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JP4444867B2 - 業務プロセスモデル作成支援システムおよびプログラム,ならびに業務プロセスモデル作成処理方法 - Google Patents
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業務プロセスモデル作成支援システムおよびプログラム,ならびに業務プロセスモデル作成処理方法 Download PDF

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Description

本発明は,業務で遂行する一連の作業とその詳細,および業務構造を表す業務プロセスモデルを蓄積し,蓄積した業務プロセスの再利用を支援する業務プロセスモデル作成支援システムに関し,蓄積した業務プロセスモデルを検索し,または蓄積した業務プロセスモデルを加工・編集して新たな業務プロセスモデルを作成する技術に関する。
業務プロセスモデルは,業務の内容を,業務を構成する作業内容,作業の流れ,および作業で用いるデータを用いて表現したモデルである。業務プロセスモデルを用いることで業務内容を構造的に表現することができる。これによって,業務内容を把握・合意して,コンサルティングや業務のコンピュータシステム化などの作業につなげることができる。
顧客業務のコンサルティングや業務システムの開発にあたり,顧客の業務内容の把握のために業務プロセスのモデリングを短期間で行う必要がある。特に,初期段階では,顧客の業務内容に近似するものを提示できれば十分なので,できるだけ早く「顧客業務プロセスモデルの初版」を作成し顧客へ提示できることが現場から求められている。
業務プロセスモデルの初版を迅速に作成する手段として,過去に作成した業務プロセスモデリングの結果を「業務プロセスモデルのテンプレート」として蓄積し,再利用することが有効である。また,業務プロセスモデルを短期間で顧客の業務内容に近づけるために,既存の業務プロセスモデルの一部分を他の一部分に交換することも,業務プロセスモデルの初版を早く作る手段として有効である。
そのため,例えば特許文献1に示すような,業務プロセスイメージにキーワードを付けて蓄積・検索する業務プロセスイメージ策定支援装置が利用されている。
特開2001−125984号公報
しかし,従来の業務プロセスイメージ蓄積・検索システムでは,キーワードを用いて業務プロセスモデルを検索していることから,検索精度を高めるために,業務内容を適切に表すキーワードを付ける必要があった。また,同一内容を表す業務プロセスモデルに対して,蓄積者ごとに異なる語を用いてキーワードを付けることがあり,検索精度を上げるためには類義語検索等の処理を行う必要があった。
また従来のシステムでは,業務プロセスモデルをより適切な内容に近づけるために,既存の業務プロセスモデルの一部分を他の一部分に交換する際には,接合部分に矛盾がないか確認する必要があり,業務プロセスモデルを短期間で作成する作業を妨げていた。
本発明は,内容が顧客業務に近い業務プロセスモデルを,キーワード以外の情報を用いて検索することを第一の目的とする。また,業務プロセスモデルの一部分と交換される部分の間の整合性を,部品の蓄積処理段階で検証することを第二の目的とする。
上記課題を解決するため,本発明は,以下のように構成する。
本発明は,業務において遂行する作業および業務データならびにその流れを記述する業務プロセスモデルのテンプレートを蓄積し,蓄積したテンプレートにもとづく業務プロセスモデルの作成および編集を支援する業務プロセスモデル作成支援システムであって,以下の処理手段を備えるものである。
前記業務プロセスモデル作成支援システムは,作業,前記作業で使用される業務データ,前記作業の流れを示す業務フローおよび前記業務フローの実行主体が属するグループを示すパーティションを用いて業務の内容および構成を記述した業務プロセス,ならびに前記業務プロセスの業務フローを構成する作業が下位の業務フローを有する場合における前記業務フローと前記下位の業務フローとの階層関係を記述したモデル情報を含む業務プロセスモデルと,前記業務プロセスモデルが複数の業務プロセスを含む場合における,当該業務プロセスの作業または業務データが参照する他の業務プロセスの作業または業務データを示す参照関係を記述するファイル間関連情報ファイルとを含むテンプレートを記憶する記憶手段と,ユーザによって指定された検索条件である業務プロセスモデルを取得して,前記検索条件の業務プロセスモデルの最上位の業務プロセスの構成と同一の業務プロセスモデルが含まれたテンプレートを前記記憶手段から抽出する検索手段と,前記抽出されたテンプレートから,前記ユーザによって選択された1つの業務プロセスを取得して編集対象に設定する処理と,前記記憶手段から前記編集対象の業務プロセスを含む業務プロセスモデルを取得して作業中の業務プロセスモデルに設定する処理と,前記記憶手段に格納されたテンプレートから,前記ユーザによって選択された1つの業務フローを取得して処理部品に設定する処理と,前記編集対象の業務プロセスを構成する作業から,前記ユーザの指示に基づいて特定された1つの作業を取得して,前記処理部品の業務フローを前記特定された作業の下位に追加または当該作業の下位の業務フローと交換のいずれかの処理をする処理とを行う業務プロセス編集手段と,前記処理部品の業務フローが追加または交換された編集対象の業務プロセスを含む作業中の業務プロセスモデルのモデル情報に基づいて,当該作業中の業務プロセスモデルの業務プロセスから,前記処理部品の業務フローが追加または交換された作業中の編集対象の業務プロセスと関連する業務プロセスを特定する処理と,前記処理部品の業務フローが追加または交換された作業中の業務プロセスモデルにおいて,前記処理部品の業務フローで使用されるデータが,前記特定された関連する業務プロセスであって上位階層の業務プロセス内で使用されていない場合に,当該作業中の業務プロセスモデルを,データの出現不整合であると判断する処理と,前記処理部品の業務フローが追加または交換された作業中の業務プロセスモデルにおいて,前記処理部品の業務フローのパーティションが,前記特定された関連する業務プロセスであって上位階層の業務プロセス内の業務フローのパーティションと一致しない場合に,当該作業中の業務プロセスモデルを,パーティションの出現不整合であると判断する処理と,前記処理部品の業務フローが追加または交換された作業中の業務プロセスモデルにおいて,前記処理部品の業務フローと同一のものが再帰的に出現している場合に,当該作業中の業務プロセスモデルを,業務フローの再帰出現であると判断する処理とを行う検証手段と,前記処理部品の業務フローが追加または交換された作業中の業務プロセスモデルが,前記データの出現不整合または前記パーティションの出現不整合または前記業務フローの再帰出現のいずれにも該当しないと判断された場合に,前記処理部品の業務フローを前記編集対象の業務プロセスの特定された作業の下位に追加または交換した前記作業中のテンプレートを,更新されたテンプレートとして前記記憶手段に格納する業務プロセス蓄積手段と,前記更新されたテンプレートの業務プロセスモデルに基づいて,当該更新されたテンプレートのファイル間関連情報の,前記編集対象の業務プロセスに関連する参照関係を更新して,前記更新したファイル間関連情報を前記記憶手段に格納する関連情報管理手段とを備える。
また,前記業務プロセスモデル作成支援システムでは,前記検証手段は,前記作成された業務プロセスモデルについて,業務プロセスモデルの上位下位の関係にある構成要素間において,パーティションの出現の整合性を検証することができる。
また,前記検証手段は,前記作成された業務プロセスモデルについて,業務プロセスモデルの上位下位の関係にある構成要素間において,使用する業務データの出現の整合性を検証することができる。
また,前記検証手段は,前記作成された業務プロセスモデルについて,業務プロセスモデルにおいて上位の関係にある構成要素が下位の構成要素内に再帰的に出現していない状態であることを示す再帰的出現の整合性を検証することができる。
さらに,前記業務プロセスモデル作成支援システムの検索手段は,前記検索条件として,業務プロセスモデルの上位の業務フローおよび該業務フローの直下位の業務フローとの組み合わせに基づいて特定される階層関係を取得した場合に,前記記憶手段に格納されたテンプレートから,該階層関係に一致する組み合わせの業務フローを含む業務プロセスモデルを含むテンプレートを抽出ることができる。
さらに,前記業務プロセスモデル作成支援システムは,前記業務プロセス編集手段による処理中に,前記抽出されたテンプレートのモデル情報およびファイル間関連情報ファイルに基づいて,前記編集対象の業務プロセスにおいて前記選択された業務フローが追加または交換された前記特定された作業と内容が一致する作業が含む直下位の業務フローを前記記憶手段から抽出して,前記抽出された業務フローを,追加または交換が可能な業務フローとして表示する部品交換手段を備えることができる。
また、本発明は、コンピュータにより読み取られ実行されるプログラムとして実施することができる。本発明を実現するプログラムは,コンピュータが読み取り可能な,可搬媒体メモリ,半導体メモリ,ハードディスクなどの適当な記録媒体に格納することができ,これらの記録媒体に記録して提供されるものである。または,通信インタフェースを介して種々の通信網を利用した送受信により提供されるものである。
また,本発明は,上記に列挙した処理手段を備える業務プロセスモデル作成支援システムにおいて,コンピュータが行う処理手段として実施することができる。
以上のように,本発明では,業務内容を示す用語を検索キーワードとして使用する他に,既存の業務プロセスモデルの要素の上位下位の関係を用いて検索するため,より近い内容の業務プロセスモデルを検索・抽出することができる。
また,業務プロセスモデルを蓄積する場合に,業務プロセスモデルと,その業務プロセスモデルに交換または追加される部品との整合性を検証し,整合性を保証した部品についての保証情報を記録しておくため,ユーザが既存の業務プロセスモデルをもとに顧客の業務内容に近い業務プロセスモデルを加工する場合に,整合性確認済みの部品のみを交換可能な部品候補として提示するため,交換による矛盾を検証する作業を省いて,顧客の業務内容に近い業務プロセスモデルを迅速に作成することができる。
以下,本発明を実施するための最良の形態を,図面を用いて詳細に説明する。
図1は,本発明の実施形態における構成例を示す図である。本発明の業務プロセスモデル作成支援システム1は,検索部11,部品交換部12,業務プロセス編集部13,検証部14,関連情報管理部15,業務プロセス蓄積部16,および記憶装置2を備える。
記憶装置2は,業務プロセスモデルを作成または加工するためのデザインパターンとなるテンプレート20を蓄積する装置である。本例では,テンプレート20として蓄積される業務プロセスモデルは,業務において遂行される作業,その作業の流れ,作業に使用される情報などを階層的な構造として定義した情報である。
記憶装置2に蓄積されるテンプレート20は,業務プロセス21,関連情報ファイル22,ファイル間関連情報23のデータファイルで構成される。
業務プロセス21は,業務プロセスモデルを記述するモデル情報(構造化データ)と図イメージ情報を組み合わせたデータファイルである。関連情報ファイル22は,業務プロセス21に関連する情報(例えば,業務システムの画面例,コンサルティングの目的を記述した文書,顧客からの提案依頼書(RFP)などの情報)に関するデータファイルである。ファイル間関連情報23は,業務プロセス21に記述された業務プロセスモデルの構成要素間(例えば,業務プロセス21の構造化データの一部,関連情報ファイル22の一部の章や節など)の参照関係,業務プロセス21と関連情報ファイル22との参照関係などの関連性を示す情報を記録するデータファイルである。
検索部11は,ユーザによって指定された検索キーを用いて記憶装置2のテンプレート20を検索する処理手段である。検索部11は,関連情報ファイル22のファイル名や内容を表す語,業務の名称,階層ごとに部品化した業務フローの名称,プロパティ,業務フローの形状(分岐数やプロセス数による複雑度),分岐条件,業務プロセスモデルの類似度,過去のテンプレート利用で置換した単語を使用した類義語などの情報を用いた検索を行い,検索条件として指定したプロパティの内容を比較できる表形式の表示,業務フローや関連する図を合わせた表示,利用頻度が高い部品を優先した表示などの表示態様で検索結果を表示する。
部品交換部12は,業務プロセス21の業務プロセスモデルを構成する要素(部品)について,ファイル間関連情報23をもとに,交換による整合性を保証した交換可能な部品の候補を抽出して提示し,ユーザによって指定された業務プロセスモデルの部分を,ユーザによって選択された部品候補を交換して業務プロセスモデルを加工する処理手段である。
業務プロセス編集部13は,業務プロセスモデルまたはその一部分を作成または編集し,業務プロセス21としてファイル形式で保存する処理手段である。業務プロセス編集部13は,顧客の業務内容に応じて,業務プロセスモデルで使用される作業やデータなどを表す用語を顧客の業務に応じた用語へ一括して変換する。
検証部14は,部品交換部12または業務プロセス編集部13によって加工または編集された業務プロセスモデルまたはその一部分の整合性を検証する処理手段である。検証部14は,業務データのCRUD(生成,参照,更新,削除)時の整合性,階層ごとに部品化した業務フローに対して上位業務フローと下位業務フローとで利用されている組織やデータの矛盾の有無,同名異義のデータの存在の有無などを検証し,整合性がとれた部品についての保証情報をファイル間関連情報23に記録する。
関連情報管理部15は,記憶装置2に蓄積されたテンプレート20の業務プロセス21および関連情報ファイル22の構成が変更された場合に,ファイル間関連情報23の情報にその変更を反映させて,テンプレート20内のファイル間の参照関係などの関連情報を管理する処理手段である。
業務プロセス蓄積部16は,業務プロセス編集部13,部品交換部12によって,作成,編集された業務プロセス21を,記憶装置2に蓄積する処理手段である。業務プロセル蓄積部16は,テンプレート20のファイルの関連部分が消去された部品を消去するなど記憶装置2に蓄積されたファイルの整合性を維持する。
次に,業務プロセスモデル作成支援システム1において取り扱われる,業務プロセスモデルについて説明する。業務プロセスモデルは,業務の内容を,業務を構成する作業内容,その作業の流れ,および作業で用いるデータを用いて表現したモデルである。
図2〜図6を用いて,業務プロセスモデルの記述例を説明する。業務プロセスモデルは業務フロー図と,図に現れない詳細情報を格納するモデル情報とで構成されている。業務フローは,その業務で行う作業とその作業の流れ,作業を行う主体,および作業で入出力するデータとその流れを合わせて図示するものである。
図2〜図4に,業務フローの例を示す。図2は,「国内販売業務」と名付けられた「業務パッケージ」を構成する1つの業務プロセスモデル「法人向け販売業務」(以下,単に業務プロセスモデルc1と呼ぶ)の業務フローを示す図である。
図2の業務フローには,業務プロセスモデルc1の開始から終了までに実行される作業として,引き合い処理c10,受注処理c11,発注処理c12,出荷処理c13,配送処理c14,および受注情報c15,およびいくつかの分岐処理などの所定の構成要素が表現されている。
業務フローにおいて行う作業を表す部品を「業務アクション」と呼ぶ。図2の業務フローの部品である「引合処理」c10,「配送処理」c14などのように,業務アクションは楕円形の作業アイコンで表し,作業の流れは,実線矢印で表す。同時に,作業で入出力するデータは,図2の「受注情報」c15に示すようなデータアイコンで表し,データの流れは,破線矢印で表す。
また,図2の「引合処理」c10のような鉄アレイ状のシンボルを右下に付加した楕円形の作業アイコンは,その作業をさらに詳細化した業務フローがあることを表す。図2の「引合処理」c10のように,さらに詳細化した業務フローがある業務アクションを「下位業務フローを持つ業務アクション」と呼ぶ。
図3は,図2の業務フローの作業の1つである「配送処理」c14を,さらに詳細化した業務フローを示す図である。また,図4は,図3の業務フローの作業の1つである「通常配送処理」c21をさらに詳細化した業務フローを示す図である。
図3の業務フローにおいて,「販売部門」,「配送部門」,「外部配送業者」,「顧客」の4つの矩形のそれぞれを「パーティション」と呼ぶ。ある業務アクションcxが,あるパーティションpxに包含されているとき,「業務アクションcxがパーティションpxに属している」といい,その業務アクションcxを実行する主体は,パーティションpxの名称で表される組織である。例えば,「通常配送処理」c21は,「配送部門」を表すパーティションp2に属し,この業務アクション「通常配送処理」c21は,「配送部門」p2によって実行されることを意味する。
業務プロセスのテンプレート20の情報のうち,業務フロー図に現れない情報として,業務フローを業務単位で取りまとめた「業務パッケージ」に関する情報,各作業・データの詳細に関する「プロパティ」がある。
図5に,業務パッケージ,業務パッケージを構成する業務フロー,および業務フローを構成する部品の構成を別の表示方法で表す業務プロセスモデルのビュー(モデルビュー)の例を示す。図5のモデルビューにおいて,項目a〜nは,業務パッケージとその中に業務フローがある状態を表す。項目a〜項目dは,業務フローを取りまとめた業務パッケージとその包含関係を表し,例えば,業務パッケージ「国内販売業務」(項目b)は,「個人向け販売業務」(項目c)と「法人向け販売業務」(項目d)で構成されることを表す。また,項目e〜項目jは業務フローを表し,「法人向け販売業務」の業務パッケージ(項目d)は,法人向け販売業務フロー(項目e),出荷処理フロー(項目f),配送処理フロー(項目j)などから構成されることを示している。配送処理フロー(項目j)は,納品書確認処理フロー(項目k),緊急配送処理フロー(項目l)などの作業で構成される。
図5のモデルビューにおいて,項目jの業務フローの配下の構成要素として,項目kから項目nの部品で表されている構成は,図3に示す業務フロー図の構成を別のビューとして表しているものである。また,項目oと項目pは,「納品書確認処理」の業務アクション(項目k)が選択されている場合に,選択された業務アクションについての詳細プロパティである。
図6は,「法人向け販売業務」の業務パッケージ(項目d)を構成する業務フローの階層関係をUMLのクラス図で表すものである。図6において,長方形で表されるクラスは業務プロセスの内容となる業務フローを意味し,ダイヤ付きの線で表される集約の関係は,業務フローの上位・下位の階層関係を意味する。「いずれか一方のみ」のノートが付与されたクラスは,上位下位の階層関係において,1つのクラス(業務フロー)が下位側に付くこと,すなわち下位側に現れる複数のクラス(業務フロー)が交換可能な部品(交換部品)であることを表す。「デフォルト」のノートが付与されたクラスは,業務プロセスモデルを再利用するときに,初期段階で取り付けられた部品であることを表す。
ここで,「通常配送処理」c21と「通常配送処理(予約あり)」c21′は,交換部品である。図7は,図6の「通常配送処理(予約あり)」c21′の業務フロー図である。図7の「通常配送処理(予約あり)」c21′の業務フローは,図4の「通常配送処理」c21の業務フローのバリエーションの例であり,図7の「通常配送処理(予約あり)」c21′の業務フローは,業務アクション「積載」の実行前に,「配送前の予約(配送予約)」という業務アクションが行える点が,「通常配送処理」c21のものと異なる。「通常配送処理」c21と「通常配送処理(予約あり)」c21′は,双方とも,図3の「通常配送処理」c21の詳細業務フロー(下位の業務フロー)であって,「通常配送処理」c21に対する交換可能な部品となっている。以降の説明では,図3の業務フローにおける業務アクション「通常配送処理」c21の側を「交換対象箇所」と呼び,図4や図7で表される詳細業務フローを「交換部品」と呼ぶ。
図8は,業務プロセス21のモデル情報の例を示す図である。本例では,業務プロセスモデルのモデル情報(構造化データ)は,XML形式のデータとして記憶装置2に蓄積される。
図8のモデル情報の部分(a),(b),(c)の要素memberは,それぞれ図2,図3,図4に示す業務フローに対応する。内部の要素flowNodeやflowEdgeは,各業務フロー図上の楕円アイコンや矢印に対応する。各要素は識別情報(id)が振られており,このidを用いて参照関係を表す。例えば,図2の「配送処理」c14は,(図8でのid=”F67”)の詳細業務フローが,図3の業務フロー(図8でのid=”892”)であることが,図8の12行目の属性subFlowの値として表されている。
図8のXML形式のモデル情報は,業務プロセス編集部13または部品交換部12によって,図2〜図4,図7に示すような業務フロー図として編集されたり,図5に示すようなモデルビューのような形式によって詳細な情報が編集されるときに同期して作成・更新される。
図9は,ファイル間関連情報の例を示す図である。本例では,業務プロセス21と同様に,ファイル間関連情報23は,XML形式のデータとして記憶装置2に蓄積される。
図9のファイル間関連情報23の部分(a)の要素artifactは,内包する要素artifact−typeの属性typeの値が”template−plug”であることによって,交換対象箇所に関する情報であることを表す。26行目のidの値は”F67”であり,これは,図8のモデル情報の19行目の要素flowNode(この要素は図3の業務フローに示す「通常配送処理」c21に対応している)の属性idと同じ値であり,図3の業務アクション「通常配送処理」c21が交換対象箇所であることを表す。
図9のファイル間関連情報23の部分(b),(c),(d)のartifact要素は内包する要素artifact−type(31行目,40行目,44行目)の属性typeの値が”template−part”であることによって,交換部品に関する情報であることを表す。さらに,artifact要素が内包する要素artifact−dependency(30行目,39行目,43行目)の属性artifact−idの値”A88”が,さきほどの交換対象箇所の情報の中に現れる要素variability−point(27行目)のidと同一であることによって,この交換対象箇所のための交換部品であることを表す。
また,ファイル間関連情報23の部分(b)の要素artifact(29行目)のid属性の値は”287”であり,これは,図8のモデル情報の部分(c)の要素member(この要素は,図7の「「通常配送処理(予約あり)」c21′」の業務フローに対応している)の属性idの値と同一である。このことによって,図9のファイル間関連情報23の部分(b)は,図7の「「通常配送処理(予約あり)」c21′」の業務フローを交換部品として扱うことを表す。
図9のXML形式のファイル間関連情報23は,業務プロセス編集部13や部品交換部12によって交換対象箇所や交換部品が指定された際に,関連情報管理部15によって作成または更新される。
業務プロセス21の業務プロセスモデルに対して,交換対象箇所と交換部品となる部分の設定は,図9のファイル間関連情報23のXMLの記述を直接編集することで行える。また,図3に示すような業務フローを図示した画面や図5に示すような業務プロセスモデルのモデルビューとして業務プロセスモデルの構成要素を木構造で表示した画面を用いて,より簡易に設定することもできる。例えば,図9のファイル間関連情報23の26行目の交換対象箇所を指定する場合に,図3の業務フロー図で業務アクション「通常配送処理」c21のアイコンを選択して指定することや,図5のモデルビュー画面で「通常配送処理」(項目n)のアイコンを選択して指定することができる。
図10に示すように,モデルビュー画面において交換部品の指定を行う場合には,ユーザによって指定された交換対象箇所となる業務アクションを示す「通常配送処理」(項目n)を,ロ字形状のアイコンを付けて強調表示し,ユーザの右クリック操作などにより「部品交換指示」ボタン(項目q)を表示する。
部品交換部12は,「部品交換指示」ボタン(項目q)選択操作によるユーザの指示を受けて,この業務プロセス21に対応するファイル間関連情報23から,交換部品を抽出し,図11の画面例に示すように,整合性が検証された交換部品の一覧(項目r)を表示する。ユーザは,この交換部品の一覧から交換したい業務アクションを選択することで簡単に業務プロセスの一部を交換することができる。
なお,図8および図9に示すXML形式は,OMG(Object Management Group)で公開されているReusable Asset Specification(RAS)のdefault profileのXMLスキーマに従っている。RASは,再利用資産のアーカイブ形式とメタ情報の記述形式を規定する仕様であり,default profileは,ここで規定されたメタ情報記述形式の1つである。
(参考文献: Reusable Asset Specification RFC,http://www.omg.org/
Reusable Asset Specification RFC XML and XMI/XML schemas,http://www.omg.org/)
次に,業務プロセスモデル作成支援システム1の記憶装置2にテンプレート20として蓄積した業務プロセスモデルを利用する場合の処理を説明する。ユーザは,業務プロセスモデル作成支援システム1によって,記憶装置2に蓄積した業務プロセスモデルのテンプレート20群から顧客業務に類似した業務プロセスモデルとその交換部品を検索し,検索により抽出されたテンプレート20の業務プロセスモデルを元に,関連する交換部品を用いて多様な業務プロセスモデルを加工・編集することができるため,顧客業務により適する業務プロセスモデルを得ることができる。
検索部11は,ユーザが指定した検索条件をもとに記憶装置2のテンプレート20群を検索し,該当するテンプレート20を抽出し,検索結果をユーザに表示する。テンプレート20の検索キーとして,上位寄りの業務フロー,または,業務内容を示す語句をキーとして使用することができる。
ここで,図12に示すような業務プロセスモデルとその交換部品が,テンプレート20として記憶装置2に蓄積されているとする。また,図13に示すような業務プロセスモデルが,記憶装置2に蓄積されたテンプレート20の業務プロセスモデルを再利用して過去に作成したものとしてユーザの手元に保存されていたとする。ここで,ユーザが作成したい業務プロセスモデルが,図13の業務プロセスモデルに近い内容であるとする。
検索部11は,ユーザが指定した図13の業務プロセスモデルを含むデータファイルからこの業務プロセスモデルのモデル情報を取得し,取得した業務プロセスモデルの上位の階層の部品「A業務」のIDを用いて記憶装置2のテンプレート20群を検索し,図14に示す業務プロセスモデルのテンプレート20を見つけ出し,「A業務]の業務プロセスモデルのテンプレート20を表示する。そして,ユーザの確認後に,「A業務]のテンプレート20を作業中の業務プロセスモデルにコピーする。
また,検索部11は,業務プロセスモデルの上位の階層の部品「A業務」と,その下位の業務フローとなる「B処理」のIDの両方を用いて,2つの業務フローの上位下位の関係を用いて記憶装置2のテンプレート20群を検索し,図14に示す業務プロセスモデルのテンプレート20を見つけ出すこともできる。
その後,部品交換部12は,「A業務」のテンプレート20のファイル間関連情報から,交換部品の候補を検索し,ユーザに提示する。例えば,図14の「B処理」の交換候補としては「B´処理」を候補として抽出する。「E処理」の交換候補としては「E´処理」,「E´´処理」を抽出する。
交換部品の指定は,前述の図10および図11を用いた説明のとおりである。
次に,業務プロセス編集部13によって作成された業務プロセスモデルとその交換部品とする予定の部品(下位の業務フローを持つ業務アクション)を記憶装置2に格納する場合に,検証部14は,業務プロセスモデルの業務フローおよび部品の整合性を検証する。
検証部14は,業務プロセスモデルの中の最上位業務フローとその下位(子孫)階層の業務フローすべてに対して,上位階層の業務フローで入力または出力された業務データが下位階層の業務フローでも入力または出力として使われているか否かという点,上位階層の業務フローで現れたパーティションが下位階層の業務フローでも使われているか否かという点,また上位階層の業務フローが下位階層の業務フローとして再帰的に現れていないかどうかという点を検証する。
また,検証部14は,交換部品とする予定の業務フローについて,交換部品とする予定の業務フローの上位階層業務フローに現れる業務データとパーティションが,交換部品となる業務フローでも正しく現れるか否かという点と,交換部品となる業務フローの下位業務フローの業務データとパーティションについても同様の問題がないかどうかという点を検証する。
図15〜図18を用いて検証例を示す。図15〜図17は,それぞれ交換部品とする予定の業務フロー(以下検証対象と呼ぶ)を示す図である。図18は,図15〜図17の検証対象の上位階層となる業務フローである。図15〜図17の検証対象は,図18の業務フローの業務アクション「A処理」を詳細化した業務フローである。
図15の業務フローでは,業務アクション「A処理」から出力される業務データ「データa」が使用されていないため,検証部14は,図15の業務フローを「データの出現が不整合である」と判定し,図15の業務フローのidの値,不整合理由(データの出現不整合),詳細な説明などを,エラーリストに追加する。
また,図16の業務フローでは,業務アクション「A処理」が属しているパーティションの組織2が現れないため,検証部14は,図16の業務フローを「パーティションの出現が不整合である」と判定し,図16の業務フローのidの値,不整合理由(パーティションの出現不整合),詳細な説明などを,エラーリストに追加する。
検証部14は,検証処理の結果として,エラーリストに追加した部品のidおよびその不整合理由をユーザに対して表示する。図19は,検証結果の表示例を示す図である。図19(A)では,交換部品とする予定の業務フローが,パーティションの出現の不整合であったことが示される。また,不整合の詳細な説明も表示される。図19(A)の「検証箇所の表示」ボタン(s)を選択すると,図19(B)に示すように,モデルビュー画面の階層構造の該当する項目上に「×印」などを示して,不整合となった検証箇所を表示する。
また,図20は,検証結果の別の表示例を示す図である。図20(A)では,交換部品とする予定の業務フローが,既に上位階層に存在し,下位階層での再帰的出現にあたるとして不整合であったことが示される。図20(A)の「検証箇所の表示」ボタン(t)を選択すると,図20(B)に示すように,業務フロー画面の該当する業務アクション上に「×印」などを示して,不整合となった検証箇所を表示する。
一方,図17の業務フローは,業務アクション「A処理」で使用する業務データ「データa」が使用され,かつパーティションとして「組織2」があらわれているため,検証部14は,整合性ありと判定する。そして,図18の業務フローの業務アクション「A処理」を交換対象箇所および図17の業務フローを交換部品とする情報を,ファイル間関連情報23に追加する。
そして,業務プロセス蓄積部16は,例えば,図17の業務フローなど,整合性が検証された業務プロセスや交換部品を記憶装置2に格納する。この場合に,業務プロセス編集部13の処理において,ユーザによって部品(業務アクション)に対するプロパティが入力されている場合には,業務プロセス蓄積部16は,プロパティを関連情報ファイル22として併せて格納する。図21は,プロパティの例を示す図である。プロパティとして,業務の名前,業務分類,業務の概要,改善点,作業の所要時間,起動条件,コスト,使用するシステムなど,業務アクションに関連する情報が設定される。なお,業務プロセス編集部13は,ユーザからプロパティ(改善点など)の情報の更新要求があった場合に,該当するプロパティの関連情報ファイル22を記憶装置2から呼び出して,ユーザの入力に従ってファイルを更新する。
また,業務プロセス蓄積部16は,業務プロセス編集部13の処理において記憶装置2に蓄積する情報を削除する操作がなされた場合に,該当する業務プロセス21,関連情報ファイル22を削除する。また,関連情報管理部15は,削除操作による関連情報の変更をファイル間関連情報23に反映させる。
図22〜図31に,本発明の処理フローを示す。
図22および図23は,業務プロセスモデルを再利用する場合の処理フロー図である。
検索部11は,ユーザが入力した検索キーの種別を判定し,検索キーが,記憶装置2の蓄積資産を流用した業務プロセスモデルである場合には(ステップS100),検索キーとして選択された業務プロセスモデルの上位階層の業務フローをユーザに選択させる(ステップS101)。そして,選択された業務フローのIDを取得し(ステップS102),取得したIDと同一IDの業務フローを含む業務プロセスモデル21を含むテンプレート20を記憶装置2から検索し抽出する(ステップS103)。
一方,ユーザが指定した検索キーが,業務内容を示すキーワードのみである場合には(ステップS100),入力された業務プロセス名,業務アクション名などをキーに記憶装置2を検索して該当するテンプレート20を抽出する(ステップS104)。
そして,ユーザに,検索結果の業務プロセスモデル21から一つを選択させる(ステップS105)。最上位の業務フローが複数存在する場合には,選択された業務プロセスモデル21の中から最上位の業務フローを選択させる(ステップS106)。
そして,ユーザが希望している操作を判定し,ユーザが,下位階層をさらに検索する操作を希望している場合は(ステップS107),選択された業務フローの下位階層の業務フローを抽出し(ステップS108),ユーザに,選択した業務フローの下位階層から業務フローを選択させる(ステップS109)。
一方,ユーザが,選択された業務フローの利用を希望している場合は(ステップS107),業務プロセス編集部13は,選択された業務フローとその下位階層の業務フローを作業中の業務プロセスモデルにコピーする(ステップS110)。ここで,ユーザの要求に応じて,コピーする業務フローを下位(子孫)階層とその配下だけに限定するようにしてもよい。
そして,部品交換部12は,必要であれば「部品交換」をユーザに行わせる(ステップS111)。また,業務プロセス編集部13は,業務プロセスモデルを手作業によって,顧客の業務内容に適するように編集させて,(ステップS112),終了する。
図24は,ステップS110の処理(選択された業務フローのコピー処理)のより詳細な処理フロー図である。
業務プロセス編集部13は,テンプレート20から,ユーザが作業中の業務プロセスモデルに,ユーザが指定した業務フローをコピーする(ステップS200)。そして,関連情報管理部15は,コピーした業務フローに対して,「注目している業務フローのIDを再採番する処理」を実行する(ステップS201)。
図25は,ステップS201の処理(注目している業務フローのIDを再採番する処理)のより詳細な処理フロー図である。
関連情報管理部15は,注目している業務フローのIDを,業務フローのプロパティの「テンプレート上でのID」にコピーし,IDをふり直す(ステップS210)。そして,業務フロー中の構成要素(業務アクションなど)のすべてに対して,このIDをプロパティの「テンプレート上でのID」にコピーし,IDをふり直す(ステップS211)。
さらに,業務フロー中に下位階層を持つ業務アクションがあれば,それらの業務アクションそれぞれの下位階層の業務フローに対して,「注目している業務フローのIDを再採番する処理」を実行する(ステップS212)。
図26および図27は,部品交換処理の処理フロー図である。
部品交換部12は,ユーザが作業中の業務プロセスモデルへコピーされた業務アクションの「テンプレート上でのID」のプロパティの値で,ファイル間関連情報23に記載された交換対象箇所のIDを検索する(ステップS300)。そして,合致した業務フローのIDのリストを作成し(ステップS301),リストのIDに対応する(下位の業務フローを持つ)業務アクションをすべて強調表示する(ステップS302)。
その後,ユーザが部品交換の要求をしたか否かを判定する(ステップS303)。ユーザが部品交換の要求をした場合は(ステップS303のYES),ユーザに,下位業務フローを交換したい業務アクション(交換対象箇所)を選択させる(ステップS304)。そして,ユーザが選択した業務アクションの「テンプレート上でのID」のプロパティの値をファイル間関連情報から検索し,交換部品となる業務フローのIDのリストを取得する(ステップS305)。取得したIDのリストに対応する業務フローの名前をリスト表示し(ステップS306),ユーザの要求があれば,業務フローのプロパティや業務フロー図を表示する(ステップS307)。
そして,表示した交換部品のリストにユーザが交換したい業務フローがあるか否かを判定し(ステップS308),交換したい業務フローがあれば(ステップS308のYES),ユーザに交換したい業務フローを選択させる(ステップS309)。ユーザに選択させた交換対象箇所の業務アクションから下位の業務フローへの参照関係を外す(ステップS310)。さらに,参照関係を外した下位の業務フローが他の業務アクションの下位業務フローとなっているか否かを確認し(ステップS311),他の業務アクションの下位の業務フローとなっていない場合のみ(ステップS311のNO),参照関係を外した下位の業務フローを削除する(ステップS312)。さらに,ユーザに選択された業務フローをテンプレート20からコピーする(ステップS313)。コピー処理は,図23のステップS110の処理のアルゴリズムによって行う。そして,ユーザに選択された交換対象箇所の業務アクションから,コピーした業務フローへの参照関係を設定する(ステップS314)。
また,表示した交換部品のリストにユーザが交換したい業務フローがあるか否かを判定し(ステップS308),交換したい業務フローがなければ(ステップS308のNO),ステップS300の処理へ戻り,処理を繰り返す。
また,ユーザが部品交換の要求をしたか否かを判定し(ステップS303),ユーザが部品交換の要求をしなかった場合は(ステップS303のNO),処理を終了する。
図28は,作成または交換予定の部品を含む業務フローの検証処理の処理フロー図である。
検証部14は,部品となる予定の業務フローの上位階層の業務フローの中に未検証の業務データがある間,ステップS401〜S404の処理を繰り返す(ステップS400)。そして,業務フローの中の未検証の業務データを1つ選択し(ステップS401),選択した業務データが,部品となる予定の業務フローでも入力または出力として使用されていることを確認する(ステップS402)。そして,選択した業務データが使用されていることを確認できなかった場合にのみ(ステップS403のNO),検証エラーリストに「データの出現不整合」の情報を追加する(ステップS404)。ステップS400で開始した繰り返しを終了する(ステップS405)。
さらに,上位階層の業務フローのパーティションが,部品となる予定の業務フローにも現れていることを確認する(ステップS406)。そして,パーティションが現れていることが確認できなかった場合にのみ(ステップS407のNO),検証エラーリストに「パーティションの出現不整合」の情報を追加する(ステップS408)。そして,「業務プロセスモデルの検証処理」を実行する(ステップS409)。
図29〜図31は,図28のステップS409の処理(業務プロセスモデルの検証処理)の処理フロー図である。
検証部14は,要検証業務フローリストと検証済み業務フローリストとを空にし(ステップS500),最上位の業務フローのIDをすべて要検証業務フローリストに追加する(ステップS501)。
そして,要検証業務フローリストが空でない間,ステップS503〜S529までの処理を繰り返す(ステップS502)。
要検証業務フローリストから業務フローを一つ選択し,要検証業務フローリストからそのIDを削除し(ステップS503),選択した業務フローの中に未検証の業務データがある間,ステップS505〜S511の処理を繰り返す(ステップS504)。
選択された業務フローの中の未検証の業務データを一つ選択し(ステップS505),選択した業務データを入力または出力として使う業務アクションに下位の業務フローがある場合,各下位の業務フローについて,ステップS507〜S510の処理を繰り返す(ステップS506)。
当該下位の業務フローを一つ選択し(ステップS507),選択した業務データが下位の業務フローで入力または出力として使用されていることを確認する(ステップS508)。選択した業務データが下位の業務フローで使用されていることが確認できなかった場合のみ(ステップS509のNO),検証エラーリストに「データの出現不整合」の情報を追加する(ステップS510)。
その後,ステップS506で開始した繰り返しを終了し(ステップS511),さらに,ステップS504で開始した繰り返しを終了する(ステップS512)。
そして,選択した業務フローの中に未検証のパーティションがある間,ステップS514〜S520の処理を繰り返す(ステップS513)。
業務フローの中の未検証のパーティションを一つ選択し(ステップS514),選択したパーティションに属する業務アクションに下位の業務フローがある場合,各下位の業務フローについて,ステップS516〜S519の処理を繰り返す(ステップS515)。
当該下位の業務フローを一つ選択し(ステップS516),選択したパーティションが下位の業務フローにも現れていることを確認する(ステップS517)。選択したパーティションが下位の業務フローに現れていることが確認できなかった場合のみ(ステップS518のNO),検証エラーリストに「パーティションの出現不整合」の情報を追加する(ステップS519)。
その後,ステップS515で開始した繰り返しを終了し(ステップS520),さらに,ステップS513で開始したパーティションの繰り返しを終了する(ステップS521)。
そして,選択した業務フローを検証済み業務フローリストに追加し,要検証業務フローリストからその業務フローのIDを削除する(ステップS522)。
選択した業務フローの中に,下位の業務フローがある業務アクションについて,ステップS524〜S528の処理を繰り返す(ステップS523)。
該当する業務アクションを一つ選択し(ステップS524),選択した業務アクションの下位業務フローが検証済み業務フローリストにあるかを確認する(ステップS525)。選択した業務アクションの下位業務フローが検証済み業務フローリストに存在しなければ(ステップS526のNO),当該業務フローを要検証作業フローリストに追加する(ステップS527)。一方,選択した業務アクションの下位業務フローが検証済み業務フローリストに存在すれば(ステップS526のYES),検証エラーリストに「業務フローの再帰的出現」の情報を追加する(ステップS528)。
その後,ステップS523で開始した繰り返しを終了し(ステップS529),さらに,ステップS502で開始した繰り返しを終了する(ステップS530)。その後,検証エラーリストの内容を表示する(ステップS531)。
以上説明したように,本発明によれば,業務プロセスモデルをコンピュータが処理できる形態で保存し,新たに業務プロセスモデルを作成する際に,過去に蓄積した業務プロセスモデルを再利用できるようにする。例えば,新たな顧客に対する業務コンサルティングを行う場合に,業務内容のモデル化を一から始める代わりに,図5の「国内販売業務」の業務パッケージ(項目b)とその配下の業務パッケージおよび業務フローを再利用することによって,国内販売業務の業務内容の把握の最初の手番を簡略化することができる。
また,業務フローのバリエーションを交換部品として関連付けて蓄積することができるため,テンプレートとなる業務プロセスモデルと交換部品を用いることによって,顧客の業務内容により近づけた業務プロセスモデルへ加工することができる。
新たに業務プロセスモデルを作成するために,顧客の業務内容により適した業務フローを選択し,最終的に顧客の業務内容に適合させるために,業務プロセスモデルに業務フローを追加したり,業務フローの一部を修正する必要がある。この追加・修正結果を再び蓄積することによって,業務フローのバリエーションを増やすことができる。例えば,図6に示す業務プロセスモデルでは,「通常配送処理」c21を選ぶか「通常配送処理(予約あり)」c21′を選ぶかによって,2通りの組み合わせがある。また,図12に示す業務プロセスモデルは,2×2×2×3=24通りの組み合わせがある。
業務フローのバリエーションが増える結果,業務プロセスモデルは,業務フローの階層ごとに蓄積され,上位階層が同一の業務フローである下位階層の業務フローが交換部品として蓄積される。上位階層が同一の下位階層業務フローは,一般に業務内容が近いため,上位寄りの業務フローは下位寄りの業務フローの検索のキーとして使用することができる。
以上、本発明をその実施の形態により説明したが、本発明はその主旨の範囲において種々の変形が可能であることは当然である。
本発明の形態および実施例の特徴を列記すると以下のとおりである。
(付記1) 業務において遂行する作業および業務データならびにその流れを記述する業務プロセスモデルのテンプレートを蓄積し,蓄積したテンプレートにもとづく業務プロセスモデルの作成および編集を支援する業務プロセスモデル作成支援システムであって,
作業,業務データおよび前記作業の流れを示す業務フローを構成要素として業務のプロセスを階層的に記述したモデル情報を含む業務プロセスモデルと,前記業務プロセスモデルに関連する情報を記述した関連情報ファイルと,前記業務プロセスモデルの構成要素間の参照関係または前記業務プロセスモデルと前記関連情報ファイルとの参照関係を記述するファイル間関連情報とを含むテンプレートを格納する記憶手段と,
業務プロセスモデルの構成要素である業務フローの階層関係を検索キーとして前記記憶手段のテンプレートを検索し,該当する業務フローの階層関係を持つ業務プロセスモデルを出力する検索手段を備える
ことを特徴とする業務プロセスモデル作成支援システム。
(付記2) 業務において遂行する作業および業務データならびにその流れを記述する業務プロセスモデルのテンプレートを蓄積し,蓄積したテンプレートにもとづく業務プロセスモデルの作成および編集を支援する業務プロセスモデル作成支援システムであって,
作業,業務データおよび前記作業の流れを示す業務フローを構成要素として業務のプロセスを階層的に記述したモデル情報を含む業務プロセスモデルと,前記業務プロセスモデルに関連する情報を記述した関連情報ファイルと,前記業務プロセスモデルの構成要素間の参照関係または前記業務プロセスモデルと前記関連情報ファイルとの参照関係を記述するファイル間関連情報とを含むテンプレートを格納する記憶手段と,
前記記憶手段に格納された前記業務プロセスモデルの一部を編集し,または業務プロセスモデルに新たな構成要素を追加して業務プロセスモデルを作成する業務プロセス編集手段と,
前記業務プロセス編集手段において作成された業務プロセスモデルについて,編集により変更または追加された構成要素を含む前記編集された業務プロセスモデルの構成要素間の整合性を検証する検証手段と,
前記編集された業務プロセスモデルの全構成要素間の整合性が検証された場合に,前記編集された業務プロセスモデルのモデル情報に,前記変更または追加された構成要素を追加し,前記追加された構成要素に関する関連情報ファイルを追加する業務プロセス蓄積手段と,
前記テンプレートのファイル間関連情報の前記業務プロセスモデルの編集箇所と前記変更または追加された構成要素との参照関係および前記業務プロセスモデルと前記追加した関連情報ファイルとの参照関係を更新する関連情報管理手段とを備える
ことを特徴とする業務プロセスモデル作成支援システム。
(付記3) 前記付記2記載の業務プロセスモデル作成支援システムにおいて,
前記検証手段は,前記編集された業務プロセスモデルについて,業務プロセスモデルの上位下位の関係にある構成要素間において,パーティションの出現の整合性を検証する
ことを特徴とする業務プロセスモデル作成支援システム。
(付記4) 前記付記2記載の業務プロセスモデル作成支援システムにおいて,
前記検証手段は,前記編集された業務プロセスモデルについて,業務プロセスモデルの上位下位の関係にある構成要素間において,使用する業務データの出現の整合性を検証する
ことを特徴とする業務プロセスモデル作成支援システム。
(付記5) 前記付記2記載の業務プロセスモデル作成支援システムにおいて,
前記検証手段は,前記編集された業務プロセスモデルについて,業務プロセスモデルにおいて上位の関係にある構成要素が下位の構成要素内に再帰的に出現していない状態であることを示す再帰的出現の整合性を検証する
ことを特徴とする業務プロセスモデル作成支援システム。
(付記6) 業務において遂行する作業および業務データならびにその流れを記述する業務プロセスモデルのテンプレートを蓄積し,蓄積したテンプレートにもとづく業務プロセスモデルの作成および編集を支援する業務プロセスモデル作成支援システムであって,
作業,業務データおよび前記作業の流れを示す業務フローを構成要素として業務のプロセスを階層的に記述したモデル情報を含む業務プロセスモデルと,前記業務プロセスモデルに関連する情報を記述した関連情報ファイルと,前記業務プロセスモデルの構成要素間の参照関係または前記業務プロセスモデルと前記関連情報ファイルとの参照関係を記述するファイル間関連情報とを含むテンプレートを格納する記憶手段と,
前記記憶手段に格納された前記業務プロセスモデルの構成要素を他の構成要素と交換する場合に,前記業務プロセスモデルにおいて交換対象箇所として指定された構成要素に対して参照関係を持つ他の構成要素を,前記ファイル間関連情報を用いて取得し,取得した他の構成要素を交換部品の候補として提示し,前記提示した交換部品から選択された前記他の構成要素を,前記業務プロセスモデルの前記交換対象箇所の構成要素と交換した業務プロセスモデルを出力する部品交換手段とを備える
ことを特徴とする業務プロセスモデル作成支援システム。
(付記7) 業務において遂行する作業および業務データならびにその流れを記述する業務プロセスモデルのテンプレートを蓄積し,蓄積したテンプレートにもとづく業務プロセスモデルの作成および編集を支援する業務プロセスモデル作成支援システムとして,コンピュータを機能させるためのプログラムであって,
作業,業務データおよび前記作業の流れを示す業務フローを構成要素として業務のプロセスを階層的に記述したモデル情報を含む業務プロセスモデルと,前記業務プロセスモデルに関連する情報を記述した関連情報ファイルと,前記業務プロセスモデルの構成要素間の参照関係または前記業務プロセスモデルと前記関連情報ファイルとの参照関係を記述するファイル間関連情報とを含むテンプレートを格納する記憶手段と,
業務プロセスモデルの構成要素である業務フローの階層関係を検索キーとして前記記憶手段のテンプレートを検索し,該当する業務フローの階層関係を持つ業務プロセスモデルを出力する検索手段として,
前記コンピュータを機能させるための業務プロセスモデル作成支援プログラム。
(付記8) 業務において遂行する作業および業務データならびにその流れを記述する業務プロセスモデルのテンプレートを蓄積し,蓄積したテンプレートにもとづく業務プロセスモデルの作成および編集を支援する業務プロセスモデル作成支援システムとして,コンピュータを機能させるためのプログラムであって,
作業,業務データおよび前記作業の流れを示す業務フローを構成要素として業務のプロセスを階層的に記述したモデル情報を含む業務プロセスモデルと,前記業務プロセスモデルに関連する情報を記述した関連情報ファイルと,前記業務プロセスモデルの構成要素間の参照関係または前記業務プロセスモデルと前記関連情報ファイルとの参照関係を記述するファイル間関連情報とを含むテンプレートを格納する記憶手段と,
前記記憶手段に格納された前記業務プロセスモデルの一部を編集し,または業務プロセスモデルに新たな構成要素を追加して業務プロセスモデルを作成する業務プロセス編集手段と,
前記業務プロセス編集手段において作成された業務プロセスモデルについて,編集により変更または追加された構成要素を含む前記編集された業務プロセスモデルの構成要素間の整合性を検証する検証手段と,
前記編集された業務プロセスモデルの全構成要素間の整合性が検証された場合に,前記編集された業務プロセスモデルのモデル情報に,前記変更または追加された構成要素を追加し,前記追加された構成要素に関する関連情報ファイルを追加する業務プロセス蓄積手段と,
前記テンプレートのファイル間関連情報の前記業務プロセスモデルの編集箇所と前記変更または追加された構成要素との参照関係および前記業務プロセスモデルと前記追加した関連情報ファイルとの参照関係を更新する関連情報管理手段として,
前記コンピュータを機能させるための業務プロセスモデル作成支援プログラム。
(付記9) 業務において遂行する作業および業務データならびにその流れを記述する業務プロセスモデルのテンプレートを蓄積し,蓄積したテンプレートにもとづく業務プロセスモデルの作成および編集を支援する業務プロセスモデル作成支援システムとして,コンピュータを機能させるためのプログラムであって,
作業,業務データおよび前記作業の流れを示す業務フローを構成要素として業務のプロセスを階層的に記述したモデル情報を含む業務プロセスモデルと,前記業務プロセスモデルに関連する情報を記述した関連情報ファイルと,前記業務プロセスモデルの構成要素間の参照関係または前記業務プロセスモデルと前記関連情報ファイルとの参照関係を記述するファイル間関連情報とを含むテンプレートを格納する記憶手段と,
前記記憶手段に格納された前記業務プロセスモデルの構成要素を他の構成要素と交換する場合に,前記業務プロセスモデルにおいて交換対象箇所として指定された構成要素に対して参照関係を持つ他の構成要素を,前記ファイル間関連情報を用いて取得し,取得した他の構成要素を交換部品の候補として提示し,前記提示した交換部品から選択された前記他の構成要素を,前記業務プロセスモデルの前記交換対象箇所の構成要素と交換した業務プロセスモデルを出力する部品交換手段として,
前記コンピュータを機能させるための業務プロセスモデル作成支援プログラム。
(付記10) 業務において遂行する作業および業務データならびにその流れを記述する業務プロセスモデルのテンプレートを蓄積し,蓄積したテンプレートにもとづく業務プロセスモデルの作成および編集を支援する業務プロセスモデル作成支援システムにおいて,コンピュータが行う業務プロセスモデル検索処理方法であって,
作業,業務データおよび前記作業の流れを示す業務フローを構成要素として業務のプロセスを階層的に記述したモデル情報を含む業務プロセスモデルと,前記業務プロセスモデルに関連する情報を記述した関連情報ファイルと,前記業務プロセスモデルの構成要素間の参照関係または前記業務プロセスモデルと前記関連情報ファイルとの参照関係を記述するファイル間関連情報とを含むテンプレートを格納する記憶手段へアクセスする処理過程と,
業務プロセスモデルの構成要素である業務フローの階層関係を検索キーとして前記記憶手段のテンプレートを検索し,該当する業務フローの階層関係を持つ業務プロセスモデルを出力する処理過程とを備える
ことを特徴とする業務プロセスモデル検索処理方法。
(付記11) 業務において遂行する作業および業務データならびにその流れを記述する業務プロセスモデルのテンプレートを蓄積し,蓄積したテンプレートにもとづく業務プロセスモデルの作成および編集を支援する業務プロセスモデル作成支援システムにおいて,コンピュータが行う業務プロセス作成処理方法であって,
作業,業務データおよび前記作業の流れを示す業務フローを構成要素として業務のプロセスを階層的に記述したモデル情報を含む業務プロセスモデルと,前記業務プロセスモデルに関連する情報を記述した関連情報ファイルと,前記業務プロセスモデルの構成要素間の参照関係または前記業務プロセスモデルと前記関連情報ファイルとの参照関係を記述するファイル間関連情報とを含むテンプレートを格納する記憶手段へアクセスする処理過程と,
前記記憶手段に格納された前記業務プロセスモデルの一部を編集し,または業務プロセスモデルに新たな構成要素を追加して業務プロセスモデルを作成する処理過程と,
前記業務プロセスを作成する処理過程において作成された業務プロセスモデルについて,編集により変更または追加された構成要素を含む前記編集された業務プロセスモデルの構成要素間の整合性を検証する処理過程と,
前記編集された業務プロセスモデルの全構成要素間の整合性が検証された場合に,前記編集された業務プロセスモデルのモデル情報に,前記変更または追加された構成要素を追加し,前記追加された構成要素に関する関連情報ファイルを追加する処理過程と,
前記テンプレートのファイル間関連情報の前記業務プロセスモデルの編集箇所と前記変更または追加された構成要素との参照関係および前記業務プロセスモデルと前記追加した関連情報ファイルとの参照関係を更新する処理過程とを備える
ことを特徴とする業務プロセスモデル作成処理方法。
(付記12) 業務において遂行する作業および業務データならびにその流れを記述する業務プロセスモデルのテンプレートを蓄積し,蓄積したテンプレートにもとづく業務プロセスモデルの作成および編集を支援する業務プロセスモデル作成支援システムにおいて,コンピュータが行う業務プロセスモデル作成処理方法であって,
作業,業務データおよび前記作業の流れを示す業務フローを構成要素として業務のプロセスを階層的に記述したモデル情報を含む業務プロセスモデルと,前記業務プロセスモデルに関連する情報を記述した関連情報ファイルと,前記業務プロセスモデルの構成要素間の参照関係または前記業務プロセスモデルと前記関連情報ファイルとの参照関係を記述するファイル間関連情報とを含むテンプレートを格納する記憶手段へアクセスする処理過程と,
前記記憶手段に格納された前記業務プロセスモデルの構成要素を他の構成要素と交換する場合に,前記業務プロセスモデルにおいて交換対象箇所として指定された構成要素に対して参照関係を持つ他の構成要素を,前記ファイル間関連情報を用いて取得し,取得した他の構成要素を交換部品の候補として提示する処理過程と,
前記提示した交換部品から選択された前記他の構成要素を,前記業務プロセスモデルの前記交換対象箇所の構成要素と交換した業務プロセスモデルを出力する処理過程とを備える
ことを特徴とする業務プロセスモデル作成処理方法。
本発明の実施形態における構成例を示す図である。 業務プロセスモデルの業務フローの例を示す図である。 配送処理の業務フローの例を示す図である。 通常配送処理の業務フローの例を示す図である。 業務プロセスモデルのビューの例を示す図である。 業務パッケージを構成する業務フローのUMLのクラス図である。 通常配送処理(予約あり)の業務フローの例を示す図である。 業務プロセスのモデル情報の例を示す図である。 ファイル間関連情報の例を示す図である。 モデルビューにおける部品交換処理を説明するための図である。 モデルビューにおける部品交換処理を説明するための図である。 テンプレートとして蓄積された業務パッケージの業務フローの例を示す図である。 検索キーとして使用する業務パッケージの業務フローの例を示す図である。 検索結果として抽出される業務パッケージの業務フロー(デフォルト)の例を示す図である。 検証処理により「データの出現不整合」とされた業務フロー例を示す図である。 検証処理により「パーティションの出現不整合」とされた業務フロー例を示す図である。 検証処理により整合性が検証された業務フロー例を示す図である。 検証対象(業務フロー)の上位の業務フロー例を示す図である。 検証結果の表示例を示す図である。 検証結果の表示例を示す図である。 プロパティの例を示す図である。 業務プロセスモデルを再利用する場合の処理フロー図である。 業務プロセスモデルを再利用する場合の処理フロー図である。 ステップS110の処理(選択された業務フローのコピー処理)のより詳細な処理フロー図である。 ステップS201の処理(注目している業務フローのIDを再採番する処理)のより詳細な処理フロー図である。 部品交換処理の処理フロー図である。 部品交換処理の処理フロー図である。 作成または交換予定の部品を含む業務フローの検証処理の処理フロー図である。 ステップS409の処理(業務プロセスモデルの検証処理)の処理フロー図である。 ステップS409の処理(業務プロセスモデルの検証処理)の処理フロー図である。 ステップS409の処理(業務プロセスモデルの検証処理)の処理フロー図である。
符号の説明
1 業務プロセスモデル作成支援システム
11 検索部
12 部品交換部
13 業務プロセス編集部
14 検証部
15 関連情報管理部
16 業務プロセス蓄積部
2 記憶装置
20 テンプレート
21 業務プロセス(業務プロセスモデル)
22 関連情報ファイル
23 ファイル間関連情報

Claims (7)

  1. 業務において遂行する作業および業務データならびに前記作業の流れを記述する業務プロセスモデルのテンプレートを蓄積し,蓄積したテンプレートにもとづく業務プロセスモデルの作成および編集を支援する業務プロセスモデル作成支援システムであって,
    作業,前記作業で使用される業務データ,前記作業の流れを示す業務フローおよび前記業務フローの実行主体が属するグループを示すパーティションを用いて業務の内容および構成を記述した業務プロセス,ならびに前記業務プロセスの業務フローを構成する作業が下位の業務フローを有する場合における前記業務フローと前記下位の業務フローとの階層関係を記述したモデル情報を含む業務プロセスモデルと,前記業務プロセスモデルが複数の業務プロセスを含む場合における,当該業務プロセスの作業または業務データが参照する他の業務プロセスの作業または業務データを示す参照関係を記述するファイル間関連情報ファイルとを含むテンプレートを記憶する記憶手段と,
    ユーザによって指定された検索条件である業務プロセスモデルを取得して,前記検索条件の業務プロセスモデルの最上位の業務プロセスの構成と同一の業務プロセスモデルが含まれたテンプレートを前記記憶手段から抽出する検索手段と,
    前記抽出されたテンプレートから,前記ユーザによって選択された1つの業務プロセスを取得して編集対象に設定する処理と,
    前記記憶手段から前記編集対象の業務プロセスを含む業務プロセスモデルを取得して作業中の業務プロセスモデルに設定する処理と,
    前記記憶手段に格納されたテンプレートから,前記ユーザによって選択された1つの業務フローを取得して処理部品に設定する処理と,
    前記編集対象の業務プロセスを構成する作業から,前記ユーザの指示に基づいて特定された1つの作業を取得して,前記処理部品の業務フローを前記特定された作業の下位に追加または当該作業の下位の業務フローと交換のいずれかの処理をする処理とを行う業務プロセス編集手段と,
    前記処理部品の業務フローが追加または交換された編集対象の業務プロセスを含む作業中の業務プロセスモデルのモデル情報に基づいて,当該作業中の業務プロセスモデルの業務プロセスから,前記処理部品の業務フローが追加または交換された編集対象の業務プロセスと関連する業務プロセスを特定する処理と,
    前記処理部品の業務フローが追加または交換された作業中の業務プロセスモデルにおいて,前記処理部品の業務フローで使用されるデータが,前記特定された関連する業務プロセスであって上位階層の業務プロセス内で使用されていない場合に,当該作業中の業務プロセスモデルを,データの出現不整合であると判断する処理と,
    前記処理部品の業務フローが追加または交換された作業中の業務プロセスモデルにおいて,前記処理部品の業務フローのパーティションが,前記特定された関連する業務プロセスであって上位階層の業務プロセス内の業務フローのパーティションと一致しない場合に,当該作業中の業務プロセスモデルを,パーティションの出現不整合であると判断する処理と,
    前記処理部品の業務フローが追加または交換された作業中の業務プロセスモデルにおいて,前記処理部品の業務フローと同一のものが再帰的に出現している場合に,当該作業中の業務プロセスモデルを,業務フローの再帰出現であると判断する処理とを行う検証手段と,
    前記処理部品の業務フローが追加または交換された作業中の業務プロセスモデルが,前記データの出現不整合または前記パーティションの出現不整合または前記業務フローの再帰出現のいずれにも該当しないと判断された場合に,前記処理部品の業務フローを前記編集対象の業務プロセスの特定された作業の下位に追加または交換した前記作業中のテンプレートを,更新されたテンプレートとして前記記憶手段に格納する業務プロセス蓄積手段と,
    前記更新されたテンプレートの業務プロセスモデルに基づいて,当該更新されたテンプレートのファイル間関連情報の,前記編集対象の業務プロセスに関連する参照関係を更新して,前記更新したファイル間関連情報を前記記憶手段に格納する関連情報管理手段とを備える
    ことを特徴とする業務プロセスモデル作成支援システム。
  2. 請求項1に記載の業務プロセスモデル作成支援システムにおいて,
    前記検索手段は,前記検索条件として,業務プロセスモデルの最上位の業務フローおよび当該業務フローの直下位の業務フローとの組み合わせに基づいて特定される階層関係を取得した場合に,前記記憶手段に格納されたテンプレートから,当該階層関係に一致する組み合わせの業務フローを含む業務プロセスモデルを含むテンプレートを抽出する
    ことを特徴とする業務プロセスモデル作成支援システム。
  3. 請求項1または請求項2に記載の業務プロセスモデル作成支援システムにおいて,
    前記業務プロセス編集手段による処理中に,前記抽出されたテンプレートのモデル情報およびファイル間関連情報ファイルに基づいて,前記編集対象の業務プロセスにおいて前記選択された業務フローが追加または交換された前記特定された作業と内容が一致する作業が含む直下位の業務フローを前記記憶手段から抽出して,前記抽出された業務フローを,追加または交換が可能な業務フローとして表示する部品交換手段とを備える
    ことを特徴とする業務プロセスモデル作成支援システム。
  4. 業務において遂行する作業および業務データならびに前記作業の流れを記述する業務プロセスモデルのテンプレートを蓄積し,蓄積したテンプレートにもとづく業務プロセスモデルの作成および編集を支援する業務プロセスモデル作成支援プログラムであって,
    テンプレートを記憶する記憶手段を備えるコンピュータを,
    ユーザによって指定された検索条件である業務プロセスモデルを取得する処理と,
    作業,前記作業で使用される業務データ,前記作業の流れを示す業務フローおよび前記業務フローの実行主体が属するグループを示すパーティションを用いて業務の内容および構成を記述した業務プロセス,ならびに前記業務プロセスの業務フローを構成する作業が下位の業務フローを有する場合における前記業務フローと前記下位の業務フローとの階層関係を記述したモデル情報を含む業務プロセスモデルと,前記業務プロセスモデルが複数の業務プロセスを含む場合における,当該業務プロセスの作業または業務データが参照する他の業務プロセスの作業または業務データを示す参照関係を記述するファイル間関連情報ファイルとを含む前記テンプレートを記憶する記憶手段から,前記検索条件の業務プロセスモデルの最上位の業務プロセスの構成と同一の業務プロセスモデルが含まれたテンプレートを抽出する処理とを行う検索手段と,
    前記抽出されたテンプレートから,前記ユーザによって選択された1つの業務プロセスを取得して編集対象に設定する処理と,
    前記記憶手段から前記編集対象の業務プロセスを含む業務プロセスモデルを取得して作業中の業務プロセスモデルに設定する処理と,
    前記記憶手段に格納されたテンプレートから,前記ユーザによって選択された1つの業務フローを取得して処理部品に設定する処理と,
    前記編集対象の業務プロセスを構成する作業から,前記ユーザの指示に基づいて特定された1つの作業を取得して,前記処理部品の業務フローを前記特定された作業の下位に追加または当該作業の下位の業務フローと交換のいずれかの処理をする処理とを行う業務プロセス編集手段と,
    前記処理部品の業務フローが追加または交換された編集対象の業務プロセスを含む作業中の業務プロセスモデルのモデル情報に基づいて,当該作業中の業務プロセスモデルの業務プロセスから,前記処理部品の業務フローが追加または交換された編集対象の業務プロセスと関連する業務プロセスを特定する処理と,
    前記処理部品の業務フローが追加または交換された作業中の業務プロセスモデルにおいて,前記処理部品の業務フローで使用されるデータが,前記特定された関連する業務プロセスであって上位階層の業務プロセス内で使用されていない場合に,当該作業中の業務プロセスモデルを,データの出現不整合であると判断する処理と,
    前記処理部品の業務フローが追加または交換された作業中の業務プロセスモデルにおいて,前記処理部品の業務フローのパーティションが,前記特定された関連する業務プロセスであって上位階層の業務プロセス内の業務フローのパーティションと一致しない場合に,当該作業中の業務プロセスモデルを,パーティションの出現不整合であると判断する処理と,
    前記処理部品の業務フローが追加または交換された作業中の業務プロセスモデルにおいて,前記処理部品の業務フローと同一のものが再帰に出現している場合に,当該作業中の業務プロセスモデルを,業務フローの再帰出現であると判断する処理とを行う検証手段と,
    前記処理部品の業務フローが追加または交換された作業中の業務プロセスモデルが,前記データの出現不整合または前記パーティションの出現不整合または前記業務フローの再帰出現のいずれにも該当しないと判断された場合に,前記処理部品の業務フローを前記編集対象の業務プロセスの特定された作業の下位に追加または交換した前記作業中のテンプレートを,更新されたテンプレートとして前記記憶手段に格納する業務プロセス蓄積手段と,
    前記更新されたテンプレートの業務プロセスモデルに基づいて,当該更新されたテンプレートのファイル間関連情報の,前記編集対象の業務プロセスに関連する参照関係を更新して,前記更新したファイル間関連情報を前記記憶手段に格納する関連情報管理手段として
    機能させるための業務プロセスモデル作成支援プログラム。
  5. 請求項に記載の業務プロセスモデル作成支援プログラムにおいて,
    前記検索手段は,前記検索条件として,業務プロセスモデルの最上位の業務フローおよび当該業務フローの直下位の業務フローとの組み合わせに基づいて特定される階層関係を取得した場合に,前記記憶手段に格納されたテンプレートから,当該階層関係に一致する組み合わせの業務フローを含む業務プロセスモデルを含むテンプレートを抽出する
    ことを特徴とする業務プロセスモデル作成支援プログラム。
  6. 請求項または請求項に記載の業務プロセスモデル作成支援プログラムにおいて,
    前記業務プロセス編集手段による処理中に,前記抽出されたテンプレートのモデル情報およびファイル間関連情報ファイルに基づいて,前記編集対象の業務プロセスにおいて前記選択された業務フローが追加または交換された前記特定された作業と内容が一致する作業が含む直下位の業務フローを前記記憶手段から抽出して,前記抽出された業務フローを,追加または交換が可能な業務フローとして表示する部品交換手段として
    前記コンピュータを機能させるための業務プロセスモデル作成支援プログラム。
  7. 業務において遂行する作業および業務データならびに前記作業の流れを記述する業務プロセスモデルのテンプレートを蓄積し,蓄積したテンプレートにもとづく業務プロセスモデルの作成および編集を支援する業務プロセスモデル作成支援システムにおいて,前記テンプレートを格納する記憶手段,検索手段,業務プロセス編集手段,検証手段,業務プロセス蓄積手段,および関連情報管理手段を備えるコンピュータが実行する業務プロセス作成処理方法であって,
    ユーザによって指定された検索条件である業務プロセスモデルを取得する処理過程と,
    作業,前記作業で使用される業務データ,前記作業の流れを示す業務フローおよび前記業務フローの実行主体が属するグループを示すパーティションを用いて業務の内容および構成を記述した業務プロセス,ならびに前記業務プロセスの業務フローを構成する作業が下位の業務フローを有する場合における前記業務フローと前記下位の業務フローとの階層関係を記述したモデル情報を含む業務プロセスモデルと,前記業務プロセスモデルが複数の業務プロセスを含む場合における,当該業務プロセスの作業または業務データが参照する他の業務プロセスの作業または業務データを示す参照関係を記述するファイル間関連情報ファイルとを含む前記テンプレートを記憶する記憶手段から,前記検索条件の業務プロセスモデルの最上位の業務プロセスの構成と同一の業務プロセスモデルが含まれたテンプレートを抽出する処理過程と,
    前記抽出されたテンプレートから,前記ユーザによって選択された1つの業務プロセスを取得して編集対象に設定する処理過程と,
    前記記憶手段から前記編集対象の業務プロセスを含む業務プロセスモデルを取得して作業中の業務プロセスモデルに設定する処理過程と,
    前記記憶手段に格納されたテンプレートから,前記ユーザによって選択された1つの業務フローを取得して処理部品に設定する処理過程と,
    前記編集対象の業務プロセスを構成する作業から,前記ユーザの指示に基づいて特定された1つの作業を取得して,前記処理部品の業務フローを前記特定された作業の下位に追加または当該作業の下位の業務フローと交換のいずれかの処理をする処理過程と,
    前記処理部品の業務フローが追加または交換された編集対象の業務プロセスを含む作業中の業務プロセスモデルのモデル情報に基づいて,当該作業中の業務プロセスモデルから,前記処理部品の業務フローが追加または交換された編集対象の業務プロセスと関連する業務プロセスを特定する処理過程と,
    前記処理部品の業務フローが追加または交換された作業中の業務プロセスモデルにおいて,前記処理部品の業務フローで使用されるデータが,前記特定された関連する業務プロセスであって上位階層の業務プロセス内で使用されていない場合に,当該作業中の業務プロセスモデルを,データの出現不整合であると判断する処理と,
    前記処理部品の業務フローが追加または交換された作業中の業務プロセスモデルにおいて,前記処理部品の業務フローのパーティションが,前記特定された関連する業務プロセスであって上位階層の業務プロセス内の業務フローのパーティションと一致しない場合に,当該作業中の業務プロセスモデルを,パーティションの出現不整合であると判断する処理過程と,
    前記処理部品の業務フローが追加または交換された作業中の業務プロセスモデルにおいて,前記処理部品の業務フローと同一のものが再帰的に出現している場合に,当該作業中の業務プロセスモデルを,業務フローの再帰出現であると判断する処理過程と
    前記処理部品の業務フローが追加または交換された作業中の業務プロセスモデルが,前記データの出現不整合または前記パーティションの出現不整合または前記業務フローの再帰出現のいずれにも該当しないと判断された場合に,前記処理部品の業務フローを前記編集対象の業務プロセスの特定された作業の下位に追加または交換した前記作業中のテンプレートを,更新されたテンプレートとして前記記憶手段に格納する処理過程と,
    前記更新されたテンプレートの業務プロセスモデルに基づいて,当該更新されたテンプレートのファイル間関連情報の,前記編集対象の業務プロセスに関連する参照関係を更新して,前記更新したファイル間関連情報を前記記憶手段に格納する処理過程とを備える
    ことを特徴とする業務プロセスモデル作成処理方法。
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