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JP4466171B2 - 情報検索装置 - Google Patents
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本発明は、音声により情報を検索する情報検索装置、および方法に関する。
電話番号と、電話番号と関連付けた音声タグとをメモリに格納しておき、使用者に対してメモリに格納した音声タグを登録順に順次音声で提示し、使用者が発信先に相当する音声タグが提示された時点で当該音声タグを選択することで、選択した音声タグに関連付けられた電話番号を参照するようにした無線電話が特許文献1によって知られている。
特開平11−103338号公報
しかしながら、使用者に対してメモリに記憶した音声タグを格納順に順次音声で提示する従来の装置においては、メモリに格納したデータ量が多い場合、また発信先に該当する音声タグがメモリ内の後方に格納されている場合には、発信先の音声タグが提示されるまでに時間がかかるという問題が生じていた。
本発明は、複数の情報を記憶するとともに、各情報ごとに付された情報の略称の音声データ(以下、音声タグという)を前記各情報に対応付けて記憶しておき、音声入力した情報の略称を各情報の音声タグと照合し、記憶されている情報の中から一致結果が得られた音声タグに対応する情報を検索する情報検索装置および方法において、各情報の検索履歴を記憶しておき、複数の情報の略称のリストを各情報の検索履歴に応じた順序で音声により提示することを特徴とする。
本発明によれば、必要な情報にたどり着くまでの検索時間を短縮できる可能性が高くなり、利便性を向上させることができる。
図1は、本発明による情報検索装置の一実施の形態を示し、情報検索装置を車両用のハンズフリー電話システムへと適用した場合のブロック図である。ハンズフリー電話システム100は、運転者(使用者)の発話を入力するマイクロフォン101と、音声を出力するスピーカー102と、運転者がシステムの起動するための起動スイッチ103と、日時を計時する時計104と、携帯電話105と、情報検索コントローラー106とを有している。この車両用ハンズフリー電話システムでは、運転者が発信相手と通話するときはマイクロフォン101を介して発話し、スピーカー102から出力される発信相手の声を聞き取る。
情報検索コントローラー106は、電話帳データ記憶メモリ106aと、電話帳データ更新部106bと、音声タグ出力制御部106cと、音声認識用辞書メモリ106dと、音声認識部106eと、音声タグ−電話番号変換部106fと、通話制御部106gとを有している。なお、電話帳データ更新部106b、音声タグ出力制御部106c、音声認識部106e、音声タグ−電話番号変換部106f、および通話制御部106gは、マイクロコンピューターのソフトウェア形態により構成される。また、電話帳データ記憶メモリ106aと音声認識用辞書メモリ106dにはEEPROMなどの不揮発性メモリやバックアップRAMなどを用いる。
電話帳データ記憶メモリ106aには、図2に示す形式でデータが格納される。各レコードには一意に識別可能な識別番号2aがレコードの登録順に付与され、電話帳データとしての電話番号2bが記憶される。音声タグ2cは、電話帳から電話番号を簡単、容易に読み出すために電話番号ごとに付けられた略称の音声データであり、使用者が電話番号の登録の際に自由に設定することができる。例えば、図2に示す例では、識別番号2aが1の電話番号に対して「自宅」という音声タグ2cが設定されている。なお、図2においては、音声タグ2cに格納されるデータ(「自宅」、「会社」)は説明の便宜上、文字で表記してあるが、実際には波形で表される音声データとして格納される。
最終アクセス日時2dは、運転者が電話番号を呼び出すためにレコードを参照した際に更新され、常に当該レコードの最終(最新)の参照日時が格納される。アクセス回数カウンタ2eは、運転者がレコードを参照した際に1ずつカウントアップされ、運転者によるレコード参照回数が格納される。すなわち、運転者が音声タグ2cが「自宅」である電話番号2bを発信先として呼び出したときに、時計104から取得したそのときの日時が最終アクセス日時2dに格納され、アクセス回数カウンタ2eに1が加算される。
電話帳データ更新部106bは、上述した電話帳データ記憶メモリ106aへのデータの登録、および更新を制御する。すなわち、運転者によって電話帳データの登録が指示された場合には、運転者からの入力内容に基づいて、図2に示す形式で電話帳データを登録する。なお、登録時においては、最終アクセス日時2dには登録日時が、アクセス回数カウンタ2eには0が初期値として格納される。そして、運転者によって電話帳データ記憶メモリ106a内のデータが参照された際には、上述したとおり最終アクセス日時2d、およびアクセス回数カウンタ2eを更新する。電話帳データ更新部106bはまた、電話帳データ記憶メモリ106aへ登録された音声タグ2cを後述する音声認識用辞書メモリ106dへ登録し、その音声データを運転者が発話したときに照合できるようにする。
音声タグ出力制御部106cは、運転者からの指示に基づいて電話帳データ記憶メモリ106aに格納された音声タグ2cのリストをスピーカー102を介して運転者に提示する。運転者は目的の発信先を呼び出す際に、電話番号2bに関連付けられた音声タグ2cを発話するが、発信先の音声タグ2cをどのような略称で登録したか忘れてしまうことが考えられる。このような場合に、電話帳データ記憶メモリ106aに格納された音声タグ2cの内容を確認するため、運転者は音声タグ2cのリストを出力するよう指示を出す。
このとき、運転者はリストの出力順を指定することができ、本実施の形態においては、運転者は「登録順」、「アクセス頻度順」、「アクセス日時順」のいずれかを指定する。音声タグ出力制御部106cは、運転者によって出力順が指定されると、識別番号2a、アクセス回数カウンタ2e、および最終アクセス日時2dをソート情報として用い、指定された出力順で音声タグ2cを音声出力する。
音声タグ出力制御部106cは、出力順として「登録順」が指定された場合は、電話帳データ記憶メモリ106aに登録された順、すなわち電話帳データ記憶メモリ106aに格納された識別番号2aが小さいレコードから順に音声タグ2cのリストを音声出力する。これにより、かなり以前に登録し、今では忘れてしまっている可能性が高い音声タグ2cを優先的に出力することができる。
「アクセス頻度順」が指定された場合は、アクセス頻度の少ない順、すなわち電話帳データ記憶メモリ106aに格納されたアクセス回数カウンタ2eが小さいレコードから順に音声タグ2cのリストを音声出力する。これにより、運転者が過去にあまり使用しておらず、忘れてしまっている可能性の高い音声タグ2cを優先的に出力することができる。
「アクセス日時順」が指定された場合は、アクセス時間の古い順、すなわち最終アクセス日時2dが古いレコードから順に音声タグ2cのリストを音声出力する。これにより、運転者が最近は使用しておらず、忘れてしまっている可能性の高い音声タグ2cを優先的に出力することができる。
音声認識用辞書メモリ106dは、情報検索コントローラー106が運転者の発話を待ち受ける音声データを格納する。上述したように、本実施の形態における情報検索コントローラー106は、音声タグ2cの運転者による発話を待ち受け、それらを認識する必要があるため、電話帳データ記憶メモリ106aに格納されているすべての音声タグ2cを音声認識用辞書メモリ106dに格納する。音声認識部106eは、運転者によって発話されマイクロフォン101を介して入力された各種コマンドや音声タグ2cと、音声認識用辞書メモリ106dに格納された各種コマンドや音声タグ2cとをマッチング処理して運転者の発話内容を認識する。
音声タグ−電話番号変換部106fは、電話帳データ記憶メモリ106aを参照して音声認識部106eで音声認識された音声タグ2cに対応する電話番号2bを取得し、音声タグ2cから電話番号2bへの変換を行う。すなわち、音声認識された音声タグ2cに対応する電話番号2bを検索する。これによって、運転者が音声タグ2cを発話して発信先を指定すれば、発信先の電話番号2bを参照することができる。
通話制御部106gは携帯電話105による通話を制御する。すなわち、発信時には、音声タグ−電話番号変換部106fによって変換された発信先電話番号に発信するように携帯電話105を制御する。また着信時には、運転者からの通話開始指示にしたがって、相手との通話を開始するように携帯電話105を制御する。
図3は、電話帳データ記憶メモリ106aに電話帳データを新しく登録する処理を示すフローチャートである。ステップS10で起動スイッチ103がオン状態にあって、ステップS20で情報検索コントローラ106が音声入力待機状態にあるときに、ステップS30で運転者から電話帳登録コマンド「電話帳登録」が発話され、マイクロフォン101を介して音声データが入力されたと判断するとステップS40へ進む。
ステップS40において、音声認識部106eは、運転者により発話された「電話帳登録」の音声データと音声認識用辞書メモリ106dに格納されたコマンドとをマッチング処理し、最も一致度の高いコマンドを音声認識結果として決定する。運転者によって発話された電話帳登録コマンド「電話帳登録」が音声認識部106eによって正常に認識されると、情報検索コントローラー106は電話帳登録のための処理を開始する。
ステップS50において、運転者に対して電話帳への登録を促すガイダンス音声をスピーカー102を介して出力する。本実施の形態においては、まず運転者に対して音声タグ2cの発話を促すため、「音声タグを入力してください」のようにガイダンス音声を出力する。その後、ステップS60において、情報検索コントローラー106は音声入力待機状態となる。
ステップS70において、運転者によって音声タグ2c、例えば「自宅」が発話されると、ステップS80へ進む。ステップS80において、電話帳データ更新部106bは、識別番号2aを採番して電話帳データ記憶メモリ106a内に新規登録レコードを追加する。ステップS90において、電話帳データ更新部106bは、ステップS70で運転者によって発話された音声タグ2cを新規登録レコードの音声タグ2cに格納する。
ステップS100において、電話帳データ更新部106bは、上記新規登録レコードの音声タグ2cを音声認識用辞書メモリ106dに格納する。ステップS110において、電話帳データ更新部106bは、時計104から取得した現在の日時を上記新規登録レコードの最終アクセス日時2dに格納する。ステップS120において、電話帳データ更新部106bは、上記新規登録レコードのアクセス回数カウンタ2eに初期値として0を格納する。
ステップS130において、運転者に対して電話番号の入力を促すガイダンス音声、例えば「電話番号を入力してください」をスピーカー102を介して出力する。その後、ステップS140において、情報検索コントローラー106は音声入力待機状態となる。ステップS150において、運転者によって電話番号が発話されるとステップS160へ進む。
ステップS160において、音声認識部106eは、運転者により発話された電話番号の数字と、音声認識用辞書メモリ106dに格納された数字とをマッチング処理し、最も一致度の高い数字を音声認識結果として決定する。運転者によって発話された電話番号が音声認識部106eによって正常に認識されると、ステップS170へ進む。
ステップS170において、認識した電話番号を新規登録レコードの電話番号2bに格納する。その後、処理を終了する。以上の処理により、図2に示したデータ形式で電話帳データ記憶メモリ106aに新規レコードが登録される。
次に、電話帳データ記憶メモリ106aに格納された電話帳データを参照して任意の発信先を呼び出す処理について説明する。図4は、運転者が任意の発信先の音声タグ2cを発話して電話帳データ記憶メモリ106aから発信先の電話番号を参照する処理を示すフローチャートである。
ステップS210で起動スイッチ103がオン状態にあって、ステップS220で情報検索コントローラー106が音声入力待機状態にあるときに、ステップS230で運転者から電話帳参照コマンド「電話帳参照」が発話され、マイクロフォン101を介して音声データが入力されたと判断するとステップS240へ進む。
ステップS240において、音声認識部106eは、運転者により発話された「電話帳参照」の音声データと音声認識用辞書メモリ106dに格納されたコマンドとをマッチング処理し、最も一致度の高いコマンドを音声認識結果として決定する。運転者によって発話された電話帳登録コマンド「電話帳参照」が音声認識部106eによって正常に認識されると、情報検索コントローラー106は電話帳参照のための処理を開始する。
ステップS250において、運転者に対して参照する音声タグ2cの発話を促すため、「音声タグを入力してください」のようにガイダンス音声を出力した後、ステップS260で情報検索コントローラー106は音声入力待機状態となる。ステップS270において、運転者によって音声タグ2c、ここでは例えば「自宅」が発話されたとするとステップS280へ進み、音声認識部106eは、運転者により発話された音声タグと音声認識用辞書メモリ106dに格納された音声タグ2cとをマッチング処理し、最も一致度の高い音声タグ2cを音声認識結果として決定する。
ステップS290において、音声タグ−電話番号変換部106fは、電話帳データ記憶メモリ106aを参照して運転者により発話された音声タグ2cに対応する電話番号2bを読み出し、音声タグ2cから電話番号2bへの変換を行う。すなわち、音声タグ2cが「自宅」のレコードを参照して電話番号2bを取得する。
ステップS300において、電話帳データ更新部106bは、電話帳データ記憶メモリ106aの音声タグ2cが「自宅」のレコードの最終アクセス日時2dを時計104から取得した現在の日時で更新する。ステップS310において、電話帳データ更新部106bは、音声タグ2cが「自宅」のレコードのアクセス回数カウンタ2eのカウント値に1を加算する。
ステップS320において、電話帳データ更新部106bは、アクセス回数カウンタ2eのカウント値に1を加算した結果、当該レコードのカウント値に桁あふれが発生したか否かを判断する。カウント値に桁あふれが発生したと判断した場合、電話帳データ更新部106bは、音声タグ2cが「自宅」のレコードのアクセス回数カウンタ2eのカウント値を1を加算する前の値に戻し、すべてのレコードのアクセス回数カウンタ2eのカウント値を1/2にする。その後、改めて音声タグ2cが「自宅」のレコードのアクセス回数カウンタeのカウント値に1を加算する。これによって、各レコード間のカウント値の大小関係を保持したまま、桁あふれを回避することができる。なお、カウント値が2で割り切れない場合には、小数点以下は切り捨てるものとする。
なお、カウント値が桁あふれを起こしていないと判断した場合は、ステップS330をスキップする。ステップS340において、発話者により発話された音声タグ2c、ここでは「自宅」の電話番号2bを発信先として発信するか否かを運転者に確認するために、例えば「自宅へ発信しますか?」という音声ガイダンスをスピーカー102を介して出力する。その後、ステップS350において、情報検索コントローラー106は音声入力待機状態となる。
ステップS360において、発信を確認するための音声ガイダンスに対する応答を確認する。運転者からの応答があった場合はステップS370に進み、音声認識部106eは、運転者の応答内容と音声認識用辞書メモリ106dに格納された「はい」、「いいえ」とをマッチング処理し、最も一致度の高い待受け単語を音声認識結果として決定する。
ステップS380において運転者の応答内容を確認し、発信先への発信に同意する「はい」であった場合はステップS390へ進む。ステップS390において、通信制御部106gは携帯電話105を制御して発信先へ発信する。すなわち電話をかける。なお、発話者の応答内容が発信先への発信に同意しない「いいえ」であった場合は発信せずに処理を終了する。
次に、電話帳データ記憶メモリ106aに格納された電話帳データから、すべてのレコードの音声タグ2cのリストを出力する処理について説明する。図5は、電話帳データ記憶メモリ106aに格納された電話帳データから音声タグ2cのリストを出力する処理を示すフローチャートである。
ステップS410で起動スイッチ103がオン状態にあって、ステップS420で情報検索コントローラー106が音声入力待機状態にあるときに、ステップS430で運転者から音声タグ2cのリストを出力するコマンド「リスト出力」が発話され、マイクロフォン101を介して音声データが入力されたと判断するとステップS440へ進む。
ステップS440において、音声認識部106eは、運転者により発話された「リスト出力」の音声データと音声認識用辞書メモリ106dに格納されたコマンドとをマッチング処理し、最も一致度の高いコマンドを音声認識結果として決定する。運転者によって発話された電話帳登録コマンド「リスト出力」が音声認識部106eによって正常に認識されると、情報検索コントローラー106は電話帳参照のための処理を開始する。
ステップS450において、運転者に対して音声タグ2cのリストの出力順序の発話を促すために、「リスト出力順を入力してください」という音声ガイダンスを出力する。その後、ステップS460において情報検索コントローラー106は音声入力待機状態となる。
ステップS470において、運転者によってリスト出力順として「登録順」、「アクセス頻度順」、「アクセス日時順」のいずれかが発話されると、ステップS480へ進む。ステップS480において、音声認識部106eは、運転者により発話されたリスト出力順の音声データと音声認識用辞書メモリ106dに格納されたリスト出力順の音声データとをマッチング処理し、最も一致度の高いリスト出力順を音声認識結果として決定する。
ステップS490において、リスト出力順に応じて処理を分岐する。リスト出力順が「登録順」であった場合にはステップS500へ進み、音声タグ出力制御部106cは、電話帳データ記憶メモリ106aに格納された識別番号2aが小さいレコードから順に音声タグ2cのリストを音声出力する。これにより、かなり以前に登録し、今では忘れてしまっている可能性が高い音声タグ2cを優先的に出力することができる。
また、リスト出力順が「アクセス頻度順」であった場合にはステップS510へ進み、音声タグ出力制御部106cは、アクセス頻度の少ない順、すなわち電話帳データ記憶メモリ106aに格納されたアクセス回数カウンタ2eが小さいレコードから順に音声タグ2cのリストを音声出力する。これにより、運転者が過去にあまり使用しておらず、忘れてしまっている可能性の高い音声タグ2cを優先的に出力することができる。
リスト出力順が「アクセス日時順」であった場合にはステップS520へ進み、音声タグ出力制御部106cは、アクセス日時の古い順、すなわち最終アクセス日時2dが古いレコードから順に音声タグ2cのリストを音声出力する。これにより、運転者が最近は使用しておらず、忘れてしまっている可能性の高い音声タグ2cを優先的に出力することができる。
以上、本実施の形態によれば、以下のような作用効果を得ることができる。
(1)運転者は、音声タグのリスト出力順として「登録順」、「アクセス頻度順」、「アクセス日時順」のいずれかを指定し、指定された出力順に基づいて音声タグのリストを音声出力することとした。これにより、音声タグのリストの出力順を指定することができ、運転者が捜し求めている音声タグを早く提示させる可能性が高くなる。
(2)音声タグの出力順として「アクセス頻度順」が指定された場合には、アクセス頻度の少ないレコードから順に音声タグのリストを音声出力することにした。これにより、過去にあまり使用しておらず、忘れてしまっている可能性の高い音声タグから優先的に提示することができる。
(3)音声タグの出力順として「アクセス日時順」が指定された場合には、最終アクセス日時の古いレコードから順に音声タグのリストを音声出力することにした。これにより、運転者が最近は使用しておらず、忘れてしまっている可能性の高い音声タグから優先的に提示することができる。
(4)アクセス回数カウンタ2eのカウント値に1を加算した結果、当該レコードのカウント値に桁あふれが発生する場合は、電話帳データ記憶メモリ106aに格納されている全レコードのアクセス回数カウンタ2eのカウント値を1/2にしてから改めて1を加算することにした。これによって、各レコード間のカウント値の大小関係を保持したまま、桁あふれを回避することができ、処理を続行することができる。
なお、カウント値が2で割り切れない場合は小数点以下は切り捨てることにしたが、小数点以下は切り上げても四捨五入してもよい。また、全レコードのアクセス回数カウンタ2eのカウント値を1/2にして桁あふれを回避する例を示したが、例えば1/3、1/4等にして桁あふれを回避してもよい。
なお、上述した一実施の形態では、運転者は、音声タグ2cのリスト出力順として「登録順」、「アクセス頻度順」、「アクセス日時順」の3つからいずれかの出力順を指定することとしたが、これらのうち少なくともいずれか2つの出力順を指定可能としてもよい。
さらに、上述した一実施の形態では、電話帳データ記憶メモリ106aに新しいレコードを登録する際には、電話番号2b、および音声他タグ2cを音声入力することにした。しかし、例えば操作スイッチなど不図示の手動入力装置によって入力を行ってもよい。また、音声入力と手動入力の切替スイッチを設け、運転者が必要に応じていずれかの方法に切り替えて入力を行うようにしてもよい。なお、音声入力以外の方法で音声タグを入力する場合には、電話帳データ記憶メモリ106aに格納するときに、音声タグを音声データに変換する処理を行って音声データで記憶する。
さらに、上述した一実施の形態では、音声タグ2cのリストはスピーカー102を介して音声で出力することにした。しかし、これに限定されず、以下のように変形してもよい。例えば、文字や画像を表示するモニタを設け、音声タグのリストをモニタ画面上に文字で出力してもよい。この場合は、電話帳データ記憶メモリ106aに音声タグ2cを文字データとして格納しておくか、あるいは音声タグ2cを文字データに変換して出力すればよい。
さらにまた、上述した一実施の形態では、本発明による音声認識装置を車両用ハンズフリー電話システムに適用した一例を示した。しかし、本発明はハンズフリー電話システム以外の例えばオーディオシステムやナビゲーションシステムに適用してもよいし、その他の情報機器、あるいは車両用以外のそれらの装置に適用してもよい。この場合には、音声タグと関連付ける情報は、電話番号に代えて、各システム、および機器で使用者が頻繁に呼び出す情報、例えばナビゲーションシステムにおいては目的地情報等とすればよい。
特許請求の範囲の構成要素と一実施の形態の構成要素との対応関係は次の通りである。すなわち、電話帳データ記憶メモリ106aおよび音声認識用辞書メモリ106dが情報記憶手段を、マイクロフォン101が音声入力手段を、音声タグ−電話番号変換部106fが情報検索手段を、音声タグ出力制御部106cが略称提示手段を、音声認識部106eがリスト順選択手段をそれぞれ構成する。なお、本発明の特徴的な機能を損なわない限り、各構成要素は上記構成に限定されるものではない。
本発明による音声認識装置をハンズフリー電話システムへと適用した場合のブロック図である。 電話帳データ記憶メモリ106aに格納されたデータ構造の具体例を示す図である。 運転者が電話帳データ記憶メモリ106aに電話帳データを登録するときの電話帳登録処理の流れを示したフローチャート図である。 運転者が音声タグ2cを発話して、該当する発信先の電話番号を電話帳データ記憶メモリ106aから参照するときの電話帳参照処理の流れを示したフローチャート図である。 電話帳データ記憶メモリ106aに格納された電話帳データから、音声タグ2cの音声データのリストを出力するときのリスト出力処理の流れを示したフローチャート図である。
符号の説明
100 ハンズフリー電話システム
101 マイクロフォン
102 スピーカー
103 起動スイッチ
104 時計
105 携帯電話
106 情報検索コントローラー
106a 電話帳データ記憶メモリ
106b 電話帳データ更新部
106c 音声タグ出力制御部
106d 音声認識用辞書メモリ
106e 音声認識部
106f 音声タグ−電話番号変換部
106g 通話制御部

Claims (4)

  1. 複数の情報を記憶するとともに、前記各情報ごとに付された情報の略称の音声データ(以下、音声タグという)を前記各情報に対応付けて記憶する情報記憶手段と、
    音声を入力する音声入力手段と、
    前記音声入力手段により入力した前記情報の略称を前記各情報の前記音声タグと照合し、前記記憶手段に記憶されている情報の中から一致結果が得られた音声タグに対応する情報を検索する情報検索手段とを備えた情報検索装置において、
    前記情報記憶手段はさらに前記各情報の検索履歴を記憶しており、
    前記複数の情報の略称のリストを前記各情報の検索履歴に応じた順序で音声により提示する略称提示手段を備えることを特徴とする情報検索装置。
  2. 請求項1に記載の情報検索装置において、
    前記検索履歴には前記各情報の検索回数が含まれ、前記略称提示手段は、検索回数が少ない前記情報の順に前記情報の略称のリストを提示することを特徴とする情報検索装置。
  3. 請求項1に記載の情報検索装置において、
    前記検索履歴には前記各情報の最新の検索日時が含まれ、前記略称提示手段は、最新の検索日時が古い前記情報の順に前記情報の略称のリストを提示することを特徴とする情報検索装置。
  4. 請求項1に記載の情報検索装置において、
    前記検索履歴には前記各情報の検索回数と最新の検索日時とが含まれており、
    記憶された日時が古い前記情報の順、検索回数が少ない前記情報の順、および最新の検索日時が古い前記情報の順の中からいずれかを選択するリスト順選択手段を備え、
    前記略称提示手段は、前記リスト順選択手段により選択された順に前記情報の略称のリストを提示することを特徴とする情報検索装置。
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