JP4492033B2 - ドライブ装置のパラメータ表示方法及びその装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、パラメータの表示および編集機能を備えたドライブ装置のパラメータ表示方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のドライブ装置の例としては、特許文献1に開示の「インバータ装置の表示装置」が挙げられる。図8は従来のインバータ装置の表示装置の正面図であって、交流電動機を可変速制御するインバータの周波数と電流値を切換えて表示する表示器40と、周波数の最大設定値に対する現在の周波数の割合を表示するレベルメータ50とで構成されている。このレベルメータ50はLED51を斜め右上がりに複数個配置したもので、点灯数によって現在の周波数の最大設定値に対する割合が表示されるようになっている。これによって表示器40に電流値を表示していても、同時に周波数も監視できるようになる。
また、特許文献1の場合はインバータ装置に関するものであるが、最近はドライブ装置としてサーボ制御装置とインバータ装置一体型のサーボドライバ(例えば、エンコーダ・フィードバック信号を16Mpps程度まで高速化したサーボドライバSGDH形(商品名)等が相当)の形態の機器が多く、この場合のパラメータの表示は、その物理学量で行っている場合が一般的であって、例えば、Pn100というパラメータは、速度ループゲインであって、その値が40であれば、それはそのまま 40Hz の物理学量を意味する。という表示が一般的であった。
【0003】
【特許文献1】
実登2521063号公報(第1〜2頁、図1)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のパラメータ表示方法では、特許文献1の場合は、ジャンルが最近のドライブ装置(サーボドライバ)の表示に関するものでは無く単なるインバータ装置の表示に関する場合であって、周波数と電流値の2つの異なるパラメータを切換えて交互に表示していたものを、レベルメータを増設して簡単な表示により両方同時に監視できるようにして運転中のモニター等として利用できるように改善したもので、周波数などのパラメータのパーセント表示もLEDの位置による割合表示であって、正確に数値表示されるわけではないという問題があった。
また、用途が主に、運転前のセットアップに使用されるサーボドライバの場合は、制御用の正確な数値表示ではあるが、その数値が物理学量と直結しているので、数値が大きすぎたり小さすぎたりした場合には桁数制限のある表示装置ではうまく表示できないという問題が発生することがあったり、更に、専門外の者にとってはどのような数値変更が許されるのか感覚的に分かりにくいというような問題があった。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、同一パラメータの表示を異なる表現による表示と切換えることを可能にして、数値を表示できないという問題を解決するとともに、専門家でなくても数値変更を直感的に行うことができる方法を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記問題を解決するため、請求項1に記載の発明は、パラメータの表示および編集機能を備えたドライブ装置のパラメータ表示方法において、パラメータのデフォルト値を100%として、値をパーセントで表示・編集する方法と、パラメータ値をその物理学量で表示・編集する方法とを持ち、その2つの表示・編集方法とを切り替えることを特徴としている。
また、パラメータの表示および編集機能を備えたドライブ装置のパラメータ表示装置において、前記パラメータのデフォルト値を100%として、値をパーセントで表示・編集する手段と、パラメータ値をその物理学量で表示・編集する手段とを持ち、その2つの表示・編集手段とを切り替えることを特徴としている。
このドライブ装置のパラメータ表示方法によれば、パラメータ表示を物理学量による表示と、パーセント表示を切換えて使用し、その変化量のファクターを適切に決めることによって、数値が大きすぎたり小さすぎたりした場合に桁数制限のある表示装置ではうまく表示できない問題を解決することができ、操作者にとっては数値変更が快適にできる操作環境を提供することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第1の実施の形態について図に基づいて説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態に係るドライブ装置のパラメータ表示方法を実証するための構成を示す図である。
図2は図1に示すドライブ装置のパラメータのパーセント表示例を示す図である。
図3は図2の表示を物理学量に切換えた場合の表示例を示す図である
図1において、1はパラメータ値保持部であり、パラメータの物理学量を保持している。2はパラメータの物理学量をパーセント値に変換するデータ変換部である。3は物理学量とパーセント値のいずれかを表示するかを決定する切替部、4は表示装置である。
【0007】
つぎに動作について説明する。
図2においてパラメータ値は現在100パーセントである。図3は図2の表示を物理学量に切り替えた場合の表示例であって、図3においてパラメータ値は現在40であり、これはこのパラメータの標準値である。図2において、1パーセントの値の増減は図3においては、0.4の値の増減に相当する。なお、この第1の実施の形態は請求項1に関するものである。
【0008】
次に、本発明の参考例1について図に基づいて説明する。
図4は本発明の参考例1に係るドライブ装置のパラメータのパーセント表示例を示す図である。
この場合はデフォルト値を0%とする例であり、これを物理学量表示に切り替えたものが図3と同一であるとすると、物理学量40の時のパーセント表示が0%となる。1%の増減が物理学量でいくらに相当するかは任意に決定できる。この方法の場合、パラメータの物理学量標準値が0の場合でもパーセント表示が可能というメリットがある。
【0009】
次に、本発明の参考例2にについて図に基づいて説明する。
図5は本発明の参考例2に係るドライブ装置のパラメータ表示例を示す図である。
図6は図5に示すパラメータ値を変更した場合の表示例を示す図である。
図7は図6に示すパラメータのパーセント表示例を示す図である。
例えば、速度ループゲインと速度ループ積分時定数をあらわす2つのパラメータを考える場合に、物理学量で考えて、例えば、速度ループゲインを40から60に増やした場合、速度ループ積分時定数(計算式参照)は16から11に減じる必要がある。
図5は変更前のパラメータ値である。5は速度ループゲイン、6は速度ループ積分時定数を表す。図6は変更後のパラメータ値である。図6では7は速度ループゲイン、8は速度ループ積分時定数を表す。物理学量で表した場合、速度ループゲインを大きくすると速度ループ積分時定数を小さくする必要があるために、専門外の者にとっては混乱する場合がある。図7は図6のパラメータ値を、値の変化量・増減を補正した上でパーセント表示した例である。図7では9は速度ループゲイン、10は速度ループ積分時定数を表す。このようにすることにより、直接物理学量が理解できない専門外の者でもパラメータ数値変更を正確に快適に行うことができる。
【0010】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、パラメータ表示をパーセントで表示するので、値が大きすぎたり小さすぎたりするために表示できない問題が発生しないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るドライブ装置のパラメータ表示方法を実証するための構成を示す図である。
【図2】図1に示すドライブ装置のパラメータのパーセント表示例を示す図である。
【図3】図2に示す表示を物理学量表示に切換えた場合の表示例を示す図である。
【図4】本発明の参考例1に係るドライブ装置のパラメータ表示例を示す図である。
【図5】本発明の参考例2に係るドライブ装置のパラメータ表示例を示す図である。
【図6】図5に示すパラメータ値を変更した場合の表示例を示す図である。
【図7】図6に示すパラメータのパーセント表示例を示す図である。
【図8】従来のインバータ装置の表示装置の正面図である。
【符号の説明】
1 パラメータ値(物理学量)保持部
2 データ変換部
3 切替部
4 表示装置
5 速度ループゲイン表示(変更前、物理学量表示)
6 速度ループ積分時定数(変更前、物理学量表示)
7 速度ループゲイン表示(変更後、物理学量表示)
8 速度ループ積分時定数(変更後、物理学量表示)
9 速度ループゲイン表示(変更後、パーセント表示)
10 速度ループ積分時定数(変更後、パーセント表示)
Claims (2)
- パラメータの表示および編集機能を備えたドライブ装置のパラメータ表示方法において、
パラメータのデフォルト値を100%として、値をパーセントで表示・編集する方法と、パラメータ値をその物理学量で表示・編集する方法とを持ち、その2つの表示・編集方法とを切り替えることを特徴とするドライブ装置のパラメータ表示方法。 - パラメータの表示および編集機能を備えたドライブ装置のパラメータ表示装置において、
前記パラメータのデフォルト値を100%として、値をパーセントで表示・編集する手段と、パラメータ値をその物理学量で表示・編集する手段とを持ち、その2つの表示・編集手段とを切り替えることを特徴とするドライブ装置のパラメータ表示装置。
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| Publication Number | Publication Date |
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