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JP4455481B2 - 油圧式ダンパ及びその検査方法 - Google Patents
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Description

本発明は、シリンダ内にピストンにより隔てられた2つの油室を有する油圧式ダンパ及びその検査方法に関するものである。
図6に示すように、従来の油圧式ダンパ10は、シリンダ11内に、ピストン12によって隔てられた2つの油室14a,14bを有している。シリンダ11は、その胴体部分を構成する筒部材13と、この筒部材13の両端部を閉止する、鏡板状に形成された閉止部材32,33により構成されている。
そして、シリンダ11の図中上側には、アキュムレータ15と一体的に連結されたコントロールバルブ16が設けられており、このコントロールバルブ16の減衰用絞り孔の両端部(図示せず)には、油室14aと連通する油路18と、油室14bと連通する油路20がそれぞれ連通している。油路18,20は、筒部材13の肉厚を貫通して形成されている。
このような従来の油圧式ダンパ10は、シリンダ11の一端部に連結部材22を介して連結されたボールジョイント24が一方の建築構造体(図示せず)に固定され、シリンダ11の他端部の閉止部材32を貫通するピストンロッド26の端部に設けられたボールジョイント28が他方の建築構造体(図示せず)に固定されるようになっている。
そして、例えば地震等によって、上記一方の建築構造体と他方の建築構造体との間の距離が変化すると、コントロールバルブ16の上記減衰用絞り孔を通って油が油室14a,14b間を移動することにより、油圧式ダンパ10が減衰動作を行なって、振動エネルギーを吸収するようになっている(例えば、特許文献1参照)。
上記従来の油圧式ダンパ10は、図7に示すように、油路20の合せ面側端部(図中上端)を環状に囲むように配置されたOリング30が、バルブ16と筒部材13との間をシールするように設けられており、このOリング30により油路20の上端から外部に油が漏れるのを防止している。
また、図6に示すように、油路18の方にもその上端を環状に囲むように配置されたOリングが、バルブ16と筒部材13との間をシールするように設けられており、このOリングにより油路18の上端から外部に油が漏れるのを防止している。
また、図6,7に示すように、シリンダ11の筒部材13の図中右端部を閉止する閉止部材32の、油室14b側の端部の周り円周方向に配置されたOリング34が、閉止部材32と筒部材13との間をシールするように設けられており、このOリング34により油室14bや油路20から外部に油が漏れるのを防止している。
シリンダ11の筒部材13の図中左端部を閉止する閉止部材33の、油室14a側の端部の周りにも円周方向に配置されたOリングが、閉止部材33と円筒部材13との間をシールするように設けられており、このOリングにより油室14aや油路18から外部に油が漏れるのを防止している。
このような従来の油圧式ダンパ10は、その製造後、工場からの出荷前にその性能テストを行うが、このとき油室14a,14bのそれぞれに交互に圧力をかけて、上記Oリング30や34が所期の機能を発揮しているか、或はこれらが欠陥を有することにより、油路18,20や油室14a,14bから外部に油漏れが生じていないかを確認する、油漏れの検査も行うようになっている。
このときの油漏れの検査は、油漏れが生じたときに油が滲み出してくる、互いに対向する合わせ面間の隙間が見える箇所の外部表面に、付着している油をよく拭き取ってから吸出し粉末を吹き付けて、その隙間から油がどの程度吸出し粉末により吸出されてくるかを見ることにより行なわれている。
すなわち、吸出し粉末は白色のものであって、油を吸収すると、その油を吸収した箇所の吸出し粉末が黒ずんで変色し、その変色した面積が大きいほど、上記隙間から吸出された油の量が多いことが分かるようになっている。
このような吸出し粉末により油漏れを検査する方法としては、例えば、JIS Z 2343、ISO 3452等の規格による「浸透探傷試験方法及び浸透指示模様の分類」の規定において、乾式現像剤とか速乾式現像剤と呼ばれるものを用いて検査する方法がある。そして、乾式現像剤とか速乾式現像剤と呼ばれるもので白色の粉末を前記吸出し粉末として用いることができる。
特開2005−201383号公報
しかしながら、上記のような検査方法では、吸出し粉末により吸出されてきた油が、油漏れが生じて滲み出してきた油なのか、或は完全に拭き取れずに残っていた、元々そこに付着していた油なのかの判別が、勘に頼らざるを得ない部分もあったりして非常に困難であるため、検査結果の信頼性が低下せざるを得ないという問題があった。
そこで本発明は、上記問題点に鑑みて、油漏れの検査結果の信頼性を向上することができる油圧式ダンパ及びその検査方法を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために、本発明は、
シリンダ内でピストンにより隔てられた2つの油室を有する油圧式ダンパであって、
前記油室から外部まで連続する互いに摺動しない合わせ面間の隙間の途中にシール部材が設けられ、
前記シール部材から外部まで連続する前記隙間に油漏れ検出剤を設けたことを特徴とするものである。
また上記課題を解決するために、本発明は、
シリンダ内でピストンにより隔てられた2つの油室を有する油圧式ダンパであって、
前記油室から外部まで連続する互いに摺動しない合わせ面間の隙間の途中に複数のシール部材が間隔をおいて設けられ、
前記複数のシール部材間の間隔に対応する前記隙間に油漏れ検出剤を設けたことを特徴とするものである。
また、本発明の油圧式ダンパにおける前記油漏れ検出剤は油に溶けて油を着色する性質を有していることを特徴とするものである。
また、本発明の油圧式ダンパにおける前記油漏れ検出剤は、油漏れの箇所により異なる色としていることを特徴とするものである。
また上記課題を解決するために、本発明は、
シリンダ内でピストンにより隔てられた2つの油室を有する油圧式ダンパの検査方法であって、
前記油圧式ダンパにおける、
前記油室から外部まで連続する互いに摺動しない合わせ面の間の隙間の途中にシール部材が設けられ、
前記シール部材から外部まで連続する前記隙間に油漏れ検出剤を設け、
前記隙間の外部に出た箇所で前記油漏れ検出剤を検出することにより、前記隙間を通って前記油室から外部まで油が漏れたかを検出するようにしたことを特徴とするものである。
また上記課題を解決するために、本発明は、
シリンダ内でピストンにより隔てられた2つの油室を有する油圧式ダンパの検査方法であって、
前記油圧式ダンパにおける、
前記油室から外部まで連続する互いに摺動しない合わせ面間の隙間の途中に複数のシール部材が間隔をおいて設けられ、
前記複数のシール部材間の間隔に対応する前記隙間に油漏れ検出剤を設け、
前記隙間の外部に出た箇所で前記油漏れ検出剤を検出することにより、前記隙間を通って前記油室から外部まで油が漏れたかを検出するようにしたことを特徴とするものである。
このような本発明の油圧式ダンパによれば、
シリンダ内でピストンにより隔てられた2つの油室を有する油圧式ダンパであって、
前記油室から外部まで連続する互いに摺動しない合わせ面間の隙間の途中にシール部材が設けられ、
前記シール部材から外部まで連続する前記隙間に油漏れ検出剤を設けたことにより、
油漏れの検査結果の信頼性を向上することができる。
また本発明の油圧式ダンパによれば、
シリンダ内でピストンにより隔てられた2つの油室を有する油圧式ダンパであって、
前記油室から外部まで連続する互いに摺動しない合わせ面間の隙間の途中に複数のシール部材が間隔をおいて設けられ、
前記複数のシール部材間の間隔に対応する前記隙間に油漏れ検出剤を設けたことにより、
油漏れの検査結果の信頼性を向上することができる。
また、本発明の油圧式ダンパにおける前記油漏れ検出剤は油に溶けて油を着色する性質を有していることにより、油に溶けて着色された油と共に外部に漏れ出すため、吸出し粉末を吹き付けてそれが着色されて一目で油漏れを確認することができるので、油漏れの検査結果の信頼性を向上することができる。
また、本発明の油圧式ダンパにおける前記油漏れ検出剤は油漏れの箇所により異なる色としていることにより、検出した色により油漏れの箇所を一目で確認することができるので、油漏れの検査結果の信頼性を向上することができる。
また、本発明の油圧式ダンパによれば、
シリンダ内でピストンにより隔てられた2つの油室を有する油圧式ダンパの検査方法であって、
前記油圧式ダンパにおける、
前記油室から外部まで連続する互いに摺動しない合わせ面の間の隙間の途中にシール部材が設けられ、
前記シール部材から外部まで連続する前記隙間に油漏れ検出剤を設け、
前記隙間の外部に出た箇所で前記油漏れ検出剤を検出することにより、前記隙間を通って前記油室から外部まで油が漏れたかを検出するようにしたため、
油漏れの検査結果の信頼性を向上することができる。
また、本発明の油圧式ダンパによれば、
シリンダ内でピストンにより隔てられた2つの油室を有する油圧式ダンパの検査方法であって、
前記油圧式ダンパにおける、
前記油室から外部まで連続する互いに摺動しない合わせ面間の隙間の途中に複数のシール部材が間隔をおいて設けられ、
前記複数のシール部材間の間隔に対応する前記隙間に油漏れ検出剤を設け、
前記隙間の外部に出た箇所で前記油漏れ検出剤を検出することにより、前記隙間を通って前記油室から外部まで油が漏れたかを検出するようにしたため、
油漏れの検査結果の信頼性を向上することができる。


以下、本発明の油圧式ダンパ及びその検査方法を実施するための最良の形態について、図面に基づいて具体的に説明する。
図1から図3は、本発明による油圧式ダンパ40及びその検査方法の第1の実施の形態について説明するために参照する図である。前記従来の油圧式ダンパ10と同様の部分には同じ符号を用いて説明し、同様の構成についての重複する説明は省略するものとする。
前記従来の油圧式ダンパ10においては、油路20,18それぞれの合せ面側端部(図中上端)を囲むようにOリング30が各々1つだけ設けられていたのに対し、図1,2に示すように、本実施の形態に係る油圧式ダンパ40においては、油路20,18それぞれの合せ面側端部を囲むOリング30(シール部材)、その半径外方に同心円状に配置されたもう1つのOリング31(シール部材)が設けられている点において異なる。
また前記従来の油圧式ダンパ10においては、シリンダ11の両端部の閉止部材32,33のそれぞれと筒部材13との間にOリング34が各々1つだけ設けられていたのに対し、本実施の形態に係る油圧式ダンパ40においては、図1,2に示すように、閉止部材32,33のそれぞれと筒部材13との間にあるOリング34(シール部材)の他に、それと平行に並んでもう1つのOリング35(シール部材)が設けられている点において異なる。
また、図3に示すように、コントロールバルブ16の外形部材とシリンダ11の筒部材13との、互いに対応する合せ面(接触面)の間には隙間Cがある。そして本実施の形態においては、上記Oリング30と31の間の隙間C内には、油に溶けて油を着色する検出剤42が塗布等により設けられている。このような油を着色する検出剤42としては、例えば、前記JIS Z 2343、ISO 3452等の規格で定める、染色浸透液と呼ばれる浸透液を用いることができる。
このような本実施の形態に係る油圧式ダンパ40の油漏れの検査方法としては、その製造後、工場からの出荷前にその性能テストを行う際に、例えば図3に示すように、コントロールバルブ16と筒部材13の互いに対応する合せ面の間の隙間Cが外部から見える箇所Q1から、油が滲み出してきているか否かを検査する。
このとき、その箇所Q1の付近の油圧式ダンパ40に付着している油をよく拭き取ってから、そこに吸出し粉末を吹き付けることにより、油漏れがある場合はその合わせ面に沿って色の筋が現れるようになっているので、この色の筋を目視することにより油漏れを確認することができる。
上記吸出し粉末としては、前記従来の油圧式ダンパ10の説明で記載した吸出し粉末、すなわち、前記JIS Z 2343、ISO 3452等の規格で定める乾式現像剤とか速乾式現像剤と呼ばれる白色の粉末を用いることができる。
ところで、Oリング30及び31が両方とも欠陥が無い場合はいうまでもなく、Oリング30及び31の一方だけに欠陥があり、他方には欠陥が無い場合には、着色された検出剤42が上記箇所Q1に流れ出てくることはない。ここで、欠陥がある場合とは、Oリング固有の形状や品質等に欠陥がある場合と、そのようなOリング固有の欠陥は無くとも、その取付方法や取付状態等に起因してその機能に欠陥がある場合のいずれをも含むものとする。
Oリング30及び31の両方に欠陥がある場合には、油路20から漏れ出す油は図3中矢印E方向に流れ、Oリング30を通過して着色された検出剤42と出会う。着色された検出剤42は漏れ出した油に溶かされて一緒に同じ方向に流れ、Oリング31を通過して、隙間Cが外部から見える箇所Q1から外部に滲み出す。
このとき上記箇所Q1から滲み出てくる漏れ出した油は、着色された検出剤42と混じって着色されているため、白い吸出し粉末を吹付けるとその吸出し粉末は直ちに検出剤42の色に着色されて、色の筋となって現れることから、一目で油漏れを確認することができる。
図2に示す、閉止部材32の周り円周方向に、互いに平行に並んで設けられた2つのOリング34と35の間の隙間Cには、油に溶けて、図3に示した検出剤42と異なる色に油を着色する検出剤が塗布等により設けられている。このため、Oリング34と35の両方に欠陥がある場合には、油路20や油室14bから漏れ出す油は、検出剤42が溶けて着色された後、図2に示す、筒部材13と閉止部材32の互いに対応する合せ面の間の隙間Cが外部から見える箇所Q2から外部に滲み出す。そして、その漏れ出して着色された油が、吹き付けた白い吸出し粉末を着色して色の筋となって現れることから、一目で油漏れを確認することができる。
このような本実施の形態に係る油圧式ダンパ40によれば、漏れ出して着色された油が、吹き付けた白い吸出し粉末を着色して色の筋となって現れることから、一目で油漏れを確認することができるので、残って付着していた油か、油漏れに係る油かを一目で確認することができる。このため、油漏れの検査結果の信頼性を向上することができる。また、着色の色を見ればどの箇所のOリングから油漏れが生じたものかをも、直ちに確認することができる。
また、本実施の形態に係る油圧式ダンパ40によれば、油が少しの量でも着色されていれば油漏れであると確認できるため、油漏れの検査時間を短縮することができる。すなわち、従来は吸出し粉末が油漏れに係る油を吸収して黒ずんで変色する範囲の大きさがどの位になるか、つまり油漏れに係る油の量がどの位かは時間が経たないと判別が難しかったが、本実施の形態によれば、従来のように時間が経つのを待つ必要がないので、上記のように油漏れの検査時間を短縮することができる。
図4,5は、本発明の第2の実施の形態に係る油圧式ダンパ及びその検査方法について説明するために参照する図である。
前記第1の実施の形態に係る油圧式ダンパ40においては、油路20,18それぞれの合せ面側端部(図中上端)の周りに同心円状に各々2つのOリング30,31が設けられていると共に、閉止部材32,33の周り円周方向に平行に並んで各々2つのOリング34,35が設けられていたのに対し、この第2の実施の形態に係る油圧式ダンパにおいては、図4に示すように、油路20の上端の周りに1つのOリング30(シール部材)が設けられていると共に、閉止部材32の周りの円周方向に1つのOリング34(シール部材)が設けられている点において異なるものである。油路18や閉止部材33の周りのOリング(シール部材)についても同様である。
そして、図5に示すように、コントロールバルブ16の外形部材とシリンダ11の筒部材13との互いに対応する合せ面の間にある隙間Cにおいて、Oリング30から外部に連続する隙間CのOリング30の近傍に、油に溶けて油を着色する検出剤42が塗布等により設けられている。
このような本発明の第2の実施の形態に係る油圧式ダンパによっても、漏れ出して着色された油が、吹き付けた白い吸出し粉末を着色して色の筋となって現れることから、一目で油漏れを確認することができるので、残って付着していた油か、油漏れに係る油かを一目で確認することができる。このため、油漏れの検査結果の信頼性を向上することができる。
なお、前記実施の形態においては、シール部材としてOリングを用いた場合について説明したが、Oリング以外のどのような種類のシール部材を用いてもよい。
また、前記実施の形態においては、制震用ダンパに本発明を適用した場合について説明したが、その他どのような用途の油圧式ダンパにも本発明を適用することが可能である。
また、前記実施の形態においては出荷前の検査時に本発明を適用する場合について説明したが、出荷前に限定する必要は無く、出荷後の現場での取付前の検査時や、建物の建築後1年経過後の検査時、その他どのような場合の検査時にも、本発明は適用することができることはいうまでもない。
例えば、出荷後の現場での取付前の検査時は、出荷前の検査時と同じ手順で行われるが従来であれば油漏れのクレームが問題となったような場合であっても、油漏れでないことを短時間で、一目で証明(確認)できるので、顧客を安心させることができると共に、トラブルの発生を防止することができる。万一油漏れであったとしても、速やかに適切な処理をとることが可能となる。
また、前記実施の形態においては、着色された検出剤を用いたが、通常の色に限定する必要は無く、蛍光色を用いてもよく、或は色以外のどのような性質や特徴を利用してもよい。例えば、成分分析をすることにより検出できるような検出剤を上記隙間Cに設けてもよい。
本発明の第1の実施の形態に係る油圧式ダンパ40を示す断面図である。 図1における油圧式ダンパ40の部分拡大断面図である。 図2におけるOリング30,31周辺の拡大断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る油圧式ダンパの部分拡大断面図である。 図4におけるOリング30周辺の拡大断面図である。 従来の油圧式ダンパ10を示す断面図である。 図6における油圧式ダンパ10の部分拡大断面図である。
符号の説明
10 油圧式ダンパ
11 シリンダ
12 ピストン
13 筒部材
14a 油室
14b 油室
15 アキュムレータ
16 コントロールバルブ
18 油路
20 油路
22 連結部材
24 ボールジョイント
28 ボールジョイント
26 ピストンロッド
30 Oリング
31 Oリング
32 閉止部材
33 閉止部材
34 Oリング
35 Oリング
40 油圧式ダンパ
42 着色された検出剤


Claims (6)

  1. シリンダ内でピストンにより隔てられた2つの油室を有する油圧式ダンパであって、
    前記油室から外部まで連続する互いに摺動しない合わせ面間の隙間の途中にシール部材が設けられ、
    前記シール部材から外部まで連続する前記隙間に油漏れ検出剤を設けたことを特徴とする油圧式ダンパ。
  2. シリンダ内でピストンにより隔てられた2つの油室を有する油圧式ダンパであって、
    前記油室から外部まで連続する互いに摺動しない合わせ面間の隙間の途中に複数のシール部材が間隔をおいて設けられ、
    前記複数のシール部材間の間隔に対応する前記隙間に油漏れ検出剤を設けたことを特徴とする油圧式ダンパ。
  3. 前記油漏れ検出剤は油に溶けて油を着色する性質を有していることを特徴とする請求項1又は2に記載の油圧式ダンパ。
  4. 前記油漏れ検出剤は油漏れの箇所により異なる色としていることを特徴とする請求項3に記載の油圧式ダンパ。
  5. シリンダ内でピストンにより隔てられた2つの油室を有する油圧式ダンパの検査方法であって、
    前記油圧式ダンパにおける、
    前記油室から外部まで連続する互いに摺動しない合わせ面の間の隙間の途中にシール部材が設けられ、
    前記シール部材から外部まで連続する前記隙間に油漏れ検出剤を設け、
    前記隙間の外部に出た箇所で前記油漏れ検出剤を検出することにより、前記隙間を通って前記油室から外部まで油が漏れたかを検出するようにした
    ことを特徴とする油圧式ダンパの検査方法。
  6. シリンダ内でピストンにより隔てられた2つの油室を有する油圧式ダンパの検査方法であって、
    前記油圧式ダンパにおける、
    前記油室から外部まで連続する互いに摺動しない合わせ面間の隙間の途中に複数のシール部材が間隔をおいて設けられ、
    前記複数のシール部材間の間隔に対応する前記隙間に油漏れ検出剤を設け、
    前記隙間の外部に出た箇所で前記油漏れ検出剤を検出することにより、前記隙間を通って前記油室から外部まで油が漏れたかを検出するようにした
    ことを特徴とする油圧式ダンパの検査方法。
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