Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JP4487289B2 - 引戸の気密構造 - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JP4487289B2 - 引戸の気密構造 - Google Patents

引戸の気密構造 Download PDF

Info

Publication number
JP4487289B2
JP4487289B2 JP2005016647A JP2005016647A JP4487289B2 JP 4487289 B2 JP4487289 B2 JP 4487289B2 JP 2005016647 A JP2005016647 A JP 2005016647A JP 2005016647 A JP2005016647 A JP 2005016647A JP 4487289 B2 JP4487289 B2 JP 4487289B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vertical
door
sliding door
airtight
fully closed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2005016647A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006207128A (ja
Inventor
英樹 藤野
純 江成
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanwa Shutter Corp
Asahi Kasei Homes Corp
Original Assignee
Sanwa Shutter Corp
Asahi Kasei Homes Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanwa Shutter Corp, Asahi Kasei Homes Corp filed Critical Sanwa Shutter Corp
Priority to JP2005016647A priority Critical patent/JP4487289B2/ja
Publication of JP2006207128A publication Critical patent/JP2006207128A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4487289B2 publication Critical patent/JP4487289B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Wing Frames And Configurations (AREA)
  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Description

本発明は、引戸の気密構造に関する。
左右の縦枠と上枠と下枠(沓摺)とに囲まれた出入口構造において、中央に方立を有する片引戸式の出入口の場合、引戸を開けるためには、引戸の方立側の戸面が方立の前を通過する必要がある。こうした片引戸の例が下記特許文献1に開示されている。片引戸を全閉した場合に、部屋と戸外(外部)との気密性を向上させるべく、左右の一側の縦枠と方立と上枠と下枠とに亘り、細長いゴム部材等の弾力性部材からなる気密部材を設けておき、この気密部材を全閉引戸の方立側戸面に当接させて気密を保持している。
特開2001−132335
然しながら、引戸の戸面には各種装飾を施したい場合があり、その装飾では、戸面を元の戸面、即ち、基本戸面から部分的に突出させた形態としたり、別部材の装飾部材を装着させて基本戸面から突出した形態にしたりする。こうした突出部を有する場合でも、引戸は方立の前を通過する必要があるため、必然的に、方立前端位置は引戸に突出部の無い場合よりも方立側に引っ込む結果となる。その結果、全閉された引戸の戸尻側に位置する方立側基本戸面と、方立に設けた縦方向気密部材とが離れてしまう。
もっとも、気密部材は弾力性部材故、その寸法形態を前方(戸面側)に大きく突出した形態とすれば、引戸を開放する場合も弾性変形しつつ引戸の通過を可能にさせ、全閉時には引戸の方立側戸面に当接できるとも考えられる。しかし、このように大きく突出した弾力性部材では、引戸の上端部近くから下端部近くにまで亘った長い寸法の当接状態を維持し、気密を保持することは困難である上、見栄えも良くない。また、建築当初は引戸に突出状の化粧部品を設けていなくても、例えば、リフォーム時に設けたい場合が生じ得る。こうした場合に、引戸の基本戸面と方立との隙間が実質無ければ、化粧部品の装着する工事のみならず、出入口構造の枠体をも交換しなければならず、実際には化粧部品が設けられない。更には、引戸を開閉する場合に、戸先側に在る取っ手を持って操作する場合は問題無いが、戸尻側に手を添えて開閉操作しようとする場合も有り得る。こうした場合に、添えた手の指が、引戸と方立との間に挟まれて思わぬ怪我をすることも考えられる。
従って解決しようとする課題は、化粧部品等の突出部を設ける場合は引戸の開閉に支障が無いように、また、こうした突出部を設けていない場合では、引戸と方立との間に指が挟まれて怪我をすることが防止できるように構成していることを前提にしつつも、引戸の全閉時に気密性を保つことのできる引戸の気密構造を提供することである。
請求項1に係る発明では、部屋と外を区切り、左右方向に移動させる引戸の気密構造であって、方立と前記引戸の方立側基本戸面との隙間は、該方立側基本戸面よりも方立側に突出する化粧部品等の突出部がある場合、この突出寸法より幅広にし、また、前記化粧部品等の突出部が無い場合、親指の厚さよりも幅広に設定し、戸先側縦枠に設けられる縦方向気密部材と、上枠と下枠とに設けられる左右方向気密部材とは、引戸の全閉状態において方立側基本戸面に当接し、前記方立に設けられる方立側縦方向気密部材は、前記方立側基本戸面から離隔して位置しており、前記引戸の方立側基本戸面の戸尻側部位には、方立側に突出し、上下方向に延伸した突条部を設け、引戸を全閉状態にした際に、前記突条部が前記方立側縦方向気密部材と当接し、前記下枠は、内外方向の一側が相対的に高さの高い高平面部(38A)に形成されており、他側が低い低平面部(38B)に形成されており、引戸が全閉された状態の前記方立側基本戸面の戸尻側部位の位置において、該高平面部は内外方向の幅が左右方向において段差状に変化していて前記低平面部との境となると共に該高平面部の左右方向の端部である方立側端部(38E)を有し、前記上枠も前記方立の戸先側表面の位置において方立側端部を有し、前記突条部は、引戸を全閉状態にした際に、前記上枠と下枠の前記各方立側端部に直接又は他部材を介して間接に当接することを特徴とする引戸の気密構造を提供する
請求項2では、前記突条部の上部、下部の戸先に向かった側に弾力性部材を設け、該各弾力性部材が上枠と下枠の前記各方立側端部に当接してなる請求項1記載の引戸の気密構造を提供する。
請求項では、部屋と外を区切り、左右方向に移動させる引戸の気密構造であって、
方立と前記引戸の方立側基本戸面との隙間は、該方立側基本戸面よりも方立側に突出する化粧部品等の突出部がある場合、この突出寸法より大きくし、また、前記化粧部品等の突出部が無い場合、親指の厚さよりも幅広に設定し、戸先側縦枠に設けられる縦方向気密部材と、上枠と下枠とに設けられる左右方向気密部材とは、引戸の全閉状態において方立側基本戸面に当接し、前記引戸の方立側基本戸面の戸尻側部位には、前記方立側に突出すると共に上下方向に延伸した突条部を設け、該突条部に戸尻側縦方向気密部材を設け、該戸尻側縦方向気密部材は前記方立側に向かっていると共に該引戸を全閉状態にした際に前記方立と当接し、前記下枠は、内外方向の一側が相対的に高さの高い高平面部(38A)に形成されており、引戸が全閉された状態の前記方立側基本戸面の戸尻側部位の位置において、該高平面部は内外方向の幅が左右方向において段差状に変化していて前記低平面部との境となると共に該高平面部の左右方向の端部である方立側端部(38E)を有し、
前記上枠も前記方立の戸先側表面の位置において方立側端部を有し、前記突条部は、前記引戸を全閉状態にした際に、前記上枠と下枠の前記各方立側端部に直接又は他部材を介して間接に当接することを特徴とする引戸の気密構造を提供する。
請求項では、前記突条部の上部、下部の戸先に向かった側に弾力性部材を設け、該各弾力性部材が上枠と下枠の前記各方立側端部に当接してなる請求項3記載の引戸の気密構造を提供する。
請求項では、部屋と外を区切り、左右方向に移動させる引戸の気密構造であって、
方立と前記引戸の方立側基本戸面との隙間は、該方立側基本戸面よりも方立側に突出する化粧部品等の突出部がある場合、この突出寸法より大きくし、また、前記化粧部品等の突出部が無い場合、親指の厚さよりも幅広に設定し、戸先側縦枠に設けられる縦方向気密部材と、上枠と下枠とに設けられる左右方向気密部材とは、引戸の全閉状態において方立側基本戸面に当接し、前記引戸の戸尻側に戸尻側縦方向気密部材が設けられ、該戸尻側縦方向気密部材は前記方立側に向かっていると共に該引戸を全閉状態にした際に前記方立と当接し、前記下枠は、内外方向の一側が相対的に高さの高い高平面部(38A)に形成されており、引戸が全閉された状態の前記方立側基本戸面の戸尻側部位の位置において、該高平面部は内外方向の幅が左右方向において段差状に変化していて前記低平面部との堺となると共に該高平面部の左右方向の端部である方立側端部(38E)を有し、前記上枠も前記方立の戸先側表面の位置において方立側端部を有し、前記戸尻側縦方向気密部材は、前記引戸を全閉状態にした際に、前記上枠と下枠の前記各方立側端部にも当接していることを特徴とする引戸の気密構造を提供する。
請求項1では、方立と引戸の方立側基本戸面との隙間は、装飾等の突出部がある場合は、該突出部の突出寸法より幅広にしているため、この装飾等を施した引戸であっても使用可能となる。また、そうした突出部が無い場合、指挟みが発生する寸法よりも幅広であるため、不注意によって指が挟まれることが防止される。更には、こうした隙間を有しているので、方立側縦方向気密部材は前記方立側基本戸面と離隔しているが、引戸の方立側基本戸面の戸尻側部位に、方立側に突出し、上下方向に延伸した突条部を設けて、引戸を全閉状態にした際に、この突条部が方立側縦方向気密部材と当接するように設定しているため、戸先側縦枠に設けられた縦方向気密部材と、上枠と下枠とに設けられている左右方向気密部材とが全閉状態の引戸に当接することと併せると、装飾等の突出部を施せなかった従来の引戸に比べ、同等の気密状態が維持できる。正確に言えば、引戸戸尻側の上下の角部を除けば気密状態にできる。また、突条部を上枠と下枠の各方立側端部に直接又は他部材を介して間接に当接させるため、引戸戸尻側の上下角部をも気密にでき、引戸全周の気密性が向上する。
請求項2では、突条部の上下部の戸先に向かった側に弾力性部材を設けているため、各部材との当接状態を確実にできて気密性が向上する他、引戸を全閉にする際の当接音や衝撃を緩和できる。
請求項3は請求項1に対応し引戸の戸尻側に突条部を設けて該突条部に戸尻側縦方向気密部材が設けられ、これが方立と当接する他、この突条部が上枠と下枠の端部に当接することによって気密性を向上させる。
請求項4では、請求項2と同様な作用効果を奏する。
請求項5では、戸尻側縦方向気密部材が、方立のみならず、上枠と下枠の各方立側端部にも当接する、即ち、請求項4記載の弾力性部材をも兼ねるため、部品数を少なくしつつ気密性を向上できる。その他の作用効果は請求項4と同様である。
以下、本発明を図面を用いて詳細に説明する。図1は本発明に係る引戸機構部の横断面による上面図であり、図2は図1の矢視線B−Bによる縦断面図であり、図3は引戸機構部の正面図であり、図4は図1の方立近くの拡大図、図5は図4の矢視線Eの方向から見た一部部品の斜視図、図6は図1における下枠の概略平面図である。部屋Rと外Oとを区切り、引戸10を左右方向に移動させて出入口を開閉させる引戸機構部全体の枠組みを説明する。なお、図1に示す部屋Rと外Oとは、互いが逆になっていてもよい。
上下方向に延伸して左右方向の一端側に位置する戸先側縦枠30と、他端側に位置する戸尻側縦枠32と、これらの各縦枠の各上端部を連結する左右方向に延伸した上枠36と、各下端部を連結し、左右方向に延伸した下枠(沓摺)38とを有する。更には、左右縦枠の中間位置に、上下方向に延伸する方立34がある。この方立と縦枠30との間が出入口となる。図6は沓摺38の概略輪郭を示すための図であり、他の部材、即ち、戸先側縦枠30、戸尻側縦枠32、方立34も概略図であり、沓摺との相対位置関係を示したに過ぎない。
沓摺38は、後述する方立34の矩形状部が載置される方立側の高平面部38Aと、該高平面部に対して一段低くなった低平面部38Bとを有している。この例では高平面部38A側が部屋R側である。沓摺と方立との位置関係に関してもう少し説明する。上記矩形状部の一辺を成す後述の戸先側表面34Aの位置において、沓摺はその高平面部38Aの幅が段差状に変化している。この位置の沓摺の端部38Eを、沓摺(下枠)の方立側端部という。図示はしないが、上枠36の同様な位置の端部を上枠の方立側端部という。また、一辺34Aに隣接した後述する他辺34Bは、高平面部の幅の狭い領域の縁に位置している。
ここでの引戸10は吊り方式であり、上枠36に取り付けられたレール12に沿って転動するよう、ローラ14Aと14Bを引戸上端部に設けている。更に上枠には、空気圧縮式減衰器として、ピストン・シリンダ機構16が取り付けられている。また、引戸上端部には先端に磁石18Jを有する部材18が取り付けられており、引戸の全閉状態では、該磁石が前記ピストンの外端部に磁力で連結されている。更に、引戸上端部には、コイルバネが内蔵され、ワイヤ22を巻き取る巻取り装置20が取り付けられている。一方、ワイヤ22の外端部は上枠又はそれと一体の適宜部位に係止されている。
従って、取手11に手を掛けて引戸10の戸尻側を縦枠32に近づく方向に移動させると、部材18はピストン・シリンダ機構16のピストンを引き出しながら引戸と共に移動する。この際、ワイヤ22が張力を受けつつ巻取り装置20から引出され、これに伴って内蔵コイルバネにバネ力が蓄積されて行く。引戸が途中まで移動すると、ピストンが引出され切って止まり、部材18の先端部磁石はピストンから離れる。一方、引戸10の上端戸尻部には係止部材24が取り付けられており、上枠36の縦枠32近くにはこの係止部材を係止可能な板バネ部材26が取り付けられている。
こうして、出入口が全開状態になるように引戸を移動させると、係止部材24と板バネ部材26との係合によって引戸が全閉状態の方向に移動することを規制でき、全開状態を維持できる。再び、出入口を全閉状態にすべく引戸の取手11を軽く引いて前記係合を解除しさえすれば、巻取り装置20に蓄積されたバネ力によってワイヤ22を手繰り寄せる様にしつつ引戸を閉方向に自動的に移動させることができる。その移動の途中で、部材18の先端磁石部がシリンダを押圧し始め、この段階から、ピストン・シリンダ機構の減衰作用によって引戸移動の減衰を行い、引戸の戸先側が縦枠30に衝突することが防止され、静かに閉まる。
本発明においては、以上説明した引戸の移動機構は一例に過ぎず、電動式等の種々の既知機構が使用できる。
本発明に係る引戸10は、化粧用の突出部品10Kが、平面状である方立側(この例では部屋側であり、以下部屋側ともいう)の基本戸面10Sに対して寸法δだけ突出するように装着されている。従って、この引戸を全開状態に移動可能に、方立34の前端34Eを、引戸の基本戸面10Sに対して、前記突出寸法δよりも大きな隙間Δを有する位置に後退させている。
縦枠30に装着された縦方向気密部材50Cと、上枠36に装着された左右方向気密部材50Aと、沓摺38に装着された左右方向気密部材50Bとは、全閉状態の引戸の方立側基本戸面に当接するように、後述の縦方向気密部材50Dだけを除いて一つの平面上に設けられているといえる。これらの各気密部材は、ここではゴム材で形成しているが、例えば、シリコン材であってもよく、復元可能に弾力性を有していればよい。
上記方立34の横断面形状は、金属板を矩形状に曲げて形成されているが、その金属板の矩形状部から出した一端側を使用して、縦方向に延伸した溝34Mを形成し、この中に縦方向気密部材50Dを配設している。従ってこの縦方向気密部材50Dの位置は、既述の3本の気密部材が一つの平面上に位置しているのと異なり、その平面から方立側(以下、部屋側ともいう)に幾分離隔している。方立のこの矩形状部から出ている部位(図4で言って後述の辺34Bよりも下側部)は、既述の低平面部38Bに至るまで下方に延伸している。従って、縦方向気密部材50Dも低平面部に至るように配設されている。
従って、方立34の基本的な横断面である矩形状部の矩形の一辺を成す戸先側の表面34Aを延伸した部位(矩形状部から出た部位)は、沓摺38の方立側端部38Eと上枠36の方立側端部に夫々当接しているか、或いは極僅かに離隔する程度に近接し、対面している。また、溝34Mは方立34の前記戸先側表面34Aの直ぐ傍に形成されている。即ち、方立を形成している金属板の板厚の2倍分、前記戸先側表面34Aから戸尻側に離れているだけに過ぎない。従って、この溝に配設された縦方向気密部材50Dは、沓摺38の方立側端部38Eと上枠36の方立側端部に夫々接近配置されている。また、溝34Mは前記矩形の一辺34Aに隣接した他辺34Bに隣接して溝底が形成されている。以上より、溝34Mは方立34の角部近くに設けられている。この位置の溝34Mから、縦方向気密部材50Dの横断面における先部が突出して引戸の側に向かっている。この例の場合は、既述の隙間Δは、人の親指の厚さよりも幅広であり、引戸の開閉の際に誤って手を挟まれることも防止できる構成となっている。
上記隙間寸法Δの存在のため、引戸10には、該引戸の戸尻近くの基本戸面10Sに対し部屋側に突出し、上下方向に延伸し、横断面形状が概ね矩形状の突条部10Tを設けている。従って、引戸を全閉した状態では、この矩形状突条部10Tの部屋側に向かった(縦方向気密部材50Dに向かった)面10TAに対し、前記縦方向気密部材50Dが当接する。これによって、全閉状態の引戸10の周囲4辺を取り囲む4つの気密部材の内の1つである縦方向気密部材50Dのみが部屋側にずれていたことによる気密保持の崩れを概ね防止できる。
但し、突条部10Tの上下端部近くにおいては、一般に、該突条部の戸先側に向かった面10TBと、上枠36の方立側端面と沓摺38の方立側端面38Eや左右方向気密部材50Bの方立側端部50BEと左右方向気密部材50Aの方立側端部との間に隙間を有する。しかし、突条部10Tの形状寸法を調節設計して、その面10TBが上記各方立側端面に当接するよう厳密に製作すれば隙間は無くなり、気密性が保持できる。この場合の突条部10Tは金属板製であるが、引戸10を全閉した際に、面10TBが丁度上記各戸尻側端面に当接するように製作すればよい。
しかし、現実問題として極僅かな隙間が残る場合がある。そこで、突条部の上下端部近くの面10TBには弾力性部材であるゴム体52を装着している。金属板製の突条部10Tへのゴム体の装着は、面10TBを有する板部に設けた孔10THにゴム体裏面に突出させた係合突部を挿入して係合させている。このゴム体をも併せて突条部と考えることもできる。一方、沓摺38の前記端面38Eには、別部品である板部材39が溶接等によって一体化されており、引戸の全閉時に、突条部のゴム体52はその表面52Sがこの板部材39に当接し、これによって気密性を保持している。上枠36も同様である。
更に厳密には、板部材39は、左右方向気密部材50Bの上記端面50BE(左右方向気密部材50Aも同様)における室外O寄り領域(斜線部)は覆わないため、これら左右方向気密部材は、その斜線部に対応する端部までの部材自身の長さを適切に設定しておけば、該斜線部端面は直接にゴム体52と当接でき、気密性がより向上する。また、左右方向気密部材の端面位置が、板部材39の厚さ分だけ該板部材の外側面(戸尻方向の面)より引っ込んでいても、前記ゴム体52が、その弾力性によって左右方向気密部材50Bの端面50BEの斜線部に当接するように、変形可能な柔軟さと肉厚とを有してもよい。左右方向気密部材50Aに対しても同様である。
また、図4によく現われているが、方立34の矩形本体部を形成した金属板部材の一端部で既述の溝34Mを形成し、その残り端部34Cを左右方向に延伸させている。更には、引戸10の戸尻端面を覆っている金属板製のエッジ部材10Bの方立側端部10Cを左右方向に延伸するように折り曲げ、前記端部34Cよりも方立の矩形本体部側に位置させている。これは、所謂、相じゃくり構造であり、火事が発生した場合に、その加熱温度によって互いの金属板製端部34C,10Cが近づくように変形するため、部屋Rと外Oとの間で、空気(酸素)の供給と炎の伝播を遮断できる。
以上は、引戸10に方立側に突出した化粧用突出部品10Kが設けられている例であったが、この部品10Kが無い場合でも、引戸と方立との既述の隙間Δの存在は意義がある。即ち、手を戸尻側の基本戸面10Sに当てた状態で引戸の開閉をしようとした場合に、誤ってそのまま手が方立と引戸との間に位置しても、隙間Δを親指の厚さよりも幅広に設定していれば指が挟まれる事故を防止でき、安全である。更には、後日のリフォームの際に、基本戸面に対して突出する化粧部品を装着でき、好都合である。この段落に記載した事項は、以下の例においても同様である。
次に、図7によって本発明の他の実施形態例を説明する。図7は図4と対比でき、ここで説明しない事項は先の実施形態例の場合と同様である。大きく異なるのは、図4の方立側に設けられた縦方向気密部材50Dに代って、引戸10の方立側基本戸面の戸尻側部位において、方立側に突出し、上下方向に延伸した金属板製の突条部10T’を設け、該突条部に設けた上下方向の溝34M’に縦方向気密部材50D’を配設していることである。引戸の全閉時には、縦方向気密部材50D’は、方立34の矩形状本体部から延設されて、既述の相じゃくり構造の一側を形成している端部34Cと同様に左右方向に延伸している端部34C’に当接し、気密性を担保している。
更には、全閉時に、沓摺38の端部38Eに設けた板部材39に対して、突条部10T’の戸先側の面を直接に当接させる代りに、ゴム体52を当接させていることも同様である。また、上枠36についても同様である。
更に他の実施形態例としては、図7の突条部10T’に設けている溝34M’の位置を所定量戸先方向にずらせて、縦方向気密部材50D’が、その方立側部によって既述の端部34C’に当接するのみならず、その戸先側部によって上記板部材39にも当接するように構成する。即ち、突条部10T’で形成した図7における溝の左側壁と、その左方のゴム体52を装着させる部位を、ゴム体と共に無くし、更に溝34M’の位置を左方向に移動させるのである。縦方向気密部材は突条部の横断面L字状の溝内において、接着、その他の手段によって保持させておく。これにより、別部品のゴム体も不要になり、引戸の気密構造がシンプルになる他、コストが低下する。
以上において述べた突条部10T,10T’は、金属板を曲げて作った部品を装着させているが、引戸10と一体物であってもよい。
沓摺38の方立側端部38Eは、本願では既述の様に、引戸の方立側基本戸面10Sから隙間寸法Δだけ離隔しているが、従来の場合は、沓摺38に装着されている左右方向気密部材50Bが、該沓摺によって保持されないで外部に露出している部分の幅寸法だけ離隔していたに過ぎない。本願請求項2の発明では、この離隔寸法の差に相当する高平面部38Aの部位を低平面部38Bにまで段差状に下げ、高平面部のこの段差状に下がった領域の端部、即ち、沓摺の方立側端部38Eを、引戸側の突条部10T,10T’又は該突条部に取り付けたゴム体52によって当接させて気密性を向上させている。
この端部38Eの位置は、引戸10が全閉された状態では、戸尻端面のエッジ部材10Bに近く、また、該エッジ部材に隣接して設けた突条部10T,10T’の戸先側面に当接する位置、又は、該戸先側面に設けたゴム体52が当接する位置である。概括的に言えば、方立側基本戸面10Sの戸尻近くの位置である。
更には、方立34との位置関係では、方立の矩形状部の一辺をなす戸先側表面34Aの位置でもある。
本発明は、引戸に利用できる。
図1は本発明に係る引戸機構部の横断面による上面図である。 図2は図1の矢視線B−Bによる縦断面図である。 図3は引戸機構部の正面図である。 図4は図1の方立近くの拡大図である。 図5は図4の矢視線Eの方向から見た一部部品の斜視図である。 図6は図1における下枠の概略平面図である。 図7は本発明の他の実施形態例の要部を示し、図4に対応する図である。
10 引戸
10K 化粧用突出部品
10S 基本戸面
10T,10T’ 突条部
30,32 縦枠
34 方立
36 上枠
38 下枠(沓摺)
38E 沓摺の方立側端部
50A,50B 左右方向気密部材
50C,50D,50D 縦方向気密部材
52 ゴム体
O 外
R 部屋

Claims (5)

  1. 部屋と外を区切り、左右方向に移動させる引戸の気密構造であって、
    方立と前記引戸の方立側基本戸面との隙間は、該方立側基本戸面よりも方立側に突出する化粧部品等の突出部がある場合、この突出寸法より幅広にし、また、前記化粧部品等の突出部が無い場合、親指の厚さよりも幅広に設定し、
    戸先側縦枠に設けられる縦方向気密部材と、上枠と下枠とに設けられる左右方向気密部材とは、引戸の全閉状態において方立側基本戸面に当接し、
    前記方立に設けられる方立側縦方向気密部材は、前記方立側基本戸面から離隔して位置しており、
    前記引戸の方立側基本戸面の戸尻側部位には、方立側に突出し、上下方向に延伸した突条部を設け、引戸を全閉状態にした際に、前記突条部が前記方立側縦方向気密部材と当接し、
    前記下枠は、内外方向の一側が相対的に高さの高い高平面部(38A)に形成されており、他側が低い低平面部(38B)に形成されており、引戸が全閉された状態の前記方立側基本戸面の戸尻側部位の位置において、該高平面部は内外方向の幅が左右方向において段差状に変化していて前記低平面部との境となると共に該高平面部の左右方向の端部である方立側端部(38E)を有し、
    前記上枠も前記方立の戸先側表面の位置において方立側端部を有し、
    前記突条部は、引戸を全閉状態にした際に、前記上枠と下枠の前記各方立側端部に直接又は他部材を介して間接に当接する
    ことを特徴とする引戸の気密構造。
  2. 前記突条部の上部、下部の戸先に向かった側に弾力性部材を設け、該各弾力性部材が上枠と下枠の前記各方立側端部に当接してなる請求項1記載の引戸の気密構造。
  3. 部屋と外を区切り、左右方向に移動させる引戸の気密構造であって、
    方立と前記引戸の方立側基本戸面との隙間は、該方立側基本戸面よりも方立側に突出する化粧部品等の突出部がある場合、この突出寸法より大きくし、また、前記化粧部品等の突出部が無い場合、親指の厚さよりも幅広に設定し、
    戸先側縦枠に設けられる縦方向気密部材と、上枠と下枠とに設けられる左右方向気密部材とは、引戸の全閉状態において方立側基本戸面に当接し、
    前記引戸の方立側基本戸面の戸尻側部位には、前記方立側に突出すると共に上下方向に延伸した突条部を設け、該突条部に戸尻側縦方向気密部材を設け、該戸尻側縦方向気密部材は前記方立側に向かっていると共に該引戸を全閉状態にした際に前記方立と当接し、
    前記下枠は、内外方向の一側が相対的に高さの高い高平面部(38A)に形成されており、引戸が全閉された状態の前記方立側基本戸面の戸尻側部位の位置において、該高平面部は内外方向の幅が左右方向において段差状に変化していて前記低平面部との境となると共に該高平面部の左右方向の端部である方立側端部(38E)を有し、
    前記上枠も前記方立の戸先側表面の位置において方立側端部を有し、
    前記突条部は、前記引戸を全閉状態にした際に、前記上枠と下枠の前記各方立側端部に直接又は他部材を介して間接に当接する
    ことを特徴とする引戸の気密構造。
  4. 前記突条部の上部、下部の戸先に向かった側に弾力性部材を設け、該各弾力性部材が上枠と下枠の前記各方立側端部に当接してなる請求項3記載の引戸の気密構造。
  5. 部屋と外を区切り、左右方向に移動させる引戸の気密構造であって、
    方立と前記引戸の方立側基本戸面との隙間は、該方立側基本戸面よりも方立側に突出する化粧部品等の突出部がある場合、この突出寸法より大きくし、また、前記化粧部品等の突出部が無い場合、親指の厚さよりも幅広に設定し、
    戸先側縦枠に設けられる縦方向気密部材と、上枠と下枠とに設けられる左右方向気密部材とは、引戸の全閉状態において方立側基本戸面に当接し、
    前記引戸の戸尻側に戸尻側縦方向気密部材が設けられ、該戸尻側縦方向気密部材は前記方立側に向かっていると共に該引戸を全閉状態にした際に前記方立と当接し、
    前記下枠は、内外方向の一側が相対的に高さの高い高平面部(38A)に形成されており、引戸が全閉された状態の前記方立側基本戸面の戸尻側部位の位置において、該高平面部は内外方向の幅が左右方向において段差状に変化していて前記低平面部との堺となると共に該高平面部の左右方向の端部である方立側端部(38E)を有し、
    前記上枠も前記方立の戸先側表面の位置において方立側端部を有し、
    前記戸尻側縦方向気密部材は、前記引戸を全閉状態にした際に、前記上枠と下枠の前記各方立側端部にも当接している
    ことを特徴とする引戸の気密構造。
JP2005016647A 2005-01-25 2005-01-25 引戸の気密構造 Expired - Lifetime JP4487289B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005016647A JP4487289B2 (ja) 2005-01-25 2005-01-25 引戸の気密構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005016647A JP4487289B2 (ja) 2005-01-25 2005-01-25 引戸の気密構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006207128A JP2006207128A (ja) 2006-08-10
JP4487289B2 true JP4487289B2 (ja) 2010-06-23

Family

ID=36964286

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005016647A Expired - Lifetime JP4487289B2 (ja) 2005-01-25 2005-01-25 引戸の気密構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4487289B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4852054B2 (ja) * 2008-01-30 2012-01-11 Ykk Ap株式会社 建具
JP2014211038A (ja) * 2013-04-18 2014-11-13 文化シヤッター株式会社 引戸装置
KR101451951B1 (ko) 2013-11-19 2014-10-16 원종진 기밀성이 우수한 미서기창
JP2015132087A (ja) * 2014-01-10 2015-07-23 文化シヤッター株式会社 開閉戸装置の気密構造
JP6312442B2 (ja) * 2014-01-10 2018-04-18 文化シヤッター株式会社 開閉戸装置の気密構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006207128A (ja) 2006-08-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101499098B1 (ko) 손 끼임 방지기능을 가지는 문짝
KR101055107B1 (ko) 포켓 도어
JP2011524478A (ja) 引き戸
JP2003012256A (ja) エレベーター乗場の引き戸装置
JPH0534294U (ja) 折畳み扉の気密装置
JP4487289B2 (ja) 引戸の気密構造
JP5464598B2 (ja) 気密材及び建具
JPH08177336A (ja) 扉のシールジャッキ機構
JP5208217B2 (ja) エレベータのかごドア装置
KR20190012968A (ko) 도어용 바닥면 차폐장치
JP7699020B2 (ja) 収納式網戸及び建具
KR102278145B1 (ko) 미닫이 도어 및 도어 손잡이
JP2002213168A (ja) シャッターの施錠装置およびこの施錠装置を備えたシャッター
JP4287789B2 (ja) 保持金具および戸当り金具
KR20180124511A (ko) 손가락 끼임 방지용 도어 힌지
JP5610676B2 (ja) 開き戸下端と床面との足の指挟み防止構造
JP7641868B2 (ja) 収納式網戸
JP2002061475A (ja) シャッター用ジョイント金具
JP7681483B2 (ja) 収納式網戸及び建具
KR200430500Y1 (ko) 슬라이딩 도어를 구비한 칸막이
JP6994740B2 (ja) 建具用パッキン及びそれを備えた建具
JP4116514B2 (ja) 開閉装置
KR102067204B1 (ko) 창호용 바람막이 장치 및 이를 포함하는 기밀 창호 시스템
KR102556809B1 (ko) 도어 틈새 손 끼임 방지장치
JP2004211404A (ja) 開閉装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070830

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20070831

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20070903

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20071112

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20090911

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091023

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091112

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100107

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100302

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100319

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130409

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4487289

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130409

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140409

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term