JP4469039B2 - 音声または音声グレードのデータを転送する装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、非同期転送モード(ATM)を使用して電話サービスを実現する分野に関し、詳細には、ATMバックボーン・ネットワーク上に配置されたATMサブネットワークの間で電話呼を完了する方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
通信サービス・プロバイダは、自分たちのネットワーキング・インフラストラクチャを1つの「傘下」に統合するための好ましい技術としてATMを使用することを検討している。この活動の目的は、様々な供給源から発信されるトラフィック用の転送技術として働くことのできるATM交換システムをネットワーキング・バックボーンに導入することである。この活動の第2の目的は、サービス・プロバイダがATM機器への投資を最大にできるようにすることである。現在のサービス・プロバイダは、ATMネットワークを主としてデータ転送用に使用している。ATMネットワークを離散トラフィック源用のバックボーンとして使用することによって、サービス・プロバイダはATM機能の利用度を向上させ、この機器への資本投資に対する利益を最大にすることができる。
【0003】
また、PSTN/ISDNがますます混雑しているため、ATMバックボーン上で電話サービスをサポートするシステムの開発が進められている。長距離サービスの料金が下がり、業者間の競争が進み、インターネット・サービス・プロバイダ(ISP)へのアクセスが求められているため、長距離サービスの需要が増大しており、したがって、PSTN/ISDNの利用可能な容量に関する要求が高まっている。
【0004】
しかし、ATMネットワーク・バックボーン上で電話サービスを実現するうえでいくつかの問題がある。このネットワーク開発に伴う1つの問題として、現在のPSTN/ISDNで利用できる多数のサービスを実現する問題がある。ATMベースの電話サービスによって実現されるサービスは、PSTN/ISDNで実現されるサービスと同じでなければならない。しかし、現在のATM交換機およびネットワークは、PSTN/ISDNサービスをサポートすることができない。現在設けられているATM交換機には、PSTN/ISDNインテリジェント・サービスをサポートする物理的インフラストラクチャと信号通信システムの両方が欠落している。ATM交換機は、簡単な接続制御を除いて、PSTN/ISDN交換機によって実現されるフリー・ダイヤルや、番号変換や、局番移植性や、多数の補助サービスなどのインテリジェント・サービスを実現しない。他の問題として、いくつかの地区では、サービス・プロバイダが実現しなければならないサービスの種類が規制されている。また、顧客は、サービス・プロバイダが転送機能を変更または更新する際、サービスの数が少なくなることを受けいれないことが予想される。サービスの数が減少すると、ただちに顧客を失い、収益を失い、かつ競争のために新規顧客を開拓するのが困難になる。
【0005】
PSTN/ISDNで実現されるサービスをサポートすることのできるATMベースのシステムは、1998年9月23日に出願された「TRANSIT TRUNK SUBNETWORK」という名称の本出願人の関連特許出願に記載され、米国特許出願第09/158855号として譲渡されている。この出願の開示を参照によって本明細書に合体する。中継回線(transit trunk)サブネットワークは、「マルチサービス・プラットフォーム」(MSP)と呼ばれるインタフェースを使用してATMサブネットワークをPSTNに組み込むことを可能にする。MSPは、同期転送モード(STM)交換機によってATMサブネットワークにアクセスすることを可能にし、パルスコード変調(PCM)データをATMセルに変換すると共に、ATMセルをPCMデータに変換する。中継回線サブネットワークは、信号通信方式7(SS7)ネットワークなどの共通チャネル信号通信(CCS)ネットワークを介してSTM交換機と通信する呼マネージャも含む。この呼マネージャはまた、ATMリンクを介してATMサブネットワークと通信する。したがって、この呼マネージャは、PSTN/ISDNインテリジェント・サービスをサポートすることができ、同時にATMサブネットワークがサブネットワーク内のSTM交換機の間で送られるベアラ・トラフィック用の転送媒体として働くことを可能にする。
【0006】
しかし、中継回線サブネットワークから与えられる利益を利用するには、PSTNを介して呼を転送することなしにサブネットワークの間で呼を完了する方法が必要である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、本発明の目的は、呼をPSTNに転送することなしに中継回線サブネットワークの間で呼を完了する方法を提供することである。
【0008】
本発明の他の目的は、中継回線サブネットワークの間で呼を送ることを可能にする信号通信プロトコルを提供することである。
【0009】
本発明の他の目的は、PSTN/ISDNのCCSシステムを使用する中継回線サブネットワークの間で呼を完了するための信号通信プロトコルを提供することである。
【0010】
本発明の他の目的は、CCSメッセージが標準順方向に送られるにもかかわらず、信号通信メッセージを受信側インタフェースから発信側インタフェースへ送ることによって呼が設定される逆方向呼設定を使用する中継回線サブネットワークの間で呼を完了するための信号通信プロトコルを提供することである。
【0011】
本発明の他の目的は、サブネットワークのサービスを受けるPSTN/ISDN交換機を修正することなしに呼制御信号送信が行われるように標準ISDNユーザ部(ISUP)、SS7信号通信メッセージを使用して呼が完了される中継回線サブネットワークの間で呼を完了するための信号通信プロトコルを提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記の目的に従って、本発明は、それぞれ第1および第2のサブネットワークに関連する第1の電話交換機と第2の電話交換機の間でATMプロトコルを使用して音声データまたは音声グレードのデータを転送する装置を提供する。第1および第2のサブネットワークは、交換機間のベアラ(bearer)トラフィックを転送できるようにATMバックボーン・ネットワークで使用される。第1の電話交換機は第1のサブネットワークとの第1のインタフェースを有し、第2の電話交換機は第2のサブネットワークとの第2のインタフェースを有する。第1および第2のインタフェースは、PCMデータをATMセルに変換すると共に、ATMセルをPCMデータに変換するようになされる。この装置は、第1のサブネットワークに論理的に関連する第1の呼マネージャと、第2のサブネットワークに論理的に関連する第2の呼マネージャとを備える。第1の呼マネージャは、第1のインタフェースと第2のインタフェースとの間で呼設定を行うための情報を含む第2の呼マネージャと信号通信メッセージを交換することができる。
【0013】
上記の目的に従って、本発明は、ATMプロトコルを使用して電話交換機の間でベアラ・トラフィックを転送する第1および第2のサブネットワークにそれぞれ関連する第1の電話交換機と第2の電話交換機との間で電話呼を送る方法も提供する。第1の電話交換機は第1のサブネットワークとの第1のインタフェースを有し、第2の電話交換機は第2のサブネットワークとの第2のインタフェースを有する。第1の呼マネージャは第1のサブネットワークに論理的に関連付けられ、それに対して第2の呼マネージャは第2のサブネットワークに論理的に関連付けられる。この方法は、まず、呼要求メッセージを第1の電話交換機から第1の呼マネージャに送るステップを含む。第1の呼マネージャは、この呼要求メッセージを受信し、呼要求メッセージから抽出されたダイヤルされた番号を変換し、この呼に関する経路情報を得る。第1の呼マネージャはまた、呼の発信に関する情報を含むように呼要求メッセージを修正し、次いで、経路情報を使用して、修正された呼要求メッセージを第2の呼マネージャに転送する。修正された呼要求メッセージが第2の呼マネージャで受信されると、メッセージから得られたダイヤルされた番号が、第2の電話交換機を識別するように変換される。第2の呼マネージャは、ATMメッセージを使用して、修正された呼要求メッセージを第2のインタフェースに伝え、次いで第2のインタフェースへATMメッセージを送信し、呼発信および終了の詳細情報を与える。第2のインタフェースは、第1のインタフェースへATMメッセージを送信し、この呼に関連するベアラ・トラフィックを転送するための仮想接続を開始する。その後、第2の呼マネージャは、さらに呼要求メッセージを修正し、次いでこの修正済みメッセージを第2の電話交換機に転送し、呼を搬送するトランクの捕捉を開始する。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明は、狭帯域サービスと広帯域サービスの両方を実現するATMバックボーン・ネットワーク上に配置された中継回線サブネットワークの間の呼転送をサポートする装置および方法に関する。
【0015】
図1は、様々な供給源から発信されたトラフィックをサポートするATMバックボーン・ネットワーク5を示す概略図である。トラフィック源は、PSTN/ISDN7、インターネット・ネットワーク9、フレーム・リレー・ネットワーク11、パケット交換網13、および交換式マルチメガビット・データ・サービス(SMDS、Switched Multi-mega bit Date Service)15からなるネットワーク・アイランドとして示されている。ATMバックボーン・ネットワーク5は、交換機間の実線で概略的に示されたATMリンクによって相互接続された複数のATM交換機を含む。図1は、6つのこのような交換機を示す。ただし、ATMバックボーン・ネットワークは任意の数のATM交換機を含むことができ、ネットワークの物理寸法は設計上の選択の問題である。PSTN/ISDNサービスをサポートする複数の論理サブネットワークをサポートするためにATMバックボーン・ネットワーク5を使用することができる。このようなサブネットワークは、上記で引用され本出願人の関連特許出願に記載された中継回線サブネットワークでよい。
【0016】
図2は、ベアラ・トラフィックをATMバックボーン・ネットワーク25を介してPSTN内の末端オフィス27と末端オフィス29との間で送ることを可能にするネットワーク・アーキテクチャを示す。末端オフィス27および29はそれぞれ、異なる中継回線サブネットワークによってサポートされる。ATMバックボーン・ネットワークはブロック25によって表わされ、不定サイズである。ATMバックボーン・ネットワーク25は、少なくとも第1の中継回線ネットワーク32および第2の中継回線ネットワーク34をサポートする。これらのサブネットワークを以下では、サブネットワーク32および34と呼ぶ。サブネットワーク32および34はそれぞれ、ATMリンクによって相互接続されたATM交換機に関連付けられる。第1のサブネットワーク32および第2のサブネットワーク34は、リンク35によって相互接続されるサブネットワークとして概略的に示されており、リンク35は、サブネットワーク32および34を相互接続するように確立することのできる1つまたは複数の仮想回線(VC)を表わす。ATMバックボーン・ネットワーク25は、転送サービスしか実現しないので、呼のパス内で隣接するとみなすことのできる2つのインタフェース間のひと跳び(ホップ)として抽象化することができる。この概念によって「ATMトランキング(trunking、中継)」の語が得られる。この語は、現行のPSTN/ISDN階層に基づく通常のトランク(中継線)ではなく交換式の仮想チャネル接続(VCC、Virtual Channel Connections)または交換式の仮想パス接続(VPC、Virtual Path Connections)を使用してPSTN/ISDNノードにある1つのインタフェースから他のインタフェースへトラフィックを転送することを示す。これらのATM「トランク」の確立は、以下で詳しく説明するように、ISUPプロトコルとATMプロトコルの両方の制御下で行われる。
【0017】
末端オフィス27、29とATMバックボーン25との間のインタフェースを以下ではマルチサービス・プラットフォーム(MSP)40および42と呼ぶ。マルチサービス・プラットフォームについては、前述の本出願人の関連出願に詳しく記載されている。MSP40および42はPCMデータをATMセルに変換すると共に、ATMセルをPCMデータに変換する。また、MSP40および42は、VCCをマップし、特に、それぞれの末端オフィス27および29に捕捉された対応するトランク41とトランク43の間でベアラ・トラフィックを転送するためSVCが設定される。
【0018】
図2のネットワーク・アーキテクチャはまた、サブネットワーク32に関連する第1の呼マネージャ44と、サブネットワーク34に関連する第2の呼マネージャ50とを含む。第1および第2の呼マネージャ44および50はそれぞれ、CCSネットワーク局コードを有し、以下に詳しく説明するようにISUP信号通信メッセージをCCSネットワークを介して送受信するように構成されている。MSP40、42および呼マネージャ44、50は図2には別々のエンティティとして示されているが、これらを同じプラットフォーム上で実現できることを理解されたい。呼マネージャは、1998年12月7日に出願された「HYBRID TDM AND ATM VOICE SWITCHING CENTRAL OFFICE AND METHOD OF COMPLETING INTER−OFFICE CALLS USING SAME」という名称の本出願人の関連米国特許出願に記載されたように末端オフィス27、29内で実現することもできる。
【0019】
図2のネットワーク・アーキテクチャはさらに、CCS信号通信リンク46および52を含み、CCS信号通信リンク46および52は、末端オフィス27および29がCCSネットワーク58と通信することを可能にし、CCSネットワーク58は通常、SS7プロトコルを使用する。第1の呼マネージャ44はCCS信号通信リンク48を含み、それに対して第2の呼マネージャ50はCCS信号通信リンク51を含む。各呼マネージャはさらに、第1および第2の呼マネージャがMSP40および42へ制御メッセージを送信することを可能にするためにATMリンク54および56を含む。したがって、末端オフィスと呼マネージャの両方からのCCSメッセージは、CCSネットワーク58を介して送られ、それに対して、サブネットワーク32、34内のMSP用の制御メッセージは、ATM回線を使用するATMバックボーン・ネットワーク25を介して送られる。ATM回線は、第1のMSP40と第1の呼マネージャ44との間、および第2のMSP42と第2の呼マネージャ50との間に点線で概略的に示されている。呼が設定されたときに得られるATMベアラ回線60も、サブネットワーク32とサブネットワーク34の間に概略的に示されている。したがって、各呼マネージャは、CCSネットワークを用いたISUP信号送信と、サブネットワークを用いた制御メッセージ送信を行うように構成されるが、これらの信号通信機能を互いに別々に維持する。この構成は、ネットワーク・アーキテクチャが、PSTN/ISDNによって実現されるインテリジェント・サービスをサポートし、同時に呼転送用の基礎インフラストラクチャとしてATMバックボーンを使用することを可能にする。また、この信号通信構成はATMバックボーン・ネットワーク25に対する要件を最小限に抑え、このアーキテクチャをPSTN/ISDNでただちに実現できるようにする。さらに、CCS(Common Channel Signaling、共通チャネル信号通信)メッセージングおよびATM制御メッセージが各呼マネージャによって別々に管理されるので、CCSプロトコルを変更する必要はない。
【0020】
しかし、2つ以上のサブネットワークの間で呼を設定するために必要とされる信号通信プロトコルを実現するには、各サブネットワークに関連する呼マネージャが呼に関連する情報を得ることができるよう、あるメカニズムを実現しなければならない。本発明によれば、使用するメカニズムは、情報を転送するために使用されるメッセージング・パラメータである。このパラメータは、アプリケーション転送パラメータ(APP、Application Transport Parameter)と呼ばれ、CCSネットワーク58(図2)を横切って送られるISUP信号通信メッセージに挿入される。APPは、ATMサブネットワークを横切る信号通信処理に関する様々な情報を与える複数のオクテットからなる。APPは、1997年11月に発行された「Report R−77 of Telecommunications Standardization Sector of the International Telecommunication Union」で詳しく定義されている。この報告書を参照によって本明細書に合体する。
【0021】
図3は、APPの構造の概略図を示す。最初の4つのオクテットはそれぞれ、他のオクテットが存在するかどうかを示すために使用される1ビット拡張インジケータを含む。これによって、各フィールドについての値範囲が拡張される。この拡張インジケータが「0」に設定されている場合は、他のオクテットが存在する。この拡張インジケータが「1」に設定されている場合、他のオクテットは存在しない。第1の拡張インジケータの後に、7ビットのアプリケーション・コンテクスト識別子、すなわち、アプリケーション転送機構を使用するアプリケーションを一意に識別する値が続く。第2のオクテットは、1ビット拡張識別子と、その後に続く5つのスペア・ビットを含む。その後に続く2ビットはアプリケーション転送命令インジケータ(ATII)であり、それぞれ「B」および「A」と呼ばれる。ビットBは通知送信インジケータであり、通知を送信することか、あるいは通知を送信しないことを求める命令を示す。ビットAは、呼解放インジケータであり、呼を解放することか、あるいは呼を解放しないことを求める命令を示す。オクテット3は1ビット拡張インジケータと、その後に続く1ビット・シーケンス・インジケータ(SI)とを有する。SIは、アプリケーション転送メッセージ(APM)分割インジケータ・シーケンスの第1のセグメントを示すために使用される。APMは、上記で引用され引用によって本明細書に取り込むReport R−77に記載されたメッセージ・タイプである。APMは、VCCがキャッシュから呼び出されるときに呼を完了するために使用されるISUPメッセージ・タイプである。APMの呼設定での使用については図6を参照して以下に詳しく説明する。APM分割インジケータは、APMで使用される情報を搬送する残りのセグメントの数を示す。APM分割インジケータは、最後のセグメント(値「0」)を示すか、あるいは指定された数のセグメントが後に続く(値=「1〜9」)ことを示す。オクテット3aは1ビット拡張インジケータと、その後に続く、7ビットで定義される分割ローカル参照(SLR)とを含む。SLRは、呼に割り当てられる固有の値であり、分割されたARM内のセグメントを関連付けるために使用される。セグメントの数は、オクテット3内のAPM分割インジケータによって定義される。オクテット4aから4nは、カプセル化アプリケーション情報を含み、可変数のオクテット内の8ビットを使用する。カプセル化アプリケーション情報とは、ISUP初期アドレス・メッセージ(IAM、Initial Address Message)またはAPMによって転送する必要のあるアプリケーション情報である。カプセル化アプリケーション情報のコード化はいくつかの形をとることができる。たとえば、このコード化は、タグと、その後に続く長さフィールドおよび値フィールド、あるいはタグと、その後に続く値フィールドのみ、タグと、その後に続くフラグでよい。
【0022】
サブネットワークの間の呼設定では、カプセル化アプリケーション情報は、呼設定中に必要とされる以下の3つのデータ・セットを定義する。
【0023】
(1)ATM VCC識別子
(2)発信側末端オフィスに関連するMSPのATMアドレス
(3)信号通信相関タグ
カプセル化アプリケーション情報で搬送されるこの3つのデータ・セットの目的について、図4Aに示す呼設定信号通信シーケンスを参照して説明する。
【0024】
図4Aは、図2に示すATMバックボーン・ネットワーク25を介して呼を設定するための信号通信シーケンスを示す。図4Aは、呼が末端オフィス27から発信され末端オフィス29で終了するときの、VCCを使用した接続設定用の信号通信シーケンスを示す。しかし、任意の数の中間サブネットワークを横切る呼を設定する際に同様な原則を提供できることを理解されたい。発信側(発呼側)末端オフィス27と第1のサブネットワークとの間のインタフェースは、第1のMSP40および第1の呼マネージャ44によって実現される。受信側(受呼側)末端オフィス29と第2のサブネットワークとの間のインタフェースは、第2のMSP42および第2の呼マネージャ50によって実現される。図4Aから図6に示す信号通信シーケンスで、点線はISUP信号通信メッセージを示すために使用され、実線はATM信号通信メッセージを示すために使用される。
【0025】
図4Aに示すように、呼は末端オフィス27から発信される。呼に応答して、発信側末端オフィス27はSS7 IAMを生成し、第1のサブネットワークに関連する第1の呼マネージャ44にSS7ネットワークを介してIAMを転送する。第1の呼マネージャ44は、IAMを受信すると、メッセージから呼情報を抽出し、IAMアドバイザリ・メッセージ(IAM ADV)を生成し、ATMバックボーン・ネットワーク25を介して第1のMSP40に送信する。MSP40はIAM肯定応答(IAM ACK)で応答し、この肯定応答は第1の呼マネージャ44に返される。第1の呼マネージャ44は、IAMから抽出されたダイヤルされた番号を変換し、呼に関する経路情報を得る。次いで、IAMは、呼マネージャ44の発信側局コード(OPC)と、第2のサブネットワーク34内の呼マネージャ50の宛先局コード(DPC)と、呼に関する第1のサブネットワーク32の機能を識別する情報とを含むように修正される。その後、修正されたIAMは第2の呼マネージャ50へ送信される。図3に示すAPPを挿入することによって、IAMは部分的に修正され、アプリケーション・コンテクスト識別子と、前述のようにカプセル化アプリケーション情報フィールドに記憶されている3つのデータとを含む。この3つのデータは、次のとおりである。
【0026】
(1)ATM VCC識別子、
(2)第1のMSPのATMアドレス、および
(3)信号通信相関タグ
ATM VCC識別子は、図3に示すようにアプリケーション・コンテクスト識別子と共に使用される。図3に示すアプリケーション・コンテクスト識別子は、呼データを転送するために第2のMSP42と第1のMSP40との間でATM VCCが使用されることを第2の呼マネージャ50に示すが、呼に使用される特定のATM VCCを識別するものではない。第2のMSP42は、第1のMSP40を有する新しいATM VCCを設定するか、あるいはキャッシュから既存のVCCを選択する。第1のMSP40のATMアドレスは、第1のMSP40がATMバックボーン・ネットワーク25内のどこに位置しているかを識別する。この情報は、第1のMSP40へのVCCを確立するために第2のMSP42によって必要とされる。第1のMSP40のATMアドレスを含めることによって、2つのMSPの間でVCCを逆方向に設定することが可能になる。信号補正タグは、第1のMSP40が逆方向に第2のMSP42から第1のMSP40へ送信される設定メッセージを、第1の呼マネージャ44から第1のMSP40へのIAM ADVと相関付けることを可能にする。これによって、この呼のために捕捉された発信側末端オフィスにあるTDMトランクにSVCをマップすることができる。
【0027】
IAMは、APPを含むように修正された後、第2の呼マネージャ50へ送られる。第2の呼マネージャ50は、修正されたIAMを受信すると、第2のMSP42へIAM ADVを送信する。第2のMSP42は、第2の呼マネージャ50へIAM ACKを返す。第2の呼マネージャ50は、IAM ACKを受信すると、第2のMSP42へ接続要求メッセージを送信する。接続要求メッセージには、APPのカプセル化アプリケーション情報フィールドのデータが含まれる。第2のMSP42は、接続要求メッセージを受信すると、カプセル化アプリケーション情報を調べ、第1のMSP40に既存の(キャッシュされた)VCCが存在するか、それともこの呼のために新しいVCCを確立しなければならないかを判定する。
【0028】
この例では、呼のために新しいVCCを確立するものと仮定する。第2のMSP42は、この呼に使用されるVCCを識別するためにMSP42によって選択されたATM VCC識別子と、APPから得た信号通信相関タグとを含む設定メッセージを生成する。設定メッセージは、ATMバックボーン・ネットワーク25を通って、第1のMSP40をサポートする受信側ノードに至るように、当技術分野でよく知られている方式で送られる。設定メッセージは、第2のMSP42と第1のMSP40との間の交換式の仮想回線(SVC)としてATM VCCを設定し、VCC識別子によって第1のMSP40に識別される。この場合、設定メッセージ内の信号通信相関タグは、すでに第1の呼マネージャ44から第1のMSP40に送信されたIAM ADVメッセージと設定メッセージを相関付けるために第1のMSP40によって使用される。この相関付けは、第1のMSP40が、MSP42とMSP40の間で設定されたSVCを、呼を運ぶために発信側オフィス27が捕捉したTDMトランク・メンバにマップすることを可能にする。次いで、設定メッセージが順方向に横切るのと同じパスに沿って第1のMSP40から第2のMSP42へ送信される接続メッセージによってSVCの設定が完了する。この後で、第2のMSP42から第1のMSP40へ同期メッセージが送信される。同期メッセージは、この呼のために設定されたSVCの完全性を試験する。第1のMSP40は、第1のMSP40から第2のMSP42へ送信される同期肯定応答(同期ACK)メッセージで応答する。MSP42は、同期ACKメッセージを受信すると、第2の呼マネージャ50へ接続要求肯定応答(接続REQ ACK)を送信する。これと並行して、第2の呼マネージャ50は、IAMからAPPデータを取り出し、末端オフィス29を第2のMSP42に接続するトランク・グループに維持されているトランクの回線識別コード(CIC)を含むようにIAMを修正する。CICは、着呼が到着するトランクを末端オフィス29に示す。次いで、修正されたIAMが第2の呼マネージャ50から受信側末端オフィス29へ送信される。
【0029】
図4Bは、信号通信シーケンス、すなわち、図4Aに示す信号通信シーケンスの続きを示す。受信側末端オフィス29は、IAMを受信すると、この番号が有効であること、および呼び出された回線が利用可能であることを検証する。検証が完了した後、受信側末端オフィスは、アドレス完了メッセージ(ACM)を生成し、このACMを第2の呼マネージャ50へ送信する。次いで、第2の呼マネージャ50は第2のMSP42へACMアドバイザリ・メッセージ(ACM ADV)を送信し、第2のMSP42はACM肯定応答メッセージ(ACM ACK)で応答する。ACM ACKが受信されると、ACMが第2の呼マネージャ50から第1の呼マネージャ44へ転送され、第1の呼マネージャ44が同様に第1のMSP40へACM ADVを送信し、第1のMSP40がACM ACKを返す。ACM ACKが受信されると、第1の呼マネージャ44は発信側末端オフィス27へACMを転送する。発信側末端オフィス27でACMが受信されると、呼出し側回線と被呼側回線との間の接続が完了する。したがって、受信側末端オフィス29から被呼側回線に加えられるリンギングが呼出し側で聞こえる。被呼側が応答すると、受信側末端オフィス29から第2の呼マネージャ50へ応答メッセージ(ANM)が送信される。第2の呼マネージャ50は、第2のMSP42へANMアドバイザリ・メッセージ(ANM ADV)を送信することによって応答し、第2のMSP42はANM肯定応答メッセージ(ANM ACK)を返す。第2の呼マネージャ50は、ANM ACKを受信すると、ANMを第1の呼マネージャ44へ転送する。第1の呼マネージャ44は第1のMSP40へANM ADVを送信し、第1のMSP40はANM ACKを返す。次いで、第1の呼マネージャ44から発信側末端オフィス27へANMが送信され、通常の呼と同様に対話が行われ、ATMバックボーン・ネットワーク25を介してパルスコード変調(PCM)呼データが転送される。
【0030】
図5は、発信側末端オフィス27と受信側末端オフィス29との間で呼設定を追跡するための信号通信シーケンスを示す。この場合、呼のベアラ・トラフィックはATMバックボーン・ネットワーク25によって転送される。図5に示すネットワーク要素は、図4Aおよび図4Bに示すネットワーク要素と同一である。
【0031】
末端オフィス29の当事者が受話器を戻すと、末端オフィス29から第2の呼マネージャ50へ解放メッセージが送信され、第2の呼マネージャ50が、第2のMSP42へ解放アドバイザリ・メッセージ(REL ADV)を送信することによって応答し、第2のMSP42が解放肯定応答メッセージ(REL ACK)を返す。第2の呼マネージャ50は、REL ACKを受信すると、第1の呼マネージャ44にRELメッセージを転送し、第1の呼マネージャ44は第1のMSP40へREL ADVを送信し、第1のMSP40はREL ACKを返す。次いで、RELメッセージは発信側末端オフィス27へ転送される。発信側末端オフィス27は、解放完了メッセージ(RLC)で第1の呼マネージャ44に応答する。第1の呼マネージャ44は、第1のMSP40へRLCアドバイザリ・メッセージ(RLC ADV)を送信することによって、RLCメッセージを受信したことに応答し、第1のMSP40はRLC肯定応答メッセージ(RLC ACK)を返す。その後で、RLCは第2の呼マネージャ50へ送信され、第2の呼マネージャ50はRLCを受信側末端オフィス29へ転送する。第2の呼マネージャ50は、第2のMSP42へRLC ADVメッセージも送信し、第2のMSP42はRLC ACKで応答する。この呼のために確立されたSVCは、第1の呼マネージャ40から受信されたRLCアドバイザリ・メッセージに応答して第1のMSP40が第2のMSP42に解放SVCメッセージを送信したときに解放される。これは、第2のMSP42から第1のMSP40へ送信される解放肯定応答(解放ACK)メッセージによって肯定応答される。この時点で、呼が完全にテーク・ダウンされ、呼のために確立されたSVCが解放され、ATM機能が他のトラフィックによって使用できるように解放される。
【0032】
図6は、ATMバックボーン・ネットワーク25を介して呼が確立され、ベアラ・トラフィックを転送するために使用されるVCCが、事前に確立されキャッシュに記憶されているSVCである信号通信シーケンスを示す。この信号通信シーケンスは、引用によって本明細書に取り込む前述のReport R−77 of the International Telecommunications Unionで定義されたAPM信号通信メッセージを使用する。APMは、アプリケーション情報を搬送するためにどちらかの方向に送信されるISUP信号通信メッセージである。前述のAPPは、IAMメッセージがVCC識別子を含むことを除いてIAMメッセージへのコード化とほとんど同じようにAPMにコード化される。APMは、事前に確立されたVCCが、呼に関連するベアラ・トラフィックを搬送するVCCとしてキャッシュから選択されたときに、ATMバックボーン・ネットワーク25上に配置された2つのサブネットワークの間の逆方向呼設定を可能にする。APMはISUPプロトコル・メッセージであるが、APM中のデータをATMセルに充填し、ATMバックボーン25を介して送信することができる。この信号通信シーケンスは、この呼が末端オフィス27から発信され末端オフィス29で終了するときの呼設定に関するステップを示す。このネットワーク構成は、上記で図4Aおよび図4Bを参照して説明した構成と同一である。
【0033】
図6に示すように、末端オフィス27で呼が発信され、末端オフィス27はIAMを生成し、呼出し側によってダイヤルされた番号に応答して第1の呼マネージャ44へ送信する。第1の呼マネージャ44は、IAMを受信すると、呼情報を抽出し、IAM ADVを生成し、第1のMSP40へ送信し、第1のMSP40はIAM ACKを返す。次いで、第1の呼マネージャ44は、第1の呼マネージャ44のOPCと、第2の呼マネージャ50のDPCと、この呼に関する第1のサブネットワークの機能を識別する情報とを含むようにIAMを修正する。この情報は、前述のように、APPのカプセル化アプリケーション情報フィールドによって部分的に定義される。APPがIAMにコード化された後、IAMは第1の呼マネージャ44から第2の呼マネージャ50へ送信される。第2の呼マネージャ50は、IAMを受信すると、第2のMSP42へIAM ADVを送信し、第2のMSP42はIAM ACKで応答する。第2の呼マネージャ50は、IAM ACKを受信すると、接続要求メッセージを生成し、第2のMSP42へ送信する。接続要求メッセージには、IAMから抽出されたカプセル化アプリケーション情報が含まれる。
【0034】
第2のMSP42は、接続要求メッセージを受信すると、カプセル化アプリケーション情報を調べ、第1のMSP40のATMアドレス用の事前に確立された(キャッシュされた)VCCが存在するかどうかを判定する。この例では、キャッシュされたアイドル状態のVCCが存在し、この呼用に選択されるものと仮定する。SVCキャッシングは、1998年10月2日に出願され明細書全体が引用によって本明細書と合体された「METHOD AND APPARATUSFOR REDUCTION OF CALL SETUP RATE INATM NETWORK」という名称の本出願人の関連米国特許出願に詳しく記載されている。第2のMSP42は、カプセル化アプリケーション情報フィールド中の2つのデータでコード化されたAPPを含むAPMメッセージを生成する。この第1のデータは、ATM VCC識別子であり、キャッシュ・プール中の利用可能なSVCを、この呼に関連するベアラ・トラフィックを搬送するSVCとして識別する。第2のデータは信号通信相関タグであり、すでに第1の呼マネージャ44から第1のMSP40へ送信されたIAM ADVとAPMを相関付ける。
【0035】
ATM VCC識別子は、第1のMSP40が、この利用可能なSVCを、この呼のベアラ・トラフィックを搬送するSVCとして選択することを可能にする。信号通信相関タグは、第1のMSP40が、すでに発信側末端オフィス27から第1のMSP40へ送信されたIAM ADVとAPMメッセージを相関付けることも可能にする。この相関付けによって、キャッシュから選択されたSVCを、発信側末端オフィスで捕捉されたTDMトランクにマップすることが可能になる。次いで、第1のMSP40は第2のMSP42へ同期メッセージを送信する。同期メッセージはSVC接続の完全性を試験し、その後で、第2のMSP42によって同期ACKが返される。その後で、第2のMSP42は第2の呼マネージャ50へ接続REQ ACKを送信する。第2の呼マネージャ50は、接続REQ ACKメッセージを受信すると、第2のMSP42を受信側末端オフィス29に接続するトランク・グループ内のTDMトランク・メンバを識別するCIC情報をIAMに挿入する。次いで、CIC情報を含むIAMは第2の呼マネージャ50から受信側末端オフィス29へ送信される。その後で、上記で図4Bを参照して説明したのと同一の方式で呼処理が行われる。
【0036】
キャッシュから得たSVCを使用した呼設定に関する呼解放手順は、図5に示すのとほとんど同じ信号通信シーケンスに従う。ISUP信号通信シーケンスが完了した後、あるいはそれと同時に、この呼に使用されたSVCをキャッシュに戻すか、それとも解放するかが判定される。SVCをキャッシュに戻す場合、キャッシュ・プールのマスタとして働く2つのMSPのうちの一方、たとえば第1のMSP40は、第2のMSP42へキャッシュSVCメッセージ(図示せず)を送信し、キャッシュ内のこのSVCの状況を「アイドル」に変更する。SVCをキャッシュに戻さない場合、第1のMSP40から第2のMSP42へ解放SVCメッセージが送信され、第2のMSPにこのSVCを解放するよう命令する。解放SVCメッセージは解放ACKによって肯定応答され、SVCの解放が完了する。
【0037】
前述のPSTN信号通信方式はISUPプロトコルの使用を仮定しているが、交換型電話網を介して呼の流れを制御することのできる他の信号通信プロトコルを使用することもできることを理解されたい。PSTN電話交換機と呼マネージャ44、50との間で交換される信号通信メッセージ用の好ましいパスとしてCCSネットワークについて説明したが、ATMバックボーン・ネットワーク25を使用して信号通信メッセージを転送することもできることを理解されたい。この場合、PSTN電話交換機は、当技術分野でよく知られているようにATMインタフェースを備える。
【0038】
したがって、本明細書で説明した目的および利点を達成する、ATMサブネットワークの間で呼を設定する方法および装置の新規の態様を図示し説明した。しかし、当業者には、本発明の好ましい実施形態を開示する明細書および添付の図面を検討した後で、本発明の変更形態、修正形態、変形形態、組合せ形態、部分組合せ形態、ならびにその他の用途および応用例が明白になろう。本発明の趣旨および範囲から逸脱しないそのようなすべての変更形態、修正形態、変形形態、およびその他の用途および応用例は、本発明によってカバーされ、本発明は請求の範囲によってのみ制限される。
【図面の簡単な説明】
【図1】様々な供給源から発信されるトラフィックの転送をサポートするATMバックボーン・ネットワークを示す概略図である。
【図2】ATMバックボーン上に配置されたATMサブネットワークによってサポートされるPSTN用のネットワーク・トポロジおよび信号通信構成を示す概略図である。
【図3】あるISUP信号通信メッセージにコード化されるアプリケーション転送パラメータ(APP)の構造を示す概略図である。
【図4】図4Aは、呼のために設定された交換型仮想専用線(SVC)を横切って呼のベアラ・トラフィックが送られる、ATMバックボーン上に配置されたサブネットワークを横切る呼を確立する信号通信シーケンスを示す図であり、図4Bは、図4Aの信号通信シーケンスの残りのステップを示す図である。
【図5】呼のために設定されたSVCを使用して呼のベアラ・トラフィックが転送される、ATMバックボーン上に配置されたサブネットワークを横切る呼をテーク・ダウンする信号通信シーケンスを示す図である。
【図6】SVCキャッシュから取り出されたSVCを使用して呼のベアラ・トラフィックが転送される、ATMバックボーン上に配置されたサブネットワークを横切る呼を確立する信号通信シーケンスを示す図である。
【符号の説明】
4a〜4n オクテット
5、25 ATMバックボーン・ネットワーク
7 PSTN/ISDN
9 インターネット・ネットワーク
11 フレーム・リレー・ネットワーク
13 パケット交換網
15 交換機ド・マルチメガ・ビット・データ・サービス
27、29 末端オフィス
32、34 サブネットワーク
41、43 トランク
40、42 マルチサービス・プラットフォーム
44、50 呼マネージャ
46、48、52 CCS信号通信リンク
54、56 ATMリンク
58 CCSネットワーク
Claims (16)
- 交換機間でベアラ・トラフィックを転送するのにATMバックボーン・ネットワークを使用するようになされた第1および第2のサブネットワークにそれぞれ関連する第1および第2の電話交換機の間で、音声データまたは音声グレードのデータを転送する装置であって、前記第1の電話交換機が前記第1のサブネットワークとの第1のインターフェースを有し、前記第2の電話交換機が前記第2のサブネットワークとの第2のインターフェースを有し、前記第1および第2のインターフェースがそれぞれパルスコード変調データをATMセルに変換し、ATMセルをパルスコード変調データに変換するようになっており、
第1のサブネットワークに論理的に関連する第1の呼マネージャと、
第2のサブネットワークに論理的に関連する第2の呼マネージャとを備え、
前記第1の呼マネージャが、前記第2の呼マネージャと信号通信方式7(SS7)ネットワークを介して信号通信メッセージを交換することができ、少なくとも1つの信号通信メッセージが、初期アドレスメッセージ(IAM)を含み、IAMが前記第1のインタフェースと第2のインタフェースとの間で呼設定を行うための情報を含み、
前記第1の呼マネージャが、前記第1の電話交換機からIAMを受信し、IAMに関連する呼を設定するのに必要とされる前記第1のインタフェースに関する情報を含むように当該IAMの内容を修正し、
前記第2の呼マネージャが、前記修正後のIAMをさらに前記呼が到着するトランクを示す情報を含むように修正し、当該修正されたIAMを前記第2の電話交換機へ転送して前記呼のためのトランク捕捉を開始する、
音声または音声グレードのデータを転送する装置。 - 前記第2のインタフェースが、メッセージをATMバックボーン・ネットワークを介して前記第2のインタフェースから前記第1のインタフェースへ送り、前記第1のインタフェースと前記第2のインタフェースとの間で仮想チャネル接続を行うことができるようにすることによって逆方向呼設定を行うように構成される、請求項1に記載の装置。
- 第1の電話交換機が第1のサブネットワークとの第1のインタフェースを有し、第2の電話交換機が第2のサブネットワークとの第2のインタフェースを有し、第1および第2のサブネットワークにそれぞれ第1および第2の呼マネージャが論理的に関連付けられ、それぞれのサブネットワーク内の電話交換機の間でベアラ・トラフィックを転送するために非同期転送モード(ATM)プロトコルを使用する第1および第2のサブネットワークにそれぞれ関連する前記第1の電話交換機と前記第2の電話交換機との間で電話呼を送る方法であって、
(i)前記第1の電話交換機から前記第1の呼マネージャへ呼要求メッセージを送るステップと、
(ii)前記呼要求メッセージから抽出されたダイヤルされた番号を変換し、前記呼に関する経路情報を得るステップと、
(iii)呼の発信に関する情報を含むように前記呼要求メッセージを修正し、呼要求メッセージに関する経路情報を使用して前記修正された呼要求メッセージを前記第2の呼マネージャへ転送するステップと、
(iv)前記修正された呼要求メッセージから抽出されたダイヤルされた番号を前記第2の呼マネージャで変換し、前記第2の電話交換機を識別するステップと、
(v)呼の発信に関する情報を含む信号通信メッセージを前記第2の呼マネージャから前記第2のインタフェースへ送信するステップと、
(vi)前記第2のインタフェースから前記第1のインタフェースへ信号通信メッセージを送信し、呼に関連するベアラ・トラフィックを転送するための接続を行うステップと、
(vii)前記修正された呼要求メッセージをさらに前記呼が到着するトランクを示す情報を含むように修正し、当該修正された呼要求メッセージを前記第2の呼マネージャから前記第2の電話交換機へ転送し、前記第2の電話交換機でトランクの捕捉を開始し、呼完了を可能にするステップとを含む、電話呼を送る方法。 - 前記呼要求メッセージが共通チャネル信号通信メッセージである、請求項3に記載の方法。
- 前記呼要求メッセージがSS7初期アドレス・メッセージ(IAM)である、請求項3に記載の方法。
- 前記呼要求メッセージを修正するステップが、前記第1のインタフェースのATMアドレスを呼要求メッセージに挿入することを含む、請求項3に記載の方法。
- 前記呼要求メッセージを修正するステップ(iii)が、前記修正された呼要求メッセージに関するメッセージと、第2のインタフェースから第1のインタフェースへ送信される前記信号通信メッセージとの、第1のインタフェースでの相関付けを可能にする相関タグを挿入することを含む、請求項3に記載の方法。
- 第2のインタフェースから第1のインタフェースへ送信される前記信号通信メッセージが、呼に関連するベアラ・トラフィックをATMバックボーン・ネットワークを介して転送するために、前記第1のサブネットワークと前記第2のサブネットワークとの間で仮想チャネル接続を行うことを可能にする、請求項3に記載の方法。
- 第2のインタフェースから第1のインタフェースへ送信される前記信号通信メッセージが、ベアラ・トラフィックを転送するための、ATMバックボーン・ネットワークを通る仮想チャネル接続を識別する請求項3に記載の方法。
- 前記呼要求メッセージがISUP信号通信メッセージである、請求項3に記載の方法。
- 前記呼設定が呼パスに対して逆方向に行われ、前記呼設定が第2のインタフェースから第1のインタフェースへ行われる、請求項1に記載の装置。
- 前記SS7信号通信メッセージがISDNユーザ部(ISUP)メッセージを含む、請求項1に記載の装置。
- 前記信号通信メッセージがATMバックボーン・ネットワークを介して交換される、請求項1に記載の装置。
- 前記第1および第2のインタフェースの各々は、パルスコード変調(PCM)データをATMセルに変換し、逆にATMセルをPCMデータに変換する、請求項13記載の装置。
- 前記第1および第2のサブネットワークは、ATMバックボーン・ネットワーク上にある、請求項3に記載の方法。
- 前記信号通信メッセージがATM信号通信メッセージである、請求項15に記載の方法。
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