JP4477912B2 - ビールサーバヘッドの洗浄システム - Google Patents
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Description
特に、ビールサーバヘッドを洗浄液が入った洗浄容器に取り付けた際に、容器内に位置するビールサーバヘッドのヘッド接続面側を洗浄することができるビールサーバヘッドの洗浄システム及びビールサーバヘッドの洗浄方法に関する。
図9は、従来例に係るビールサーバヘッドの洗浄システムを示す断面図である。
洗浄システム100は、首部が絞られ小径にされたアルミニウム合金製の容器101と、この容器101の首部に螺合して固定される樹脂製の蓋体102とよりなる。
そして、この蓋体102は筒状のガイド109を有し、該筒状のガイド109にビールサーバヘッド103が差し込まれて取り付けられる。
ビールサーバヘッド103に備わっているガスケット105が蓋体102とのシールを確実なものとしている。
導入ホース104の下端は、容器101に充填された洗浄液中に水没している。
そして、この流入したガスが洗浄液108の液面を押し下げ、その結果、洗浄液108の一部が導入ホース104の中を流れ、ビールサーバヘッド103内の通路を通って上方から逃げる。
なお、このような容器内に収容された洗浄液に圧力を加え排出させる装置としては、特許文献1に記載のものが知られている。
特にビールサーバヘッド103のヘッド接続面側のガスケット付近の洗浄ができない。
この洗浄方法では洗浄液がガスケット105に直接接触しないために、その部分の洗浄が行われないからである。
そのため、この部分には、固着物や雑菌が発生し易く極めて不衛生なものとなっていた。
このような問題を解決するために、前述のような洗浄の後、洗浄容器からビールサーバヘッド103を取り外し、再度、その汚れているヘッド接続面側に新たに洗浄液を吹き付けたり、或いはブラッシングを行ったりすることによって洗浄する必要があった。
そのため、余分の洗浄手間がかかり、また洗浄コストも高くなり問題があった。
すなわち、本発明は、ビールサーバヘッドのビール流通路を洗浄する際に、同時にビールサーバヘッドのヘッド接続面側をも洗浄することができるビールサーバヘッドの洗浄システムを提供することを目的とする。
またその洗浄方法を提供することを目的とする。
該ヘッドを取り付けた洗浄容器内の洗浄液を圧入するための圧入流路と、該圧入流路と連通し該圧入流路より狭く形成され、洗浄液を前記ヘッド接続面側に向けて上方に噴射するための複数の噴射流路と、該噴射流路を経て噴射されて、前記ヘッド接続面側に噴射された後の洗浄液を回収するために、下方に案内する回収流路と、該回収流路により回収された洗浄液を上方に流し、前記ヘッドの突出口部を通って洗浄容器外へ排出するための排出流路と、を有するビールサーバヘッドの洗浄システムに存する。
また圧入流路を通った洗浄液が噴射流路によりビールサーバヘッドのヘッド接続面側に向けて上方に勢い良く噴射され、集中的な且つ確実な洗浄が可能である。
また噴射流路から噴射され剥がれ落ちた固着物が混入した洗浄液を下方に落下させる回収流路があるため、噴射流路の洗浄液と回収する洗浄液とを極力混合しない状態で速やかに回収できる。
回収流路を通った洗浄液は、セットされたビールサーバヘッド内の流路を通って該流路内も洗浄することができる。
特に、噴射通路を多数のノズル棒体により構成することで、ビールサーバヘッドのヘッド接続面側を全領域に渡って確実に洗浄することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るビールサーバヘッドBの洗浄システムAを示す断面図であり、ビールサーバヘッドを洗浄システムにセットした状態を示す。
先ず、ビールサーバヘッドBについて簡単に説明しておく。
図2は、ビールサーバヘッドを示す図である。
すなわち、斜め上方にあるレバー部5を下方に回動させほぼ水平にすることで、ガス供給流路が開いてガスと共にビールが筒部2の下部(すなわち突出口部2A)から吐出される。
また、レバー部5を元に戻すことで、ガス供給流路が閉鎖されてビールの吐出が止まる。
サーバー本体部4の下部外側には係合部7が形成され、該係合部を介してビールサーバヘッドBは、ビヤ樽等に対して連結(例えばバヨネット結合等)される。
以上説明したビールサーバヘッドBは、図1に示すように、洗浄システムAにセットされ(すなわち取り付けられ)洗浄されることとなる。
さて、以下、洗浄システムAについて構成部材毎に詳細な説明を交えながら説明する。
図3は、ビールサーバヘッドBを取り外した状態の洗浄システムAを示す断面図である。
図に示すように、洗浄システムAは、首部を絞り込まれた円筒状のアルミニウム合金製の洗浄容器10と、その首部の螺合部に螺合して固定された樹脂製の蓋体11と、該蓋体11に取り付けられたステンレス製のカップ12、及びカップ12内に配設された洗浄アッセンブリーA1を備えている。
カップ12は、カップ内の洗浄アッセンブリーA1と洗浄容器内の雰囲気とを隔離するためのものである。
蓋体11、カップ12、及び洗浄アッセンブリーA1は、一体となって洗浄容器10に取り付けられるが、また螺合を緩めることで取り外すこともできる。
前述したように、ビールサーバヘッドB(詳しくはサーバー本体部4の下部外側)には、ビア樽等に接続するための係合部7が形成されており、この係合部7に対応するように蓋体11にも係合部が形成されている。
従って、ビールサーバヘッドBと洗浄システムAとは、これらの係合部を介して相互に取り外しすることができる。
ビールサーバヘッドBは、洗浄容器10にセットされた場合、蓋体11に差し込まれて洗浄容器内に筒部2の下部(すなわち突出口部2A)及びサーバー本体部4の下部が露出することとなる。
蓋体11には、ガスを圧入するための流入部13が設けられており、この流入部13に接続された外部圧力ボンベ等から洗浄容器内にガスが導入される。
また、図5に示すように、蓋体11には、安全弁Vが設けられており洗浄容器内の圧力が上昇した場合に作動するよう機能する。
カップ12はボルト等により蓋体11に固定されており、このために洗浄容器内の雰囲気とカップ内とは区画される。
この中空保持駒16は、ビールサーバヘッドBの筒部2の突出口部2Aを内挿して保持することができる。
中空保持駒16は、支持体14に対して弾発体18により上方に付勢するように配設されており、その下端は支持体14の鍔部14Bとは常に一定の間隙を有する。
この動きの自由度によりビールサーバヘッドBを取り付けた場合の突出度合いを吸収することができる。
すなわち、筒部2の突出口部2Aの突出長さがビールサーバヘッドBの種類によって多少異なることがあるが、その場合にも十分対応することができる。
また該中空胴部には洗浄液を吸い上げる吸上げパイプ17が外挿されている。
中空胴部14Aの鍔部近傍には抜け穴14Cが形成されており、吸上げパイプ17から上がってきた洗浄液はこの抜け穴14Cを通ってノズル棒体15の中に流れる。
すなわち、吸上げパイプ17、支持体14の中空胴部14Aによって、洗浄容器内に溜まった洗浄液を吸い込むための圧入流路P1が形成される。
洗浄液は、広い空間(径)である圧入流路P1から、狭い空間(径)である噴射流路P2に移ることで圧が高まり、ビールサーバヘッドBのヘッド接続面側に勢い良く噴射される。
この噴射は、ビールサーバヘッド内のビール通路1とは隔離された部分、すなわち、ビールサーバヘッドBの筒部2の突出口部2Aの周囲及びサーバー本体部4の下端部、具体的には、ビールサーバヘッドのヘッド接続面側である第1パッキンG1、及び第2パッキンG2が位置する領域に向かって強く噴射される。
そのため上記各パッキンの周囲にこびりついた固着物が容易に剥がれて離脱する。
因みに、中空保持駒16は弾発体18を介して上方に引き上げられており、下端が支持体14より浮き上がった状態となっており、上記間隙は常に確保される。
ここで洗浄液はカップ12の内壁やノズル棒体15等に沿って容易に落下することができる。
落下した洗浄液は中空保持駒16の下端と支持体14の鍔部14Bとの間隙を通って、排出流路P4である中空保持駒内に入り込み、その後、上方に流れ、排出流路P4と連通されたビールサーバヘッドBの突出口部2Aに至り、ビール通路1を通って外に排出される。
なお、ビールサーバヘッドBの上端側には図示しない管が接続され、このチューブを介して所定の場所に洗浄液が排出されるのである。
先ず、洗浄液を洗浄容器に一定量充填する。
図示しない高圧ボンベから管等を介して炭酸ガスが供給され、洗浄容器10の中は、例えば0.3MPaの圧力が加えられる。
この圧力を受けて洗浄液の一部は圧入流路P1(吸上げパイプ17、中空胴部14A等により形成される)を介して吸い上げられる[吸込工程]。
噴射流路P2から噴射された洗浄液はビールサーバヘッドBのヘッド接続面側に衝突して、第1パッキン及び第2パッキンが位置する領域を効率良く洗浄する[噴射工程]。
ビールサーバヘッドBのヘッド接続面側に衝突した洗浄液は、跳ね返り力を受けて下方に急速に落下する。
その際、特にカップ12の内壁やノズル棒体15に沿って案内され落下することができる。
そして、落下した洗浄液は支持体14の鍔部14Bと中空保持駒16の間隙に達する[回収工程]。
そしてビールサーバヘッド内のビール通路1を洗浄して洗浄システムの系外へ排出される[排出工程]。
このように、吸込工程P1、噴射工程P2、回収工程P3、及び排出工程P4の各工程を通じて洗浄液の吸い込み、噴射、回収、排出が行われる。
最後には洗浄容器内の洗浄液が無くなって、ワンサイクルの洗浄工程が終了することとなる。
ビールサーバヘッドBの洗浄としては、上述した洗浄サイクルが複数回行われて、最後に水による洗浄が行われる。
以上、洗浄容器を利用したビールサーバヘッドの洗浄システムを説明してきたが、ビールサーバ本機Cを利用して洗浄システムとすることも可能である。
その場合はビールサーバヘッドの洗浄用の接続口金21を利用することとなる。
図8に、洗浄用の接続口金21を備えたビールサーバ本機を参考までに示す。
(A)は、接続口金21を示し、(B)は接続口金21にビールサーバヘッドを取り付けた状態を示す。
接続口金21の中には内接筒体22が配設されており、この内接筒体22の中程から下方にすり鉢状の仕切り壁22Aが突設されている。
この仕切り壁22Aには貫通穴23が形成されている。
この仕切り壁22Aの中央には、中空受け駒24が挿入されて上下方向に移動可能に取り付けられている。
また中空受け駒24の下方には弁棒24Aが突設されており、弁棒24Aの弁が接続口金21の縮径部26に当接して通路を閉鎖する。
この中空受け駒24は、バネ体25により上方に付勢されており、通常は、図6(A)のように通路は弁棒24Aで閉鎖されている。
ここで洗浄液は、仕切り壁22Aの周囲がテーパ状になって内接筒体22との間で圧入流路P1を形成しており、この噴射流路は上方に漸小するような流路となって貫通穴23である噴射流路P2に通じている。
このように、洗浄液は、広い空間(径)である圧入流路P1から、狭い空間(径)である噴射流路P2に移ることで圧が高まり、ビールサーバヘッドBのビールヘッド接続側に勢い良く噴射される。
そのためビールヘッド接続側の各パッキンの周囲にこびりついた固着物が容易に剥がれて離脱する。
ビールサーバヘッドBのビールヘッド接続側に衝突した洗浄液は、跳ね返り力を受けて下方に急速に落下する。
その際、仕切り壁22Aのテーパ状の壁面に沿った回収流路P3を通って落下する。
そして、落下した洗浄液は中空受け駒24の穴に入り、今度は上方に向かって流れ、排出流路P4である中空保持駒内を通って突出口部2Aに至る。
そしてビールサーバヘッド内のビール通路1を洗浄して洗浄システムの系外へ排出される[排出工程]。
図8に示すようなビールサーバ本機Cの内部の通過流路を通って排出されるのである。
本実施の形態は、前述した実施の形態2と同様にビールサーバヘッドの洗浄用の接続口金31を利用した洗浄システムである。
図7は、そのビールサーバヘッドの洗浄用の接続口金31を利用した洗浄システムを示す。
(A)は、接続口金31を示し、(B)は接続口金31にビールサーバヘッドを取り付けた状態を示す。
接続口金31の中には仕切り壁32が配設されており、仕切り壁32は下方に落ち込むように形成されている。
仕切り壁32の水平部32Aには、貫通穴33が形成されており、この貫通穴33は開閉する開閉板34によって開閉することができる。
開閉板34は、バネ体35によって上方に付勢されており、通常は、この開閉板34によって貫通穴33が、図7(A)のように閉じた状態となっている。
開閉板34には突き棒36が水平部32Aに挿通されており、突き棒36がビールヘッドBの下面により押し下げられることで、開閉板34が開く構造となっている。
いま、ビールヘッドBが接続口金31に取り付けられた場合、開閉板34によって貫通穴33が開く。
そのため図のように下方の流入穴Hから洗浄液を圧入すると、洗浄液が押し上げられて貫通穴33を通過し、上方に噴射する。
洗浄液は、広い空間(径)である圧入流路P1から、狭い空間(径)である噴射流路P2に移ることで圧が高まり、ビールサーバヘッドBのビールヘッド接続側に勢い良く噴射される。
そのためビールヘッド接続側の各パッキンの周囲にこびりついた固着物が容易に剥がれて離脱する。
ビールサーバヘッドBのビールヘッド接続側に衝突した洗浄液は、跳ね返り力を受けて下方に急速に落下する。
その際、仕切り壁32の壁面に沿う回収流路P3に案内されて落下する。
そして、落下した洗浄液は、今度は上方に向かって流れ排出流路P4を通って突出口部2Aに至る(なお、この場合、排出流路P4は、上述した実施の形態とは異なって極めて短い)。
そしてビールサーバヘッド内のビール通路1を洗浄して洗浄システムの系外へ排出される[排出工程]。
図8に示すようなビールサーバ本機Cの内部の通過流路を通って排出されるのである。
例えば、上述した実施の形態1では、噴射流路の数(すなわちノズル棒体の数)は自由に設定可能である。
また、そのノズル棒体の先端に噴射角度を持たせることでより、局所的なヘッド接続面側の洗浄が可能となる。
また洗浄システムを構成する材質としては、実施の形態の説明で具体的な材質を挙げて説明した以外にも、その他の適した材料を使うことも当然可能である。
また、上述した実施の形態2の仕切り壁22Aの実施の形態3の仕切り壁32の形状は、その機能を異にしない限り、変更可能である。
2 筒部
2A 突出口部
3 ガス供給流路
4 サーバー本体部
5 レバー部
6 貫通穴
7 係合部
10 洗浄容器
11 蓋体
12 カップ
13 流入部
14 支持体
14A 中空胴部
14B 鍔部
14C 抜け穴
15 ノズル棒体
15A 止めリング
16 中空保持駒
16A 凹部
17 吸上げパイプ
18 弾発体
21 接続口金
22 内接筒体
22A 仕切り壁
23 貫通穴
24 中空受け駒
25 バネ体
25A 弁棒
26 縮径部
31 接続口金
32 仕切り壁
32A 水平部
33 貫通穴
34 開閉板
35 バネ体
36 突き棒
100 洗浄システム
101 容器
102 蓋体
103 ビールサーバヘッド
104 導入ホース
105 ガスケット
106 レバー部
107 ガス供給管
108 洗浄液
109 ガイド
A 洗浄システム
A1 洗浄アッセンブリー
B ビールサーバヘッド
C ビールサーバ本機
H 流入穴
P1 圧入流路
P2 噴射流路
P3 回収流路
P4 排出流路
G1 第1パッキン
G2 第2パッキン
V 安全弁
Claims (2)
- ビールサーバヘッドのヘッド接続面側を洗浄する洗浄システムであって、
該ヘッドを取り付けた洗浄容器内の洗浄液を圧入するための圧入流路と、
該圧入流路と連通し該圧入流路より狭く形成され、洗浄液を前記ヘッド接続面側に向けて上方に噴射するための複数の噴射流路と、
該噴射流路を経て噴射されて、前記ヘッド接続面側に噴射された後の洗浄液を回収するために、下方に案内する回収流路と、
該回収流路により回収された洗浄液を上方に流し、前記ヘッドの突出口部を通って洗浄容器外へ排出するための排出流路と、
を有することを特徴とするビールサーバヘッドの洗浄システム。 - 前記排出流路が、前記ヘッドの突出口部を通ってビールサーバ本機内に形成された流路に連通されていることを特徴とする、請求項1記載のビールサーバヘッドの洗浄システム。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2004086843A JP4477912B2 (ja) | 2004-03-24 | 2004-03-24 | ビールサーバヘッドの洗浄システム |
Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
| JP2004086843A JP4477912B2 (ja) | 2004-03-24 | 2004-03-24 | ビールサーバヘッドの洗浄システム |
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| JP2009188763A Division JP4771493B2 (ja) | 2009-08-17 | 2009-08-17 | ビールサーバヘッドの洗浄システム及びビールサーバヘッドの洗浄方法 |
Publications (2)
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| JP2005270774A JP2005270774A (ja) | 2005-10-06 |
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP2004086843A Expired - Fee Related JP4477912B2 (ja) | 2004-03-24 | 2004-03-24 | ビールサーバヘッドの洗浄システム |
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| JP (1) | JP4477912B2 (ja) |
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2004
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