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JP4445142B2 - 土質改良機のベルトコンベヤ - Google Patents
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  • Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、埋め立て作業や一般土木作業等における軟弱な土および都市土木作業の上下水道やガス管埋設工事等で掘削された粘性のある土の再生利用するために土質改良を行う土質改良機のベルトコンベヤに関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、土木建築等の多くの構造物は、土地利用の制約から埋め立て地などの軟弱地盤や土石等などが混合した土地での建設が避けられない状況にあり、土地造成にあたっては、従来から土石と土質改良剤とを解砕混合する土質改良機が利用されている。定置式の土質改良機の先行特許として、例えば特開昭54−58901号公報があり、自走式の土質改良機の先行特許として、出願人が出願した特開平9−195265号公報がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の土質改良機では土石と土質改良剤とを解砕混合した改良土をベルトコンベヤから搬出される土石や粒子の細かい土等が、ベルトコンベヤや、ベルトコンベヤの回転を円滑にするためのアイドラやローラに付着する。
このため、ベルトコンベヤが円滑に回転できず蛇行するので、改良土をスムーズに搬出できない。また、ベルトコンベヤが早期に損傷して耐久性が低下するという問題がある。
【0004】
上記の問題を解決するために、例えば、日本通商株式会社製「商品名ベルバーンH型」のカタログに示されるような、クリーナを用いている。このクリーナは、土を掻き落とすチップを支える支持体にスプリングやゴムなどの弾性体を用いており、その反発力を利用する押圧式である。この場合、ベルトコンベヤに付着する柔らかい土を掻き落とすことには有効であつても土石などの硬いものでは、土を掻き落とすチップが逃げてしまい、十分な掻き落としができないという問題がある。
【0005】
本発明は上記従来の問題点に着目して、ベルトコンベヤ、アイドラ及びローラに付着する土石や粒子の細かい土を除去することにより、ベルトコンベヤの蛇行を防止し、解砕混合された改良土をスムーズに搬出して作業効率を向上及びベルトコンベヤの耐久性を向上する土質改良機の搬出用ベルトコンベヤを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段および作用効果】
上記の目的を達成するために、本発明に係る土質改良機のベルトコンベヤは、土石と土質改良剤とを解砕混合する解砕機を備えた土質改良機のベルトコンベヤであって、ベルトコンベヤの張りを調整するとともに、回転を円滑に誘導するアイドラを支持し、かつ、張り調整により前記アイドラと共に移動する支持体と、前記支持体と一体的に形成され、前記アイドラに付着する土石及び粒子の細かい土を除去するクリーナと、前記支持体と一体的に形成され、かつ、クリーナによりアイドラから除去される土石及び粒子の細かい土をベルトコンベヤに落下しないように前記ベルトコンベアの幅方向の両側に排出する滑り台とを備えたことを特徴とする。
上記構成によれば、アイドラに付着する土石などを除去するクリーナは、アイドラの支持体と一体的に構成したので、ベルトコンベヤの張りが弛んでも、張り調整しても、あるいは、ベルトコンベヤの蛇行があってもアイドラとクリーナの位置関係は絶えず一定であり、確実土石などを除去することができる。したがって、アイドラに付着する土石などを確実に除去できるので、ベルトコンベヤが蛇行する問題はなくなる。
また、支持体と滑り台を一体的に構成し、クリーナで除去した土石などは全て滑り台に落下させるようにしたので、この滑り台の所定の勾配により、土石などは確実に地上に落ちるようになり、したがって、ベルトコンベヤに土石などが落下することが防止され、ベルトコンベヤが蛇行する問題はなくなる。
【0007】
本発明では、解砕機で解砕混合された土石と土質改良剤の搬出用ベルトコンベヤに付着した土石を除去する第1クリーナと、ベルトコンベヤに付着した粒子の細かい土を除去する第2クリーナとを備えることが好ましい。
上記構成によれば、土石は第1クリーナにより除去し、粒子の細かい土を第2クリーナにより除去できる。したがって、ベルトコンベヤに付着する土石等が確実に除去するので、ローラにも土の付着がなくなりベルトコンベヤの蛇行を防止し、耐久性が向上する。
また、第1クリーナはチップを支持する鉄片とからなる固定式で、第2クリーナはチップを支持する弾性体とからなる揺動式であることが好ましい。
上記構成によれば、第1クリーナはチップを支持する鉄片とからなる固定式の強固なものとしたので、土石などの硬いものでも十分除去することができる。第2クリーナはチップを支持するゴムやスプリングなどの弾性体とからなる揺動式(押圧式)としたので、粒子の細かい土でも弾性体の反発力を利用してチップで確実に土を除去することができる。したがって、ベルトコンベヤに付着する土石等を確実に除去できるので、ベルトコンベヤの蛇行を防止し、耐久性が向上する。
【0008】
本発明において、ベルトコンベヤに付着した土石を最初に除去する第1クリーナと、この第1クリーナから通過したベルトコンベヤに付着した粒子の細かい土を除去する第2クリーナとを配設することが好ましい。
上記構成は、第1クリーナと第2クリーナの配置を特徴としており、ベルトコンベヤで搬出される土石などは、最初に第1クリーナで除去され、第1クリーナで除去できなかった粒子の細かい土は第2クリーナで除去することができる。したがって、ベルトコンベヤに付着する土石等が確実に除去するので、ローラにも土の付着がなくなりベルトコンベヤの蛇行を防止し、耐久性が向上する。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明に係る土質改良機のベルトコンベヤを図1乃至図4を参照して説明する。
先ず、図1に示す土質改良機1の側面断面図について説明する。下部走行体2の上部に車体3が配設している。車体3の前方には土石などを図示しない油圧ショベル等の建設機械で投入する第1ホッパ4を配設している。第1ホッパ4の後方には土質改良剤を投入する第2ホッパ5を配設している。第1ホッパ4及び第2ホッパ5の下側には搬送用ベルトコンベヤ6が配設している。
この搬送用ベルトコンベヤ6の後方には解砕混合機7(以下、解砕機7と言う。)を配設している。
この解砕機7の下側には搬出用ベルトコンベヤ8(以下、ベルトコンベヤ8と言う。)を配設している。ベルトコンベヤ8は複数のローラ8aおよびアイドラ9によりスムーズに誘導され、図示しないモータが内蔵された駆動輪10の駆動により回転駆動することができる。このベルトコンベヤ8には、図示しないシュータにより覆われており、解砕機7で解砕混合された改良土は、ベルトコンベヤ8に落下して、土質改良機1の外に搬出している。
【0013】
次に、図1のP部詳細を図2により説明する。
ベルトコンベヤ8はアイドラ9に巻装されている。アイドラ9は軸9A、軸のサポート9bおよび支持体9aにより支持されて回転自在となっている。軸のサポート9bは、車体3に取り付けられたサポートブラケット9gに設けられた調整ボルト9fのネジ部が挿入され、この調整ボルト9fを回転してベルトコンベア8の張り調整を行うようになっている。調整ボルト9fはベルトコンベア8の幅方向の両側に2本設けられている。この支持体9a、土石の滑り台9dおよびクリーナ9cは一体的に形成されている。
これにより、ベルトコンベヤ8の張りが弛む、あるいは張り調整時でも、あるいは土石などによりベルトコンベヤ8が蛇行しても支持体9a、土石の滑り台9dおよびクリーナ9cは、絶えず一定の関係位置にある。アイドラ9の端面とクリーナ9cとの隙間S1は所定の隙間を保持するようになっている。軸9Aには図示しないグリース給脂装置からグリース給脂管を通って給脂されようになっている。
【0014】
図2のZ視を図3により説明する。
滑り台9dは所定の勾配が付けられており、矢印Aおよび矢印B方向に土石が排出するようになっている。
これにより、クリーナ9cで除去したアイドラ9に付着した土石などは確実に滑り台9dから土質改良機1の外に排出され、ベルトコンベヤ8の上には落下しないようになっている。
【0015】
図1のQ部詳細を図4により説明する。
ベルトコンベヤ8は、駆動輪(モータ内臓)10およびローラ8a巻装しており、シュータ11により覆われて配設している。図1に示す解砕機7で解砕混合してベルトコンベヤ8に搬出される改良土(土質改良剤と土石などの混合土)は、駆動輪10の回転方向Cによりベルトコンベヤ8が時計周りで搬出され、この矢印R方向に排出するようになっている。このベルトコンベヤ8に所定の隙間離間して第1クリーナ12および第2クリーナ13が配設している。第1クリーナ12は、鉄片12aに取着したチップ12bからなり固定式である。第2クリーナ13は、ゴム又はスプリングなどの弾性体13aに取着したチップ13bからなる揺動式(押圧式)である。ベルトコンベヤ8に付着したままで矢印R方向に排出できない改良土は、最初に第1クリーナ12により除去し、第1クリーナ12
通過した粒子の細かい改良土は、第2クリーナ13により確実に除去される。
これにより、ベルトコンベヤ8から改良土が確実に除去されるので、ローラ8aに付着しない。第1クリーナ12及び第2クリーナ13のそれぞれのチップ12b,13bは図示しない調整機構により、ベルトコンベヤ8との隙間を調整することが可能となっている。
【0016】
以上説明した本発明の土質改良機のベルトコンベヤによれば、
解砕機7で解砕混合された土石と土質改良剤の搬出用ベルトコンベヤ8に付着した土石の除去用チップ12b を支持する鉄片12aとからなる固定式の第1クリーナ12を配設したことを特徴としている。
また、第1クリーナ12の次の位置に、第1クリーナ12を通過した粒子の細かい土の除去用チップ13bを支持するゴムあるいはスプリング等の弾性体13aとからなる揺動式の第2クリーナ13を配設したことを特徴としている。
さらに、ベルトコンベヤ8の回転を円滑に誘導するアイドラ9を支持する支持体9aと一体的に形成され、かつ、アイドラ9に付着する土石及び粒子の細かい土を除去するクリーナ9cを配設したことを特徴としている。
さらにまた、支持体9aと一体的に形成され、かつ、クリーナ9cによりアイドラ9から除去される土石及び粒子の細かい土をベルトコンベヤ8に落下しないように配設した滑り台9dを備えたことを特徴としている。
これらの4つ特徴点により、ベルトコンベヤ、アイドラ及びローラに土石などが付着してベルトコンベヤの蛇行が防止し、改良土の搬出をスムーズに行うことができる。さらに、ベルトコンベヤは土石などによる損傷が防止されるので、耐久性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】土質改良機のベルトコンベヤ側面断面図である。
【図2】同、図1のP部詳細図である。
【図3】同、図2のZ視図である。
【図4】同、図1のQ部詳細図である。
【符号の説明】
1…土質改良機、7…解砕混合機、8…搬出用ベルトコンベヤ、8a…ローラ、9…アイドラ、9A…軸、9a…支持体、9b…軸のサポート、9c…クリーナ、9d…滑り台、10…駆動輪、11…シュータ、12…第1クリーナ、12a…鉄片、12b…チップ、13…第2クリーナ、13a…弾性体、13b…チップ。

Claims (1)

  1. 土石と土質改良剤とを解砕混合する解砕機を備えた土質改良機のベルトコンベヤであって、
    ベルトコンベヤ(8)の張りを調整するとともに、回転を円滑に誘導するアイドラ(9)を支持し、かつ、張り調整により前記アイドラ(9)と共に移動する支持体(9a)と
    前記支持体(9a)と一体的に形成され、前記アイドラ(9)に付着する土石及び粒子の細かい土を除去するクリーナ(9c)と
    前記支持体(9a)と一体的に形成され、かつ、クリーナ(9c)によりアイドラ(9)から除去される土石及び粒子の細かい土をベルトコンベヤ(8)に落下しないように前記ベルトコンベヤ(8)の幅方向の両側に排出する滑り台(9d)とを備えた
    ことを特徴とする土質改良機のベルトコンベヤ。
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