JP4482755B2 - 化粧シート及びその製造方法 - Google Patents
化粧シート及びその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4482755B2 JP4482755B2 JP2004286017A JP2004286017A JP4482755B2 JP 4482755 B2 JP4482755 B2 JP 4482755B2 JP 2004286017 A JP2004286017 A JP 2004286017A JP 2004286017 A JP2004286017 A JP 2004286017A JP 4482755 B2 JP4482755 B2 JP 4482755B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- decorative sheet
- resin
- weight
- sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Description
前記層の少なくとも1つの層が、溶剤の80重量%以上がイソプロピルアルコール、酢酸エチル、プロピレングリコールモノメチルエーテル及び酢酸プロピルからなり、イソプロピルアルコール、酢酸エチル、プロピレングリコールモノメチルエーテル及び酢酸プロピルの合計100重量部に対してイソプロピルアルコール及び酢酸エチルが合計70重量部以上、プロピレングリコールモノメチルエーテルが2.5重量部以上、酢酸プロピルが20重量部以上を含み、イソプロピルアルコール及び酢酸エチルの合計70重量部以上のうちイソプロピルアルコールが5〜30重量部である混合溶剤である速乾性組成物により形成されている、ことを特徴とする化粧シート。
8. 前記炭素数が5以下の有機溶剤が、メタノール、エタノール、イソブタノール、ペンタノール、アセトン、メチルエチルケトン、ジエチルケトン、酢酸メチル及び酢酸イソプロピルからなる群から選ばれる少なくとも1種である、前記項7に記載の化粧シート。
9. 前記項1〜8のいずれかに記載の化粧シートを製造する方法であって、
前記層の少なくとも1つの層を、前記速乾性組成物により形成する工程を含むことを特徴とする化粧シートの製造方法。
本発明の化粧シートの構成は限定的でなく、基材シート上に2つ以上の層が積層された化粧シートであれば良い。公知の化粧シートの構成をいずれも採用することができる。例えば、1)基材シート上に少なくとも模様層、接着剤層及び透明シート層が順に積層された化粧シート、2)基材シート上に少なくとも模様層、接着剤層、透明シート層及び保護層が順に積層された化粧シート等が挙げられる。
本発明の化粧シート1を構成する各層について、図1に従って順に説明する。
最下面のプライマー層2は、化粧シート1と被着材との接着性を向上させるために、必要に応じて設けることができる。
基材シート3は、公知の化粧シートに用いられる素材であればいずれも使用することができる。例えば、紙類、プラスチックス、金属(又は合金)、これらの複合材料等が挙げられる。これらの材料をシート、箔等の形態で使用すれば良い。この中でも、印刷又は塗装による美観の付与が容易であり、化粧シートの製造時の加工性あるいは化粧シートを対象物品の表面に適用するときの加工性(例えば、折り曲げ、成形)に優れているという点でプラスチックスが好ましい。
なお、上記エラストマーとしては、例えばジエン系ゴム、水素添加ジエン系ゴム、オレフィンエラストマー等が用いられる。ジエン系ゴムとしては、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、ブチルゴム、プロピレン/ブタジエンゴム、アクリロニトリル/ブタジエンゴム、アクリロニトリル/イソプレンゴム、スチレン/ブタジエンゴム等がある。水素添加ジエンゴムは、上記のジエン系ゴム分子の二重結合の少なくとも一部分に水素原子を付加させてなるものであり、ポリオレフィン系樹脂(本発明においては、高密度ポリエチレン又はポリプロピレン)の結晶化を抑え、柔軟性を向上させたものである。オレフィンエラストマーとしては、2種類又は3種類以上のオレフィンと共重合しうるポリエンを少なくとも1種を加えた弾性共重合体である。オレフィンとしてはエチレン、プロピレン、α−オレフィン等が使用され、ポリエンとしては1,4−ヘキサジエン、環状ジエン、ノルボルネン等が使用される。好ましいオレフィン系共重合体ゴムとしては、例えばエチレン/プロピレン共重合体ゴム等のオレフィンを主成分とする弾性共重合体が挙げられる。なお、これらのエラストマーは、必要に応じて有機過酸化物、硫黄等の架橋剤を用いて適量架橋させても良い。
(3)エチレン/プロピレン/ブテンの共重合体であって、ブテンとして1−ブテン、2−ブテン又はイソブチレンの3種の構造異性体の1種を含むもの
次の(3a)〜(3c)が代表的である。
(5)ハードセグメントとしてのオレフィン系共重合体(結晶質)とソフトセグメントとしての未架橋モノオレフィン共重合体ゴムとを加熱しつつ剪断応力を加え、部分架橋させてあるもの(特公昭53−34210号公報記載)
(6)過酸化物と混合・加熱すると分子量が減って流動性が増す過酸化物分解型オレフィン重合体、例えば、アイソタクチックポリプロピレン、プロピレン/エチレン共重合体、又はプロピレン/ブテン−1共重合体をハードセグメントとし、同様な操作で流動性が減る過酸化物架橋型モノオレフィン重合体、例えば、エチレン/プロピレン共重合体ゴム、エチレン/プロピレン/非共役ジエン3元共重合体ゴム等をソフトセグメントとし、さらには同様な操作で架橋せず、流動性も変わらない過酸化物非架橋型炭化水素ゴム、等を過酸化物の存在下で混合・加熱して得られるもの(特公昭56−15741号公報記載)
(7)エチレン/スチレン/ブタジエン共重合体(特開平2−139232号
公報記載)
(8)水酸基又はカルボキシル基を持たせた上記(1)〜(7)のオレフィン
系エラストマー
上記のポリオレフィン系樹脂は、紫外線吸収剤及び光安定剤の少なくとも1種を添加したものを使用することが好ましい。これらの紫外線吸収剤及び光安定剤は、公知又は市販のものを使用することができる。
模様層4は、化粧シートに意匠的な外観等を付与するためのものである。従って、模様層4は、化粧シートの使用目的、用途等に応じて、絵、文字、図等を単独又は適宜組み合わせて用いれば良い。
接着剤層5は、基材シート3と透明シート6とを効果的に積層するために模様層4上に形成される。
透明シート6は、特にその材質は限定されないが、特にシートを透明とする意味ではプラスチックス(シート)を用いることが好ましい。より好ましくは、基材シート3と同様の理由でポリプロピレン樹脂を代表とするポリオレフィン系樹脂を使用する。この場合には、基材シート3を構成するものとして挙げた各種のポリオレフィン系樹脂を使用することができる。
保護層7は、化粧シート1の透明シート6上に形成される。すなわち、化粧シートの最表面に積層される。
保護層7は、公知の化粧シートの保護層の形成に使用される組成物によって形成することもできる。特に、樹脂を適当な溶媒に溶解又は分散してなる樹脂溶液又は樹脂エマルションとし、これを用いて公知の塗布又は印刷手段を用いて形成すれば良い。
本発明の化粧シートは、各種の被着材に積層され、化粧板として使用される。被着材としては、各種素材の平板、曲面板等の板材、立体形状物品、シート(又はフィルム)等の各種形状の物品が対象となる。
図2に示すように、保護層のない化粧シートを作製した。
模様層のインキの溶剤として、イソプロピルアルコール10重量%、メチルエチルケトン40重量%、プロピレングリコールモノメチルエーテル2.5重量%、メチルイソブチルケトン40重量%、酢酸ブチル5重量%及びプロピレングリコールモノメチルエーテルアセタート2.5重量%からなる混合溶剤を使用したほかは、実施例1と同様にして化粧シートを作製した。
図3に示すように、保護層を有する化粧シートを作製した。
模様層のインキの溶剤として、イソプロピルアルコール10重量%、メチルエチルケトン40重量%、プロピレングリコールモノメチルエーテル2.5重量%、メチルイソブチルケトン40重量%、酢酸ブチル5重量%及びプロピレングリコールモノメチルエーテルアセタート2.5重量%からなる混合溶剤を使用し、保護層の形成のための溶剤としてイソプロピルアルコール10重量%、メチルエチルケトン50重量%、酢酸エチル30重量%、メチルイソブチルケトン7.5重量%及びプロピレングリコールモノメチルエーテルアセタート2.5重量%からなる混合溶剤を使用したほかは、実施例1と同様にして化粧シートを作製した。
図4に示すように、保護層として電離放射線硬化型樹脂を用いた化粧シートを作製した。
電離放射線硬化型樹脂のプライマー形成に用いた溶剤としてイソプロピルアルコール50重量%、メチルエチルケトン20重量%及び酢酸エチル30重量%からなる混合溶剤を使用したほかは、実施例3と同様にして化粧シートを製造した。
模様層のインキの溶剤としてイソプロピルアルコール10重量%、メチルエチルケトン40重量%、プロピレングリコールモノメチルエーテル2.5重量%、メチルイソブチルケトン40重量%、酢酸ブチル5重量%及びプロピレングリコールモノメチルエーテルアセタート2.5重量%からなる混合溶剤を使用したほかは、実施例3と同様にして化粧シートを作製した。
各実施例及び比較例で得られた化粧シートについて、残留溶剤量を測定した。測定開始後28日経過した時点での残留溶剤量(単位mg/m2)を表1に示す。測定方法は、製造直後の化粧シートを室内に貼り付けて放置し、28日経過後の化粧シートを測定装置「GC−17A」(島津製作所製)により、化粧シート中のイソプロピルアルコール(IPA)、メチルエチルケトン(MEK)、酢酸エチル(EtAc)、プロピレングリコールモノメチルエーテル(PGM)、酢酸プロピル(n−PrAc)、メチルイソブチルケトン(MIBK)、酢酸ブチル(n−BuAc)及びプロピレングリコールモノメチルエーテルアセタート(PGMAc)の合計の残存量を測定した。測定条件は、追い出し温度120℃で7分とし、シリンジ温度130℃とした。
2 プライマー層
3 基材シート
4 模様層
5 接着剤層
6 透明シート
7 保護層
Claims (9)
- 基材シート上に2つ以上の層が積層された化粧シートであって、
前記層の少なくとも1つの層が、溶剤の80重量%以上がイソプロピルアルコール、酢酸エチル、プロピレングリコールモノメチルエーテル及び酢酸プロピルからなり、イソプロピルアルコール、酢酸エチル、プロピレングリコールモノメチルエーテル及び酢酸プロピルの合計100重量部に対してイソプロピルアルコール及び酢酸エチルが合計70重量部以上、プロピレングリコールモノメチルエーテルが2.5重量部以上、酢酸プロピルが20重量部以上を含み、イソプロピルアルコール及び酢酸エチルの合計70重量部以上のうちイソプロピルアルコールが5〜30重量部である混合溶剤である速乾性組成物により形成されている、ことを特徴とする化粧シート。 - 化粧シートが、基材シート上に少なくとも模様層、接着剤層及び透明シート層が順に積層されたものである請求項1に記載の化粧シート。
- 化粧シートが、基材シート上に少なくとも模様層、接着剤層、透明シート層及び保護層が順に積層されたものである請求項1に記載の化粧シート。
- 少なくとも模様層が前記速乾性組成物により形成されている請求項2又は3に記載の化粧シート。
- 透明シート層と保護層との間にプライマー層が形成され、前記保護層が電離放射性硬化型樹脂により形成されている請求項2〜4のいずれかに記載の化粧シート。
- プライマー層及び/又は保護層が前記速乾性組成物により形成されている請求項5に記載の化粧シート。
- 前記速乾性組成物が、80重量%以上の前記混合溶剤と残部の炭素数が5以下の有機溶剤とからなる、請求項1〜6のいずれかに記載の化粧シート。
- 前記炭素数が5以下の有機溶剤が、メタノール、エタノール、イソブタノール、ペンタノール、アセトン、メチルエチルケトン、ジエチルケトン、酢酸メチル及び酢酸イソプロピルからなる群から選ばれる少なくとも1種である、請求項7に記載の化粧シート。
- 請求項1〜8のいずれかに記載の化粧シートを製造する方法であって、
前記層の少なくとも1つの層を、前記速乾性組成物により形成する工程を含むことを特徴とする化粧シートの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004286017A JP4482755B2 (ja) | 2004-09-30 | 2004-09-30 | 化粧シート及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004286017A JP4482755B2 (ja) | 2004-09-30 | 2004-09-30 | 化粧シート及びその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2006095924A JP2006095924A (ja) | 2006-04-13 |
| JP4482755B2 true JP4482755B2 (ja) | 2010-06-16 |
Family
ID=36236194
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2004286017A Expired - Fee Related JP4482755B2 (ja) | 2004-09-30 | 2004-09-30 | 化粧シート及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4482755B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013083139A (ja) * | 2011-09-29 | 2013-05-09 | Dainippon Printing Co Ltd | 床用化粧シート及び床用化粧材 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5505037B2 (ja) * | 2010-03-30 | 2014-05-28 | 大日本印刷株式会社 | 電子線硬化性樹脂組成物、及びそれを用いてなる積層体 |
-
2004
- 2004-09-30 JP JP2004286017A patent/JP4482755B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013083139A (ja) * | 2011-09-29 | 2013-05-09 | Dainippon Printing Co Ltd | 床用化粧シート及び床用化粧材 |
| JP2016211367A (ja) * | 2011-09-29 | 2016-12-15 | 大日本印刷株式会社 | 床用化粧シート及び床用化粧材 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2006095924A (ja) | 2006-04-13 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4257810B2 (ja) | 化粧材 | |
| JP6650662B2 (ja) | 化粧シート及びそれを用いた化粧板 | |
| JP6409265B2 (ja) | 加飾シート及び加飾樹脂成形品 | |
| JP4565952B2 (ja) | 化粧シート | |
| JP6136433B2 (ja) | スチレンスルホン酸系抗アレルゲン剤を含む樹脂組成物、並びにこれを使用した化粧シート及び化粧板 | |
| JP2015193244A (ja) | 加飾シート及び加飾樹脂成形品 | |
| JP4597019B2 (ja) | 化粧シート | |
| JP5343929B2 (ja) | 化粧シート | |
| JP6331546B2 (ja) | 加飾シートの製造方法 | |
| KR101456731B1 (ko) | 화장 시트 및 그것을 사용한 화장판 | |
| JP4270662B2 (ja) | 化粧シート | |
| JP6398259B2 (ja) | 加飾シート及び加飾樹脂成形品 | |
| JP4482755B2 (ja) | 化粧シート及びその製造方法 | |
| JP4737652B2 (ja) | 化粧シート | |
| JP4329894B2 (ja) | 化粧シートおよび水系塗工液 | |
| JPH11240124A (ja) | 化粧シート | |
| JP3868647B2 (ja) | 化粧シート | |
| JP4583127B2 (ja) | 化粧シート | |
| JP6331576B2 (ja) | 加飾シート及び加飾樹脂成形品 | |
| JP6379580B2 (ja) | 加飾シート及び加飾樹脂成形品 | |
| JP6146083B2 (ja) | 化粧シート | |
| JP2000108293A (ja) | 化粧シート | |
| JP2018058333A (ja) | 加飾シート及び加飾樹脂成形品 | |
| JP2005131930A (ja) | 化粧シート | |
| JP2018058334A (ja) | 加飾シート及び加飾樹脂成形品 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070823 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20091120 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091202 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100127 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100303 |
|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100309 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4482755 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130402 Year of fee payment: 3 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140402 Year of fee payment: 4 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |