JP4453788B2 - 易損品の包装箱 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ワープロ、パソコン、券売機、レジスタなどの液晶デイスプレイのバックライト等の棒状ライトや、熱帯魚の水槽用投込みヒーターのような棒状ヒーター、棒状温度計、ガラス製品、陶磁器製皿などの食器、家電製品や精密機器の部品類などの易損品を出荷する際に使用する包装箱に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子機器の部品、精密機器、ガラス製品、家電製品、食器類等は非常に繊細で、少しの衝撃により破損したり、凹んだり、故障を生じるので、従来、このような易損品を製造工場から出荷先へまとめて包装箱で発送する場合は、これら製品を保護するためにホルダーに入れ、このホルダーを箱に一定数量詰めて輸送するのが一般的である。このときホルダーを収納する段ボール箱には、製品とホルダーまたは箱との間に、流通時の外部からの衝撃をやわらげる緩衝材が挿入されていた。
【0003】
例えば図10のように、長さが300mm、500mmまたはそれ以上の細長いパイプ状をしたガラス管より形成されている液晶デイスプレイのバックライトとして使用する冷陰極管(ランプ)Gを出荷するときは、ランプが細長くしかも軽く、その上に少しの衝撃で破損しやすいので、図に示すようなランプホルダー11にランプGを並べて固定したうえで段ボール箱20内に複数段に積め込み、運搬していた。ランプホルダー11はホルダー台紙12とその上に貼り付けた緩衝材13から構成されていた。ホルダー台紙12としては段ボール箱20の内寸法に合わせて形成した嵌脱自在な段ボール製シートが用いられ、緩衝材13としては、外部からの衝撃に対する緩衝性に優れるスポンジタイプのウレタンフォームが用いられていた。
【0004】
図10にも示すようにウレタンフォーム緩衝材13は細長く棒状をしており、ホルダー台紙12のほぼ中央部上に2本平行にホットメルト接着により固定されていた。
平行なウレタンフォーム緩衝材の上面には、それぞれの長さ方向に直交する方向に所定ピッチで設けた切溝14が形成されていた。各々の切溝を利用して易損品であるランプGの両端部を、2本の緩衝材にまたがるように取付けて弾力的に支持していた。そしてランプホルダー11は、段ボール箱20に複数段に積重ねて収容され、最上段には天パット15をセットすることにより、左右、前後、上下の移動を止めるようにして運搬していた。
このように衝撃で壊れやすいランプをホルダー台紙に接着したウレタンフォーム緩衝材がもつ弾力性を利用してランプホルダーに並べて固定することにより、出荷及び流通時における外部衝撃を緩和して破損を防止していたのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような従来のランプ梱包出荷方法によれば、ランプホルダーのパーツが異素材から構成されているから、回収とリサイクルに際して緩衝材であるウレタンフォームとホルダー台紙の段ボールシートに分解分別する必要があった。この点を詳しく説明すると、使用済みホルダーを原料としてリサイクル(マテリアルリサイクル)する場合には、ウレタンフォーム緩衝材がホットメルト等の接着剤によりホルダー台紙に一体に固定されているため、両者を材料別に分解分別する必要があった。しかし両者は接着剤により固く結合しているため分別が容易でなく、分別作業に多くの手間とコストがかかる。また、サーマルリサイクル(焼却処理)する場合においては紙の比率を重量で50%以上にしなければならないという制約があり、50%以上の場合も出来るだけ分別処理が好ましい。したがってこの場合もウレタンフォームと段ボールとがホットメルト接着されていると容易に分別できないことから、サーマルリサイクル処理にも適さないという問題があった。
【0006】
さらに前記ホルダーを使用後に捨てずに返品し再使用するときは、ウレタンフォーム緩衝材とホルダー台紙とがホットメルト接着されているため分離が困難であり、そのまま返品すると輸送容積が大きくなるため輸送コストが高くつくという欠点があった。また、いずれか痛んだパーツを付け替えることが不可能であったり、容易ではない。無理に分離するとホルダー台紙及び/または緩衝材自体を使用不能に壊してしまう恐れがあった。また、従来の方法では、包装作業現場で段ボール製台紙と緩衝材を固定する際には、必ず接着剤とホットメルトガンなどの接着機器を必要とする。その上、ウレタンフォーム緩衝材は変形しやすいので、接着作業時はもちろんのこと使用時にも緩衝材が位置ずれや変形しないようにする対策が必要であり、またウレタンフォーム上にちょっと重いものを乗せるとウレタンフォームがつぶれやすいという問題があった。
【0007】
本発明は、上記した従来の課題を解決することを目的とする。近年、製品を出荷する企業はその責任において製品を収納する紙・プラスチック製包装容器や製品を保護固定するための緩衝包装材の回収とリサイクル(再商品化処理)を行う必要があることが社会的にまた法的にも要請されている。
そこで、棒状ライト等の易損品を包装し、使用済み後の材料の回収とリサイクルに際して、異素材を極めて容易に分解分別することができる緩衝材取付板及びこれを用いた包装箱を提案せんとするものである。すなわち本発明緩衝材取付板は、作業が煩雑な接着剤や接着のための特別の接着機器を使用することなく緩衝材をホルダー台紙に差込方式によって固定する手段を採用することにより、回収とリサイクルに際して各パーツの分離が容易となり、かつ各パーツの交換が簡単で再使用を容易化すると共に、各パーツの納入時、返送時、包装作業時の取り扱いが容易で、作業時間とそのコストが節減できるようにしたものである。
さらに本発明の緩衝材取付板は、緩衝材を配置するために包装箱の箱底に緩衝材自体の位置決め或いは保持のために穴を設ける等の特別の加工を不要ならしめたものである。
さらにまた本発明は、緩衝材取付板の積み重ね時の上部からの重量により潰れたり破損を防止できる緩衝材取付板及びこれを用いた包装箱を提案するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1の発明は、緩衝材取付板を複数積み重ねて箱内に収納する易損品の包装箱であって、
係止穴付き起立片を前記取付板から切起こし、その取付板の上面に商品保持用切溝を有する緩衝材を配し、前記切溝と前記起立片とを係合させて、その緩衝材の少なくとも長手方向両端部を、該起立片の前記係止穴に対し着脱可能に差し込んで取付けるとともに、前記緩衝材の高さと前記起立片の高さとをほぼ同一高さに揃えることにより、前記緩衝材と起立片の両方で積載荷重を受けるようにしたこと特徴とする易損品の包装箱である。この請求項1の発明における起立片に設けられた係止穴の形状は、閉じたループ状の穴形状であってもよく、上部が閉じていない穴形状であってもよい。
【0009】
請求項2の発明は、前記緩衝材の長手方向両端部を係止する起立片の間に、該緩衝材の中間部を係止する1または複数の起立片を切起こして設けたことを特徴とする請求項1記載の包装箱である。
【0010】
請求項3の発明は、前記緩衝材の長手方向両端部を係止する起立片は、緩衝材を側方から差し込むことができる閉じたループ状の係止穴付き起立片であり、緩衝材の中間部を係止する起立片は、上部が開放した係止穴を有し上部からの緩衝材挿入が容易な形状であり、それぞれの起立片は、緩衝材に設けられた保持溝に係合していることを特徴とする請求項1または請求項2記載の包装箱である。この請求項3の発明においては、緩衝材の長手方向両端部を係止する起立片の穴形状を閉じたループ状の穴形状として、緩衝材の固定を強固にする一方、緩衝材の中間部を係止する起立片の形状は、上方が閉じていない一対の逆L字型等のフック形状の組み合わせとすることにより上方からの着脱を容易にしている。
【0014】
上記のように本発明は、前記緩衝材と前記起立片の高さがほぼ同一高さに揃えられていることにより、緩衝材取付板を上下に積み重ねたときの上方からの荷重を前記緩衝材と前記起立片の両方で受ける構造であるから、使用時(出荷及び流通時)には、緩衝材と起立片上部とで積載荷重をうけるので、衝撃により壊れ易いランプ等の易損品を、出荷及び流通時のおける外部衝撃を緩和して破損を防止し、緩衝材に大きな荷重がかからず、易損品の保管と積重ねの取扱が容易となる。
【0015】
本発明の包装箱は、易損品の包装用として適し、商品保持溝に液晶ディスプレイのバックライト等の棒状ライトを差し込んで支持すると包装用として好適であり、更に棒状温度計、棒状ヒーター、精密電子部品、食器、ガラス製品等の包装用として用いることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
次ぎに本発明の実施形態を、図面を参照して具体的に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。なお、この実施例では、液晶デイスプレイのバックライトとして使用する特殊ランプを包装箱に収納して出荷する場合に、そのランプを並べて固定する緩衝材取付板(ランプホルダー)について説明する。
(実施例1)
図1は、本発明の実施例1として示す緩衝材取付板の斜視図であり、図2は図1の取付板から緩衝材を省略し、かつ起立片を切り起こした状態を示す斜視図、図3は同上取付板の展開図、図4は前記緩衝材の側面図、図5は同上緩衝材の平面図である。
【0017】
図1〜図5に示すように、実施例1の緩衝材取付板10は、紙製シート(台紙ともいう)1と、このシートの上面に配置する一対の樹脂またゴム製の緩衝材、好ましくはウレタンフォーム緩衝材2とから形成されている。前記シート1は、段ボール製の輸送用包装箱に、多段に積重ねて収容できるように箱の内寸法に合わせて嵌脱可能な寸法に形成されている。図示のシート1は、ほぼ長方形または正方形をした板紙または段ボールのいずれでも形成できるが、いずれかといえば衝撃を緩和できるので段ボールで作成するのが好ましい。ウレタンフォーム緩衝材2は、後記のように長方形または正方形のシート1に、該シートから切り起こされる同一の高さの起立片3(緩衝材の両端部を係止)又は5(緩衝材の中央領域を係止)により、該シートの長辺と平行に取付けられている。なおシート1の4隅部には隅切り1aが、また中央部両端には手掛け用の切欠き1b、1bがそれぞれ形成されている(図3参照)。
【0018】
起立片3は、シート1の長手方向の中心線を挟むようにして、シートの両側に、折り曲げ可能に2組形成されている。各起立片3はほぼコの字形に形成され、シート1から図2のように折曲げ線3aを介して垂直方向に切り起すことができるように構成されている。因みに、符号4は、前記起立片3をシート1から切起こしたときに起立片とシートとの間に形成される係止穴である。
ウレタンフォーム緩衝材2は、その両端2bを前記シート1の両端に形成した起立片3の係止穴4(閉じたループ状の穴形状)に横から差し込んで、図1に示すようにシート1に前記緩衝材2を着脱可能に取り付けるようになっている。
【0019】
中間部の起立片5は、左右両端の起立片3の間に、折曲げ線5aを介して垂直方向に切り起すことができるように折り曲げ自在に形成されている。この起立片5は起立片3と異なり左右に切り割りされた対向する一対のフック形(逆L形)をした係止部5bを有している。このフック形係止部はシート1から切起こしたときにシート1との間に上方が閉じていない係止穴6を形成する。この係止穴6に前記ウレタンフォーム緩衝材2の中間部を通して係止するが、上方が開いている為、上方からの着脱が可能である。
【0020】
ウレタンフォーム緩衝材2は一例として断面矩形の細長い形状をしている。該緩衝材2の上面には緩衝材の中心部に達する深さをもった切溝2aが長さ方向に直交する方向に所定のピッチで形成されている。この緩衝材2は、使用に際して2本1組みとしてシート1の上面に並設し、図1に示すように、それぞれの緩衝材2の切溝2aに液晶デイスプレイのバックライトGの両端を挿入してウレタンフォーム自体がもつ弾力性を利用して支持する。なお切溝2aは、シート1に折り曲げ自在に設ける起立片3または5の位置に対応しており、それぞれの穴4または6にウレタンフォーム緩衝材2を挿入した後、切溝2aに起立片3またはその起立片5を係合させて、前記緩衝材2がシート1から脱落するのを防止するように構成している。尚、バックライトGを支持する切溝2aと、起立片3または5と係止する保持溝を別構造としてもよい。
【0021】
(実施例2)
図6は、比較的重量が重いバックライトGを並べて固定する場合に使用する緩衝材取付板10に用いるシート1の展開図である。このシート1は、実施例1と同じくほぼ長方形または正方形をした板紙または段ボールで形成される。このシート1には実施例1と同様に、シート1から切り起こされる起立片3又は5が形成されているが、異なる点は前記両起立片3と5の間に後記のように穴7を形成し、また緩衝材2の裏面に凸部8を形成した点である。それ以外は、実施例1と相違するところはなく、起立片3と5の組立方法も同じである。よって、実施例1と実質的に同一の部材には同一の符号を付す。
図7と図8は、この実施例のウレタンフォーム緩衝材2の側面図と平面図である。この緩衝材は、実施例1と同様に断面矩形の細長い形状をしている。該緩衝材2の上面には実施例1と同様に緩衝材の中心部に達する深さをもった切溝2aが長さ方向に直交する方向に所定のピッチで形成されているが、裏面には前記穴7に対応する位置に凸部8が形成されている。
【0022】
前記シート1とウレタンフォーム緩衝材2とを組み合わせて使用する時は、実施例1と同様に緩衝材を2本1組みとして図1に示すように、シート1の上面に並設する。その際該緩衝材2の裏面側に突出する凸部8を、シート1側に設けた前記突部が嵌合する穴7に嵌合させる。このように凸部8と穴7とを嵌合させることにより、ウレタンフォーム緩衝材2を位置決めして保持し、また流通時に外部からの衝撃や振動で位置ずれや変形することを防ぎ、切溝2aに保持させた液晶デイスプレイのバックライトGがずれ動いて直接包装箱に当たり、破損するのを防止する。
【0023】
(その他の実施例)
なお第1及び第2の実施例ではウレタンフォーム緩衝材を使用した例を示したがこれに限るものではない。前記実施例のようにスポンジ状のウレタンフォーム緩衝材を使用するとガラス管の緩衝材として優れた緩衝性能を発揮する。発泡ポリスチレン、発泡ポリエチレン、発泡スチロールなどの上記以外のクッション性に富み軽量で成形容易な樹脂緩衝材、合成ゴムや天然ゴム緩衝材を用いることは任意である。
また、本実施例では棹ようかんのように、細長い形をした緩衝材を2本1組で使用したがこれに限るものではなく、平板状の緩衝材を単独で使用することができる。平板状の緩衝材は、その両端部をシート1から切り起こした起立片の係止穴に差し込んで固定するか、或いは平板状緩衝材の両端に突起を一体に形成して、該突起を前記の係止穴に差し込んで取付けるようにすることができる。
また前記実施例ではシートの両端に係止穴付き起立片3を設けたが、これら起立片3,3の間にも複数の係止穴付き起立片を切起こし可能に設けることができる。さらにフック形をした起立片5を起立片3,3の間に複数設けることは自由である。さらにまた、緩衝材の裏面側に設ける凸部8、及びこれに係合される前記シート側に設ける穴7の数も自由である。
【0024】
また実施例ではシートの上に並設した2本の緩衝材2の商品保持用の切溝2aに液晶デイスプレイのバックライトGの両端を挿入して保持するが、これに限らず、切溝の形状を変えることにより、熱帯魚の水槽用投込みヒーター、棒状温度計または皿など食器類、家電製品や精密機器の部品類などの易損品を嵌め込んで保持することもできる。切溝の数と形状は保持する商品に対応して形成されるものであり、図示例にような幅の狭いスリットに限らず比較的幅の広い、大きな凹みをもつ溝に形成されることがある。
【0025】
次に、バックライトGを本発明たる緩衝材取付板に固定し、これを包装箱に収納して出荷する場合の例について説明する。前述したように緩衝材取付板は、業界で一般にA式箱と呼ぶ汎用の段ボール箱20に収納して出荷する。すなわち図10にも示したように段ボール箱20に複数本のバックライトGを並べて固定した緩衝材取付板を、複数段に積重ねて、最上段には天パットをセットすることにより、左右、前後、上下の移動を止めるようにして運搬するのである。このとき箱内に積み重ねられた本発明の緩衝材取付板10は、図9のように緩衝材2の高さとほぼ同じ高さになるようにシート1から切り起こされる同一の高さの起立片3又は5の上に支持されるから、この起立片が上部からの重量を支えることとなるので緩衝材2は潰れることがない。
【0026】
【発明の効果】
以上説明してきたように、本発明によれば、梱包作業時に緩衝材取付板の上にウレタンフォーム等の緩衝材を固定するにあたり、台紙に切起こして設けた起立片の係止穴に、緩衝材の長さ方向両端部を差し込み取り付けるようにしたから、煩雑な作業を必要とする接着剤や接着のための特別の機器を使用することなく、わずかな手間とコストで台紙と緩衝材を固定することができるので、包装作業時のコストと作業時間が節減できるうえに、使用済み後、各パーツの回収とリサイクルに際して、異素材を極めて容易に分解分別することができるという効果を有する。
【0027】
また緩衝材を台紙に差込方式によって取り付けることから、包装材料の納入時、返送時には緩衝材と台紙を別々に輸送・保管することができ、材料の保管・輸送効率を高め、保管・輸送コストを低減することができる。さらに分別後、返品して再使用するときも、痛んだパーツの交換が簡単にできる効果があり、パーツの付け替えによる再使用が容易になるという効果を有する。
【0028】
従来、台紙にホットメルト接着した平行なウレタンフォーム緩衝材の上面に所定ピッチで切溝が形成して各々の切溝にバックライトの両端部を挿入して取付けることにより、バックライトをウレタンフォームにより弾力的に両端で支持していたが、本発明によれば、緩衝材、台紙とも従来の材料を増すことなく製作でき、また包装箱の底面に緩衝材の位置決め或いは保持のために特別の加工が不要なうえに、ホットメルト接着も要しないので製作費を低減できる。
【0029】
ウレタンフォーム緩衝材は変形しやすいので接着時に位置ずれや変形しないように注意が必要であったが、本発明によれば、台紙に切起こして設けた起立片に、前記緩衝材を差し込み、該係止部は緩衝材の保持溝に係合し、さらに緩衝材の裏面側に凸部を設け、台紙側に凸部が嵌合する穴を形成することにより、ウレタンフォーム緩衝材は流通時に衝撃振動で位置ずれや変形することがない。よって易損品が直接外装ケースに当たり、破損するようなことがない。またウレタンフォーム上にちょっと重いものを乗せるとフォームがつぶれやすいという問題があったが、本発明の緩衝材取付板は、使用時に、起立片が上部の重量を支持するためにウレタンフォーム緩衝材には積載重量がかからず、易損品の保管と積み重ね時の取り扱いが容易となり、破損を防止できるという特有の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1として示す緩衝材取付板の斜視図である。
【図2】図1の取付板から緩衝材を省略し、かつ起立片を切り起こした状態を示すシートの斜視図である。
【図3】同上シートの展開図である。
【図4】実施例1で用いるウレタンフォーム緩衝材の側面図である。
【図5】同上緩衝材の平面図である。
【図6】比較的重量が重いバックライトGを並べて固定する場合に使用する緩衝材取付板に用いるシートの展開図である。
【図7】実施例2のウレタンフォーム緩衝材の側面図である。
【図8】同上緩衝材の平面図である。
【図9】緩衝材取付板を積み重ねたときの側面図である。
【図10】従来の緩衝材取付板の斜視図である。
【図11】従来のバックライト包装箱の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 シート
2 ウレタンフォーム緩衝材
3 起立片(緩衝材の両端部を係止する起立片)
4 係止穴
5 起立片(緩衝材の中間部を係止する起立片)
6 係止穴
7 穴
8 凸部
10 緩衝材取付板
11 ランプホルダー
12 ホルダー台紙
13 ウレタンフォーム緩衝材
14 切溝
15 天パット
Claims (3)
- 緩衝材取付板を複数積み重ねて箱内に収納する易損品の包装箱であって、
係止穴付き起立片を前記取付板から切起こし、その取付板の上面に商品保持用切溝を有する緩衝材を配し、前記切溝と前記起立片とを係合させて、その緩衝材の少なくとも長手方向両端部を、該起立片の前記係止穴に対し着脱可能に差し込んで取付けるとともに、前記緩衝材の高さと前記起立片の高さとをほぼ同一高さに揃えることにより、前記緩衝材と起立片の両方で積載荷重を受けるようにしたこと特徴とする易損品の包装箱。 - 前記緩衝材の長手方向両端部を係止する起立片の間に、該緩衝材の中間部を係止する1または複数の起立片を切起こして設けたことを特徴とする請求項1記載の包装箱。
- 前記緩衝材の長手方向両端部を係止する起立片は、緩衝材を側方から差し込むことができる閉じたループ状の係止穴付き起立片であり、緩衝材の中間部を係止する起立片は、上部が開放した係止穴を有し上部からの緩衝材挿入が容易な形状であり、それぞれの起立片は、緩衝材に設けられた保持溝に係合していることを特徴とする請求項1または請求項2の何れかに記載の包装箱。
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