JP4469764B2 - パチンコ玉揚送装置の玉導入停止機構 - Google Patents
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Description
現在、種々提供されているパチンコ玉揚送装置としては、例えば合成樹脂材等の研磨粒でパチンコ玉を撹拌混合し、研磨しながら上方に揚送するタイプのものと、揚送ベルトと布磨きベルトとの間で挟持しながらパチンコ玉を磨いて上方に揚送するタイプのものとがある。
何れのタイプのパチンコ玉揚送装置においても、例えばメンテナンス作業(保守点検又は故障修理や部品交換)の際は、装置内へのパチンコ玉の導入を停止(阻止)させる必要があり、そのため何れのタイプのパチンコ玉揚送装置にも回収樋を流下するパチンコ玉の転動を停止させる玉止め機構を備えたものが、いくつかの提供されている。
例えば、玉止め機構の構成としては、実公昭56−18380号や特開平7−124325号において回収樋上に外部の玉止め操作部に応じて電気的構成からなるソレノイドが作動して玉止めするような玉止め機構を設けて回収樋を流下するパチンコ玉の転動を停止させるようにしている。
ソレノイドが故障すると、交換しなくてはならず、メンテナンス作業(保守点検又は故障修理や部品交換)の際は、狭小の遊技機島内で行うため、手間が掛かり多くの時間を要していた。つまり、故障する要因の機構(電気的構成)を備えているためである。さらに、閉店時、玉止め作業を忘れてしまった状態で翌日開店してしまうことも有り、補給トラブルを招くことをあった。
パチンコ玉揚送装置1は、図5に示すように遊技台30(パチンコ台)が多数並設された遊技機島31の略中央位置31aに設置されている。
該パチンコ玉揚送装置1は、上下のローラ(図示せず)に軸支され揚送ベルト6を巻回し、モータ(図示せず)にて駆動するように成し、該揚送ベルト6の対向した位置の布研磨ベルト7(例えば、綿から成る布磨きベルト)との間でパチンコ玉Pを挟持し、該布研磨ベルト7によって磨きながら揚送していくように構成されている。
該パチンコ玉揚送装置1の下部の中央付近には導入整列樋3及び導入整列通路4と玉流入口5が設けられ、左右の回収樋2から流下してきたパチンコ玉Pは垂直状に連接した導入整列樋3及び導入整列通路4を介して玉流入口5から一列整列状態と成ってパチンコ玉揚送装置1本体内へと導かれていく。
尚、導入整列樋3の略中央に振り分け弾性部材8を垂下状態に設けることにより、左右の回収樋2から流下転動してくるパチンコ玉Pの勢いを該振り分け弾性部材8にて衝突させ、その際の衝撃を吸収し、左右均等の量と成るようにするために設けられている。
該玉導入傾斜板11は、矩形状の天板部11aと両側を折曲した両側壁部11bとで形成されている。該天板部11aは、通常、図1及び図3のように、その先端11c側が下方に傾斜していて、他端側の蝶番11dによって上下に開閉するように成している。
よって、導入整列樋3の奥の玉導入整列通路4内でパチンコ玉Pの詰まりが発生した際は、図1及び図3の点線のように手で持ち上げることにより上方に大きく開いて手が入り易くなり、異物等の詰まりの除去作業を容易に行うことが出来る。また、除去作業が終了して該玉導入傾斜板11を元の位置に戻すが、玉導入傾斜板11の裏面側が操作手段である操作レバー12の先端部12aによって支えられ一定角度以上は下方に傾斜しないように支持され、この下降位置の時は、左右の回収樋から流下してくるパチンコ玉Pをそのまま導入整列樋3へと流入させることが出来るのである。
本発明の玉導入傾斜板11は、手によって上下に開閉(開閉自在)する構成と、さらに支持された操作手段(操作レバー12の操作)を人為的操作に応じて(連動して)上下動し、左右の回収樋2から流下してくるパチンコ玉Pを導入整列樋3内へ流入させたり、導入整列樋3(玉流入口5)へ阻止したりする玉止め機構の構成も兼ね備えているのである。
操作レバー12は、人為的操作(店員)によるためのもので、棒状の部材を略Z状のクランク形状に折り曲げて形成され、基台(図示せず)に立設し隣接した位置の支点金具13により先端側が、基台(図示せず)に立設した操作金具14により操作側がそれぞれ軸支され、先端側の先端部12aは上述した通り玉導入傾斜板11の裏面側に当接するように成している。
該第一折り曲げ部12bは、玉導入傾斜板11の蝶番11dの直下に位置し、第一折り曲げ部12bと第二折り曲げ部12c間の軸部12dは操作レバー12の先端部12aが回動する支点と成っている。
該第二折り曲げ部12cは、隣接した支点金具13の穴部13aに遊嵌していて、第三折り曲げ部12eと第二折り曲げ部12c間は腕部12fとなって縦長穴14a内を遊嵌した状態で上下動し、これにより軸部12dが回動することにより前記先端部12aが上下動し、この先端部12aの上下動に連動して、玉導入傾斜板11が上昇したり(玉止め状態)、下降したり(玉止め解除状態)するのである。
先ず、図1及び図3のように操作レバー12の握り部12gを上方に持ち上げ、縦長穴14aの水平部14bに操作レバー12の握り部12gを差込み上方の位置でロック状態にする。この時は、操作レバー12の先端部12a上にある玉導入傾斜板11はその先端11c側が下がって下降位置の状態と成る。
つまり、玉止め解除状態と成り、玉導入傾斜板11の両側壁部11bが回収樋2より下がった位置と成るので、回収樋2を流下してくるパチンコ玉Pは、そのまま玉導入傾斜板11の天板部11a上へと流下可能と成り、玉導入整列樋3内に落下した後、玉導入整列通路4を転動して順次玉流入口5に入っていき、一列整列状態と成ってパチンコ玉揚送装置1本体内へと導かれていく。
つまり、玉止めしている状態と成り、玉導入傾斜板11の両側壁部11bが回収樋2より上がった位置と成るので、左右の回収樋2を流下してくるパチンコ玉Pは、玉導入傾斜板11の両側壁部11bで堰き止められ、この付近に滞留し、玉導入整列樋3内への流入が阻止される。
上述した玉止めの操作は、電気的構成を備えることなく行えるので、頻繁に起きていた故障や点検又は修理作業をする必要もなくなる。加えて、この操作手段(操作レバー12)の操作により狭小の遊技機島内であっても容易に行える。
上述したように図2及び図4に示すように操作レバー12の腕部12fを下方の位置に下げて縦長穴14aの水平部14cに握り部12gを差込みロック状態にする。この時は、操作レバー12の先端部12aの上に載っている玉導入傾斜板11はその先端11c側が回収樋2の高さより約パチンコ玉1個分以上持ち上がっている。つまり、玉止めしている状態と成っている。
尚、操作レバー12が上方の位置に位置している時は検知手段15が検知しないので報知手段16は消灯表示により揚送が正常に動作していることを報知する。
このように閉店後に店員がパチンコ玉揚送装置1にてメンテナンス作業(保守点検又は故障修理や部品交換)の際、玉止め作業を行い、玉止めしたままであることを忘れてしまってパチンコ玉Pの揚送が停止した状態であっても、翌日の開店時、その遊技機島31に設けた報知手段16の点灯又は消灯表示により補給トラブルであるか発見することが出来、未然に防止することが出来る。
パチンコ玉揚装置本体の故障時や新規のパチンコ玉Pと交換する際は、回収樋2中のパチンコ玉Pの流下を停止させて玉止め状態に成った時、回収樋2に滞留したパチンコ玉Pを抜き出すようにしている。以下、図6及び図7に基づいて玉抜きの構成を説明する。
よって、玉抜きの作業は、操作レバー12に連動して玉導入傾斜板11の上昇位置に位置している時は、左右の回収樋2が玉導入傾斜板11の両側壁11bにて堰き止められる。この玉止め動作の時、玉抜き口17から開閉金具17aを開く(引き抜く)ことにより開放し、パチンコ玉Pを抜き取り出すことが出来る。尚、玉抜きの作業が終了した時は、玉抜き口17に開閉金具17aを装着して玉抜き口17を閉鎖した元の状態に戻す。
2 回収樋
3 導入整列樋
5 玉流入口
10 玉止め機構
11 玉導入傾斜板
11b 側壁部
12 操作レバー
15 検知手段
16 報知手段
17 玉抜き口
Claims (1)
- 複数の遊技台を配設した遊技機島の略中央付近にパチンコ玉揚送装置を設け、
遊技台から排出されるパチンコ玉を回収する回収樋をパチンコ玉揚送装置の左右両側に備え、
回収樋から導入整列樋の玉流入口を介してパチンコ玉をパチンコ玉揚送装置に導くように成し、
導入整列樋の上方に両側壁を有する玉導入傾斜板を設け、
玉導入傾斜板は一端側を前記玉流入口の上方に固着し、他端側を上下動するように成した玉止め機構と成し、
玉導入傾斜板が上昇位置の時は、左右の回収樋から流下してくるパチンコ玉は回収樋の終端の玉導入傾斜板の両側壁に当接して導入整列樋への流入を阻止する玉止め状態と、
玉導入傾斜板が下降位置の時は、玉導入傾斜板が連動して下降し左右の回収樋から流下してくるパチンコ玉はそのまま導入整列樋へ流入させる玉止め解除状態となるように、
玉導入傾斜板を、支持された操作手段に応じて連動して上昇又は下降させるように構成し、
玉導入傾斜板による玉止め状態と玉止め解除状態のいずれかの状態を選択できるように、当該操作手段を回収樋の外部より選択のための操作が行えるように構成したことを特徴とするパチンコ玉揚送装置の玉導入停止機構。
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