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JP4484498B2 - 電磁石付き圧砕機及び建設機械用アタッチメント - Google Patents
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JP4484498B2 - 電磁石付き圧砕機及び建設機械用アタッチメント - Google Patents

電磁石付き圧砕機及び建設機械用アタッチメント Download PDF

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Description

本発明は電磁石付き圧砕機に関するものであり、さらに詳細には、電磁石装置の吸着面部を容易に取り外すことができ、吸着面の補修が容易である電磁石付の圧砕機に関するものである。また、ショベルやクレーンやホイ−ルローダなどの建設機械の先端などに設けられる取付部に取り付けられる建設機械用アタッチメントに関するものである。
コンクリート構造物を破砕して取り壊すための装置として、圧砕機が従来より広く用いられている。そして、移動及び旋回可能な台車に設けられたアームの先端に圧砕機を設置し、圧砕機をコンクリート構造物の圧砕する場所に移動させて使用される。圧砕機は、本体部と可動部を有して、本体部の固定爪と可動部の可動爪を噛み合わせて対象物を破砕することができる。
そして、圧砕機によって鉄筋コンクリート構造物を破砕していくと、その破砕物はコンクリート部分と鉄筋部分が混在したものとなる。近年資源の再利用や環境保護の観点から、コンクリート破砕部分と鉄筋部分とを分別・回収して、再利用が行われている。
鉄筋コンクリート破砕物から鉄筋部分を分別・回収する方法としては、例えば、圧砕機自身に磁石を取り付けることによって鉄筋部分を吸着する方法が知られている。例えば下記の特許文献1には、電磁石を有し、吸着面部が外部に露出している電磁石装置が本体部に設けられている電磁石付き圧砕機が記載されている。
この圧砕機では、鉄筋コンクリート構造物を破砕した後に、電磁石のコイルに電流を流すなどして、鉄筋部分のみを磁力が作用する吸着面に吸着させて、破砕物から鉄筋部分を分別・回収することができる。この圧砕機によれば、鉄筋コンクリート構造物の破砕と鉄筋部分の回収を一台の圧砕機で行うことができ、さらに、これまで主に人手によって行っていた鉄筋部分の回収作業を機械で行うことができる。即ち、この圧砕機によれば作業効率の向上と作業員の安全性確保を両立することができる。
特許第2563850号公報
従来の圧砕機に設けられている電磁石装置は、磁界を発生させるコイルと、コイルが入るケースと、コイルの軸に設けられる鉄心を有している。そして、コイルで生じた磁界はケース及び鉄心を伝達し、ケースの端部や鉄心の端部が磁極となって磁界を外部に作用させる。
また、磁極であるN極とS極との間には、磁界を外部に作用させるため隙間が設けられている。一方で、コイルは機械的に脆弱であるので、コイルが外部に露出する構造であると破損しやすい。そのため、この隙間に非磁性体である保護部材を磁極の間に設けて、コイルが露出しないようにしている。
コイルが設けられるコイル部材は、通常、柱状の鉄心の両側に板状の部材を設けてフランジ状とし、この間に銅線やアルミ線などを鉄心に巻いたコイル線が配置されている。そして、このコイル線は、使用の際の振動などによる摩擦などによって破損するおそれがあるため、この破損の防止のため、板状の部材により形成される空間をコイル線ごと接着剤などにより全体を固めて保護している。
磁極と保護部材とにより構成される面を吸着面と呼ばれる。この吸着面は、外部に露出しており、コイルによる磁気によって磁性体がぶつかり、また、圧砕機に電磁石装置を取り付けて使用する場合には、吸着面はコンクリートなどと恒常的に接触するので摩耗や損傷のおそれがある。そのため、上記の非磁性体である保護部材は、磁極と溶接などにより強固に固定されている。
一方で、上記した保護部材は、コイルに用いられる板状の部材の一方として用いているので保護部材とコイルとが接続している。コイルは鉄心に巻き付けるので、これらは一体であり、また、ケースと鉄心とは、磁界を伝達させるため、一体となっている。
したがって、電磁石装置のケース、鉄心、コイル、保護部材の全てが一体状となっており、また、内部にコイルが設けられた全体が一体型の密閉構造となっている。
吸着面は、上記したように、外部に露出しており摩耗や損傷のおそれがあるが、従来の電磁石装置では上記したように一体状であったので、吸着面のみを分割して交換することができなかった。
また、吸着面を補修する方法として、例えば溶接による肉盛が行われている。しかし、この溶接作業は熟練を要するものであり手間がかかっていた。またこの作業は長時間に及ぶものであり、近接するコイルが高熱を受けて破損する恐れがある。特に、保護部材はコイルと接着されているので、保護部材の補修の際、すぐにコイルが破損してしまう。
そして補修ができない場合には、コイル、鉄心、ケース状の部材及び吸着部材が一体となっている電磁石装置の全体を交換するしかなかった。
また、電磁石装置を取り付ける位置は圧砕機の露出した部分であるが、この部分は圧砕機を使用したときに力が加わる補強板である。そして、電磁石装置を取り付けるために、補強板に孔を設けるとかかる部分の強度が低下して、他の部分での補強が必要となり、重量が増加してしまう。
そこで、本発明の目的は、電磁石装置の吸着面を容易に補修することができる電磁石付き圧砕機を提供することである。
上記した課題を解決するための請求項1に記載の発明は、本体部と、前記本体部に対して開閉動作をするように取り付けられた可動部と、電磁石及び吸着部材を有する電磁石装置とが設けられ、前記吸着部材には電磁石の両磁極と前記両磁極の間の非磁性体とを有する面である吸着面が設けられ、前記吸着面は外部に露出するよう取り付けられて、電磁石により発生した磁気によって磁性体を前記吸着面に吸着させることができるものであり、さらに、前記吸着部材は本体部に着脱可能に取付けられており、前記吸着部材の両磁極の間に設けられた非磁性体は環状であって、両磁極が前記環状の内側及び外側に設けられていることを特徴とする電磁石付き圧砕機である。
請求項1に記載の発明によれば、電磁石により発生した磁気によって磁性体を前記吸着面に吸着させることができるので、コンクリート構造物の解体の際等に発生する鉄屑を吸着させてコンクリート屑などと分別することができる。また、前記吸着部材は本体部に着脱可能であるので、この部材を交換することにより補修を容易に行うことができる。
請求項2に記載の発明は、前記電磁石装置には、通電可能なコイルと、前記コイルの軸に設けられる鉄心が設けられ、前記鉄心は分割可能であって、一方はコイルに固定されてコイル部材となり、他方は前記吸着部材に固定されていることを特徴とする請求項1に記載の圧砕機である。
請求項2に記載の発明によれば、前記電磁石は通電可能なコイルであるので、通電の有無で磁性体の吸着と脱離を行うことができ、また、コイルの鉄心を分割してその一部を吸着面が設けられている部材に固定することによって、補修を容易にすることが可能となる。
請求項3に記載の発明は、本体部には空間を有するケース部が設けられ、吸着部材は前記ケース部に着脱可能に取り付けることができ、ケース部に吸着部材を取り付けることによってケース部の空間を閉じることができるものであり、コイルはケース部の空間に配置することができることを特徴とする請求項1又は2に記載の電磁石付き圧砕機である。
請求項3に記載の発明によれば、ケース部に着脱可能に取り付けることができる吸着部材を有し、前記コイルはこの空間に配置されるので、吸着面が損傷した場合などには吸着部材を交換することができ、また、コイルの腐食などを低減することができる。
前記吸着部材の両磁極の間に設けられる非磁性体を環状として、両磁極が前記環状の内側及び外側に設けることができる。
請求項に記載の発明は、吸着部材の縁は磁性体が用いられて吸着部材の鉄心とは非磁性体によって仕切られており、前記ケース部は磁性体が用いられて鉄心と接触しており、吸着部材をケース部材に取り付けると吸着部材の縁がケース部材の縁に接触して、鉄心の磁気を吸着部材の縁に誘導することが可能であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の電磁石付き圧砕機である。
請求項に記載の発明によれば、磁性体の吸着部材の縁が前記鉄心と非磁性体によって仕切られており、磁性体のケース部材が鉄心と接触して鉄心の磁気を吸着部材の縁に誘導することができるので、吸着部材の縁部と鉄心が磁石の両極となって吸着面側に位置するので、吸着面付近の磁力が大きく、磁性体の吸着力を大きくすることができる。
請求項に記載の発明は、コイル部材が取り付けられると、ケース部とコイル部材の鉄心とが接触した状態となり、吸着部材が取り付けられると、吸着部材の鉄心とコイルの鉄心とが接触した状態となることを特徴とする請求項3又は4に記載の電磁石付き圧砕機である。
請求項に記載の発明によれば、ケース部と、コイル及び吸着部材によって形成される鉄心との接触を確実にし、吸着面への吸着を安定させることができる。
請求項に記載の発明は、本体部と、前記本体部に対して開閉動作をするように取り付けられた可動部と、電磁石及び吸着部材を有する電磁石装置とが設けられ、前記吸着部材には電磁石の両磁極と前記両磁極の間の非磁性体とを有する面である吸着面が設けられ、前記吸着面は外部に露出するよう取り付けられて、電磁石により発生した磁気によって磁性体を前記吸着面に吸着させることができるものであり、さらに、前記吸着部材は本体部に着脱可能に取付けられており、
前記電磁石装置には、通電可能なコイルと、前記コイルの軸に設けられる鉄心が設けられ、前記鉄心は分割可能であって、一方はコイルに固定されてコイル部材となり、他方は前記吸着部材に固定されており、
コイル部材は、第1板状部と第2板状部とを有するものであり、前記第1板状部は非磁性体であって板状体であり、第2板状部は板状体であり、第1板状部及び第2板状部は鉄心の軸方向の両側に配置されて、第1板状部と第2板状部との間にコイルが配置されるものであり、さらに、第1板状部材が吸着部材側となるように、コイル部材を本体部材に取り付けるものであることを特徴とする電磁石付き圧砕機である。
請求項に記載の発明によれば、コイル部材のコイルは、非磁性体である第1板状部と、第2板状部との間に配置されているので、コイルの形成が容易である。また、第1板状部が吸着部材側となるようにコイル部材を本体部材に取り付けるものであるので、使用時に、第1板状部によって吸着面の両磁極をつなぐように磁界を誘導して、吸着力を弱めるおそれがない。
さらに、移動操作が可能な取付部を有する建設機械の、取付部に取り付けられる建設機械用アタッチメントに適用することができる(請求項7,請求項8)。
本発明によれば、圧砕機に設けられる電磁石装置の吸着面を容易に補修することができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の第1の実施形態の圧砕機の一部を切り欠いた正面図である。図2は、本発明の第1の実施形態の圧砕機の電磁石装置を示した斜視図である。図3は、本発明の電磁石装置を示した分解斜視図である。図4は、本発明の電磁石装置を示した断面図である。
本発明の第1の実施形態における圧砕機1は、図1に示されるように、本体部10と、本体部10に対して開閉動作をするように取り付けられた可動部12とを有している。
そして、圧砕機1は、図示しない建設機械のアームの先端の取付部に取り付けられて固定されて用いられるものである。具体的には、本体部10の接続用孔15、15に前記アームに設けられている図示しない2本の軸を挿入して、それぞれの接続用孔15、15と回転可能に連結されている。なお、建設機械のアームは移動操作することができるものであり、圧砕機1を所定の位置に操作することができる。
可動部12は本体部10と軸部20を回転軸として回転可能に接続されている。そして、シリンダ18を作動させることにより、可動部12を本体部10に対して開閉動作を行うことができる。具体的な開閉動作を説明すると、シリンダ18は本体部10と可動部12に設けられた軸部21とをつなぐように設置されており、シリンダ18を伸縮させることにより、可動部12は本体部10に対して開閉動作を行う。そして、可動部12が閉まると、本体部10側に設けられた固定爪11と可動部12側に設けられた可動爪16がかみ合い、コンクリートなどを破砕する。
また、図3に示されるように、本体部10にはケース部32が設けられている。ケース部32は容器状であり、底面部54と側壁部55を有している。そして、底面部54と側壁部55とよって囲まれた空間46と、側壁部55の縁によって形成された開口部47とを有している。開口部47は外側に向いて開口している。
そして、ケース部32の空間46は、高さがコイル部材31の厚みとほぼ等しく、長さ及び幅が吸着部材30の大きさにほぼ等しい。そして、後述するように、ケース部32の開口部47に吸着部材30を取り付けることにより空間46が密閉状態となる。
ケース部32の位置は本体部10の外側であり、本体部10の両側の側面25をつなぐ、補強板26に設けられている。また、ケース部32は、固定爪11を基準として可動爪16とは反対側に位置している。なお、ケース部32の底面部54は補強板26としての機能も有している。したがって、従来では、コイル部材31の保護のための部材と、圧砕機1の補強のための部材とを別々の部材で行っていたものを同じ部材で行うことができるので、軽量化を図ることができる。
さらに、図2、図3に示されるように、圧砕機1には、吸着部材30、コイル部材31が設けられており、吸着部材30、コイル部材31及び本体部10のケース部32により電磁石装置13を形成する。
吸着部材30は、長方形の板状であり、ケース部32の開口47とほぼ同じ大きさである。そして、表側の面である吸着面35側には縁部40、中央部41及び環状部42が設けられている。縁部40は吸着部材30の4辺の縁をつなぐように設けられている。また、中央部41は楕円形又は小判形状であり、吸着部材30の中央付近に設けられている。環状部42は、中央部41の外側であって縁部40の内側の間に位置し、中央部41と縁部40とを環状に仕切っている。縁部40と中央部41は環状部42よりも突出して、環状部42は、縁部40や中央部41よりも凹んでいる。
そして、吸着部材30が取り付けられると、図2に示されるように吸着面35が外部に露出し、ケース部32の空間を密閉する。吸着部材30の縁部40と中央部41は、磁気を誘導する磁性体が用いられ、具体的には鉄系材料が使用されている。また、環状部42は磁気を誘導しない材料が用いられ、具体的にはステンレスが使用されている。
そして、電磁石装置13が使用されると、吸着部材30の縁部40と中央部41とは両磁極となり、磁性体を吸着することができる。
コイル部材31は、図3に示されるように、楕円形又は小判形状をしており、コイル43と芯部45を有している。コイル43は、芯部45の外側に電線を巻き付けたものであって磁気発生部となるものであり、外部から供給される電気により磁気を発生する電磁石である。芯部45はコイル43の内側に設けられており、磁気を誘導する磁性体が用いられている。
コイル43と芯部45は固定されて一体となっている。
また、コイル部材31には、板状体である第1板状部60及び第2板状部61が設けられている。第1板状部60は非磁性体であり、第2板状部61は磁性体が用いられている。第1板状部60及び第2板状部61は芯部45の軸方向の両側に配置されており、第1板状部60と第2板状部61との間にコイル43が配置されている。コイル部材31を取り付ける際には、第1板状部材60が吸着部材30側となるようする。
第1板状部材60は吸着部材30側に配置されるが、第1板状部材60は非磁性体であるので、吸着部材30の縁部40と中央部41との間で磁界を誘導することがなく、吸着力を低下させることがない。
また、コイル43は芯部45に巻き付けて製造される。具体的には、第1板状部60を芯部45に取り付けた後、コイル線を巻き付けてコイル43とし、さらに、第2板状部61を取り付ける。そして、コイル43は第1板状部60と第2板状部61との間の空間に配置されている。コイル43を巻き付けた後には、前記空間に接着剤を充填して全体を接着しているので、使用時に振動などにより、コイル43の損傷を防ぐことができる。
吸着部材30及びコイル部材31は、ケース部32に対して、それぞれを互いに着脱可能に取り付けることができる。この着脱は、以下のようにして行われる。
吸着部材30の縁部40には貫通孔40aが設けられ、中央部41には貫通孔41aが設けられている。ケース部32には、ねじ穴32a及び貫通孔32bが設けられている。コイル部材31の芯部45には、吸着部材30側には貫通孔41aに対応するねじ穴45aが設けられ、ケース部32の底面部54側には貫通孔32bに対応するねじ穴45bが設けられている。なお、ねじ穴45aとねじ穴45bとは連通している。
そして、ケース部32にコイル部材31を取り付けるには、コイル部材31をケース部32の空間46に配置し、ケース部32の裏側から図示しないボルトをケース部32の貫通孔32bに挿入してコイル部材31のねじ穴45bに締結して行う。また、吸着部材30を取り付けるには、吸着部材30を取り付けて表側から、図2に示すように、ボルト50及びボルト51を用いて行う。ボルト50は、吸着部材30の貫通孔40aに挿入して、ねじ穴32aで締結される。ボルト51は、吸着部材30の貫通孔41aに挿入して、コイル部材31のねじ穴45aで締結される。
上記したように、吸着部材30、コイル部材31及びケース部32が取り付けられると、図4に示すような状態となる。そして、吸着部材30の中央部41は裏面でコイル部材31の芯部45と接触し、吸着部材30の縁部40はケース部32の側壁部55と接触する。また、コイル部材31は裏面でケース部32の底面部54と接触する。
そして、コイル43に電流を通じると磁気が発生するが、このときのコイル43の内側の芯部45における磁力線の方向は、コイル43の軸に平行な方向であり、吸着部材30の表裏方向である。
また、芯部45は、吸着部材30の中央部41に接触している。そして、芯部45と中央部41とが、コイル43の鉄心59として機能するものであり、言い換えると、コイル43の鉄心59は芯部45と中央部41とに分割可能なものである。
さらに、コイル部材31の芯部45はケース部32にも接触しているので、図4の点線に示されるように上記した磁気は誘導され、一方は吸着部材30の中央部41に至り、他方はケース部32の底面部54から側壁部55を介して吸着部材30の縁部40に至る。したがって、吸着部材30の中央部41と縁部40とは、S極・N極が反対となる。なお、吸着部材30の中央部41と縁部40との間は、磁性体でない環状部42が設けられているので、磁気を誘導することはない。
鉄筋などの、磁力により吸引される材質である磁性体は、磁力によって吸引されるが、S極・N極の両極をつなぐように接触すると特に大きな力で吸引される。したがって、本実施形態の電磁石装置13では、磁性体が吸着部材30の中央部41及び縁部40の両側に接触するように吸引する力が働き、言い換えると吸着部材30の吸着面35側に磁性体を吸引する力が働く。
次に、本実施形態における圧砕機1の使用方法について、鉄筋コンクリート構造物を破砕する場合を例にして説明する。
まず、圧砕機1は、図示しない建設機械のアームの先端に取り付けられて固定されており、鉄筋コンクリート構造物が固定爪11と可動爪16との間となるように圧砕機1を移動する。そして、上記したようにシリンダ18により開閉動作して鉄筋コンクリート構造物を圧砕する。
鉄筋コンクリート構造物を圧砕すると、コンクリート屑や鉄屑が発生する。この中から、鉄屑だけを分別する。具体的には、所定の操作により、磁気発生部であるコイル43に電流を流す。そうすると、吸着部材30の吸着面35側の縁部40及び中央部41に磁性体を引きつける力が作用して磁性体である鉄屑が引きつけられ、この状態でアームを操作して鉄屑とコンクリート屑を分別する。
また、本実施形態の圧砕機1では、吸着部材30の吸着面35が摩耗や破損した場合にも交換が容易である。すなわち、吸着部材30はボルト50、51などにより締結されているだけであるので容易に取り外すことができ、新たな吸着部材30と交換するだけで補修ができる。
さらに、コイル部材31の交換をすることができる。すなわち、コイル部材31も図示しないボルトにより固定されているだけであるので、交換することができる。したがって、コイル部材31のコイル43の巻数の変更したものなどに交換して吸引力の変更などを簡単に行うことができる。
上記実施形態では、圧砕機1に用いたものであるが、ショベルやクレーンやホイ−ルローダなどの建設機械のアタッチメントとして用いることができる。
本発明の第1の実施形態の圧砕機の一部を切り欠いた正面図である。 本発明の第1の実施形態の圧砕機の電磁石装置を示した斜視図である。 本発明の電磁石装置を示した分解斜視図である。 本発明の電磁石装置を示した断面図である。
1 圧砕機
10 本体部
12 可動部
13 電磁石装置
30 吸着部材
31 コイル部材
32 ケース部
35 吸着面
40 縁部
43 コイル
46 空間
59 鉄心

Claims (8)

  1. 本体部と、前記本体部に対して開閉動作をするように取り付けられた可動部と、電磁石及び吸着部材を有する電磁石装置とが設けられ、前記吸着部材には電磁石の両磁極と前記両磁極の間の非磁性体とを有する面である吸着面が設けられ、前記吸着面は外部に露出するよう取り付けられて、電磁石により発生した磁気によって磁性体を前記吸着面に吸着させることができるものであり、さらに、前記吸着部材は本体部に着脱可能に取付けられており、前記吸着部材の両磁極の間に設けられた非磁性体は環状であって、両磁極が前記環状の内側及び外側に設けられていることを特徴とする電磁石付き圧砕機。
  2. 前記電磁石装置には、通電可能なコイルと、前記コイルの軸に設けられる鉄心が設けられ、前記鉄心は分割可能であって、一方はコイルに固定されてコイル部材となり、他方は前記吸着部材に固定されていることを特徴とする請求項1に記載の電磁石付き圧砕機。
  3. 本体部には空間を有するケース部が設けられ、吸着部材は前記ケース部に着脱可能に取り付けることができ、ケース部に吸着部材を取り付けることによってケース部の空間を閉じることができるものであり、コイルはケース部の空間に配置することができることを特徴とする請求項1又は2に記載の電磁石付き圧砕機。
  4. 吸着部材の縁は磁性体が用いられて吸着部材の鉄心とは非磁性体によって仕切られており、前記ケース部は磁性体が用いられて鉄心と接触しており、吸着部材をケース部材に取り付けると吸着部材の縁がケース部材の縁に接触して、鉄心の磁気を吸着部材の縁に誘導することが可能であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の電磁石付き圧砕機。
  5. コイル部材が取り付けられるとケース部とコイル部材の鉄心とが接触した状態となり、吸着部材が取り付けられると吸着部材の鉄心とコイルの鉄心とが接触した状態となることを特徴とする請求項3又は4に記載の電磁石付き圧砕機。
  6. 本体部と、前記本体部に対して開閉動作をするように取り付けられた可動部と、電磁石及び吸着部材を有する電磁石装置とが設けられ、前記吸着部材には電磁石の両磁極と前記両磁極の間の非磁性体とを有する面である吸着面が設けられ、前記吸着面は外部に露出するよう取り付けられて、電磁石により発生した磁気によって磁性体を前記吸着面に吸着させることができるものであり、さらに、前記吸着部材は本体部に着脱可能に取付けられており、
    前記電磁石装置には、通電可能なコイルと、前記コイルの軸に設けられる鉄心が設けられ、前記鉄心は分割可能であって、一方はコイルに固定されてコイル部材となり、他方は前記吸着部材に固定されており、
    コイル部材は、第1板状部と第2板状部とを有するものであり、前記第1板状部は非磁性体であって板状体であり、第2板状部は板状体であり、第1板状部及び第2板状部は鉄心の軸方向の両側に配置されて、第1板状部と第2板状部との間にコイルが配置されるものであり、さらに、第1板状部材が吸着部材側となるように、コイル部材を本体部材に取り付けるものであることを特徴とする電磁石付き圧砕機。
  7. 移動操作が可能な取付部を有する建設機械の、取付部に取り付けられる建設機械用アタッチメントであって、電磁石装置を有し、前記電磁石装置には電磁石及び外部に露出した吸着面が設けられて、電磁石により発生した磁気によって磁性体を前記吸着面に吸着させることができるものであり、さらに、前記吸着面が設けられている部材は着脱可能に取付が可能であり、
    前記吸着面が設けられている部材の両磁極の間に設けられた非磁性体は環状であって、両磁極が前記環状の内側及び外側に設けられていることを特徴とする建設機械用アタッチメント。
  8. 移動操作が可能な取付部を有する建設機械の、取付部に取り付けられる建設機械用アタッチメントであって、電磁石装置を有し、前記電磁石装置には電磁石及び外部に露出した吸着面が設けられて、電磁石により発生した磁気によって磁性体を前記吸着面に吸着させることができるものであり、さらに、前記吸着面が設けられている部材は着脱可能に取付が可能であり、
    前記電磁石装置には、通電可能なコイルと、前記コイルの軸に設けられる鉄心が設けられ、前記鉄心は分割可能であって、一方はコイルに固定されてコイル部材となり、他方は前記吸着部材に固定されており、
    コイル部材は、第1板状部と第2板状部とを有するものであり、前記第1板状部は非磁性体であって板状体であり、第2板状部は板状体であり、第1板状部及び第2板状部は鉄心の軸方向の両側に配置されて、第1板状部と第2板状部との間にコイルが配置されるものであり、さらに、第1板状部材が吸着部材側となるように、コイル部材を本体部材に取り付けるものであることを特徴とする建設機械用アタッチメント。
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