JP4459221B2 - 車両の警報装置 - Google Patents
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Description
また、ステアリングホイールを介して手から伝えるものがある(例えば、特許文献2参照。)。
さらに、レーダによって前の車両との距離を計測して、シートベルトで伝える技術がある(例えば、特許文献3参照。)。
また、走行車線に沿って曲げる際に、操舵アシストトルクを精度よく付与するものが知られている(例えば、特許文献4参照。)。
図16は、従来の技術(特許文献1)の説明図であり、従来の車線逸脱防止装置201は、逸脱判断手段と、外界認識センサ(CCDカメラ)202と、カメラコントローラ203と、警告装置204と、を備え、走行車線逸脱傾向の情報に基づいて、周期的に制動力に大小の差を設けた変動制動制御が行われて運転者に対して逸脱警報を与えるので、確実に逸脱警告を与えることができる。
また、警告装置204は、スピーカーから発生させる音声やブザー音を制動周期と同期させるので、運転者に対して、より効果的に車線逸脱の警報効果を与えることができるというものである。
図17は、従来の技術(特許文献2)の説明図であり、従来の車両用警報装置251は、ステアリングホイール252にゴムチューブ253を取付け、ゴムチューブ253に圧力変更機構を接続し、電子制御ユニット(ECU)が車輪のタイヤ空気圧を検出して低下したと判断した場合に、圧力変更機構の増圧弁と減圧弁を交互に開くので、ゴムチューブ253が微小振動し、この微小振動が運転者の手の平に伝達されることで、運転者の触覚が刺激される。従って、運転者はタイヤ空気圧の低下を確実に認識することができる。
車線維持装置では、例えば、車線の中央を走行しているときはステアリング反力を小さくし、車線のなかで右側あるいは左側に寄ったときに、ステアリング反力を大きくし、車線をあたかも乗り越えるような感触を運転者に与えるものもある。
さらに、路面には凹凸やうねりや、わだちが存在するので、ステアリング反力の発生が車両用操舵制御装置(車線維持装置)によって生じたのか、つまり、右側あるいは左側に寄ったのか、凹凸やうねりや、わだちなどの路面形状によって生じたのか分かりにくいという問題がある。
図1は、本発明の車両の警報装置の概要を説明する図である。
警報装置11は、車両12に採用したもので、車両12の状態を運転者に伝える。具体的には後述する。
「車両の状態」とは、車両の走行状態や各装置の状態である。
警報装置11は、車両検出装置25の情報が警報域か否かを判定する警報域比較判定回路61と、触覚提示手段42の作動のパターン(触覚パターン)を入力する触覚パターン入力部45と、警報域比較判定回路61の情報に基づいて警報を表示する警報手段(警告表示装置)38と、触覚パターン入力部45の情報、且つ、警報域比較判定回路61の情報に基づいて触覚パターンを決定する触覚パターンマップ記憶装置62と、切り入りを選択する触覚提示切り入りスイッチ43と、触覚提示切り入りスイッチ43の入り情報のときに、触覚パターンマップ記憶装置62の情報に基づいて触覚パターンを詳細に決定する触覚提示パターン生成回路63と、触覚提示パターン生成回路63の情報に基づいて作動する触覚提示手段42と、を備える。
「触覚パターン(作動のパターン)」とは、触覚を押す盛上がり状態の種類であり、三つの例を挙げれば、図9から図11の閉じる動きを繰り返すパターン、図12から図13の一方の角から他方の角に向かって斜めに流れる動きを繰り返すパターン、図14、図15の一端側若しくは他端側で盛上がるパターンである。なお、触覚パターン(作動のパターン)は例の三つに限らず任意である。
また、触覚パターン入力部45は、何に対する警報が必要かをモニタ画面から選択することも可能である。
なお、これらのセンサ以外に警報手段(警告表示装置)38に必要な情報を得る既存のセンサを車両検出装置25は備えている。
計器盤27は、左にタコメータ91が配置され、右にスピードメータ92が配置され、タコメータ91の左に水温メータ93が配置され、スピードメータ92の右に燃料メータ94が配置され、警報手段(警告表示装置)38が配置されている。
警報手段(警告表示装置)38は、警報時に図3のように点灯する。ここでは、説明のために点灯した状態を示している。
警報手段(警告表示装置)38の具体的な構造は既存のものとほぼ同様であり、構成は任意である。
右触覚提示手段53は、ホイール本体34に凹部121を形成し、凹部121に直動手段122をホイール本体34の径方向(Y軸方向)に配置し、直動手段122の先端部に面圧変換キャップ123を被せ、面圧変換キャップ123から距離Sだけ離して表皮カバー124をホイール本体34に取付けた。
また、右触覚提示手段53は、ホイール本体34の凹部121に直動手段122をホイール本体34の長手方向(X軸方向)に配置した。
直動手段122は、電動モータ部125と、電動モータ部125で直動するボールねじ(図に示していない)に接続したロッド126と、を備える。つまり、ロッド126を前進(矢印a1の方向)させ、後退(矢印a2の方向)させる。
なお、直動手段122は、電動であるが、電動に限定しない。また、直動手段122のサイズは任意である。
右触覚提示手段53は、具体的には、直動手段122を上下方向(Y軸)に5列配置し、前後方向(X軸)に5配列し、合計25個配置したものである。
左触覚提示手段51(図1参照)は、右触覚提示手段53と同様であり、説明を省略する。
右触覚提示手段53では、直動手段122を作動させて、表皮カバー124を最大距離Hmまで押出し盛上げる。
ここで、最大距離Hmのときを直動手段122の前進限とし、ロッド126のストロークをS、前進限に達する最大ストロークをSmに設定し、ロッド126の前進速度をVf、ロッド126の後退速度をVr、隣り合う直動手段122,122を作動させる際のタイミングをtとする。
ST01:警報装置11の状態が作動可能状態であるか否かを判断する。「YES」のときはST02に進む。
ST02:車両状態を車両検出装置25で検出する。
ST03:警報情報を取得する。
ST04:警報情報が警報域か否かを判定する。「YES」のときはST05及びST06に進む。「NO」のときは、警報装置11を停止する。
ST05:警報手段(警告表示装置)38の図形部を点灯する。
ST06:ST04が「YES」のとき、触覚パターンの入力情報を取得する。
ST07:触覚パターンの入力情報に基づいて触覚パターンをマップから選択する。
ST08:マップの情報に基づいて、実行信号を決定する。
ST09:実行信号に基づいて触覚提示手段42を作動する。
次に、ST01〜ST09を具体的に図面で説明する。
図9(a)、(b)は、警報装置がサイドブレーキの解除忘れの警報を出すときの機構を説明する図である。上段にインストルメントパネル16側に配置した警報手段(警告表示装置)38を示し、中段にステアリングホイール31に配置した触覚提示手段42を示し、下段に触覚提示手段42の機構説明図を示している。
その次に、図1の警報種類選択スイッチ44でモニタ画面に表示されるものから「サイドブレーキレバー(パーキングブレーキレバー)の警報」を選択する。
その次に、図1の触覚パターン入力部45でモニタ画面に表示される「作動のパターン」から好みの作動のパターンを選択する。ここでは、外から内に盛上がりが連続するパターンを選択する。なお、これらの操作順は任意である。
一方、触覚提示手段42の右触覚提示手段53は作動しない。
車両12を走行させ、車速が1Km/h以上になると、触覚提示手段42の右触覚提示手段53が作動を開始する。右触覚提示手段53は、外側から中央に向かって波が流れるように凸部131を形成することで、手の触覚にサイドブレーキレバー23の解除を知らせる警報を伝える。
続いて、t秒後、内側の列(X2、X4、Y2、Y4)の直動手段122が後退して、中央(X3,Y3)の直動手段122が作動して表皮カバー124を押し、凸部133を1個形成する。引き続き、図10の凸部131に戻り、繰り返す。その結果、右手Hの手の平の触覚で運転者にサイドブレーキレバー23を解除していないことを伝えることができる。
つまり、サイドブレーキレバー23の解除を忘れている状態であることをドライバにより確実に知らせることができる。
図12(a)〜(d)は、別の警報(Eメールの受信)を出すときの機構を説明する図である。
上段に触覚提示手段42Bの機構説明図を示し、下段にステアリングホイール31に配置した触覚提示手段42Bを示している。
触覚提示手段42Bは、直動手段122の数を25個から16個に減少させたもので、直動手段122を上下方向(Y軸)に4列配置し、前後方向(X軸)に4配列しているものである。上記図1〜図7に示す実施の形態と同様の構成については、同一符号を付し説明を省略する。
その次に、図1の警報種類選択スイッチ44でモニタ画面に表示される「Eメールの警報」を選択する。
その次に、図1の触覚パターン入力部45でモニタ画面に表示される触覚パターンから好みの触覚パターンを選択する。ここでは、一方の角から他方の角に向かって斜めに流れる動きを繰り返すパターンを選択する。
その次に、自身の携帯電話(図に示していない)を車両の携帯接続部に接続する。なお、これらの操作順は任意である。
具体的には、携帯電話がEメールを受信すると、まず、(a)に示しているように、前の下に配置した、「X1,Y4(座標)」の直動手段122が作動(前進)して前の下(X1,Y4)に凸部(盛上がり)137を形成することで、右手Hの手の平の触覚に押圧を加える。その後直動手段122が戻る(後退する。)。
(a)に示す中央近傍に配置した「X2,Y1」、「X3,Y2」、「X4,Y3」の直動手段122がともに同時に作動して凸部143をそれぞれ形成することで、前の押圧位置から少し離れた位置の手の平の触覚に押圧を加える。
さらに、(b)、(c)に示す凸部144、145を順に形成することで、手の平の触覚に押圧を順に加える。引き続き、図12(a)に戻って、繰り返し手の平に押圧を加える。その結果、Eメールを受信したことを人に確実に伝えることができる。
なお、触覚提示手段42Bを採用したが、触覚提示手段42を採用してもよい。触覚提示手段42は、触覚提示手段42Bと同様の効果を発揮する。
上段に走行車線147上の車両12の位置を示し、中段にステアリングホイール31に配置した触覚提示手段42を示し、下段に触覚提示手段42の機構説明図を示している。
その次に、図1の警報種類選択スイッチ44でモニタ画面に表示される「車両の左右のふらつき警報」を選択する。
その次に、図1の触覚パターン入力部45でモニタ画面に表示される触覚パターンを選択する。なお、これらの操作順は任意である。
なお、走行車線147の中央151を走行しているときに、触覚提示手段42を作動させるか否かは任意であり、触覚提示手段42を停止させてもよい。触覚提示手段42を停止させることで、触覚提示手段42の盛上がりを常時感じることなく、握ることができる。
(a)に示す車両12が走行車線147の右にさらにふらついた場合、言い換えると、車両12が走行車線147のセンターライン155にさらに寄って走行し始めると、右触覚提示手段53のY5の直動手段122が作動して表皮カバー124を押し、凸部157を合計5個形成する。その結果、前の押圧位置から矢印a4のように少し右に寄った位置の手の平の触覚に押圧を加える。従って、右手Hの手の平の右より触覚で運転者に車両12が走行車線147の右にさらに、ふらついている状態であることを伝えることができる。
車両状態伝達装置は、実施の形態では、説明した3種類の触覚パターン(作動のパターン)を設定しているので、それぞれの条件のときにそれぞれが作動する。しかし、同時に作動(伝達)できないものもあるので、その際は、優先の順位をモニタ画面で設定する。
また、車両状態伝達装置では、1種類の触覚パターン(作動のパターン)のみを設定してもよい。
Claims (2)
- 車両の状態を車両検出装置で検出し、この車両検出装置の情報に基づいて運転者に警報を発生する警報手段と、前記車両検出装置の情報に基づいて車両の状態を伝える車両状態伝達装置と、を備えた車両の警報装置において、
前記車両状態伝達装置は、車両の状態の変化を、前記運転者が操作する操作手段を介して触覚情報として前記運転者に伝達する触覚提示手段を備え、
前記触覚提示手段は、前記操作手段のステアリングホイールに複数のロッドが設けられ、
前記ロッドは、左右に複数の列を有しており、車両が右にふらついた場合は、前記複数の列の右側を作動させ、車両が左にふらついた場合は、前記複数の列の左側を作動させ、
前記警報手段が作動したときに、前記ロッドをステアリングホイールの表面に対して突出、後退運動するように作動させることにより前記触覚情報として伝達する、
ことを特徴とする車両の警報装置。 - 前記触覚提示手段は、前記車両検出装置の情報に基づいて、さらに右側にふらついた場合にはさらに右側の列を作動させ、さらに左側にふらついた場合にはさらに左側の列を作動させ、触覚に伝える動きのパターンを変化させることを特徴とする請求項1記載の車両の警報装置。
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