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JP4477979B2 - ディスクトレイおよびディスク装置 - Google Patents
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JP4477979B2 - ディスクトレイおよびディスク装置 - Google Patents

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本発明は、ディスクトレイおよびディスク装置に関し、さらに詳しくは、ディスクを搬送するディスクトレイおよびこのディスクトレイにより搬送されたディスクを回転駆動するディスク装置に関するものである。
従来、ディスク装置は、DVD(Digital Versatile Disk)やCD(Compact Disk)などのディスクをディスクトレイに載置し、図示しないトレイ駆動装置を駆動することで、載置されたディスクをこのディスク装置内に搬送する。次に、ディスク装置は、このディスク装置内に搬送されたディスクをターンテーブルにクランプさせるとともに回転駆動する。具体的には、例えばこのターンテーブルをディスクトレイに対して揺動させて、ターンテーブルをディスクトレイに載置されたディスクと係合させ、さらに揺動させて係合したディスクをクランプさせる。そして、ディスクをクランプしたターンテーブルをディスク回転駆動装置により回転駆動する。このとき、ターンテーブルは、ディスクトレイに対して揺動するため、このディスクと係合する状態における位置と、このディスクをクランプする状態における位置が異なる。そこで、ターンテーブルがディスクトレイに載置されたディスクと確実に係合するために、例えば特許文献1に示すようなディスク装置が提案されている。
特許文献1に示すディスク装置は、ディスクトレイにディスクを保持するためのディスクガイドが形成されており、このディスクガイドの中心を、ターンテーブルがディスクトレイに載置されたディスクと係合する際におけるこのターンテーブルの中心とほぼ一致するように配置したものである。つまり、ディスクトレイのディスクガイド中心とターンテーブルの中心位置とが、ターンテーブルのディスク係合時に一致するようにしている。従って、ターンテーブルをディスクの中心穴に対して適性に係合させることができ、しかも、ディスクをクランプした状態から、ディスクをディスクトレイに載置する、すなわちディスクを解放する場合にも、ディスクをディスクトレイのディスクガイドに適正に保持させることができる。これにより、ターンテーブルによりディスクの昇降動作を著しく円滑に行うことができるものである。
実公平3−130034号公報
しかしながら、上記従来のディスク装置では、ディスクガイドをこのディスクガイド内に載置されるディスクの半径とほぼ同一の半径の円に基づいて形成する必要がある。これは、ディスクガイドの中心をディスクと係合する状態における前記ターンテーブルの係合時中心とほぼ一致させても、ディスクガイド内でディスクが移動することで、ディスクガイドの中心とディスクの中心とが一致せずに、ターンテーブルがディスクと確実に係合できない虞があるためである。つまり、ディスクガイド内に載置されたディスクがこのディスクガイド内で移動することを規制するために、ディスクガイドを載置されるディスクの半径とほぼ同一の半径の円に基づいて形成する。
図1(a)は、従来のディスク装置を示す図である。図1(b)は、従来のディスク装置の問題点を示す図である。図1(a)に示すように、ターンテーブル200は、クランプした状態のディスクDをディスクトレイ100のディスクガイド101内に載置するために、図示しない支持軸を中心に矢印A方向に揺動する。ここで、従来のディスクガイド101は、その中心101cがターンテーブル200の係合時中心Yと一致し、ディスクガイド101内に載置されるディスクDの半径Drとほぼ同一の半径rの円に基づいて形成されている。ターンテーブル200がクランプした状態におけるディクスDの中心Dcは、ターンテーブル200のクランプ時中心Xと一致し、ディスクガイド101の中心101cよりもディスク搬送方向Bの支持軸側ずれた状態となる。これにより、このディスクDのうち、ディスク搬送方向Bの支持軸側の端部Dtは、ディスクガイド101の中心101cの軸線方向視おいて、ディスクガイド101からディスク搬送方向Bの支持軸側にはみ出した状態となる。
上記状態で、ターンテーブル200が矢印A方向にさらに揺動すると、図1(b)に示すように、ディスクDのターンテーブル200をこのディスクDをクランプする状態が解除され、係合された状態のディスクDがディスクガイド101に向かって移動する。しかしながら、このディスクガイド101からディスク搬送方向Bの支持軸側にはみ出した状態の端部Dtがディスクガイド101内に収まらず、このディスクガイド101に乗り上げる虞がある。そして、この状態のまま、ターンテーブル200が矢印A方向にさらに揺動すると、図示は省略するが係合された状態のディスクDのうち、ディスク搬送方向Bの支持軸側と反対側の端部Dsがディスクガイド101の底部101bに接触する。これにより、ディスクDがターンテーブル200との係合を解除され、すなわちターンテーブル200から解放されるが、このディスクDは、ディスク搬送方向Bの支持軸側の端部Dtがディスクガイド101に乗り上げた状態のまま、ディスクガイド101内に載置される虞がある。
この発明は、上述した課題をその一例として解決するものであって、ターンテーブルがディスクと確実に係合することができるとともに、ターンテーブルから解放されたディスクがディスクガイドに乗り上げることを抑制することができるディスクトレイおよびディスク装置を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に記載のディスクトレイは、ターンテーブルが揺動することで、当該ターンテーブルと係合した後、クランプされるディスクが載置される載置領域を形成するディスクガイドを有するディスクトレイにおいて、前記ディスクガイドは、前記ターンテーブルのクランプ時中心に中心を有し、かつ前記ディスクの半径に当該ターンテーブルの係合時中心からクランプ時中心までの距離を加えた距離とほぼ同一の距離を半径とする円に基づいて形成され、前記ディスクトレイのディスク搬送方向と直交する方向に対向し、かつディスク搬送方向に延在するストレート部を有し、前記対向するディスクストレート部の間隔は、前記ディスクガイドの直径未満で、前記ディスクの直径以上であり、前記載置領域は、前記ディスクの中心孔と係合した状態における前記ターンテーブルの係合時中心に中心を有し、かつ当該ディスクの半径に相当する半径を有する第1の円と、前記ディスクをクランプした状態における前記ターンテーブルのクランプ時中心に中心を有し、かつ当該ディスクの半径に相当する半径を有する第2の円と、を合わせた領域を含むことを特徴とする。
また、本発明の請求項に記載のディスク装置は、少なくとも前記請求項1〜のいずれか1項に記載のディスクトレイと、前記ディスクトレイをディスク装置内外に搬送するトレイ駆動手段と、前記ディスクトレイの前記ディスクガイド内に載置されたディスクと係合し、クランプするターンテーブルと、前記ターンテーブルを回転させるディスク回転駆動手段と、前記ターンテーブルを前記ディスクトレイに対して揺動させるテーブル揺動手段と、を備えることを特徴とする。
以下、この発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、下記実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施の形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの或いは実質的に同一のものが含まれる。ここで、以下に説明では、大きさの異なる2種類の光ディスクを載置することができるディスクトレイおよびディスク装置について説明するが、この発明はこれに限定されるものではなく、1種類の光ディスクのみを載置することができるディスクトレイおよびディスク装置であっても良い。また、以下の説明では、DVDやCDなどのディスクを対象とするディスクトレイおよびディスク装置について説明するが、この発明はこれに限定されるものはなく、磁気ディスク、光磁気ディスクなどの光や磁気などにより情報を再生あるいは記録可能ないずれのディスクを対象とすることができる。
(実施の形態1)
図2は、実施の形態1にかかるディスクトレイを備えるディスク装置の構成例を示す図である。図3は、基準位置におけるターンテーブルとディスクとの関係を示す一部断面図である。図4は、接触位置におけるターンテーブルとディスクとの関係を示す一部断面図である。図5は、係合位置におけるターンテーブルとディスクとの関係を示す一部断面図である。図6は、クランプ位置におけるターンテーブルとディスクとの関係を示す一部断面図である。図7は、実施の形態1にかかるディスクガイドの載置領域を示す図である。この実施の形態1にかかるディスクトレイ1−1は、ディスクDを回転駆動させることにより、このディスクに情報を記録あるいは記録された情報を再生するディスク装置10に備えられるものである。
このディスク装置10は、実施の形態1にかかるディスクトレイ1−1の他に、少なくともトレイ駆動手段であるトレイ駆動装置20と、ターンテーブル30と、ディスク回転駆動手段であるディスク回転駆動装置40と、テーブル揺動手段であるテーブル揺動装置50とにより構成されている。なお、60は、ディスクDに情報を記録あるいは記録された情報を再生する光センサを有する再生手段である光ピックアップである。この光ピックアップ60は、ディスクDに対して相対的に移動させるセンサ移動手段である図示しないセンサ移動装置を介してテーブル揺動装置50に配設されている。また、70は、上記ディスク装置10の構成要素が内部に配設されて枠体である。この枠体70は、さらに図示しないケース体内に配設されている。また、ディスク装置10は、トレイ駆動装置20、ディスク回転駆動装置40、テーブル揺動装置50、光ピックアップ60などの駆動を制御する制御手段である制御装置を備えていても良い。
ディスクトレイ1−1には、大きさの異なる2種類のディスクD(大きいディスクは図示略)を載置できるように、2つの大きさのディスクガイド3,4が形成されている。このディスクトレイ1−1には、ディスクトレイ1−1の表面(図2における紙面に対して上側)から裏側の面まで貫通する開口部5が、上記ディスクガイド3,4の内側から外側まで形成されている。
ディスクガイド3は、図示しない大きいディスク、例えば直径12cmのディスクを載置するものである。このディスクガイド3は、ディスクトレイ1−1の表面2からこのキャビティー面2と裏側の面に向かって窪んで形成されている。
また、ディスクガイド3は、ターンテーブル30のクランプ時中心Xに中心を有し、かつ図示しない大きいディスクの半径とほぼ同一の距離、すなわち若干大きい距離を半径とする円に基づいて形成されている。つまり、ディスクガイド3により形成される大きいディスクを載置する載置領域(ディスクトレイ1−1に開口部5が形成されていないと仮定する場合の載置領域)は、中心がターンテーブル30のクランプ時中心Xと一致し、かつ半径が図示しない大きいディスクの半径である円の領域よりも若干大きい領域となる。ここで、「ターンテーブル30のクランプ時中心X」とは、ターンテーブル30がディスクDをクランプした状態(ディスクDを回転駆動させる状態)におけるこのターンテーブル30の中心位置をいう(図6参照)。また、「ほぼ同一の距離、若干大きい距離」とは、ディスクガイド3にディスクDを載置するに際し考慮されるクリアランスを考慮した距離であり、例えば直径12cmのディスクに対するディスクガイドにおいては、0.5〜1.5mm程度のクリアランスが付加された直径となる。
ディスクガイド4は、上記図示しない大きいディスクよりも小さいディスクD(図1〜6では、二点鎖線)、例えば直径8cmのディスクを載置するものである。このディスクガイド4は、上記ディスクガイド3の底部3aからディスクトレイ1−1の裏側方向に向かって窪んで形成されている。
また、ディスクガイド4は、ターンテーブル30のクランプ時中心Xに中心C1を有し、かつディスクDの半径Drに上記ターンテーブル30の係合時中心Yからクランプ時中心Xまでの距離H1を加えたとほぼ同一の距離、すなわち若干大きい距離を半径R1とする円に基づいて形成されている。つまり、図7に示すように、ディスクガイド4により形成されるディスクDを載置する載置領域E(ディスクトレイ1−1に開口部5が形成されていないと仮定する場合の載置領域であり、同図では、実線と二点鎖線とを合わせた領域)は、中心C1がターンテーブル30のクランプ時中心Xと一致し、かつ半径R1がディスクDの半径DrにH1(係合時中心Yからクランプ時中心X間での距離)を加えた円の領域よりも若干大きい領域となる。従って、ディスクガイド4の載置領域Eは、同図に示すように、ターンテーブル30の係合時中心Yに中心を有し、かつディスクDの半径Drに相当する半径を有する第1の円の領域F(同図では、一点鎖線)と、ターンテーブル30のクランプ時中心Xに中心を有し、かつディスクDの半径Drに相当する半径を有する第2の円の領域G(同図では、一点鎖線)と、合わせた領域を含むものとなる。ここで、「ターンテーブル30の係合時中心Y」とは、ターンテーブル30がディスクDと係合した状態におけるこのターンテーブル30の中心位置をいう(図5参照)。
また、ディスクガイド4には、図2に示すように、ディスクトレイ1−1がトレイ駆動装置20により移動する方向であるディスク搬送方向Bと直交する方向(以下、単に「直交方向」と称する)Kに対向する2つの長さ方向ストレート部4a(以下、単に「ストレート部4a」とも称する)が形成されている。なお、このストレート部4aは、ディスク搬送方向Bに延在するように形成されている。
ここで、図7に示すように、対向するストレート部4aの間の距離である幅W1がディスクガイド4を形成する円の直径(R1×2)よりも短くないと、ディスクガイド4に長さ方向ストレート部4aを形成することができない。従って、ディスクガイド4に対向するストレート部4aを形成することで、直交方向Kにおけるディスクガイド4とディスクDとの間隔を狭くすることができる。つまり、ディスクガイド4内に載置されたディスクDの直交方向Kへの移動を規制することができるので、ターンテーブル30に対するディスクトレイ1−1のディスクガイド4に載置されたディスクDが直交方向Kへずれることを抑制することができる。これにより、ターンテーブル30がディスクDとより確実に係合することができる。なお、幅W1がこのディスクガイド4内に載置されるディスクDの直径(Dr×2)よりも長くないと、載置するディスクDが直交方向Kにおいてディスクガイド4に乗り上げてしまう。つまり、この対向するストレート部4aは、幅W1がディスクガイド4の直径未満で、載置されるディスクDの直径以上となるように形成されることが好ましい。なお、この幅W1(互いに対向するストレート部の間隔)は、ディスクDの直径とほぼ同一であることが好ましく、この「ほぼ同一」とは、上述のクリアランスを付加した長さを意味する。
また、ディスクガイド4は、ディスク搬送方向Bのうち、後述するターンテーブル30が支持されている支持軸側に幅方向ストレート部4b(以下、単に「ストレート部4b」とも称する)が形成されている。このストレート部4bは、ディスクトレイ1−1に形成された開口部5を挟んで形成されている。開口部5を挟んで形成されるストレート部4bは、直交方向Kに延在しており、開口部5まで延在するように形成されている。
ここで、図7に示すように、ストレート部4bは、ディスク搬送方向Bにおいて、ターンテーブル30のクランプ時中心Xよりも支持軸側で、ディスクガイド4を形成する円(載置領域E)よりも内側に形成されている。従って、ディスクガイド4内に載置されたディスクDのディスク搬送方向Bにおける支持軸側への移動を規制することができるので、ターンテーブル30に対するディスクトレイ1−1のディスクガイド4に載置されたディスクDがディスク搬送方向Bにおける支持軸側へずれることを抑制することができる。これにより、ターンテーブル30がディスクDとより確実に係合することができる。なお、ストレート部4bがターンテーブル30のクランプ時中心Xに中心を有し、かつディスクDの半径Drにほぼ相当する半径を有する第2の円(領域G)よりも外側に形成されていないと、載置するディスクDがディスク搬送方向Bにおける支持軸側においてディスクガイド4に乗り上げてしまう虞がある。つまり、ストレート部4bは、ディスクトレイ4を形成する円(載置領域E)と、ストレート部4bがターンテーブル30のクランプ時中心Xに中心を有し、かつディスクDの半径Drにほぼ相当する半径を有する第2の円(領域G)との間の範囲内に形成されることが好ましい。
次に、実施の形態1にかかるディスク装置10の動作について説明する。まず、ディスクDをディスク装置10内で回転駆動させるために、トレイ駆動装置20により、このディスクDがディスクガイド4内に載置されたディスクトレイ1−1をディスク装置10内に搬送する。ディスクトレイ1−1がディスク装置10内に搬送されると、図3に示すように、ディスクガイド4内に載置されたディスクDのディスク中心穴Dhの直下にターンテーブル30の突起部32が位置する状態となり、ターンテーブル30が基準位置となる。次に、テーブル揺動装置50のモータ53により、台座部51が図示しない支持軸52を中心に矢印L方向に揺動を開始し、それとともにターンテーブル30も図示しない支持軸52を中心に矢印L方向に揺動を開始する。
さらに、ターンテーブル30が矢印L方向に揺動すると、図4に示すように、突起部32とディスクDのディスク中心穴Dhの外周とが接触し、ターンテーブル30が接触位置となる。さらに、ターンテーブル30が矢印L方向に揺動すると、ディスクDは、ディスク中心穴Dhが突起部32に接触しながら、ディスク搬送方向Bのうち反対側である矢印M方向に移動する。そして、図5に示すように、ディスクDがターンテーブル30の本体部31のクッション材33と接触することで、ターンテーブル30がディスクDと係合し、ターンテーブル30が係合位置となる。このとき、ディスクガイド4のディスク搬送方向Bにおける支持軸側と反対側の端部4cとターンテーブル30により係合されたディスクDのディスク搬送方向Bにおける支持軸側と反対側の端部Dsとが接触することはない。これは、ターンテーブル30の係合時中心Yから上記端部4cまでの距離R2は、この係合時中心Yから係合されているディスクDの上記端部Dsまでの距離であるディスクDの半径Drとほぼ同一、すなわち若干大きいからである。従って、ディスクガイド4内に載置されたディスクDとターンテーブル30とが係合するためにこのディスクDは、このディスクガイド4内をディスク搬送方向Bのうち反対側へ移動することができるため、ターンテーブル30がディスクDと確実に係合することができる。
次に、ターンテーブル30がディスクDと係合した状態から、さらにこのターンテーブル30が矢印L方向に揺動すると、図示しないクランパーがターンテーブル30の突起部32と接触し、このクランパーが突起部32に、例えば磁力により保持される。これにより、ターンテーブル30は、図6に示すように、ディスクDをクランプし、このターンテーブル30がクランプ位置となる。このとき、クランプされたディクスDの中心Dcは、ターンテーブル30のクランプ時中心Xと一致し、ディスクガイド4の中心C1とも一致する。従って、ディスクDのディスク搬送方向Bにおける支持軸側の端部Dtは、ディスクガイド4の載置領域Eの内側、すなわちディスク搬送方向Bにおける支持軸側と反対側に位置し、この端部Dtがディスクガイド4のディスク搬送方向における支持軸側にはみ出した状態とはならない。
次に、ディスク回転駆動装置40により、ターンテーブル30が回転駆動することで、このターンテーブル30にクランプされたディスクDが回転駆動する。そして、光ピックアップ60により、回転駆動しているディスクDに記録されている情報を再生、あるいは回転駆動しているディスクDに情報を記録する。
次に、ディスクDの回転駆動を終了し、このディスクDをディスクトレイ1−1に再び載置する場合は、同図に示すように、テーブル揺動装置50のモータ53により、台座部51が図示しない支持軸52を中心に矢印A方向に揺動を開始し、それとともにターンテーブル30も図示しない支持軸52を中心に矢印A方向に揺動を開始する。これにより、ターンテーブル30がディスクDをクランプする状態が解除され、ターンテーブル30がディスクDと係合する状態となる。
さらに、ターンテーブル30が矢印A方向に揺動すると、係合されたディスクDは、ディスクガイド4に向かって移動する。そして、図5に示すように、まず、ディスクDの端部Dsがディスクガイド4の底部4dと接触する。このとき、ディスクDのディスク搬送方向Bにおける支持軸側の端部Dtは、上述のようにターンテーブル30がディスクDをクランプした状態において、ディスクガイド4のディスク搬送方向における支持軸側にはみ出した状態とはならないので、ディスクDがディスクガイド4内に収まり、このディスクガイド4に乗り上げることを抑制することができる。
次に、ディスクDの端部Dsがディスクガイド4の底部4dと接触した状態から、さらにこのターンテーブル30が矢印A方向に揺動すると、図4および図3に示すように、ディスクDの端部Dtもディスクガイド4の底部4dと接触する。これにより、ディスクDとターンテーブル30との係合が解除され、すなわちディスクDがターンテーブル30から解放される。従って、ターンテーブル30がディスクDをクランプする状態が解除された際、すなわちターンテーブル30がディスクDと係合する状態となった際に、ディスクDがディスクガイド4に乗り上げることを抑制することができるので、ターンテーブル30から解放されたディスクDがディスクガイド4に乗り上げることを抑制することができる。
以上のように、この実施の形態1によれば、ディスクガイド4は、ターンテーブル30のクランプ時中心Xに中心C1を有し、かつディスクDの半径Drにターンテーブル30の係合時中心Yからクランプ時中心Xまでの距離H1を加えた距離とほぼ同一の距離を半径R1とする円に基づいて形成されており、これはディスクガイド4により形成される載置領域Eがターンテーブルの係合時中心Yに中心を有し、かつディスクDの半径Drにほぼ相当する半径を有する第1の円の領域Fと、ターンテーブル30のクランプ時中心Xに中心を有し、かつディスクDの半径Drにほぼ相当する半径を有する第2の円の領域Gとを合わせた領域を含むので、ターンテーブルがディスクと確実に係合することができるとともに、ターンテーブルから解放されたディスクがディスクガイドに乗り上げることを抑制することができる。
(実施の形態2)
図8は、実施の形態2にかかるディスクトレイを備えるディスク装置の構成例を示す図である。図9は、クランプ位置におけるターンテーブルとディスクとの関係を示す一部断面図である。図10は、実施の形態2にかかるディスクガイドの載置領域を示す図である。この実施の形態2にかかるディスクトレイ1−2と実施の形態1にかかるディスクトレイ1−1とが異なる点は、ディスクトレイ1−2のディスクガイド6は、1つの円に基づいて形成されるディスクガイド4と異なり、2つの円に基づいて形成される点である。なお、実施の形態2にかかるディスクトレイ1−2およびディスク装置10は、実施の形態1にかかるディスクトレイ1−1およびディスク装置10と基本的構成は、ほぼ同様であるので説明は省略する。
ディスクガイド6は、ディスクガイド6のクランプ時中心Xよりもディスク搬送方向Bのうち支持軸側がターンテーブル30のクランプ時中心Xに中心C2を有し、かつディスクDの半径Drとほぼ同一の距離、すなわち若干大きい距離を半径R3とする円(第1の円)と、ディスクガイド6のクランプ時中心Xよりもディスク搬送方向Bのうち支持軸側と反対側がターンテーブル30の係合時中心Yに中心C3を有し、かつディスクDの半径Drとほぼ同一の距離、すなわち若干大きい距離を半径R4とする円(第2の円)とに基づいて形成されている。つまり、図10に示すように、ディスクガイド6により形成されるディスクDを載置する載置領域N(ディスクトレイ1−2に開口部5が形成されていないと仮定する場合の載置領域であり、同図では、実線と二点鎖線とを合わせた領域)は、ターンテーブル30の係合時中心Yに中心を有し、かつディスクDの半径Drにほぼ相当する半径を有する第1の円の領域F(同図では、一点鎖線)と、ターンテーブル30のクランプ時中心Xに中心を有し、かつディスクDの半径Drにほぼ相当する半径を有する第二の円の領域G(同図では、一点鎖線)と、合わせた領域を含むものとなる。
また、ディスクガイド6には、図8に示すように、ディスクトレイ1−2が直交方向Kに対向する2つの長さ方向ストレート部6a(以下、単に「ストレート部6a」とも称する)が形成されている。このストレート部6aは、ディスク搬送方向Bに延在するように形成されている。この対向するストレート部6aは、図10に示すように、2つのストレート部6aの間の距離である幅W2がディスクガイド6を形成する2つの円のいずれか一方の直径(R3×2,R4×2)未満で、載置されるディスクDの直径以上となるように形成されることが好ましい。これにより、直交方向Kにおけるディスクガイド6とディスクDとの間隔を狭くすることができ、ディスクガイド6内に載置されたディスクDの直交方向Kへの移動を規制することができるので、ターンテーブル30に対するディスクトレイ1−2のディスクガイド6に載置されたディスクDが直交方向Kへずれることを抑制することができる。また、ディスクガイド6に載置されるディスクDが直交方向Kにおいてディスクガイド6に乗り上げることを抑制することができる。
次に、実施の形態2にかかるディスク装置10の動作について説明する。なお、この実施の形態2におけるディスク装置10の動作は、実施の形態1にかかるディスク装置10の動作と基本的部分はほぼ同一であるので、省略して説明する。ターンテーブル30が係合位置となる際には、ディスクガイド6のディスク搬送方向Bにおける支持軸側と反対側の端部6bと係合されたディスクDの端部Dsとが接触することはない。これは、ターンテーブル30の係合時中心Yから上記端部6bまでの距離R4は、この係合時中心Yから係合されているディスクDの上記端部Dsまでの距離であるディスクDの半径Drとほぼ同一、すなわち若干大きいからである。従って、ディスクガイド6内に載置されたディスクDとターンテーブル30とが係合するために、このディスクDがこのディスクガイド6内をディスク搬送方向Bのうち反対側へ移動することができるため、ターンテーブル30がディスクDと確実に係合することができる。
次に、図9に示すように、ターンテーブル30がクランプ位置となる際には、クランプされたディクスDの中心Dcは、ターンテーブル30のクランプ時中心Xと一致し、ディスクガイド6の中心C2とも一致する。従って、ディスクDの端部Dtは、ディスクガイド6の載置領域Nの内側、すなわちディスク搬送方向Bにおける支持軸側と反対側に位置し、この端部Dtがディスクガイド6のディスク搬送方向における支持軸側にはみ出した状態とはならない。
次に、ターンテーブル30が接触位置に戻る際には、ディスクDの端部Dtは、上述のようにターンテーブル30がディスクDをクランプした状態において、ディスクガイド6のディスク搬送方向における支持軸側にはみ出した状態とはならない。従って、ディスクDがディスクガイド6内に収まり、このディスクガイド4に乗り上げることを抑制することができるので、ターンテーブル30から解放されたディスクDがディスクガイド6に乗り上げることを抑制することができる。
以上のように、この実施の形態によれば、ディスクガイド6は、ディスクガイド6のクランプ時中心Xよりもディスク搬送方向Bのうち支持軸側がターンテーブル30のクランプ時中心Xに中心C2を有し、かつディスクDの半径Drとほぼ同一の距離、すなわち若干大きい距離を半径R3とする円と、ディスクガイド6のクランプ時中心Xよりもディスク搬送方向Bのうち支持軸側と反対側がターンテーブル30の係合時中心Yに中心C3を有し、かつディスクDの半径Drとほぼ同一の距離、すなわち若干大きい距離を半径R4とする円とに基づいて形成されており、これはディスクガイド6により形成される載置領域Nがターンテーブルの係合時中心Yに中心を有し、かつディスクDの半径Drにほぼ相当する半径を有する第1の円の領域Fと、ターンテーブル30のクランプ時中心Xに中心を有し、かつディスクDの半径Drにほぼ相当する半径を有する第2の円の領域Gとを合わせた領域を含むので、ターンテーブルがディスクと確実に係合することができるとともに、ターンテーブルから解放されたディスクがディスクガイドに乗り上げることを抑制することができる。
また、この実施の形態1あるいは2のディスクトレイ1−1,1−2を用いてディスク装置10を構成するので、ターンテーブル30がディスクDと確実に係合することができるとともに、ターンテーブル30から解放されたディスクDがディスクガイド4に乗り上げることを抑制することができる。
従来のディスク装置を示す図である。 従来のディスク装置の問題点を示す図である。 実施の形態1にかかるディスクトレイを備えるディスク装置の構成例を示す図である。 基準位置におけるターンテーブルとディスクとの関係を示す一部断面図である。 接触位置におけるターンテーブルとディスクとの関係を示す一部断面図である。 係合位置におけるターンテーブルとディスクとの関係を示す一部断面図である。 クランプ位置におけるターンテーブルとディスクとの関係を示す一部断面図である。 実施の形態1にかかるディスクガイドの載置領域を示す図である。 実施の形態2にかかるディスクトレイを備えるディスク装置の構成例を示す図である。 クランプ位置におけるターンテーブルとディスクとの関係を示す一部断面図である。 実施の形態2にかかるディスクガイドの載置領域を示す図である。
符号の説明
1−1,1−2 ディスクトレイ
3 ディスクガイド
4 ディスクガイド
4a 長さ方向ストレート部
4b 幅方向ストレート部
5 開口部
6 ディスクガイド
6a 長さ方向ストレート部
10 ディスク装置
20 トレイ駆動装置(トレイ駆動手段)
30 ターンテーブル
40 ディスク回転駆動装置(ディスク回転駆動手段)
50 テーブル揺動装置(テーブル揺動手段)
60 光ピックアップ(再生手段)
70 枠体

Claims (4)

  1. ターンテーブルが揺動することで、当該ターンテーブルと係合した後、クランプされるディスクが載置される載置領域を形成するディスクガイドを有するディスクトレイにおいて、
    前記ディスクガイドは、
    前記ターンテーブルのクランプ時中心に中心を有し、かつ前記ディスクの半径に当該ターンテーブルの係合時中心からクランプ時中心までの距離を加えた距離とほぼ同一の距離を半径とする円に基づいて形成され、
    前記ディスクトレイのディスク搬送方向と直交する方向に対向し、かつディスク搬送方向に延在するストレート部を有し、
    前記対向するディスクストレート部の間隔は、前記ディスクガイドの直径未満で、前記ディスクの直径以上であり、
    前記載置領域は、
    前記ディスクの中心孔と係合した状態における前記ターンテーブルの係合時中心に中心を有し、かつ当該ディスクの半径に相当する半径を有する第1の円と、
    前記ディスクをクランプした状態における前記ターンテーブルのクランプ時中心に中心を有し、かつ当該ディスクの半径に相当する半径を有する第2の円と、
    を合わせた領域を含むことを特徴とするディスクトレイ。
  2. 前記ディスクガイドは、前記ディスクトレイのディスク搬送方向のうち前記ターンテーブルが支持されている支持軸側に、ディスク搬送方向と直交する方向に延在するストレート部を有することを特徴とする請求項1に記載のディスクトレイ。
  3. 前記ディスクガイドの内側から外側まで形成される開口部を備え、
    前記ストレート部は、前記開口部を挟んで形成され、かつ当該開口部まで延在していることを特徴とする請求項2に記載のディスクトレイ。
  4. 少なくとも前記請求項1〜3のいずれか1項に記載のディスクトレイと、
    前記ディスクトレイをディスク装置内外に搬送するトレイ駆動手段と、
    前記ディスクトレイの前記ディスクガイド内に載置されたディスクと係合し、クランプするターンテーブルと、
    前記ターンテーブルを回転させるディスク回転駆動手段と、
    前記ターンテーブルを前記ディスクトレイに対して揺動させるテーブル揺動手段と、
    を備えることを特徴とするディスク装置
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