JP4448309B2 - ポリエステル系樹脂組成物 - Google Patents
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Description
(1)主たる構成単位がエチレンテレフタレート単位からなり、かつ製造時に添加する総リン量と総金属イオン量とのモル比が0.4〜1.0の範囲のポリエステルと、オレフィン系ポリマーを70/30〜99/1(重量%)でブレンドしてなるポリエステル系樹脂組成物において、前記オレフィン系ポリマーが官能基を含有するポリマーであって、前記オレフィン系ポリマー中の官能基濃度が200〜2000当量/トンの範囲であることを特徴とするポリエステル系樹脂組成物である。
上記の構成からなる本発明のポリエステル系樹脂組成物は、ネックインが小さく、サージングの抑制効果がある。
上記の構成からなる本発明のポリエステル系樹脂組成物は、ネックインの低減、及び、サージングの抑制に有効な実現手段を与えるものである。
上記の構成からなる本発明のポリエステル系樹脂組成物は、ネックインの低減、及び、サージングの抑制にさらに有効な実現手段を与えるものである。
本発明におけるポリエステルとは、ジカルボン酸成分とジオール成分からなるポリマーである。ジカルボン酸成分としては、テレフタル酸,イソフタル酸,オルソフタル酸,ナフタレンジカルボン酸,ジフェニルスルホンジカルボン酸,5−ナトリウムスルホイソフタル酸等の芳香族ジカルボン酸、シュウ酸、コハク酸、アジピン酸、セバシン酸、デカンジカルボン酸、マレイン酸、フマル酸、ダイマー酸等の脂肪族ジカルボン酸、p−オキシ安息香酸等のオキシカルボン酸、シクロヘキサンジカルボン酸等の脂環族ジカルボン酸及びそれらのエステル誘導体が使用できるが、本発明の目的を達成するために、ジカルボン酸成分としては、テレフタル酸,イソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸からなる群から選ばれるジカルボン酸およびそれらのエステル誘導体を主として用いることが好ましく、上記のジカルボン酸及びそれらのエステル誘導体を合計で80モル%以上用いることがさらに好ましい。それ以外のジカルボン酸及びそれらのエステル誘導体を用いる場合は20モル%以下が好ましく、さらには10モル%以下が好ましい。他のジカルボン酸及びそれらのエステル誘導体の使用量が20モル%を超えるとポリエステルの熱安定性が悪くなり好ましくない。
上記重合触媒以外の金属イオンの総量が300ppm、またリン量が200ppmを越えると、得られたポリエステルの着色が顕著になるのみならず,ポリエステルの耐熱性及び耐加水分解性も低下する場合があるので好ましくない。
このとき、添加する総リン量と総金属イオン量とのモル比が0.4〜1.0であるときに、耐熱性、耐加水分解性及び、静電密着性のバランスが最も優れたポリエステルが得られるので好ましい。ここで、添加量のモル比=(リン酸、リン酸アルキルエステル、またはその誘導体中のリンの総量(モル原子))/(Mgイオン、Caイオン、Mnイオン、Znイオン、Coイオンの総量(モル原子))である。
上記モル比が0.4未満の場合には、本発明の組成物の着色が顕著となり,耐熱性、耐加水分解性が低下する。1.0を超える場合には、十分な静電密着性が得られない。
0.15≦(Mi−Mf)/m≦1.0 (I)
(式中、Miは結晶性ポリエステルの融点+30℃の温度で測定した結晶性ポリエステルのメルトフローレート(MFR、g/10min)。Mfは結晶性ポリエステルの融点+30℃の温度で測定した結晶性ポリエステルとオレフィン系ポリマーのブレンド物のMFR(g/10min)。mはブレンド物中のオレフィン系ポリマーの含有量(重量%)である。)
ここでいうメルトフローレート(MFR)とは、JIS K7210に規定された方法に従い溶融指数測定装置(MELT INDEXER、東洋精機製)で、オリフィス径2.09mm、加重2.16kgfの条件で測定した樹脂組成物の溶融特性を示す値であり、この値を上式に示す特定の範囲内に入るようにオレフィン系ポリマーの種類及び量を設定することによって、本発明の優れた効果が実現される。上記式(I)において、(Mi−Mf)/mの値が上記範囲の場合、溶融樹脂膜を引き取る際の溶融張力(引き取りに対する抵抗)が適度な値になり、膜厚の減少(ドローダウン)が樹脂膜全体で均一に起こることによりネックイン低減効果及びサージング抑制効果が有効に発現される。
(1)ポリエステルの融点
ポリエステル組成物を300℃で5分間加熱溶融した後、液体窒素で急冷して得たサンプル10mgを用い、窒素気流中、示差走査型熱量計(DSC)を用いて10℃/分の昇温速度で発熱・吸熱曲線(DSC曲線)を測定したときの、融解に伴う吸熱ピークの頂点温度を融点(℃)とした。
オレフィン系ポリマーをクロロホルム−d/トリフロロ酢酸の混合溶媒に溶解し、H−NMRスペクトル分析によりオレフィン系ポリマーの分子構造及び官能基濃度(モル%)を求め、これを重量換算し、オレフィン系ポリマー1トン当たりの官能基の含有量(モル等量)を算出した。
樹脂を溶融した後、Tダイを用いて層状に押し出した際のTダイの吐出口巾(60cm)とn=3で測定した冷却固化後の樹脂膜巾(両端部を切断除去する前の樹脂膜巾)の平均値(Acm)を用い、次式でネックイン量(cm)を求めた。ネックイン量が5cm以下を実用性ありと評価した。
ネックイン量(cm)=60−A
樹脂を溶融した後、Tダイを用いて層状に押出した際の樹脂膜の巾の変動、端部の安定性(耳ゆれ)を評価した。樹脂膜の巾の変動、耳ゆれがなく安定している場合にサージング性良好と評価した。
○:サージング性良好
△:やや耳ゆれあり
×:耳ゆれ、樹脂膜の巾変動あり
投入口、温度計、圧力計及び精留塔付留出管、撹拌翼を備えた反応装置にテレフタル酸100重量部に対して、エチレングリコール82重量部(エチレングリコール/テレフタル酸のモル比=2.2)、酸成分に対して酸化ゲルマニウムをGe元素として0.05モル%、酢酸マグネシウムをMg元素として0.05モル%、そして、平均粒径1.2μmの無定形シリカ粒子0.23重量部を仕込み、撹拌しながら窒素を導入し系内の圧力を0.3MPaに保ち、温度230℃〜250℃で生成する水を系外に留去しながらエステル化反応を行った。反応終了後、250℃にて、リン酸トリメチルをP量として0.04モル%加え、昇温しながら徐々に減圧し、275℃、1.0hPa以下の真空下で重縮合反応を行い、得られた固有粘度0.72のポリエステル(PET)樹脂を用いた。
テレフタル酸92重量部、イソフタル酸8重量部を用いた以外はポリエチレンテレフタレート(PET)の製造方法と同様な方法により製造し、得られたポリエステル(PET−I(8)、固有粘度0.75)を用いた。
テレフタル酸88重量部、イソフタル酸12重量部を用いた以外はポリエチレンテレフタレート(PET)の製造方法と同様な方法により製造し、得られたポリエステル(PET−I(12)、固有粘度0.72)を用いた。
投入口、温度計、圧力計及び精留塔付留出管、撹拌翼を備えた反応装置に、テレフタル酸100重量部に対して、1,4−ブタンジオール86重量部(1,4−ブタンジオール/テレフタル酸のモル比=1.6)、テトラノルマルブチルチタネート0.05重量部、ブチルヒドロキシスズオキサイド0.025重量部を仕込み、190℃〜230℃で生成する水を系外に留出しながらエステル化反応を行った。反応終了後、テトラノルマルブチルチタネート0.05重量部、およびリン酸0.025重量部を添加し250℃、減圧下(1.0hPa以下)で重縮合反応を行い、得られたポリエステル(PBT、固有粘度0.83)を用いた。
(6)エチレン−アクリル酸共重合体(EAA):ダウ・ケミカル日本製、プリマコール3440を用いた。
(7)エチレン−メタクリル酸共重合体(EMAA):三井デュポンポリケミカル製、ニュクレルN1108Cを用いた。
(8)エチレン−エチルアクリレート共重合体(EEA):三井デュポンポリケミカル製、エバフレックスA712を用いた。
(9)エチレン−メチルアクリレート共重合体(EMA):イーストマンケミカル製、EMAC2260を用いた。
(10)エチレン−エチルアクリレート−無水マレイン酸共重合体(EEA−MAH):住友化学製、ボンダインHX8140を用いた。
(11)エチレン系アイオノマー:三井デュポンポリケミカル製、ハイミラン1706を用いた。
(12)エチレン−1−ブテン共重合体(EBM):JSR製、EBM2041Pを用いた。
PET−I(8)/LDPE/EAA=88/6/6(重量%)を2軸ベント式押出機を用いて270℃で溶融押出し、ストランド状に吐出させ水中で冷却した後、ストランドカッターによりカットしてペレット状物を得た。上記ペレット状物を真空下で加熱乾燥した後、押出機に投入して270℃で溶融しTダイより層状に押出し、バキュームチャンバー及びワイヤーピニングを付設した200メッシュ(平均粗さRa=1.0μm)の梨地冷却ロール上に5cmの空間距離を置いて密着させながら、100m/minの速度で巻き取り、厚み25μmの未延伸フィルムを製膜し、その際の膜の成形性を評価した。
このポリエステル系樹脂の組成及び特性(融点、官能基濃度、ネックイン量、サージング性)を表1に示す。本実施例のポリエステル系樹脂は、ネックインが少なく、サージング性も良好であった。
PET−I(8)/EAA=80/20(重量%)を2軸ベント式押出機を用いて270℃で溶融押出し、ストランド状に吐出させ水中で冷却した後、ストランドカッターによりカットしてペレット状物を得た。上記ペレット状物を真空下で加熱乾燥した後、押出機に投入して270℃で溶融しTダイより層状に押出し、バキュームチャンバー及びワイヤーピニングを付設した200メッシュ(平均粗さRa=1.0μm)の梨地冷却ロール上に5cmの空間距離を置いて密着させながら、100m/minの速度で巻き取り、厚み25μmの未延伸フィルムを製膜し、その際の膜の成形性を評価した。
このポリエステル系樹脂の組成及び特性(融点、官能基濃度、ネックイン量、サージング性)を表1に示す。本実施例のポリエステル系樹脂は、ネックインが少なく、サージング性も良好であった。
PET−I(8)/EBM/EAA=88/6/6(重量%)を2軸ベント式押出機を用いて270℃で溶融押出し、ストランド状に吐出させ水中で冷却した後、ストランドカッターによりカットしてペレット状物を得た。上記ペレット状物を真空下で加熱乾燥した後、押出機に投入して270℃で溶融しTダイより層状に押出し、バキュームチャンバー及びワイヤーピニングを付設した200メッシュ(平均粗さRa=1.0μm)の梨地冷却ロール上に5cmの空間距離を置いて密着させながら、100m/minの速度で巻き取り、厚み25μmの未延伸フィルムを製膜し、その際の膜の成形性を評価した。
このポリエステル系樹脂の組成及び特性(融点、官能基濃度、ネックイン量、サージング性)を表1に示す。本実施例のポリエステル系樹脂は、ネックインが少なく、サージング性も良好であった。
PET/PET−I(8)/LDPE/EAA=34/54/6/6(重量%)を2軸ベント式押出機を用いて270℃で溶融押出し、ストランド状に吐出させ水中で冷却した後、ストランドカッターによりカットしてペレット状物を得た。上記ペレット状物を真空下で加熱乾燥した後、押出機に投入して270℃で溶融しTダイより層状に押出し、バキュームチャンバー及びワイヤーピニングを付設した200メッシュ(平均粗さRa=1.0μm)の梨地冷却ロール上に5cmの空間距離を置いて密着させながら、100m/minの速度で巻き取り、厚み25μmの未延伸フィルムを製膜し、その際の膜の成形性を評価した。
このポリエステル系樹脂の組成及び特性(融点、官能基濃度、ネックイン量、サージング性)を表1に示す。本実施例のポリエステル系樹脂は、ネックインが少なく、サージング性も良好であった。
PET/PET−I(8)/EAA=32/48/20(重量%)を2軸ベント式押出機を用いて270℃で溶融押出し、ストランド状に吐出させ水中で冷却した後、ストランドカッターによりカットしてペレット状物を得た。上記ペレット状物を真空下で加熱乾燥した後、押出機に投入して270℃で溶融しTダイより層状に押出し、バキュームチャンバー及びワイヤーピニングを付設した200メッシュ(平均粗さRa=1.0μm)の梨地冷却ロール上に5cmの空間距離を置いて密着させながら、100m/minの速度で巻き取り、厚み25μmの未延伸フィルムを製膜し、その際の膜の成形性を評価した。
このポリエステル系樹脂の組成及び特性(融点、官能基濃度、ネックイン量、サージング性)を表1に示す。本実施例のポリエステル系樹脂は、ネックインが少なく、サージング性も良好であった。
PET−I(8)/LDPE/EAA=94/3/3(重量%)を2軸ベント式押出機を用いて270℃で溶融押出し、ストランド状に吐出させ水中で冷却した後、ストランドカッターによりカットしてペレット状物を得た。上記ペレット状物を真空下で加熱乾燥した後、押出機に投入して270℃で溶融しTダイより層状に押出し、バキュームチャンバー及びワイヤーピニングを付設した200メッシュ(平均粗さRa=1.0μm)の梨地冷却ロール上に5cmの空間距離を置いて密着させながら、100m/minの速度で巻き取り、厚み25μmの未延伸フィルムを製膜し、その際の膜の成形性を評価した。
このポリエステル系樹脂の組成及び特性(融点、官能基濃度、ネックイン量、サージング性)を表1に示す。本実施例のポリエステル系樹脂は、ネックインが少なく、サージング性も良好であった。
PET−I(8)/EBM/EAA=94/3/3(重量%)を2軸ベント式押出機を用いて270℃で溶融押出し、ストランド状に吐出させ水中で冷却した後、ストランドカッターによりカットしてペレット状物を得た。上記ペレット状物を真空下で加熱乾燥した後、押出機に投入して270℃で溶融しTダイより層状に押出し、バキュームチャンバー及びワイヤーピニングを付設した200メッシュ(平均粗さRa=1.0μm)の梨地冷却ロール上に5cmの空間距離を置いて密着させながら、100m/minの速度で巻き取り、厚み25μmの未延伸フィルムを製膜し、その際の膜の成形性を評価した。
このポリエステル系樹脂の組成及び特性(融点、官能基濃度、ネックイン量、サージング性、)を表1に示す。本実施例のポリエステル系樹脂は、ネックインが少なく、サージング性も良好であった。
PET−I(8)/LDPE/EMAA=88/6/6(重量%)を2軸ベント式押出機を用いて270℃で溶融押出し、ストランド状に吐出させ水中で冷却した後、ストランドカッターによりカットしてペレット状物を得た。上記ペレット状物を真空下で加熱乾燥した後、押出機に投入して270℃で溶融しTダイより層状に押出し、バキュームチャンバー及びワイヤーピニングを付設した200メッシュ(平均粗さRa=1.0μm)の梨地冷却ロール上に5cmの空間距離を置いて密着させながら、100m/minの速度で巻き取り、厚み25μmの未延伸フィルムを製膜し、その際の膜の成形性を評価した。
このポリエステル系樹脂の組成及び特性(融点、官能基濃度、ネックイン量、サージング性)を表1に示す。本実施例のポリエステル系樹脂は、ネックインが少なく、サージング性も良好であった。
PET−I(8)/LDPE/EEA=88/6/6(重量%)を2軸ベント式押出機を用いて270℃で溶融押出し、ストランド状に吐出させ水中で冷却した後、ストランドカッターによりカットしてペレット状物を得た。上記ペレット状物を真空下で加熱乾燥した後、押出機に投入して270℃で溶融しTダイより層状に押出し、バキュームチャンバー及びワイヤーピニングを付設した200メッシュ(平均粗さRa=1.0μm)の梨地冷却ロール上に5cmの空間距離を置いて密着させながら、100m/minの速度で巻き取り、厚み25μmの未延伸フィルムを製膜し、その際の膜の成形性を評価した。
このポリエステル系樹脂の組成及び特性(融点、官能基濃度、ネックイン量、サージング性)を表1に示す。本実施例のポリエステル系樹脂は、ネックインが少なく、サージング性も良好であった。
PET−I(8)/LDPE/EMA=88/6/6(重量%)を2軸ベント式押出機を用いて270℃で溶融押出し、ストランド状に吐出させ水中で冷却した後、ストランドカッターによりカットしてペレット状物を得た。上記ペレット状物を真空下で加熱乾燥した後、押出機に投入して270℃で溶融しTダイより層状に押出し、バキュームチャンバー及びワイヤーピニングを付設した200メッシュ(平均粗さRa=1.0μm)の梨地冷却ロール上に5cmの空間距離を置いて密着させながら、100m/minの速度で巻き取り、厚み25μmの未延伸フィルムを製膜し、その際の膜の成形性を評価した。
このポリエステル系樹脂の組成及び特性(融点、官能基濃度、ネックイン量、サージング性)を表1に示す。本実施例のポリエステル系樹脂は、ネックインが少なく、サージング性も良好であった。
PET−I(8)/LDPE/EEA−MAH=88/6/6(重量%)を2軸ベント式押出機を用いて270℃で溶融押出し、ストランド状に吐出させ水中で冷却した後、ストランドカッターによりカットしてペレット状物を得た。上記ペレット状物を真空下で加熱乾燥した後、押出機に投入して270℃で溶融しTダイより層状に押出し、バキュームチャンバー及びワイヤーピニングを付設した200メッシュ(平均粗さRa=1.0μm)の梨地冷却ロール上に5cmの空間距離を置いて密着させながら、100m/minの速度で巻き取り、厚み25μmの未延伸フィルムを製膜し、その際の膜の成形性を評価した。
このポリエステル系樹脂の組成及び特性(融点、官能基濃度、ネックイン量、サージング性)を表1に示す。本実施例のポリエステル系樹脂は、ネックインが少なく、サージング性も良好であった。
PET−I(8)/LDPE/EAA=87/10/3(重量%)を2軸ベント式押出機を用いて270℃で溶融押出し、ストランド状に吐出させ水中で冷却した後、ストランドカッターによりカットしてペレット状物を得た。上記ペレット状物を真空下で加熱乾燥した後、押出機に投入して270℃で溶融しTダイより層状に押出し、バキュームチャンバー及びワイヤーピニングを付設した200メッシュ(平均粗さRa=1.0μm)の梨地冷却ロール上に5cmの空間距離を置いて密着させながら、100m/minの速度で巻き取り、厚み25μmの未延伸フィルムを製膜し、その際の膜の成形性を評価した。
このポリエステル系樹脂の組成及び特性(融点、官能基濃度、ネックイン量、サージング性)を表1に示す。本実施例のポリエステル系樹脂は、ネックインが少なく、サージング性も良好であった。
PET/PBT/LDPE/EAA=39/49/6/6(重量%)を2軸ベント式押出機を用いて270℃で溶融押出し、ストランド状に吐出させ水中で冷却した後、ストランドカッターによりカットしてペレット状物を得た。上記ペレット状物を真空下で加熱乾燥した後、押出機に投入して270℃で溶融しTダイより層状に押出し、バキュームチャンバー及びワイヤーピニングを付設した200メッシュ(平均粗さRa=1.0μm)の梨地冷却ロール上に5cmの空間距離を置いて密着させながら、100m/minの速度で巻き取り、厚み25μmの未延伸フィルムを製膜し、その際の膜の成形性を評価した。
このポリエステル系樹脂の組成及び特性(融点、官能基濃度、ネックイン量、サージング性)を表1に示す。本実施例のポリエステル系樹脂は、ネックインが少なく、サージング性も良好であった。
PET−I(12)/LDPE/EAA=88/6/6(重量%)を2軸ベント式押出機を用いて270℃で溶融押出し、ストランド状に吐出させ水中で冷却した後、ストランドカッターによりカットしてペレット状物を得た。上記ペレット状物を真空下で加熱乾燥した後、押出機に投入して270℃で溶融しTダイより層状に押出し、バキュームチャンバー及びワイヤーピニングを付設した200メッシュ(平均粗さRa=1.0μm)の梨地冷却ロール上に5cmの空間距離を置いて密着させながら、100m/minの速度で巻き取り、厚み25μmの未延伸フィルムを製膜し、その際の膜の成形性を評価した。
このポリエステル系樹脂の組成及び特性(融点、官能基濃度、ネックイン量、サージング性)を表1に示す。本実施例のポリエステル系樹脂は、ネックインが少なく、サージング性も良好であった。
PET−I(8)/LDPE/EAA=60/20/20(重量%)を2軸ベント式押出機を用いて270℃で溶融押出し、ストランド状に吐出させ水中で冷却した後、ストランドカッターによりカットしてペレット状物を得た。上記ペレット状物を真空下で加熱乾燥した後、押出機に投入して270℃で溶融しTダイより層状に押出し、バキュームチャンバー及びワイヤーピニングを付設した200メッシュ(平均粗さRa=1.0μm)の梨地冷却ロール上に5cmの空間距離を置いて密着させながら、100m/minの速度で巻き取り、厚み25μmの未延伸フィルムを製膜し、その際の膜の成形性を評価した。
このポリエステル系樹脂の組成及び特性(融点、官能基濃度、ネックイン量、サージング性)を表1に示す。本比較例のポリエステル系樹脂は、ネックインが少なく、サージング性も良好であった。しかし、フィルム製膜時に樹脂膜と冷却ロールとの密着性が悪いため、樹脂膜に横段が発生しやすく不安定な製膜状態であった。
PET−I(8)=100(重量%)を、押出機に投入して270℃で溶融しTダイより層状に押出し、バキュームチャンバー及びワイヤーピニングを付設した200メッシュ(平均粗さRa=1.0μm)の梨地冷却ロール上に5cmの空間距離を置いて密着させながら、100m/minの速度で巻き取り、厚み25μmの未延伸フィルムを製膜し、その際の膜の成形性を評価した。
このポリエステル系樹脂の組成及び特性(融点、末端基濃度、ネックイン量、サージング性)を表1に示す。本比較例のポリエステル系樹脂は、ネックインが大きく、サージング性が不良であった。
PET−I(8)/LDPE=90/10(重量%)を2軸ベント式押出機を用いて270℃で溶融押出し、ストランド状に吐出させ水中で冷却した後、ストランドカッターによりカットしてペレット状物を得た。上記ペレット状物を真空下で加熱乾燥した後、押出機に投入して270℃で溶融しTダイより層状に押出し、バキュームチャンバー及びワイヤーピニングを付設した200メッシュ(平均粗さRa=1.0μm)の梨地冷却ロール上に5cmの空間距離を置いて密着させながら、100m/minの速度で巻き取り、厚み25μmの未延伸フィルムを製膜し、その際の膜の成形性を評価した。
このポリエステル系樹脂の組成及び特性(融点、官能基濃度、ネックイン量、サージング性)を表1に示す。本比較例のポリエステル系樹脂は、ネックインが大きく、サージング性も不良であった。
PET−I(8)/EMA=80/20(重量%)を2軸ベント式押出機を用いて270℃で溶融押出し、ストランド状に吐出させ水中で冷却した後、ストランドカッターによりカットしてペレット状物を得た。上記ペレット状物を真空下で加熱乾燥した後、押出機に投入して270℃で溶融しTダイより層状に押出し、バキュームチャンバー及びワイヤーピニングを付設した200メッシュ(平均粗さRa=1.0μm)の梨地冷却ロール上に5cmの空間距離を置いて密着させながら、100m/minの速度で巻き取り、厚み25μmの未延伸フィルムを製膜し、その際の膜の成形性を評価した。
このポリエステル系樹脂の組成及び特性(融点、官能基濃度、ネックイン量、サージング性)を表1に示す。本比較例のポリエステル系樹脂は、ネックインが小さく、サージング性も良好であった。しかし、押出機およびTダイ出口からの熱分解性ガスの発生が大きく、また、冷却ロールでの低分子量物の付着があった。
PET−I(8)/アイオノマー=90/10(重量%)を2軸ベント式押出機を用いて270℃で溶融押出し、ストランド状に吐出させ水中で冷却した後、ストランドカッターによりカットしてペレット状物を得た。上記ペレット状物を真空下で加熱乾燥した後、押出機に投入して270℃で溶融しTダイより層状に押出し、バキュームチャンバー及びワイヤーピニングを付設した200メッシュ(平均粗さRa=1.0μm)の梨地冷却ロール上に5cmの空間距離を置いて密着させながら、100m/minの速度で巻き取り、厚み25μmの未延伸フィルムを製膜し、その際の膜の成形性を評価した。
このポリエステル系樹脂の組成及び特性(融点、官能基濃度、ネックイン量、サージング性、)を表1に示す。本比較例のポリエステル系樹脂は、ネックインがやや大きく、サージング性もやや不良であった。また得られた膜には異物が多数混在していた。
Claims (1)
- 主たる構成単位がエチレンテレフタレート単位からなり、かつ製造時に添加する総リン量と総金属イオン量とのモル比が0.4〜1.0の範囲のポリエステル(ここで、総リン量はリン酸又はリン酸エステル誘導体由来のリン原子の総量であり、総金属イオン量は重合触媒以外の金属イオンの総量である。)と、オレフィン系ポリマーを70/30〜99/1(重量%)でブレンドしてなるポリエステル系樹脂組成物において、前記オレフィン系ポリマーが、少なくとも1種以上の炭素数2〜6のα−オレフィン、及び、エチレン結合形成性α,β−不飽和カルボン酸又はそのエステル形成性誘導体を主たる構成単位とする共重合体であるか、或いは、(A)少なくとも1種以上の炭素数2〜6のα−オレフィンを主たる構成単位とする重合体、および、(B)少なくとも1種以上の炭素数2〜6のα−オレフィンとエチレン結合形成性α,β−不飽和カルボン酸又はそのエステル形成性誘導体を主たる構成単位とする共重合体からなる、官能基を含有するポリマーであって、前記オレフィン系ポリマー中の官能基濃度が200〜2000当量/トンの範囲であることを特徴とする金属板被覆フィルム用ポリエステル系樹脂組成物。
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