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JP4457965B2 - ハウジング取付構造 - Google Patents
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Description

この発明は、車両部品を備えたハウジングを取り付けるハウジング取付構造に関する。
従来から、ハウジングを車体の装着部へスライド移動させて装着するハウジング取付構造が知られている(特許文献1参照)。
かかるハウジング取付構造は、制御ユニットを備えたハウジングを車体に設けた開口から挿入するとともにスライド移動させて所定の装着位置へ装着するようになっている。
特開平11−5495号公報
しかしながら、このようなハウジング取付構造では、ハウジングを押してスライド移動させる際に、ハウジングがスライド移動方向側へ傾いて、そのスライド移動がスムーズに行われないという問題がある。
この発明の目的は、ハウジングのスライド移動をスムーズに行えるハウジング取付構造を提供することにある。
この発明は、車両用部品を備えたハウジングを車体に設けた装着部へスライド移動させて装着するハウジング取付構造であって、
前記ハウジングのスライド移動中、ハウジングのスライド方向への傾動を防止するストッパー部材を前記ハウジングに設けたことを特徴とする。
この発明によれば、ストッパー部材によりハウジングのスライド移動中、ハウジングのスライド方向への傾動が防止され、このためハウジングのスライド移動がスムーズに行われる。
以下、この発明に係るハウジング取付構造の実施の形態である実施例を図面に基づいて説明する。
図1はハウジング取付構造の構成を概略的に示したものである。図1において、1はヘッドランプのハウジングであり、このハウジング1は、車体(図示せず)に設けた装着部20に矢印方向P1にスライド移動して装着するようになっている。
ハウジング1は、ハウジング本体2と、このハウジング本体2の底部に設けた一対のアーム部材3,3と、このアーム部材3,3間に設けた基板4(図2参照)とを備えている。基板4の下面には下方に延びたピン5が設けられている。また、ハウジング本体2の後面には、固定用部材Kが取り付けられている。
アーム部材3,3の後部の上面には、図2および図3に示すように、軸受部材6,6が固定され、軸受部材6,6間には係止部材7が横架されている。また、軸受部材6,6の内側には後方に延びたコ字状のストッパー部材10が回動自在に取り付けられており、ストッパー部材10の一対のアーム部11,11の上面には係止部材7が当接している。13はアーム部11,11を連結した連結部である。
また、ストッパー部材10の一対のアーム部11,11の外側面には回転軸12,12が設けられている。この回転軸12,12は面取り加工によりDカット(図6参照)されている。
各軸受部材6には、図4ないし図6に示すように、軸受穴7が形成され、この軸受穴7の下部に溝8が連続形成されている。この各溝8は、各アーム部材3の内側面に形成された溝3Mと同一位置に形成されている。また、軸受穴7の径はほぼ回転軸12の直径(長径)R1とほぼ同一に設定され、溝8の幅Wは回転軸12の短径R2とほぼ同一に設定されている。また、図6に示すように溝8の一端(左端)は軸受穴7の最左端に一致されている。
そして、軸受穴7にはストッパー部材10の回転軸12が回転自在に挿入され、ストッパー部材10は回転軸12を中心にして回動自在となっている。ストッパー部材10が図1ないし図4に示す位置に位置しているとき、回転軸12のDカット面12Aが上を向くように設定され、回転軸12は軸受穴7から溝8を介して外れないようになっている。
装着部20には、図1に示すように、ハウジング本体2を所定の固定位置へ案内するためのラジコア21と、ハウジング本体2を所定の固定位置へ固定するためのブラケット22と、ラジコア21の後部の下に配置されるとともにハウジング1から外したストッパー部材10を回収する回収治具30とが設けられている。この回収治具30は装着部20から取り外し可能となっている。
ラジコア21は、左右方向に延びた基部21Aと、後方(図1において右方)へいくにしたがって高さが高くなるように傾斜した傾斜部21Bと、この傾斜部21Bから後方へ延びた設置部21Cとを有している。また、ラジコア21には、図2に示すように左右方向に延びたガイド穴(ガイド溝)23が形成されている。このガイド穴23はラジコア21の基部21Aから設置部21Cまで亘って形成されている。
また、ラジコア21の設置部21Cには、後端から右方向(図2において)へ延びた一対の切欠24,24が形成され、この切欠24,24の幅はストッパー部材10のアーム部11,11の幅より広く設定されている。切欠24,24はストッパー部材10のアーム部11,11の延長線上に位置している。また、切欠24,24には、ストッパー部材10の回転軸12,12が通り抜けられる凹部25,25が形成されている。
次に、上記のように構成されるハウジング取付構造の作用について説明する。
先ず、図1に示すようにハウジング1のピン5をラジコア21のガイド穴23に挿入させるとともに、ストッパー部材10の連結部13をラジコア21の傾斜部21Bに当接させる。そして、ハウジング本体2を矢印P1方向へ押してスライド移動させていくと、ハウジング1はラジコア21の傾斜部21Bに案内されて、斜め上方へ移動されていく。
この際、ストッパー部材10の連結部13がラジコア21の傾斜部21Bに当接していることにより、ストッパー部材10は回転軸12,12を中心にして時計回りの回転が規制されることになる。そして、ハウジング1の係止部材7がストッパー部材10の一対のアーム部11,11の上面に当接していることにより、ハウジング本体2はスライド移動によりスライド方向へ傾動してしまうことが防止され、このため、ハウジング1のスライド移動はスムーズに行うことができる。
さらに、ハウジング本体2を矢印P1方向へ押していくと、ハウジング1のアーム部材3,3および基板4がラジコア21の設置部21Cに乗り上げて、最終的に図7および図8に示すようにハウジング1のピン5がラジコア21のガイド穴23の右端部に当接するとともに、ハウジング1の固定用部材Kがブラケット22の上面22Aに接合される。これにより、ハウジング1が装着部20の最終取付位置に位置決めされることになる。
ハウジング1が装着部20の最終取付位置に位置決めされると、図8に示すようにストッパー部材10のアーム部11,11がラジコア21の切欠24,24の上方位置に位置するとともに、ストッパー部材10の連結部13がラジコア21の設置部21Cより後方位置へ突出する。
この後、ハウジング1の固定用部材Kをブラケット22に図示しないボルトなどにより固定する。
次いで、ストッパー部材10を回転軸12,12を中心にして図7において時計回りに回転させる。この際、ストッパー部材10のアーム部11,11がラジコア21の切欠24,24内を通っていく。そして、ストッパー部材10を図9に示す位置まで回転させる。これにより、ストッパー部材10はスライド方向と直交する方向である下方に延びることになる。
このように、ストッパー部材10を図9に示す位置へ回転させることにより、図8に示すようにストッパー部材10が後方へ突出していたスペースを有効利用することができる。
また、ストッパー部材10の回転により、ストッパー部材10の回転軸12は図10に示すようにDカット面12Aが右側に向く。
そして、図11に示すように、ストッパー部材10を下方(矢印P2方向)に引っ張ると、ストッパー部材10の回転軸12が軸受部材6の軸受穴7から外れて軸受部材6の溝8内を通り、さらにアーム部材3の溝3M内を通って、ストッパー部材10は軸受部材6から取り外される。この取り外されたストッパー部材10は回収治具30により受けとめられて回収される。
以上、この発明の最良の実施の形態の実施例を説明したが、この実施例に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない程度の設計変更は、この発明に含まれるものであり、例えば、軸受部材6,6やピン5を直接ハウジング本体2に設け、アーム部材3や基板4を省略してもよい。
また、上記実施例では、ヘッドランプのハウジング1の取付構造について説明したが、これに限らず例えば制御装置を設けたハウジングの取付構造などに適用することもできる。
この発明の最良の実施の形態である実施例のハウジング取付構造の構成を概略的に示した側面図である。 図1に示すハウジング取付構造の平面図である。 図1に示すハウジング取付構造の一部を示す斜視図である。 軸受部材の軸受穴にストッパー部材の回転軸が係合した状態を示した平面図である。 軸受部材の軸受穴にストッパー部材の回転軸が係合した状態を示した側断面図である。 軸受部材の軸受穴と回転軸の係合を示した断面図である。 ハウジングが最終取付位置に位置した状態を示した説明図である。 ハウジングが最終取付位置に位置したときのストッパー部材とラジコア等とを示した平面図である。 最終取付位置に位置したハウジングのストッパー部材を回動させた状態を示した説明図である。 ストッパー部材を回動させたときの軸受部材の軸受穴と回転軸の係合状態を示した断面図である。 軸受部材の軸受穴からストッパー部材の回転軸を外す前の状態を示した説明図である。
符号の説明
1 ハウジング
2 ハウジング本体
3 アーム部材
10 ストッパー部材
12 回転軸
20 装着部
21 ラジコア
21A 基部
21B 傾斜部
21C 設置部

Claims (6)

  1. 車両用部品を備えたハウジングを車体に設けた装着部へスライド移動させて装着するハウジング取付構造であって、
    前記ハウジングのスライド移動中、ハウジングのスライド方向への傾動を防止するストッパー部材を前記ハウジングに設けたことを特徴とするハウジング取付構造。
  2. 前記ストッパー部材は、スライド方向へ延びるとともに前記ハウジングに回転可能に取り付けられ、
    前記ハウジングのスライド移動中、前記ストッパー部材の回転を規制することによりハウジングのスライド方向への傾動を防止し、
    前記ハウジングが最終取付位置へスライド移動されたとき、前記ストッパー部材を回転可能にするとともに、このストッパー部材を回転させてストッパー部材の延びる方向をスライド方向と直交する方向へ向きを変えることを特徴とするハウジング取付構造。
  3. 前記ストッパー部材は、向きが変えられたとき取り外し可能となっていることを特徴とする請求項2に記載のハウジング取付構造。
  4. 前記ストッパー部材は、前記ハウジングに形成された軸受穴に回転自在に嵌合された回動軸を有し、
    この回転軸はDカットされ、
    前記軸受穴の下部に溝を設け、
    前記ストッパー部材が向きが変えられたとき、前記回転軸がそのDカットにより前記溝を介して前記軸受穴から下方へ抜き取れることを特徴とする請求項3に記載のハウジング取付構造。
  5. 前記装着部の下方に、ハウジングから外されたストッパ部材を回収する受け治具を設けたことを特徴とする請求項4に記載のハウジング取付構造。
  6. 前記装着部には、前記ハウジングをスライド移動するためのガイド溝が形成され、
    前記ハウジングは、そのガイド溝に係合するピンを有していることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1つに記載のハウジング取付構造。
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