JP4465331B2 - 建築設計プログラム、これを格納した記録媒体、及び、このプログラムをインストールした建築cad装置 - Google Patents
建築設計プログラム、これを格納した記録媒体、及び、このプログラムをインストールした建築cad装置 Download PDFInfo
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コンピュータを、
平面図及び/又は立体図により表される間取り図を作成するために建物データを入力させる手段、
作成された間取り図を用いて通風シミュレーションを行う手段、
通風シミュレーションの結果を間取り図に重ねて表示させる手段、として機能させることを特徴とするものである。
コンピュータを、
第1の間取り図を作成するために建物データを入力させる手段、
入力された建物データを通風計算に必要な第1グループと通風計算に不要な第2グループとに分ける手段、
第1グループの建物データに基づいて第2の間取り図を作成する手段、
作成された第2の間取り図を用いて通風シミュレーションを行う手段、として更にコンピュータを機能させることが好ましい。
第2の間取り図に表されている開口部における風の流入/流出を判定する手段、
この判定結果に基づいて、画面上に流入/流出を示す表示を行う手段、としてコンピュータを更に機能させることが好ましい。
分割された各メッシュを起点として、時系列的に粒子を繰り返し発生させて表示させる手段、として更にコンピュータを機能させることが好ましい。
図1は、建築CAD装置Kの概略構成を示す図であり、建築CAD装置Kはパソコン等のコンピュータに建築設計プログラム1をインストールすることで構成することができる。この建築設計プログラム1は、機能的に大きく分けると、建築設計手段2と通風シミュレーション手段3により構成される。建築設計手段2は、従来の建築設計プログラム(建築CAD)が備えている機能を提供するものであり、種々の建物データを入力することで、建物の間取り設計を行なうことができる。通風シミュレーション手段3は、従来の建築設計プログラム1に対して新たに追加される機能を提供するものであり、室内における風の流れをシミュレーションにより解析することができる。
次に、図1に示す建築CAD装置の詳細な機能について、図2のブロック図により説明する。第1の間取り図作成手段10は、第1の間取り図を作成する機能を提供する。第1の間取り図とは、例えば、図4に示すように建物の内部の各室の間取りを表わす図である。一般的には、2次元の平面図として表現するが3次元の立体図として表示させることもできる。第1の間取り図を作成するためには、間取りを構成する建物データを入力する必要があり、この建物データを入力させる機能を提供するために建物データ入力手段12が設けられている。第1の間取り図は、いわゆるプラン図に相当するものであり、顧客の要望に応じて顧客に対して間取り構成のプランとして提示するものである。
次に、通風シミュレーションを行なうまでの概略手順について説明する。図3は概略手順を示すフローチャートである。まずは、図4において、通常の第1の間取り図の作成に関して説明する。この第1の間取り図はいわゆるプラン図であり、顧客に対して案として提示するものである。この間取り図を作成する手順は、公知の建築CADによる手順を採用することができる。すなわち、まず、壁を部屋を間仕切る。そして、壁で囲まれた領域に部屋を割り当てる。例えば、洋室・和室・台所・居間・浴室・トイレなどである。次に、建物データの設定を順番に行なう。まず、建具(窓、出入り口、間仕切りなどに取り付ける戸・ふすま・障子など)の種類を選択して配置を行なう。次に、建物データのうち、階段や畳の配置を行なう。最後に、建物データのうち、部品(キッチン、トイレ、バス、洗面台、必要に応じて家具など)の配置を行なう。
ここで、演算結果を表示させる場合の表示態様について説明する。
次に、3次元表示を行う場合の表示態様について説明する。これまで説明してきたのは、2次元の平面図として表示される間取り図に粒子を重ねて表示させる方法であるが、3次元の立体図で間取り図を表示させ、これに粒子を時系列的に発生させて表示させるようにしてもよい。この表示例を図10に示す。この場合、壁、天井、床、建具などは半透明の状態で表示させることが好ましい。3次元表示の場合は、風の流れを可視化するためには、壁や床などが邪魔になるため、これらを半透明にすることで、室内の通風状況を分かりやすく表示させることができる。なお、3次元表示としては、鳥瞰図などのパース表示、断面表示、立面表示などがあるが、特定の表示形式に限定されるものではない。
これまでの実施形態では、風の流れを粒子の動きによる表示態様を説明した。これに代えて、流線により表示させることができる。その表示例を図11と図12に示す。図11は、図7で説明したのと同様に、開口部(外建具)の位置に複数の起点が設定されている例であり、流線は、この起点をスタートポイントとして描かれていく。すなわち、時間の流れと共に流線の先端を逐次移動させていくことで、風の流れを表示させることができる。図12は、図8で説明した室内をメッシュで分割した場合の表示例であり、各メッシュを起点として流線が描かれていることが分かる。
図13は、風の流れを表示する場合の別の表示態様を模式的に示す図である。この表示例では、3次元表示で粒子を時系列的に逐次発生させて表示させており、各粒子には風の強度と風速を示すベクトル(矢印)が合わせて表示される。このベクトルにより、室内における風のベクトルを視覚的に容易に把握することができる。図13においては、3次元表示を行っているが、これを2次元表示を行う場合にも適用することができる。粒子ではなく、流線で表示する場合にもベクトルを合わせて表示するようにしてもよい。
次に、シミュレーションを行う場合の開口部の条件を設定変更する場合の画面構成例を図14により説明する。この画面は、第2の間取り図を表示させている画面において、例えば、特定のアイコンをクリックすることで表示させることができる。また、1つの間取り図には、多数の開口部があるため、どの開口部についての設定変更を行なうのかを個別に指定することができる。
シミュレーション結果を水平面あるいは垂直面で2次元的に表示させる場合、どの水平面や垂直面における風の流れを表示させるのかを予め指定しておくことができる。図15に示すように、シミュレーション結果を確認する高さや断面位置を指定することができる。これにより、任意の位置におけるシミュレーション結果を知ることができる。
上記において、種々の実施形態について説明してきたが、これらの実施形態については、任意に組み合わせて建築設計プログラムを構成することができる。
2 建築設計手段
3 通風シミュレーション手段
4 表示装置
10 第1の間取り図作成手段
11 第2の間取り図作成手段
12 建物データ入力手段
13 グループ設定手段
14 編集手段
15 風ベクトル指定手段
16 アメダスデータ取得手段
17 流入/流出判定手段
18 流入/流出表示手段
19 合成手段
20 シミュレーション演算手段
20a 粒子発生手段
20b 流線発生手段
21 開口認識手段
22 開口変更手段
23 位置指定手段
24 メッシュ設定手段
25 起点設定手段
26 動画ファイル生成手段
27 次元設定手段
28 表示データ生成手段
Claims (15)
- コンピュータを、
平面図及び/又は立体図により表される間取り図を作成するために建物データを入力させる手段、
作成された間取り図を用いて通風シミュレーションを行う手段、
通風シミュレーションの結果を間取り図に重ねて表示させる手段、として機能させるための建築設計プログラムであって、
前記間取り図は、少なくとも、第1の間取り図と第2の間取り図を有しており、
第1の間取り図を作成するために建物データを入力させる手段、
入力された建物データを通風計算に必要な第1グループと通風計算に不要な第2グループとに分ける手段、
第1グループの建物データに基づいて第2の間取り図を作成する手段、
作成された第2の間取り図を用いて通風シミュレーションを行う手段、として更にコンピュータを機能させることを特徴とする建築設計プログラム。 - 作成された第2の間取り図に対して建物データの一部もしくは全部を編集する手段、として更にコンピュータを機能させる請求項1に記載の建築設計プログラム。
- 建物に対して作用させる風向きを指定する手段、
第2の間取り図に表されている開口部における風の流入/流出を判定する手段、
この判定結果に基づいて、画面上に流入/流出を示す表示を行う手段、として更にコンピュータを機能させる請求項2に記載の建築設計プログラム。 - 入力された建物データに含まれる建具種類データ、及び/又は、建具数データにより、前記開口部の開口面積及び開口位置を認識する手段、として更にコンピュータを機能させる請求項3に記載の建築設計プログラム。
- 前記開口部の開口面積及び開口位置を変更可能にする手段、として更にコンピュータを機能させる請求項3又は4に記載の建築設計プログラム。
- 通風シミュレーションにより計算された風の流れを視覚的に表示させる、水平面の位置及び/又は垂直面の位置を指定する手段、として更にコンピュータを機能させる請求項1〜5のいずれか1項に記載の建築設計プログラム。
- 通風シミュレーションにより計算された風の流れを視覚的に表示するに際し、風の流入開口部を起点として、時系列的に粒子を繰り返し発生させて表示させる手段、として更にコンピュータを機能させる請求項1〜6のいずれか1項に記載の建築設計プログラム。
- 通風シミュレーションにより計算された風の流れを視覚的に表示するに際し、指定された水平面及び/又は垂直面をメッシュに分割する手段、
分割された各メッシュを起点として、時系列的に粒子を繰り返し発生させて表示させる手段、として更にコンピュータを機能させる請求項1〜7のいずれか1項に記載の建築設計プログラム。 - 風の流れを3次元的に表示させる手段、として更にコンピュータを機能させる請求項6〜8のいずれか1項に記載の建築設計プログラム。
- 間取り図に風の経路を重ねて表示させる手段、として更にコンピュータを機能させる請求項1〜9のいずれか1項に記載の建築設計プログラム。
- 間取り図に風の速度分布を重ねて表示させる手段、として更にコンピュータを機能させる請求項1〜10のいずれか1項に記載の建築設計プログラム。
- 間取り図に風の速度ベクトルを重ねて表示させる手段、として更にコンピュータを機能させる請求項1〜11のいずれか1項に記載の建築設計プログラム。
- アメダスデータに含まれる風のベクトルデータを取り込む手段、として更にコンピュータを機能させる請求項1〜12のいずれか1項に記載の建築設計プログラム。
- 請求項1〜13のいずれか1項に記載の建築設計プログラムを格納した記録媒体。
- 請求項1〜13のいずれか1項に記載の建築設計プログラムをコンピュータにインストールした建築CAD装置。
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| JP2006137349A Expired - Fee Related JP4465331B2 (ja) | 2006-05-17 | 2006-05-17 | 建築設計プログラム、これを格納した記録媒体、及び、このプログラムをインストールした建築cad装置 |
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