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JP4444710B2 - 画像処理装置、その制御方法、プログラムおよび記憶媒体 - Google Patents
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JP4444710B2 - 画像処理装置、その制御方法、プログラムおよび記憶媒体 - Google Patents

画像処理装置、その制御方法、プログラムおよび記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明は、画像処理装置、記憶媒体、およびプログラムに関し、特に、複写機、複合機、ファクシミリ等の画像処理装置における省エネ制御に好適な画像処理装置、省エネ制御方法、記憶媒体、およびプログラムに関する。
近年、環境問題が重視され、オフィスや家庭での情報機器が待機しているときにおける消費電力を削減することが求められている。MFP(Multi Function Printer)等の画像処理装置で、待機時の消費電力を削減するために、画像処理装置が待機している状態で、省エネスタンバイに切り替わり、消費電力を削減し、画像処理装置を使用するときに、通常動作モードに戻り、これによって、全体として消費電力を削減する。
この中で、通電状態のパーソナルコンピュータに接続されているUSBインタフェースケーブルを、印刷装置に設けられているコネクタに接続することによって、メイン電源をONさせるパワーコントロール部を設け、また、印刷処理が所定時間行われていない場合に、パワーコントロール部は、上記メイン電源をOFFし、パーソナルコンピュータから供給された電力によって、プリンタ言語の受信待機状態に移行する装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
この従来例において、プリンタ言語を受信した時点で、上記メイン電源をONし、印刷を実行する。このようにして、消費電力を削減する。
特開2003−118204号公報
しかし、上記従来の画像処理装置がSFP(Single Function Printer)として使用される場合には問題無いが、MFPとして使用される場合には、省エネスタンバイに移行することが想定されていないという問題がある。
上記従来例では、PC(Personal Computer)電源がオフしたときに、または、PCがUSBバスパワーを遮断したときに、または、USB(Universal Serial Bus)ケーブルが抜かれているときに、メイン電源をオフするので、USB以外の起動要因によって起動することができないという問題がある。
本発明は、PCとMFPとを含めたシステム全体で、省エネスタンバイ時の消費電力を削減し、MFP電源寿命を増加することができる画像処理装置、その制御方法、プログラムおよび記憶媒体を提供することを目的とするものである。
また、本発明は、省エネスタンバイ中に、使用しない機能を持つ回路に対する電圧を遮断するので、さらに消費電力を削減することができる画像処理装置、その制御方法、プログラムおよび記憶媒体を提供することを目的とするものである。
本発明は、商用AC電源から電力供給を受けるメイン電源に内蔵され、メイン電源をオンまたはオフするメイン電源オンオフ制御部と、省エネスタンバイ時に、省エネスタンバイ状態から通常動作状態への復帰要因を検知する起動要因監視部と、電源供給を受けることが可能なUSB I/F内で、USBバスパワーを検知するUSBバスパワー検知部と、上記起動要因監視部と省エネスタンバイ時に動作する部分へ電圧供給する起動要因監視部電圧供給部と、上記起動要因監視部からの信号と上記USBバスパワー検知部からの信号とを入力し、上記メイン電源のオンに対応するLレベルの制御信号と上記メイン電源のオフに対応するHレベルの制御信号とを、内蔵論理回路によって上記メイン電源オンオフ制御部へ出力する省エネスタンバイ電圧制御部とを有し、上記起動要因監視部電圧供給部は、省エネスタンバイへの移行中に、上記USBバスパワーを供給可能であれば、上記USBバスパワーによって、上記起動要因監視部と上記省エネスタンバイ電圧制御部とを駆動し、一方、上記USBバスパワーを供給できなければ、上記メイン電源からの電圧によって、上記起動要因監視部と上記省エネスタンバイ電圧制御部とを駆動することを特徴とする画像処理装置である。
本発明によれば、PCとMFPとを含めたシステム全体で、MFPの省エネスタンバイ時は、MFPの消費電力が少ないので、一般的に電源効率が悪く、電源効率の悪い方の電源をオフし、これによって、省エネスタンバイ時の消費電力を削減し、MFP電源寿命を増加することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、省エネスタンバイ中に、使用しない機能を持つ回路に対する電圧を遮断するので、さらに消費電力を削減することができるという効果を奏する。
発明を実施するための最良の形態は、次の実施例である。
図1は、本発明の実施例1である画像処理装置100の要部の構成を示すブロック図である。
画像処理装置100は、画像読取機能と画像形成機能とファクシミリ機能とを具備する装置であり、イメージセンサ301と、A/D変換部302と、画像処理部303と、RAM304と、記録処理部305と、記録装置306と、メインCPU307と、イメージセンサ制御部308と、ROM309と、通信部310と、操作部・センサ311と、モータ312と、モータ制御部313と、操作部・センサ制御部314と、子電話315と、スキャナ・FAX起動要因監視部316と、起動要因監視部電圧供給部317と、省エネスタンバイ時電圧制御部318と、メイン電源オンオフ制御部319と、USB I/F部320と、USBバスパワー検知部321と、USB起動要因監視部322とを有する。
イメージセンサ301は、光源から原稿へ照射した光の反射光を電気信号に光電変換する。A/D変換部302は、イメージセンサ301の出力信号をA/D変換する。画像処理部303は、A/D変換部302の出力信号に画像処理を施すものであり、シェーディング補正用の演算器、符号復号化処理部、画像データ蓄積用のメモリ、輝度濃度変換テーブル、光源点灯時間測定ブロック等を備えている。
RAM304は、画像処理部303が画像処理した画像データを記憶する。記録処理部305は、記録(画像形成)用画像処理を行う。記録装置306は、記録紙に画像を記録(画像形成)する。メインCPU307は、画像処理装置各部を制御する中央処理装置であり、ROM309に格納された制御プログラム、または外部から供給される制御プログラムに基づいて、図2に示すタイミングチャートの処理を実行する。イメージセンサ制御部308は、光源制御信号と、蓄積制御信号と、センサ制御信号とに基づいて、原稿を読み取るイメージセンサ301を制御する。
ROM309は、本発明の省エネ制御プログラムを含む各種制御プログラムや固定データを格納している。通信部310は、画像処理装置と外部装置との間におけるデータ通信を制御する。ファクシミリ機能を有する場合、NCU(Network Controll Unit)、モデムを含み、ネットワーク接続機能を有する場合は、NIC(Network Interface Card)を含んでいる。
モータ312は、イメージセンサ301が固定されているキャリッジを駆動する。モータ制御部313は、モータ312を駆動制御する。操作部・センサ制御部314は、操作部・センサ311に対する信号の入出力を制御する。操作部・センサ311内の操作部は、各種データ入力や各種設定を行う入力手段、各種表示を行う表示手段を具備している。
上記構成をさらに詳述すると、画像処理装置100の各々のブロック(イメージセンサ301〜子電話315)には、メイン電源(Power Supply Unit)3から電源が供給されている。また、画像処理装置100の各ブロックは、電気信号線によって結合され、データを伝送することができ、ROM309からプログラムを、メインCPU307が読み込み実行することによって、制御されている。
画像処理装置100は、電源投入後に初期動作をし、稼動状態にある場合、画像処理装置100の操作部を、ユーザが操作することによって、画像処理装置100が有するコピー機能やファクシミリ機能を使用し、画像処理装置100における各種動作の設定モードを指示することができる。また、USB I/F部320を介して、PC4と接続されている場合や、通信部310を介して、ネットワーク(通信回線5)と接続されている場合、PCからプリントデータを受け取ることによって、PCプリンタとして動作する。
また、通信部310を介して、PSTN(Public Switched Telephone Network)(通信回線5)と接続し、ファクシミリの受信動作を行い、子電話315を用いて通話することができる。
次に、本発明の実施例1である画像処理装置の動作について説明する。
図2は、実施例1における電圧供給状態と各電圧供給制御信号との関係を示すタイミングチャートである。
図3は、実施例1において、画像処理装置のメインCPU307が、プログラムに基づいて実行し、また省エネスタンバイ時電圧制御部318が、プログラムまたは内蔵論理回路に基づいて実行する動作を示すフローチャートである。
まず、USBケーブルが未挿入の状態であり、画像処理装置の電源コードが抜かれ、商用交流電源(以後、「商用AC」という)が供給されていない状態であるとする。
ここで、画像処理装置100の電源コードを挿入し、画像処理装置100へ商用ACを入力する(S301)。画像処理装置100内のメイン電源オンオフ制御部319は、省エネスタンバイ時電圧制御部318からのメイン電源オンオフ制御信号に従い、メイン電源をオンまたはオフする。
メイン電源オンオフ制御信号が、H(High)であれば、メイン電源をオフし、メイン電源オンオフ制御信号が、L(Low)であれば、メイン電源をオンする。メイン電源オンオフ制御信号がLであるので、メインコントローラ1に、商用ACが生成したメイン電源3からの電圧を供給する。
そして、画像処理装置の内部のその他の負荷(図1中のモータ312と操作部・センサ311とイメージセンサ301と記録装置306と子電話315)と、起動要因監視部電圧供給部317とにも、メインコントローラ1を経由して、電圧が供給される。
たとえば、起動要因監視部電圧供給部317に、+5V、+3.3Vを供給し、メインコントローラ1と画像処理装置100の内部のその他の負荷とに、+24V、+12V、+5V、+3.3Vを供給し、ヒータ用ACを供給する。
これによって、メインコントローラ1内のリセット回路(図示せず)が、メインコントローラ1をリセットし、リセット解除後に、メインCPU307が、ROM309からプログラムを読み込み実行する。
そして、メインCPU307は、画像処理装置100の全てのハードウェアの初期設定を行う。このときに、スキャナ・FAX起動要因監視部316、起動要因監視部電圧供給部317、省エネスタンバイ時電圧制御部318、USB I/F部320、USB I/F部320内部に存在するUSBバスパワー検知部321と、USB起動要因監視部322とが初期化される。このときに、画像処理装置100は、通常動作モードで動作するので、メイン電源オンオフ制御信号は、Lに初期化され、省エネスタンバイ電圧選択信号は、Lに初期化される(S302)。
初期化が終了した後に、画像処理装置100は、通常動作モードで動作する。この状態であれば、MFPとしての全ての機能を使用することができる。たとえば、コピー、ファクシミリ、電話による通話、PCプリンタ、スキャナ、メール機能を使用することができる。
起動して稼動状態にあるPC4と画像処理装置100とは、この状態でUSBケーブルを挿入し、プリントできるようにしたとする。このときに、USBケーブルのVBUSとGNDとが、USBバスパワー検知部321に入力され、検知されるので、バスパワー検知信号がHになる。また、USBケーブルのD+信号とD−信号とが、USB I/F部320に入力され、通信するので、USB起動要因監視部322が出力するUSB起動要因発生信号がHになり、USB起動要因が発生したことを通知する。この場合、省エネスタンバイではないので、USB起動要因によって、特別な動作はしない(S303)。
メインCPU307は、省エネスタンバイ移行条件を満足しているかどうかを、定期的に判断し、省エネスタンバイ移行条件を満たしていなければ、ステップS303の通常動作モードへ移行する。
画像処理装置100が、特に機能を使用せずに待機する状態をタイマで監視し、設定時間が経過した場合や、ユーザが操作部を介して、省エネスタンバイへの移行を指示した場合に、画像処理装置100が動作中でなければ、省エネスタンバイ移行条件を満たし、ステップS305へ移行する。画像処理装置100が、通話、FAX通信、プリント、スキャン、データ送信、データ受信中であれば、動作中であると判断し、省エネスタンバイへは移行しない(S304)。
省エネスタンバイへ移行するときに、メインCPU307が、省エネスタンバイ時電圧制御部318を、省エネスタンバイにセットする。そして、USBI/F320は、省エネスタンバイ中に、必要に応じてUSBの通信がサスペンドモードへ移行しないように、定期的に、PCのUSBと通信する。そして、ステップS307へ移行する。
省エネスタンバイ時電圧制御部318は、サブCPUを内蔵しているROMに、サブCPUのプログラムを格納するようにしてもよい。トランジスタやFETやロジックICによって構成されている論理回路によって、上記プログラムを構成するようにしてもよい。上記実施例では、省エネスタンバイ時電圧制御部318は、サブCPUによって構成されている(S305)。
ステップS307〜S309が、本発明の重要な点である。省エネスタンバイ移行時と移行中とに、USBバスパワーが検知できるかどうかを、省エネスタンバイ時電圧制御部318が判断する。PCが起動中に、USBケーブルが接続されていれば、USBバスパワーとして、MFP本体側が消費する電流値が変化するので、再コンフィグレーションを行う。
そして、USBバスパワーを検知できるので、USBバスパワー検知部321が、バスパワー検知信号のHを出力し、ステップS309へ移行する。PCが起動中でない場合、または、USBバスパワーが遮断されている場合、またはUSBケーブルが抜けている場合は、バスパワーを検知できないので、USBバスパワー検知部321から、バスパワー検知信号のLが出力され、ステップS308へ移行する(S307)。
バスパワーを検知できなければ、省エネスタンバイ時の電圧供給を、メイン電源3が賄うために、省エネスタンバイ時電圧制御部318は、メイン電源オンオフ制御信号をLに制御する。
これによって、メイン電源オンオフ制御部319は、メインコントローラ1にメイン電源3からの電圧を供給する。ただし、メインCPU307は、省エネ中に動作する必要のない画像処理装置100の内部のその他の負荷(図1中のモータ312と操作部・センサ311の一部とイメージセンサ301と記録装置306)への電圧をオフし、操作部・センサ制御部314の一部、イメージセンサ301、A/D変換部302、画像処理部303、記録装置306、イメージセンサ制御部308、モータ制御部313を非活性化にする。
また、省エネスタンバイ時電圧制御部318は、省エネスタンバイ電圧選択信号をLに制御する。これによって、起動要因監視部電圧供給部317は、省エネスタンバイ時に動作する部分へ、メイン電源3が生成した電圧を供給するように切り換える。
ここで挙げている省エネスタンバイ時に動作する部分は、操作部の省エネキー、原稿検知センサ、圧板開閉センサ、子電話オフフック検知回路、通信呼び出し信号検知回路、スキャナ・FAX起動要因監視部316、起動要因監視部電圧供給部317、省エネスタンバイ時電圧制御部318、USB I/F部320、USBバスパワー検知部321、USB起動要因監視部322である。そして、ステップS310へ移行する(S308)。
ステップS307でバスパワーを検知できれば、省エネスタンバイ時の電圧供給を、バスパワーが賄うための省エネスタンバイ時電圧制御部318は、メイン電源オンオフ制御信号を、Hに制御する。
これによって、メイン電源オンオフ制御部319は、メイン電源をオフし、電圧供給を遮断する。また、省エネスタンバイ時電圧制御部318は、省エネスタンバイ電圧選択信号を、Hに制御する。すると、起動要因監視部電圧供給部317は、上記省エネスタンバイ時に動作する部分へ、USBパスパワー電圧から生成した電圧を供給するように切り換える。
起動要因監視部電圧供給部317には、USBバスパワーの+5Vを3.3Vに変換するDC−DCコンバータ等の回路が内蔵されている。一般に、メイン電源の効率は、低消費電力時には低下が激しいので、USBバスパワーで、画像処理装置100を駆動することは、システム全体でみると、オンしている電源が2つから1つになるので、電源効率悪化によってロスしている消費電力を、削減することができ、省エネに有効である。そして、ステップS310へ移行する(S309)。
ステップS310では、省エネスタンバイ時電圧制御部318は、スキャナ・FAX起動要因監視部316またはUSB起動要因監視部322から、起動要因検知信号がないかどうかを判断する。起動要因検知信号が無ければ、ステップS307に移行する。
ここで、S307に移行する理由について説明する。省エネスタンバイ中に、PCの電源がオフされたり、USBバスパワーが供給されなくなり、USBケーブルが抜かれると、バスパワーが遮断されるので、起動要因を検知できない。
MFPでは、バスパワーが供給されないときでも、起動要因を検知する必要があるので、S307へ戻る。S307へ戻れば、USBバスパワーを検知できなくなった段階で、S308へ移行し、商用ACからの電圧で、省エネスタンバイを続行することができる。
次に、ステップS310について説明する。
起動要因検知信号が有れば、省エネスタンバイから復帰し、通常動作モードへ移行するために、ステップS312へ移行する。ここで、起動要因は、操作部の省エネキー押下、原稿検知センサ検知、圧板開閉センサ検知、子電話オフフック検知、通信呼び出し信号検知USBからのプリントジョブ発生検知である。
上記起動要因があれば、USB起動要因監視部322またはスキャナ・FAX起動要因監視部316は、起動要因検知信号をHにし、省エネスタンバイ時電圧制御部318に通知する(S310)。
ステップS312では、省エネスタンバイから復帰する。省エネスタンバイ時電圧制御部318は、メイン電源オンオフ制御信号を、Lに制御する。メイン電源オンオフ制御部319は、メイン電源をオンし、メインコントローラ1に、メイン電源3からの電圧を供給する。また、省エネスタンバイ時電圧制御部318は、省エネスタンバイ電圧選択信号を、Lに制御する。起動要因監視部電圧供給部317は、省エネスタンバイ時に動作する部分へ、メイン電源3から生成した電圧を供給するように、切り換える。MFP本体側がUSBバスパワーとして消費する電流値が変化するので、再コンフィグレーションを行う。そして、ステップS303へ移行する(S312)。
所定の起動要因によって画像処理装置100が起動した後に、たとえば、画像処理装置100が、原稿の画像を読み取り、記録紙上に画像を形成するコピーを行う場合について説明する。
ユーザが、原稿を画像処理装置100に積載し、操作部を介して、コピーを指示する。イメージセンサ301を固定しているキャリッジは、ギヤとベルトとを介してモータ312に結合されている可動式であり、メインCPU307は、キャリッジを白基準板まで搬送し、黒シェーディングおよび白シェーディング用のデータを取得する。
本実施例では、原稿の長手方向の先端から終端までを、600dpiの密度で読み取る。イメージセンサ301の出力を、A/D変換部302でA/D変換して得られた10bitの読み取り値を、画像処理部303内の演算器が、白シェーディング補正および黒シェーディング補正のために保存する。
シェーディング補正データを取得した後に、キャリッジをホームポジションまで搬送し、その後に、キャリッジを原稿方向に再度搬送する。クロックが計時し、所定時間経過すると、イメージセンサ301が原稿先端位置に達したことを、メインCPU307が判断し、イメージセンサ301による読取処理を開始する。
イメージセンサ301で読取られた1ライン分の読み取り値を、それぞれ対応する同画素位置の上記白シェーディング補正値と黒シェーディング補正値とを用い、次式で正規化し、処理階調数(たとえば8bit階調)を積算し、それぞれの画素の輝度とする。
輝度値=255×(読み取り値−黒シェーディング値)/(白シェーディング値−黒シェーディング値)
上記演算で得られた輝度値を、濃度値に変換する際、輝度濃度変換テーブル(図示略)を参照し、得られた輝度値を、対応する濃度値に変換する。
そして、濃度値について、多値→2値化処理を行う。様々な多値→2値化処理法があるが、誤差拡散法では、注目画素の濃度値に対して、階調の真ん中の値(256階調であれば、127)を閾値とし、この閾値以上であれば、黒であると判断し、閾値以下であれば、白であると判断する。
この際に、注目画素の濃度値と、黒(濃度255)または白(濃度0)の濃度値との差を誤差として、周囲の画素に一定配分で振り分けながら、2値化処理を行う。得られた2値画像データを、画像処理装置100から外部装置に送信するための通信用の画像データや、画像処理装置100における記録(画像形成)処理用の画像データとして使用する。
本実施例では、A3サイズ1ページ分の画像データを、RAM304に蓄積する。すなわち、画像処理部303が処理した600×600dpiの画像データを、RAM304に蓄積する。RAM304に画像データを蓄積する際と、RAM304から画像データを記録処理部305へ転送する際に、適切な圧縮・展開方法で、画像データの圧縮・展開を行うようにしてもよい。画像データをRAM304から記録処理部305へ転送し、記録処理部305が記録用画像処理を行った後に、記録装置306が、記録紙に画像を記録する。記録処理部305は、1200×1200dpiの画像データに変換し、スムージング処理を行う。
記録装置306が、たとえばレーザビームプリンタである場合、記録処理部305から伝送された画像データに従い、レーザビームプリンタ内のレーザ発生装置のレーザビームをON/OFFする。レーザビームプリンタ内のポリゴンミラーは、一定速度で回転するように制御され、レーザビームを、ポリゴンミラーが反射し、帯電器によって帯電された感光ドラム上の主走査方向へ照射し、照射された点のみの帯電が中和されることによって、主走査1本分の静電潜像を形成する。
感光ドラム上に形成された静電潜像に、現像器がトナーを付着し、転写器が記録紙上にトナーを転写し、除電針が記録紙を分離した後に、定着器が、記録紙上のトナーを定着させる。また、記録紙上へトナーを転写した後に、感光ドラム上に残ったトナーを、クリーナブレードが除去する。この手順によって、記録紙へ印字が行われる。
次に、画像処理装置100がファクシミリ通信する場合について、説明する。
本実施例では、A3サイズ1ページ分の画像データを、RAM304に蓄積する。画像処理部303が縦横変換を行った後に、600×600dpiの画像データを、ファインモードでは、8pel×7.7mm/linesの解像度に変換する。その後に、画像データを、画像処理部303内の符号復号化処理部に転送し、MR(Modified Read)(k=8)で符号化した後に、符号化された画像データを、RAM304に蓄積する。
メインCPU307は、通信部310内に存在するNCU(Network Control Unit)を制御し、公衆電話網を経由して指定された電話番号の相手機ファクシミリへ発呼し、接続を試みる。指定された電話番号の相手機ファクシミリと、本画像処理装置100とが接続されれば、ITU(International Telecommunication Union)−T(Telecommunication Standardization Sector)(国際電気通信連合電気通信標準化部門)のT.30勧告の手順に従い、適切なファクシミリ通信を行う。
その際、RAM304から画像処理部303内の符号復号化処理部に、画像データを転送した後に、生画像データに変換し、再度、相手機ファクシミリに応じた符号化を行い、通信部310内に存在するモデムへ符号化データを転送する。モデムは、符号化データの変調を行い、公衆電話網を介して、相手機ファクシミリへ画像データを送信する。
上記のように、本発明の実施例1である画像処理装置100によれば、省エネスタンバイ移行時または移行中に、USBバスパワーが供給可能であれば、USBバスパワーで駆動するので、PCとMFPとを含めたシステム全体で、MFPの省エネスタンバイ時は、MFPの消費電力が少ないために一般的に電源効率が悪く、電源効率の悪い方の電源をオフすることによって、省エネスタンバイ時消費電力を削減することができ、また、MFP電源寿命を増加することができる。
また、USBバスパワーを供給できなければ、メイン電源からの電圧で駆動するように自動的に切り換えるので、消費電力削減量は低下するが、USBケーブルを抜いても、USBバスパワーが遮断されても、PC電源をオフしても、省エネスタンバイに移行することができる。
本発明の実施例2である画像処理装置(図示せず)は、基本的には、図1に示す画像処理装置100と同じであり、省エネスタンバイ移行時と移行中とに、USBバスパワーが供給可能であれば、USBバスパワーで省エネスタンバイ電圧制御部を駆動し、しかも、設定に応じて一部の起動要因監視部を駆動し、一部の起動要因監視部を停止させる点のみが、画像処理装置100とは異なる。
たとえば、MFPのFAX機能を使用しない場合や、電話線が抜かれている場合、通信呼び出し信号CIを検知する必要がない。通信呼び出し信号CIを検知する回路は、フォトモスリレー等を使用しているので、通信呼び出し信号CIを検知しなければ、数mAの消費電力を削減することができる。
そこで、ユーザ設定、または電話線を交換機やPBXに接続しているか否かを自動検知した結果を、メインCPU307、RAM304、ROM309等に保存し、その設定に従い、省エネスタンバイ中に、通信部に内蔵する通信呼び出し信号CIを検知する回路への電圧を遮断する。これ以外の構成は、図1に示す構成と同様である。
本発明の実施例2である画像処理装置によれば、省エネスタンバイ移行時または移行中に、USBバスパワーが供給可能であれば、USBバスパワーで駆動するので、PCとMFPとを含めたシステム全体で、MFPの省エネスタンバイ時は、MFPの消費電力が少ないために一般的に電源効率が悪く、電源効率の悪い方の電源をオフすることによって、省エネスタンバイ時消費電力を削減することができ、また、MFP電源寿命を増加することができる。
また、USBバスパワーが供給できなければ、メイン電源からの電圧で駆動するように、自動的に切り換えるので、消費電力削減量は低下するが、USBケーブルを抜いても、USBバスパワーが遮断されても、PC電源をオフしても、MFPが省エネスタンバイに移行できる。また、使用しない機能を持つ回路への電圧供給を遮断するので、さらに消費電力を削減することができる。
本発明の実施例3である画像処理装置(図示せず)は、基本的には、図1に示す画像処理装置100と同じであり、メイン電源オンオフ制御部319が、商用ACをオンオフする点のみが、画像処理装置100と異なる。
本発明の実施例3である画像処理装置によれば、省エネスタンバイ移行時または移行中に、USBバスパワーが供給可能であれば、USBバスパワーで駆動するので、PCとMFPとを含めたシステム全体で、MFPの省エネスタンバイ時は、MFPの消費電力が少ないために一般的に電源効率が悪く、電源効率の悪い方の電源をオフすることによる省エネスタンバイ時消費電力を削減することができ、また、MFP電源寿命を増加することができる。
また、USBバスパワーを供給できなければ、メイン電源からの電圧で駆動するように自動的に切り換えるので、消費電力削減量は低下するが、USBケーブルを抜いても、USBバスパワーが遮断されても、PC電源をオフしても、MFPを省エネスタンバイに移行できる。
本発明の実施例4である画像処理装置(図示せず)は、基本的には、図1に示す画像処理装置100と同じであり、バッテリ駆動が可能であって、メイン電源オンオフ制御部319が、バッテリをオンオフする点のみが、画像処理装置100とは異なる。
実施例4である画像処理装置によれば、省エネスタンバイ移行時または移行中に、USBバスパワーが供給可能であれば、USBバスパワーで駆動するので、PCとMFPとを含めたシステム全体で、MFPの省エネスタンバイ時は、MFPの消費電力が少ないので、一般的に電源効率が悪く、電源効率の悪い方の電源をオフすることによる省エネスタンバイ時消費電力削減とMFP電源寿命の増加とが可能である。
また、実施例4によれば、USBバスパワーが供給できないときに、メイン電源からの電圧で駆動するように、自動的に切り換えるので、消費電力削減量は低下するが、USBケーブルを抜いたり、USBバスパワーが遮断されたり、PC電源をオフしても、省エネスタンバイに移行できる。
本発明の実施例5(図示せず)は、複数の機器から構成されるシステムに適用したものであり、1つの機器からなる装置に適用した実施例である。上記実施例の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記憶している記憶媒体等の媒体を、システムまたは装置に供給し、そのシステムまたは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が、記憶媒体等の媒体に格納されたプログラムコードを読み出し、実行することによって、上記各実施例が達成される。
つまり、上記実施例は、メイン電源をオンまたはオフするメイン電源オンオフ制御手順と、省エネスタンバイ時に、省エネスタンバイ状態から通常動作状態への復帰要因を検知する起動要因監視手順と、電源供給を受けることが可能なUSB I/F内で、USBバスパワーを検知するUSBバスパワー検知手順と、電圧供給する対象として、上記起動要因監視部、または、省エネスタンバイ時に動作する部分を、選択する省エネスタンバイ時電圧制御手順と、省エネスタンバイへの移行中に、上記USBバスパワーを供給可能であれば、上記USBバスパワーによって、上記起動要因監視部と上記省エネスタンバイ電圧制御部とを駆動し、一方、上記USBバスパワーを供給できなければ、上記メイン電源からの電圧によって、上記起動要因監視部と上記省エネスタンバイ電圧制御部とを駆動するように、上記USBバスパワー検知部からの信号に応じて、上記メイン電源オンオフ制御部への供給電圧と上記起動要因監視部の電圧供給部への供給電圧とを、上記省エネスタンバイ時電圧制御部に制御させ、また、省エネスタンバイ時に、省エネスタンバイ状態から通常動作状態への復帰要因を、上記起動要因監視部が検知すると、上記メイン電源からの電圧によって、画像処理装置を駆動する通常状態へ移行する移行手順とコンピュータに実行させるプログラムの例である。
この場合、記憶媒体等の媒体から読み出されたプログラムコード自体が、上記実施例の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体等の媒体は、本発明を構成する。プログラムコードを供給するための記憶媒体等の媒体として、たとえば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、またはネットワークを介したダウンロード等が考えられ。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することによって、上記実施例の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づいて、コンピュータ上で稼動しているOS等が実際の処理の一部または全部を実行し、その処理によって上記実施例の機能が実現される。
さらに、記憶媒体等の媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された、機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後に、そのプログラムコードの指示に基づいて、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が、実際の処理の一部または全部を実行し、その処理によって上記実施例の機能が実現される。
つまり、上記実施例は、メイン電源をオンまたはオフするメイン電源オンオフ制御部319と、省エネスタンバイ時に、省エネスタンバイ状態から通常動作状態への復帰要因を検知する起動要因監視部316、322と、電源供給を受けることが可能なUSB I/F内で、USBバスパワーを検知するUSBバスパワー検知部321と、電圧供給する対象として、上記起動要因監視部、または、省エネスタンバイ時に動作する部分を、選択する省エネスタンバイ時電圧制御部318と、省エネスタンバイへの移行中に、上記USBバスパワーを供給可能であれば、上記USBバスパワーによって、上記起動要因監視部と上記省エネスタンバイ電圧制御部とを駆動し、一方、上記USBバスパワーを供給できなければ、上記メイン電源(PSU)からの電圧によって、上記起動要因監視部と上記省エネスタンバイ電圧制御部とを駆動するように、上記USBバスパワー検知部からの信号に応じて、上記メイン電源オンオフ制御部への供給電圧と上記起動要因監視部の電圧供給部への供給電圧とを、上記省エネスタンバイ時電圧制御部に制御させ、また、省エネスタンバイ時に、省エネスタンバイ状態から通常動作状態への復帰要因を、上記起動要因監視部が検知すると、上記メイン電源からの電圧によって、画像処理装置を駆動する通常状態へ移行する移行手段とを有する画像処理装置の例である。
この場合、省エネスタンバイ移行時または移行中に、上記USBバスパワーを供給可能であれば、上記USBバスパワーによって、上記省エネスタンバイ電圧制御部を駆動し、しかも、設定に応じて、上記起動要因監視部の一部を駆動し、上記起動要因監視部の一部への電圧を遮断するようにしてもよい。
また、上記メイン電源オンオフ制御部は、商用交流電源入力をオンまたはオフする手段であるとしてもよい。
さらに、上記メイン電源オンオフ制御部は、バッテリ電源入力をオンまたはオフする手段であるとしてもよい。
また、上記実施例は、メイン電源をオンまたはオフするメイン電源オンオフ制御段階と、省エネスタンバイ時に、省エネスタンバイ状態から通常動作状態への復帰要因を検知する起動要因監視段階と、電源供給を受けることが可能なUSB I/F内で、USBバスパワーを検知するUSBバスパワー検知段階と、上記起動要因監視部に供給する電圧と、省エネスタンバイ時に動作する部分に供給する電圧とを、選択する省エネスタンバイ時電圧制御段階と、省エネスタンバイへの移行中に、上記USBバスパワーを供給可能であれば、上記USBバスパワーによって、上記起動要因監視部と上記省エネスタンバイ電圧制御部とを駆動し、一方、上記USBバスパワーを供給できなければ、上記メイン電源からの電圧によって、上記起動要因監視部と上記省エネスタンバイ電圧制御部とを駆動するように、上記USBバスパワー検知部からの信号に応じて、上記メイン電源オンオフ制御部への供給電圧と上記起動要因監視部の電圧供給部への供給電圧とを、上記省エネスタンバイ時電圧制御部に制御させ、また、省エネスタンバイ時に、省エネスタンバイ状態から通常動作状態への復帰要因を、上記起動要因監視部が検知すると、上記メイン電源からの電圧によって、画像処理装置を駆動する通常状態へ移行する移行段階とを有する画像処理装置の制御方法の例である。
ところで、電子装置としてのPCをその入出力装置にインタフェース接続する方法として、USB(Universal Serial Bus)が知られている。たとえば、入出力装置としてスキャナ、プリンタ、またはそれらの複合機は、USBを使ってPCへ接続し、PCへ画像データを入力し、PCからのデータを印刷する。また、複合機は、ファクシミリ機能を持ち、PCのデータをファクシミリ送信し、ファクシミリ受信したデータをPCへ送り、PCで表示することができる。
また、USBは、そのUSB規格によってUSBバス電源(5V電源、最大500mA)を、周辺装置へ供給することができる。
一方、近年、省エネに対応した装置が一般的であり、特にスタンバイ時に消費電力をできるだけ落とすことが省電力スタンバイとして必要となっている。その場合に、入出力装置に起動要因検知手段を設け、操作部のキー押下、スキャナ部の原稿検知、プリント要求、ファクシミリの呼出信号受信等を起動要因として、いずれかの起動要因を検知すると、省電力スタンバイ状態から、通常スタンバイ状態、または動作状態へ移行する。
図4は、従来の入出力装置10pを示すブロック図である。
メイン制御部11が、従来の入出力装置10pの全体を制御する。操作部12は、使用者が装置の操作をすると、これに従って、装置は動作する。読取部13は、原稿を読み取り、電子信号に変換する。記録部14は、紙に文字や写真の記録を行う。FAX通信部15は、読取部13で原稿を読み取った信号を、FAX送信し、FAX受信して電子信号に変換し、記録部14で記録する。また、FAX通信部15は、公衆回線等回線に接続され、回線の着信を検出し、応答し、発信を制御する。自己電源16は、AC電源から取る電源、またはバッテリからの電源であり、装置全体の電源を賄う。起動要因検知部17が設けられている。
省電力スタンバイ状態である場合、装置全体の消費電力を落とすために、起動要因検知部17のみを通電状態にし、メイン制御部11を、スリープモードにし、他は、できるだけ電源をオフし、低い消費電力を実現している。
そして、操作部12の操作、読取部13の原稿検知、記録部14の記録開始、FAX通信部15の着信検出等を検出すると、それをメイン制御部11に通知し、メイン制御部11は、通常動作モードに戻り、通常の電源供給状態に制御し、入出力装置10pは、所定の通常動作を行う。
また、USBを利用した省電力スタンバイ技術は、電源制御手段をオフさせ、インタフェースケーブルを介して送電される電力を電力源とし、印刷信号を受け付けるものが知られている(たとえば、特開2003−118204号公報参照)。
また、USBバス電源を利用する技術として、機器の負荷に応じて入力電源を切り替えるものが知られている(たとえば、特開2003−280771号公報参照)。
しかし、上記従来例において、USBバス電源は、必ずしも500mA供給できるわけでなく、上記特開2003−118204号公報記載発明では、USBバス電源から期待した十分な電力を取ることができないときに、入出力装置10pが確実に動作しないという問題がある。
また、上記特開2003−280771号公報記載発明では、USBケーブルから供給される電力量の判断を、所定のしきい値で行うしかなく、しかも1回しか判断できないという問題がある。
本発明は、USBバス電源から十分な電力を取ることができないときでも、その電力量を把握し、USBバス電源の電力によって効率よく起動要因検知手段を動作させ、省電力スタンバイを実行することができることを目的とする。
図5は、本発明の実施例6である入出力装置10を示すブロック図である。
入出力装置10は、メイン制御部11、操作部12、読取部13、記録部14、FAX通信部15、自己電源16、起動要因検知部17を有し、これらは、図4で説明したものと同じである。
USBi/f18は、USBケーブル20を介して、電子装置であるPC19と接続され、USB規格に従って、USBコネクタやUSB動作を行う回路で構成され、PC19との間で、信号をやり取り(USB通信)する。USBケーブル20を介して、VBUS信号として、5V、最大500mAの電力が、USBi/f18に供給される。
USB規格では、ホストとデバイスとが接続されると、初期設定を行う。ここで、ホストは、PC19であり、デバイスは、入出力装置10であり、USBケーブル20を介して接続される。
USB初期設定の際に、ホストは、デバイスの情報であるデスクリプタをデバイスに要求し、デバイスはそれをホストへ返す。デスクリプタの一種に、コンフィギュレーションデスクリプタがあり、その中のフィールドの1つに、MaxPowerがある。MaxPowerは、デバイスが必要とするUSBバス電源の電流の1/2の値を表す。ホストは、その電流を供給できないと判断すると、そのデバイスの接続を拒否する。
次に、実施例6における制御の流れについて説明する。
図6は、本発明の実施例6における制御の流れを示すフローチャートであり、USB設定動作の一部を示す。
入出力装置10のメイン制御部11の中の、たとえばROMに格納されているプログラムによって動作し、メイン制御部11が制御する。本動作は、省電力スタンバイ状態に入る前に行ってもよいが、必要であれば、それ以外の状態のときに行ってもよい。
S11では、省電力スタンバイ時に起動要因検知部17が必要な消費電流値を、MaxPower値として、コンフィギュレーションデスクリプタの中に格納し、PC19(ホスト)へ送付する。
S12では、USBi/f18を介して、ホストから許可されると、S13では、スイッチ部21を制御し、起動要因検知部17の電源線を、USBi/f18のVBUS線へ接続する。
USBi/f18を介してホストから拒否されると(S12)、S14では、スイッチ部21を制御し、起動要因検知部17の電源線を、自己電源16の電源線へ接続する。
以上の動作によって、実施例6の制御動作を終了する。
実施例6によれば、入出力装置10において省電力スタンバイ状態時に、PC等の電子装置(ホスト)とコンフィギュレーションデスクリプタとのやり取りによって、可能なときに、起動要因検知部の電源を、ホストのUSB電源から取ることができ、可能でなければ(ホストのUSB電源から、起動要因検知部の電源を取ることができなければ)、自己電源から取ることができるので、省電力スタンバイ状態を、効率よく実現することができる。
本発明の実施例7において、メイン制御部11、操作部12、読取部13、記録部14、FAX通信部15、自己電源16、USBi/f18、PC19、USBケーブル20は、図5に説明したものと同じである。
実施例7は、入出力装置10において、起動要因検知部17、スイッチ部21の代わりに、起動要因検知部41、スイッチ部42を設けた実施例である。
図7は、実施例7である入出力装置10における自己電源16、USBi/f18、起動要因検知部41、スイッチ部42を示すブロック図である。
起動要因検知部41は、複数の回路ブロックに分かれ、互いに異なる起動要因を検知する。たとえば、3個の回路ブロックに分かれ、検知部1は、操作部12の起動要因を検知し、検知部2は、読取部13の起動要因を検知し、検知部3は、記録部14の起動要因を検知する。
検知部1、2、3は、それぞれ電源線を有し、スイッチ部42に接続されている。
スイッチ部42は、3個のスイッチを有し、これら3個のスイッチは、検知部1、2、3に接続され、検知部の電源線を、自己電源16またはUSBi/f18に接続する。
次に、実施例7における制御の流れについて説明する。
図8は、本発明の実施例7の制御動作を示すフローチャートであり、USB設定動作の一部を示すフローチャートである。
図8に示すフローチャートに対応するプログラムは、入出力装置10のメイン制御部11の中の、たとえばROMに格納され、このプログラムをメイン制御部11が制御する。
本動作を、省電力スタンバイ状態に入る前に行ってもよく、必要であれば、それ以外の状態のときに行ってもよい。
S51では、まず、起動要因検知部41の全体、すなわち、図7に示す起動要因検知部41の検知部1、検知部2、検知部3がそれぞれ動作するに必要な消費電流値の和を、MaxPower値として、コンフィギュレーションデスクリプタの中に格納し、PC19(ホスト)へ送る。
S52では、USBi/f18を介して、ホストから許可されると、S53では、許可されたMaxPower値に見合う起動要因検知部の電源を、USB電源へ接続することができ、全ての起動要因検知部に対して行う。すなわち、スイッチ部42を制御し、全ての検知部の電源を、USBi/f18のVBUS線へ接続し、本制御を終了する。
一方、S52では、USBi/f18を介して、ホストから拒否されると、S54では、S51で送付したMaxPower値よりも小さいMaxPower値を設定する。すなわち、上記「小さいMaxPower値」は、起動要因検知部41の検知部3を除いた、検知部1、検知部2がそれぞれ動作するに必要な消費電流値の和である。
S55では、先にS54で設定した小さいMaxPower値は、0ではないので、S56では、設定した小さいMaxPower値を、コンフィギュレーションデスクリプタの中に格納し、PC19(ホスト)へ送る。
再び、S52では、上記小さいMaxPower値が、USBi/f18を介して、ホストから許可されると、S53では、スイッチ部42を制御し、検知部1、検知部2の電源を、USBi/f18のVBUS線へ接続し、検知部3の電源を、自己電源16へ接続し、本制御を終了する。
一方、S52では、小さいMaxPower値が、USBi/f18を介して、ホストから拒否されると、S54では、先に送付した小さいMaxPower値よりもさらに小さいMaxPower値を設定する。すなわち、上記「さらに小さいMaxPower値」は、起動要因検知部41の検知部2、検知部3を除いた、検知部1が動作するに必要な消費電流値である。
S55では、S54で先に設定した「さらに小さいMaxPower値」は、0ではないので、S56では、設定した「さらに小さいMaxPower値」を、コンフィギュレーションデスクリプタの中に格納し、PC19(ホスト)へ送る。
S52では、上記「さらに小さいMaxPower値」が、USBi/f18を介して、ホストから許可されると、S53では、スイッチ部42を制御し、検知部1の電源を、USBi/f18のVBUS線へ接続し、検知部2、検知部3の電源を、自己電源16へ接続し、本制御を終了する。
一方、S52において、「さらに小さいMaxPower値」が、USBi/f18を介して、ホストから拒否されると、S54では、先に送付した「さらに小さいMaxPower値」よりも小さいMaxPower値を設定しようとするが、起動要因検知部41の設定は、この場合に無いので、S55では、MaxPower値=0となり、S57では、スイッチ部42を制御し、全ての起動要因検知部の電源を、自己電源16へ接続し、本制御を終了する。
実施例7によれば、入出力装置10において、省電力スタンバイ状態時に、PC等の電子装置(ホスト)とコンフィギュレーションデスクリプタとのMaxPower値を、PCが供給可能な最適な値にしてやり取りするので、起動要因検知部の電源を、ホストのUSB電源から可能な限り取ることができ、可能でなければ(起動要因検知部の電源を、ホストのUSB電源から取ることができなければ)、自己電源から取ることができるので、効率よく省電力スタンバイ状態を実現することができる。
本発明の実施例1である画像処理装置100の要部の構成を示すブロック図である。 実施例1における電圧供給状態と各電圧供給制御信号との関係を示すタイミングチャートである。 実施例1において、画像処理装置のメインCPU307が、プログラムに基づいて実行し、また省エネスタンバイ時電圧制御部318が、プログラムまたは内蔵論理回路に基づいて実行する動作を示すフローチャートである。 従来の入出力装置10pを示すブロック図である。 本発明の実施例6である入出力装置10を示すブロック図である。 本発明の実施例6における制御の流れを示すフローチャートであり、USB設定動作の一部を示す。 実施例7である入出力装置10における自己電源16、USBi/f18、起動要因検知部41、スイッチ部42を示すブロック図である。 本発明の実施例7の制御動作を示すフローチャートであり、USB設定動作の一部を示すフローチャートである。
符号の説明
100…画像処理装置、
301…イメージセンサ、
302…A/D変換部、
303…画像処理部、
304…RAM、
305…記録処理部、
306…記録装置、
307…CPU、
308…イメージセンサ制御部、
309…ROM、
310…通信部、
311…操作部・センサ、
312…モータ、
313…モータ制御部、
314…操作部・センサ制御部、
315…子電話、
316…スキャナ・FAX起動要因監視部、
317…起動要因監視部電圧供給部、
318…省エネスタンバイ時電圧制御部、
319…メイン電源オンオフ制御部、
320…USB I/F部、
321…USBバスパワー検知部、
322…USB起動要因監視部。

Claims (2)

  1. 商用AC電源から電力供給を受けるメイン電源に内蔵され、メイン電源をオンまたはオフするメイン電源オンオフ制御部と;
    省エネスタンバイ時に、省エネスタンバイ状態から通常動作状態への復帰要因を検知する起動要因監視部と;
    電源供給を受けることが可能なUSB I/F内で、USBバスパワーを検知するUSBバスパワー検知部と;
    上記起動要因監視部と省エネスタンバイ時に動作する部分へ電圧供給する起動要因監視部電圧供給部と;
    上記起動要因監視部からの信号と上記USBバスパワー検知部からの信号とを入力し、上記メイン電源のオンに対応するLレベルの制御信号と上記メイン電源のオフに対応するHレベルの制御信号とを、内蔵論理回路によって上記メイン電源オンオフ制御部へ出力する省エネスタンバイ電圧制御部と;
    を有し、上記起動要因監視部電圧供給部は、省エネスタンバイへの移行中に、上記USBバスパワーを供給可能であれば、上記USBバスパワーによって、上記起動要因監視部と上記省エネスタンバイ電圧制御部とを駆動し、一方、上記USBバスパワーを供給できなければ、上記メイン電源からの電圧によって、上記起動要因監視部と上記省エネスタンバイ電圧制御部とを駆動することを特徴とする画像処理装置。
  2. 請求項1において、
    上記メイン電源オンオフ制御部は、商用交流電源入力をオンまたはオフする手段であることを特徴とする画像処理装置。
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