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JP4490882B2 - 無線タグ用リーダライタ - Google Patents
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Description

本発明は、無線タグとデータを無線で通信する無線タグ用リーダライタに関するものである。
無線タグ用リーダライタは、情報を記憶出来るICチップとアンテナからなる無線タグとデータを送受信できる。このリーダライタは、無線タグが複数個ある場合にも衝突防止のアルゴリズムにより検出可能なシステムになっている。但し、リーダライタが通信可能なエリアに複数個存在する場合には、それぞれのリーダライタから発出される電波の干渉の影響を受けて、無線タグからの電波を受信できなくなる。リーダライタ間の電波の干渉を検出した場合に送出電力レベルを下げて、電波の干渉を避ける電波干渉の防止方法が、特許文献1に開示されている。また、電波の干渉をさけるために通信する周波数を変更する方式が、特許文献2に開示されている。
特許文献1のリーダライタ間における電波干渉の防止方法によるリーダライタの実施例の説明図を図4に示す。100は自リーダライタ、101はアンテナ、102は送信回路、105は制御回路、106は出力調整機能付き送信回路、107はリーダライタ間干渉検出回路を示している。自リーダライタ100からの返信信号と他のリーダライタからの送信信号とをアンテナ101を介して受信回路103で受信した場合は、リーダライタ間干渉検出回路107で電波の干渉を検出し、リーダライタ間干渉検出回路107からの指示により出力調整機能付き送信回路106で出力を低減して、電波を再度送信することで電波の干渉を防止している。
特開2003−216911号公報 特開2000−4183号公報
上述した特許文献1のリーダライタは、出力を低減する調整機能を動作させることにより、自リーダライタ100の通信距離が短くなり、今まで認識できていた無線タグも認識できなくなるという問題点があった。
また、上述した特許文献2の電波干渉時に周波数を変更する方式は、周波数を変更するための回路が複雑で、変更後のそれぞれの周波数が再度一致して再び電波干渉を起こすことがないようにする制御手段が追加で必要になるという問題点があった。
本発明は、上述した問題点を解決すべくなされたもので、その技術課題は、リーダライタが通信可能なエリアに複数個存在する場合に、リーダライタの通信エリアを狭めることなく、それぞれのリーダライタから発出される電波の干渉の影響を受けて、無線タグからの電波を受信できなくなる問題を解決した無線タグ用リーダライタを提供することである。
上記目的を達成するための第1の発明は、無線タグとデータを無線で通信する無線タグ用リーダライタにおいて、自リーダライタ以外の他リーダライタの信号を受信する手段と検出する手段を備え、前記検出する手段により前記他リーダライタの信号を検出した場合に、前記自リーダライタは無線タグとしての動作モードにはいり、前記他リーダライタの信号を検出しない場合は、前記自リーダライタは通常のリーダライタの動作モードに入るリーダライタ制御手段を持たせた無線タグ用リーダライタである。
上記目的を達成するための第2の発明は、前記無線タグと通信中に前記他リーダライタの信号を検出した場合に、前記自リーダライタで検出可能な前記無線タグの検出と制御を全て終了した後に、前記他リーダライタに前記自リーダライタでの処理が終了したことを伝え、前記自リーダライタが無線タグとしての動作モードに入るように制御するリーダライタ制御手段を持たせた無線タグ用リーダライタである。
上記目的を達成するための第3の発明は、前記無線タグと通信中に前記他リーダライタの信号を検出した場合に、前記自リーダライタと前記他リーダライタのID番号又は優先度識別を比較して、前記自リーダライタの優先度が高い場合には前記自リーダライタの処理を継続し、前記他リーダライタの優先度が高い場合には前記自リーダライタは無線タグとしての動作モードに入るように制御するリーダライタ制御手段を持たせた無線タグ用リーダライタである。
本発明によれば、自リーダライタ以外のリーダライタの信号を受信する手段と検出する手段を備えることで、検出手段により自リーダライタ以外の他リーダライタの信号を検出した場合に、自リーダライタは無線タグの動作モードにはいり、自リーダライタ以外の他リーダライタの信号を検出しない場合に、自リーダライタは通常のリーダライタの動作モードに入るリーダライタ制御手段を持たせることで、複数のリーダライタが存在した時でも、リーダライタの通信エリアを狭めることなく、それぞれの無線タグと通信できる。なお、本発明では出力を低減する調整機能が不要なので、リーダライタの通信エリアが狭まるような現象は起きない。
また、無線タグと通信中に他リーダライタの信号を検出した場合に、自リーダライタで検出可能な無線タグの検出、制御を全て終了した後に、他リーダライタに自リーダライタでの処理が終了したことを伝え、自リーダライタは無線タグの動作モードに入る制御手段を持たせることで、簡単な構成で、リーダライタの本来の動作を交互に行うことでリーダライタ間の電波の干渉を防止できる。
更に、リーダライタの信号衝突を検出した場合には、自リーダライタと他リーダライタのID番号又は優先度識別を比較して、自リーダライタの優先度が高い場合には自リーダライタの処理を継続し、他リーダライタの優先度が高い場合には自リーダライタは無線タグの動作モードに入る制御手段を持たせることで、簡単な構成で、リーダライタの本来の動作を交互に行うことでリーダライタ間の電波の干渉を防止し、重要度の設定により読み取り権利(リーダライタ権)を変更できる。
その結果、リーダライタが通信可能なエリアに複数個存在する場合に、リーダライタの通信エリアを狭めることなく、それぞれのリーダライタから発出される電波の干渉の影響を受けて、無線タグからの電波を受信できなくなる問題を解決した無線タグ用リーダライタの提供が可能になる。
本発明を実施するための最良の形態に係る無線タグ用リーダライタを以下に図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の無線タグ用リーダライタの実施の形態1を示す図である。図2は、本発明の無線タグ用リーダライタの動作状態を説明する図である。図3は、本発明の無線タグ用リーダライタの実施の形態2での動作状態を説明する図である。
図1に示すように、本発明の無線タグ用リーダライタは、送信回路102、自リーダライタ以外のリーダライタの信号を受信する受信回路103と検出する他リーダライタ信号検出回路104を備えている。
図2に示すように、リーダライタAが通信を開始しようとした場合は、最初に「他リーダライタからの信号が送られていないか」を他リーダライタ信号検出回路104で確認する。その結果、「リーダライタからの信号を検出できない場合」は、「そのまま通常のリーダライタの動作に入る」ようにし、他のリーダライタからの信号を検出した場合には「通常のリーダライタの動作は実行させない」ようにする。
このような手段を備えることで、複数のリーダライタが存在した時でも、リーダライタの通信エリアを狭めることなく、それぞれの無線タグとリーダライタの通信ができる。なお、本発明では出力を低減する調整機能が不要なので、リーダライタの通信エリアが狭まるような現象は起きない。
図2は、既に無線タグと通信中の他リーダライタBの信号を検出した場合について説明している。この場合には、リーダライタAは「既に動作中の他のリーダライタが存在する」と判断し、制御回路105を「タグモードで動作させる」。タグモードでの動作後に、リーダライタAは他の無線タグと同様に、「自分のID番号をリーダライタB」に返送する。リーダライタBは「新規無線タグ」を検出し、「検出した無線タグのID」を全部読み込む。「読み込んだIDよりリーダライタAであること」を認識できる。この場合は、引き続き全無線タグのIDを読み取り、処理等が終了した段階で、リーダライタとして動作する権利すなわちリーダライタ権をリーダライタAに移譲し、リーダライタBはタグモードに移行する。リーダライタ権を受け取ったリーダライタAはタグモードからリーダライタモードに変更し、通常のリーダライタの動作をする。このように交互にリーダライタ本来の動作を行うことで、通信エリアを狭めることなく、複数のリーダライタが存在してもそれぞれのリーダライタから発出される電波の干渉の影響を受けないで通信が可能になる。
図3は、リーダライタBでリーダライタAの存在を検出した場合について説明している。リーダライタAとリーダライタBとに予め付議されていた優先度またはID番号を見て、自リーダライタ(リーダライタB)が高い場合は、「自リーダライタでの処理を継続」し、他リーダライタ(リーダライタA)が高い場合には、「リーダライタ権をリーダライタAに移譲し、自らはタグモードになり無線タグの動作」をする。この場合も、交互にリーダライタ本来の動作を行うことで、通信エリアを狭めることなく、複数のリーダライタが存在してもそれぞれのリーダライタから発出される電波の干渉の影響を受けないで通信が可能になる。
その結果、リーダライタが通信可能なエリアに複数個存在する場合に、リーダライタの通信エリアを狭めることなく、それぞれのリーダライタから発出される電波の干渉の影響を受けて、無線タグからの電波を受信できなくなる問題を解決した無線タグ用リーダライタの提供が可能になる。
本発明の無線タグ用リーダライタの実施の形態1を示す図。 本発明の無線タグ用リーダライタの動作状態を説明する図。 本発明の無線タグ用リーダライタの実施の形態2での動作状態を説明する図。 特許文献1のリーダライタ間における電波干渉の防止方法によるリーダライタの実施例の説明図。
符号の説明
100 自リーダライタ
101 アンテナ
102 送信回路
103 受信回路
104 他リーダライタ信号検出回路
105 制御回路
106 出力調整機能付き送信回路
107 リーダライタ間干渉検出回路

Claims (3)

  1. 無線タグとデータを無線で通信する無線タグ用リーダライタにおいて、自リーダライタ以外の他リーダライタの信号を受信する手段と検出する手段を備え、前記検出する手段により前記他リーダライタの信号を検出した場合に、前記自リーダライタは無線タグとしての動作モードにはいり、前記他リーダライタの信号を検出しない場合は、前記自リーダライタは通常のリーダライタの動作モードに入るリーダライタ制御手段を持たせたことを特徴とする無線タグ用リーダライタ。
  2. 前記無線タグと通信中に前記他リーダライタの信号を検出した場合に、前記自リーダライタで検出可能な前記無線タグの検出と制御を全て終了した後に、前記他リーダライタに前記自リーダライタでの処理が終了したことを伝え、前記自リーダライタが無線タグとしての動作モードに入るように制御するリーダライタ制御手段を持たせたことを特徴とする請求項1記載の無線タグ用リーダライタ。
  3. 前記無線タグと通信中に前記他リーダライタの信号を検出した場合に、前記自リーダライタと前記他リーダライタのID番号又は優先度識別を比較して、前記自リーダライタの優先度が高い場合には前記自リーダライタの処理を継続し、前記他リーダライタの優先度が高い場合には前記自リーダライタは無線タグとしての動作モードに入るように制御するリーダライタ制御手段を持たせたことを特徴とする請求項1記載の無線タグ用リーダライタ。
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