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JP4489526B2 - ロック位置移動型のドア施錠装置 - Google Patents
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Description

本発明は、不正に解錠されることを防止することのできる移動可能なドア錠に関するものである。
住宅等の玄関ドア錠には、一般に把手の中心に埋設したシリンダー錠が汎用されている。そして、このシリンダー錠の解錠は所定のキーにより行われる。しかし、このような家庭用ドア錠は不正に解錠されやすく、例えば、ピッキングツールを使用しての不正解錠や、サムターン回しによる不正解錠により、盗難等の被害を被ることがあった。このような不正解錠による盗難を防止する対策として、施錠装置をピッキングされ難い構造にしたり、サムターン回し防止具を装着したりしているが、いずれも防御強度が不十分であり、構造が複雑でコスト高になる。
また、ドア錠の不正解錠を防止のための装置として、ドア錠の把手に二重のカバーを設けてなるドア錠の二重ロック装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−173278号公報
しかしながら、上述した公報に示されるような従来の構成においては、住宅等の玄関ドア錠に使用されるシリンダー錠を、金属冶具を使って施錠装置を窄孔して、不正解錠するなどの悪質な不正解錠に対しては、依然として防盗的に不十分であるという問題があった。
本発明は、上記問題を解決するものであり、移動式のドアロック体を設けることにより、不正に解錠されることを未然に防止することができる簡単な構成のロック位置移動型のドア施錠装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、一端部を軸として回転して開閉するドアを、枢体に対して前記ドアの他端部において施錠するドア施錠装置であって、ドアの内面、施錠側に上下に分散して複数の溝が設けられると共に、ドアが閉じられたとき、外部から施錠位置が見えないようにするキー隠し部が設けられ、前記溝内に挿入して固定可能なドアロック体を備え、このドアロック体は、操作により出没自在なドアキーと自身のロックキーとを有し、前記枢体には、前記複数の溝に対応して、該溝に挿入された前記ドアロック体のドアキーの先端部が嵌まり込むドアキー孔が設けられ、前記ドアには、前記ロックキーの先端部が嵌まり込むロックキー孔が設けられており、前記ドアロック体を任意の前記複数の溝に挿入することで施錠位置を変更することができるようにしたものである。
請求項1の発明によれば、移動可能なドアロック体のドアキーを、ドア内の任意の位置に、複数個装着でき、かつ、キー隠し部により、施錠位置が室外から見えないので、外部からの侵入者が不正に解錠しようとしても、鍵の存在が分かり難く、万一、鍵を壊して室内に侵入しようとしても、窄孔しようとする複数の鍵位置の発見に手間取り、侵入を防ぐことができ、安全な施錠を得ることができる。
以下、本発明の一実施の形態に係るドア施錠装置について図面を参照して説明する。図1、図2は、本実施の形態に係る施錠装置1の基本キーロック構成を示す。ドア施錠装置1は、ドア施錠装置1を構成する開閉ドア2、ドア枢体3及びロックキー41a、41bを備える箱型のドアロック体4で構成され、開閉ドア2は、その内面の施錠側の側壁部22に沿って、施錠側に上下に分散して複数の溝23が設けられると共に、開閉ドア2が閉じられたとき、外部から施錠位置が見えないようにするキー隠し部24が設けられている。そして、ドアロック体4は、溝23に嵌合するように形成され、ドアロック体4自身のロックキー41a、41bの先端部を、溝部23内の上下面に設けたロックキー孔21a及び21bに嵌入させて、開閉ドア2に固定する。一方、ドアロック体4は、操作により出没自在なドアキー42の先端部を、開閉ドア2の側壁部22の貫通孔25を通して、ドア枢体3の側壁部32に設けられたドアキー孔31に嵌入させ、開閉ドア2とドア枢体3を施錠するように構成されている。
そして、ドアロック体4に設けられたロックキー操作摘み43及びドアキー操作摘み44により、ロックキー41a、41bとドアキー42が開閉されることにより、ドア施錠装置1の開閉が行われる。ロックキー41a、41bは、ロックキー操作摘み43で上下に移動されて、ロックキー孔21a、21bに嵌入され、開閉ドアの側壁部22に固定され、ドアキー42はドアキー操作摘み44で左右に移動し、開閉ドア2とドア枢体3を施錠する。
図3は、ドア施錠装置1の内面の構成を示し、図4は、図3の点線で囲まれたドア施錠装置1の一部1−1を示している。開閉ドア2の施錠側の側壁部22に沿って、施錠側に上下に分散して複数の溝部が23a〜23fまで設けられると共に、キー隠し部24が設けられている。この複数の溝部23a〜23fは、そのいずれもが図2のドアロック体4と嵌合でき、各ロックキー孔21(ロックキー孔21a、21b、21c、21d、21e、21f等を指す)により固定される。この固定されたドアロック体4のドアキー42(図1に示す)と、ドア枢体3の施錠側の側壁部32のドアキー孔31(ドアキー孔31a、31b、31c等を指す)により貫通孔25(貫通孔25a、25b、25c、25d、25e、25f等を指す)を通して、開閉ドア2とドア枢体3が施錠される。従って、ドアロック体4は、複数の溝部23a〜23fのいずれにも嵌合できることから、ドアキー42の位置を任意に変えることができる。なお、ドアキー孔31a、31b、31c等は上下に連続した1本の溝であってもよい。
さらに、ドアロック体4を複数個備えることにより、開閉ドア2の複数位置でドアロックすることが可能となり、より安全な施錠装置が得られる。また、開閉ドア2にキー隠し部24を設けているので、外部からの侵入者のドアキー位置の発見は極めて困難となる。なお、図3において、開閉ドア2は、場所を移動できない固定のロックキー部5を備え、ドア開閉のための把手51による開閉錠52及びロックキー錠53で構成されて、常設使用のドアキーとしている。
また、ドア施錠装置1が閉錠された際、開閉ドア2の鍵位置がドア施錠装置1の隙間から見えないようにするため、開閉ドア2の外部表面の施錠側端面より、ドア枢体3側に向けての短い棒状突起のキー隠し部24を設け、開閉ドア2とドア枢体3との隙間を塞いでいる。このようにすることにより、室外から、ドア装置の鍵の位置を見えなくし、不法侵入者からの施錠壊しを防ぐようにしている。
図5は、図4の開閉ドア2内側にドアロック体4を装着した状態を示す。図示の状態では、ドアロック体4は、開閉ドア2内面の一番上に、取り付けられ、ロックキー41a、41bをロックキー孔21a、21bに嵌入することにより、開閉ドア2に固定されている。そして、ドアキー42aによりドア枢体3と開閉ドア2を施錠するようにしている。
図6は、開閉ドア2に複数個のドアロック体4を装備した場合を示す。いま、ここでは、ドアロック体4を2個装着している。ドアブロック体4b、4cはそれぞれロックキー41c、41d及び41e、41fを持ち、それらはロックキー孔21c、21d、及び21i、21jでロックされ、各ドアキー42b、42cは、貫通孔25b、25eを通してドア枢体3(図4)にロックされる。このように、ドアロック体を複数個使用し、任意の複数の溝に挿入することで施錠位置を自由に変更することができ、より強固なドアロック作用が得られ、不法侵入者の阻止を強化することができる。
以上述べたように、ドアキーの位置が室外から見えなくしているので、外部からの侵入者に、鍵の存在位置を知られず、さらにドア錠の取り付け位置が変えられるので、鍵の位置を毎日変更する等により、ますます外部からの侵入者には、鍵の存在が分かり難く、万一、鍵を壊して室内に侵入しようとしても、鍵位置の発見に手間取り、時間が掛かるので、住人や、近所の人に気付かれ、通報される等して、侵入を防ぐことができ、防盗性をさらに高めるができる。また、通常は内部からしか解錠できない仕組みとしているので、外部から解錠は極めて困難であり、防盗性をより高めることができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、様々な変形が可能である。例えば、ドアブロック体を複数設けて、ドアキーを複数箇所でばらばらに設定できるので、外部からの侵入者には、さらに鍵位置が発見され難く、又は発見に手間取るので、防盗性をさらに高めることができる。
さらに、ドアキーを電子錠とし、リモートコントロールによりドアキーの開閉を行うことができるようにすれば、便利性が高く、また、外出時に室外よりドアキーをロックすることもできるので、より安全な戸締りが可能となる。
本発明の一実施形態に係るドア施錠装置の基本構成部分を示す開閉ドア内面から見た斜視図。 同ドア施錠装置の平面図。 同ドア施錠装置の内面図。 同ドア施錠装置の一部の斜視図。 同ドア施錠装置が適用される開閉ドア内面の部分斜視図。 同ドア施錠装置が適用される開閉ドア内面の斜視図。
符号の説明
1 ドア施錠装置
2 開閉ドア
3 ドア枢体
4 ドアロック体
21 ロックキー孔
22 開閉ドア側壁部
23 溝部
24 キー隠し部
25 貫通孔
31 ドアキー孔
32 ドア枢体側壁部
41 ロックキー
42 ドアキー

Claims (1)

  1. 一端部を軸として回転して開閉するドアを、枢体に対して前記ドアの他端部において施錠するドア施錠装置であって、
    ドアの内面、施錠側に上下に分散して複数の溝が設けられると共に、ドアが閉じられたとき、外部から施錠位置が見えないようにするキー隠し部が設けられ、
    前記溝内に挿入して固定可能なドアロック体を備え、
    このドアロック体は、操作により出没自在なドアキーと自身のロックキーとを有し、
    前記枢体には、前記複数の溝に対応して、該溝に挿入された前記ドアロック体のドアキーの先端部が嵌まり込むドアキー孔が設けられ、
    前記ドアには、前記ロックキーの先端部が嵌まり込むロックキー孔が設けられており、
    前記ドアロック体を任意の前記複数の溝に挿入することで施錠位置を変更することができるようにしたことを特徴とするロック位置移動型のドア施錠装置。
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