JP4476992B2 - トラッキング誤差信号検出装置及び磁気記録装置 - Google Patents
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Description
[数1]
v21=−A・sin(2πx/pt)+B ・・・・(1)
v22=A・sin(2πx/pt)+B ・・・・(2)
また、差動演算部871から出力される信号v23は、以下の式(3)で表されるような信号となり、トラッキング誤差信号として、端子801から出力される。
[数2]
v23=2・A・sin(2πx/pt) ・・・・(3)
信号v23を図示すると、図3(c)のようになる。端子801から出力されるトラッキング誤差信号v23は、トラッキング誤差信号検出光学系及び情報の記録及び再生を行う磁気ヘッド99を含む基台95と磁気記録媒体40との相対的な位置を調整する駆動部90に入力され、磁気記録媒体40上の所望のトラックにトラッキングがなされる。このトラッキング誤差信号の検出方式は、プッシュプル法として知られている。
(1)光源から反射体に至る光路にビームの進行方向を変化させる共通の支持体上に一体形成された2枚のミラー、
(2)反射体の周期的な物理変化の方向を第1の方向とし、第1の方向と直交する方向を第2の方向としたとき、第2の方向の開口が第1の方向の開口よりも大きい集光光学系、及び
(3)周辺部に回折素子を形成した集光光学系。
本発明の磁気記録装置及びそのトラッキング誤差信号検出装置に関する実施例1について、図5〜8を参照しつつ説明する。図5は、実施例1の磁気記録装置及びそのトラッキング誤差信号検出装置を示す図である。実施例1の磁気記録装置のトラッキング誤差信号検出装置は、図1に示す従来例と同様の構成であるが、信号処理部81の構成が異なる。実施例1の信号処理部81の構成を図6に示す。
[数3]
v1=A1・sin(2πx/pt) ・・・・(4)
差動演算部872から出力される信号は、可変利得増幅部832に入力される。可変利得増幅部832は、入力された信号の振幅A1を任意に変化させることが可能な利得可変型の増幅器である。可変利得増幅部832から出力される信号は、演算部892に入力される。
[数4]
v2=A2・cos(2πx/pt)+B1 ・・・・(5)
加算部891から出力される信号は、クロック信号生成部895に入力され、クロック信号CLK1,CLK2が生成される。クロック信号生成部895は、Phase Locked Loop(PLL)回路である。クロック信号CLK1,CLK2は 、いずれも図2に示す磁気記録媒体40上に形成された離散的な案内溝Gn−1,Gn・・・を走査したときに得られる信号と同期している。図7に、案内溝Gnとクロック信号CLK1,CLK2のタイミングの関係を示す。クロック信号CLK1,CLK2は、トリガ信号生成部896に入力され、タイミング信号Sa1,Sa2が生成される。加算部891からの信号は、タイミング信号Sa1,Sa2が有するタイミングにより出力され、サンプルアンドホールド部811,812により、それぞれサンプルアンドホールドされる。サンプルアンドホールド部812によりサンプルアンドホールドされた信号は、そのまま差動演算部873に入力される。一方、サンプルアンドホールド部811でサンプルアンドホールドされた信号は、可変利得増幅部831で所望の強度に調整された後、差動演算部873に入力される。信号v2が有する直流成分B1が差動演算部873で減算されるように、可変利得増幅部831の利得を設定する。このとき、差動演算部873から出力される信号v3は、以下の式(6)で表わされるような、信号v2から直流成分が減算された正弦波となる。
[数5]
v3=A2・cos(2πx/pt) ・・・・(6)
差動演算部873から出力された信号は、可変利得増幅部833により所望の振幅に調整された後、演算部892に入力される。演算部892は、入力された信号の加算を行い、出力端子802からトラッキング誤差信号v4を出力する。信号v4は、以下の式(7)で表わされるような、波形である。
[数6]
v4=K1・A1・sin(2πx/pt)
+K2・A2・cos(2πx/pt)
=K1・A1・sin(2πx/pt)
+K2・A2・sin(2πx/pt+π/2) ・・・・(7)
式(7)において、K1,K2は、それぞれ可変利得増幅部832,833の利得である。信号v4は、適当なK1,K2を選ぶことにより、任意の位相及び振幅が設定可能な信号となる。例えば、K1・A1=K2・A2のとき、信号v4は信号v1と位相がπ/4異なる信号となる。信号v1,v3,v4を図示すると、それぞれ図8(a)〜(c)のようになる。
本発明の磁気記録装置及びそのトラッキング誤差信号検出装置に関する実施例2について図9〜11を参照しつつ説明する。 図9は、実施例2の磁気記録装置及びそのトラッキング誤差信号検出装置を示す図である。図5に示す実施例1とは、光源10とコリメートレンズ20との間に3つのビームを生成する回折格子32を設けていること、偏光ビームスプリッタ30で反射されたビーム70を集光レンズ22で集光していること、光検出器51及び信号処理部82の構成が異なる。他の構成要素は実施例1と同様である。
[数7]
v5=A3・cos(2πx/pt)+B2 ・・・・(8)
v6=A3・sin(2πx/pt)+B2 ・・・・(9)
v7=−A3・sin(2πx/pt)+B2 ・・・(10)
信号v5,v6は差動演算部874に、信号v5,v7は差動演算部875にそれぞれ入力され、差動演算される。差動演算部874,875から出力される信号v8,v9は、それぞれ式(11)及び(12)で示されるような信号である。なお、式(11)及び(12)において、A4は振幅である。
[数8]
v8=A4・sin(2πx/pt+π/4) ・・・(11)
v9=A4・sin(2πx/pt−π/4) ・・・(12)
信号v8,v9は、位相がπ/2異なる正弦波となっている。差動演算部874,875から出力される信号v8,v9は、それぞれ可変利得増幅部834,835に入力され、所望の振幅に調整された後、演算部893に入力される。演算部893は、入力された信号の加算を行い、出力端子803からトラッキング誤差信号v10を出力する。信号v10は、式(13)で表わされるような波形である。
[数9]
v10=K3・A4・sin(2πx/pt+π/4)
+K4・A4・sin(2πx/pt−π/4)
=K4・A4・sin(2πx/pt+φ1)
+K3・A4・sin(2πx/pt+π/2+φ1) ・・(13 )
端子803から出力されるトラッキング誤差信号v10は、駆動部91に入力される。駆動部91は、トラッキング誤差信号検出光学系及び磁気ヘッド99を含む基台96と磁気記録媒体40との相対的な位置を調整し、磁気ヘッド99が所望のトラックにトラッキングされる。
本発明の磁気記録装置及びそのトラッキング誤差信号検出装置に関する実施例3について、図12を参照しつつ説明する。図12は実施例3における信号処理部83の構成を示す。なお、その他の構成は上記実施例2と同様であるため、その説明を省略する。図12に示す信号処理部83と図11に示す信号処理部82との相違点は、信号v5〜v7が、可変利得増幅部836〜839を介して差動演算部874,875に入力されることである。
本発明の磁気記録装置及びそのトラッキング誤差信号検出装置に関する実施例4について、図13及び14を参照しつつ説明する。なお、実施例4の構成は実施例2で示す構成とほぼ同様であり、光検出器及び信号処理部の構成が異なる。そのため、共通する部分の説明を省略する。
[数10]
v11=−A5・sin(2πx/pt)+B3 ・・・(14)
v12=−A6・cos(2πx/pt)+B4 ・・・(15)
v13=A7・sin(2πx/pt)+B5 ・・・(16)
v14=A6・cos(2πx/pt)+B4 ・・・(17)
信号v11〜v14は、それぞれ可変利得増幅部836〜839に入力され、所望の振幅に調整された後、差動演算部874,875に入力され、差動演算される。なお、差動演算部874,875の入力側に可変利得増幅部836〜839を設けているのは、実施例3において可変利得増幅部836〜839を設けているのと同様の理由である。
[数11]
v15=A8・sin(2πx/pt) ・・・(18)
v16=A9・cos(2πx/pt)
=A9・sin(2πx/pt+π/2) ・・・(19)
信号v15,v16は、位相がπ/2異なる正弦波となっている。差動演算部874,875から出力される信号v15,v16は、それぞれ可変利得増幅部834,835に入力され、所望の振幅に調整された後、演算部893に入力される。演算部893は、入力された信号の加算を行い、端子805からトラッキング誤差信号v17を出力する。信号v17は、可変利得増幅部834,835の利得を調整することにより、任意の位相及び振幅が設定可能な信号となることは、実施例1〜実施例3と同様である。
本発明の磁気記録装置及びそのトラッキング誤差信号検出装置に関する実施例5について、図15〜18を参照しつつ説明する。図15は、実施例5の磁気記録装置及びそのトラッキング誤差信号検出装置の構成を示す図である。
本発明の磁気記録装置及びそのトラッキング誤差信号検出装置に関する実施例6について、図19を参照しつつ説明する。図19は実施例5における対物レンズ24の構成を示す。なお、実施例6は、実施例5における対物レンズ23の代わりに対物レンズ24を用いたものである。その他の構成はほぼ同様であるため、その説明を省略する。
本発明の磁気記録媒体及びそれを用いた磁気記録装置及びそのトラッキング誤差信号検出装置に関する実施例7について、図20を参照しつつ説明する。図20は、実施例7の磁気記録装置及びそのトラッキング誤差信号検出装置の構成を示す。なお、実施例7の磁気記録装置及び及びそのトラッキング誤差信号検出装置の光学系の構成及びトラッキング誤差信号の検出方法は、実施例5の場合と同様である。実施例7では、磁気記録媒体42上に光学的にトラッキング誤差信号を検出することが可能な案内溝が形成されている点が実施例5の場合と異なる。
本発明の磁気記録装置及びその調整方法に関する実施例8について、図21及び22を参照しつつ説明する。図21は光源10と対物レンズ23と磁気記録媒体42の関係を示す。トラッキング誤差信号検出するための光学系の構成は、実施例7における図20で示した構成と同様である。
本発明の磁気記録装置及びその調整方法に関する実施例9について、図23(a)及び(b)を参照しつつ説明する。図23(a)及び(b)はそれぞれ実施例9における光源10と磁気記録媒体42の関係を示す。実施例9の磁気記録装置の基本的な構成は、実施例7の図20に示した構成と同様である。実施例7に示した磁気記録装置と異なる点は、光学系を小さい容積にまとめるために、2枚の反射面34A,34Bを対物レンズ23の前後に設け、光路を折り曲げていることである。
本発明の磁気記録媒体及びそれを用いた磁気記録装置に関する実施例10について、図24(a)及び(b)を参照しつつ説明する。図24(a)及び(b)は、それぞれ実施例10における磁気記録媒体43及び反射体46の構成示す。実施例10の磁気記録装置の光学系の基本的な構成は、実施例5の図15に示した構成と同様である。図15に示す磁気記録装置において、磁気記録媒体41及び反射体45の代わりに磁気記録媒体43及び反射体46を用いることにより実施例10の磁気記録装置を構成することができる。
本発明の磁気記録装置及びそのトラッキング誤差信号検出装置に関する実施例11について、図25(a)及び(b)及び図26を参照しつつ説明する。図25(a)は実施例11の磁気記録装置及びそのトラッキング誤差信号検出装置の対物レンズ25の構成を示す正面図、図25(b)はその側部断面図である。図26は光検出器54とビーム78,79の関係を示す。実施例11における磁気記録装置及びそのトラッキング誤差信号検出装置の光学系の基本的な構成は、実施例5の図15に示した構成と同様である。図15に示す磁気記録装置及びそのトラッキング誤差信号検出装置において、対物レンズ23及び光検出器53の代わりに、対物レンズ25及び光検出器54を用いることにより実施例11の磁気記録装置及びそのトラッキング誤差信号検出装置を構成することができる。
本発明の磁気記録装置及びそのトラッキング誤差信号検出装置に関する実施例12について、図27〜29を参照しつつ説明する。図27は実施例12の磁気記録装置及びそのトラッキング誤差信号検出装置の構成を示す。
本発明の磁気記録装置及びそのトラッキング誤差信号検出装置に関する実施例13について、図30及び図31(a)〜(c)を参照しつつ説明する。図30は実施例13の磁気記録装置及びそのトラッキング誤差信号検出装置の構成を示す。
本発明の情報記録媒体、情報記録装置及びそのトラッキング誤差検出装置に関する第14の実施例について、図32及び図33を参照しつつ説明する。図32は実施例14の情報記録媒体の構成を示す。上記実施例1〜13は、主に磁気記録媒体及び磁気記録装置に関するものであったが、実施例14の情報記録媒体は光ディスクに関するものである。すなわち、本発明のトラッキング誤差信号検出装置は、フレキシブルディスク等の磁気記録媒体のみならず、光ディスクに対しても適用することができる。なお、実施例14の情報記録装置及びそのトラッキング誤差検出装置の光学系は、例えば図5に示す実施例1の光学系と同様のものを用いることができる。
[数12]
v18=A10・sin(2π(x−Δpt)/pt) ・・・(20)
v19=A10・sin(2π(x+Δpt)/pt) ・・・(21)
サンプルアンドホールド部811,812によりサンプルアンドホールドされた信号は、可変利得増幅部832,833により所望の強度に調整された後、演算部892に入力される。演算部892は、入力された信号の加算を行い、出力端子806からトラッキング誤差信号v20を出力する。信号v20は、式(22)で表わされるような、波形である。なお、式(22)において、K1,K2は、それぞれ可変利得増幅部832,833の利得である。
[数13]
v20=K1・A10・sin(2π(x−Δpt)/pt)
+K2・A10・sin(2π(x+Δpt)/pt) ・・(22)
信号v20も実施例1の場合と同様に、適当なK1,K2を選択することにより、任意の位相及び振幅が設定可能となる。ただし、Δptが小さいときに全ての範囲の位相ずれを許容するためには、K1,K2を非常に大きく変化させなければならず、実用的ではない。実施例14のトラッキング誤差信号検出装置は、トラッキング誤差信号の位相ずれがpt/2よりも小さい光ディスク装置に適する。
20 コリメートレンズ
21 対物レンズ
22 集光レンズ
23〜26 対物レンズ
25A〜25B 領域
26A〜26B レンズ
27 集光レンズ
27A〜27B 領域
28 集光レンズ
28A〜28B 領域
30 偏光ビームスプリッタ
31 1/4波長板
32 回折格子
33 パッケージ
34 ミラー
34A〜34B 反射面
35A〜35B 反射面
35 ビームスプリッタ
36 1/4波長板
37〜39 ミラー
39A〜39B 反射面
40〜44 磁気記録媒体
45〜47 反射体
48 磁気記録媒体
49 埃
50〜56 光検出器
53A ミラー
54A ミラー
60 回折素子
60A〜60B 領域
61 回折素子
61A 領域
61BA〜61BB 領域
7AR〜7BR 格子パターン
70 ビーム
70A〜70D ビーム
70AA〜70AC ビーム
70BA〜70BC ビーム
71〜79 回折光
76A〜76C 回折光
77A〜77C 回折光
78A〜78C 回折光
79A〜79C 回折光
80〜85 信号処理部
88〜89 基台
90〜94 駆動部
95〜98 基台
99〜100 磁気ヘッド
101 駆動部
501〜537 受光部
801〜805 端子
811〜812 サンプルアンドホールド部
831〜839 可変利得増幅部
851〜856 電流−電圧(I−V)変換部
871〜875 差動演算部
891 加算部
892〜893 演算部
895 クロック信号生成部
896 トリガ信号生成部
897 クロック信号生成部
898 トリガ信号生成部
d 距離間隔
D1 方向
Gn 案内溝
S1 磁気ヘッド位置
S2 集光ビーム位置
S3〜S5 動作点
Tn トラック
pt トラックピッチ
Claims (9)
- 光ビームを出射する光源と、前記光源から出射されたビームを受けて3つのビームを生成する回折手段と、前記回折手段で生成された前記3つのビームを反射体上へ微小スポットとして収束させる集光光学系と、前記反射体により反射され、回折された前記3つのビームを分岐するビーム分岐手段と、前記ビーム分岐手段により分岐された前記3つのビームを受光し、光量に応じた信号を出力する光検出器と、前記光検出器から出力される前記3つのビームから得られた信号を演算してトラッキング誤差信号を生成する信号処理部を具備し、前記反射体には反射率の変化を与える周期的な物理変化が形成され、前記物理的な変化の方向と平行な方向における前記集光光学系の前記反射体側の焦点距離が、前記物理的な変化の方向に直交する方向における焦点距離よりも長く、前記物理的な変化の方向と平行な方向における前記集光光学系の前記光源側の開口の大きさが、前記物理的な変化の方向と直交する方向の大きさよりも大きく、前記物理的な変化の方向と平行な方向における前記反射体上に収束されたビームの大きさが、前記物理的な変化の方向に直交する方向における大きさよりも大きいトラッキング誤差信号検出装置。
- 前記物理的な変化の方向と平行な方向における前記集光光学系の前記反射体側の焦点距離が無限遠である請求項1に記載のトラッキング誤差信号検出装置。
- 前記集光光学系は、前記光源から出射された発散光を平行光に変換するコリメートレンズと、前記コリメートレンズにより変換された平行光を収束光に変換する集光レンズとを含む請求項1又は2に記載のトラッキング誤差信号検出装置。
- 前記集光光学系は、前記光源から出射された発散光を収束光に変換する有限系の対物レンズを含む請求項1又は2に記載のトラッキング誤差信号検出装置。
- 前記集光光学系は、樹脂成形により形成されたものである請求項1〜4のいずれか1項に記載のトラッキング誤差信号検出装置。
- 前記ビーム分岐手段は回折素子である請求項1〜5のいずれか1項に記載のトラッキング誤差信号検出装置。
- 前記ビーム分岐手段は偏光ビームスプリッタである請求項1〜5のいずれか1項に記載のトラッキング誤差信号検出装置。
- 前記反射体に形成される物理的な変化の周期が、情報記録媒体上のトラックの周期よりも小さい請求項1〜7のいずれか1項に記載のトラッキング誤差信号検出装置。
- 前記反射体は情報記録媒体である請求項1〜7のいずれか1項に記載のトラッキング誤差信号検出装置。
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