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JP4461138B2 - オーバルの空隙内でガイドされるオーバルの回転ピストンを有する回転ピストン装置 - Google Patents
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JP4461138B2 - オーバルの空隙内でガイドされるオーバルの回転ピストンを有する回転ピストン装置 - Google Patents

オーバルの空隙内でガイドされるオーバルの回転ピストンを有する回転ピストン装置 Download PDF

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Description

本発明は、ハウジングにおけるプリズム状の空隙を有する回転ピストン装置に関し、この空隙の断面はオーバルであり、回転ピストンは空隙内において可動であり、回転ピストンの断面もオーバルであり、このオーバルの次数(オーダー)は、空隙の断面を規定するオーバルの次数とは異なり、回転ピストンは、連続的な動きの区域において、1つの閉塞位置から次の閉塞位置へと交互に回転し、この回転運動の間に、各々の位置で空隙の内壁と係合し、2つの作動するチャンバを形成し、内歯車を設けられた回転ピストンの開口を有し、内歯車は、回転運動を駆動するためのまたはそれによって駆動されるためのギアアセンブリと噛み合う。
数学において、「オーバル」は、複数の円弧からなる非解析的な、閉じた凸状の形態である。円弧は連続的におよび微分可能に互いに交わる。円弧が交わる点で、曲線は連続的となる。2つの交わる円弧の接線はそこで重なる。曲線は微分可能である。曲率の異なる半径の円弧が交わる点で、曲率を決定する第2の導関数が急激に変化する。オーバル、第1の小さい曲率半径と第2の大きい曲率半径とを有する円弧交互に含んでいるオーバルの次数は、第第2の曲率半径を有する円弧の対の数によって決定される。2次のオーバルまたはバイオーバル(bi-oval)は、小さな直径の2つの向き合う円弧と大きな直径の2つの円弧とを有する「楕円形状」である。
この種類の回転ピストン装置が周知である。
米国特許第3,967,594号および第3,006,901号は、オーバルの空隙にオーバルの回転ピストンを有する回転ピストン装置を開示している。回転ピストンの断面は、バイオーバルである。このバイオーバルのピストンは、トリオーバル(tri-oval)の空隙内において可動である。この先行技術の回転ピストン装置において、回転ピストンの
回転運動を出力軸へ伝えるための複雑な伝動が与えられる。
DE19920289C1は、回転ピストン装置について記載し、ハウジングにおいて規定されるプリズム状の空隙の断面はトリオーバルであり、これは、小さい曲率半径および大きい曲率半径が交互連続的にかつ微分可能に交わる第1および第2の円弧の3つの対を有する。バイオーバルの断面を有する回転ピストンは、この空隙ガイドされる。回転ピストンのバイオーバル断面は、空隙のトリオーバル断面の小さな半径および大きな半径それぞれを有する第1および第2の円弧交互に含み、これらの円弧連続的にかつ微分可能に交わる。バイオーバルの回転ピストンは、空隙において、瞬間回転軸の「移行」を伴う動きの区域を実行する。回転ピストンの回転運動は非常に単純な方法で選択される。シャフトは、トリオーバルの空隙を通って、すなわち空隙の対称面の交差線に沿って中心に延在する。シャフトはピニオンを支持している。回転ピストンは、内歯車を有するオーバルの開口を有する。この開口の断面の長軸は、回転ピストンのバイオーバル断面の短軸に沿って延在する。ピニオンは内歯車と連続的に噛み合う。
先行技術の回転ピストン装置において、ハウジングはプリズム状の空隙を規定し、その断面は奇数の次数のオーバル、したがって、たとえば3次のオーバルである。この空隙は、第1の小さなおよび第2の大きな曲率半径を交互に伴う複数の円筒形内壁部分を有する。このような3次(5次もしくは7次またはそれよりも大きい次数)のオーバル内において、回転ピストンは回転可能であり、その断面はオーバルであり、この回転ピストンのオーバルの次数は、空隙のオーバルの次数よりも1だけ小さい。回転ピストンに使用されるオーバルが高い次数を有しても、これは二つ折りの対称を有し、すなわちこれは2つの互いに直交する軸に対して鏡面対称である。この回転ピストンは、2つの向き合う円筒形の表面部分を有し、その曲率半径は、空隙のオーバルの小さな(第1の)曲率半径に等しい。回転ピストンの断面がオーバルである場合に、このオーバルの第2の大きな半径は、空隙を規定するオーバルの第2の大きな曲率半径に等しい。或る動きの区域において、回転ピストンのこら円形表面部分の1つ、それと相補的な空隙の円筒形内壁部分と係合し、この壁部は同曲率半径を有する。回転ピストンの第2の向き合う円筒形の表面部分は、空隙の円筒形内壁部分の向き合う大きな曲率半径に沿って滑動する。このようにして、2つの作動するチャンバは回転ピストンによって規定され、回転ピストンの回転の間に、そのうちの1つの体積が増加し、もう1つは小さくなる。この動きの区域において、回転ピストンは瞬間回転軸のまわりで回転する。この瞬間回転軸は、第1の円筒形表面部分の円筒軸と一致する。この瞬間回転軸は、回転ピストンに対して明確な位置を有する。この動きの区域において、瞬間回転軸は、回転ピストンが回転するハウジングに固定された小さな曲率半径の内壁部分の円筒軸と一致する。この回転は、回転ピストンの第2の円筒形表面部分が閉塞位置に達するまで続く。閉塞位置において、第2の円筒形表面部分は、向き合う大きな直径の内壁部分につながる小さな直径の内壁部分と係合する。
ここまでの瞬間回転軸のまわりでの回転ピストンのさらなる回転は可能ではない。したがって、瞬間回転軸は次の動きの区域ために、別の位置、すなわち第2の円筒形表面部分の円筒軸へと「移行」する。また、この新しい瞬間回転軸、回転ピストンに対して明確な位置にある。次の動きの区域において、この瞬間回転軸は円筒形の内壁部分の円筒軸と一致し、そして回転ピストンの第2の円筒形表面部分回転可能にガイドされる。この動きの区域において、「第1の」円筒形表面部分は、大きな曲率半径の向き合う内壁部分に沿って滑動する。
この種類の回転ピストン装置において、回転ピストンは、常に同じ回転方向に、しかしながら交互に、異なる瞬間回転軸のまわりで回転し、回転軸は各々の動きの区域の後で「移行」する。回転ピストンを参照すると、2つのこのような瞬間回転軸が、すなわち対向する円筒形表面部分の円筒軸によって規定される。ハウジングおよびその中で規定された
空隙を参照すると、瞬間回転軸はオーバルの「コーナ」間で移行するため、内壁部分の円筒は小さな曲率半径に係るものである
各々の動きの区域において、一方の作動するチャンバの体積は最大値まで増加するが、それぞれの他方の作動するチャンバの体積は最低値まで減少する。理想的な場合において、回転ピストンの断面がオーバルであるときに、作動するチャンバの体積は実質的に0から最大値まで増加し、実質的に0まで減少する。このような回転ピストン装置は、2ストロークまたは4ストロークの内燃機関としてまたは蒸気エンジン等の外燃機関として設計することができる。しかしながら、これは空気圧モータ、油圧モータまたはポンプとして動作するように設計し得る。
DE19920289C1は、回転ピストン装置を開示し、その断面が2次のオーバルである回転ピストンは、空隙において可動であり、その断面は3次のオーバルである。回転ピストンの動きを伝えるために、空隙を通って中心に延在する単一の出力軸がある。この出力軸は、回転ピストンのオーバルの開口を通って延在し、ピニオンを支持している。このピニオンは開口の内壁の内歯車と噛み合う。
先行技術の回転ピストン装置において、空隙を規定するオーバルの次数は、常に回転ピストンの断面を規定するオーバルの次数よりも1だけ大きい。バイオーバルの回転ピストンはトリオーバルの空隙においてガイドされる。閉塞位置において、回転ピストンの瞬間回転軸は、2つの位置の間で回転ピストンに対して移行するが、ハウジングに対する少なくとも3つの位置の間で移行する。回転ピストンの小さな半径の部分は、空隙の大きな半径の内壁部分に沿って直進的に動く。これは、作動するチャンバの間の密封に密封上の問題をもたらし得る。さらなる問題は、各々の作動サイクルにおいて、ハウジングの内壁に沿って進む連続的に2つよりも多い作動するチャンバが形成されるということから生じる。
本発明の目的は、空隙の作動するチャンバの間の密封を向上させることである。
本発明の他の目的は、先述の種類の回転ピストン装置において、回転ピストンの閉塞位置における回転ピストンの明な動きを伴う明な運動を保証することである。
本発明のより特定的な目的は、ハウジングに関して生じる瞬間回転軸の数を減じることである。
本発明のさらに他の目的は、2つのみの作動するチャンバが規定される先述の種類の回転ピストン装置を設計することであり、これらのチャンバは、固定された角の位置において互いに反対側であり、その体積は交互に増加および減少する。
本発明に従うと、これらの目的は、チャンバのオーバルの次数が回転ピストンのオーバルの次数よりも1だけ小さく、開口が回転ピストンと実質的に同様のオーバルであり、開口の対称軸が回転ピストンのそれと一致し、かつギアアセンブリが外歯車を設けられかつ装着されたハウジングに固定された1対のシャフトを含み、各々の動きの区域において、1つのシャフトが小さな曲率半径を有する開口の部分の領域に配置され、対応する他のシャフトが曲率の大きな半径を有する部分に配置され、シャフトが連続的な動きの区域において相対的部位を交換するという点で達成される。
意外にも、オーバル空隙おいて、オーバル断面を有し、かつ互いから密封された作
動チャンバを形成する回転ピストンの明ガイドが得られ、回転ピストンが先行技術とは反対に空隙よりも大きな次数のオーバルを有すれば、たとえばトリオーバルの回転ピストンがバイオーバルの空隙において回転し、このような配置では、回転は2つの瞬間回転軸のそれぞれの1つのまわりで生じるが、これらの瞬間回転軸はここではハウジングに固定された2つのシャフトによって規定される。回転軸は、ピニオンまたは外歯車を有し、これらは回転ピストンの実質的にオーバルの開口の内歯車と噛み合う。シャフトの一方は、小さな曲率半径の領域に位置するため、たとえばいわば開口を規定する「弧の三角形」の「コーナ」に位置する。他方のシャフトは、内歯車の反対側の大きな曲率半径の領域に係合し、いわば弧の三角形の対向辺と係合する。
閉塞位置において、バイオーバルの回転ピストンを有する回転ピストン装置では、回転ピストンは、2つの隣合う大きな曲率半径の領域およびそれらの間の小さな曲率半径の領を有すると空隙の内壁と係合る。回転ピストンがこのような閉塞位置に達するときに、他のシャフトは弧の三角形の1つのコーナに位置する。同じ回転方向における回転ピストンのさらなる回転は、最初に述べたシャフトのまわりで行なわれる。したがって、閉塞位置に達したときにここでも回転軸が移行する。しかしながら、この移行、ハウジングに固定された2つの軸の間で、すなわち2つのシャフトの回転軸の間で生じる。
一般的に、以下のことがいえる。すなわち、2nオーバルの空隙では、その中でガイドされる回転ピストンは次数2n+1を有する。閉塞位置において、回転ピストンはn+1の「側面」を有する空隙の内壁と適合して係合し、一方でnの「側面」は、その最大体積を有する作動チャンバを規定する。2つの作動チャンバはハウジングの向かい合う側で規定される。
閉塞位置において、空隙内の回転ピストンの運動は明ではない。さらなる回転運動の代わりに、たとえば最小の体積の作動チャンバに加圧下の流体を供給することによって、または燃料の混合物に点火することによって、横方向の力が生成され得、これは空隙中の回転ピストンの詰りをもたらす。本発明のさらなる変形に従えば、この問題を解決しかつ明な運動を達成するために、回転速度規制手段が設けられ、これによって閉塞位置に達したときに、他方のシャフトより小さな回転速度が、先の動きの区域の間にきな曲率半径の領域における内歯車に係合する外歯車を有するシャフトに強制される。これは、回転ピストンが小さな回転速度回転に強制されるシャフトのまわりで所望の態様で回転し続けることを保証する。この強制され回転速度の命令は、回転ピストンがその閉塞位置から外れて回転するまで各々の場合に短い時間だけ行なわれる必要がある。この強制され回転速度の命令は、ハウジングに固定された2つのシャフトのそれぞれ1つにブレーキをかけることによって行うことができ、これは構造的に容易に行なうことができる。一方におおいて、回転ピストンの周辺部分は、空隙の内壁の大きな曲率半径の周辺部分に沿って比較的ゆっくりと回転する。この遅い動きによって密封の問題が減じられる。他方において、回転ピストンの大きな曲率半径を有する周辺部分は、内壁の同様の周辺部分で滑動する。これは大きな密封表面をもたらす。
2つのシャフトが低い速度および高い速度で交互に回転する。作動歯車またはフリーホイールによって、2つのシャフトと結合された駆動軸または従動軸の一定の回転速度を与えることができる。
図1を参照すると、数字10はハウジングを示している。空隙12はこのハウジング10内に規定される。空隙の断面は、2次のオーバルを示す、または「バイオーバル」である。したがって、空隙の断面は、相対的に小さな曲率半径の2つの円弧14および16と、それらの間で交互にある比較的大きな曲率径の2つの円弧18および20によって形
成される。円弧は連続的におよび微分可能に交わる。
回転ピストン22は空隙12においてガイドされる。回転ピストン22の断面は3次のオーバルを示す、または「トリオーバル」である。したがって、断面の周囲は3つの対の円弧からなり、各々の対は、それぞれ比較的小さな曲率半径の円弧24,26および28、それぞれ比較的大きな曲率半径の円弧30,32および34とを含む。小さな曲率半径および大きな曲率半径の円弧が交互に、連続的におよび微分可能につながる。回転ピストン22の小さな曲率半径は、空隙12の小さな曲率半径に等しく、同じように、回転ピストン22の大きな曲率半径は、空隙12の大きな曲率半径に等しい。空隙12の断面は楕円類似して見える。回転ピストンの断面は、丸いコーナを有する円弧の三角形類似して見える。
回転ピストン22は中心開口36を有する。開口36の断面は、3次のオーバルを示している。この3次のオーバル、比較的小さな曲率半径の3つの円弧38,40および42のと、比較的大きな曲率半径の3つの円弧とからなる。小さな曲率半径を有する円弧38,40および42、ならびに大きな曲率半径を有する円弧44,46および48を交互に、連続的に、かつ微分可能につなげることにより、丸いコーナを有する弧の三角形類似したオーバルが形成される。開口36の対称面50,52および54は、回転ピストン22の対称面と一致する。
開口36は内歯車56を有する。この内歯車56は、実質的に円弧44,46および48それぞれに沿って3つの凹面の弓状ギアラック58,60および62を有する。これらの凹面の弓状ギアラック58,60および62の間で、凸面の弓状の(または直線の)ギアラック64,66および68が小さな曲率半径の円弧の領域に設けられる。
ピニオン74および76を有する2つの平行なシャフト70および72は、それぞれ開口36を通って延在する。シャフトの軸は、空隙12の円弧18および20を通って延在する対称面77に位置する。一方のシャフトのピニオン、例えば図1のシャフト70のピニオン74は、「弧の三角形のこーな」に、すなわち小さな曲率半径の円弧38の領域に位置し、以下で述べるような内歯車56と噛み合う。他方のシャフトのピニオン、例えば図1のシャフト72のピニオン76は、対向側の凹面の弓状ギアラック、すなわち図1のギアラック60と噛み合う。
回転ピストン22は、バイオーバルの空隙12を2つの作動チャンバ80および82にさらに分ける。図1において、回転ピストン装置は、内燃機関として概略的に示されている。したがって、入口弁84または86および出口弁88または90が各々の作動チャンバ80および82につきそれぞれ示されている。さらに、点火プラグまたは燃料噴射器98および98を有する燃焼チャンバ92または94が各々の作動チャンバ80および82それぞれとつながっている。弁および点火プラグまたは燃料噴射器を有する作動チャンバ80および82は、曲率の小さな半径の円弧14および16を通過する対称面に対して対称的に配置される。
隣接する密封レッジ100Aおよび100B、ならびに102Aおよび102Bの対が、大きな曲率半径の領域18および20それぞれに設けられる。密封レッジ100A、100Bならびに102Aおよび102Bは、それぞれ断面の大きな曲率半径の円弧18および20を通過する対称面に対して対称的である。
図7Aは、図7Aの回転ピストン22の外面の右側の小さな曲率半径r1から図7Aのこの外面の左側の大きな曲率半径r2の領域への遷移領域における位置の密封レッジ100Aおよび100Bを示している。密封レッジ100Aは、凹状の円筒型の内面を有し、
この曲率半は大きな曲率半径r2に等しい。密封レッジ100Bは、凹状の円筒型の内面を有し、この曲率半は小さな曲率半径r1に対応する。密封レッジ100Aの内面は、曲率半径r2の領域においてそれと相補的な回転ピストンの表面と密接に係合することが明らかであろう。回転ピストンの表面の曲率半径が小さい、すなわちr1である領域において、楔形のギャップ100Cが密封レッジ100Aの内面と回転ピストン22との間に形成される。密封レッジ100Bは、凹状の円筒型の内面を有し、この率半は小さな曲率半径r1に等しい。密封レッジ100Bの内面は、回転ピストン22の曲率半径r1の領域において、それと相補的な回転ピストン22の表面と密接に係合することが明らかであろう。回転ピストン22の表面の曲率半径が大きいすなわちr2の領域において、楔形のギャップ100D密封レッジ100Bと回転ピストン22との間に形成される。示された遷移領域において、双方の密封レッジが、内面のそれぞれの部分で、回転ピストンの外面と表面が接触することにより、表面対表面の密封が保証される。
図7Bは、同様の態様で、大きな曲率半径r2ら小さな曲率半径r1への遷移領域における密封を示している。密封レッジ100Aおよび100Bの対が、大きな曲率半径r2を有する回転ピストンの領域のみに、または小さな曲率半径r1を有する領域のみに係合するときに、密封レッジ100Aまたは密封レッジ100Bのいずれかがそれぞれの全体の内面との表面接触を保証する。
記載された装置は以下のように動作する。
回転ピストン22は図1において反時計方向に回転する。その際に、回転ピストン22は、シャフト70のまわりで回転し、大きな曲率半径の領域における空隙12の内壁に沿って低い速度で滑動する。このシャフト70の軸は、小さな曲率半径の円弧24の曲率中心を通過する。円弧24は、空隙12の断面の円弧18に接する回転ピストン22の外面の向いにおいて大きな曲率半径を有するの領域は、円弧20に対応する空隙12の内壁の領域と係合する。内壁のこの領域は、回転ピストンの外面の係合領域と同じ曲率の半径を有する。したがって、形状を調整された表面対表面の係合が存在する。回転ピストンのこの回転運動の間に、回転ピストンの外面のこの領域が、内壁の対応する領域に沿って滑動する。
これにより、作動チャンバ80の体積は増加し、一方で作動チャンバ82の体積は減少する。このプロセスの間に、シャフト70は比較的ゆっくりと回転され、一方でシャフト72は比較的速く回転される。
この動きは、図2のちょうど閉塞位置に達するまで続けられる。そして、回転ピストンの外面の領域は、円弧16に対応する空隙12の内壁の領域に位置する。これら双方の領域は、同曲率半径、すなわち小さな曲率半径を有する。大きな曲率半径を有する円弧32および34に対応する回転ピストンの外面の領域は、断面の円弧18および20それぞれに対応する空隙12の内壁の領域と係合する。これらの曲率半径やはり等しい。したがって、燃焼チャンバ90は別にして、作動チャンバ82の体積は0に減少し、一方で作動チャンバ80はその最大の体積を有する。そして、ピニオン76を有するシャフト72は、円弧40に対応する領域に、したがって、いわば弧の三角形の左下の「コーナ」に位置する。しかしながら、回転ピストン22は、瞬間回転軸としてシャフト70のまわりでさらに回転することはできない。
この位置は図2に示されている。
たとえば、内燃機関における燃焼チャンバ94中で燃料に点火することによって、または作動流体を作動チャンバ82に送ることによって行なわれ得るさらなる回転のために、瞬間回転軸は、シャフト72の軸移行」する。回転ピストン22は、反時計方向に、ただしシャフト72のまわりで回転し続けることができる。
さらなる動きの継続は新しい瞬間回転軸を基準にし、これは瞬間回転軸としてシャフト70を基準にして先述したものと同じである。
回転ピストン22が回転するときに連続的な動きの区域の領域が生じる。各々の動きの区域は、先述の閉塞位置のうちの1つから次の位置へと延在する。各々の動きの区域において、一方の作動チャンバ、たとえば80の体積は、0から最大値まで増加するが、他方の作動チャンバの体積は最大値から0へと減少する。次の動きの区域の間に、これは逆になる。すなわち、作動チャンバ82の体積は0(図2)から最大値まで増加し、一方で作動チャンバ80の体積は再び減少する(図3)。
図2の位置において、運動は明ではない。2つのシャフトの各々は、その軸瞬間回転軸を規定する可能性がある。たとえば作動チャンバ82に導入される作動流体によって、左側への力が回転ピストン22に及ぼされる場合に、この力は、瞬間回転軸のまわりでの回転の動きではなく、水平方向における横の動きをもたらす可能性がある。そうなれば、回転ピストン22は空隙12に押し込まれるであろう
この危険性は、図2の位置で回転速度規制手段を用いて、シャフト70の回転軸よりも遅いシャフト72の回転速度を一時的に強要することで回避することができる。そうすれば、回転ピストンがこのシャフト72のまわりで回転するように強制され、他方のシャフト70は、凹面の弓状のギアラックがピニオン74で転がって離れるのを許容にする。
これは図6に概略的に示されている。センサ140は、空隙12の回転ピストン22の位置を検出する。回転ピストンが閉塞位置に達したときにセンサは信号を送る。次に、センサからの信号が与えられる制御装置142は、装置144および146を駆動して、これによって、交互に、どの閉塞位置に達したかに応じて、回転速度は一時的なものとなり、短時間の間に、回転速度がシャフト70またはシャフト72それぞれにもたらされる。たとえば、低い回転速度がシャフト70にもたらされ、高い回転速度がシャフト72にもたらされるか、またはその逆も同様である。最も単純な場合において、これらの装置144および146はブレーキ装置であり得、このブレーキ装置は、閉塞位置において、シャフト70またはシャフト72上で短時間の間、交互に作動するようにされ、一方でそれぞれの他のシャフトはブレーキをかけていない状態にされる。
ピニオンの基準ピッチ円の半径は、開口36を規定する2次オーバルの小さな曲率半径に実質的に等しい。内歯車56が連続的に開口のオーバルに続いている場合に、ピニオンは回転ピストン22の閉塞位置において毎回補足される。「弧の三角形」の「コーナ」はピニオンの上を回転通過することができない。この理由で、凹面の弓状のギアラックは、小さな曲率半径の円弧38,40,42の領域において相互接続され、短い直線または凸面の弓状のアラック64,66または68それぞれによって相互接続されている。凸面の弓状ギアラック64,66および68は、内歯車56の回転およびこれによ回転ピストン22がその回転を続けることを許容する。これらは、各閉塞位置において、ピニオン74または76が先行するギアラック62,58または60それぞれと外れた直後に、凹面の弓状のギアラック58,60または62のうちの1つがピニオン74または76と係合するような寸法にされる。このようにして、各ピニオンは、凹面の弓状ギアラック64,66または68のうちの1つと連続的に係合する。短い凸面の弓状または直線のギアラックは、形状の適合を妨げることなく、さらに閉塞することなく、遷移を保証する。
図4は、空隙を有する回転ピストン装置を示しており、その断面は4次のオーバル106を示している。その断面が5次のオーバル110を示す回転ピストン108は、空隙108ガイドされる。また、ここでは回転ピストン108は開口112を有し、その形
状は5次のオーバル114を示している。回転ピストン108および開口の対称軸は一致する。開口は内歯車116を有する。内歯車116は2つのピニオン118および120と噛み合う。ピニオン118および120は、ハウジングに固定された2つのシャフト122および124にそれぞれ取付けられる。シャフト122および124の軸126および128は、それぞれ空隙104の対称軸において延在する。
回転ピストン108は、空隙を2つの作動チャンバ130および132にさらに分け、回転ピストンが回転するときに、交互に、そのうちの一方の体積が増加し、他方の体積が減少する。
動作サイクルは、図1から3の実施例の動作サイクルと同様である。回転ピストン108は、たとえば一方のシャフト122の軸126のまわりで閉塞位置まで回転する。そして、瞬間回転軸は、他方のシャフト124の軸128へ移行する。回転ピストンは、次の閉塞位置まで図4の反時計方向に回転し続ける。2つの連続的な閉塞位置の間の動きの経路、「動きの区域」である。各々の動きの区域において、作動チャンバ130の体積は0から最大値まで増加し、作動チャンバ132の体積は最大値から0に減少するか、またはその逆である。作動チャンバは常に、軸126および128を含む対称面の双方の側に位置する。これらは空隙のまわりで動かない。
図4において、弁および点火プラグまたは燃料噴射器は各々の作動チャンバについて(概略的に)示されている。
図4Aは、図4と同様の回転ピストン装置を示している。対応する要素は、これと同じ参照数字を有する。図4Aの回転ピストン装置の詳細は、図8および8Aに拡大された寸法で示されている。
図4Aの回転ピストン装置において、数字150は燃料噴射器を示している。燃料噴射器は燃焼チャンバに延在する。この燃焼チャンバは、注入される燃料が実質的に燃焼チャンバのみで燃焼るような寸法および形状にされる。そして、拡大する燃焼ガスのみが、拡大する作動チャンバに生じる。注入は、時間依存性であるか、または作動チャンバ130または132の体積の変化に適合する回転ピストンの回転に依存して定され得る。作動チャンバ内に火炎面は存在しない。拡大する作動チャンバにおける火炎面の伝播は、先行技術の回転ピストン装置における問題を提示している。
図8および8Aの実施例において、燃焼チャンバは、ハウジングの球状のカロット(縁なし帽)形状の凹部を含み、このハウジングは、作動チャンバに向かって先細になる円錐台状空間156と連絡する。空間156は挿入部158において形成され、この挿入部は、作動チャンバ130または132の壁のねじを切られた凹部にねじ込まれる。燃焼チャンバ152は、格子またはネット160によって閉じられる。燃料噴射器150は、その先端で丸くされた円錐で終了し、注入はこの円錐の表面のノズル開口部を通して行なわれる。
燃焼が実質的に燃焼チャンバ内で生じかつ作動チャンバにおける火炎面回避されるようにされた燃焼チャンバ内の燃料噴射器の上記構成は、たとえば往復内燃機関にも適用可能である。
図5は回転ピストン装置を示しており、その断面が7次オーバルを示す回転ピストンは空隙においてガイドされ、その断面は6次オーバルを示す。設定および動作は、オーバルの次数は別にして、図4の実施例と同様である。対応する要素は、図4と同じ参照数字によって示されるが、末尾に“A”付け加えられている。
2つのシャフトを有する回転ピストン装置の断面図であり、その断面が3次オーバルである回転ピストンは空隙においてガイドされ、その断面は2次オーバルである。 と同様の図であり、閉塞位置における回転ピストンを示す図である。 図2と同様の図であり、次の動作の区域の間の回転ピストンを示す図である。 2つのシャフトを有する回転ピストン装置の断面図であり、その断面が5次オーバルである回転ピストンは空隙においてガイドされ、その断面は4次オーバルである。 図4の配置の変形を示す図である。 2つのシャフトを有する回転ピストン装置の断面図であり、その断面が7次オーバルである回転ピストンは空隙においてガイドされ、その断面は6次オーバルである。 図1の回転ピストン装置で用いられる回転速度規制手段の概略図である。 図1から5に示された種類の回転ピストン装置で用いられる密封の概略的な拡大図であり、密封は、密封レッジと曲率の小さな半径を有する回転ピストンの表面部分との間で行なわれる図である。 図1から5に示された種類の回転ピストン装置で用いられる密封の概略的な拡大図であり、密封は、密封レッジと曲率の大きな半径を有する回転ピストンの表面部分との間でもたらされる図である。 図4Aの回転ピストン装置の詳細を拡大した規模で示す図である。 図8の詳細をさらに拡大した規模で示す図である。

Claims (6)

  1. 回転ピストン装置であって、
    空隙壁を有するプリズム状空隙(12)を規定するハウジング(10)を含み、前記プリズム状空隙の断面は交互の小と大の半径の円弧によって形成された空隙オーバルであり、前記空隙オーバルの次数は小と大の半径の円弧の対の第1の数によって定義され、
    前記交互の小と大の半径の円弧によって形成されるもう1つのオーバルの断面を有していて前記空隙内でガイドされて回転運動するための回転ピストン(22)をさらに含み、前記ピストンのオーバルの次数は前記小と大の半径の円弧の対の第2の数によって定義され、前記空隙のオーバルの次数は前記ピストンのオーバルの次数より1だけ小さく、
    前記回転ピストンは運動の連続的な区域において1つの閉塞位置から次の閉塞位置へ動き、各閉塞位置において前記回転ピストンの一対の小と大の半径の円弧が前記空隙の一対の小と大の半径の円弧にそれぞれ係合し、
    前記回転ピストンは、前記運動の連続的な区域の間に、2つの異なる軸(70、72)に関して交互に一方の周りで同じ回転方向に回転し、
    前記軸は前記空隙に関して前記大きな半径の円弧の曲率中心にあり、前記運動の各区域において前記回転ピストンの1つの大きな半径の円弧は前記空隙の大きな半径の円弧に沿って摺動し、前記回転ピストンの小さな半径の円弧は前記空隙の対向する大きな半径の円弧に係合し、
    前記2つの軸の周りの回転運動を伝える伝達手段をさらに含み、前記回転ピストンが1つの閉塞位置に到たるときに前記運動の前の区域の間に前記ピストンの大きな半径の円弧が摺動的にガイドされる前記空隙の関連する大きな半径の円弧が存在し、
    前記回転ピストンが前記閉塞位置の1つに到達したときに、前記関連する大きな半径の曲率中心に位置する前記軸のその1つの周りにおいて他方の軸の周りに比べて前記回転ピストンの回転運動の減少された回転速度を一時的に与える手段(142、144、146)をさらに含むことを特徴とする回転ピストン装置。
  2. 前記減少された回転速度を与える手段は前記減少された回転速度を強制する手段を含むことを特徴とする請求項1に記載の回転ピストン装置。
  3. 前記減少された回転速を与える手段は、前記関連する大きな半径の曲率中心に位置している前記軸の周りで前記回転ピストンの前記回転速度にブレーキをかける手段を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の回転ピストン装置。
  4. 前記空隙壁と前記回転ピストンとの間に可変容積の複数の作動チャンバが形成され、前記作動チャンバ間をシールするためにシール面を有する複数の密封レッジ(100A、100B)をさらに含み、前記シール面の1つの曲率半径は前記小さな半径の円弧に等しく、前記シール面のもう1つの曲率半径は前記大きな半径の円弧に等しいことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の回転ピストン装置。
  5. 前記密封レッジは前記空隙壁内に保持されていて、前記シール面は凹型であることを特徴とする、請求項4に記載の回転ピストン装置。
  6. 前記密封レッジは個別の隣接する対として設けられ、その一方は前記小さな半径の円弧に等しい曲率を有し、他方は前記大きな半径の円弧に等しい曲率を有していることを特徴とする請求項4または5に記載の回転ピストン装置。
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