車固定装置(アウトリガー装置)117と、分割仕切板107を下方から持ち上げて移動可能な連通口移動装置120とが具備され、駆動台車フレーム111に内に駆動用の油圧ユニット118や発電ユニット119などを装備されている。
また連通口移動装置120は、たとえば分割仕切板107の四隅近傍に対応して配置された4本の仕切板用リフトジャッキ120aにより構成され、仕切板用リフトジャッキ120aを進展して連通口109に隣接する分割仕切板107を持ち上げ、気送台車110を連通口109に移動して分割仕切板107を支持体108上に着地させることにより、緩衝空間145を形成しつつ連通口109を基端側に変位させることができる。
前記支持台車部112は、廃棄体100の直径より大きい間隔をあけて互いに平行に配置された左右一対のフォークフレーム124と、これらフォークフレーム124を後部で連結する連結フレーム125とにより、平面視で前部が開放されたチャンネル形に形成されている。また左右のフォークフレーム124は前フォーク部124aと後フォーク部124bに分割されて、ヒンジ部材126を介して幅方向の水平軸心周りに上下回動自在に連結され、坑道1,2,11の勾配の変化に対応して前後フォーク部124a,124bが所定範囲で屈曲自在に構成されている。また、フォークフレーム124には、坑道1,2,11,15の走行面106を転動する遊転式走行車輪(案内装置)121および坑道1,2,11,15の側壁を転動する遊転式ガイド車輪(案内装置)122と、廃棄体100を保持するとともに定置位置に定置可能な廃棄体保持移載装置(定置体保持移載装置)123とが設けられている。
この第2の実施の形態では、気送台車10に発電ユニット119を搭載して自走可能に構成することで、実施の形態1における規制台車60が不要となっている。
前記廃棄体100は、円柱状に形成されるとともに胴部の同一側面側に略半周方向の2つの係合溝100aが所定間隔をあけて形成され、これら係合溝100aにそれぞれU字型で両端部に腕部100cが突設された保持治具100bが装着されている。
前記廃棄体保持移載装置123は、左右のフォーク部124a,124bにそれぞれ立設配置されたリフトジャッキ126により構成され、リフトジャッキ126のロッド部で前記保持治具100bの腕部100cを下方から着脱自在に支持させ、廃棄体100を昇降自在に保持するように構成されている。なお、図示しないが、リフトジャッキ126の進展、上昇位置で廃棄体100を直接または保持治具100bを介して固定する保持具が設けられている。
したがって、処分坑道2の定置位置に停止された後、リフトジャッキ126を収縮して廃棄体100を下降させ凹部102に着地させる。さらにリフトジャッキ126を収縮してロッドを腕部5qから離脱させた後、気送台車110を後退させて、廃棄体100を保持治具100bと共に凹部102に定置することができる。
次いで、主要坑道1から処分坑道2に気送台車110を案内するガイド台車130を、図24および図25に基いて説明する。
前記ガイド台車130は、台車本体131の両側にそれぞれに設けられて坑道1の走行面106を転動する駆動式式走行車輪(案内装置)132および坑道1,2,11,15の側壁を転動するガイド車輪133と、台車本体131の前部および後部に設けられて周辺部が坑道1,2,11,15の内壁面に近接する前後のシール板(シール装置)134と、台車本体111に設けられた油圧式固定ジャッキにより押圧部材を対向する坑道1,2,11の内壁面間に突っ張り状態で気送台車110を位置決め固定可能な台車固定装置(アウトリガー装置)135とを具備し、台車本体131内に駆動用の油圧ユニット136や発電ユニット137などを装備している。
また台車本体131の前部に設けられて気送台車110を案内するガイド装置141は、左右の一方の前方から他方の後方に斜めに主要坑道1を横切るガイドプレート142と、このガイドプレート142を支持する支持部材143と、走行面106を転動する補助車輪144とで構成され、ガイドプレート142により主要坑道1から処分坑道2に、または処分坑道2から主要坑道1に走行する気送台車110のガイド車輪115,122を案内するように構成されている。
次に中間施設2に設置された気送ポンプユニット150の構造と、気送台車110の搬送動作を図26〜図31を参照して説明する。
図26に示すように、気送ポンプユニット150は、気送ポンプ151の吐出口から副給排気管19に接続された第1吐出管152Aに、第1吐出弁153Aが介在されている。また第1吐出弁153Aの入口側の第1吐出管152Aと、中継位置20の入口側の中継坑道15とが第2吐出管152Bにより接続され、この第2吐出管152Bには、第1吐出管152A側に第2吐出弁153Bが介在されるとともに、中継坑道15側に第3吐出弁153Cが介在されている。気送ポンプ22の吸気口と中継位置20の出口側の中継坑道15と間に吸引管154が接続され、この吸引管154には、気送ポンプ22側に第1吸引弁155Aが介在されるとともに、中継坑道15側に第2吸引弁155Bが介在されている。さらに第1吸引弁155Aの入口側の吸引管154と、第1吐出弁153Aの出口側の第1吐出管152Aの間に、バイパス弁157を有する第1バイパス管156Aが接続されている。さらにまた第2吐出弁153Bと第3吐出弁153Cの間の第2吐出管152Bと、第1吸引弁155Aと第2吸引弁155Bの間の吸引管154との間に第2バイパス管156Bが接続されている。また循環給排気路通路102の入口と主給排気通路13との間に循環バイパス管158が接続されている。
上記構成において、気送台車110を地上施設8から斜坑12を介して中間施設7に搬入する「地下送り工程」では、図27に示すように、第2,第3吐出弁153B,153Cとバイパス弁157を閉じ、第1開閉装置21Aを開、第2開閉装置21Bを閉とし、さらに第1吐出弁153A,第1,第2吸引弁155A,155B閉とした状態で、気送ポンプ151を起動させる。そして気送台車110を斜坑12に投入すると、気送台車110は下降方向前方の空気が圧縮されて緩衝制動され、下降方向前方の空気が中間経路坑道から吸引管154を介して気送ポンプ151に吸引され、第1吐出管153Aから副給排気管19を介して主給排気通路13に排出される。ここで気送ポンプ151の吐出流量を調整することにより、気送台車110が最適な速度で斜坑12を降下させて中継位置20に到達させる。
また気送台車10を中継位置20から処分坑道2に搬送する「処分孔送り工程」では、図28に示すように、目的の処分坑道1の分岐部下流側の主要坑道1に、主要坑道1を閉鎖して気送台車10を処分坑道2に案内するガイド台車80が配置される。また処分坑道2では、連通口109が定置位置よりも手前位置に開口されている。
そして、第1開閉装置21Aを閉、第2開閉装置21Bを開とし、第1吐出弁153Aと第1,第2吸引弁155A,155Bとを閉じ、第2,第3吐出弁153B,153Cとバイパス弁157を開け、気送ポンプ151を起動することで、気送ポンプ150の吐出口から第2吐出管152を介して加圧空気が中継位置20の入口側に送気される。この加圧空気により気送台車110が押されて主要坑道1内を移動し、さらにガイド台車80により目的の処分坑道2に送られる。この時、気送台車10の前方の空気は、主要坑道1および処分坑道2から連通口109を介して循環排気通路104,103に流入する。さらに循環バイパス管158から主給排気通路13に排出される。
気送台車110が処分坑道2を移動し、連通口109を通過すると、図32(a)〜(c)に示すように、連通口109より先端側の緩衝空間145の空気が緩衝材となり、気送台車110が減速されて停止される。気送台車110は自走により所定の定置位置まで移動して、廃棄体100を凹溝102に定置した後、連通口109より入口側に後退移動される。この時、凹溝102内に廃棄体100が定置される毎に、または凹溝102内に所定個数の廃棄体100が定置される毎に、気送台車110の連通口移動装置120により分割仕切板107を既設の連通口109に移動させて閉じ、移動させた分割仕切板107の除去空間を連通口109として基端側に順次移動させる。
次いで空の気送台車110を中継位置20に戻す「処分孔返送工程」では、図29に示すように、第1開閉装置21Aを閉、第2開閉装置21Bを開としたまま、第2,第3吐出弁153B,153Cとバイパス弁157を閉とし、第1吐出弁153A,第1,第2吸引弁155A,155Bを開ける。そして気送ポンプ22を起動することで、気送台車10後方の処分坑道2および主要坑道1の空気を吸気管154から吸引し、気送ポンプ22の吐出口から第1吐出管152Aおよび副給排気管19を介して主給排気通路13に排出する。また気送台車10の前方の空気は、主給排気通路13から循環バイパス管158を介して循環排気通路103に流入させ、さらに循環排気通路104から連通口109を介して処分坑道2および主要坑道1に流入させる。これにより、気送台車110を処分坑道2から主要坑道1を介して中継位置20に到達させる。この時、吸引管154は中継位置20の出口側(主要坑道1側)に開口しているため、中継坑道15のが緩衝空間となって中継位置20近傍に停止される。なお、気送台車110の停止位置が出口側寄りの場合には、図30に示すように、第2吸引弁155Bを閉じるとともに第3吐出弁153Cを開け、中継坑道15の入口側の第2吐出管152Bから第2バイパス管156B、吸引管154を介して気送ポンプ151に吸引することにより、気送台車110を入口側に移動させることができる。または自走させてもよい。
なお、ここでは循環排気通路103を開放して自然排気または自然給気するように構成している。すなわち、気送台車110の後方の空気を強制加圧または強制減圧し、気送台車110の前方の空気を循環排気通路103介して自然排気または自然給気することにより、気送台車110を前進移動または後退移動させる。ここで、循環排気通路103の空気を強制給気または強制排気すると、主要坑道1と一体の循環排気通路102と処分坑道2と一体の循環排気通路103の分岐部分に、開閉を動作を行う開閉装置が必要であり、設備コストが嵩むことになる。
この後、所定個数の廃棄体100が凹溝103に定置されると、坑道1,2,12,15を走行移動自在なポンプ台車(図示せず)などを使用して、処分坑道2を先端側から順次埋め戻しを行う。
さらにまた空の気送台車110を中継位置20から地上施設8に戻す「地上返送工程」では、図31に示すように、第1吐出弁153A,第3吐出弁153Cおよび第1吸引弁155Aを閉じ、第2吐出弁153B、第2吸引弁155Bを閉じ、気送ポンプ151を起動する。これにより主給排気通路13の空気を副給排気管19から第1バイパス管156A、吸引管154を介して気送ポンプ22に吸引し、気送ポンプ22の吐出口から第1,第2吐出管152A,152B、第2バイパス管156Bを介して中継坑道15の出口側に供給し、気送台車110を中継坑道15から斜坑12に沿って上昇移動させ地上施設8に到達させる。
上記実施の形態によれば、気送ポンプユニット150から斜坑12および主給排気通路13に加減圧空気を給排出して、気送台車120を地上施設8と中間施設7との間で往復移動させ、さらに主要坑道1および目的の処分坑道2ならびに循環給排気通路103,104に加減圧空気を給排出して、気送台車110を主要坑道1と目的の処分坑道2との間で往復移動させ、廃棄体100を地上施設8から中継施設7を介して処分坑道2の凹溝102に搬入することができる。したがって、大深度の地下定置処分場4に廃棄体100を搬送するような場合であっても、廃棄体100を効率良く搬送して定置することができる。
また処分坑道2と主要坑道1と、これら処分坑道2と主要坑道1に仕切板105を介して一体に形成された循環給排気通路103,104とに加減圧空気を給排出して気送台車120を前進および後進させるので、廃棄体5を搬入後に処分坑道2および循環給排気通路104を順次埋め戻すことができる。これにより、廃棄体100の搬入作業と埋め戻し作業を同時に実施することができ、地下施設処分場4での廃棄体5の搬入、定置、埋め戻しを効率良く実施することができる。さらにトラック搬送のように排気ガスが出るようなこともなく、無人搬送が可能で安全に作業が行え、機械式の搬送装置のように設備コストや設置作業コストが高くなることもなく、撤去に費用が嵩むことがない。
また仕切板105により1つの通路内に主要坑道1および処分坑道2と循環給排気通路103,104とを一体に形成したので、地下施設処分場4の坑道や通路の数を半減することができ、建設コストを大幅に削減することができる。また長さ方向に分割された分割仕切板107により構成し、分割仕切板107の一部を削除することで、処分坑道2と循環給排気通路104の連通口109を形成し、気送台車110の連通口移動装置120により分割仕切部材107を連通口109に移動させることで、定置位置の変位に対応して連通口109を移動させ、かつ緩衝空間145を形成することができる。これにより、処分坑道2と循環給排気通路104を先端側から順次埋め戻すことができ、処分坑道2の形成増設と、廃棄体100の搬入作業と、処分坑道2と循環給排気通路104の埋め戻し作業とを、同時に実施することができ、地下施設処分場4での廃棄体100の搬入、定置、埋め戻しを効率良く実施することができる。
さらに、気送台車110の移動時において、気送ポンプユニット150により、主要坑道1、処分坑道2、中継坑道15を強制給気または強制排気するとともに、循環給排気通路103,104を自然排気と自然給気することにより、気送台車110を走行移動させるので、循環給排気通路103,104の主要坑道1と処分坑道2の分岐部分に対応部分で開閉して空気の流動方向の切替が不要となり、設備の簡略化が可能となる。
本発明に係る廃棄物の気送式搬送定置設備の第1の実施の形態を示し、気送ポンプユニットの構成図である。 同気送式搬送定置設備を装備した定置処分場を示す地中の全体鳥瞰図である。 同気送台車の側面断面図である。 同気送台車の平面図である。 同気送台車の正面図である。 同気送台車の正面断面図である。 同気送台車の定置作業を示す側面断面図である。 同廃棄体と保持板との係止部を示す側面断面図である。 同規制台車を示す側面図である。 (a)(b)はそれぞれ規制台車を示し、(a)は可動シール装置の開放状態の正面図で、(b)は可動シール装置の閉鎖状態を示す正面図である。 同ガイド台車を示す側面図である。 同ガイド台車を示す平面図である。 同気送ポンプユニットによる気送台車の「地下送り工程」の動作説明図である。 同気送ポンプユニットによる気送台車の「処分孔送り工程」の動作説明図である。 同気送ポンプユニットによる気送台車の「処分孔返送工程」の動作説明図である。 同気送ポンプユニットによる気送台車の「地上返送工程」の動作説明図である。 (a)(b)はそれぞれ同複数の気送台車による定置作業を説明する動作説明図である。 本発明に係る廃棄物の気送式搬送定置設備の第2の実施の形態を示し、斜坑の横断面図である。 同主要坑道および処分坑道の横断面図である。 同気送台車の側面図である。 同気送台車の平面図である。 同気送台車の正面図である。 同気送台車の背面図である。 同ガイド台車の平面図である。 同ガイド台車の側面図である。 同気送ポンプユニットの構成図である。 同気送ポンプユニットによる気送台車の「地下送り工程」の動作説明図である。 同気送ポンプユニットによる気送台車の「処分孔送り工程」の動作説明図である。 同気送ポンプユニットによる気送台車の「処分孔返送工程」の動作説明図である。 同気送ポンプユニットによる気送台車の「処分孔返送工程」の変形例を示す動作説明図である。 同気送ポンプユニットによる気送台車の「地上返送工程」の動作説明図である。 (a)〜(c)は同気送台車による廃棄体の定置動作を示す説明図である。 従来の廃棄物の地層処分施設の構造を示す構成図である。
符号の説明
1 主要坑道(主要気送通路)
2 処分坑道(定置気送通路)
3 処分定置区画
4 定置処分場
5 廃棄体
5e 吊手部
6 格納孔(格納部)
7 中間施設
8 地上施設(発進施設)
10 気送台車
11 立坑(連絡気送通路)
12 斜坑(連絡気送通路)
13 主給排気通路(連絡給排気通路)
14 気送ポンプユニット
15 中継坑道
16 処分用給排気通路(定置用給排気通路)
20 中継位置
22 気送ポンプ
23A〜C 第1〜3吸引管
24A〜C 第1〜3吐出管
25 バイパス管
26A〜C 第1〜3吸引開閉弁
27A,B 第1,2吐出開閉弁
28 バイパス開閉弁
31 台車フレーム
32 廃棄体保持移載装置
33 走行車輪(ガイド装置)
34 ガイド車輪(ガイド装置)
35 台車固定装置
36R,36F シール板(シール装置)
41 吊下昇降装置
42 定置体保持装置
49 廃棄体ロック装置
60 規制台車
62 発電ユニット
63 油圧ポンプユニット
67 台車固定装置
68 可動式シール装置
69 台車牽引装置
80 ガイド台車
87 台車固定装置
88 固定シール板
89 台車ガイド装置
100 廃棄体
100b 保持治具
101,102 凹溝
103,104 循環給排気通路
105 仕切板
106 走行面
107 分割仕切板
109 連通口
110 気送台車
114 走行車輪
115 ガイド車輪
116 固定シール板
117 台車固定装置
118 油圧ユニット
119 発電ユニット
120 連通口移動装置
121 走行車輪
122 ガイド車輪
123 廃棄体保持移載装置
124 フォークフレーム
127 リフトジャッキ
130 ガイド台車
134 シール板
135 台車固体装置
141 ガイド装置
142 ガイドプレート
145 緩衝空間
150 気送ポンプユニット
151 気送ポンプ
152A,152B 第1,第2吐出管
153A〜153C 第1〜第3吐出弁
154 吸引管
155A,155B 第1,第2吸引弁
156A,156B 第1,第2バイパス管
157 バイパス弁
158 循環給排気弁
159 循環バイパス管

Claims (6)

  1. 中間施設に設置された気送ポンプユニットから発生される加減圧空気により、中間施設から主要気送通路を介して複数の定置気送通路にそれぞれ気送台車を往復移動させ、気送台車に搭載された定置体を中間施設から前記定置気送通路に搬入定置するに際し、
    前記気送ポンプユニットにより、気送台車の後方の空気を、主要気送通路から目的の定置気送通路に給気するともに、気送台車の前方の空気を定置気送通路の先端側から連通口から、前記定置気送通路と主要気送通路にそれぞれ並設された循環給排気通路に排気し、これにより気送台車を主要気送通路から定置気送通路に前進移動させて、前記定置気送通路の先端側に定置体を定置させ、
    前記気送ポンプユニットにより、気送台車の後方の空気を定置気送通路から主要気送通路を介して吸引するとともに、前記循環給排気通路から定置気送通路の先端側の気送台車の前方に給気することにより、空荷の気送台車を定置気送通路から主要気送通路に後退移動させて中間施設に復帰させ、
    これを繰り返して定置気送通路に定置体を搬入し、単数または複数の定置体の搬入ごとに、定置体が定置された定置気送通路と前記循環給排気通路を先端側から順次埋め戻す
    ことを特徴とする気送式搬送定置方法。
  2. 気送台車の前進移動時に、気送台車後方に給気して強制加圧するとともに、気送台車前方から循環給排気通路を介して自然排気し、
    気送台車の後退移動時に、気送台車後方から排気して強制減圧するとともに、気送台車前方に循環給排気通路を介して自然給気する
    ことを特徴とする請求項1記載の気送式搬送定置方法。
  3. 中間施設から伸びる主要気送通路および主要気送通路から分岐された複数の定置気送通路と、
    定置体を搭載して前記主要気送通路および定置気送通路をそれぞれ移動自在な気送台車と、
    前記主要気送通路および定置気送通路に給排気する加減圧空気により気送台車を前記中間施設、主要気送通路および定置気送通路との間で往復移動させる気送ポンプユニットと、
    前記主要気送通路および定置気送通路に沿って並設された循環給排気通路と、
    前記定置気送通路の定置体の定置位置近傍に設けられて主要気送通路と定置気送通路とを連通する連通口とを具備し、
    前記気送台車により先端側から定置気送通路に順次搬入定置された定置体を、単数または複数ごとに定置気送通路と循環給排気通路とをそれぞれ埋め戻すように構成された
    ことを特徴とする気送式搬送定置設備。
  4. 発進施設から地下の中間施設に接続された連絡気送通路および連絡主給排気通路と、
    中間施設から地中に伸びる主要気送通路および主要気送通路から分岐された複数の定置気送通路と、
    前記主要気送通路および定置気送通路に沿って並設された循環給排気通路と、
    定置体を搭載して前記連絡気送通路、主要気送通路および主要気送通路をそれぞれ移動自在な気送台車と、
    前記連絡気送通路と連絡主給排気通路とに給排気する加減圧空気により、気送台車を発進施設と中間施設との間で往復移動させるとともに、前記主要気送通路および定置気送通路ならびに循環給排気通路に給排気する加減圧空気により、気送台車を前記中間施設、主要気送通路および定置気送通路の間で往復移動させる気送ポンプユニットとを具備し、
    前記気送台車に、気送通路内を閉鎖して加減圧空気による駆動力を受けるシール装置と、気送通路を走行自在な案内装置と、定置体を保持するとともに定置体を定置気送通路の所定位置に受渡し可能な定置体保持移載装置とを設け、
    前記定置体保持移載装置は、縦長の定置体を横置き状態で支持するフォーク部材を昇降して、定置体を定置気送通路の格納部に着地可能で、かつ定置体を着地した状態でフォーク部材を走行方向に抜き出し可能に構成された
    ことを特徴とする気送式搬送定置設備。
  5. 1つの通路内に長さ方向に沿う仕切部材を配置して、気送台車が走行移動可能な主要気送通路および定置気送通路と、気送用の空気を流通させる循環給排気通路とをそれぞれ形成し、
    前記仕切部材を、長さ方向に複数に分割されて移動可能な分割仕切部材により構成するとともに、定置気送通路内で分割仕切部材の一部を削除して連通口を形成し、
    前記連通口から所定距離基端側に連通口を形成して、該連通口から先端側の定置気送通路に、内部の空気により気送台車の前進を減速停止させる緩衝空間を形成し、
    前記気送台車に、分割仕切部材を連通口に移動して連通口を移動させる連通口移動装置を設けた
    ことを特徴とする請求項3または4記載の気送式搬送定置設備。
  6. 発進施設から中間施設に接続された連絡気送通路および連絡給排気通路と、
    中間施設から伸びる主要気送通路および定置気送通路から分岐された複数の定置気送通路ならびに前記定置気送通路の先端部と連絡給排気通路とを連通する定置用給排気通路と、
    定置体を搭載して前記連絡気送通路、主要気送通路および定置気送通路をそれぞれ移動自在な気送台車と、
    前記連絡気送通路と連絡主給排気通路とに給排気する加減圧空気により、気送台車を発進施設と中間施設との間で往復移動させるとともに、前記主要気送通路および定置気送通路ならびに定置用給排気通路に給排気する加減圧空気により、気送台車を前記中間施設、主要気送通路および定置気送通路の間で往復移動させる気送ポンプユニットとを具備し、
    前記気送台車に、気送通路内を閉鎖して加減圧空気による駆動力を受けるシール装置と、気送通路を走行自在な案内装置と、定置体を保持するとともに定置体を定置気送通路の所定位置に受渡し可能な定置体保持移載装置とを設け、
    前記定置体保持移載装置は、縦長の定置体を縦置き状態で昇降自在に吊下げ支持する吊下げ昇降装置と、該吊下げ昇降装置に吊下げ支持された定置体を保持する定置体保持装置とを設けて、前記吊下げ昇降装置により定置気送通路の路面に形成された格納部に挿入して定置可能に構成した
    ことを特徴とする気送式搬送定置設備。
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