JP4443458B2 - 紙製計量スプーン - Google Patents
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Description
下記特許文献1および特許文献2には、紙製計量スプーンが開示されており、また、特許文献3には、板材から簡単に組み立てられる計量等の使用時の安定性を向上させることができる計量スプーンが開示されている。
第一実施形態の紙製計量スプーンSをその展開状態を示す図2について説明すると、上記板状紙1が、直角四辺形の底壁2と、該底壁2の一対の対向辺それぞれに連設された一対の直角四辺形の側壁3、3と、該底壁2の別の一対の対向辺それぞれに連設された一対の直角四辺形の前壁4及び後壁5と、該後壁5を挟んで上記一対の側壁3、3それぞれに連設された一対の把持片6、6とからなっている。各連設部は何れも谷折される折曲部B1、B2、B3を形成しており、且つ上記前壁4又は上記一対の側壁3、3に、それらを接合する糊代7を連設してある。
また、上記把持部20の形状について説明すると、上記把持片6は、該把持片6が連設されている上記側壁3からその一辺を湾曲状にせばめながら延びており、該湾曲状辺の反対側の上縁辺は、上記側壁3の上縁辺と連なる直線を形成している。上記把持片6の折曲部B3近傍は、上記側壁3と上記後壁5を結合する糊代8とする。上記把持片6は上記後壁5とは切り離されているが、その間の隙間は粉が漏れないように少なくしてある。
直方体形状の上記計量部10は、上記底壁2の周囲に上記一対の側壁3、3および上記前壁4を上記折曲部B1、B1、B2においてそれぞれ起立させ、それらを上記糊代7を介して接着剤で接合し、且つ上記後壁5を上記折曲部B2において起立させ、それらを上記一対の把持片6、6の一部である糊代8、8を介して接着剤で接合して形成される。
上記把持部20は、上記計量部10を形成した後、上記一対の把持片6、6の一部である糊代9、9を介して接着剤で接合して形成される。
このようにして形成された第一実施形態の紙製計量スプーンSにおいて、上記把持部20の面の向きは上記底壁2に対して垂直である。
第二実施形態の紙製計量スプーンSをその展開状態を示す図3について説明すると、上記板状紙1が、台形の底壁2と、該底壁2の下辺および上辺それぞれに連設された直角四辺形の前壁4および台形形状の後壁5と、該前壁4の両側辺それぞれに連設された一対の直角四辺形の側壁3、3と、該側壁3、3それぞれに連設された一対の把持片6、6とからなり、該把持片6、6は上記前壁4及び上記一対の側壁3、3と直列させて設けてある。各連設部は何れも谷折される折曲部B2、B3、B4を形成しており、且つ上記一対の把持片6、6と上記一対の側壁3、3との間の折曲部B3、B3の上縁にそれぞれ結合切り込みC1、C1を設けてあり、上記後壁5の上縁両側端部にそれぞれ係止部C2、C2を設けてあり、また、上記一対の把持片6、6の末端部にそれぞれ結合切り込みC3,C3を設けてある。
また、上記後壁5は、上記底壁2の上辺と連設している下辺が上辺よりも長い2等辺台形から構成されていて、該上辺両端に連設して上記係止部C2,C2が設けられている。該係止部C2,C2は上記後壁5の下辺側から切り込まれており、該係止部C2,C2の切り込みの長さは、上記結合切り込みC1,C1と同じであり、それらの切り込みの幅は上記板状紙1の厚さと同じである。
上記前壁4および上記一対の側壁3、3は、それぞれ略正方形であり、上記底壁2および上記後壁4のそれぞれの上辺および下辺の長さは、上記前壁4の一辺に応じて適宜設定される。
また、上記把持部20の形状について説明すると、上記前壁4、上記一対の側壁3および上記一対の把持片6、6の上縁は直線をなしていて、上記一対の把持片6、6の形状は第一実施形態と同様であり、上記結合切り込みC3,C3は上記一対の把持片6、6末端部の上縁辺側と湾曲状辺側に、それぞれ設けられている。上記結合切り込みC3,C3の長さは、該切り込みC3,C3が設けられている場所の上記把持片6、6の幅の半分であり、該切り込みC3,C3の幅は上記板状紙1の厚さと同じである。
直方体形状の上記計量部10は、上記前壁4及び上記後壁5を上記折曲部B2,B2においてそれぞれ起立させ、上記一対の側壁3、3を上記折曲部B4,B4においてそれぞれ折曲し、上記折曲部B3、B3の上縁それぞれに設けられた結合切り込みC1,C1に、上記係止部C2,C2をそれぞれ引っ掛けて形成される。このようにして上記計量部10が形成される結果、上記底壁2の下辺の長さは該下辺と連設する上記前壁4の一辺よりも長いため、上記一対の側壁3、3の下縁端は該底壁2の上に載っている。
上記把持部20は、上記一対の把持片6,6それぞれの上記結合切込みC3,C3を相互に係止して形成されており、該把持部20の面の向きは第一実施形態と同様である。
上記に説明したように第二実施形態は、結合切り込みおよび係止部を用いて結合しているため、接着剤を使用する必要がない。
上記板状紙1の形状は図5に示す通りであり、上記計量部10は、4枚の側壁3と、4枚の底壁形成片21〜24及び底壁形成片糊代25,26から形成される底壁2とから組立て形成され、糊代7を把持片6に接合して、上記紙製計量スプーンSが形成される。尚、図5上、D、Dは、紙製計量スプーンSの組立て時に相互に係合される切欠部である。
第三実施形態の紙製計量スプーンSを、上記板状紙1による組立て順序の一例について説明すると、上記計量部10は、上記底壁形成片21〜24を4枚の上記側壁3と連設するそれぞれの折曲部にて同じ側に90度に折曲し、上記底壁形成片22を上記底壁形成片21の上に上記底壁形成片糊代25を介して接合し、上記底壁形成片24を上記底壁形成片23の上に上記底壁形成片糊代26を介して接合した後、上記底壁形成片23を上記底壁形成片糊代25の外側に、上記底壁形成片糊代26を上記底壁形成片21の内側に重ねるようにして、上記切欠部D、Dを係合させて形成されている。
このようにして組立て形成された第三実施形態の上記紙製計量スプーンS全体は、上記計量部10の上記底壁2を内部へ押し込むことで、扁平状に容易に折りたたむことが可能である。
図7に示す実施形態は、図6の実施形態に対して、一対の把持片6、6の配置が異なり、該一対の把持片6、6はそれらの末端部同士で繋がっている以外は、図6に示す実施形態と同様である。以上の実施形態では、把持部を構成する把持片と計量部の側壁が連続的な面で形成されている。
図8に示す実施形態は、図5に示す第三実施形態の把持部を図9(a)に示す把持部に置き換えた以外は、第三実施形態と同様に構成されている。
図9(b)に示す把持部の実施形態は、図8に示す実施形態における把持部の他の実施形態である。
例えば、第一実施形態の計量部10においては、上記糊代7が前壁4に連設されているが、上記糊代7は上記側壁3に連設されていてもよい。また、上述した実施形態においては、第二実施形態を除いて、板状紙同士を糊代を設けて接合しているが、第二実施形態のように結合切り込みおよび係止部を設けて結合してもよく、逆に、第二実施形態において、板状紙同士を結合切り込みおよび係止部を設けて結合しているが、糊代を設けて接合してもよい。本発明に係るスプーンの計量部内面には、粉を計量するための計量線を記すことが好ましい。
1 板状紙
10 計量部
20 把持部
2 底壁
3 側壁
4 前壁
5 後壁
6 把持片
7 糊代
8 糊代
9 糊代
B1,B2,B3,B4 折曲部
C1 結合切り込み
C2 係止部
C3 結合切り込み
Claims (3)
- 所定形状の板状紙から組立て形成された箱型形状の計量部と把持部とからなる紙製計量スプーンであって、
上記板状紙は、連設された直角四辺形の4枚の側壁と、長方形形状の2枚の底壁形成片と、台形形状の2枚の底壁形成片と、長方形形状の各上記底壁形成片の下辺の中央部に切欠部とを有し、
長方形形状の上記底壁形成片と台形形状の上記底壁形成片とは、交互に、4枚の上記側壁の下辺に連設されており、
4枚の上記側壁の中の幅方向外方に位置する上記側壁は、その外方側の側辺に、上記側壁を結合する糊代を連設してあり、
各連設部は何れも谷折される折曲部を形成しており、
箱型形状の上記計量部は、4枚の上記側壁を、上記折曲部においてそれぞれ起立させ、それらを上記糊代を介して接合し、且つ上記底壁形成片を、4枚の上記側壁と連設するそれぞれの上記折曲部にて同じ側に90度に折曲し、台形形状の各上記底壁形成片を長方形形状の各上記底壁形成片の上に接合した後、一方の長方形形状の上記底壁形成片の上記切欠部と、他方の長方形形状の上記底壁形成片の上記切欠部とを互いに係合して形成されており、
上記把持部は、上記計量部を形成する上記板状紙とは別体の所定形状の第2板状紙から形成されており、該第2板状紙は先端部の下辺に下辺側から切り込まれた係止部を有しており、上記把持部は、該係止部を上記側壁の上辺に引っ掛けて形成されている紙製計量スプーン。 - 上記板状紙及び上記第2板状紙が、吸水度(JIS P8140)50g/m2以下の紙から形成されている請求項1記載の紙製計量スプーン。
- 上記板状紙及び上記第2板状紙が、ポリラミネートされた紙から形成されている請求項1又は2記載の紙製計量スプーン。
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