JP4464658B2 - 切換弁及び浄水器 - Google Patents
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Description
図9は、浄水器50を上面から見た横断面図である。
この浄水器50は、水道の蛇口8に接続される切換弁5を備えており、切換弁5には各吐水モードに対応した3個の弁穴10が設けられている。各弁穴10の上流側には弁体としてのボール9が載置され、蛇口8から流入する水の水圧によりボール等の弁体9が弁穴10を閉じる。また各弁体9には、水平方向に延びる操作ボタン7がそれぞれ対向配置されており、当該操作ボタン7を弁体9から離間する方向に付勢するバネ31の付勢力に抗して所望の操作ボタン7を水平方向に押圧することで、弁体9を押して弁穴10を開いて吐水モードを選択することができる。
このように、操作ボタン7を選択して押圧することで、蛇口8から取り入れる原水を前記吐水モードに切換が可能な切換弁5が考案され用いられている。
ボタン7を切換弁5の前面で使用者側正面に、水平方向に稼動するように配置したため、ボタン7の奥行き長さとボタン7の移動ストロ−ク及びボタン7の解除機構の長さが切換弁接続中心から水平方向かつ使用者側に出っ張りとなって生じ、そのため、その部分が邪魔して浄水器の真下が見えづらくなり、また、食器等が当たりやすく、利便性の面で問題があった。また、蛇口8は略水平面に沿って移動(回転)可能な構成であることが多いため、ボタン7を水平方向に稼動するように配置すると、稼動の際、指で力をかけた方向に蛇口8が安易に動いてしまい使いずらく、また力を強くかけ過ぎた場合は、切換弁5の蛇口8への接続が回動ねじ固定を利用しているため、ねじ部が回動して蛇口8から緩み水漏れを発生してしまう虞があり、操作面での安定性に問題があった。
この時、使用者が誤って、ボタン7を押し込んで係合が外れた瞬間にボタン7を押し込むのを止めて手を離してしまうと、そのボタン7は押し込む前の元の状態となり、すなわち、全てのボタン7が押し込み前の状態となってしまい、全ての弁穴10が塞がれた全止水状態となるものであった。
また、本発明の別の目的は、ボタン式でありながらコンパクトに構成でき、安定して操作が可能で、利便性、操作性に優れた切換弁及びこれを備えた浄水器を提供することである。
本発明の切換弁は、複数の流路を、各流路の吐水状態に対応するボタンの押し込み操作により選択的に切り換える切換弁であって、前記ボタンのいずれもが押し込まれないときに、前記複数の流路の少なくとも一つで吐水が行われる全止水防止機構が設けられていることを特徴とするものである。
全止水防止機構の一例として、例えば、第1、第2の流路のそれぞれに、開放されたときに吐水が行われる第1、第2の弁穴と、前記第1、第2の弁穴を開閉する第1、第2の弁体と、前記第1、第2の流路の吐水状態を選択する第1、第2のボタンとを有し、前記第1のボタンが押し込まれたときに、前記第1の弁体が移動して前記第1の弁穴を開放するとともに、前記第2の弁体により前記第2の弁穴を閉塞させ、且つ前記第1のボタンが押し込まれていないときに、前記第1の弁体により前記第1の弁穴を閉塞させるとともに、前記第2の弁体による前記第2の弁穴の閉塞を解除する構成を採用できる。
この場合、第1のボタンの押し込みが解除されることで第2の弁穴が開放されて第2の流路から吐水を行うことができる。すなわち、第2のボタンの押し込み状態に拘わらず、第1のボタンを押し込んだときに第1の流路の吐水状態を選択でき、第1のボタンの押し込みを解除したときに第2の流路の吐水状態を選択することができる。
この場合、ボタンの長さ、移動ストローク等が使用者側の出っ張りとして影響を与えないので、コンパクト化に寄与し、また蛇口の下方の視認性を阻害したり、食器に接触しやすい等、利便性を阻害することも回避できる。また、ボタンを押し込む際の力が下方向に作用するため、蛇口が回転(移動)したり、蛇口への接続に回動ねじ固定を用いている場合でもねじ部を回動させることがなく、利便性、操作性を向上させることができる。
従って、本発明では、部材の破壊や寿命早期化、蛇口との接続部からの水漏れ等の不具合が生じず安全性、利便性、操作性に優れた浄水器を得ることができる。
図1は本発明の切換弁を備えた浄水器の一実施形態例である蛇口直結型の浄水器1の平面図であって、アダプタ3と固定リング4により水道の蛇口8に接続される蛇口接続口2が形成された切換弁5と、内部に活性炭、中空糸膜等の図示略の濾過材が収納され、蛇口8から供給された水を濾過し浄水化するための浄水カートリッジ6を具備して概略構成されている。図2は、図1の浄水器1の正面図であって、この例の浄水器1は、この浄水器1からの吐水状態を、蛇口8からの水を濾過して吐水する「浄水(第1の吐水状態)」と、濾過せずシャワー状に吐水する「シャワー(第2の吐水状態)」と、濾過せずにストレート状に吐水する「ストレート(第1の吐水状態)」の3種類(複数)の吐水状態から選択して切り換え可能なものであり、符号41はその浄水出口であって、符号42は(原水)シャワ−出口であって、符号43は(原水)ストレ−ト出口である。切換弁5の前側上面には、下方向(図1中、紙面奥側)に押し込み操作可能で、横にほぼ一列に配列された、切換操作部となる三つのボタン、浄水用ボタン(第1のボタン)7a、シャワー用ボタン(第2のボタン)7b、ストレ−ト用ボタン(第1のボタン)7c、を具備している。
図3は、浄水用ボタン7a選択時の切換弁5の上面から見た横断面図であり、図4は、浄水用ボタン7aを選択して押し操作した際の切換弁5内浄水部の機構の動きを右側面から見た縦断面図である。尚、ストレ−ト用ボタン7cに関連した機構、及びその動きの図示は浄水用ボタン7aのものと同様のため省略する。
なお、図4では、浄水用ボタン7aの例を用いて説明するが、ストレート用ボタン7cの場合も同様の動作をする。
すなわち、ボタン7aまたは7cを押し込むことで、これらのボタン7a、7cに対応する弁穴14または16が開放される。
一方、シャワ−用ボタン7bが押し込まれていても、押し込まれていなくても、シャワ−用弁体移動部材12が浄水用弁体移動部材11およびストレ−ト用弁体移動部材13からの当接部30による位置規制を受けないため、バネ28bの付勢力によって操作者側へ動いて保持されており、弁体20bを上に押し付けていた軸22bが移動して弁体20bの下方からずれているため、弁体20bが下降してシャワ−用弁穴15が開放され、水路を開いている(図5(a)に示す状態)。
また、明るさを変えてより認識しやすくするために、発光体を一部に併用して構成することがより好ましく、さらに、低コストを重視するならば単色点灯のLEDを用いるのが好ましく、より認識性を高め、デザイン性を上げ品位を増すのであれば、複数色同時点灯のLEDを用いるとより好ましい。
Claims (4)
- 複数の流路を、各流路の吐水状態に対応するボタンの押し込み操作により選択的に切り換える切換弁であって、
各吐水状態に対応して前記ボタンが一つずつ設けられるとともに、各吐水状態に対応した弁穴と該弁穴を開閉するための弁体がそれぞれ一つずつ配され、かつ、前記ボタンのいずれもが押し込まれないときに、前記複数の流路の少なくとも一つで吐水が行われる全止水防止機構が設けられていることを特徴とする切換弁。 - 前記流路の一つは、その流路に対応する以外のボタンが押し込まれたときに閉塞され、その流路に対応する以外のボタンが押し込まれていないときに開放され、それ以外の流路は、各々の流路に対応するボタンが押し込まれたときに開放される全止水防止機構を有することを特徴とする請求項1に記載の切換弁。
- 前記ボタンは、一つのボタンを押し込む操作により、他のボタンの押し込み状態を解除することを特徴とする請求項1に記載の切換弁。
- 蛇口に着脱自在に取り付けられ、請求項1から3のいずれかに記載の切換弁を備えることを特徴とする浄水器。
以上
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Applications Claiming Priority (1)
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| JP2003381076A JP4464658B2 (ja) | 2003-11-11 | 2003-11-11 | 切換弁及び浄水器 |
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