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JP4487828B2 - ワイパー制御装置 - Google Patents
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本発明は、主に自動車等において、ウィンドシールドガラスを払拭するワイパーの動作を、レバースイッチの操作によって制御するワイパー制御装置に関するものである。
近年、自動車等のステアリング近傍に配置されたレバースイッチを揺動操作することによって、ウィンドシールドガラスを払拭するワイパーの動作速度や動作間隔を切換えるワイパー制御装置が広く用いられている。
このような従来のワイパー制御装置について、図3及び図4を用いて説明する。
図3は従来のワイパー制御装置のブロック回路図、図4は同部分断面図であり、同図において、1は略箱状で絶縁性樹脂製のケース、2は同じく絶縁性樹脂製のレバーで、レバー2がケース1に上下方向へ揺動操作可能に装着されると共に、ケース1内には複数のスイッチ接点3が形成されている。
また、2Aは節度ピンやこれに弾接する凹凸状のカム山等からなる節度手段で、この節度手段2Aによってレバー2がOFF、INT、LO、及びHIの4つの各操作位置に保持されると共に、各操作位置に応じて複数のスイッチ接点3の電気的接離が行われるようにして、レバースイッチ4が形成されている。
そして、ケース1内の配線基板(図示せず)には、マイコン等の電子部品が実装されて制御手段5が形成されると共に、この制御手段5がスイッチ接点3や、外部と信号の入出力を行うコネクタ6等に接続されて、ワイパー制御装置7が構成されている。
さらに、このように構成されたワイパー制御装置7は、車室前方のステアリング(図示せず)後方に配置されると共に、制御手段5がコネクタ6を介して、抵抗素子やリレー等から形成され、ワイパー駆動用のモータ10に接続されたモータ駆動回路8と9に接続される。
以上の構成において、図4に示すように、レバー2が上方のOFF位置に保持された状態では、スイッチ接点3がOFFとなっており、モータ駆動回路8や9から駆動電流がモータ10に供給されていないため、ワイパーが停止している。
そして、例えば、小雨で比較的遅いスピードで走行している場合等に、レバー2をINT位置へ揺動操作すると、これに応じたスイッチ接点3の電気的接離が行われ、制御手段5がこれを検出し、低速動作用のモータ駆動回路8から低速用の駆動電流が所定の時間間隔でモータ10に供給され、ワイパーが所定の時間を空けて低速で間欠動作して、ウィンドシールドガラスの払拭が行われる。
また、雨がやや強く降っている場合には、レバー2をLO位置へ揺動操作すると、これに応じたスイッチ接点3の電気的接離を制御手段5が検出し、モータ駆動回路8から低速用の駆動電流が連続してモータ10に供給され、ワイパーが低速動作で連続して駆動される。
さらに、雨が激しくなった場合や、雨の中を高速で走行している場合には、レバー2をHI位置に揺動操作すると、このスイッチ接点3の電気的接離に応じて、制御手段5が高速動作用のモータ駆動回路9から、高速用の駆動電流をモータ10に連続して供給し、ワイパーが高速動作で連続して駆動される。
つまり、雨の強弱や走行しているスピードに応じて、レバー2を所定の操作位置に揺動操作し、制御手段5がモータ駆動回路8または9から、低速用または高速の駆動電流を、間欠的または連続してモータ10に供給することによって、ワイパーの動作速度や間隔を切換え、間欠動作や低速動作、或いは高速動作でウィンドシールドガラスの払拭を行うように構成されているものであった。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開平8−282446号公報
しかしながら、上記従来のワイパー制御装置においては、ワイパーの動作速度が低速と高速のみであり、ワイパーを低速と高速の間の速度で可変して動作させることができないため、例えば、雨量は少ないが車の走行スピードが速い場合や、雨量が頻繁に変化する場合等のように、ワイパーが低速動作では視界が不十分だが、高速動作までは必要ない場合には使いづらいものであるという課題があった。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、雨量や車の走行状況に合わせたワイパーの動作速度の可変が可能で、使い易いワイパー制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、以下の構成を有するものである。
本発明の請求項1に記載の発明は、レバースイッチのレバーに可変手段を設けると共に、レバーが高速動作の操作位置の時に、可変手段の操作に応じて、制御手段がワイパーの動作速度を可変するようにしたものであり、レバーの可変手段を操作することで、ワイパーの動作速度を低速と高速の間の速度に容易に可変できるため、雨量や車の走行状況に合わせたワイパーの動作速度の可変が可能で、使い易いワイパー制御装置を得ることができるという作用を有する。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の発明において、レバーに間欠動作の操作位置を設けると共に、レバーが間欠動作の操作位置の時に、可変手段の操作に応じて、制御手段がワイパーの動作間隔を可変するものであり、ワイパーの動作速度を可変する可変手段によって、間欠動作時にはワイパーの動作時間の間隔を可変することもできるため、さらに多様で使い易いワイパー動作が可能となるという作用を有する。
以上のように本発明によれば、ワイパーの動作速度の可変が可能で、使い易いワイパー制御装置を実現できるという有利な効果が得られる。
以下、本発明の一実施の形態について、図1及び図2を用いて説明する。
(実施の形態)
図1は本発明のワイパー制御装置のブロック回路図、図2は同部分断面図であり、同図において、11は略箱状で絶縁性樹脂製のケース、12は同じく絶縁性樹脂製のレバーで、レバー12がケース11に上下方向へ揺動操作可能に装着されると共に、ケース11内には複数のスイッチ接点13が形成されている。
また、12Aは節度ピンやこれに弾接する凹凸状のカム山等からなる節度手段で、この節度手段12Aによってレバー12がOFF、INT、LO、及びHIの4つの各操作位置に保持されると共に、各操作位置に応じて複数のスイッチ接点13の電気的接離が行われるように形成されている。
さらに、14は回転操作型の可変抵抗器等の可変手段で、レバー12の右端側に設けられ、この可変手段14の操作部14Aがレバー12外周に回転可能に装着されて、レバースイッチ15が形成されている。
そして、ケース11内の配線基板(図示せず)には、マイコン等の電子部品が実装されて制御手段16が形成されると共に、この制御手段16がスイッチ接点13や可変手段14、外部と信号の入出力を行うコネクタ17等に接続されて、ワイパー制御装置18が構成されている。
また、このように構成されたワイパー制御装置18は、車室前方のステアリング(図示せず)後方に配置されると共に、制御手段16がコネクタ17を介して、ワイパー駆動用のモータ21に接続されたモータ駆動回路19と20に接続される。
なお、低速動作用のモータ駆動回路19は抵抗素子やリレー、高速動作用のモータ駆動回路20はトランジスタまたはパワーIC等の電子部品によって形成されている。
以上の構成において、図2に示すように、レバー12が上方のOFF位置に保持された状態では、スイッチ接点13がOFFとなっており、モータ駆動回路19や20から駆動電流がモータ21に供給されていないため、ワイパーが停止している。
そして、例えば、小雨で比較的遅いスピードで走行している場合等に、レバー12をINT位置へ揺動操作すると、これに応じたスイッチ接点13の電気的接離が行われ、制御手段16がこのスイッチ信号を検出して制御信号を出力し、低速動作用のモータ駆動回路19から低速用の駆動電流が所定の時間間隔でモータ21に供給され、ワイパーが所定の時間を空けて低速で間欠動作して、ウィンドシールドガラスの払拭が行われる。
なお、この時、例えば雨量がやや強くなる等、雨の状態が変化して間欠動作の動作間隔を変えたい場合、可変抵抗器等の可変手段14の操作部14Aを回転操作すると、可変手段14の抵抗値が変化し、これを制御手段16が検出する。
そして、制御手段16がスイッチ接点13のスイッチ信号から、レバー12が間欠動作のINT位置に操作されていることを検出している時に、このように可変手段14が操作された場合には、この可変手段14の操作に応じ、制御手段16がモータ駆動回路19からの駆動電流の時間間隔を、可変してモータ21に供給することによって、ワイパーの間欠動作の動作間隔が変わるように構成されている。
また、雨がやや強く降っている場合には、レバー12をLO位置へ揺動操作すると、これに応じたスイッチ接点13の電気的接離を制御手段16が検出し、モータ駆動回路19から低速用の駆動電流が連続してモータ21に供給され、ワイパーが低速動作で連続して駆動される。
さらに、雨が激しくなった場合や、雨の中を高速で走行している場合には、レバー12をHI位置に揺動操作すると、このスイッチ接点13の電気的接離に応じて、制御手段16が高速動作用のモータ駆動回路20から、高速用の駆動電流をモータ21に連続して供給し、ワイパーが高速動作で連続して駆動される。
また、このレバー12が高速動作のHI位置に操作された時に、可変手段14の操作部14Aを回転操作すると、この可変手段14の抵抗値の変化を制御手段16が検出し、可変手段14の操作に応じて制御手段16が、モータ駆動回路20からの駆動電流を可変してモータ21へ供給する。
つまり、例えば、雨量は少ないが車の走行スピードが速い場合や、雨量が頻繁に変化する場合等のように、ワイパーが低速動作では視界が不十分だが、高速動作までは必要ない場合、レバー12を高速動作のHI位置に操作した状態で、可変手段14を操作することによって、ワイパーを低速と高速の間の、所定の動作速度で連続して動作させることができるように構成されている。
このように本実施の形態によれば、レバースイッチ15のレバー12に可変手段14を設けると共に、レバー12が高速動作の操作位置の時に、可変手段14の操作に応じて、制御手段16がワイパーの動作速度を可変することによって、レバー12右端側外周に装着された可変手段14を操作するだけで、ワイパーの動作速度を低速と高速の間の速度に容易に可変できるため、雨量や車の走行状況に合わせたワイパーの動作速度の可変が可能で、使い易いワイパー制御装置を得ることができるものである。
そして、上述したように、レバー12が間欠動作の操作位置の時に、可変手段14の操作に応じて、制御手段16がワイパーの動作間隔を可変することによって、高速動作時にワイパーの動作速度を可変する可変手段14を用いて、間欠動作時にはワイパーの動作時間の間隔を可変することもできるため、さらに多様で使い易いワイパー動作を行うことができる。
なお、以上の説明では、モータ駆動回路19と20をワイパー制御装置18とは別に設けた構成について説明したが、ケース11内の配線基板にモータ駆動回路19や20を制御手段16と共に形成し、コネクタ17からモータ21に駆動電流を出力する構成としても、本発明の実施は可能である。
また、可変手段14も上記のように、回転操作によって抵抗値が変化する回転操作型の可変抵抗器の他、操作に応じてスイッチの電気的接離がパルス波形で出力される回転操作型のエンコーダや、さらに、押圧操作によって電気的接離を行うプッシュスイッチ等、様々な可変手段を用いても本発明の実施は可能である。
本発明によるワイパー制御装置は、ワイパーの動作速度の可変が可能で、使い易いものを実現することができ、主に自動車のワイパー制御用として有用である。
本発明の一実施の形態によるワイパー制御装置のブロック回路図 同部分断面図 従来のワイパー制御装置のブロック回路図 同部分断面図
符号の説明
11 ケース
12 レバー
13 スイッチ接点
14 可変手段
14A 操作部
15 レバースイッチ
16 制御手段
17 コネクタ
18 ワイパー制御装置
19、20 モータ駆動回路
21 モータ

Claims (2)

  1. レバーが複数の操作位置に揺動操作可能なレバースイッチと、このレバーの操作位置に応じてワイパーを高速動作と低速動作に切換える制御手段からなり、上記レバーに可変手段を設けると共に、上記レバーが高速動作の操作位置の時に、上記可変手段の操作に応じて、上記制御手段がワイパーの動作速度を可変するワイパー制御装置。
  2. レバーに間欠動作の操作位置を設けると共に、上記レバーが間欠動作の操作位置の時に、可変手段の操作に応じて、制御手段がワイパーの動作間隔を可変する請求項1記載のワイパー制御装置。
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