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JP4469591B2 - 画像形成装置のクリーニング装置 - Google Patents
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JP4469591B2 - 画像形成装置のクリーニング装置 - Google Patents

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Description

本発明は、クリーニング装置、特に、感光体ドラムの表面の不純生成物および残留トナーを除去するための画像形成装置のクリーニング装置に関する。
画像形成装置は、主に、画像形成部と、用紙を搬送する給紙部とを備えている。この画像形成装置では、画像形成部において、給紙部により搬送される用紙にトナーを転写して画像が形成される。このように画像形成装置において画像を形成するために、画像形成部は、帯電器と、露光器と、現像装置と、クリーニング装置とを備えている。この画像形成部では、帯電器が感光体ドラムの表面を帯電させている。そして、露光器が、帯電させられた感光体ドラムに画像デ−タに応じた露光を施している。これにより、感光体ドラムの表面には静電潜像が形成される。そして、感光体ドラムの表面に形成された静電潜像が現像装置によって現像され、トナ−画像が用紙上に転写される(特許文献1)。
このとき、クリーニング装置は、感光体ドラムの表面の不純生成物および残留トナーを除去している。このクリーニング装置は、主に、ハウジングと、ローラ部材と、一対の揺動部材と、付勢部材と、クリーニングブレードと、シール部材とを有している。ハウジングは、感光体ドラム側が開口した内部空間を有している。ローラ部材は、ハウジングの内部空間に回転自在に配置され、感光体ドラムの表面を研磨して不純生成物を除去している。一対の揺動部材は、ローラ部材の軸方向両端部に配置されている。これら一対の揺動部材は、ローラ支持部と装着部とを有している。ローラ支持部は、ローラ部材の回転軸を回転自在に支持している。装着部は、ハウジングに回転自在に装着されている。この装着部は、たとえば止め輪のような取付部材を用いることでハウジングに回転自在に装着されている。このような一対の揺動部材は、ローラ支持部側が装着部を支点にして感光体ドラム側に揺動可能になっている。付勢部材は、たとえばコイルばねであり、揺動部材のローラ支持部側に装着されている。この付勢部材の引張力を利用して、揺動部材を感光体ドラム側に付勢している。これにより、ローラ部材は感光体ドラムに圧接させられる。クリーニングブレードは、感光体ドラムの表面に当接可能なようにハウジングに装着されており、残留トナーを除去している。シール部材は、ローラ部材と一対の揺動部材とを取り囲むようにハウジングに取り付けられ、残留トナーのクリーニング装置からの飛散を防止している。
特開2000−112309号公報
従来のクリーニング装置では、一対の揺動部材がローラ部材とともにハウジングに装着される。このとき、一対の揺動部材はローラ部材の軸方向両端部に配置されており、揺動部材のローラ支持部がローラ部材の回転軸を回転自在に支持している。そして、揺動部材の装着部が、取付部材を用いてハウジングに回転自在に装着されている。この状態で、揺動部材のローラ支持部側が付勢部材によって揺動部材の装着部を支点にして感光体ドラム側に付勢される。そして、ローラ支持部に回転自在に支持されたローラ部材が感光体ドラムに圧接させられる。
このようにローラ部材を感光体ドラムに圧接させるための一対の揺動部材では、揺動部材自体が比較的小さな部材であるため、揺動部材の一部である装着部はより小さなものとなる。この装着部をハウジングに固定するための取付部材の取付作業は、緻密かつ煩雑な作業が要求される。
また、特許文献1に記載のように、揺動部材の装着部に対して揺動部材のローラ支持部と付勢部材の装着位置とが反対側にあり、付勢部材がクリーニング装置のハウジングと揺動部材の間に掛け渡されている構成では、感光体とローラ部材の間の摩擦力が変化してローラ部材に大きな力が加わると、感光体ドラムとローラ部材との間の摩擦力が変化してローラ部材に変動が生じると、特にローラ部材が感光体ドラムにギアで結合されていない場合には、揺動部材が捩れやすくなり、ローラ部材が感光体ドラムに均一な力で圧接できなくなる。一方で、ローラ部材を感光体ドラムに圧接させた状態で、ローラ部材を回転させないで放置しておくと、ローラ部材の表面に永久歪みが形成されるおそれがある。たとえば、ローラ部材は発泡合成ゴム等で形成されることが多いので、出荷時等にローラ部材を長期間回転させないような状態が続くと、ローラ部材の表面には永久歪みが凹部として残ってしまうおそれがある。
さらに、従来のクリーニング装置のハウジングには、残留トナーの飛散を防止するために、ローラ部材と一対の揺動部材とを取り囲むようにシール部材がハウジングに取り付けられている。このようにシール部材がハウジングに取り付けられていると、ローラ部材を感光体ドラムに圧接させる一対の揺動部材が可動部材であるため、一対の揺動部材の近傍から残留トナーが漏れてしまい飛散してしまうおそれがある。
本発明の課題は、一対の揺動部材を簡単な構成で容易に組み立てられるようにするとともに、一対の揺動部材がローラ部材を感光体ドラムに安定に圧接させたり感光体ドラムから離間させたりすることができるようにすることにある。
本発明の別の課題は、一対の揺動部材の近傍からトナーが漏れないようにすることにある。
請求項1に係る画像形成装置のクリーニング装置は、感光体ドラムの表面の不純生成物および残留トナーを除去するためのものである。このクリーニング装置は、ハウジングと、ローラ部材と、一対の揺動部材と、付勢部材と、クリーニングブレードとを備えている。ハウジングは、感光体ドラム側が開口した内部空間を有している。ローラ部材は、感光体ドラムの表面を研磨して不純生成物を除去するためのものであり、ハウジングの内部空間に回転自在に配置されている。一対の揺動部材は、ローラ部材の軸方向両端部に配置されている。これら一対の揺動部材は、ローラ支持部と装着部とを有している。ローラ支持部は、ローラ部材の回転軸を回転自在に支持している。装着部は、ハウジングに回転自在に装着されている。このような揺動部材は、ローラ支持部側が装着部を支点にして感光体ドラム側に揺動可能になっている。付勢部材は、ローラ部材を感光体ドラムに圧接させるためのものであり、一対の揺動部材に装着されている。クリーニングブレードは、感光体ドラムの表面に当接して残留トナーを除去するためのものである。このクリーニングブレードは、一対の揺動部材のハウジングからの抜け出しを規制可能にハウジングに装着されている。
このクリーニング装置では、一対の揺動部材がローラ部材とともにハウジングに装着される。このとき、一対の揺動部材はローラ部材の軸方向両端部に配置されている。一対の揺動部材では、揺動部材のローラ支持部がローラ部材の回転軸を回転自在に支持する。そして、揺動部材の装着部が、ハウジングに回転自在に装着される。このような一対の揺動部材は、クリーニングブレードによってハウジングからの抜け出しが規制される。この状態で、1対の揺動部材に装着された付勢部材が、ローラ部材を感光体ドラムに圧接させる。
ここでは、クリーニングブレードが一対の揺動部材のハウジングからの抜け出しを規制できるようになっているので、一対の揺動部材のハウジングからの抜け出しを規制するための取付部材が不要になり、一対の揺動部材を簡単な構成で容易に組み立てることができる。
請求項2に係る画像形成装置のクリーニング装置では、請求項1に記載の画像形成装置のクリーニング装置において、付勢部材が、揺動部材の装着部に対してローラ支持部側に配置されている。また、付勢部材を保持するための保持部材が、ハウジングに設けられている。この場合、付勢部材が揺動部材のローラ支持部側に配置されており、この付勢部材を保持するための保持部材がハウジングに設けられているので、付勢部材を安定に作動させることができる。このため、感光体ドラムとローラ部材との間の摩擦力が変化してローラ部材に変動が生じたとしても、一対の揺動部材は捩れにくくなり、ローラ部材を感光体ドラムに安定に圧接させることができる。
請求項3に係る画像形成装置のクリーニング装置では、請求項1又は2に記載の画像形成装置のクリーニング装置において、クリーニングブレードがハウジングとで一対の揺動部材の装着部を挟持している。この場合、クリーニングブレードがハウジングとで一対の揺動部材の装着部を挟持しているので、クリーニングブレードは、一対の揺動部材が揺動しても揺動部材のローラ支持部側に干渉することなく、一対の揺動部材のハウジングからの抜け出しを規制することができる。
請求項4に係る画像形成装置のクリーニング装置は、請求項1から3のいずれかに記載の画像形成装置のクリーニング装置において、解除部材をハウジングに着脱自在に装着可能になっている。この解除部材は、揺動部材に係合して揺動部材を感光体ドラムから離反する方向に揺動させる。そして、ローラ部材を前記感光体ドラムから離間させる。この場合、解除部材をハウジングに着脱自在に装着して解除部材を揺動部材に係合させるようにしたことで、解除部材によって、揺動部材を感光体ドラムから離反する方向に揺動させてローラ部材を感光体ドラムから離間させることができる。このようにしておくと、ローラ部材を感光体ドラムに圧接させた状態でローラ部材を長期間回転させないようなときには、解除部材によってローラ部材を感光体ドラムから離間させて、ローラ部材の表面に永久歪みが形成されないようにすることができる。
請求項5に係る画像形成装置のクリーニング装置は、請求項1から4のいずれかに記載の画像形成装置のクリーニング装置において、シール部材をさらに備えている。シール部材は、残留トナーの飛散を防止するためのものである。このシール部材は、ローラ部材を取り囲むようにハウジングおよび一対の揺動部材に取り付けられている。この場合、ローラ部材を取り囲むようなシール部材が、ハウジングだけでなく一対の揺動部材にも取り付けられているので、一対の揺動部材の近傍からトナーが漏れないようにすることができる。
請求項6に係る画像形成装置のクリーニング装置では、請求項5に記載の画像形成装置のクリーニング装置において、シール部材が、第1シール部材と一対の第2シール部材と第3シール部材とを有している。第1シール部材は、ハウジングとクリーニングブレードとの間でハウジングに取り付けられている。一対の第2シール部材は、クリーニングブレードと一対の揺動部材との間の位置で一対の揺動部材に取り付けられている。一対の第3シール部材は、ローラ部材の両側に位置するハウジングに取り付けられている。このようにシール部材を第1から第3シール部材に分割してハウジングおよび一対の揺動部材に取り付けられるようにしたことで、シール部材をハウジングおよび一対の揺動部材に容易に取り付けることができる。また、一対の揺動部材の動作を妨げることなく、一対の揺動部材の近傍からのトナー漏れを防止することができる。
請求項7に係る画像形成装置のクリーニング装置では、請求項6に記載の画像形成装置のクリーニング装置において、第2シール部材の一部が第1シール部材の端部に重ねられており、第3シール部材の一部が第2シール部材の一部に重ねられている。この場合、第2シール部材の一部が第1シール部材の端部に、第3シール部材の一部が第2シール部材の一部に重ねられている。このようにシール部材に重複する部分を設けることで、一対の揺動部材の近傍からのトナー漏れを確実に防止することができる。
本発明によれば、クリーニングブレードが一対の揺動部材のハウジングからの抜け出しを規制できるようになっているので、一対の揺動部材を簡単な構成で容易に組み立てることができる。付勢部材が揺動部材のローラ支持部側に配置されており、この付勢部材を保持するための保持部材がハウジングに配置されているので、付勢部材を安定に作動させることができる。このため、一対の揺動部材は捩れにくくなり、ローラ部材を感光体ドラムに安定に圧接させることができる。また、クリーニング装置に解除部材を設置することで、揺動部材を感光体ドラムから離反する方向に揺動させてローラ部材を感光体ドラムから離間させることができる。さらに、シール部材がローラ部材を取り囲むようにハウジングおよび一対の揺動部材に取り付けられているので、一対の揺動部材が揺動しても、一対の揺動部材の近傍からトナーが漏れないようにすることができる。
図1は、本発明の一実施形態によるタンデム型カラープリンタの概略断面図を示している。このカラープリンタ1は、カラー画像形成のための各色の画像形成部2M,2Y,2C,2Bと、各色のトナー容器3M,3Y,3C,3Bと、用紙を搬送する搬送ベルト4と、搬送される用紙に各色のトナー画像を転写するための第1から第4転写ローラ5M,5Y,5C,5Bと、画像形成部2M,2Y,2C,2Bに用紙を給紙する給紙機構6と、用紙上に転写されたトナー画像を定着するための定着部7と、排出部8とを有している。
画像形成部2M,2Y,2C,2Bは、それぞれマゼンタ、イエロー、シアン、ブラックの各色のトナー画像を形成するものであり、用紙の搬送方向上流側から搬送ベルト4に沿って横方向に順に並べて配置されている。画像形成部2M,2Y,2C,2Bのそれぞれは、感光体ドラム10、帯電器11、露光器12、現像装置13及びクリーニング装置14を有している。これら画像形成部2M,2Y,2C,2Bでは、像担持体としてのアモルファスシリコン等からなる感光層を有する感光体ドラム10の周囲に、帯電器11、露光器12、現像装置13及びクリーニング装置14が順に配置されている。
定着部7は、図1に示すように、内部にヒータを有する加熱ローラ及び加熱ローラに押圧される加圧ローラを有している。そして、この定着部7と排出部8との間には排紙搬送路27が設けられている。排紙搬送路27は、給紙搬送路22と同様に、ガイド部材と、複数のローラ対とから構成されている。なお、排出部8は装置の上面に形成されており、定着部7を通過した用紙が、排紙搬送路27を介して上方に搬送され装置の上面に排出される。
クリーニング装置14は、感光体ドラム10の表面の不純生成物および残留トナーを除去するためのものである。このクリーニング装置14は、図2に示すように、主に、ハウジング40と、ローラ部材41と、一対の揺動部材50と、付勢部材51と、クリーニングブレード43と、シール部材44とを備えている。なお、図2は説明の都合で解除部材45を揺動部材50とハウジング40との間に挿入した状態を表しているが、解除部材45を挿入していない場合でも各部材の配置は略同一である。ここで、不純生成物とは、帯電器11の感光体ドラム10の帯電時に発生する窒素酸化物等のことであり、この窒素酸化物等の不純生成物が感光体ドラム表面の微小構造に入り込んで付着すると、これら不純生成物が吸湿性を有するため、高湿時にプリンタを用いると像流れ現象が発生することがある。なお、本発明では感光体ドラム10として感光層としてアモルファスシリコン感光体を有するものを用いた。
ハウジング40は、感光体ドラム10の回転軸10aに平行に配置されている。このハウジング40は、感光体ドラム10側が開口した内部空間を有している。ローラ部材41は、たとえば発泡合成ゴムからなっており、外周面が感光体ドラム10の外周面を研磨して不純生成物を除去している。このローラ部材41は、回転軸41aが感光体ドラム10の回転軸10aに平行になるようにハウジング40の内部空間に回転自在に配置されている。
一対の揺動部材50は、図3に示すように、ローラ部材41の回転軸41a方向両端部に配置されている。これら一対の揺動部材50は、図4に示すように、ローラ部材41の回転軸41aに交差する軸方向に長く形成されている。この揺動部材50は、ローラ支持部50aと装着部50bと付勢部材装着部50cと解除部材係合部50dとを有している。ローラ支持部50aは、揺動部材50の一端部に設けられており、ローラ部材41の回転軸41aを回転自在に支持している。装着部50bは、揺動部材50の他端部に設けられている。装着部50bは軸部50eを有しており、この軸部50eは、ローラ支持部50aがローラ部材41の回転軸41aを支持した状態で、ローラ部材41の回転軸41aに平行になるように形成されている。この軸部50eにおいて、装着部50bはハウジング40に回転自在に装着されている。揺動部材50は、ローラ支持部50a側が装着部50bの軸部50eを支点にして感光体ドラム10側に揺動可能になっている(図2参照)。付勢部材装着部50cは、揺動部材50に後述する付勢部材51を装着するために設けられている。付勢部材装着部50cは、ローラ支持部50aから揺動部材50の長手方向外方に突出して一体に形成されている。この付勢部材装着部50cはL字状の断面形状を有している。このとき、L字の底面50fがローラ部材41の回転軸41aに平行に感光体ドラム10側に設けられており、L字の立設面50gがローラ部材41の回転軸41aにくい違う方向に設けられている。解除部材係合部50dは、揺動部材50に後述する解除部材45を係合させるために設けられている。解除部材係合部50dは、ローラ支持部50aと装着部50bとの間において、揺動部材50から突出して一体に形成されている。この解除部材係合部50dは、揺動部材50との間の角度が鋭角になるように、ローラ支持部50a側に傾斜している。
付勢部材51は、図4に示すように、付勢部材装着部50cに係合して装着されている。付勢部材51は、たとえばコイルばね51からなっており、コイルばね51が圧縮された状態で付勢部材装着部50cに配置されている。このコイルばね51の先端部はL字断面を有する付勢部材装着部50cのL字底面50fに当接しており、コイルばね51の基端部はハウジング40に当接している。そして、コイルばね51の外周面は、L字断面を有する付勢部材装着部50cのL字立設面50gに沿うように配置されている。また、コイルばね51は、軸部50eを含む装着部50bの軸方向幅R内に収まるように、付勢部材装着部50cに配置されている(図3参照)。このようにコイルばね51を付勢部材装着部50cに装着することで、コイルばね51によって揺動部材50のローラ支持部50a側が感光体ドラム10側に付勢される。そして、ローラ部材41が感光体ドラム10に圧接させられる。さらに、ハウジング40には、コイルばね51を位置決めするための保持部材であるボス52が設けられている。このボス52は、コイルばね51の内周部に係合しており、コイルばね51を軸方向に安定に作動させることができる。このため、感光体ドラム10とローラ部材41との間の摩擦力が変化してローラ部材41に変動が生じたとしても、一対の揺動部材50は捩れにくくなり、ローラ部材41を感光体ドラム10に均一な力で安定に圧接させ続けることができる。
クリーニングブレード43は、図2および図3に示すように、感光体ドラム10の表面に当接して残留トナーを除去するためのものである。クリーニングブレード43は、ローラ部材41の回転軸41a方向に長い板状に形成されている。このクリーニングブレード43は、一対の揺動部材50のハウジング40からの抜け出しを規制可能にハウジング40に装着されている。クリーニングブレード43は、後述するシール部材44を介して、ハウジング40とで一対の揺動部材50の装着部50bを挟持している。そして、クリーニングブレード43の長手方向の両端部が、ハウジング40にボルトにより固定されている。
シール部材44は、残留トナーの飛散を防止するためのものである。このシール部材44は、図3に示すように、ローラ部材41を取り囲むようにハウジング40および一対の揺動部材50に取り付けられている。シール部材44は、第1シール部材44aと一対の第2シール部材44bと第3シール部材44cとを有している。第1シール部材44aは、ハウジング40とクリーニングブレード43との間でハウジング40に取り付けられている。一対の第2シール部材44bは、クリーニングブレード43と一対の揺動部材50との間の位置で一対の揺動部材50に取り付けられている。これら一対の第2シール部材44bの一部は、第1シール部材44aの端部に重ねられている(図3の領域A)。一対の第3シール部材44cは、ローラ部材41の両側に位置するハウジング40に取り付けられている。これら一対の第3シール部材44cの一部は、第2シール部材44bの一部に重ねられている(図3の領域B)。
解除部材45は、矩形棒状に形成されている。この解除部材45は、図2に示すように、両端部が互いに離反する方向に折り曲げ加工された第1折曲部45aおよび第2折曲部45bと、第1折曲部45aと第2折曲部45bとを結ぶ直線部45cとを有している。第1折曲部45aは、ハウジング40に当接するとともに、解除部材係合部50dのローラ支持部側に係合している。直線部45cはハウジング40に部分的に当接している。このようにハウジング40に配置され解除部材係合部50dに係合する解除部材45では、第2折曲部45bをローラ部材41側に押圧することで、直線部45cにおいてハウジング40に当接した部分を支点にして、第1折曲部45a側がローラ部材41から離反する方向に揺動する。このとき、第1折曲部45aが解除部材係合部50dに係合しているので、解除部材係合部50dを介して、揺動部材50が感光体ドラム10から離反する方向に揺動する。すると、ローラ部材41が感光体ドラム10から離間する。このときのローラ部材41と感光体ドラム10との間の間隔は、たとえば1mm程度である。なお、解除部材45は、ローラ部材41が感光体ドラム10に長期間にわたって同一の状態で圧接した状態となることが予想されるプリンタ出荷時等に、図2に示したように、ハウジング40と揺動部材50の間に挿入される。
搬送ベルト4は、駆動ローラ20と従動ローラ21との間に掛け渡されて循環駆動されている。この搬送ベルト4は、給紙機構6から給紙搬送路22を介して搬送されてきた用紙を吸着してほぼ水平方向に搬送している。第1から第4転写ローラ5M,5Y,5C,5Bは、この搬送ベルト4を介して各画像形成部2M,2Y,2C,2Bの感光体ドラム10に対向するように配置されている。この第1から第4転写ローラ5M,5Y,5C,5Bは、それぞれがソレノイド23によって上方の転写位置と下方の解除位置との間で移動可能となっている。ここで、第1から第4転写ローラ5M,5Y,5C,5Bが上方に移動して転写位置に配置されると、搬送ベルト4上の用紙は感光体ドラム10に接触した状態になる。一方、第1から第4転写ローラ5M,5Y,5C,5Bが下方に移動して解除位置に配置されると、搬送ベルト4上の用紙と感光体ドラム10とは離れた状態になる。
給紙搬送路22は、搬送のガイドとなるガイド部材と、複数のローラ対とから構成されており、この給紙搬送路22の最も下流側には、トナー画像の形成と用紙の搬送とを同期させるためのレジストローラ対25が設けられている。そして、レジストローラ対25と第1転写ローラ5Mとの間には、吸着ローラ26が設けられている。この例では、吸着ローラ26が、搬送ベルト4が掛けられた従動ローラ21の上方に従動ローラ21と対向して配置されている。この位置で、吸着ローラ26は、用紙の先端部あるいは全面に吸着用のバイアス電圧を印加して、用紙を搬送ベルト4に吸着させている。
次に画像形成時の各種動作について簡単に説明する。
コンピュ−タからの印刷デ−タがカラ−プリンタ1に送られてくると、印刷デ−タは、カラ−プリンタの制御部によって各色毎の画像デ−タに振り分けられて適宜処理された後、露光器12に送られる。感光体ドラム10は帯電器11によって表面が帯電させられており、この感光体ドラム10に対して露光器12から画像デ−タに応じた露光をすることによって、感光体ドラム10の表面に静電潜像が形成される。そして、感光体ドラム10の表面に形成された静電潜像が現像装置13によって現像され、各色のトナ−画像が形成される。各色のトナー画像は、用紙が各色に対応した感光体ドラム10と第1から第4転写ロ−ラ5M,5Y,5C,5Bとの間を搬送ベルト4に吸着されて順次通過するときに、用紙上に重ね合わせて転写される。このようにして、カラ−トナ−画像が用紙上に形成される。そして、カラートナ−画像は、用紙が定着部7を通過する際に熱と圧力の作用で用紙上に定着され、その後、排紙搬送路27を経由して排紙部8に排出される。
このように、カラープリンタ1において一連の画像形成動作が行われているときには、クリーニング装置14において、ローラ部材41およびクリーニングブレード43が感光体ドラム10の外周面を研磨して感光体ドラム10の外周面から不純生成物および残留トナーを除去している。ローラ部材41には、一対の揺動部材50がローラ部材41の回転軸41a方向両端部にそれぞれ配置されている。この一対の揺動部材50では、揺動部材50の付勢部材装着部50cに装着されたコイルばね51によって、揺動部材50のローラ支持部50a側が感光体ドラム10側に付勢される。そして、ローラ部材41が感光体ドラム10に圧接させられる。この状態でローラ部材41を回転させると、感光体ドラム10の外周面から不純生成物が除去される。また、解除部材45によって一対の揺動部材50を感光体ドラム10から離反する方向に揺動させると、ローラ部材41が感光体ドラム10から離間する。すると、ローラ部材41と感光体ドラム10との圧接状態が解除される。一方で、クリーニングブレード43は、シール部材44を介してハウジング40とで一対の揺動部材50の装着部50bを挟持した状態でハウジング40にボルト固定されたときに、感光体ドラム10の外周面に当接するようになっている。このようにクリーニングブレード43を感光体ドラム10の外周面に当接させることで、感光体ドラム10が回転したときに感光体ドラム10の外周面から残留トナーが除去される。
従来のクリーニング装置14では、一対の揺動部材50において、揺動部材50の装着部50bが小さな取付部材によってハウジング40に回転自在に装着されていたので、取付部材を用いて装着部50bをハウジング40に固定しようとすると、緻密かつ煩雑な取付作業が要求されていた。また、揺動部材の装着部に対して揺動部材のローラ支持部と付勢部材の装着位置とが反対側にあり、付勢部材がクリーニング装置のハウジングと揺動部材の間に掛け渡されている構成では、一対の揺動部材は捩れやすく、ローラ部材が感光体ドラムに均一な力で圧接できなくなることがあった。一方で、ローラ部材41が感光体ドラム10に均一な圧接力を及ぼせたとしても、ローラ部材41を感光体ドラム10に圧接させた状態で、出荷時等にローラ部材41を回転させないで放置しておくと、ローラ部材41の表面に永久歪みが形成されるおそれがあった。さらに、ハウジング40には、シール部材44がローラ部材41と一対の揺動部材50とを取り囲むように取り付けられていたので、可動部である一対の揺動部材50の近傍から残留トナーが漏れてしまい飛散してしまうおそれがあった。
本実施形態のクリーニング装置14では、クリーニングブレード43は、シール部材44を介して、ハウジング40とで一対の揺動部材50の装着部50bを挟持しているので、一対の揺動部材50のハウジング40からの抜け出しを規制する取付部材が不要になり、一対の揺動部材50を簡単な構成で容易に組み立てることができる。また、ハウジング40には、コイルばね51を位置決めするための保持部材であるボス52が設けられている。これにより、コイルばね51を軸方向に安定に作動させることができるようになって、一対の揺動部材50は捩れにくくなり、ローラ部材41を感光体ドラム10に安定に圧接させることができる。一方、ハウジング40に解除部材45を装着したときには、揺動部材50のローラ支持部50a側を装着部50bを支点にして感光体ドラム10から離反させられるようにしている。これにより、ローラ支持部50aに装着されたローラ部材41を感光体ドラム10から離間させることができる。つまり、ローラ部材41を感光体ドラム10に圧接させた状態でローラ部材41を長期間回転させないようなときには、解除部材45によってローラ部材41を感光体ドラム10から離間させておくことで、ローラ部材41の表面に永久歪みが形成されないようにすることができる。さらに、ローラ部材41を取り囲むようなシール部材44a,44b,44cが、ハウジング40だけでなく一対の揺動部材50にも取り付けられているので、一対の揺動部材50の近傍からトナーが漏れないようにすることができる。
〔他の実施形態〕
(e)前記実施形態と前記他の実施形態では、画像形成装置としてカラープリンタの場合の例を示したが、本発明はカラー複写機等の他の画像形成装置にも適用することができる。
本実施形態が採用されたカラープリンタの概略断面構成図。 前記カラープリンタのクリーニング装置近傍の断面図。 前記クリーニング装置を感光体ドラム側から見た部分拡大図。 前記クリーニング装置の揺動部材の拡大図。
符号の説明
10 感光体ドラム
14 クリーニング装置
40 ハウジング
41 ローラ部材
43 クリーニングブレード
44 シール部材
44a 第1シール部材
44b 第2シール部材
44c 第3シール部材
45 解除部材
50 揺動部材
50a ローラ支持部
50b 装着部
51 付勢部材
52 ボス(保持部材)

Claims (7)

  1. 感光体ドラムの表面の不純生成物および残留トナーを除去するための画像形成装置のクリーニング装置であって、
    前記感光体ドラム側が開口した内部空間を有するハウジングと、
    前記ハウジングの前記内部空間に回転自在に配置され、前記感光体ドラムの表面を研磨して前記不純生成物を除去するローラ部材と、
    前記ローラ部材の軸方向両端部に配置され、前記ローラ部材の回転軸を回転自在に支持するローラ支持部および前記ハウジングに回転自在に装着される装着部を有しローラ支持部側が前記装着部を支点にして感光体ドラム側に揺動可能な一対の揺動部材と、
    一対の前記揺動部材に装着され、前記ローラ部材を前記感光体ドラムに圧接させるための付勢部材と、
    前記ハウジングとで一対の前記揺動部材の前記装着部を挟持して一対の前記揺動部材の前記ハウジングからの抜け出しを規制可能に前記ハウジングに装着され、前記感光体ドラムの表面に当接して前記残留トナーを除去するクリーニングブレードと、
    を備える画像形成装置のクリーニング装置。
  2. 前記付勢部材は前記揺動部材の前記装着部に対してローラ支持部側に配置されており、前記付勢部材を保持するための保持部材が前記ハウジングに設けられている、請求項1に記載の画像形成装置のクリーニング装置。
  3. 前記ハウジングには解除部材を着脱自在に装着可能になっており、前記解除部材は、前記揺動部材に係合して前記揺動部材を前記感光体ドラムから離反する方向に揺動させて、前記ローラ部材を前記感光体ドラムから離間させる、請求項1又は2に記載の画像形成装置のクリーニング装置。
  4. 前記ローラ部材を取り囲むように前記ハウジングおよび一対の前記揺動部材に取り付けられ、前記残留トナーの飛散を防止するシール部材をさらに備える、請求項1からのいずれかに記載の画像形成装置のクリーニング装置。
  5. 前記シール部材は、前記ハウジングと前記クリーニングブレードとの間で前記ハウジングに取り付けられる第1シール部材と、前記クリーニングブレードと一対の前記揺動部材との間の位置で一対の前記揺動部材に取り付けられる一対の第2シール部材と、前記ローラ部材の両側に位置する前記ハウジングに取り付けられる一対の第3シール部材とを有している、請求項に記載の画像形成装置のクリーニング装置。
  6. 前記第2シール部材の一部は前記第1シール部材の端部に重ねられており、第3シール部材の一部は前記第2シール部材の一部に重ねられている、請求項に記載の画像形成装置のクリーニング装置。
  7. 請求項1から6のいずれかに記載の画像形成装置のクリーニング装置を備える画像形成装置。
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