JP4464706B2 - Power take-off gear case - Google Patents
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Description
本発明は、ギアケースに収納するギアを回転自在に支持するテーパローラ型の軸受に加える予圧を管理するための技術に関する。 The present invention relates to a technique for managing a preload applied to a tapered roller type bearing that rotatably supports a gear housed in a gear case.
従来、クローラ式走行装置により走行する車両において、エンジンからの動力をトランスミッションにおいて変速した後、差動装置に入力し、左右出力軸に伝達して直進走行を行うとともに、ステアリングハンドルの操作により旋回用HSTを駆動させ、該旋回用HSTからの駆動力を該差動装置に入力して左右の出力軸に回転数差を生じさせて旋回走行をさせる技術が公知となっている(例えば、特許文献1参照。)。 Conventionally, in a vehicle traveling on a crawler type traveling device, the power from the engine is shifted in the transmission, then input to the differential device and transmitted to the left and right output shafts for straight traveling, and for turning by operating the steering handle A technique for driving a HST and inputting a driving force from the turning HST to the differential device to cause a difference in rotational speed between the left and right output shafts so as to turn is known (for example, Patent Documents). 1).
上記旋回用HSTの油圧ポンプがトランスミッションの側方に配設され、トランスミッションにおいて変速された後の動力が油圧ポンプに連設されたギアケースを介して油圧ポンプに伝達される場合や、その他の外部に動力を取り出すためにギアケースを設ける場合等において、このギアケースにはその内部に収納するギアと軸との間にテーパローラ型の軸受を配設し、予圧を付加することにより、負荷に対する剛性を高めて軸振れを防止し、位置決め精度が高くなるようにして、ギアを軸に回転自在に支持するように構成されていた。しかし、過大に予圧を加えると寿命の低下、異常発熱、回転トルクの増大等を招くので、軸受に加える予圧を調節するようにしている。従来では予圧を調節する手段がギアケース内に収納されるように構成されていたため、ギアケース内にギアなどを仕組んだ後には、予圧を調節することができなかった。さらに、再び予圧の調節を行う場合には、ギアケースを分解して作業する必要があり、組立性が悪くメンテナンスもやり難かった。 The turning HST hydraulic pump is disposed on the side of the transmission, and the power after being shifted in the transmission is transmitted to the hydraulic pump through a gear case connected to the hydraulic pump, or other external When a gear case is provided in order to extract power, etc., this gear case is provided with a tapered roller type bearing between the gear housed in the gear case and a shaft, and a preload is applied to provide rigidity against the load. The shaft is prevented from being shaken to increase the positioning accuracy, and the gear is rotatably supported on the shaft. However, excessive application of preload causes a decrease in life, abnormal heat generation, an increase in rotational torque, and the like, so the preload applied to the bearing is adjusted. Conventionally, since the means for adjusting the preload is configured to be housed in the gear case, the preload cannot be adjusted after the gear or the like is assembled in the gear case. Furthermore, when adjusting the preload again, it is necessary to disassemble the gear case and work, which makes the assembly difficult and difficult to maintain.
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。 The problem to be solved by the present invention is as described above. Next, means for solving the problem will be described.
請求項1においては、クラッチハウジング(22)の側面に動力取出用の開口部を設け、該開口部を閉じるように動力取出用ギアケース(150)を取付け、該ギアケース(150)は旋回用HSTの油圧ポンプ(67)の前部に固設し、該ギアケース(150)の機体側端部をクラッチハウジング(22)にボルト固定し内部を連通し、該ギアケース(150)内には、該クラッチハウジング(22)内の主変速軸(60)に固設した出力用ギア(63)からの動力を、該油圧ポンプ(67)の入力軸(67a)に伝達する為の、左右の中間ギア(65)とギア(66)を互いに噛合して収納支持し、該三枚のギア(63・65・66)のうち、該主変速軸(60)と入力軸(67a)の間の中間ギア(65)を支持する中間軸(64)は、ギアケース(150)の中心部を貫通する貫通孔(150a)を前後方向に開口し、該貫通孔(150a)に挿通して支持し、前記中間軸(64)は、後側の軸端(64a)側に設けた平面を、該ギアケース(150)の一部に形成した平面に当接させ回り止めとし、該中間軸(64)上に、前後のテーパローラ型の軸受(153・154)を介して中間ギア(65)を回転自在に支持し、該中間軸(64)の油圧ポンプ(67)と逆の前側の軸端(64b)を、該ギアケース(150)より前方外側に突出し、外周にネジ部を形成し、座金(156)を介してロックナット(152)を螺装し、前記中間軸(64)の前後中途部には、該ギアケース(150)内において、スペーサ(151)と後側軸端(64a)との間に、前側軸受(153)、カラー(155)、後側軸受(154)を嵌合し、該前側軸受(153)の内輪(153a)の前端がスペーサ(151)に当接され、後側軸受(154)の内輪(154a)の後端を後側軸端(64a)に当接し、該ギアケース(150)の外側における、該ロックナット(152)の締付けにより、中間軸(64)をギアケース(150)と固定すると共に、該スペーサ(151)を位置決め固定し、前記テーパローラ型の軸受(153・154)の予圧を調整可能とした動力取出用ギアケースである。
In
請求項2においては、請求項1記載の動力取出用ギアケースにおいて、前記ロックナット(152)をキャップ(160)で覆うようにしたものである。 According to a second aspect of the present invention, in the power take-off gear case according to the first aspect, the lock nut (152) is covered with a cap (160) .
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。 As effects of the present invention, the following effects can be obtained.
請求項1においては、ロックナットでギアケースの外側から軸受に予圧を加えて調節することができる。よって、組立作業時において、ギアケース内にギアを仕組んだ後でも、軸受の予圧の調節を行うことができるので、組立作業が容易なものとなる。さらに、ギアケースを分割する必要がないので、ギアケースの小型化及び軽量化を図ることができる。また、メンテナンス時においても、ギアケースを機体から取り外すことなく予圧の管理を行うことができるため、メンテナンス性が向上する。 In the first aspect, the bearing can be adjusted by applying a preload to the bearing from the outside of the gear case with a lock nut. Therefore, since the preload of the bearing can be adjusted even after the gear is assembled in the gear case during the assembly operation, the assembly operation is facilitated. Furthermore, since it is not necessary to divide the gear case, the gear case can be reduced in size and weight. Also, during maintenance, the preload can be managed without removing the gear case from the airframe, so that maintainability is improved.
また、ギアケースに軸を固定するための部材が不要となり、部品点数を削減できる。 In addition, a member for fixing the shaft to the gear case becomes unnecessary, and the number of parts can be reduced.
請求項2においては、ナットを外部の泥水などから保護できる。
In
次に、発明の実施の形態を説明する。 Next, embodiments of the invention will be described.
図1は本発明の一実施例に係るトラクタの全体的な構成を示した斜視図、図2は同じく側面図、図3は駆動伝達経路を示すスケルトン図、図4はクラッチハウジングの側面断面図、図5はミッションケースの側面断面図、図6はギアケースの平面断面図、図7は軸受の予圧機構を示す断面図、図8はロックナットをカバーで被覆した状態を示す図である。 1 is a perspective view showing the overall configuration of a tractor according to an embodiment of the present invention, FIG. 2 is a side view of the same, FIG. 3 is a skeleton view showing a drive transmission path, and FIG. 4 is a side sectional view of a clutch housing. 5 is a side sectional view of the transmission case, FIG. 6 is a sectional plan view of the gear case, FIG. 7 is a sectional view showing a bearing preload mechanism, and FIG. 8 is a view showing a state where a lock nut is covered with a cover.
まず、本発明の一実施例に係る動力伝達機構を採用したクローラトラクタの概略構成について、図1及び図2を用いて説明する。クローラ式走行装置1の前部上方にエンジン3が配置され、後部上にミッションケース23が配置されている。エンジン3は左右下方のメインフレーム6・6間に固設され、ボンネット4で覆われている。該ボンネット4の後方にはダッシュボード2が設けられており、該ダッシュボード2内にステアリングコラムが設けられ、該ステアリングコラムに支持されたハンドル軸の上端に操向操作を行う丸型のステアリングハンドル7が配置されている。また、該ダッシュボード2には、機体の前後進を切り換えるためのリバーサレバー121が側方から突出するように配設されている。ステアリングハンドル7の後方にはシート8が配設され、該シート8の近傍に主変速レバー122や副変速レバー123やPTO変速レバー124が配設されている。そして、ダッシュボード2とシート8との間の下方にステップ18が配置されて、運転部が構成されている。また、機体後端部には、各種作業機を装着するための三点リンク式の装着装置10が設けられている。
First, a schematic configuration of a crawler tractor employing a power transmission mechanism according to an embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. 1 and 2. The engine 3 is arranged above the front part of the crawler
前記クローラ式走行装置1においては、トラックフレーム15の前端部にフロントアクスルケース25が固設され、該フロントアクスルケース25に支持された駆動軸118に駆動スプロケット11が支持されている。一方、トラックフレーム15の後端部にはアイドラ(従動スプロケット)12が回転自在に支持されている。そして、前記駆動スプロケット11とアイドラ12との間においてトラックフレームに転輪13・13・・・が回転自在に支持され、駆動スプロケット11とアイドラ12と転輪13・13・・・の周囲がクローラベルト14で巻回されている。
In the crawler
次に、クローラトラクタの駆動伝達系について、図3、図4、図5、図6を用いて説明する。前記エンジン3の後方にはフライホイールケース21を介して前後進切換装置30や主変速装置50などを収納したクラッチハウジング22が配設され、該クラッチハウジング22の後方に副変速装置70やPTO変速装置40などを収納したミッションケース23が配置され、該ミッションケース23の後面はリアケース24により閉じられている。そして、エンジン3からの動力が、主変速装置50で変速された後に副変速装置70で変速され、駆動スプロケット11に伝達可能とされるとともに、PTO伝達軸42からPTO変速装置40を介してPTO軸動力伝達可能に構成されている。
Next, the drive transmission system of the crawler tractor will be described with reference to FIGS. 3, 4, 5, and 6. FIG. A
また、エンジン3の下方には差動装置100を収納したフロントアクスルケース25が配置され、トラックフレーム15の前端部に支持されている。該フロントアクスルケース25の前面には固定容量型の油圧モータ68が付設されており、該油圧モータ68とクラッチハウジング22側面に付設された可変容量型の油圧ポンプ67とからなる旋回用HSTが構成されている。該旋回用HSTは、油圧ポンプ67の可動斜板が変速アームを介してステアリングハンドル7に連係されて、ステアリングハンドル7の操作量に応じて油圧ポンプ67からの吐出量が調整され、該油圧ポンプ67の吐出量に応じて油圧モータ68の出力軸68aが回転数と回転方向を変更して駆動されるようになっている。そして、該旋回用HSTの出力と前記副変速装置70からの出力とが差動装置100で合成されて、左右の駆動軸118を介して駆動スプロケット11に伝えられ、旋回用HSTの出力が停止状態では直進状態となり、旋回用HSTの出力が左右の駆動軸118に伝えられると旋回するようになっている。こうして、駆動スプロケット11が回転駆動されると、クローラベルト14が回転され、クローラ式走行装置1が駆動するように構成されている。
A
続いて、動力伝達機構の具体的構成を説明する。前記エンジン3の出力軸3aは後方に突出され、該出力軸3aにクラッチハウジング22に軸支された主軸31がフライホイール27及びダンパー28を介して連結され、該主軸31上に正転側ギア32と逆転側ギア33が遊嵌されている。該正転側ギア32と主軸31との間には前進側の油圧クラッチ34が、逆転側ギア33と主軸31との間に後進側の油圧クラッチ35がそれぞれ配設されている。この二つの油圧クラッチ34・35は前記リバーサレバー121と連係された油圧制御弁の切換によって断接されるように構成されており、リバーサレバー121の操作により油圧制御弁が切り換えられると、前進側の油圧クラッチ34又は後進側の油圧クラッチ35のいずれか一方が接続され、正転側ギア32又は逆転側ギア33のいずれか一方に主軸31から動力が伝達されるようになっている。ただし、リバーサレバー121がニュートラル位置の場合は、主軸31からの動力は正転側ギア32及び逆転側ギア33には伝達されない。
Next, a specific configuration of the power transmission mechanism will be described. The
前記正転側ギア32は、主軸31と平行に配設された伝達軸36に固設されたギア37と噛合されるとともに、後方に延出される主軸31に遊転可能に外嵌されたパイプ状の主変速入力軸55に相対回転不能に連結されている。逆転側ギア33は、カウンタ軸に固設されたカウンタギア39に噛合され、該カウンタギア39が伝達軸36に固設されたギア38に噛合されている。こうして、前後進切換装置30が構成され、前進側の油圧クラッチ34が接続されたときには、主軸31からの動力が正転側ギア32を介して主変速入力軸55に伝達されて、主変速軸が正転方向に回転される。逆に、後進側の油圧クラッチ35が接続されたときには、主軸31からの動力が逆転側ギア33からカウンタギア39及びギア38を介して伝達軸36に伝達され、該伝達軸36からギア37及び正転側ギア32を介して主変速入力軸55に動力が伝達されて、主変速入力軸55が逆転方向に回転される。
The forward
前記主軸31は機体後方へと延設されており、該主軸31の後端にPTOクラッチ41を介してミッションケース23に支持されたPTO伝達軸42が同心軸上に連結されている。そして、該PTO伝達軸42の後端にPTO入力軸43が同心軸上に相対回転不能に連結され、PTOクラッチ41の出力がPTO伝達軸42を介してPTO入力軸43に伝えられるようになっている。該PTO入力軸43には第一入力ギア44と第二入力ギア45とが固設され、この二つのギア44・45にPTO軸46に遊嵌された第一出力ギア47と第二出力ギア48にそれぞれ噛合されている。PTO軸46はミッションケース23に及びリアケース24に支持され、リアケース24から機体後方に突出されている。
The
そして、前記第一出力ギア47と前記第二出力ギア48とに挟まれた位置において、PTO軸46にクラッチハブを介してクラッチスライダ49が該PTO軸46に対して相対回転不能かつ軸方向摺動自在に嵌合されている。該クラッチスライダ49は適宜のリンク機構を介して、PTO変速レバー124に連係されている。
Then, at a position sandwiched between the first output gear 47 and the second output gear 48, the
さらに、前記第一出力ギア47及び前記第二出力ギア48に、クラッチスライダ49に係合可能な爪部が形成されて、前記PTO変速レバー124を操作することによりクラッチスライダ49が軸方向に摺動して、二つの出力ギア47・48のいずれか一方に係合するように構成されている。こうして、二段階の変速を可能としたPTO変速装置40が構成され、PTO入力軸43の動力がPTO軸46上の出力ギア47・48のうちのいずれか一方の出力ギアに出力されて、該出力ギア47又は出力ギア48から主変速入力軸55の変速後の動力がPTO軸46に出力されるようになっている。
Further, the first output gear 47 and the second output gear 48 are formed with claws that can be engaged with the
また、前記主変速入力軸55には第一入力ギア51と第二入力ギア52、第三入力ギア53、第四入力ギア54が固設又は形設され、これらの入力ギア51・52・53・54に主変速軸60に遊嵌された第一出力ギア56、第二出力ギア57、第三出力ギア58、第四出力ギア59がそれぞれ噛合されている。そして、第一出力ギア56と第二出力ギア57とに挟まれた位置及び第三出力ギア58と第四出力ギア59とに挟まれた位置において、主変速軸60上にクラッチハブを介してそれぞれクラッチスライダ61・62が該主変速軸60に対して相対回転不能且つ軸方向摺動自在に嵌合されている。クラッチスライダ61・62は適宜のリンク機構を介して主変速レバー122に連係されている。
A
また、前記第一出力ギア56、第二出力ギア57、第三出力ギア58、第四出力ギア59にはそれぞれクラッチスライダ61・62に係合可能な爪部が形成され、主変速レバー122の操作によりクラッチスライダ61・62が軸方向に摺動して、第一出力ギア56、第二出力ギア57、第三出力ギア58、第四出力ギア59のうち、いずれか一つの出力ギアの爪部と係合するように構成されている。こうして、四段階の変速を可能とした主変速装置50が構成され、主変速入力軸55の動力が主変速軸60上の出力ギア56・57・58・59のうち、いずれか一つの出力ギアに出力されて、該出力ギアより主変速入力軸55の変速後の動力が主変速軸60に出力されるようになっている。
The
前記主変速軸60の前端にはギア63が固設され、該ギア63に後述するギアケース150内で中間軸64に支持された中間ギア65が噛合されている。そして。該中間ギア65に前記旋回用HSTの油圧ポンプ67の入力軸67aに固設されたギア66が噛合されて、主変速軸60の動力が油圧ポンプ67の入力軸67aに入力されるようになっている。こうして、主変速後回転数に比例して油圧ポンプ67が駆動されるようになっている。
A
一方、前記主変速軸60の後端部には、ミッションケース23に支持された副変速入力軸74が同心軸上に相対回転不能に連結されている。該副変速入力軸74には第一入力ギア71、第二入力ギア72、第三入力ギア73が固設又は形設され、これらの入力ギア71・72・73に副変速入力軸74と平行に支持された副変速軸75に遊嵌した第一出力ギア76、第二出力ギア77、第三出力ギア78がそれぞれ噛合されている。そして、第一出力ギア76と第二出力ギア77とに挟まれた位置及び第二出力ギア77と第三出力ギア78とに挟まれた位置において、副変速軸75にクラッチハブを介してそれぞれクラッチスライダ79・80が該副変速軸75に対して相対回転不能かつ軸方向摺動自在に嵌合されている。クラッチスライダ79・80は適宜のリンク機構を介して副変速レバー123に連係されている。
On the other hand, an auxiliary
また、前記第一出力ギア76、第二出力ギア77、第三出力ギア78にはクラッチスライダ79・80に係合可能な爪部が形成され、副変速レバー123の操作によりクラッチスライダ79・80が軸方向に摺動して、第一出力ギア76、第二出力ギア77、第三出力ギア78のうち、いずれか一つの出力ギアの爪部と係合するように構成されている。こうして、三段階の変速を可能とした副変速装置70が構成され、副変速入力軸74の動力が副変速軸75上の出力ギア76・77・78のうち、いずれか一つの出力ギアに出力されて、該出力ギアより副変速入力軸74の変速後の動力が副変速軸75に出力されるようになっている。
The
前記副変速軸75の後端にはベベルギア81が固設され、該ベベルギア81に出力軸82に固設されたベベルギア83が噛合されている。そして、該出力軸82にブレーキ装置84が配設されている。
A
一方、前記副変速軸75の前端にはギア85が固設され、該ギア85に出力軸86に固設されたギア87が噛合されている。該出力軸86はミッションケース23下部に形成された動力取出部23aから機体前方に突出され、ミッションケース23前方に配置されたギアケース90に支持された入力軸91に同心軸上に相対回転不能に連結されている。そして、ギアケース90内において、入力軸91に形設された入力ギア92にカウンタ軸93上のギア94が噛合され、該ギア94に出力軸95に形設された出力ギア96が噛合されている。該出力軸95はギアケース90前面下部から機体前方に突出されて、動力伝達軸97と同心軸上に相対回転不能に連結され、該動力伝達軸97の他端がフロントアクスルケース25から後方に突出された入力軸101に同心軸上で相対回転不能に連結されている。
On the other hand, a
前記動力伝達軸97を介してミッションケース23の出力軸86に連結された入力軸101の他端には、図3に示すように、フロントアクスルケース25内においてベベルギア102が固設され、該ベベルギア102に左右に配置される遊星歯車機構からなる差動装置100のサンギア軸103に固設されたベベルギア104が噛合されている。なお、図3において略左右対称に構成されるため進行方向右側は省略している。
As shown in FIG. 3, a
また、前記フロントアクスルケース25の前面には旋回用HSTの油圧モータ68が付設されており、該油圧モータ68の出力軸68aが後方に延設されてフロントアクスルケース25内に突出されている。該出力軸68aの後端にはベベルギア105が固設され、該ベベルギア105に左右の旋回逆転軸106・106に固設されたベベルギア107・107が噛合されて、左右に逆回転の動力が伝達されるように構成されている。そして、各旋回逆転軸106の他端にギア108が固設され、該ギア108を介してベベルギア107からの回転が左右の遊星歯車機構110に出力されるようになっている。
Further, a turning HST
前記遊星歯車機構110は、サンギア111、プラネタリギア112、キャリア113、出力ギア114などから構成されている。サンギア111は前記サンギア軸103に固設されており、該サンギア111にプラネタリギア112の二つのギア112a・112bのうちの一方のギア112aが噛合され、他方のギア112bが出力軸115に固設された出力ギア114に噛合されている。また、サンギア軸103(出力軸115)の外周上を回転するように、キャリア113がサンギア軸103に遊嵌され、該キャリア113から突設された軸に前記プラネタリギア112が回転自在に支持されている。さらに、該キャリア113にギア116が形設され、該ギア116に前記ベベルギア107を固設する旋回逆転軸106に固設されたギア108が噛合されている。
The
前記遊星歯車機構110の出力軸115の他側には入力ギア117が固設され、該入力ギア116に駆動軸118の一端に固設された出力ギア119が噛合されている。そして、フロントアクスルケース25から機体左右方向に突出された駆動軸118の先端に、ハブを介して前記駆動スプロケット11が固設されている。
An
このように構成することにより、エンジン3からの動力は、クラッチハウジングの主変速装置で変速された後、ミッションケース23の副変速装置70と旋回用HSTとを介して、フロントアクスルケース25の差動装置100に入力される。そして、該差動装置100の遊星歯車機構110において、前記ステアリングハンドル7による操作が中立位置を維持している場合には、前記旋回用HSTの油圧モータ68の出力軸68aは回転駆動されないので、該出力軸68aに固設されたベベルギア105は回転せずに固定される。これにより、旋回逆転軸106・106上にそれぞれ固設されたベベルギア107・107及びギア108・108も回転せずに固定されるので、該ギア108・108に噛合するギア116を固設した左右のキャリア113・113にブレーキ作用が発生し、キャリア113・113はサンギア軸103上で回転することなく略固定状態に維持される。よって、サンギア111の回転のみが固定されたキャリア113に回転自在に軸支されるプラネタリギア112と出力ギア114を介して出力軸115に出力されることとなる。つまり、前記ステアリングハンドル7が中立位置を保持している場合には、エンジン3からは副変速装置70を介した出力のみが遊星歯車機構110に入力されるため、左右の出力軸115(駆動スプロケット11・11)が同方向且つ同回転数で回転駆動されて、機体が直進するようになる。
With this configuration, the power from the engine 3 is changed by the main transmission of the clutch housing, and then the difference between the
一方、ステアリングハンドル7の左右旋回操作時には、ステアリングハンドル7の操作量に応じて前記旋回用HSTの油圧ポンプ67の吐出量が調整され、これに従って油圧モータ68の出力軸68aが回転駆動される。該出力軸68aの動力はベベルギア105を介して左右の旋回逆転軸106に固設されたベベルギア107・107に出力され、左右の旋回逆転軸106・106が互いに逆回転且つ同回転数で回転駆動される。これにより、旋回逆転軸106・106上のギア108・108に噛合する左右のキャリア113・113が逆回転且つ同回転数でサンギア軸103の外周上を回転され、キャリア113・113と一体となって前記プラネタリアギア112・112もサンギア軸103の外周上を逆回転且つ同回転数で回転される。ここで、前記プラネタリアギア112・112のキャリア113・113に対する回転方向と、該プラネタリアギア112・112のサンギア軸103に対する回転方向が逆方向であれば、出力ギア114・114の回転数が加算され、同方向であれば出力ギア114・114の回転数が減算されて、出力ギア114・114の回転が出力軸115に出力される。つまり、ステアリングハンドル7の左右旋回操作時には、エンジン3からの主変速装置50で変速された後の副変速装置70を介する出力と、旋回用HSTを介する出力とが遊星歯車機構110で合成されるため、左右の出力軸115・115(駆動スプロケット11・11)が回転差をもって回転駆動され、機体が左方向又は右方向に旋回するようになる。
On the other hand, when the steering handle 7 is turned left and right, the discharge amount of the
次に、前記ギアケース150について、図6と図7を用いて説明する。前記クラッチハウジング22の側面に動力取出用の開口部が設けられ、該開口部を閉じるようにギアケース150が取り付けられる。該ギアケース150は旋回用HSTの油圧ポンプ67前部に固設され、その内側(機体側)端部がクラッチハウジング22にボルトなどで固定されて内部が連通されている。ギアケース150内にはクラッチハウジング22内の出力用のギア63からの動力を油圧ポンプ67の入力軸67aに伝達するために、左右にギア65・66が収納支持されて互いに噛合されている。これらのギア63・65・66のうち、出力軸となる主変速軸60と入力軸67aの中間に位置する中間ギア65は中心部を貫通するように貫通孔150aが前後方向に開口されている。そして、貫通孔150aにギアケース150に支持された中間軸64が挿通されて、該中間軸64に前後のテーパローラ型の軸受153・154を介して中間ギア65が回転自在に支持されている。
Next, the
前記中間軸64はその一端、本実施例では後側の軸端64aの断面形状が、例えば「D」形状や多角形状に形成されて、該軸端64aの側平面がギアケース150の一部に形成した平面に当接して、回り止めされている。一方、中間軸64の他端、つまり油圧ポンプ67と反対側の前側の軸端64bはギアケース150より前方(外側)に突出されて、その外周にネジ部が形成されて、ロックナット152を螺装できるようになっている。
The
前記中間軸64の前後中途部には、ギアケース150の内において、スペーサ151と後側軸端64aとの間にテーパローラ型の軸受153、カラー155、軸受154と嵌合され、前側軸受153の内輪153aの前端がスペーサ151に当接され、後側軸受154の内輪154aの後端がカラー155を介して軸端64aに当接されている。そして、これらの軸受153・154の外輪153b・154bに中間ギア65が外嵌されている。
A taper roller type bearing 153, a
また、ギアケース150の外側において、中間軸64の前側軸端64bに座金156を介してロックナット152が螺装され、該ロックナット152によって中間軸64がギアケース150に固定されるとともに、スペーサ151が位置決めされて固定される。なお、中間軸64とスペーサ151及びギアケース150との間、スペーサとギアケースとの間には油が外部へ漏れないようにシール部材157・158・159が配設されている。
Further, outside the
このように構成することにより、ロックナット152を締め付けると、スペーサ151がギアケース150内に押し込まれ、該スペーサ151により軸受153・154の内輪153a・154aが軸方向後側に押し込まれ、軸受153・154が加圧される。つまり、ロックナット152を締め付けて軸方向に移動させることにより、スペーサ151の軸方向の位置を変更して、軸受153・154に加える予圧を調節することが可能となる。
With this configuration, when the
以上のように、ロックナット152をギアケース150の外側に配置したので、ギアケース150の外側からロックナット152でスペーサ151の位置調節を行って、軸受153・154に加える予圧を調節することができる。よって、組立作業時において、ギアケース150内に中間ギア65を仕組んだ後でも、軸受153・154の予圧の調節を行うことができるので、組立作業が容易なものとなる。さらに、ギアケース150を分割する必要がないので、ギアケース150の小型化及び軽量化を図ることができる。また、メンテナンス時においても、ギアケース150を機体から取り外すことなく予圧の管理を行うことができるため、メンテナンス性が向上する。
As described above, since the
さらに、軸受153・154の予圧を調節するロックナット152が中間軸64をギアケース150に固定する役割を果たすので、中間軸64を固定するための部材が不要となり、部品点数を削減できる。
Furthermore, since the
また、図8に示すように、ロックナット152をキャップ160で被装することにより、ロックナット152を外部の泥水などから保護することができる。
Further, as shown in FIG. 8, the
なお、この構成は、クラッチハウジングやミッションケース等の側面や底面や上面に設けた開口部より動力を取り出して外部機器に動力を取り出す場合においても適用可能であり、中間軸上に設ける伝達ギアを軸上に外嵌したテーパローラ軸受やスラスト軸受等を介して支持する場合に、ギアケースに取り付けられた外部機器と反対側の面より軸を突出して、その突出部分にネジ部を形成して、予圧調整できるようにするのである。 This configuration can also be applied to the case where the power is taken out from the openings provided on the side, bottom and top surfaces of the clutch housing, the transmission case, etc. and taken out to the external device. When supporting via a taper roller bearing or a thrust bearing fitted externally on the shaft, the shaft protrudes from the surface opposite to the external device attached to the gear case, and a thread portion is formed on the protruding portion. The preload can be adjusted.
64 軸
65 ギア
150 ギアケース
151 スペーサ
152 ロックナット
153 軸受
154 軸受
64
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