JP4456682B2 - 非接触流速検出方法及び装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、非接触流速検出方法及び装置に関し、特に、金属の連続鋳造設備の自由表面下の導電性流体の流速の誤成分を、予め検出した湯面と検知コイル間の予知ギャップの関数として求めた値を用いて除去することにより高精度な流速を得るための新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、特開平9−33554号公報にも開示されているように、溶融金属の連続鋳造設備用に提案されている非接触流速検出器について図8に基づき説明する。
従来の非接触流速検出器は、測定対象の導電性流体30に低周波磁場φ0を印加するための前記励磁コイル4を湯面18に対して非接触に配置し、その周辺に励磁コイル4と導電性流体30との作用によって生じる磁場を検出する検知コイル6から構成される。
この際、低周波発振器1及び高周波発振器2からの低周波及び高周波が増幅器3を介して励磁コイル4に印加され、励磁コイル4からの低周波磁場φ0が導電性流体30に入射することにより、導電性流体30には、渦電流が形成される。また導電性流体30がある速度で移動している場合には、低周波磁場φ0と速度との作用によって生じる誘導電流が形成される。したがって、励磁コイル4の周辺に配置された検知コイル6には誘導電流によって生じた速度成分磁束φvと速度とは関係のない渦電流によって生じた渦電流磁束φsとが検出される。この2つの磁束φsと、φvが検知コイル6を貫くことにより、検知コイル6には渦電流成分電圧esと速度成分電圧evとが検出された起電圧として出力される。
ここでこの2つの成分は位相が互いに90゜異なるため、高周波フィルタ7aと低周波フィルタ7bを介して整流回路8と位相整流回路9bにより、検出された起電圧6aから、速度成分電圧と渦電流成分電圧とに分離し、ギャップ補正回路10bを経て速度成分電圧からなる流速Vを取り出す方法を採用していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来技術では、位相整流回路を介してのみ起電圧から分離し速度成分電圧を取り出す方法であり、この方法では完全に速度成分電圧と渦電流成分電圧とを分離することができず、速度成分電圧には渦電流成分電圧が残留した状態で出力されていた。この速度成分電圧に残留する渦電流成分電圧起因の成分を単に残留成分△esとする。また、この渦電流成分電圧は流速検出器ヘッドと導電性流体の湯面間とで存在する傾きや、導電性流体の湯面形状、例えば流動によって生じるうねりや波立ちにより変動することがある。
これは傾きや波立ちによって、検知コイル面内で導電性流体との距離(ギャップ)のずれが生じ、それに伴い検知コイルを貫く渦電流成分磁場が変化し、その結果、渦電流成分電圧が変動することになる。上述したように、この渦電流成分電圧は位相整流しても速度成分電圧に残留するため、導電性流体が静止した状態においても、見かけ上、速度成分電圧ev(=△es)が生じていることになる。そのため、残留成分△esにより流速に関わらず、湯面形状に応じて見かけ上、速度成分電圧evが変化するため流速検出の測定精度の低下(図9で示される)を招く原因となり、特に自由表面下での測定を困難にする原因となっていた。
【0004】
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたもので、特に、金属の連続鋳造設備の自由表面下の導電性流体の流速の誤差分を、予め検出した湯面と検知コイル間の予知ギャップの関数として求めた値を用いて除去することにより高精度な流速を得るようにした非接触流速検出方法及び装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明による非接触流速検出方法は、測定対象である導電性流体に対して、非接触に配置したコアの励磁コイルに低周波発振器と高周波発振器からの2つの交流電流が印加されることで生じた低周波磁場と高周波磁場が導電性流体に入射することにより、前記励磁コイルで発生した低周波磁場を妨げる方向に生じた磁束が鎖交することにより発生する渦電流成分電圧esと、前記励磁コイルからの低周波磁場と測定対象である導電性流体が相対移動することにより生じた速度成分電圧evとを検出するための検知コイルを有する流速検出器ヘッドを用いて前記導電性流体の流速を得るようにした非接触流速検出方法において、前記検知コイルにより起電圧(速度成分電圧ev+渦電流成分電圧es+ギャップ分電圧eo+誤差分△esよりなる)を測定し、前記起電圧のうち、渦電流成分電圧esは位相整流により分離されて出力され、ギャップ分電圧eoは高周波磁界の整流で除去し、前記渦電流成分電圧esのうちの前記誤差分△esを、△es=α・esと定め、前記αは前記導電性流体の湯面と前記検知コイル間のギャップを予め得た予知ギャップの関数として求めた値を用いて除去することにより、前記導電性流体の前記流速を得る方法であり、また、前記予知ギャップは、前記導電性流体が静止している状態で測定する方法であり、また、本発明による非接触流速検出装置は、測定対象である導電性流体に対して、非接触に配置したコアの励磁コイルに低周波発振器と高周波発振器からの2つの交流電流が印加されることで生じた低周波磁場と高周波磁場が導電性流体に入射することにより、前記励磁コイルで発生した低周波磁場を妨げる方向に生じた磁束が鎖交することにより発生する渦電流成分電圧esと、前記励磁コイルからの低周波磁場と測定対象である導電性流体が相対移動することにより生じた速度成分電圧evとを検出するための検知コイルを有する流速検出器ヘッドを用いて前記導電性流体の流速を得るようにした非接触流速検出装置において、前記検知コイルからの検知電圧に対して低周波フィルタを経た後に位相整流を行うことにより渦電流成分電圧と速度成分電圧とを分離するための位相整流回路と、前記検知コイルで検知され高周波フィルタを介して得られたギャップ信号電圧の値を基に導電性流体とのギャップを求め、このギャップ変化に伴う速度成分電圧及び渦電流成分電圧の変化を補正するため、前記位相整流回路で取り出した速度成分電圧と渦電流成分電圧を補正するためのギャップ補正回路と、前記ギャップ補正回路に接続された演算回路とを備え、前記ギャップ補正回路を介して出力された速度成分電圧から渦電流成分電圧の誤差分△esを△es=α・esと定め、前記αは前記導電性流体の湯面と前記検知コイル間の間隔を予め得た予知ギャップの関数として求めた値を用いて除去し、前記演算回路から前記導電性流体の流速を得るようにした構成である。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、図面と共に本発明による非接触流速検出方法及び装置の好適な実施の形態について説明する。なお、従来例と同一又は同等部分については同一符号を用いて説明する。
図1において符号15で示されるものはコア5、励磁コイル4及び検知コイル6とからなる流速検出器ヘッドであり、この励磁コイル4には、低周波発振器1及び高周波発振器2からの低周波及び高周波が増幅器3を介して励磁コイル4に印加されている。なお、このコア5は正逆交互に180度位置をかえて検出するように構成されている。
【0007】
前記検知コイル6から得られた起電圧eは、高周波フィルタ7a及び整流回路8を介して第1ギャップ補正回路10aに印加されると共に、低周波フィルタ7b、1対の位相整流回路9a,9bを経て第1、第2ギャップ補正回路10a,10bに印加され、各ギャップ補正回路10a,10bの出力は演算回路16に入力されて流速Vが出力されるように構成されている。
【0008】
次に、動作について述べる。まず、励磁コイル4からの低周波交流磁場により、導電性流体30には渦電流が形成され、それに伴い低周波磁場と打ち消し合う方向の磁束φsa,φsbが図2の如く形成される。
ここで流速検出器ヘッド15と導電性流体30の湯面18が平滑な場合では、流速検出器ヘッド15の底部面と湯面18間の距離すなわちギャップ20が何れの点においても同一であるため、流れ21の上流側、下流側に形成される渦電流による磁束φsa,φsbは、検知コイル6に対して互いに打ち消し合う方向に作用しており、磁束φsa,φsbの差分が検出される。なお、φoは励磁磁束、φvは速度成分磁束である。
しかしながら、流速検出器ヘッド15の設置時に湯面18との傾きがある場合や流動によって湯面18にうねり、波立ちがある場合のように流速検出器ヘッド15の底部面と湯面18間のギャップ20が異なる時、磁束φsa,φsbの差分が増加し、渦電流成分電圧esも増加する。さらに湯面形状が連続的に変動している場合には、この渦電流成分電圧esも変動する。従来、この渦電流成分電圧esは起電圧eから位相整流して分離する信号処理を行うが、完全に分離・除去されず、残留し流速検出に際しては、大きな外乱となる。
そこで本発明では、この外乱の原因である渦電流によって生じる磁束φsa,φsbの差分により発生する渦電流成分電圧esより速度成分電圧evの補正を行う。補正処理を行うため、各位相整流回路9a,9bを介して起電圧eより渦電流成分電圧esと速度成分電圧evを分離し、この渦電流成分電圧esから残留成分を求め、速度成分電圧evから減算処理を行う。
この残留成分すなわち誤差分△esと渦電流成分電圧esとは次式で規定できる。
△es=α・es (1)
ここでαは、残留率であり、予め求めた係数である。すなわち予め静止湯面上での検知コイル6と湯面18との間のギャップを予知ギャップ20Aとして測定を行い、この予知ギャップ20Aの関数として後述のように求めた値を用いる。従って、求める速度成分電圧evは、式(1)より次式で示される。
ev=evt−α・es (2)
式(2)に基づいて渦電流成分電圧esにより、常に速度成分電圧evを補正することにより、自由表面下においても、精度よく流速Vを検出することができる。なお、この予知ギャップ20Aは湯面18が静止状態に限らず流れている場合でも可である。
【0009】
次に、前述の誤差分α・esのαの決め方について述べる。
コア5を180度回転させながら正逆の位置で起電圧eを測定する場合、検知コイル6には、
e(起電圧)=ev(速度分)+es(渦電流分)+eo(ギャップ分電圧)+△es(誤差分)が発生するため、位相整流でesを除去し正逆の速度成分の和を1/2し、高周波磁界の整流でeoを除去するが(これまでは従来方法と同じ)、誤差分△esについては、渦電流に比例するものとし、△es=α・esとして除去することで精度良い流速Vを得ている。
すなわち、本願は、前述の従来技術に加えて、検出器の傾きによる誤差を補正するもので、その補正におけるαの決め方を図4から図7を用いて説明する。
まず、静止湯面状へ検出器ヘッド15を設置し、ギャップ長毎(コア5のNS極先端の中心位置と静止湯面距離)に検出器ヘッド15のN/S極の傾きを変化させて、傾きと渦電流成分電圧esの関係を図4の如くプロットする。
次に、湯面18にある一定の流速を与え、検出器ヘッド15(α=1とする)と従来流速計(例えば周知の助川電工製の接触型)にて両検出器による流速を測定する。
この場合、本発明の検出器ヘッド15はギャップ長毎に傾きを変化させて測定するが、ギャップ及び傾きに対応して、従来流速計は一定であるので検出器ヘッド15の測定速度は変化して差が生じる。
その差(残留率αに相当する)を、水平設置時の検出器ヘッド15の検出電圧と従来検出器の速度の関係から、当該差を逆算して電圧に換算しその電圧を残留成分として、図5のような傾きと残留成分△esのプロット図を作成する。
図6は、前記図4と図5を同一ギャップ、傾きで、渦電流成分電圧esを残留成分で整理し、プロットし直したものである。この図から分かるように、各ギャップ毎の残留成分は渦電流成分電圧と比例関係にあり、各ギャップ毎に直線近似でき、ギャップによって傾きが異なることが明らかである。
上記ギャップ毎の傾き(残留率αに相当)をプロットしたものが図7である。このプロットから残留率αは、ギャップの2次近似式で表されることが分かり、検出器ヘッド15の設置位置によって、検出器ヘッド15の傾きに左右されずαを決定でき精度を向上することができる。すなわち、このαは導電性流体30の湯面18と検知コイル6間の間隔から予め得た予知ギャップ20Aの関数として求めた値を用いている。
【0010】
【実施例】
流速検出器ヘッド15を測定対象である溶融したウッドメタル(メルティング・ポイント=70℃)溶湯100℃の湯面18に対して非接触に配置し、流速の測定を行った。なお、湯面18は自由表面である。100Hzの低周波発振器1および20kHz高周波発振器2より励磁コイル4に高低2つの交流磁場を印加した。このとき検知コイル6からの起電圧eは、周波数の違いにより高周波成分の信号と低周波成分の信号とに弁別される。低周波成分の信号は、各位相整流回路9a,9bにより速度成分電圧evと渦電流成分電圧esとに分離し、高周波フィルタ7a、整流回路8を通して得られるギャップ信号によりギャップ変化による出力変動であるギャップ分電圧eoを補正した補正後の速度成分電圧evと渦電流成分電圧esが出力される。すなわち、前記各ギャップ補正回路10a,10bでは、検知コイル6で検知され高周波フィルタ7aを介して得られたギャップ分電圧eoの値を基に導電性流体30とのギャップを求め、このギャップ変化に伴う速度成分電圧ev及び渦電流成分電圧esの変化を補正するため、各位相整流回路9a,9bで取り出した速度成分電圧evと渦電流成分電圧esを補正している。さらに速度成分電圧evは演算回路16により渦電流成分電圧esの値に基づき、渦電流成分に起因した外乱成分が除去される。演算回路16では、式(1)と式(2)で示されるようにギャップ補正後の速度成分電圧evtより、渦電流成分電圧esより求めた残留成分△esを減算することにより正味の速度成分電圧evが速度信号として出力される。
ギャップ補正のみを行った場合での速度成分電圧(evt)を流速に変換した結果を図9(従来方法)に、渦電流成分による残留成分の補正を行った場合の結果を図3(本発明方法)に示す。図中には参照として同時に測定した浸漬タイプの流速計の測定値(点線で薄く示される)も示した。図9,3に示されるように残留成分の補正を行うことにより非接触流速計の精度は著しく向上したことが明らかである。なお、図1の各部に信号の内容を式で表記した。
【0011】
【発明の効果】
本発明による非接触流速検出方法及び装置は、以上のように構成されているため、次のような効果を得ることができる。すなわち、起電圧(e)のうちの渦電流成分電圧(es)は位相整流で除去し、ギャップ電圧分(eo)は高周波磁界の整流で除去し、誤差分(△es)を、△es=α・esとし、αを予知ギャップ(20A)の関数として求めた値を用いて除去することにより高精度の流速(V)を求めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による非接触検出方法を適用した装置を示す構成図である。
【図2】 図1の動作を示す説明図である。
【図3】 図1の方法による流速/時間特性図である。
【図4】 本発明による渦電流電圧成分検出特性図である。
【図5】 本発明による流速検出器ヘッド/湯面間の傾きの影響特性図である。
【図6】 本発明による渦電流成分電圧と残留成分との関係特性図である。
【図7】 本発明による残留率と予知ギャップとの関係特性図である。
【図8】 従来方法を適用した装置を示す構成図である。
【図9】 図8の従来方法の流速/時間特性図である。
【符号の説明】
1 低周波発振器
2 高周波発振器
3 増幅器
4 励磁コイル
5 コア
6 検知コイル
7a 高周波フィルタ
7b 低周波フィルタ
8 整流回路
9a,9b 位相整流回路
10a,10b ギャップ補正回路
30 導電性流体
φo 励磁磁束
φs 渦電流磁束
φv 速度成分磁束
15 流速検出器ヘッド
16 演算回路
18 湯面
20 ギャップ
20A 予知ギャップ
21 溶融金属の流れ
Claims (3)
- 測定対象である導電性流体に対して、非接触に配置したコア(5)の励磁コイル(4)に低周波発振器(1)と高周波発振器(2)からの2つの交流電流が印加されることで生じた低周波磁場と高周波磁場が導電性流体(30)に入射することにより、前記励磁コイル(4)で発生した低周波磁場を妨げる方向に生じた磁束が鎖交することにより発生する渦電流成分電圧(es)と、前記励磁コイル(4)からの低周波磁場と測定対象である導電性流体(30)が相対移動することにより生じた速度成分電圧(ev)とを検出するための検知コイル(6)を有する流速検出器ヘッド(15)を用いて前記導電性流体(30)の流速(V)を得るようにした非接触流速検出方法において、前記検知コイル(6)により起電圧e(速度成分電圧ev+渦電流成分電圧es+ギャップ分電圧eo+誤差分△esよりなる)を測定し、前記起電圧(e)のうち、渦電流成分電圧(es)は位相整流により分離されて出力され、ギャップ分電圧(eo)は高周波磁界の整流で除去し、前記渦電流成分電圧(es)のうちの前記誤差分(△es)を、△es=α・esと定め、前記αは前記導電性流体(30)の湯面(18)と前記検知コイル(6)間のギャップ(20)を予め得た予知ギャップ(20A)の関数として求めた値を用い、除去することにより、前記導電性流体(30)の前記流速(V)を得ることを特徴とする非接触流速検出方法。
- 前記予知ギャップ(20A)は、前記導電性流体(30)が静止している状態で測定することを特徴とする請求項1記載の非接触流速検出方法。
- 測定対象である導電性流体(30)に対して、非接触に配置したコア(5)の励磁コイル(4)に低周波発振器(1)と高周波発振器(2)からの2つの交流電流が印加されることで生じた低周波磁場と高周波磁場が導電性流体(30)に入射することにより、前記励磁コイル(4)で発生した低周波磁場を妨げる方向に生じた磁束が鎖交することにより発生する渦電流成分電圧(es)と、前記励磁コイル(4)からの低周波磁場と測定対象である導電性流体(30)が相対移動することにより生じた速度成分電圧(ev)とを検出するための検知コイル(6)を有する流速検出器ヘッド(15)を用いて前記導電性流体(30)の流速(V)を得るようにした非接触流速検出装置において、前記検知コイル(6)からの検知電圧に対して低周波フィルタ(7b)を経た後に位相整流を行うことにより渦電流成分電圧と速度成分電圧とを分離するための位相整流回路(9a,9b)と、前記検知コイル(6)で検知され高周波フィルタ(7a)を介して得られたギャップ分電圧(eo)の値を基に導電性流体(30)とのギャップを求め、このギャップ変化に伴う速度成分電圧(ev)及び渦電流成分電圧(es)の変化を補正するため、前記位相整流回路(9a,9b)で取り出した速度成分電圧(ev)と渦電流成分電圧(es)を補正するためのギャップ補正回路(10a,10b)と、前記ギャップ補正回路(10a,10b)に接続された演算回路(16)とを備え、前記ギャップ補正回路(10a,10b)を介して出力された速度成分電圧(ev)から渦電流成分電圧(es)の誤差分△esを、△es=α・esと定め、前記αは前記導電性流体(30)の湯面(18)と前記検知コイル(6)間の間隔を予め得た予知ギャップ(20A)の関数として求めた値を用いて除去し、前記演算回路(16)から前記導電性流体(30)の流速(V)を得るように構成したことを特徴とする非接触流速検出装置。
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