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JP4486677B2 - ウェブ張力ゼロ化機構を有するコルゲータ糊付機 - Google Patents
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JP4486677B2 - ウェブ張力ゼロ化機構を有するコルゲータ糊付機 - Google Patents

ウェブ張力ゼロ化機構を有するコルゲータ糊付機 Download PDF

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Description

本出願は、2004年3月2日に出願された米国特許仮出願番号60/549,518の優先権を主張するものである。
発明の背景
発明の分野
本発明は、走行中のウェブのウェブ張力ゼロ化機構に関する。具体的には、コルゲータ糊付機に使用されるこのような機構であって、糊付機において糊塗布ロールに対する走行ウェブの位置及び整列を、走行ウェブ内の張力又は張力変化と無関係に制御できる機構に関する。
段ボール複合体は多数の用途を有する。特に望ましくは、頑強で、寸法及び構造面で完全性が高いため、包装用に用いられる。
一般に、段ボール複合体は、比較的平坦又は平滑な輪郭を有する、第1面及び第2面を形成するシート状のボール紙材と、これら第1面シートと第2面シートとの間に挟まれた波形シートから構成され、波形シートの両面に設けられる段の頂部は隣接する面のシートに糊付される。この複合体は通常、まず既知の技術又は従来の技術により、波形シートの一方の側(の段の頂部)を第1面シートに糊付けして片面段ボール紙又はウェブを得ることにより製作される。次いでこの片面段ボールはコルゲータ糊付機に供給され、波形シートの第1面シートとは反対側に露出する段の頂部に糊が塗布されることにより、第2面シートがその上に実際に結合され、上述のようなサンドウィッチ状の構造が形成される。
この方法を実行する際、第1面シートとは反対側に露出する段の頂部に糊を塗布するために、従来型のコルゲータ糊付機が用いられてきた。このような従来型のコルゲータ糊付機を図1に「従来技術」として示す。図1において符号10’で示す従来型の糊付機では、走行する片面波形ウェブ5(又は簡単に、ウェブ)が送達アイドラローラ12’に向かって糊付機10’に接近する。動作時に、走行するウェブ5は、このローラ12’をまわり、一般に蛇行状の経路を経てウェブ位置決めローラ14’に送達され、該ローラをまわり、よってウェブ位置決めローラ14’と糊塗布ローラ16’との間の間隙18’を通過する。ウェブ5は、露出する段の頂部6が糊塗布ローラ16’に面するように方向付けられたこの間隙18’を通って搬送され、よってウェブ5が間隙18’を通過する際に、糊塗布ローラ16’の外周面上の薄い糊膜4に接触させることによって、ウェブ上の露出する段の頂部6に糊を塗布することができる。糊膜は、従来の手段、又はここで参照することにより本明細書に包含する米国特許第6602546号に記載されているようにして、糊塗布ローラ16’の外面上に適用される。片面ウェブの露出する段の頂部への糊塗布の別の態様が、例えば、上掲の米国特許第6602546号に記載されている。本発明の目的のためには、露出する段の頂部6への糊塗布に、間隙18’、したがって糊塗布ローラ16’及びウェブ位置決めローラ14’それぞれの外周面の間の距離を精密に制御することにより、適切な圧力で頂部6を糊塗布ローラ16’の表面上の糊膜4に接触させることが必要であることに言及すれば十分であろう。過度な圧力は段を潰す可能性があり、過小な圧力は糊の塗布が不十分となるか、又は全く塗付されない結果となり得る。
図1に示す従来型の糊付機10’においては、送達アイドラローラ12’とウェブ位置決めローラ14’の両方が、同じ支持腕部20’に回動可能に搭載されており、支持腕部20’の近位端は糊付機の基礎部材40’の回動ジョイント22’に取り付けられる。支持腕部20’を回動可能に取り付ける理由は、間隙18’の幅を調整できるように、ウェブ位置決めローラ14’の位置を塗布ローラ16’に対して調整可能にするためである。従来は、軸まわりの回転を除き、ローラ12’とローラ14’とが互いに対して移動不可能であることに注意されたい。また、送達アイドラローラ12’の回転軸が、ウェブ位置決めローラ14’の回転軸よりも回動ジョイント22’から遠くに位置することに注意されたい。この重要性について後述する。
圧力制御器50’が糊付機に搭載されており、動作可能に支持腕部20’に結合されることにより間隙18’の幅を調整するために支持腕部20’を起動する。このように、制御器50’が、位置決めローラ14’により塗布ローラ16’に頂部6を押し付ける際の圧力を調整する。このような従来型構造の大きな問題点は、走行するウェブ5の張力が、送達アイドラローラ12’及びウェブ位置決めローラ14’のそれぞれに、互いに等しくない反対方向に作用するモーメントM及びMを生じさせ、それが糊付機の基礎部材40’に対して回動する支持腕部20’上に作用することである。モーメントM及びMが等しくない理由は、各々がほぼ同じ正味の力(ウェブ張力に起因する)から得られるものの、支持腕部20’の転心(回動ジョイント22’)から各モーメントの作用点(ローラ12’及びローラ14’の回転軸)までを計測して得られる各モーメントの梃子の腕の長さが異なるためである。これらの等しくないモーメントM及びMのベクトル和は、モーメントMの方向に作用する正味有効モーメントMで、これは支持腕部20’、したがって位置決めローラ14’を、塗布ローラ16’の方へ回動させる。
その結果、圧力制御器50’は、段の頂部6への最適な糊塗布を達成するために、間隙幅を調整することに加えて、ウェブ5の張力に基づく位置決めローラ14’にかかるこの回動力を補償しなければならない。これは、従来型の糊付機の圧力制御器50’にとって大きな重荷となる。加えて、走行中のウェブ5の張力に突然の変化又は予測できない変化が生じる場合、圧力制御器50’の対応は、位置決めローラ14’にかかる張力による回動力に結果として生じる変化を補償できるほど迅速でない。また、圧力制御器50’による補償が過剰又は不足の場合があり、その結果、段6に塗布される糊が過剰又は過小となって、或いは段6が実質的につぶれてしまい、片面波形ウェブに有意な伸びが生じ得る。ウェブのこのような伸びは、意図された目的には使用不可能又は販売不可能であり、多量の材料廃棄物、利益喪失及び/又は消費者価格の増大をもたらす。
或いは、従来型の糊付機10’において、過度の圧力又は力により、1つ又は一連のハードストップを用いて支持腕部20’を糊塗布ローラ16’の方へバイアスすることにより、位置決めローラ14’を動作中に固定絶対位置に維持する場合がある。このバイアス力は、ウェブ張力(又は張力変化)がバイアス力を打ち消してローラ14’の固定位置をそらすには不十分であるように設定される。このような設計は、間隙18’の幅も、位置決めローラ14’によって塗布ローラ16’から段の頂部6上に加わる圧力も、糊付機の動作中に測定も制御もできず、固定されるという点で制限される。
本技術分野において、ウェブ張力の変化がコルゲータ糊付機の動作に影響を与えることのないように、走行中の片面ウェブ5における張力の影響をゼロ化する機構又は方法が求められている。最も望ましくは、このような機構又は方法により、ウェブ張力の変化が完全に補償されるだけでなく、走行ウェブのベースライン張力又は定張力が完全に補償されることにより、張力が一定であるか又は変化するかに関係なく、糊付機はウェブ張力を能動的に補償する必要がない。
本発明の概要
アイドラローラ及びウェブ位置決めローラを備え、それら2つのローラが協働して機内に蛇行するウェブ経路を少なくとも部分的に定義するコルゲータ糊付機が提供される。糊付機の動作中、位置決めローラの位置は、所定の範囲内で自由に調整可能である。糊付機は更に、ウェブの張力から生じてウェブ位置決めローラに作用する力を打ち消すことにより、そのような力が上記所定の範囲内において位置決めローラの位置に実質的に作用することをなくすのに有効な、ウェブ張力ゼロ化機構を有する。
また、動作中に外周面上で材料のウェブを搬送するためのウェブ位置決めローラ、動作中にウェブ位置決めローラの位置を調整する手段、及びウェブの張力から生じてウェブ位置決めローラにかかる力を打ち消すことにより、ウェブの張力から生じて調整手段にかかる力を実質的ゼロにするのに有効なウェブ張力ゼロ化機構を備えたコルゲータ糊付機が提供される。
また、動作中に外周面上で材料のウェブを搬送するためのウェブ位置決めローラ、及びウェブ位置決めローラに平行な、動作中に外周面上に糊膜が提供される糊塗布ロールを備え、位置決めローラと糊塗布ローラのそれぞれの外周面の間に間隙が画定される、コルゲータ糊付機が提供される。また、糊付機の動作中に間隙の幅を調整するための手段が設けられる。糊付機は、糊付機の動作中にウェブ張力から生じて間隙幅調整手段にかかる力が実質的にゼロになるように構成される。
本発明の好適な実施形態の詳細な説明
本明細書において、支持腕部20a及び20b、横つなぎ材25等の全ての構成要素又は部材は、開示されるコルゲータ糊付機においてこれら構成要素又は部材にかかる力の下で剛性であり、実質的に非弾性の構成要素又は部材であると考えられる。このような構成要素又は部材は全て、本開示内容を読めば本技術分野の当業者には明らかであるように、従来の方法により、従来の材料を用いて製作可能である。
図2に、本発明によるウェブ張力ゼロ化機構を組み込んだコルゲータ糊付機の第一の実施形態を示す。このコルゲータ糊付機10は、送達アイドラローラ12、ウェブ位置決めローラ14、及び糊塗布ローラ16を、それぞれに対応する上述のローラとほぼ類似の配置で備えている。動作時に、ウェブ5は、送達アイドラローラ12に向かい、このローラ12の外周上を運搬され、次いでウェブ位置決めローラ14に向かい、このローラ14の外周上を搬送される。この搬送経路が概して蛇行していることにより、間隙18を通過する際にウェブ5は、その段が糊塗布ローラ16に向くように方向付けられ、糊塗布ローラ16の外周面に対して押し付けられ、よって通過するウェブ5の露出された段の頂部に所望のレベルの糊塗布が行われる。
更に図2に示すように、送達アイドラローラ12は第1の支持腕部20aに回転可能に取り付けられ、第1の支持腕部20aの近位端は糊付機10の基部40(又は糊付機の基部を共に構成する剛結合された部材)の支持回動ジョイント22aに取り付けられている。ウェブ位置決めローラ14は第2の支持腕部20bに回転可能に取り付けられ、第2の支持腕部20bの近位端が糊付機10の基部40の第2の支持回動ジョイント22bに取り付けられている。支持腕部20a及び20bの各々は、それぞれの回動ジョイントに定義されるそれぞれに対応する支持回動軸を中心に、糊付機10の基部40に対して独立して回動可能である。例示的一実施形態において、支持回動ジョイント22a及び22bの各々は、糊付機10の動作中、それぞれローラ12、14の重心(回転軸)のほぼ真下に位置するか、又は垂直に位置合わせされており、よってこれらのローラ質量が、それぞれの支持腕部20a、20bの回動ジョイントの周囲に、圧力制御器50による補償を必要とする有意なモーメントを発生させることがない(後述)。別の構成では、支持腕部20a、20bが互いに独立して回動可能である限り、支持腕部20a、20bの各々を近位端で同じ回動ジョイントに(例えば同じ軸に)回動可能に取り付けるか、又は同軸に位置あわせした回動ジョイントに回動可能に取り付けることができる(後述する横つなぎ材25使用の場合を除く)。
この段落では、第1及び第2の支持腕部20a、20bから横方向に延びてこれら腕部を連結する横つなぎ材25が設けられた場合を説明する。横つなぎ材25の第1の端部は第1の支持腕部20aの第1の連結回動ジョイント26に回転可能に取り付けられ、その第2の端部は第2の支持腕部20bの第2の連結回動ジョイント27に回転可能に取り付けられている。したがって、横つなぎ材25は、第1及び第2の支持腕部20a、20bの各々に対し、それぞれの連結回動ジョイント26、27を中心に自由に回転運動可能であり、他方の端部が別の支持腕部に取り付けられていなければ、横つなぎ材25は各支持腕部の各連結回動ジョイントを中心に自由に回転できるような構成である。横つなぎ材25の形状は、アイドラローラ12及び位置決めローラ14の回転軸の、それぞれの支持回動ジョイント22a及び22bに対する位置に基づいて、ウェブ張力によりアイドラローラ12に生じた、位置決めローラ14に生じたモーメントよりも大きいモーメントが、機械的に相殺され、ウェブ張力に起因する力に基づいて両支持腕部の平衡が得られるように選択される。
図2aには、ウェブ5がアイドラローラ12及び位置決めローラ14の外周上を蛇行する経路に沿って進む際に、ウェブ張力から生じて上記機械的システム上に作用する力を表す、力−部材の線図を示す。図2aには、第1及び第2の支持腕部20a及び20b、横つなぎ材25、並びにローラ12及び14に加えて、第1及び第2の支持回動ジョイント22a及び22b、並びに第1及び第2の連結回動ジョイント26及び27が示されている。図2aにおいて、力F及びF(ウェブ張力により生じた力)によって生成されるモーメントを平衡させるため、横つなぎ材25の支持腕部への取り付け点(第1及び第2の連結回動ジョイント26及び27の位置)は、第1の支持腕部20aの梃子の腕が第2の支持腕部20bの梃子の腕よりも長いことによる、第1の支持腕部の第2の支持腕部20bに対する機械的利益を補償するように選択される。
図2aに用いられる変数を以下のように定義する。
=第1の回動ジョイント22aからアイドラローラ12の軸までの距離。
=第2の回動ジョイント22bから位置決めローラ14の軸までの距離。
=第1の回動ジョイント22aから第1の連結回動ジョイント26までの距離。
=第2の回動ジョイント22bから第2の連結回動ジョイント27までの距離。
=ウェブ張力によりアイドラローラ12にかかる力であって、ウェブ経路により水平に作用する力。
=ウェブ張力により位置決めローラ14にかかる力であって、ウェブ経路により水平に作用する力。
=動作中に横つなぎ材25によって第1の支持腕部20aにかかる圧縮力。
=動作中に横つなぎ材25によって第2の支持腕部20bにかかる圧縮力。
θ=横つなぎ材25と距離dとの間に規定される鋭角。
θ=横つなぎ材25と距離dとの間に規定される鋭角。
α =距離dと水平線との間の内角。
β =距離dと水平線との間の内角。
平衡時、第1及び第2の支持腕部20a及び20bの各々におけるモーメントの和はゼロでなければならない。ローラ12と14とが、上記のようにそれぞれの支持回動ジョイント22a及び22bの上方で垂直に位置合わせされる場合、距離d及び距離dは共にほぼ垂直方向に向いて互いに平行であり、角度α及び角度βは約90度となり、角度θとθとは同じ角度となる。したがって、第1の支持腕部20aに対し、次式が得られる。
Figure 0004486677
第2の支持腕部20bに対しては次式が得られる。
Figure 0004486677
力F及びFの大きさは、同じウェブ張力に基づいているために等しい。また、動作中、逆向きに作用する力F及びFが共に第1及び第2の支持腕部20a及び20bを圧縮しようとするため、横つなぎ材25は圧縮され、平衡した状態では横つなぎ材25内の力F及びFの大きさは必ず等しくなる。これらの関係から、平衡時の式として更に以下の2つの式が得られる。
式3: F=F
式4: F=F
式3及び式4を式1に代入して次式が得られる。
式5: F−F
式2を式5に代入して次式が得られる。
式6: F(d/d)d=F
項を消約し、式を整理すると次式が得られる。
式7: (d/d)=(d/d
上の式7において、力の項は全て消約され、式7を満足する限り、ウェブ5の張力に関係なく、本発明によって第1及び第2の支持腕部20a及び20bに平衡状態が達成される。
望ましくは、ローラ12及び14の各々は、糊付機の動作中、各ローラの回転軸がそれぞれの支持回動ジョイント22a又は22bと垂直方向に整列していることにより、ローラの質量に基づくモーメントが支持腕部20a又は20bのいずれかに生じることを回避するように設定される。何らかの理由により、特定の用途においてこれらのローラの一方又は両方に別の形状を持たせることが望ましいか、又は必要であることが判明した場合、この影響により支持腕部に生じる質量に基づくモーメントを考慮することが明らかに必要である。加えて、距離d及びdが平行になるように設定されない場合、角度α及びβの両方が90度になることはなく、角度θ及びθは必ずしも一致しなくなる。この場合、力F〜F各々の、対応する距離d又はdに対する直角の力成分を計算し、これらの直角の力成分値を用いて上記と類似の方程式系を解き、そのような特定の用途における横つなぎ材25の適切な形状を決定する必要が生じる。このような三角法による計算は、本技術分野の当業者であれば、過度の実験を行うことなく所与の方程式系について行うことができる。
当業者であれば、上記で言及した距離d〜dの各々は、それぞれに定義される点間の直線距離として測定されるものであることが分かるであろう。例えば、dは、第1の回動ジョイント22a(回動軸)と送達アイドラローラ12の回転軸との間の直線距離であり、dは、第2の回動ジョイント22b(回動軸)とウェブ位置決めローラ14の回転軸との間の直線距離であり、dは、第1の回動ジョイント22aの軸と第1の連結回動ジョイント26の軸との間の直線距離であり、dは、第2の回動ジョイント22bの軸と第2の連結回動ジョイント27の軸との間の直線距離である。これは、対応する第1及び第2の支持腕部20a及び20bの実際の経路又は形状とは無関係に、即ちそれらが真っ直ぐな部材であっても湾曲した部材であっても成立する。また本明細書において、支持腕部20aと20bが平行又は実質的に平行と言う場合、第1の支持腕部20aについては対応する距離dに沿って引いた想像線を、第2の支持腕部20bについては対応する距離dに沿って引いた想像線を示すと理解されたい。支持腕部20a及び20bが真っ直ぐな部材である場合、これらの想像線は、その支持腕部と実質的に共直線性となり、実際の支持腕部と、その腕部上の2点間の直線距離との区別は小さくなる。しかし、支持腕部を湾曲した部材にする場合、支持腕部の平行性並びに角度θ及び角度θは、本段落に述べるように、直線距離d及びdそれぞれに対して測定しなければならない。
ここで、実際の力の項(F〜F)の全てが上記の式7から消去されることについて再び言及する。この結果、本発明に基づく機構は、ウェブ5内の定張力に起因するウェブ張力の影響をゼロにするのに有効であるのみでなく、糊付機10の外的因子によるウェブ張力の変化、場合によっては予期しない又は突然の変化があろうとも、アイドラローラ12及び位置決めローラ14を支持する糊付機10の第1及び第2の支持腕部20a及び20bの間に、横つなぎ材25によって確立された平衡(ウェブ張力の影響に基づく)に影響を全く又はほぼ与えないという利点を持つ。したがって、位置決めローラ14の絶対位置がウェブ張力に起因する力又はモーメントに作用することを防ぐために、糊付機10の動作中に該絶対位置を固定する必要はなく、且つ本発明により、ローラ14は、糊付機の動作中、支持回動ジョイント22bを中心に弧状に、所定の範囲内で自由に浮動することが許される。よって、ローラ14は、糊付機10の動作中、所定の範囲内で自由に調整が可能である。
図2及び図4に示すように、圧力又は間隙測定制御器50は第2の支持腕部20bに連結される。この第2の支持腕部20bは、制御器50がなければ、上述のように糊付機の動作中に自由に調整可能である。制御器50は、位置決めローラ14と塗布ローラ16との間の間隙18の幅、及び/又はローラ14により塗布ローラ16に面する段にかかる圧力を精密に測定することにより、段の頂部6が通過する際に最適な糊の塗布を行うことを可能にする。圧力制御器50はウェブ5内の張力を補償する必要がなく、またウェブ張力に突然の又は予期しない大きな変化が生じても、その動作又は間隙18の精密な測定が妨害されたり又は影響されたりすることがない。このことは、従来型の糊付機に比べて大きな利点となる。第一に、制御器50は、非常に高精度なモータ、サーボ、空圧シリンダ等、或いはこれら又は他の従来型の機械式又は空圧式又は油圧式測定装置の適切な組合せを備えることができ、よってローラ14の位置、並びにローラ14により塗布ローラ16に面するウェブ5にかかる押し付け力の非常に高精度な測定を行うことが可能であり、広範囲にわたる異なる段の大きさ(例えば、A段からE段まで、又はそれより小さい寸法)について、精密で動的な間隙測定制御が得られ、段に対して最適な糊塗布を達成できる。従来は、制御器50に非常に高精度な測定構成要素を用いることには、ウェブ張力に起因する比較的大きな力、及びこれらの力の突然の大きな変化に制御器50が耐え、且つこれらを補償する必要があり、問題が多かった。本発明によれば、これらの大きな力は機械式にゼロ化されるか、又は補償されてしまうので、以前可能であったよりも、精度且つ感度の高い測定装置を制御器50に用いることができ、本発明に基づく機械では、ウェブ張力とは無関係に、非常に精度の高い間隙の動的測定制御を行うことができる。
第二に、ウェブ張力の突然の変化又は予期しない変化に起因する、圧力制御器50の補償過剰又は補償不足に連関する使用不能なウェブ材料の大きな伸びは、そのような変化が、位置決めローラ14又は制御器50に実質的に影響を与えたり、それらに正味力を誘発したりすることがもはやないので、実質的に除去される。場合によっては、圧力制御器50を第一支持腕部20aに連結させて、間隙18の幅を調整することもできるが、あまり望ましくない。
当業者であれば、アイドラローラ12及び位置決めローラ14の回転軸が、それぞれの垂直平面内で、それぞれの支持回動ジョイント22a及び22bのすぐ上方に位置合わせされる場合、これらのローラの質量が、制御器によって補償されなければならない支持腕部20a及び20bに対するモーメントをゼロ化することに寄与することが分かるであろう。しかしながら、動作中、位置決めローラ14、よってアイドラローラ12(距離dとdとが平行であると仮定して)が、連関する支持回動ジョイント22a、22bとの垂直平面外の点へ位置調整される場合、制御器50は、その結果として支持腕部20a及び20bに誘発されるモーメントを補償することにより、ローラ14の所望の位置に対するそのようなモーメントの影響を打ち消さなければならない。これは、結果として生じるモーメント、更にそれより重要なこととしてこれらのモーメントを打ち消すのに必要な力が、ローラ12及び14の質量並びに本システムの構造に基づく、位置決めローラ14の位置の既知の関数であるか、又は導出可能な関数であり、すべて所定の糊付機10の既知の変数であるので、制御器50の設計をそれほど困難にするものではない。例えば開示する実施形態に示すような本発明に基づくゼロ化機構は、走行するウェブ5内の張力から生じて機械の部材(例えば、ローラ12及び14、並びに支持腕部20a及び20b)にかかる力及びモーメントを打ち消すか、又は実質的にゼロにするのに有効であり、これにより、上記のような所定の範囲内で、これらの力がローラ14の位置に影響を及ぼすことはない。これらの力が打ち消されるので、糊付機10は、所定の範囲における位置決めローラ14の相対的位置に基づいて、ローラ質量に起因するモーメントから生じる予測可能な力を考慮し、補償することができ、糊付機10の動作中、制御器50は、間隙18の有効な測定を行うことができる。
上記所定の範囲は糊付機及びその特定の用途に基づいて変化するが、概して十分に広く、広範囲に亘る段の大きさ、及びこの糊付機に適合する各段の大きさに対する広範囲に亘る圧縮率を許容する。その所定の範囲は、例えば、少なくとも1、2、3、4、5、6、7、8、9、又は10インチの弧長とすることができ、制御器50は、このような範囲内で間隙の精密な動的測定制御を行うことができる。
図2は側面図であり、一般に、コルゲータ糊付機10は、横方向に延びる送達アイドラローラ12の対向端に位置する2つの「第1の」支持腕部20aと、横方向に延びるウェブ位置決めローラ14の対向端に位置する2つの「第2の」支持腕部20bとを有することが理解されよう(図3参照)。図示の実施例においては、図3に示すように、ローラ12及びローラ14の各々が、それぞれ軸方向に延びる横軸31、32によって回転可能に支持されており、これらの横軸は、対向端において対をなす「第1の」支持腕部20a又は対をなす「第2の」支持腕部20b上に支持される。本実施例においては、適切な横つなぎ材25が設けられ、各つなぎ材25は、糊付機10の一方の側の隣接する第1及び第2の支持腕部20a及び20bの組合せを連結し、上述のように、ウェブ張力の影響をゼロ化するのに適切な形状を有する。別の構成の糊付機では、糊付機10の一方の側のみで、それぞれ図2に示す第1及び第2の支持腕部20a及び20bのような単独の支持腕部に片持ち式に支持された軸上に、ローラ12及び14の各々を回転可能に支持することができる。この場合、横つなぎ材25は糊付機10の一方の側のみに設けられ、第1及び第2の支持腕部20a及び20bを連結する。
図2では、第1及び第2の支持腕部20a及び20bは、ほぼ同一の水平面、即ちほぼ同じ高さに位置する対応する支持回動ジョイント22a及び22bで糊付機10の基部40に取り付けられている。しかしながら、これは必須でない。図4に示すように、第2の支持腕部20bを、第1の支持腕部20aの回動ジョイントとは異なる高さに位置する回動ジョイントにおいて糊付機の基部40に取り付けることが可能であり、場合によってはその方が好ましい。図2と図4とを比べれば明らかなように、結果として、ローラ12と14との相対位置が変わらないとすると、第1及び第2の連結回動ジョイント26と27との間の傾斜が異なる。しかしながら、式7が満足される限り(支持腕部20aと20bとが平行と仮定すれば)、結果として得られる機構はウェブ張力の影響をゼロ化するのに有効であり、これによって位置決めローラ14に正味力がかかることはなく、通過する段の頂部6に糊が塗布される際に間隙18の幅を精密に測定する制御器の能力に影響が及ぶことはない。
このように、前述の説明から、本発明によれば、第1及び第2の支持腕部20a及び20b、横つなぎ材25、第1及び第2の回動ジョイント22a及び22b、並びに第1及び第2の連結回動ジョイント26及び27の形状が全て協働することにより有効なウェブ張力ゼロ化機構が提供され、それにより、アイドラローラ12及び位置決めローラ14各々に対するウェブ張力の影響が効果的に打ち消される。換言すれば、本段落で言及した構成要素の形状は、本発明により、ローラ12及び14との接触を通じて生じたウェブ5内の張力により、第1及び第2の支持腕部20a及び20bに作用するモーメントが効果的に機械的に打ち消され、それによりそのようなモーメントのベクトル和がゼロに等しくなるか又はほぼ等しくなるように選択される。前記説明から、横つなぎ材25は、このような効果が得られるようにローラ12及び14を動的に連結することが分かる。(「動的に連結」とは、ローラ12とローラ14とが、これらの相対的位置が静的でないように、すなわち、中間的構成要素によって許容される範囲で互いに対して移動可能であるように、中間的に連結される一連の機械部材又は構成要素を通じて連結されていることを意味する。)その結果、走行中のウェブ5の張力にどのような変化が生じても、第1及び第2の支持腕部20a及び20bのそれぞれに逆向きに作用するモーメントの大きさに等しい変化が生じ、正味効果は、これらのモーメントが打ち消される結果、過渡的なウェブ張力の影響による位置決めローラ14の位置の変化が正味ゼロになる。したがって、圧力制御器に対し、ウェブ張力の影響の結果として生じる正味力は無いか、又は実質的に無く、制御器は、間隙18の幅の制御(ローラの質量に基づく予測可能なモーメントの補償)のみを行う。
このことは、糊付機において段の大きさを変更する際に特に重要である。異なる大きさの段を使用する場合、間隙18の幅と、位置決めローラ14によって段6に(糊塗布ローラ16に対して)かけられる圧力とを精密に測定することが、そのような大きさの全てに確実に正確な量の糊を塗布するのに重要である。
本発明による糊付機は、上記のウェブ張力ゼロ化構造を組み込んでいるので、ウェブ張力、又は糊付機の外部因子によるウェブ張力の突然の変化に関わらず、且つそれとは無関係に、間隙18を非常に精密に測定することが可能である。
ウェブ張力ゼロ化機構の上記説明は、アイドラローラ12及びウェブ位置決めローラ14を支持する第1及び第2の支持腕部20a及び20bに回転可能に連結される、横方向に延びる横つなぎ材25に関連して行った。しかしながら、本発明に基づくウェブ張力ゼロ化機構は、このような構造に限られるものではない。例えば、複数の部材からなる連結システムを組み込むことにより、アイドラローラ12と位置決めローラ14、または第1及び第2支持腕部20aと20bとを動的に連結し、よって本明細書に述べたようにウェブ張力に起因する力を有効に打ち消すことが可能で、そのような構成を考慮することができ、従って本発明は単一の横つなぎ材25に限られるものではない。また本開示内容を読んだ当業者であれば、本明細書に述べるようなウェブ張力ゼロ化効果を得るために、他の機械的連結又は連結システムを確立することが可能であり、よって位置決めローラ14に動作可能に連結される制御器50が、糊付機10の動作中、ウェブ張力に起因する力から遮蔽されることが明らかであろう。本発明は、このような機械的連結及び連結システムの全てを包含すると考えられる。ここに開示される構造は、本発明の例示実施形態を説明するために提供されている。
精密な間隙測定制御を、上述ではウェブ位置決めローラ14の位置の調整に関して説明した。別の構成として、ウェブ位置決めローラ14の位置を固定し、糊ローラ16の位置を調整することにより間隙測定制御を達成することを考慮できる。しかしこの構造は、糊付機の動作中に糊塗布ローラ16の位置を調整することに付随する複雑性のため、それ程望ましくない。例えば、塗布ローラ16の外周面に適用される糊膜4の厚さも、最適に糊を塗布するために、通常、例えば上記特許文献である米国特許第6602546号に開示された方法によって精密に測定される。このように、塗布ローラ16の相対的位置を調整するために、同特許に記載の糊トレイ及び等圧アセンブリ等の、多数の他の機械構成要素の相対的位置も付随的に調整する必要がある。例えば、1つの方法では、塗布ローラに付随する全ての構成要素を1アセンブリに組み込み、このアセンブリを位置決めローラ14に対して平行移動させる軌道システムを設ける。しかしながら、このような調整は、糊膜を適用する構成要素の精度を損ない、加えて糊付機製造に余計な複雑性及びコストをもたらす。少なくともこれらの理由から、静止回転軸上に固定された塗布ローラ16の位置に対して位置決めローラ14の位置を調整し、ここに開示するウェブ張力ゼロ化機構を組み込むことにより、位置決めローラ又はこれに付随する連結部材上に作用するウェブ張力に起因する力を打ち消すことが望ましい。
本明細書では、ウェブ張力ゼロ化機構をコルゲータ糊付機10への適用に関して説明したが、基本的な発明は、走行する材料ウェブを搬送するか、又は操作する処理装置又はその他機械における過渡的なウェブ張力の影響の、ゼロ化又は打ち消しに適用することができる。本技術分野の当業者であれば、本開示内容に基づき、過度の実験を行うことなしに、本明細書の技術を他のそのような処理装置又は機械に適用することにより、有効なウェブ張力ゼロ化機構を作成することができる。
本発明を特定の実施形態に関して記述したが、特許請求の範囲に規定される本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、本開示内容に基づいてそれら実施形態に種々の変更又は変形が可能であることが理解されよう。
先行技術によるコルゲータ糊付機を示す。 本発明の第1の実施形態によるコルゲータ糊付機の側面図である。 動作中の図2のコルゲータ糊付機の一部の部材の、力−部材線図を図2の対応する部材の上に重ね合わせたものである。 図2のコルゲータ糊付機の上面斜視図である。 本発明の第2の実施形態によるコルゲータ糊付機の側面図である。

Claims (19)

  1. 互いに協働して機内に蛇行状のウェブ経路を少なくとも部分的に画定するアイドラローラ及びウェブ位置決めローラを備えるコルゲータ糊付機であって、前記位置決めローラの位置は前記糊付機の動作中に所定の範囲内で糊塗布ローラに対して自由に調整可能であり、前記糊付機は更に、前記ウェブ内の張力から生じてウェブ位置決めローラ上に作用する力を打ち消すことにより、前記力が前記所定の範囲内で前記位置決めローラの位置に実質的に作用することをなくすのに有効なウェブ張力ゼロ化機構を備え
    前記ウェブ張力ゼロ化機構が、前記糊付機に回動可能に取り付けられる第1の支持腕部、及び前記糊付機に回動可能に取り付けられる第2の支持腕部を備え、前記アイドラローラが前記第1の支持腕部に回転可能に取り付けられ、前記位置決めローラが前記第2の支持腕部に回転可能に取り付けられ、
    前記ウェブ張力ゼロ化機構が更に、前記第1の支持腕部と前記第2の支持腕部との間に延びる、前記第1の支持腕部と前記第2の支持腕部とにそれぞれ回動可能に結合される横つなぎ材を備える、コルゲータ糊付機。
  2. 前記ウェブ張力ゼロ化機構が、前記所定の範囲内のいずれにおいても、前記力が前記位置決めローラの位置に実質的に作用することをなくすのに有効である、請求項1に記載の糊付機。
  3. 前記ウェブの前記アイドラローラ及び前記ウェブ位置決めローラとの接触により作用するウェブ張力に起因する力の和がゼロにほぼ等しくなるように、前記アイドラローラ及び前記ウェブ位置決めローラが動的に連結される、請求項1に記載の糊付機。
  4. 前記ウェブ張力ゼロ化機構が、ウェブ内の張力の変化とは無関係に、前記ウェブ内の張力から生じて前記ウェブ位置決めローラ上にかかる力を打ち消すのに有効である、請求項に記載のコルゲータ糊付機。
  5. 前記横つなぎ材の形状が、前記糊付機の動作中にウェブ張力に起因する力に基づいて機械的平衡状態が確立されるように選択されることにより、アイドラローラ、ウェブ位置決めローラ、第1及び第2の支持腕部、並びに横つなぎ材として定義されるシステムに誘導される全てのモーメントの和が、ウェブ張力の結果ゼロにほぼ等しくなる、請求項に記載の糊付機。
  6. 前記第1の支持腕部が、第1の回動軸を定義する第1の支持回動ジョイントで前記糊付機に回動可能に取り付けられ、前記第2の支持腕部が、第2の回動軸を定義する第2の支持回動ジョイントで前記糊付機に回動可能に取り付けられる、請求項に記載の糊付機。
  7. 前記第1の回動軸及び前記アイドラローラの回転軸の両方を通して、且つそれらに直角に引かれる第1の線と、前記第2の回動軸及び前記位置決めローラの回転軸の両方を通して、且つそれらに垂直に引かれる第2の線とが平行である、請求項に記載の糊付機。
  8. 前記位置決めローラの回転軸が、前記第2の回動軸上でほぼ垂直に位置合わせされる、請求項に記載の糊付機。
  9. 前記アイドラローラの回転軸が、前記第1の回動軸上でほぼ垂直に位置合わせされる、請求項に記載の糊付機。
  10. 前記ウェブ位置決めローラの回転軸に平行な回転軸を有する糊塗布ローラを更に備え、前記ウェブ位置決めローラと前記糊塗布ローラとが両者間の間隙を画定し、前記蛇行状のウェブ経路が、前記位置決めローラの外周面上を周って前記間隙を横断する、請求項1に記載の糊付機。
  11. 前記ウェブ位置決めローラに動作可能に結合され、前記糊付機の動作中における前記間隙の幅及び/又は前記ウェブ位置決めローラが前記ウェブを前記糊塗布ローラに対して押し付ける圧力を測定するのに有効な圧力制御器を更に備える、請求項10に記載の糊付機。
  12. 前記ウェブ張力ゼロ化機構が、前記糊付機の動作中にウェブ張力に起因する力が前記圧力制御器にかかることを実質的に防止するのに有効である、請求項11に記載の糊付機。
  13. 前記アイドラローラの回転軸が、前記位置決めローラの回転軸より上方に位置する、請求項1に記載の糊付機。
  14. コルゲータ糊付機であって、前記糊付機の動作中に外周面上で材料のウェブを搬送するウェブ位置決めローラ、前記糊付機の動作中に前記ウェブ位置決めローラの位置を糊塗布ローラに対して調整する調整手段、及び前記ウェブ内の張力から生じてウェブ位置決めローラにかかる力を打ち消すことにより、ウェブ張力に起因する力が前記調節手段に実質的にかからないようにするのに有効であるウェブ張力ゼロ化機構を備え
    前記ウェブ張力ゼロ化機構が、前記糊付機に回動可能に取り付けられる第1の支持腕部、前記糊付機に回動可能に取り付けられる第2の支持腕部、及び前記第1の支持腕部に回転可能に取り付けられるアイドラローラを備え、前記位置決めローラが前記第2の支持腕部に回転可能に取り付けられ、前記アイドラローラと前記位置決めローラとが協働して前記糊付機を通る蛇行状のウェブ経路を少なくとも部分的に画定し、
    前記ウェブ張力ゼロ化機構が更に、前記第1の支持腕部と前記第2の支持腕部との間に延びる、前記第1の支持腕部と前記第2の支持腕部とにそれぞれ回転可能に接合される横つなぎ材を備える糊付機。
  15. 前記ウェブ張力ゼロ化機構が、前記糊付機の動作中、ウェブ内の張力の変化とは無関係に、ウェブ張力から生じる力が前記調整手段に実質的にかからないようにするのに有効である、請求項14に記載の糊付機。
  16. 前記ウェブ位置決めローラに平行な糊塗布ローラを更に備え、前記ウェブ位置決めローラと前記糊塗布ローラとがそれらの間の間隙を画定しており、前記糊付機の動作中、前記ウェブ位置決めローラの外周面上を搬送される前記ウェブの経路が前記間隙を横断し、前記調整手段が、前記位置決めローラの位置を調整することにより、前記糊付機の動作中に、前記間隙の幅を測定するのに有効である、請求項14に記載の糊付機。
  17. 前記横つなぎ材の形状が、前記糊付機の動作中にウェブ張力に起因する力に基づいて機械的平衡状態が確立されるように選択され、これにより、アイドラローラ、ウェブ位置決めローラ、第1及び第2の支持腕部、及び横つなぎ材として定義されるシステムに誘導される全てのモーメントの和が、ウェブ張力の結果ゼロにほぼ等しくなる、請求項14に記載の糊付機。
  18. コルゲータ糊付機であって、前記糊付機の動作中、外周面上で材料のウェブを搬送するウェブ位置決めローラ、前記糊付機の動作中に外周面上に糊膜を配置するのに適した糊塗布ローラであって、その外周面と前記位置決めローラの外周面の間に間隙を画定する糊塗布ローラ、並びに前記糊付機の動作中に前記間隙の幅を調整する間隙幅調整手段、及び前記ウェブ内の張力から生じてウェブ位置決めローラにかかる力を打ち消すことにより、前記糊付機の動作中ウェブ張力から生じる力が前記間隙幅調整手段に実質的にかからないようにするのに有効であるウェブ張力ゼロ化機構を備え、
    前記ウェブ張力ゼロ化機構が、前記糊付機に回動可能に取り付けられる第1の支持腕部、前記糊付機に回動可能に取り付けられる第2の支持腕部、及び前記第1の支持腕部に回転可能に取り付けられるアイドラローラを備え、前記位置決めローラが前記第2の支持腕部に回転可能に取り付けられ、前記アイドラローラと前記位置決めローラとが協働して前記糊付機を通る蛇行状のウェブ経路を少なくとも部分的に画定し、
    前記ウェブ張力ゼロ化機構が更に、前記第1の支持腕部と前記第2の支持腕部との間に延びる、前記第1の支持腕部と前記第2の支持腕部とにそれぞれ回転可能に接合される横つなぎ材を備える、コルゲータ糊付機。
  19. 前記間隙幅調整手段が、前記糊付機の動作中に所定の範囲内で前記ウェブ位置決めローラの位置を調整するように前記ウェブ位置決めローラに動作可能に連結される、請求項18に記載の糊付機。
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