JP4488112B2 - プロジェクタおよび輝度調整方法 - Google Patents
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Description
特許文献1に記載のプロジェクタでは、DVD(Digital Versatile Disk)再生部(画像出力装置)の上方に設けられた連結部を介して投射部(プロジェクタ本体)が連結され、DVD再生部に対して投射部が相対回転可能に構成されている。これにより、投射レンズ(投射光学装置)から射出される光の投射方向を変更することができる。
また、特許文献1のプロジェクタでは、DVD再生部におけるDVD(記録媒体)の挿抜口が投射レンズによる投射方向先端側にあるようなDVD再生部および投射部の相対位置においては、プロジェクタの使用者は、DVDの挿抜をする際に投射レンズによる投射方向側から挿抜をするため、投射レンズから射出される光が使用者にあたり、使用者が不快感を感じる場合があるという問題がある。
このような構成によれば、輝度調整部は、光源から射出される光の輝度が低くなるように調整する場合などと比較して、迅速に投射光学装置から射出される光の輝度を調整することができる。
このような構成によれば、前述したプロジェクタの作用効果と同様の作用効果を享受することができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
〔プロジェクタの概略構成〕
図1は、プロジェクタ1を前方側から見た斜視図であり、図2は、プロジェクタ1を後方側から見た斜視図である。図3は、プロジェクタ1を前方側から見た分解斜視図である。なお、図1〜図3では、説明の便宜上、プロジェクタ1の後方側から前方側に向かう方向をX軸とし、このX軸に直交する2軸をそれぞれY軸(水平軸)およびZ軸(垂直軸)とする。以下の図面についても同様である。
プロジェクタ1は、図1〜図3に示すように、光源から射出された光を、入力される画像情報に応じて変調して光学像を形成し、形成した光学像を拡大投射するプロジェクタ本体2と、プロジェクタ本体2に画像情報を出力するDVDプレーヤー3と、プロジェクタ本体2およびDVDプレーヤー3を回転自在に連結させる連結機構4と、プロジェクタ本体2およびDVDプレーヤー3の回転を規制する回転規制機構5と、プロジェクタ本体2およびDVDプレーヤー3の相対回転動作を検出するための回転動作検出手段6(図4参照)とを備える。なお、回転動作検出手段6については後に詳述する。
DVD動作表示部33は、DVDプレーヤー3の再生・停止等の状態を表示する部分であり、使用者は、このDVD動作表示部33を見ることで記録媒体の再生・停止等の状態を確認することができる。
インレットコネクタ35は、AC電源ケーブルを外部から接続するためのコネクタであり、インタフェースカバー34に覆われることなく露出している。
すなわち、各種インタフェースコネクタおよびインレットコネクタ35は、下方側のDVDプレーヤー3に設けられている。
なお、図3では、上方側筐体21から露出する投射レンズ22(図1参照)や、下方側筐体31に設けられたDVD挿抜口32(図1参照)等の各部については図示を省略している。
回転部材42は、略円筒形状の回転部材本体421と、この回転部材本体421の天板36側の一端に軸方向と略直交して外側に向かって延出して設けられる延出部422を備える。
ここで、天板36には、プレス成形等により、上方側に向かって突出する略円盤状の台座361が略中央位置に形成され、台座361における略中央位置には、略円形の開口部361Aが形成されている。そして、回転部材42は、板状部材41に固定された状態で開口部361Aに上方側から挿通される。
そして、分割円環部材43は、天板36と、延出部422との間隙に回転部材本体421を挟み込むように挿入され、複数のネジにて天板36に固定されている。また、天板36は、複数のネジにて下方側筐体31に固定される。
ストッパ部51A,51Bは、板状部材41に当接することで、板状部材41の所定方向への回転を規制する。具体的に、ストッパ部51Aは、プロジェクタ本体2における投射レンズ22と、DVDプレーヤー3におけるDVD挿抜口32とが同側にある状態、すなわち、図1および図3の状態において、板状部材41に当接し、上方側から見て時計回り方向(図3中矢印A)への板状部材41の回転を規制する。また、ストッパ部51Bは、投射レンズ22と、DVD挿抜口32とが反対側にある状態、すなわち、図2の状態において、板状部材41に当接し、反時計回り方向(図3中矢印B)への板状部材41の回転を規制する。
したがって、板状部材41を、ストッパ部51A,51Bから離間させる方向に回転させるためには、クリックバネ52A,52Bにより付加される抗力よりも大きな力を加える必要がある。すなわち、板状部材41は、ストッパ部51A,51Bに当接した状態で仮固定される。なお、本実施形態では、板状部材41がストッパ部51Aに当接した状態の仮固定位置を第1仮固定位置(図1〜図3参照)とし、ストッパ部51Bに当接した状態の仮固定位置を第2仮固定位置とする。
図4は、プロジェクタ1が第1仮固定位置で仮固定されている状態において、天板36を下方側から見た図である。
回転動作検出手段6は、図4に示すように、各分割円環部材43の略中央位置に取り付けられる平面視略矩形状のスイッチ61A,61Bと、台座361に取り付けられ、スイッチ61A,61Bの導通および非導通を検出するためのスイッチ用基板62とを備える。
スイッチ61A,61Bの隅部には、このスイッチ61A,61Bにおける対角線の略延長線上に外側に向かって突出するように軸部611が設けられている。軸部611は、スイッチ61A,61Bの隅部を中心として回動自在とされ、スイッチ61A,61Bの隅部を中心として回転部材42側に付勢されている。なお、スイッチ61A,61Bは、軸部611に負荷が加えられていない状態においては導通しない(図4中スイッチ61Bの状態)。また、スイッチ61A,61Bは、軸部611に負荷が加えられ、軸部611がスイッチ61A,61Bにおける回転部材42側の面と略平行となるように押し込まれると導通する(図4中スイッチ61Aの状態)。
スイッチ用基板62は、スイッチ61A,61Bの導通(ON状態)および非導通(OFF状態)を検出するための回路基板であり、後述する制御手段26により制御される。そして、スイッチ用基板62は、検出したONまたはOFFの各状態を制御手段26に出力する。
図5は、プロジェクタ1の概略構成を示すブロック図である。
プロジェクタ本体2は、図5に示すように、画像投射手段25と、制御手段26とで概略構成されている。
画像投射手段25は、光源から射出される光を画像情報に応じて変調して光学像を形成し、形成した光学像をスクリーンSc等の投射面に拡大投射するものである。この画像投射手段25は、光源装置251と、液晶パネル252と、前述した投射レンズ22とを備える。
光変調装置としての液晶パネル252は、透過型の液晶パネルであり、画像情報に基づいて、液晶セル(図示略)に封入された液晶分子の配列を変化させ、光源ランプ253から射出された光を、透過若しくは遮断することにより画像データに応じて変調して光学像を形成し、この光学像を投射レンズ22に射出する。
なお、図示は省略したが、プロジェクタ本体2は、光源ランプ253から射出される光をRGB(Red Green Blue)の3色の光に分離する色光分離光学装置を備えている。また、前述した液晶パネル252は、色光分離光学装置にて分離されたRGBの3色に対応して設けられている。さらに、プロジェクタ本体2は、3色の光学像を合成してカラー画像を表す光学像を生成する合成光学装置を備えている。
プロジェクタ本体2およびスイッチ用基板62を制御する。この制御手段26は、回転動作認識部261と、輝度調整部262とを備える。
回転動作認識部261は、スイッチ用基板62から出力されるスイッチ61A,61BのONまたはOFFの各状態に基づいて、プロジェクタ本体2およびDVDプレーヤー3が相対回転動作状態であるか否かを認識する。
輝度調整部262は、回転動作認識部261によりプロジェクタ本体2およびDVDプレーヤー3が相対回転動作状態であると認識された場合に、投射レンズ22から射出される光の輝度を調整する。
図6は、プロジェクタ1の輝度調整処理を示すフローチャートである。
プロジェクタ1は、電源が投入されると、画像情報に応じて形成された光学像をスクリーンScに向けて拡大投射するとともに、以下の輝度調整処理を実行する。
まず、回転動作認識部261は、スイッチ用基板62から出力されるスイッチ61A,61BのONまたはOFFの各状態を監視することで、プロジェクタ本体2およびDVDプレーヤー3が相対回転動作状態であるか否かを認識する(ステップS1:回転動作認識ステップ)。
そして、回転動作認識部261は、2つのスイッチ61A,61Bの全てにおいて、OFF状態である場合、すなわち、プロジェクタ本体2およびDVDプレーヤー3が第1仮固定位置および第2仮固定位置にない場合には、プロジェクタ本体2およびDVDプレーヤー3が相対回転動作状態であると認識する。
具体的に、輝度調整部262は、回転動作認識部261によりプロジェクタ本体2およびDVDプレーヤー3が相対回転動作状態であると認識されると、液晶パネル252に、全ての液晶セルにおいて光源ランプ253から射出された光を遮断させるための画像情報、すなわち、スクリーンScに表示される表示画像が全黒画像となるような画像情報を出力して投射レンズ22から射出される光の輝度を低くするように調整する。一方、輝度調整部262は、回転動作認識部261によりプロジェクタ本体2およびDVDプレーヤー3が相対回転動作状態でないと認識されると、すなわち、プロジェクタ1が第1仮固定位置または第2仮固定位置にある場合には、投射レンズ22から射出される光の輝度を調整しない。したがって、この場合には、液晶パネル252には、DVD挿抜口32に挿入された記録媒体に記録された画像情報が入力される。
回転動作終了認識ステップS3により相対回転動作が終了したと認識されると、輝度調整部262は、投射レンズ22から射出される光の輝度の調整を停止する(ステップS4:輝度調整停止ステップ)。
以上のステップS1〜S4を実行することにより、プロジェクタ1の輝度調整処理が実行される。
(1)輝度調整部262は、回転動作認識部261にてプロジェクタ本体2およびDVDプレーヤー3が相対回転動作状態であると認識された場合に、投射レンズ22から射出される光の輝度を低くするように調整するので、プロジェクタ本体2およびDVDプレーヤー3の相対回転動作状態においても使用者が不快感を感じることなく、快適に利用することができる。
以下、本発明の第2実施形態に係るプロジェクタ1Aについて説明する。
なお、以下の説明では、既に説明した部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
前記第1実施形態に係るプロジェクタ1では、輝度調整部262は、回転動作認識部261により相対回転動作状態であると認識された場合に、投射レンズ22から射出される光の輝度を調整していたが、本実施形態に係るプロジェクタ1Aでは、記録媒体の挿抜動作状態であるか否かを認識する挿抜動作認識部263を備え、輝度調整部262Aは、挿抜動作認識部263により挿抜動作状態であると認識された場合に、投射レンズ22から射出される光の輝度を調整している点で異なる。
DVDプレーヤー3Aは、図7に示すように、挿抜動作検出手段37を備える。
挿抜動作検出手段37は、記録媒体の挿入を検出する挿入検出スイッチ371と、記録媒体の排出を行うための排出スイッチ32Aとにより構成される。
挿入検出スイッチ371は、DVD挿抜口の内部に設けられた機械式スイッチであり、DVD挿抜口32から記録媒体の一部が挿入されると、挿入された記録媒体を検出する。そして、挿入検出スイッチ371にて記録媒体が検出されると、DVDプレーヤー3Aは、挿入された記録媒体を引き込んで内部に収納する。
挿入検出スイッチ371および排出スイッチ32Aは、制御手段26Aにより制御される。そして、挿入検出スイッチ371は、記録媒体を検出した状態、排出スイッチ32Aは、押下された状態を、それぞれ制御手段26Aに出力する。
挿抜動作認識部263は、挿入検出スイッチ371および排出スイッチ32Aから出力される各状態に基づいて、記録媒体の挿抜動作状態であるか否かを認識する。
輝度調整部262Aは、挿抜動作認識部263により記録媒体の挿抜動作状態であると認識された場合に、投射レンズ22から射出される光の輝度を調整する。
プロジェクタ1Aは、電源が投入されると、画像情報に応じて形成された光学像をスクリーンScに向けて拡大投射するとともに、以下の輝度調整処理を実行する。
まず、挿抜動作認識部263は、挿抜動作検出手段37から出力される記録媒体の挿入および排出の各状態を監視することで、記録媒体の挿抜動作状態であるか否かを認識する(ステップS11:挿抜動作認識ステップ)。
具体的に、挿抜動作認識部263は、挿入検出スイッチ371にて記録媒体が検出された後、DVDプレーヤー3Aへの記録媒体の収納が完了するまでの間、および排出スイッチ32Aが押下された後、DVDプレーヤー3Aからの記録媒体の排出が完了するまでの間を、記録媒体の挿抜動作状態であると認識する。
具体的に、輝度調整部262Aは、挿抜動作認識部263により記録媒体の挿抜動作状態であると認識されると、液晶パネル252に、全ての液晶セルにおいて光源ランプ253から射出された光を遮断させるための画像情報を出力して投射レンズ22から射出される光の輝度を低くするように調整する。
挿抜動作終了認識ステップS13により挿抜動作が終了したと認識されると、輝度調整部262Aは、投射レンズ22から射出される光の輝度の調整を停止する(ステップS14:輝度調整停止ステップ)。
以上のステップS11〜S14を実行することにより、プロジェクタ1Aの輝度調整処理が実行される。
すなわち、輝度調整部262Aは、挿抜動作認識部263にて記録媒体の挿抜動作状態であると認識された場合に、投射レンズ22から射出される光の輝度を調整するので、記録媒体の挿抜動作状態においても使用者が不快感を感じることなく、快適に利用することができる。
なお、本発明は前記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
前記各実施形態では、回転動作検出手段および挿抜動作検出手段37は、スイッチ61A,61Bや、挿入検出スイッチ371などのスイッチ、および排出スイッチ32Aにより構成されていたが、例えば、光学式のセンサなどを用いてもよく、要するに、相対回転動作および挿抜動作を検出するためのものであればよい。
前記各実施形態では、輝度調整部262,262Aは、液晶パネル252を制御することで投射レンズ22から射出される光の輝度を調整していたが、例えば、光源から射出する光を減光したり、投射光学装置から射出される光をシャッターなどにより遮光したりするようにしてもよい。要するに、投射光学装置から射出される光の輝度を調整することができればよい。
前記第2実施形態では、プロジェクタ本体2およびDVDプレーヤー3が相対回転可能に構成されるプロジェクタ1Aに、挿抜動作認識部263および輝度調整部262Aを実装していたが、プロジェクタ本体および画像出力装置は、相対回転可能に構成されていなくてもよい。要するに、記録媒体を挿抜するための挿抜口を有するプロジェクタであればよい。
前記各実施形態では、画像出力装置として、DVDプレーヤー3,3Aを例示したが、例えば、ビデオプレーヤーなどであってもよく、要するに、プロジェクタ本体に画像情報を出力するものであればよい。
Claims (3)
- 光源から射出された光を、入力される画像情報に応じて変調する光変調装置と、
変調した光学像を拡大投射する投射光学装置とを備えるプロジェクタ本体と、
記録媒体を挿抜するための挿抜口を有し、前記プロジェクタ本体に前記画像情報を出力する画像出力装置と、
前記画像出力装置における投射面側に設けられた操作部と、
前記操作部の操作による前記記録媒体の挿抜動作を検出する挿抜動作検出手段と、
前記プロジェクタ本体および前記挿抜動作検出手段を制御する制御手段と、を備えるプロジェクタであって、
前記制御手段は、
前記挿抜動作検出手段の検出結果に基づいて、前記記録媒体の挿抜動作状態であるか否かを認識する挿抜動作認識部と、
前記挿抜動作認識部により挿抜動作状態であると認識された場合に、前記投射光学装置から射出される光の輝度を低くするように調整する輝度調整部とを備えることを特徴とするプロジェクタ。 - 請求項1に記載のプロジェクタにおいて、
前記輝度調整部は、前記光変調装置を制御することで前記投射光学装置から射出される光の輝度を低くするように調整することを特徴とするプロジェクタ。 - 光源から射出された光を、入力される画像情報に応じて変調する光変調装置と、
変調した光学像を拡大投射する投射光学装置とを備えるプロジェクタ本体と、
記録媒体を挿抜するための挿抜口を有し、前記プロジェクタ本体に前記画像情報を出力する画像出力装置と、
前記画像出力装置における投射面側に設けられた操作部と、
前記操作部の操作による前記記録媒体の挿抜動作を検出する挿抜動作検出手段とを備えるプロジェクタに用いられる輝度調整方法であって、
前記挿抜動作検出手段の検出結果に基づいて、前記記録媒体の挿抜動作状態であるか否かを認識する挿抜動作認識ステップと、
前記挿抜動作認識ステップにより挿抜動作状態であると認識された場合に、前記投射光学装置から射出される光の輝度を低くするように調整する輝度調整ステップとを実行することを特徴とする輝度調整方法。
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