JP4452263B2 - 動物用コルセット - Google Patents
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Description
(2)本発明の請求項2記載の動物用コルセットは、動物の腹部、背部、骨盤部をほぼ覆って筒状にされるシート状のコルセット本体を備え、前記コルセット本体には、隣接させられる各両端部を着脱自在に連結する連結部が形成され、動物の前足を受け入れる前足受入れ部が形成され、動物に装着した場合に動物の背骨に沿うようにほぼ前端部から後端部に至って矯正用心材が配置され、前記前足受入れ部にはその周方向の途中で分断された分断部が形成され、当該分断部及び前記コルセット本体又は前記分断部の他端には相互に係脱自在に係合する係合構造が形成されていることを特徴とする。
(3)発明の請求項3記載の動物用コルセットは、動物の腹部、背部、骨盤部をほぼ覆って筒状にされ、一表面に起毛された起毛部が形成され、ハサミなどの手工具で切断可能で、その切断面にほつれが生じないシート部材からなるコルセット本体を備え、前記コルセット本体を筒状にした際に隣接させられた両端部を着脱自在に連結する連結部材と、前記コルセット本体を動物に装着した場合に動物の背骨に沿うように前記コルセット本体のほぼ前端部から後端部に至って配置される矯正用心材部材とを前記コルセット本体とは別部品にて形成し、前記コルセット本体の起毛部に着脱自在に係合し前記コルセット本体の起毛部との係合により前記連結部材及び矯正用心材部材を前記コルセット本体に取り付けるための係合部材が、前記連結部材及び矯正用心材部材に設けられていることを特徴とする。
(4)本発明の請求項4記載の動物用コルセットは、動物の腹部、背部、骨盤部をほぼ覆って筒状にされるシート状のコルセット本体を備え、前記コルセット本体には隣接させられる各両端部を着脱自在に連結する連結部が形成され、動物の前足が受け入れられる部分を形成する前足受入れ部材を前記コルセット本体とは別部品にて形成し、前記コルセット本体及び前足受入れ部材には相互に係脱自在又は固定的に係合する係合構造が形成され、前記コルセット本体を動物に装着した場合に動物の背骨に沿うようにほぼ前端部から後端部に至って矯正用心材が配置されていることを特徴とする。
(5)本発明の請求項5記載の動物用コルセットは、動物の腹部、背部、骨盤部をほぼ覆って筒状にされるシート状のコルセット本体を備え、前記コルセット本体には隣接させられる各両端部を着脱自在に連結する連結部が形成され、動物の前足が受け入れられる部分を形成する前足受入れ部材を前記コルセット本体とは別部品にて形成し、前記前足受入れ部材にはその周方向の途中で分断された分断部が形成され、当該分断部及び前記コルセット本体又は前記分断部の他端には相互に係脱自在又は固定的に係合する係合構造が形成され、前記コルセット本体を動物に装着した場合に動物の背骨に沿うようにほぼ前端部から後端部に至って矯正用心材が配置されていることを特徴とする。
(6)本発明の請求項6記載の動物用コルセットは、動物の腹部、背部、骨盤部をほぼ覆って筒状にされるシート状のコルセット本体を備え、前記コルセット本体には隣接させられる各両端部を着脱自在に連結する連結部が形成され、動物の前足が受け入れられる部分を形成する前足受入れ部材を前記コルセット本体とは別部品にて形成し、前記前足受入れ部材にはその周方向の途中で分断された分断部が形成され、当該分断部及び前記コルセット本体又は前記分断部の他端には相互に係脱自在又は固定的に係合する係合構造が形成され、前記コルセット本体には動物に装着した場合に動物の背骨に沿うようにほぼ前端部から後端部に至って矯正用心材が配置され、前記コルセット本体の骨盤部付近に対応する位置には動物の後ろ足を持ち上げるための吊り具を取り付ける係止部が形成されていることを特徴とする。
(7)本発明の請求項7記載の動物用コルセットは、前記矯正用心材は複数本からなり、少なくとも胸椎、腰椎、骨盤を挟むように所定の間隔を隔てて胴回りに配置されるように前記コルセット本体に形成されていることを特徴とする。
(8)本発明の請求項8記載の動物用コルセットは、前記コルセット本体に形成された前足受入れ部は前記コルセット本体に一体に形成され、動物の前足が挿入される前足穴がコルセット本体に一体的に形成されていることを特徴とする。
(9)本発明の請求項9記載の動物用コルセットは、前記コルセット本体を動物に装着した場合に動物の腹部から骨盤部付近に至る部分には、動物の陰部付近との接触を避ける凹円弧部が形成されていることを特徴とする。
(10)本発明の請求項10記載の動物用コルセットは、前記コルセット本体において動物の骨盤部付近に対応する位置には、動物の後ろ足が挿入される後ろ足穴が形成された骨盤締付部材が着脱自在に取り付けられることを特徴とする。
(11)本発明の請求項11記載の動物用コルセットは、前記コルセット本体の隣接する両端部近傍には、前記コルセット本体を動物に装着した際に隣接する前記両端部間に形成される隙間を覆うための背部覆い部材が設けられていることを特徴とする。
(12)本発明の請求項12記載の動物用コルセットは、前記コルセット本体が左右にほぼ分離された少なくとも2枚のシート部材を備え、隣接するシート部材には両シート部材を連結する連結部が形成され、当該連結部における隣接するシート部材の重なり合い代が調整自在となっていることを特徴とする。
(13)本発明の請求項13記載の動物用コルセットは、前記隣接するシート部材の少なくとも一方には各シート部材間に形成される隙間を覆うための腹部覆い部材が設けられていることを特徴とする。
(14)本発明の請求項14記載の動物用コルセットは、動物の後ろ足を受け入れさせる部分を形成する後ろ足受入れ部材を前記コルセット本体とは別部品にて形成し、前記コルセット本体の起毛部に着脱自在に係合し前記コルセット本体の起毛部との係合により前記後ろ足受入れ部材を前記コルセット本体に取り付けるための係合部材が前記後ろ足受入れ部材に設けられていることを特徴とする。
(15)本発明の請求項15記載の動物用コルセットは、動物の前足を受け入れさせる部分を形成する前足受入れ部材を前記コルセット本体とは別部品にて形成し、前記コルセット本体の起毛部に着脱自在に係合し前記コルセット本体の起毛部との係合により前記前足受入れ部材を前記コルセット本体に取り付けるための係合部材が前記前足受入れ部材に設けられていることを特徴とする。
(16)本発明の請求項16記載の動物用コルセットは、前記連結部材、前足受入れ部材又は後ろ足受入れ部材に設けた係合部材が、前記連結部材、前足受入れ部材又は後ろ足受入れ部材を前記コルセット本体の起毛部に容易に離脱しないようにほぼ固定的に強力に係合する強力係合部であるか、又は、当該強力係合部により前記コルセット本体の起毛部に係合させられた前記連結部材、前足受入れ部材又は後ろ足受入れ部材の先端部付近に設けられ、当該先端部付近を前記コルセット本体の起毛部に容易に離脱できるように比較的軽強度で係合する軽強度係合部であることを特徴とする。
(17)本発明の請求項17記載の動物用コルセットは、前記コルセット本体が、動物の胴体に沿って配置できるように前記シート部材を立体裁断して立体的に縫製されていることを特徴とする。
(18)本発明の請求項18記載の動物用コルセットは、前記縫製は、前記シート部材の隣接する部分に千鳥縫いを施し、その千鳥縫い部分に直線縫いを返し縫いにより施すことにより行われていることを特徴とする。
(19)本発明の請求項19記載の動物用コルセットは、前記矯正用心材部材が袋状に形成された袋状部材内に心材となる骨材を収納して形成され、前記袋状部材の外面一面に設けた係合部材が、前記矯正用心材部材を前記コルセット本体の起毛部に容易に離脱しないようにほぼ固定的に強力に係合する強力係合部からなることを特徴とする。
(20)本発明の請求項20記載の動物用コルセットは、前記袋状部材の内面に起毛された起毛材料と当該起毛材料に係合する係合材料とが相対して配置されていることを特徴とする。
(21)本発明の請求項21記載の動物用コルセットは、前記連結部材、前足受入れ部材又は後ろ足受入れ部材に設けた係合部材が前記連結部材、前足受入れ部材又は後ろ足受入れ部材とは別部品にて形成され、前記係合部材の一面には前記コルセット本体の起毛部に係合する係合部が形成され、他面には前記連結部材、前足受入れ部材又は後ろ足受入れ部材に係合する係合部が形成されており、前記係合部材が前記コルセット本体の起毛部と前記連結部材、前足受入れ部材又は後ろ足受入れ部材との間に介挿されることを特徴とする。
(22)本発明の請求項22記載の動物用コルセットは、前記係合部材に形成された一の係合部が、前記コルセット本体の起毛部又は前記連結部材、前足受入れ部材又は後ろ足受入れ部材のいずれかに容易に離脱しないようにほぼ固定的に強力に係合する強力係合部となっており、前記他の係合部が前記コルセット本体の起毛部又は前記連結部材、前足受入れ部材又は後ろ足受入れ部材のいずれかに容易に離脱できるように比較的軽強度で係合する軽強度係合部となっていることを特徴とする。
(23)本発明の請求項23記載の動物用コルセットは、前記コルセット本体を形成するシート部材が左右方向に複数枚に分割され、これらの分割されたシート部材の重合部に分割されたシート部材を相互に連結する係合部材が設けられていることを特徴とする。
(24)本発明の請求項24記載の動物用コルセットは、動物の後ろ足を持ち上げるための吊り具が取り付けられる係止部材を前記コルセット本体とは別部品にて形成し、前記コルセット本体の起毛部に着脱自在に係合し前記コルセット本体の起毛部との係合により前記係止部材を前記コルセット本体の骨盤部付近に対応する位置に取り付けるための係合部材が前記係止部材に設けられていることを特徴とする。
(25)本発明の請求項25記載の動物用コルセットは、前記骨盤締付部材にはその周方向の途中で分断された分断部が形成され、当該分断部及び前記コルセット本体又は前記分断部の他端には相互に係脱自在に係合する係合構造が形成されていることを特徴とする。
(26)本発明の請求項26記載の動物用コルセットは、シート部材のうち動物の少なくとも腹部付近に相当する部分に起毛部が形成され、隣接する他のシート部材の端部には前記起毛部に係脱自在に係合する係合部が形成され、前記起毛部及び係合部により前記連結部となし、前記起毛部と係合部との係合位置を調整することにより隣接するシート部材の重なり合い代が調整自在となっていることを特徴とする。
(27)本発明の請求項27記載の動物用コルセットは、前記シート部材が動物の腹部側を覆う腹部覆い部材と動物の背部側を覆う背部覆い部材とを備え、前記腹部覆い部材及び背部覆い部材の隣接する端部付近には相互に係脱自在に係合する係合構造が形成され、当該係合構造により前記連結部となし、これらの係合構造の係合位置を調整することにより隣接する前記腹部覆い部材と背部覆い部材との重なり合い代が調整自在となっていることを特徴とする。
(28)本発明の請求項28記載の動物用コルセットは、前記前足受入れ部材が、その両端付近を前記コルセット本体に着脱自在又は固定的に取り付けるベルト状の一のベルト部材と、当該一のベルト部材のほぼ中間部付近に一端が固定的又は着脱自在に連結され、その他端が前記コルセット本体に固定的又は着脱自在に取り付けられるベルト状の他のベルト部材とを備えたことを特徴とする。
(29)本発明の請求項29記載の動物用コルセットは、前記一又他のベルト部材の途中には、これらのベルト部材により形成される前足を受入れさせる部分の開口寸法を調整自在とする調整機構が設けられていることを特徴とする。
(2)前足受入れ部を分断部で分断し、コルセット本体をおおよそ動物に装着した後に分断部をコルセット本体又は分断部の他端に係合することができ、この操作により、本動物用コルセットの装着を嫌がる動物に対して容易に装着することができるとともに、分断部による係合位置を調整して前記前足受入れ部を前足の周りにしっかりと密着するように巻き付けることができ、動物が比較的器用な前足を使ってコルセットを外そうとしても外すことができにくくすることができる。
(3)表面に起毛部を有するシート部材からコルセット本体が形成され、しかも連結部材や矯正用心材部材などは別部品であるので、動物の体格に合わせてハサミやニッパなどの手工具によりコルセット本体を切断して寸法を調整できる。寸法が調整されたコルセット本体に対して別部品とした連結部材や矯正用心材部材を係合部材により係合させ、コルセットの本来の機能を発揮させることができる。また、本動物用コルセットでは装着すべき動物に応じたオーダーメードで作成するのではなく、おおよその大きさに工場で製造したコルセット本体を装着する動物病院などにおいて寸法を調整する方式を採用でき、工場で所定の規格寸法で既製品化ができ、大量生産に伴う製造コストの低減が図れる。さらに、シート部材を不織布など切断してもほつれやほころびの生じない材料により形成しているので、ハサミなどの手工具によりコルセット本体を切断してもシート部材にほころびが生ずることがない。さらに、矯正用心材部材の係合部材によるコルセット本体に対する固定位置や取付個数を変えれば、動物用コルセットに持たせる強度などの機能を調整することができる。
(4)前足受入れ部材をコルセット本体とは別部品で形成したので、動物の種類や個体差などによって体型(特に胸部の厚さ)が変わった場合において、これらを一体の部品で形成したものに比べて、前足受入れ部材を動物の胴体に動物の体型に対応させて取付位置を微調整して取り付けることができ、これにより前足受入れ部材を動物にフィットさせることができる。
(5)コルセット本体とは別部品からなる前足受入れ部材を分断部で分断し、コルセット本体をおおよそ動物に装着した後に分断部をコルセット本体又は分断部の他端に係合することができ、この操作により、本動物用コルセットの装着を嫌がる動物に対して容易に装着することができるとともに、分断部による係合位置を調整して前記前足受入れ部を前足の周りにしっかりと密着するように巻き付けることができ、動物が比較的器用な前足を使ってコルセットを外そうとしても外すことができにくくすることができる。
(6)コルセット本体とは別部品からなる前足受入れ部材を分断部で分断し、コルセット本体をおおよそ動物に装着した後に分断部をコルセット本体又は分断部の他端に係合することができ、この操作により、本動物用コルセットの装着を嫌がる動物に対して容易に装着することができるとともに、分断部による係合位置を調整して前記前足受入れ部を前足の周りにしっかりと密着するように巻き付けることができ、動物が比較的器用な前足を使ってコルセットを外そうとしても外すことができにくくすることができる。さらに、コルセット本体に形成された係止部に動物の後ろ足を持ち上げるための吊り具を取り付けることができ、当該吊り具を牽引することにより動物の胴体にしっかり固定されたコルセット本体を介して動物の後ろ足を持ち上げて主として前足のみで歩行させることができる。
(7)複数本の矯正用心材を胸椎、腰椎、骨盤を挟むように所定の間隔を隔てて胴回りに配置すれば、動物の胸椎、腰椎、骨盤の動きを制限したり歪みを矯正したりすることをさらに効果的に行うことができる。矯正用心材を少なくとも骨盤を挟んで前後に設けることにより、体を前後に曲げた場合のみならず、左右に傾けた場合でも、矯正用芯材によって胸部、腰部、骨盤部の動きを安定的に制限することができる。
(8)前足受け入れ部が前足挿入穴をコルセット本体に一体的に形成したものであれば、コルセット本体を動物に装着する場合に装着作業が容易になるとともに、動物がコルセット本体を排除しようと動作した場合でもコルセット本体がずれたり外れたりすることが防止できる。
(9)コルセット本体部に形成された凹円弧部により動物の腹部から骨盤部付近に至る部分とコルセット本体との接触を避けることができ、コルセット本体により当該部分を傷つけることなどを防止できるとともに、尿がコルセット本体にかかり不衛生になることも防止できる。
(10)後ろ足穴が形成された骨盤締付部材をコルセット本体に着脱自在に取り付け、骨盤締付部材の後ろ足穴に動物の後ろ足を挿入することによりコルセット本体を確実に動物に装着することができる。骨盤締付部材により動物の骨盤部を安定してサポートすることができ、骨盤部の変形の制限や矯正を行うことができる。さらに、骨盤締付部材をコルセット本体よりも肌触りの良い柔らかい布地などの材料により形成すれば、骨盤締付部材を後ろ足の付け根付近の敏感な部分に配置しても、肌荒れや擦り傷の発生を抑制することができる。また、コルセット本体に設けられた前足穴及び骨盤締付部材に形成された後ろ足穴に動物の四肢を通し、コルセット本体の左右両側端を互いに連結部で動物の背部で連結すれば、前足穴および後ろ足穴が四肢の付け根に引っ掛かり胴体から前後左右にずれる心配がなく、動物がコルセット本体の装着を嫌がって脱ぐことを試みても、背中側に連結部があるので、四肢が届かずに脱ぐことができず、コルセットの装着を長時間持続することができる。
(11)コルセット本体を動物に装着する場合に、動物の体型に合わせてコルセット本体の隣接する両端部付近の連結部を調整した場合において、両端部間に隙間が形成されることがあるが、両端部近傍に形成された背部覆い部材により背部に形成された隙間を覆うことができる。
(12)左右にほぼ分離された2枚のシート部材が連結部により連結され、これらのシート部材の重なり合い代が調整自在になったものでは、コルセット本体の両端部の連結部によるコルセット本体の巻寸法の調整に加えて、シート部材に形成された連結部による重なり合い代を調整することでコルセット本体の巻寸法を調整することができる。
(13)2枚のシート部材の重なり合い代を調整する際にシート部材間に隙間が形成される場合があるが、シート部材に形成された腹部覆い部材によりこの隙間を覆うことができる。
(14)後ろ足受入れ部材を係合部材によりコルセット本体に装着して後ろ足の受入れやコルセット本体の動物への保持を図ることができる。
(15)前足受入れ部材を係合部材によりコルセット本体に装着して前足の受入れやコルセット本体の動物への保持を図ることができる。
(16)連結部材、前足受入れ部材、後ろ足受入れ部材を係合部材の強力係合部によりコルセット本体に容易に離脱できないほぼ固定状態で係合させることができ、連結部材や前足受入れ部材などのコルセット本体からの離脱を防止することができる。さらに、連結部材や前足受入れ部材などの先端付近は係合部材の軽強度係合部によりコルセット本体に容易に離脱できる比較的軽強度で係合させることができ、コルセット本体を動物に装着した場合に動物の胴体の大きさなどに応じて連結部材や前足受入れ部材などの先端部位置を容易に変えることができる。
(17)コルセット本体は立体裁断され立体的に縫製されているので、動物の胴体にフィットさせることができ、矯正などの目的や機能を有効に果たすことができる。
(18)立体的な縫製はシート部材の隣接する部分に千鳥縫いを施しその千鳥縫い部分に直線縫いを返し縫いにより施すことにより行われているので、縫製された部分をハサミなどの手工具により切断しても縫製部分の糸がほつれることが防止できる。
(19)矯正用心材部材においては、袋状部材内に骨材が収納されるので、骨材が露出することが無く、骨材が収納された袋状部材を強力係合部により強力にコルセット本体に固定することができる。
(20)袋状部材の内面に設けた起毛材料と係合材料とが係合するようになっているので、骨材の長さよりも少し長い寸法を有する袋状部材内に骨材を挿入するようにすれば、入り口部において起毛材料と係合材料とが係合させられて入り口部分で骨材が外に出ないように封をした状態にすることができる。
(21)連結部材、前足受入れ部材、後ろ足受入れ部材とは別部材で形成された係合部材を、コルセット本体の適宜の位置に係合させ連結部材、前足受入れ部材、後ろ足受入れ部材を取り付けることができ、連結部材などの取付位置を柔軟に設定することができる。
(22)別部品である係合部材をコルセット本体に強力に固定するとともに連結部材など軽強度で係合させる態様と、逆に別部品である係合部材をコルセット本体に軽強度で係合するとともに連結部材などを強力に固定する態様とのいずれかを選択することができる。
(23)分割されたシート部材の重なり合い代を変更し係合部材による係合位置を変更することにより動物の体格など対応してコルセット本体の寸法が調整できる。
(24)コルセット本体に係止部材を着脱自在に取り付け、当該係止部材に動物の後ろ足を持ち上げるための吊り具を取り付けることができ、当該吊り具を牽引することにより動物の胴体にしっかり固定されたコルセット本体を介して動物の後ろ足を持ち上げて主として前足のみで歩行させることができる。本コルセットを装着しなければならないような症状を発症した動物には往々にして後ろ足に障害が出ることが多いので、吊り具で牽引することにより動物の歩行を助けることができる。
(25)コルセット本体とは別部品からなる骨盤締付部を分断部で分断し、コルセット本体をおおよそ動物に装着した後に分断部をコルセット本体又は分断部の他端に係合することができ、この操作により、本動物用コルセットの装着を嫌がる動物に対して容易に装着することができる。
(26)シート部材のうち動物の少なくとも腹部付近に相当する部分に形成された起毛部に、隣接する他のシート部材の側縁部に形成された係合部を係脱自在に係合し、起毛部と係合部との係合位置を調整することにより隣接するシート部材の重なり合い代を調整してコルセット本体の巻寸法を調整することができる。
(27)腹部覆い部材及び背部覆い部材の隣接する端部付近に形成された係合構造の係合位置を調整することにより隣接する腹部覆い部材と背部覆い部材との重なり合い代を調整してコルセット本体の巻寸法を調整することができる。
(28)ベルト状の一のベルト部材の両端付近をコルセット本体に着脱自在又は固定的に取り付け、一のベルト部材のほぼ中間部付近にベルト状の他のベルト部材の一端を固定的又は着脱自在に連結し、その他端をコルセット本体に固定的又は着脱自在に取り付けて前足を受け入れさせる前足受入れ部材が形成でき、一又は他のベルト部材の分断部で分断した状態で動物に装着することができる。
(29)前記一又他のベルト部材の途中に形成された調整機構を操作して、これらのベルト部材により形成される前足を受入れさせる部分の開口寸法を調整することができる。
1a,1b 両端部
1c 凹円弧部
2 連結部
2a 帯状部材
2b ホルダー部材
3 前足受入れ部
3a 前足穴
4 矯正用心材
6 係止部
6a 帯状部材
6b ホルダー部材
7 骨盤締付部材
7a 後ろ足穴
7b,7c マジックテープ(登録商標)
31 コルセット本体
31a 千鳥縫い部
31b 直線縫い部
31c 返し縫い部
31d 凹円弧部
31e 起毛部
31f 裏地
32 連結部材
32a 係合部(強力係合部)
32b 係合部(軽強度係合部)
33 前足受入れ部材
33a 係合部(強力係合部)
33b 係合部(軽強度係合部)
34 矯正用心材部材
34a 係合部(強力係合部)
34b 係合材料
34c 起毛材料
34d 骨材
37 後ろ足受入れ部材
37a 係合部(強力係合部)
37b 係合部(軽強度係合部)
42 連結部材
42a 起毛部
43 前足受入れ部材
43a 起毛部
47 後ろ足受入れ部材
47a 起毛部
48 係合部材
48a 係合部(強力係合部)
48b 係合部(軽強度係合部)
53 首部受入れ部材
53a 係合部材
61 コルセット本体
61a,61b シート部材
61e 起毛部材(連結部)
61f 係合部(連結部)
63 前足受入れ部
63a 分断部
63b 係止部(係合構造)
63c 起毛部(係合構造)
67 骨盤締付部材
67a 後ろ足穴
67b,67c 分断部
71a 腹部覆い部材(シート部材)
71b 背部覆い部材(シート部材)
71c,71d 起毛部(係合構造)
71e,71f,71g 係合部(係合構造)
71h 前足受入れ部
81 コルセット本体
81a,81b,81c シート部材
83 前足受入れ部材
83a 一のベルト部材
83b 他のベルト部材
83c ファスナー部材(分断部)
83d,83e ベルト部
83f バックル部材(調整機構)
83g ファスナー部材(分断部)
Claims (29)
- 動物の腹部、背部、骨盤部をほぼ覆って筒状にされるシート状のコルセット本体を備え、前記コルセット本体には、隣接させられる各両端部を着脱自在に連結する連結部が形成され、動物の前足を受け入れる前足受入れ部が形成され、動物に装着した場合に動物の背骨に沿うようにほぼ前端部から後端部に至って矯正用心材が配置され、骨盤部付近に対応する位置に動物の後ろ足を持ち上げるための吊り具を取り付ける係止部が形成されていることを特徴とする動物用コルセット。
- 動物の腹部、背部、骨盤部をほぼ覆って筒状にされるシート状のコルセット本体を備え、前記コルセット本体には、隣接させられる各両端部を着脱自在に連結する連結部が形成され、動物の前足を受け入れる前足受入れ部が形成され、動物に装着した場合に動物の背骨に沿うようにほぼ前端部から後端部に至って矯正用心材が配置され、前記前足受入れ部にはその周方向の途中で分断された分断部が形成され、当該分断部及び前記コルセット本体又は前記分断部の他端には相互に係脱自在に係合する係合構造が形成されていることを特徴とする動物用コルセット。
- 動物の腹部、背部、骨盤部をほぼ覆って筒状にされ、一表面に起毛された起毛部が形成され、ハサミなどの手工具で切断可能で、その切断面にほつれやほころびが生じない材質からなるシート部材からなるコルセット本体を備え、前記コルセット本体を筒状にした際に隣接させられた両端部を着脱自在に連結する連結部材と、前記コルセット本体を動物に装着した場合に動物の背骨に沿うように前記コルセット本体のほぼ前端部から後端部に至って配置される矯正用心材部材とを前記コルセット本体とは別部品にて形成し、前記コルセット本体の起毛部に着脱自在に係合し前記コルセット本体の起毛部との係合により前記連結部材及び矯正用心材部材を前記コルセット本体に取り付けるための係合部材が、前記連結部材及び矯正用心材部材に設けられていることを特徴とする動物用コルセット。
- 動物の腹部、背部、骨盤部をほぼ覆って筒状にされるシート状のコルセット本体を備え、前記コルセット本体には隣接させられる各両端部を着脱自在に連結する連結部が形成され、動物の前足が受け入れられる部分を形成する前足受入れ部材を前記コルセット本体とは別部品にて形成し、前記コルセット本体及び前足受入れ部材には相互に係脱自在又は固定的に係合する係合構造が形成され、前記コルセット本体を動物に装着した場合に動物の背骨に沿うようにほぼ前端部から後端部に至って矯正用心材が配置されていることを特徴とする動物用コルセット。
- 動物の腹部、背部、骨盤部をほぼ覆って筒状にされるシート状のコルセット本体を備え、前記コルセット本体には隣接させられる各両端部を着脱自在に連結する連結部が形成され、動物の前足が受け入れられる部分を形成する前足受入れ部材を前記コルセット本体とは別部品にて形成し、前記前足受入れ部材にはその周方向の途中で分断された分断部が形成され、当該分断部及び前記コルセット本体又は前記分断部の他端には相互に係脱自在又は固定的に係合する係合構造が形成され、前記コルセット本体を動物に装着した場合に動物の背骨に沿うようにほぼ前端部から後端部に至って矯正用心材が配置されていることを特徴とする動物用コルセット。
- 動物の腹部、背部、骨盤部をほぼ覆って筒状にされるシート状のコルセット本体を備え、前記コルセット本体には隣接させられる各両端部を着脱自在に連結する連結部が形成され、動物の前足が受け入れられる部分を形成する前足受入れ部材を前記コルセット本体とは別部品にて形成し、前記前足受入れ部材にはその周方向の途中で分断された分断部が形成され、当該分断部及び前記コルセット本体又は前記分断部の他端には相互に係脱自在又は固定的に係合する係合構造が形成され、前記コルセット本体には動物に装着した場合に動物の背骨に沿うようにほぼ前端部から後端部に至って矯正用心材が配置され、前記コルセット本体の骨盤部付近に対応する位置には動物の後ろ足を持ち上げるための吊り具を取り付ける係止部が形成されていることを特徴とする動物用コルセット。
- 前記矯正用心材は複数本からなり、少なくとも胸椎、腰椎、骨盤を挟むように所定の間隔を隔てて胴回りに配置されるように前記コルセット本体に形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の動物用コルセット。
- 前記コルセット本体に形成された前足受入れ部は前記コルセット本体に一体に形成され、動物の前足が挿入される前足穴がコルセット本体に一体的に形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の動物用コルセット。
- 前記コルセット本体を動物に装着した場合に動物の腹部から骨盤部付近に至る部分には、動物の陰部付近との接触を避ける凹円弧部が形成されていることを特徴とする請求項1、2、3、4、5又は6のいずれかに記載の動物用コルセット。
- 前記コルセット本体において動物の骨盤部付近に対応する位置には、動物の後ろ足が挿入される後ろ足穴が形成された骨盤締付部材が着脱自在に取り付けられることを特徴とする請求項1、2、4、5又は6記載の動物用コルセット。
- 前記コルセット本体の隣接する両端部近傍には、前記コルセット本体を動物に装着した際に隣接する前記両端部間に形成される隙間を覆うための背部覆い部材が設けられていることを特徴とする請求項1、2、4、5又は6記載の動物用コルセット。
- 前記コルセット本体が左右にほぼ分離された少なくとも2枚のシート部材を備え、隣接するシート部材には両シート部材を連結する連結部が形成され、当該連結部における隣接するシート部材の重なり合い代が調整自在となっていることを特徴とする請求項1、2、4、5又は6記載の動物用コルセット。
- 前記隣接するシート部材の少なくとも一方には各シート部材間に形成される隙間を覆うための腹部覆い部材が設けられていることを特徴とする請求項12記載の動物用コルセット。
- 動物の後ろ足を受け入れさせる部分を形成する後ろ足受入れ部材を前記コルセット本体とは別部品にて形成し、前記コルセット本体の起毛部に着脱自在に係合し前記コルセット本体の起毛部との係合により前記後ろ足受入れ部材を前記コルセット本体に取り付けるための係合部材が前記後ろ足受入れ部材に設けられていることを特徴とする請求項3記載の動物用コルセット。
- 動物の前足を受け入れさせる部分を形成する前足受入れ部材を前記コルセット本体とは別部品にて形成し、前記コルセット本体の起毛部に着脱自在に係合し前記コルセット本体の起毛部との係合により前記前足受入れ部材を前記コルセット本体に取り付けるための係合部材が前記前足受入れ部材に設けられていることを特徴とする請求項3記載の動物用コルセット。
- 前記連結部材、前足受入れ部材又は後ろ足受入れ部材に設けた係合部材が、前記連結部材、前足受入れ部材又は後ろ足受入れ部材を前記コルセット本体の起毛部に容易に離脱しないようにほぼ固定的に強力に係合する強力係合部であるか、又は、当該強力係合部により前記コルセット本体の起毛部に係合させられた前記連結部材、前足受入れ部材又は後ろ足受入れ部材の先端部付近に設けられ、当該先端部付近を前記コルセット本体の起毛部に容易に離脱できるように比較的軽強度で係合する軽強度係合部であることを特徴とする請求項3、14又は15のいずれかに記載の動物用コルセット。
- 前記コルセット本体が、動物の胴体に沿って配置できるように前記シート部材を立体裁断して立体的に縫製されていることを特徴とする請求項3記載の動物用コルセット。
- 前記縫製は、前記シート部材の隣接する部分に千鳥縫いを施し、その千鳥縫い部分に直線縫いを返し縫いにより施すことにより行われていることを特徴とする請求項17記載の動物用コルセット。
- 前記矯正用心材部材が袋状に形成された袋状部材内に心材となる骨材を収納して形成され、前記袋状部材の外面一面に設けた係合部材が、前記矯正用心材部材を前記コルセット本体の起毛部に容易に離脱しないようにほぼ固定的に強力に係合する強力係合部からなることを特徴とする請求項3記載の動物用コルセット。
- 前記袋状部材の内面に起毛された起毛材料と当該起毛材料に係合する係合材料とが相対して配置されていることを特徴とする請求項19記載の動物用コルセット。
- 前記連結部材、前足受入れ部材又は後ろ足受入れ部材に設けた係合部材が前記連結部材、前足受入れ部材又は後ろ足受入れ部材とは別部品にて形成され、前記係合部材の一面には前記コルセット本体の起毛部に係合する係合部が形成され、他面には前記連結部材、前足受入れ部材又は後ろ足受入れ部材に係合する係合部が形成されており、前記係合部材が前記コルセット本体の起毛部と前記連結部材、前足受入れ部材又は後ろ足受入れ部材との間に介挿されることを特徴とする請求項3、14又は15のいずれかに記載の動物用コルセット。
- 前記係合部材に形成された一の係合部が、前記コルセット本体の起毛部又は前記連結部材、前足受入れ部材又は後ろ足受入れ部材のいずれかに容易に離脱しないようにほぼ固定的に強力に係合する強力係合部となっており、前記他の係合部が前記コルセット本体の起毛部又は前記連結部材、前足受入れ部材又は後ろ足受入れ部材のいずれかに容易に離脱できるように比較的軽強度で係合する軽強度係合部となっていることを特徴とする請求項21記載の動物用コルセット。
- 前記コルセット本体を形成するシート部材が左右方向に複数枚に分割され、これらの分割されたシート部材の重合部に分割されたシート部材を相互に連結する係合部材が設けられていることを特徴とする請求項3記載の動物用コルセット。
- 動物の後ろ足を持ち上げるための吊り具が取り付けられる係止部材を前記コルセット本体とは別部品にて形成し、前記コルセット本体の起毛部に着脱自在に係合し前記コルセット本体の起毛部との係合により前記係止部材を前記コルセット本体の骨盤部付近に対応する位置に取り付けるための係合部材が前記係止部材に設けられていることを特徴とする請求項3記載の動物用コルセット。
- 前記骨盤締付部材にはその周方向の途中で分断された分断部が形成され、当該分断部及び前記コルセット本体又は前記分断部の他端には相互に係脱自在に係合する係合構造が形成されていることを特徴とする請求項10記載の動物用コルセット。
- シート部材のうち動物の少なくとも腹部付近に相当する部分に起毛部が形成され、隣接する他のシート部材の端部には前記起毛部に係脱自在に係合する係合部が形成され、前記起毛部及び係合部により前記連結部となし、前記起毛部と係合部との係合位置を調整することにより隣接するシート部材の重なり合い代が調整自在となっていることを特徴とする請求項12記載の動物用コルセット。
- 前記シート部材が動物の腹部側を覆う腹部覆い部材と動物の背部側を覆う背部覆い部材とを備え、前記腹部覆い部材及び背部覆い部材の隣接する端部付近には相互に係脱自在に係合する係合構造が形成され、当該係合構造により前記連結部となし、これらの係合構造の係合位置を調整することにより隣接する前記腹部覆い部材と背部覆い部材との重なり合い代が調整自在となっていることを特徴とする請求項12記載の動物用コルセット。
- 前記前足受入れ部材が、その両端付近を前記コルセット本体に着脱自在又は固定的に取り付けるベルト状の一のベルト部材と、当該一のベルト部材のほぼ中間部付近に一端が固定的又は着脱自在に連結され、その他端が前記コルセット本体に固定的又は着脱自在に取り付けられるベルト状の他のベルト部材とを備えたことを特徴とする請求項4、5又は6記載の動物用コルセット。
- 前記一又他のベルト部材の途中には、これらのベルト部材により形成される前足を受入れさせる部分の開口寸法を調整自在とする調整機構が設けられていることを特徴とする請求項28記載の動物用コルセット。
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