JP4454672B2 - 監視制御回路を有する車載電子制御装置 - Google Patents
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Description
前記主制御回路部は、第二の通信回路を介して接続されて制御信号を相互に交信する外部制御装置と協働し、当該外部制御装置は、補機プログラムメモリと協働する補機マイクロプロセッサによって構成された協働補機を備え、当該補機プログラムメモリは、前記主制御回路部から送信された質問情報に応動して回答情報を生成し、補機回答情報として前記主制御回路部に回答返信する外部回答生成送信手段となる制御プログラムを包含し、
前記質問情報生成手段は、前記主制御回路部と前記外部制御装置の全てに対して適用される一斉質問情報、又は前記主制御回路部と前記外部制御装置に対して個別に適用される個別質問情報が付加されており、前記一斉質問情報又は個別質問情報は、前記監視制御回路部から前記主制御回路部に送信され、前記外部制御装置に対しては前記主制御回路部を中継して送信され、
前記不揮発プログラムメモリは、前記一斉質問情報又は個別質問情報に対応して主機回答情報を生成する主機回答生成手段となる制御プログラムを包含すると共に、前記一斉質問情報に対応して、前記主機回答情報と補機回答情報とを合算集計した合成回答情報を送信する送信回答編集手段となる制御プログラムを包含し、
前記正解情報格納メモリには、前記主制御回路部が発生する主機回答情報に関する主機正解情報、又は前記補機回答情報に対する補機正解情報と前記主機正解情報とを合算集計した合成正解情報が格納され、前記補機正解情報は、前記正解情報格納メモリに保存されるか、又は前記不揮発プログラムメモリに格納されており、
前記異常判定手段は、少なくとも前記監視制御回路部が発生した一斉質問情報又は個別質問情報に基づいて、前記主制御回路部の異常監視を行なうと共に、前記主制御回路部と監視制御回路部は協働して前記外部制御装置に対する異常を識別監視するように構成したものである。
また、一斉質問と合成回答によって相互の通信情報を削減して、通信制御負担を軽減することができると共に、監視制御回路部と主制御回路部は主制御回路部と外部制御装置の異常を識別して判定して、主制御回路部に対して異なる異常処理を選択実行することができる効果がある。
(1)実施の形態1の構成の詳細な説明
以下この発明の実施の形態1による監視制御回路を有する車載電子制御装置の構成について説明する。図1は、この発明の実施の形態1による監視制御回路を有する車載電子制御装置の全体構成図である。図1に於いて、車載電子制御装置10Aは、マイクロプロセッサ20を主体として構成された主制御回路部20Aと、論理回路部30aを主体として構成された監視制御回路部30Aを備えており、車載バッテリである外部電源13から給電されて動作するように構成されている。
以下、前述の図1のとおり構成されたこの発明の実施の形態1による監視制御回路を有する車載電子制御装置の作用・動作について説明する。図5は主制御回路部20Aの送信動作を示すフロ−チャ−ト、図6は監視制御回路部30Aの受信動作を示すフロ−チャ−ト、図7は監視制御回路部30Aの送信動作を示すフロ−チャ−ト、図8は主制御回路部20Aの受信動作を示すフロ−チャ−トである。
て動作終了ステップ720へ移行する。なお、ステップ712は、送信された全データに関して、CRCチェック又はサムチェックで代表される符合点検手段を用いて、受信側に於いてビット情報の混入(論理「0」が誤って論理「1」に変化)、又は欠落(論理「1」が誤って論理「0」に変化)の発生を検出するための符合点検情報が最終情報として付加されている。
以上の説明で明らかなとおり、この発明の実施の形態1による車載電子制御装置10Aは、不揮発プログラムメモリ25Aと、演算処理用RAMメモリ24と、第一の入力センサ群11aが接続された第一の入力インタフェース回路21と、第一の電気負荷群12aが接続された第一の出力インタフェース回路22と、前記不揮発プログラムメモリ25Aに格納された制御プログラムの内容と前記第一の入力センサ群11aの動作状態に応動して、前記第一の電気負荷群12aを制御するマイクロプロセッサ20とを備えた主制御回
路部20Aと、前記マイクロプロセッサ20に対して第一のシリアル通信回路27、37によって接続され、複数の質問情報を順次選択送信する質問情報生成手段705aと、前記質問情報に対する正解情報格納メモリ35Aと、前記質問情報に基づく前記主制御回路部20Aからの回答情報と前記正解情報格納メモリ35Aに格納されている正解情報とを比較して異常の有無を判定する異常判定手段617とを有する監視制御回路部30Aとを備えた車載電子制御装置10aとなっている。
前記質問情報生成手段705aは、前記主制御回路部20Aと前記外部制御装置40の全てに対して適用される一斉質問情報Qnを生成し、当該一斉質問情報Qnは前記監視制御回路部30Aから主制御回路部20Aに送信され、前記外部制御装置40に対しては当該主制御回路部20Aを中継して送信され、前記不揮発プログラムメモリ25Aは更に、前記一斉質問情報Qn又は個別質問情報Q1nに対応して主機回答情報A1nを生成する主機回答生成手段503cとなる制御プログラムを包含すると共に、前記一斉質問情報Qnに対応して、前記主機回答情報A1nと補機回答情報A2n、A3n、A4n、A5nとを合算集計した合成回答情報Anを送信する送信回答編集手段505aとなる制御プログラムを包含している。
前記異常判定手段617は、少なくとも前記監視制御回路部30Aが発生した一斉質問情報Qnに基づいて、前記主制御回路部20Aの異常監視を行なうと共に、前記主制御回路部20Aと監視制御回路部30Aは協働して前記外部制御装置40に対する異常を識別監視し、前記主制御回路部20Aは前記外部制御装置40の異常発生に伴って第一の異常処理手段817bによる自衛処理を行い、前記監視制御回路部30Aは前記主制御回路部20Aの異常発生に伴って第二の異常処理手段619によって主制御回路部に対する再起処理を行うように構成されている。
前記外部機器監視手段816cは、前記補機回答情報A2n、A3n、A4n、A5nと前記補機正解情報R2n、R3n、R4n、R5nとを比較して前記外部制御装置40に関する異常の有無を個別に判定し、前記補正回答生成手段505aは、前記監視制御回路部30Aが発生した一斉質問情報Qnに対応して、まず第一に前記主制御回路部20Aが生成した主機回答情報A1nと前記外部制御装置が生成した補機回答情報A2n、A3n、A4n、A5nを合算した合成回答情報Anを生成して前記監視制御回路部30Aに対して送信し、当該補正回答生成手段505aは、前記補機回答情報A2n、A3n、A4n、A5nが異常である場合には補機回答情報に替わって当該補機回答情報に関する補機正解情報R2n、R3n、R4n、R5nを合算する送信回答編集手段となるものである。
この構成は請求項2に記載の発明に対応し、主制御回路部20Aは、補機正解情報を持っていて、外部機器監視を行なうと共に、外部制御装置が異常であるときには監視制御回路部に対する合成回答情報を正解情報に補正して送信し、監視制御回路部は合成正解情報を持っている。従って、監視制御回路部30Aは、一斉質問情報を発生し、合成回答情報と合成正解情報とを比較するだけで主制御回路部自体の異常が検出できると共に、外部制御装置に異常が発生しているにも関わらず主制御回路部がこれを認識しないで適正な補正合成回答を送信しなかった場合にも監視制御回路部は主制御回路部の異常として異常状態を検出することができるので、監視制御回路部を簡略化することができる特徴がある。
この構成は請求項7に記載の発明に対応し、主制御回路部及び外部制御装置に設けられたマイクロプロセッサに対する被試験プログラムを定め、質問情報は当該被試験プログラムに関する入力定数を選択する入力定数テーブル番号を指定するものとなっている。従って、主制御回路部及び外部制御装置に設けられたマイクロプロセッサの演算動作そのものを模擬演算して異常の有無を検出することができると共に、一斉質問情報によって手軽に各試験プログラムに対応した入力定数テーブル番号を指定することができる特徴がある。
この構成は請求項8に記載の発明に対応し、エンジンの出力トルクに影響を及ぼす関連外部機器と連携して、エンジンの出力トルクを制御するエンジン制御装置に於いて、エンジンの出力トルクに関連する各部の制御プログラムを抽出して異常監視を行なうようになっている。従って、エンジン制御の主体をなす主制御回路部に併設された監視制御回路部を用いて、トルク制御の状態を一元的に監視することができる特徴がある。
この構成は請求項9に記載の発明に対応し、外部制御装置の異常が発見されると、主制御回路部は第一の異常処理手段によってフェールセーフのための自衛処理を行うようになっている。従って、外部制御装置の制御には直接介入しないので、異常処理が全体システムに波及するのを防止することができる特徴がある。
この構成は請求項10に記載の発明に対応し、質問情報の変化、又は回答情報の変化を知らせるための第一、第二のフラグ情報が送信されるようになっている。従って、質問情報を受信した主制御回路部、又は回答情報を受信した監視制御回路部は前回の質問情報や回答情報と今回の質問情報や回答情報を比較して変化を検出する必要がないので、フラグ変化のない質問情報や回答情報は無視することができる特徴がある。
この構成は請求項12に記載の発明に対応し、異常判定手段と応答遅延判定手段と符号誤り検出手段による異常検出の監視集計結果に応動するリセット処理手段を備えている。従って、一時的なノイズ誤動作等による異常検出に応動せずに、多様な異常検出手段による継続的な異常検出に応動して、主制御回路部に対する再起処理として主制御回路部を初期化・再起動することができる特徴がある。
この構成は請求項14に記載の発明に対応し、プログラムメモリは、更に誤答生成手段と集計情報監視手段となる制御プログラムを備えると共に、上り通信情報には監視制御回路部における異常監視の集計情報が包含されている。従って、意図的な誤答送信によって監視制御回路部の挙動を逆監視することができると共に、この誤答送信によって監視制御回路部がリセット信号を発生して主制御回路部が初期化されることがない特徴がある。
実施の形態2.
(1)実施の形態2の構成の詳細な説明
以下この発明の実施の形態2による車載電子制御装置について説明する。図9は、この発明の実施の形態2による監視制御回路を有する車載電子制御装置の全体構成図を示す構成図である。以下の説明では、前述の図1の構成との相違点を中心にして説明する。図9に於いて、図1と同一符号は同一又は相当部分を示している。図9に於いて、車載電子制御装置10Bは、プログラムメモリ25Bと協働するマイクロプロセッサ20を主体として構成された主制御回路部20Bと、補助プログラムメモリ35Bと協働する補助マイクロプロセッサ30bを主体として構成された監視制御回路部30Bを備えており、車載バッテリである外部電源13から給電されて動作するように構成されている。
時間帯t1〜t9と同様に、(A)の監視制御回路部30Bから一斉質問Qnが(B)の
主制御回路部20Bに送信され、(B)の主制御回路部20Bから合成回答情報Anが(A)の監視制御回路部30Bへ送信され、何らかの異常があると判定されると第二時間帯t11〜t19、第三時間帯t21〜t29から順次、第六時間帯t61〜t69に移行して個別質問Qin=Q1n又はQ2n又はQ3n又はQ4n又はQ5nのどれかの質問・回答が実行される。
以下、前述の図9のとおり構成されたこの発明の実施の形態2による監視制御回路を有する車載電子制御装置の作用・動作について説明する。図12は主制御回路部20Bの送信動作を示すフロ−チャ−ト、図13は監視制御回路部30Bの受信動作を示すフロ−チャ−ト、図14は監視制御回路部30Bの送信動作を示すフロ−チャ−ト、図15は主制御回路部20Bの受信動作を示すフロ−チャ−トである。
2で送信された一斉質問情報Qnによってステップ1615で格納された合成回答情報Anと補助プログラムメモリ35Bに格納されている合成正解情報Rnとを比較して、両者が不一致であればYESの判定を行なってステップ1617bへ移行し、一致していればNOの判定を行なってステップ1617cへ移行する。
於ける質問情報を順次循環する個別質問情報モードへ移行する。ステップ1617cでは、循環質問フラグをリセットして、後述のステップ1705aに於ける質問情報を一斉質
問情報モードへ移行する。
705a、1712にて送信された個別質問情報によってステップ1615で格納された個別回答情報と補助プログラムメモリ35Bに格納されている個別正解情報とを比較して、両者が不一致であればYESの判定を行なってステップ1617eへ移行し、一致していればNOの判定を行なって動作終了ステップ1620へ移行する。
617cによって決定される循環質問フラグの状態に応動して一斉質問情報Qn又は個別質問情報Q1n、Q2n、Q3n、Q4n、Q5nが順次交替して送信されたり、一斉質問情報Qnが継続送信されて質問情報更新手段となるステップ1704の判定によって質問番号が更新されるように構成されている。
一のフラグ情報が変化するようになっている。
以上の説明で明らかなとおり、この発明の実施の形態2による車載電子制御装置10Bは、不揮発プログラムメモリ25Bと、演算処理用RAMメモリ24と、第一の入力センサ群11aが接続された第一の入力インタフェース回路21と、第一の電気負荷群12aが接続された第一の出力インタフェース回路22と、前記不揮発プログラムメモリ25Bに格納された制御プログラムの内容と前記第一の入力センサ群11aの動作状態に応動して、前記第一の電気負荷群12aを制御するマイクロプロセッサ20とを備えた主制御回
路部20Bと、前記マイクロプロセッサ20に対して第一のシリアル通信回路27、37によって接続され、複数の質問情報を順次選択送信する質問情報生成手段1705aと、
前記質問情報に対する正解情報格納メモリ35Bと、前記質問情報に基づく前記主制御回路部20Bからの回答情報と前記正解情報格納メモリ35Bに格納されている正解情報とを比較して異常の有無を判定する異常判定手段1617a、1617dとを有する監視制御回路部30Bとを備えた車載電子制御装置10Bとなっている。前記主制御回路部20Bは、更に第二のシリアル通信回路28を介して接続されて制御信号を相互に交信する外部制御装置40と協働し、当該外部制御装置40は、補機プログラムメモリ41b、42b、43b、44bと協働する補機マイクロプロセッサ41a、42a、43a、44aによって構成された協働補機41、42、43、44を備え、前記補機プログラムメモリ41b、42b、43b、44bは、前記主制御回路部20Bから送信された質問情報Qn、Q2n、Q3n、Q4n、Q5nに応動して回答情報を生成し、補機回答情報A2n、A3n、A4n、A5nとして前記主制御回路部20Bに回答返信する外部回答生成送信手段400となる制御プログラムを包含している。
の全てに対して適用される一斉質問情報Qnと、個別に適用される個別質問情報Q1n、Q2n、Q3n、Q4n、Q5nが更に付加されていて、当該一斉質問情報又は個別質問情報は前記監視制御回路部30Bから主制御回路部20Bに送信され、前記外部制御装置40に対しては当該主制御回路部20Bを中継して送信され、前記不揮発プログラムメモリ25Bは、更に前記一斉質問情報Qn又は個別質問情報Q1nに対応して主機回答情報A1nを生成する主機回答生成手段1503cとなる制御プログラムを包含すると共に、前記一斉質問情報Qnに対応して、前記主機回答情報A1nと補機回答情報A2n、A3n、A4n、A5nとを合算集計した合成回答情報Anを送信する送信回答編集手段1505aとなる制御プログラムを包含している。
前記正解情報格納メモリ35Bには、前記主制御回路部20Bが発生する主機回答情報A1nに関する主機正解情報R1nと、前記補機回答情報A2n、A3n、A4n、A5nに対する補機正解情報R2n、R3n、R4n、R5nと、前記主機正解情報と補機正解情報とを合算集計した合成正解情報Rnが格納保存されている。
前記異常判定手段1617a、1617dは、少なくとも前記監視制御回路部30Bが発生した一斉質問情報Qn又は個別質問情報Q1n、Q2n、Q3n、Q4n、Q5nに基づいて、前記主制御回路部20Bの異常監視を行なうと共に、前記主制御回路部20Bと監視制御回路部30Bは、協働して前記外部制御装置40に対する異常を識別監視し、前記主制御回路部20Bは、前記外部制御装置40の異常発生に伴って第一の異常処理手段1817bによる自衛処理を行い、前記監視制御回路部30Bは、前記主制御回路部20Bの異常発生に伴って第二の異常処理手段1619によって主制御回路部に対する再起処理を行うように構成されている。
前記循環回答生成手段1505aは、まず第一に前記監視制御回路部30Bが発生した一斉質問情報Qnに対応して、前記主制御回路部20Bが生成した主機回答情報A1nと前記外部制御装置40が生成した補機回答情報A2n、A3n、A4n、A5nを合算した合成回答情報Anを生成して前記監視制御回路部30Bに対して送信する送信回答編集手段である。
前記合成異常判定手段1617aは、前記主制御回路部20Bから送信された合成回答情報Anと前記合成正解情報Rnとが一致する場合には、質問内容を更新しながら前記一斉質問情報Qnの送信を継続し、合成回答情報Anと合成正解情報Rnとが不一致である場合には循環質問フラグをセットし、前記循環質問フラグがセットされると、前記主制御回路部20Bと前記外部制御装置40に対する個別質問情報Q1n、Q2n、Q3n、Q4n、Q5nが順次送信され、再び一斉質問情報Qnが送信されたときに前記合成回答情報Anと合成正解情報Rnとが一致すれば循環質問フラグはリセットされ、不一致であれば引き続いて循環質問フラグはセットされており、前記個別異常判定手段1617dは前記個別質問情報Q1n、Q2n、Q3n、Q4n、Q5nに基づく主機回答情報A1n及び補機回答情報A2n、A3n、A4n、A5nと、前記主機正解情報R1n及び補機正解情報R2n、R3n、R4n、R5nとを比較して、前記主制御回路部20B又は外部制御装置40の異常の有無を個別に判定する。
この構成は、請求項3に記載の発明に対応し、監視制御回路部は、主機、補機、合成正解情報を持っていて、一斉質問情報と個別質問情報とによって主制御回路部及び外部制御装置の異常判定を行って、外部制御装置が異常であるときには主制御回路部に通報するようになっている。従って、異常監視は監視制御回路部が主体となって行なっているので、主制御回路部の制御負担を軽減することができる特徴があると共に、正常状態においては一斉質問情報と合成回答情報との交信のみで運転することができるので、通信制御負担を軽減することができる特徴がある。
また、異常発生時には個別質問情報によって先ず主制御回路部に対する異常判定を行ない、主制御回路部が異常であれば再確認した上で再起処理が行われ、主制御回路部の異常でなければ外部制御装置の異常であると判定して全協働補機に対する自衛処理を行ってから、順次複数の協働補機の中のどれが異常であるのかを検出して、異常検出された協働補機に関する個別の自衛処理に切換えることができる特徴がある。
この構成は請求項4に記載の発明に対応し、個別質問情報は対象となる相手に対してのみ送信され、得られた対象相手からの回答情報をそのまま監視制御回路部へ送信するようになっている。従って、異常発生相手を検出するための通信が限定され、速やかに回答情報が得られる特徴がある。
この構成は請求項5に記載の発明に対応する。この構成によれば、個別質問情報は一斉に送信されるが、対象相手からの回答情報のみが監視制御回路部へ送信されるようになっている。従って、一斉質問情報と個別質問情報は同じ通信仕様によって処理することができる特徴がある。
前記主制御回路部20Bは、前記一斉質問情報Qn又は個別質問情報Q1nによって指定された演算算式と入力定数に基づいて主機回答情報A1nを生成し、前記外部制御装置40は前記一斉質問情報Qn又は個別質問情報Q2n、Q3n、Q4n、Q5nによって指定された演算算式と入力定数に基づく演算結果を補機回答情報A2n、A3n、A4n、A5nとして前記主制御回路部20Bに送信する。
前記主制御回路部20Bに於ける被試験プログラムは、前記外部制御装置40から要求されたエンジン出力トルクの増減要求補正値Δτに対応したスロットル弁開度の増減目標補正値Δθを算出するための制御プログラムであり、
前記外部制御装置40は、車速とアクセルポジションセンサに応動して変速機の変速段を切換える変速制御装置41、又は方向操作ハンドルの操作に応動する操舵制御装置42、又は車両姿勢の安定制御装置43、又はフットブレーキペダルに応動する制動制御装置44の何れかを包含し、当該外部制御装置40は、前記第二のシリアル通信回路28、41c、42c、43c、44cを介して前記主制御回路部20Bに対してエンジントルクの増減要求補正値Δτを送信すると共に、当該外部制御装置40に於ける被試験プログラムは当該外部制御装置40に対する入力信号に応動して前記エンジン出力トルクの増減要求補正値Δτを算出するための制御プログラムである。
前記主制御回路部20Bから監視制御回路部30Bに対して送信される下り通信情報DNDは、当該監視制御回路部に於いて必要とされる設定定数又は制御出力と、前回の上り通信情報UPDで得られた前記質問情報Qn−1、Q1n−1、Q2n−1、Q3n−1、Q4n−1、Q5n−1に対する回答情報An−1、A1n−1、A2n−1、A3n−1、A4n−1、A5n−1と第二のフラグ情報と符号点検情報とを包含し、前記監視制御回路部30Bから主制御回路部20Bに対して送信される上り通信情報UPDは、当該監視制御回路部に対する入力信号情報、或いは前記主制御回路部20Bから得られた前記設定定数又は前記制御出力の記憶情報と、今回の質問情報Qn、Q1n、Q2n、Q3n、Q4n、Q5nと第一のフラグ情報と符号点検情報とを包含している。
前記第一のフラグ情報は、前記監視制御回路部30Bに於いて前記質問情報Qn、Q1n、Q2n、Q3n、Q4n、Q5nの内容が更新変更された時点において変化して、質問情報の変化を通報する1ビット又は複数ビットの識別信号となるものであって、前記第二のフラグ情報は前記質問情報Qn、Q1n、Q2n、Q3n、Q4n、Q5nの内容が更新変更されたことに伴って、前記主制御回路部20Bが前記回答情報An、A1n、A2n、A3n、A4n、A5nの内容を更新させた時点において変化して、回答情報の更新を通報する1ビット又は複数ビットの識別信号となるものである。
前記リセット処理手段1619は、前記異常判定手段1617dが主制御回路部20Bに関する異常を判定したこと、又は前記応答遅延判定手段1616が応答遅延を判定したこと、又は前記符号誤り検出手段1614が下り通信情報の符号誤りを検出したことの監視集計結果に応動して前記主制御回路部20Bを初期化・再起動する第二の異常処理手段となるものである。
前記補助不揮発プログラムメモリ35Bは、前記質問情報生成手段1705a、質問情
報更新手段1704、異常判定手段1617a、1617d、応答遅延判定手段1616、下り通信情報に対する符号誤り判定手段1614、リセット処理手段1619となる制御プログラムを包含すると共に、前記質問情報Qn、Q1n、Q2n、Q3n、Q4n、Q5nに対する正解情報Rn、R1n、R2n、R3n、R4n、R5nが格納されている。
前記補助RAMメモリ34には、前記監視集計結果が書込みされている。
以上の構成は、請求項13に記載の発明に対応し、監視制御回路部は、補助マイクロプロセッサと、補助不揮発プログラムメモリと補助RAMメモリとを包含している。従って、異常監視制御の仕様を補助不揮発プログラムメモリに格納された制御プログラムによって手軽に変更することができる特徴がある。
前記誤答生成手段1503bは、前記質問情報Qn、Q1nに対して意図的に不正解情報を生成して回答情報An、A1nとして送信する手段であって、当該誤答生成手段による誤答を意図的に送信するタイミングは、前記異常監視の集計値に余裕があって、1回の誤答応答によっては前記監視制御回路部30Bのリセット処理手段1619がリセット出力RST2を発生しない時点において実行される。
前記集計情報監視手段1818aは、前記集計情報を監視することによって監視制御回路部30Bが正常に動作していることを主制御回路部20Bによって逆監視する手段である。
前記符号誤り検出手段1814は、前記上り通信情報UPDの受信データに対して、サムチェック又はCRCチェックで代表される符合点検手段を用いてビット情報の混入又は欠落の有無を検出し、前記記憶情報異常検出手段1818bは、前記下り通信情報DNDの一部として監視制御回路部30Bが受信記憶した設定・出力情報の記憶状態を、上り通信情報UPDの一部として返信受信した前記主制御回路部20Bに於いて比較判定して異常の有無を検出し、前記リセット処理手段1819は前記符号誤り検出手段1814が上り通信情報UPDの符号誤りを検出したこと、又は前記記憶情報異常検出手段1818bが記憶情報の異常を検出したこと、又は前記集計情報監視手段1818aによる前記異常監視の集計情報が異常であったことの逆監視集計結果に応動して前記監視制御回路部30Bを初期化・再起動する第三の異常処理手段となるものである。
実施の形態3.
(1)実施の形態3の構成の詳細な説明
以下この発明の実施の形態3による車載電子制御装置について説明する。図16は、この発明の実施の形態3による監視制御回路を有する車載電子制御装置の全体構成図である。以下の説明では、前述の図1の構成との相違点を中心にして説明する。図16に於いて、図1と同一符号は同一又は相当部分を示している。図16に於いて、車載電子制御装置10Cは、プログラムメモリ25Cと協働するマイクロプロセッサ20を主体として構成された主制御回路部20Cと、補助プログラムメモリ35Cと協働する補助マイクロプロセッサ30cを主体として構成された監視制御回路部30Cを備えていて、車載バッテリである外部電源13から給電されて動作するように構成されている。
n(n=0〜F)を発生し、(B)の主制御回路部20Cは、第一のシリアル通信回路を介してこれを受信する。次に時間帯t2に於いて、(B)の主制御回路部20Cは、(C)の第二のシリアル通信回路を介して各協働補機41〜44に対して一斉質問情報Qnを転送する。
以下、図16に示すとおり構成されたこの発明の実施の形態3による車載電子制御装置の作用・動作について説明する。図19は主制御回路部20Cの送信動作を示すフロ−チャ−ト、図20は監視制御回路部30Cの受信動作を示すフロ−チャ−ト、図21は監視制御回路部30Cの送信動作を示すフロ−チャ−ト、図22は主制御回路部20Cの受信動作を示すフロ−チャ−トである。
01cは、後述のステップ2819に於けるリセット出力RST1の発生に応動して監視制御回路部30Cを初期化・再起動したり、ステップ2819に於ける逆監視集計結果をリセットしてリセット出力RST1を停止するものとなっている。
っている。また、動作終了ステップ2720に続いて所定時間後には動作開始ステップ2700へ移行するようになっている。
以上の説明で明らかなとおり、この発明の実施の形態3による車載電子制御装置10Cは、不揮発プログラムメモリ25Cと、演算処理用RAMメモリ24と、第一の入力センサ群11aが接続された第一の入力インタフェース回路21と、第一の電気負荷群12aが接続された第一の出力インタフェース回路22と、前記不揮発プログラムメモリ25Cに格納された制御プログラムの内容と前記第一の入力センサ群11aの動作状態に応動して、前記第一の電気負荷群12aを制御するマイクロプロセッサ20とを備えた主制御回路部20Cと、前記マイクロプロセッサ20に対して第一のシリアル通信回路27、37によって接続され、複数の質問情報を順次選択送信する質問情報生成手段2705aと、前記質問情報に対する正解情報格納メモリ35Cと、前記質問情報に基づく前記主制御回路部20Cからの回答情報と前記正解情報格納メモリ35Cに格納されている正解情報とを比較して異常の有無を判定する異常判定手段2617とを有する監視制御回路部30Cとを備えた車載電子制御装置10Cとなっている。
前記主制御回路部20Cは、更に第二のシリアル通信回路28を介して接続されて制御信号を相互に交信する外部制御装置40と協働し、当該外部制御装置40は、補機プログラムメモリ41b、42b、43b、44bと協働する補機マイクロプロセッサ41a、42a、43a、44aによって構成された協働補機41、42、43、44を備え、前記補機プログラムメモリ41b、42b、43b、44bは、前記主制御回路部20Cから送信された質問情報Qnに応動して回答情報を生成し、補機回答情報A2n、A3n、A4n、A5nとして前記主制御回路部20Cに回答返信する外部回答生成送信手段400となる制御プログラムを包含している。
前記正解情報格納メモリ35Cには前記主制御回路部20Cが発生する主機回答情報A1nに関する主機正解情報R1nと、前記補機回答情報A2n、A3n、A4n、A5nに対する補機正解情報R2n、R3n、R4n、R5nと、前記主機正解情報R1nとを合算集計した合成正解情報Rnが格納され、前記補機正解情報R2n、R3n、R4n、R5nは前記不揮発プログラムメモリ25Cに格納されている。
前記異常判定手段2617は、少なくとも前記監視制御回路部30Cが発生した一斉質問情報Qnに基づいて、前記主制御回路部20Cの異常監視を行なうと共に、前記主制御回路部20Cと監視制御回路部30Cは協働して前記外部制御装置40に対する異常を識別監視し、前記主制御回路部20Cは前記外部制御装置40の異常発生に伴って第一の異常処理手段2817bによる自衛処理を行い、前記監視制御回路部30Cは前記主制御回路部20Cの異常発生に伴って第二の異常処理手段2619によって主制御回路部に対する再起処理を行うように構成されている。
前記外部機器監視手段2816cは、前記補機回答情報A2n、A3n、A4n、A5nと前記補機正解情報R2n、R3n、R4n、R5nとを比較して前記外部制御装置40に関する異常の有無を個別に判定し、前記選択回答生成手段2505aは、まず第一に前記監視制御回路部30Cが発生した一斉質問情報Qnに対応して、前記主制御回路部20Cが生成した主機回答情報A1nと前記外部制御装置40が生成した補機回答情報A2n、A3n、A4n、A5nを合算した合成回答情報Anを生成して前記監視制御回路部30Cに対して送信し、当該選択回答生成手段2505aは、前記補機回答情報A2n、A3n、A4n、A5nが異常である場合には、合成回答情報Anに代わって主機回答情報A1nを送信する送信回答編集手段となるものである。
この構成は、請求項6に記載の発明に対応し、主制御回路部は補機正解情報を持っていて、外部機器監視を行なうと共に、外部制御装置が異常であるときには監視制御回路部に対する合成回答情報を主機回答情報に変更して送信し、監視制御回路部は合成正解情報と主機正解情報とを持っている。
従って、監視制御回路部は一斉質問情報を発生し、主制御回路部から得られた回答情報と合成正解情報又は主機正解情報とを比較して主制御回路部の異常又は外部制御装置の
異常を識別して検出することができる特徴がある。
前記主制御回路部20Cは、前記一斉質問情報Qnによって指定された演算算式と入力定数に基づいて主機回答情報A1nを生成し、前記外部制御装置40は、前記一斉質問情報Qnによって指定された演算算式と入力定数に基づく演算結果を補機回答情報A2n、A3n、A4n、A5nとして前記主制御回路部20Cに送信するように構成されている。
前記主制御回路部20Cに於ける被試験プログラムは、前記外部制御装置40から要求されたエンジン出力トルクの増減要求補正値Δτに対応したスロットル弁開度の増減目標補正値Δθを算出するための制御プログラムである。
前記外部制御装置40は、車速とアクセルポジションセンサに応動して変速機の変速段を切換える変速制御装置41、又は方向操作ハンドルの操作に応動する操舵制御装置42、又は車両姿勢の安定制御装置43、又はフットブレーキペダルに応動する制動制御装置44の何れかを包含し、当該外部制御装置40は、前記第二のシリアル通信回路28、41c、42c、43c、44cを介して前記主制御回路部20Cに対してエンジントルクの増減要求補正値Δτを送信すると共に、当該外部制御装置40に於ける被試験プログラムは、当該外部制御装置40に対する入力信号に応動して前記エンジン出力トルクの増減要求補正値Δτを算出するための制御プログラムとなっている。
前記主制御回路部20Cから監視制御回路部30Cに対して送信される下り通信情報DNDは、当該監視制御回路部に於いて必要とされる設定定数又は制御出力と、前回の上り通信情報UPDで得られた前記質問情報Qn−1に対する回答情報An−1と第二のフラグ情報と符号点検情報とを包含し、前記監視制御回路部30Cから主制御回路部20Cに対して送信される上り通信情報UPDは、当該監視制御回路部に対する入力信号情報、或いは前記主制御回路部20Cから得られた前記設定定数又は前記制御出力の記憶情報と、今回の質問情報Qnと第一のフラグ情報と符号点検情報とを包含している。
前記第一のフラグ情報は、前記監視制御回路部30Cに於いて前記質問情報Qnの内容が更新変更された時点において変化して、質問情報の変化を通報する1ビット又は複数ビットの識別信号となるものであって、前記第二のフラグ情報は前記質問情報Qnの内容が更新変更されたことに伴って、前記主制御回路部20Cが前記回答情報Anの内容を更新させた時点において変化して、回答情報の更新を通報する1ビット又は複数ビットの識別信号となるものである。
前記符号誤り検出手段2614は、前記下り通信情報DNDの受信データに対して、サムチェック又はCRCチェックで代表される符合点検手段を用いてビット情報の混入又は欠落の有無を検出する。
前記リセット処理手段2619は、前記異常判定手段2617が主制御回路部20Cに関する異常を判定したこと、又は前記応答遅延判定手段2616が応答遅延を判定したこと、又は前記符号誤り検出手段2614が下り通信情報の符号誤りを検出したことの監視集計結果に応動して前記主制御回路部20Cを初期化・再起動する第二の異常処理手段となるものである。
前記補助不揮発プログラムメモリ35Cは、前記質問情報生成手段2705a、質問情報更新手段2704、異常判定手段2617、応答遅延判定手段2616、下り通信情報に対する符号誤り判定手段2614、リセット処理手段2619となる制御プログラムを包含すると共に、前記質問情報Qnに対する正解情報Rn、R1nが格納され、前記補助RAMメモリ34には前記監視集計結果が書込みされている。
前記誤答生成手段2503bは、前記質問情報Qnに対して意図的に不正解情報を生成して回答情報An、A1nとして送信する手段であって、当該誤答生成手段による誤答を意図的に送信するタイミングは前記異常監視の集計値に余裕があって、1回の誤答応答によっては前記監視制御回路部30Cのリセット処理手段2619がリセット出力RST2を発生しない時点において実行され、前記集計情報監視手段2818aは前記集計情報を監視することによって監視制御回路部30Cが正常に動作していることを主制御回路部20Cによって逆監視する手段となっている。
前記符号誤り検出手段2814は、前記上り通信情報UPDの受信データに対して、サムチェック又はCRCチェックで代表される符合点検手段を用いてビット情報の混入又は欠落の有無を検出し、前記記憶情報異常検出手段2818bは、前記下り通信情報DNDの一部として監視制御回路部30Cが受信記憶した設定・出力情報の記憶状態を、上り通信情報UPDの一部として返信受信した前記主制御回路部20Cに於いて比較判定して異常の有無を検出する。
前記リセット処理手段2819は、前記符号誤り検出手段2814が上り通信情報UPDの符号誤りを検出したこと、又は前記記憶情報異常検出手段2818bが記憶情報の異常を検出したこと、又は前記集計情報監視手段2818aによる前記異常監視の集計情報が異常であったことの逆監視集計結果に応動して前記監視制御回路部30Cを初期化・再起動する第三の異常処理手段となるものである。
その他の実施の形態の説明 以上の説明において、図1の実施の形態1では、監視制御回路部30Aとして論理回路部30aを備え、通信許可信号は交番信号ALTとし、通信同期信号CLKは監視制御回路部30Aが発生するように構成されているが、論理回路部30aに代わって、実施の形態2に於ける図9、実施の形態3に於ける図16で示した補助マイクロプロセッサ30b、30cを使用することもできる。逆に、実施の形態2に於ける図9、実施の形態3に於ける図16で示した補助マイクロプロセッサ30b、30cを、実施の形態1に於ける図1で示したような論理回路部30aに代えることも可能である。論理回路部を用いた場合には、監視制御回路部としての制御仕様の変更を行うことが困難となるが、補助マイクロプロセッサと補助プログラムメモリを使用しないで安価な集積回路素子を構成することができる特徴がある。補助マイクロプロセッサを使用した場合には、補助プログラムメモリの内容を変更することによって、比較的容易に監視制御回路部の動作仕様を変更することができる特徴がある。
12a、12b 第一、第二の電気負荷群
13 外部電源
19 外部ツール
20 マイクロプロセッサ
20A、20B、20C 主制御回路部
21 第一の入力インタフェース回路
22 第一の出力インタフェース回路
24 RAMメモリ
25A、25B、25C プログラムメモリ
26 多チャンネルAD変換器
27、37 第一のシリアル通信回路
28 第二のシリアル通信回路
29 ツールインタフェース回路
30a 論理回路部
30b、30c 補助マイクロプロセッサ
30A、30B、30C 監視制御回路部
31 第二の入力インタフェース回路
32 第二の出力インタフェース回路
33 電源回路
34 補助RAMメモリ
35A データメモリ
35B、35C 補助プログラムメモリ
36 多チャンネルAD変換器
40 外部制御装置
41 変速制御装置(協働補機)
42 操舵制御装置(協働補機)
43 安定制御装置(協働補機)
44 制動制御装置(協働補機)
41a〜44a 補機マイクロプロセッサ
41b〜44b 補機プログラムメモリ
41c〜44c 第二のシリアル通信回路
400 外部回答生成・送信手段
503b、1503b、2503b 誤答生成手段
503c、1503c、2503c 主機回答生成手段
505a 補正回答生成手段(送信回答編集手段)
1505a 循環回答生成手段(送信回答編集手段)
2505a 選択回答生成手段(送信回答編集手段)
614、1614、2614 符号誤り検出手段(下り通信)
616、1616、2616 応答遅延判定手段
617 総合異常判定手段(異常判定手段)
1617a 合成異常判定手段(異常判定手段)
1617d 個別異常判定手段(異常判定手段)
2617 異常分析判定手段(異常判定手段)
1617f 外部機器異常通報手段
2617f 外部機器異常確認通報手段
619、1619、2619 リセット処理手段(第二の異常処理手段)
704、1704、2704 質問情報更新手段
705a、1705a、2705a 質問情報生成手段
814、1814、2814 符号誤り検出手段(上り通信) 816c 外部機器監視手段
2816c 外部機器監視手段
817b、1817b、2817b 外部機器異常処理手段(第一の異常処理手段)
818a、1818a、2818a 集計情報監視手段
818b、1818b、2818b 記憶情報異常検出手段
819、1819、2819 リセット処理手段(第三の異常処理手段)
ST1、RST2 セット出力
ALT 通信許可信号
CLK クロック信号(通信同期信号)
UPD 上り通信情報
DND 下り通信情報
T0 通信許可周期
Qn 一斉質問情報
Q1n〜Q5n 個別質問情報
An 合成回答情報
A1n 主機回答情報
A2n〜A5n 補機回答情報
Rn 合成正解情報
R1n 主機正解情報
R2n〜R5n 補機正解情報
Claims (15)
- 不揮発プログラムメモリと、演算処理用RAMメモリと、第一の入力センサ群が接続された第一の入力インタフェース回路と、第一の電気負荷群が接続された第一の出力インタフェース回路と、前記不揮発プログラムメモリに格納された制御プログラムの内容と前記第一の入力センサ群の動作状態に応動して前記第一の電気負荷群を制御するマイクロプロセッサとを備えた主制御回路部と、前記マイクロプロセッサに対して第一のシリアル通信回路によって接続され複数の質問情報を順次選択送信する質問情報生成手段と、前記質問情報に対する正解情報格納メモリと、前記質問情報に基づく前記主制御回路部からの回答情報と前記正解情報格納メモリに格納されている正解情報とを比較して異常の有無を判定する異常判定手段とを有する監視制御回路部とを備えた車載電子制御装置であって、
前記主制御回路部は、第二のシリアル通信回路を介して接続されて制御信号を相互に交信する外部制御装置と協働し、当該外部制御装置は、補機プログラムメモリと協働する補機マイクロプロセッサによって構成された協働補機を備え、当該補機プログラムメモリは、前記主制御回路部から送信された質問情報に応動して回答情報を生成し、補機回答情報として前記主制御回路部に回答返信する外部回答生成送信手段となる制御プログラムを包含し、
前記質問情報生成手段は、前記主制御回路部と前記外部制御装置の全てに対して適用される一斉質問情報、又は前記主制御回路部と前記外部制御装置に対して個別に適用される個別質問情報が付加されており、前記一斉質問情報又は個別質問情報は、前記監視制御回路部から前記主制御回路部に送信され、前記外部制御装置に対しては前記主制御回路部を中継して送信され、
前記不揮発プログラムメモリは、前記一斉質問情報又は個別質問情報に対応して主機回答情報を生成する主機回答生成手段となる制御プログラムを包含すると共に、前記一斉質問情報に対応して、前記主機回答情報と補機回答情報とを合算集計した合成回答情報を送信する送信回答編集手段となる制御プログラムを包含し、
前記正解情報格納メモリには、前記主制御回路部が発生する主機回答情報に関する主機正解情報、又は前記補機回答情報に対する補機正解情報と前記主機正解情報とを合算集計した合成正解情報が格納され、前記補機正解情報は、前記正解情報格納メモリに保存されるか、又は前記不揮発プログラムメモリに格納されており、
前記異常判定手段は、少なくとも前記監視制御回路部が発生した一斉質問情報又は個別質問情報に基づいて、前記主制御回路部の異常監視を行なうと共に、前記主制御回路部と監視制御回路部は協働して前記外部制御装置に対する異常を識別監視する
ことを特徴とする監視制御回路を有する車載電子制御装置。 - 前記不揮発プログラムメモリは、外部機器監視手段と補正回答生成手段となる制御プログラムと、前記補機回答情報に関する補機正解情報とが格納されており、
前記監視制御回路部は、総合異常判定手段を備えており、
前記正解情報格納メモリには、合成正解情報が格納されており、
前記外部機器監視手段は、前記補機回答情報と前記補機正解情報とを比較して前記外部制御装置に関する異常の有無を個別に判定し、
前記補正回答生成手段は、前記監視制御回路部が発生した前記一斉質問情報に対応して、第一に前記主制御回路部が生成した主機回答情報と前記外部制御装置が生成した補機回答情報を合算した合成回答情報を生成して前記監視制御回路部に対して送信し、当該補正回答生成手段は、前記補機回答情報が異常である場合には補機回答情報に代わって当該補機回答情報に関する補機正解情報を合算する送信回答編集手段となるものであり、
前記総合異常判定手段は、前記監視制御回路部が発生した一斉質問情報に対応した前記合成正解情報と、前記主制御回路部から受信した合成回答情報とを比較して、前記主制御回路部自体の異常の有無と、前記主制御回路部が前記外部制御装置の異常監視を行なっているか否かを含めた総合異常判定を行なう異常判定手段となるものであることを特徴とする請求項1に記載の監視制御回路を有する車載電子制御装置。 - 前記不揮発プログラムメモリは、循環回答生成手段となる制御プログラムを備え、
前記監視制御回路部は、合成異常判定手段と個別異常判定手段による異常判定手段と、外部機器異常通報手段とを備えており、
前記正解情報格納メモリには、前記主制御回路部に関する主機正解情報に加えて、前記外部制御装置に関する補機正解情報と、各正解情報を合算した合成正解情報とが格納されており、
前記循環回答生成手段は、第一に前記監視制御回路部が発生した一斉質問情報に対応して、前記主制御回路部が生成した主機回答情報と前記外部制御装置が生成した補機回答情報を合算した合成回答情報を生成して前記監視制御回路部に対して送信する送信回答編集手段であり、
前記合成異常判定手段は、前記主制御回路部から送信された合成回答情報と前記合成正解情報とが一致する場合には、質問内容を更新しながら前記一斉質問情報の送信を継続し、合成回答情報と合成正解情報とが不一致である場合には、循環質問フラグをセットし、前記循環質問フラグがセットされると、前記主制御回路部と前記外部制御装置に対する個別質問情報が順次送信され、再び一斉質問情報が送信されたときに前記合成回答情報と合成正解情報とが一致すれば循環質問フラグはリセットされ、不一致であれば引き続いて循環質問フラグはセットされており、
前記個別異常判定手段は、前記個別質問情報に基づく主機回答情報と前記主機正解情報とを比較すると共に前記補機回答情報と前記補機正解情報とを比較して、前記主制御回路部と前記外部制御装置との異常の有無を個別に判定し、
前記外部機器異常通報手段は、前記個別異常判定手段によって前記外部制御装置の異常が検出されたときに、当該異常発生を前記主制御回路部に対して通報する
ことを特徴とする請求項1に記載の監視制御回路を有する車載電子制御装置。 - 前記個別質問情報は、前記主制御回路部又は前記外部制御装置に於ける夫々の協働補機の何れか一つに対して送信される質問情報であり、
前記主制御回路部は、前記個別質問情報に基づく主機回答情報又は補機回答情報の一つを前記監視制御回路部へ送信するものである
ことを特徴とする請求項3に記載の監視制御回路を有する車載電子制御装置。 - 前記個別質問情報は、前記主制御回路部又は前記外部制御装置に対して一斉に送信されるものであり、質問対象となっていない前記主制御回路部又は前記外部制御装置に於ける協働補機は主機回答情報又は補機回答情報としてゼロを回答するか、又は前記主制御回路部は質問対象となっていない前記主制御回路部又は前記外部制御装置に於ける協働補機から得られる主機回答情報又は補機回答情報を除外して、対象となっている回答情報のみを前記監視制御回路部へ送信するものである
ことを特徴とする請求項3に記載の監視制御回路を有する車載電子制御装置。 - 前記不揮発プログラムメモリは、外部機器監視手段と選択回答生成手段となる制御プログラムと、前記補機回答情報に関する補機正解情報が格納されており、
前記監視制御回路部は、異常分析判定手段を備えており、
前記正解情報格納メモリには、主機正解情報と合成正解情報が格納されており、
前記外部機器監視手段は、前記補機回答情報と前記補機正解情報とを比較して前記外部制御装置に関する異常の有無を個別に判定し、
前記選択回答生成手段は、第一に前記監視制御回路部が発生した一斉質問情報に対応して、前記主制御回路部が生成した主機回答情報と前記外部制御装置が生成した補機回答情報を合算した合成回答情報を生成して前記監視制御回路部に対して送信し、当該選択回答生成手段は、前記補機回答情報が異常である場合には合成回答情報に代わって主機回答情報を送信する送信回答編集手段となるものであり、
前記異常分析判定手段は、前記合成回答情報又は主機回答情報の何れか一方である今回回答情報と合成正解情報が一致すれば、主制御回路部と外部制御装置は共に正常であると判定し、前記今回回答情報と合成正解情報が不一致であっても前記主機正解情報が一致すれば、主制御回路部は正常であるが外部制御装置が異常であると判定し、前記今回回答情報と合成正解情報が不一致であって、しかも前記主機正解情報とも不一致であれば、主制御回路部が異常であると判定する異常判定手段となるものである
ことを特徴とする請求項1に記載の監視制御回路を有する車載電子制御装置。 - 前記質問情報は、前記マイクロプロセッサ及び前記外部制御装置内のマイクロプロセッサに於いて適用される少なくとも1個の演算算式に対応した制御プログラム、又は当該制御プログラムと同じ内容のプログラムであって、同じプログラムメモリの異なるアドレス領域に格納されているコピープログラムを被試験プログラムとして指定すると共に、当該被試験プログラムに於いて適用される入力データに対応した入力定数テーブル番号を指定するものであって、当該入力定数テーブルの実数値は、前記不揮発プログラムメモリ及び前記外部制御装置内の補機プログラムメモリに格納されており、
前記主制御回路部は、前記一斉質問情報又は個別質問情報によって指定された演算算式と入力定数に基づいて主機回答情報を生成し、
前記外部制御装置は、前記一斉質問情報又は個別質問情報によって指定された演算算式と入力定数に基づく演算結果を補機回答情報として前記主制御回路部に送信する
ことを特徴とする請求項2乃至6のうち何れか1項に記載の監視制御回路を有する車載電子制御装置。 - 前記車載電子制御装置は、エンジン制御装置であって、
前記第一の入力センサ群は、少なくともアクセルペダルの踏込み度合を検出するアクセルポジションセンサと、吸気弁開度を検出するスロットルポジションセンサと、エンジンの吸気量を測定するエアフローセンサと、エンジン回転速度を算出するためのエンジン回転センサとを備え、
前記第一の電気負荷群は、少なくとも吸気スロットルの弁開度制御用モータと燃料噴射用電磁弁とを備えており、
前記主制御回路部に於ける被試験プログラムは、前記外部制御装置から要求されたエンジン出力トルクの増減要求補正値に対応したスロットル弁開度の増減目標補正値を算出するための制御プログラムであり、
前記外部制御装置は、車速とアクセルポジションセンサに応動して変速機の変速段を切換える変速制御装置、又は方向操作ハンドルの操作に応動する操舵制御装置、又は車両姿勢の安定制御装置、又はフットブレーキペダルに応動する制動制御装置の何れかを包含し、当該外部制御装置は、前記第二のシリアル通信回路を介して前記主制御回路部に対してエンジントルクの増減要求補正値を送信すると共に、当該外部制御装置に於ける被試験プログラムは、当該外部制御装置に対する入力信号に応動して前記エンジン出力トルクの増減要求補正値を算出するための制御プログラムである
ことを特徴とする請求項7に記載の監視制御回路を有する車載電子制御装置。 - 前記不揮発プログラムメモリは、外部機器異常処理手段となる制御プログラムを包含し、当該外部機器異常処理手段は、前記主制御回路部の外部機器監視手段による外部制御装置の個別異常判定情報、又は前記監視制御回路部による個別異常判定手段と外部機器異常通報手段に基づいて主制御回路部に送信された外部制御装置の個別異常判定情報に基づいて作用する第一の異常処理手段であって、異常判定された前記外部制御装置からのエンジン出力トルクの増減要求補正値の内で、少なくとも増加要求には応動せずに現状保持すると共に、該当外部制御装置に対して異常検出されたことを通報し、異常発生履歴情報を前記主制御回路部に於いて保存することを特徴とする請求項8に記載の監視制御回路を有する車載電子制御装置。
- 前記監視制御回路部は、前記第一のシリアル通信回路を介して前記マイクロプロセッサに対する一部の入出力信号となる第二の入力センサ群と第二の電気負荷群との入出力信号の交信を行なうと共に、
前記主制御回路部から監視制御回路部に対して送信される下り通信情報は、当該監視制御回路部に於いて必要とされる設定定数又は制御出力と、前回の上り通信情報で得られた前記質問情報に対する回答情報と第二のフラグ情報と符号点検情報とを包含し、
前記監視制御回路部から主制御回路部に対して送信される上り通信情報は、当該監視制御回路部に対する入力信号情報、或いは前記主制御回路部から得られた前記設定定数又は前記制御出力の記憶情報と、今回の質問情報と第一のフラグ情報と符号点検情報とを包含し、
前記第一のフラグ情報は、前記監視制御回路部に於いて前記質問情報の内容が更新変更された時点に於いて変化して、質問情報の変化を通報する1ビット又は複数ビットの識別信号となるものであって、
前記第二のフラグ情報は、前記質問情報の内容が更新変更されたことに伴って、前記主制御回路部が前記回答情報の内容を更新させた時点に於いて変化して、回答情報の更新を通報する1ビット又は複数ビットの識別信号となるものであることを特徴とする
ことを特徴とする請求項1に記載の監視制御回路を有する車載電子制御装置。 - 前記監視制御回路部は、質問情報更新手段と応答遅延判定手段を備えており、
前記質問情報更新手段は、前記上り通信情報に包含される質問情報が複数の通信回数に於いて同一質問情報となるように反復送信し、所定期間以上の送信を行なってから新たな質問情報に更新し、
前記応答遅延判定手段は、前記監視制御回路部が前記第一のフラグ情報の内容を変化させてから、第二のフラグ情報の受信データが変化するまでの時間が所定時間を超過していたときに前記主制御回路部の異常であると判定する手段である
ことを特徴とする請求項10に記載の監視制御回路を有する車載電子制御装置。 - 前記監視制御回路部は、符号誤り検出手段とリセット処理手段とを備え、
前記符号誤り検出手段は、前記下り通信情報の受信データに対して、サムチェック又はCRCチェックで代表される符合点検手段を用いてビット情報の混入又は欠落の有無を検出し、
前記リセット処理手段は、前記異常判定手段が主制御回路部に関する異常を判定したこと、又は前記応答遅延判定手段が応答遅延を判定したこと、又は前記符号誤り検出手段が下り通信情報の符号誤りを検出したことの監視集計結果に応動して前記主制御回路部を初期化・再起動する第二の異常処理手段となるものである
ことを特徴とする請求項11に記載の監視制御回路を有する車載電子制御装置。 - 前記監視制御回路部は、補助マイクロプロセッサと、当該補助マイクロプロセッサと協働する補助不揮発プログラムメモリと、補助RAMメモリとを包含し、
前記補助不揮発プログラムメモリは、前記質問情報生成手段、質問情報更新手段、異常判定手段、応答遅延判定手段、下り通信情報に対する符号誤り判定手段、リセット処理手段となる制御プログラムを包含すると共に、前記質問情報に対する正解情報が格納され、
前記補助RAMメモリには、前記監視集計結果が書込みされている
ことを特徴とする請求項12に記載の監視制御回路を有する車載電子制御装置。 - 前記不揮発プログラムメモリは、誤答生成手段と集計情報監視手段となる制御プログラムを備えると共に、
前記上り通信情報には、前記監視制御回路部に於ける異常監視の集計情報が包含され、 前記誤答生成手段は、前記質問情報に対して意図的に不正解情報を生成して回答情報として送信する手段であって、当該誤答生成手段による誤答を意図的に送信するタイミングは前記異常監視の集計値に余裕があって、1回の誤答応答によっては前記監視制御回路部のリセット処理手段がリセット出力を発生しない時点において実行され、
前記集計情報監視手段は、前記集計情報を監視することによって監視制御回路部が正常に動作していることを主制御回路部によって逆監視する手段であることを特徴とする
請求項12又は請求項13に記載の監視制御回路を有する車載電子制御装置。 - 前記不揮発プログラムメモリは、符号誤り検出手段又は記憶情報異常検出手段とリセット処理手段となる制御プログラムを包含し、
前記符号誤り検出手段は、前記上り通信情報の受信データに対して、サムチェック又はCRCチェックで代表される符合点検手段を用いてビット情報の混入又は欠落の有無を検出し、
前記記憶情報異常検出手段は、前記下り通信情報の一部として監視制御回路部が受信記憶した設定・出力情報の記憶状態を、上り通信情報の一部として返信受信した前記主制御回路部に於いて比較判定して異常の有無を検出し、
前記リセット処理手段は、前記符号誤り検出手段が上り通信情報の符号誤りを検出したこと、又は前記記憶情報異常検出手段が記憶情報の異常を検出したこと、又は前記集計情報監視手段による前記異常監視の集計情報が異常であったことの逆監視集計結果に応動して前記監視制御回路部を初期化・再起動する第三の異常処理手段となるものである
ことを特徴とする請求項14に記載の監視制御回路を有する車載電子制御装置。
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