JP4493050B2 - 画像分析装置および画像分析方法 - Google Patents
画像分析装置および画像分析方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4493050B2 JP4493050B2 JP2007523957A JP2007523957A JP4493050B2 JP 4493050 B2 JP4493050 B2 JP 4493050B2 JP 2007523957 A JP2007523957 A JP 2007523957A JP 2007523957 A JP2007523957 A JP 2007523957A JP 4493050 B2 JP4493050 B2 JP 4493050B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- analysis
- landscape
- piece
- classification
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
- G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
- G06T7/00—Image analysis
- G06T7/40—Analysis of texture
- G06T7/41—Analysis of texture based on statistical description of texture
- G06T7/48—Analysis of texture based on statistical description of texture using fractals
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
- G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
- G06T7/00—Image analysis
- G06T7/90—Determination of colour characteristics
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
- G06V—IMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
- G06V10/00—Arrangements for image or video recognition or understanding
- G06V10/40—Extraction of image or video features
- G06V10/50—Extraction of image or video features by performing operations within image blocks; by using histograms, e.g. histogram of oriented gradients [HoG]; by summing image-intensity values; Projection analysis
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
- G06V—IMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
- G06V10/00—Arrangements for image or video recognition or understanding
- G06V10/40—Extraction of image or video features
- G06V10/56—Extraction of image or video features relating to colour
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
- G06V—IMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
- G06V20/00—Scenes; Scene-specific elements
- G06V20/50—Context or environment of the image
- G06V20/56—Context or environment of the image exterior to a vehicle by using sensors mounted on the vehicle
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
- G06V—IMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
- G06V20/00—Scenes; Scene-specific elements
- G06V20/50—Context or environment of the image
- G06V20/56—Context or environment of the image exterior to a vehicle by using sensors mounted on the vehicle
- G06V20/58—Recognition of moving objects or obstacles, e.g. vehicles or pedestrians; Recognition of traffic objects, e.g. traffic signs, traffic lights or roads
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
- G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
- G06T2207/00—Indexing scheme for image analysis or image enhancement
- G06T2207/20—Special algorithmic details
- G06T2207/20021—Dividing image into blocks, subimages or windows
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
- Probability & Statistics with Applications (AREA)
- Image Analysis (AREA)
- Image Processing (AREA)
Description
本発明は、例えばカメラなどで撮影された画像を分析し、画像中に含まれる物体や景観などといった画像の内容に関する特徴を判断する画像分析装置および画像分析方法に関する。
都市、農山漁村などの景観をカメラなどにより撮影し、撮影された景観の画像を分析し、景観の緑視率などを判断する技術が知られている。このような技術は、例えば国は地方公共団体による緑化計画または都市計画などにおける景観評価の手段として用いられることがある。
また、特開平8−16789号公報には、画像中の景観における色彩の割合を判定する方法が記載されている。
ところで、景観を撮影した画像の中には景観に関する豊富な情報が含まれている。この豊富な情報を用いて景観の画像分析の精度を高めることができれば有意義である。例えば、撮影された景観の画像中に、草木、空、人工物および道路が含まれている場合には、緑の量だけでなく、人工物の量や、緑と人工物との比率などを画像分析により認識し、この分析結果に基づいて、その景観が自然の風景なのか、それとも都市の風景なのかを自動的に判断することができれば有意義である。
しかし、このような画像分析や判断は容易でない。例えば、上述したように、特開平8−16789号公報には、画像中の景観における色彩の割合を判定する方法が記載されているが、この方法だけでは、景観が自然の風景なのか都市の風景なのかを精度よく判断することは困難である。例えば、色彩に関する判定だけでは、同一または類似の色を有する自然物と人工物との識別を精度よく行うことが難しい。
本発明は上記に例示したような問題点に鑑みなされたものであり、本発明の課題は、画像に含まれる物体または景観の特徴を精度よく判断することができる画像分析装置、画像分析方法およびコンピュータプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために本発明の第1画像分析装置は、画像を取得する画像取得手段と、前記画像を複数の画像片に分割する画像分割手段と、前記各画像片について色の性質を分析する色分析手段と、前記各画像片についてフラクタル次元解析を行うフラクタル次元解析手段と、前記色分析手段による色分析結果および前記フラクタル次元解析手段によるフラクタル次元解析結果に基づいて前記各画像片に含まれている物体、物体の一部または景観の一部の種類を特定し、この種類に基づいて前記各画像片を分類する分類手段と、前記分類手段による分類結果に基づいて前記画像に含まれている物体全体、物体集合体全体または景観全体の特徴を判断する特徴判断手段とを備えている。
上記課題を解決するために本発明の第2画像分析装置は、画像を取得する画像取得手段と、前記画像を複数の画像片に分割する画像分割手段と、前記各画像片について色の性質を分析する色分析手段と、前記各画像片に含まれている人工物または人工部分の量を認識する人工物量認識手段と、前記色分析手段による色分析結果、および前記人工物量認識手段による人工物または人工部分の量の認識結果に基づいて前記各画像片に含まれている物体、物体の一部または景観の一部の種類を特定し、この種類に基づいて前記各画像片を分類する分類手段と、前記分類手段による分類結果に基づいて前記画像に含まれている物体全体、物体集合体全体または景観全体の特徴を判断する特徴判断手段とを備えている。
上記課題を解決するために本発明の第3画像分析装置は、画像を取得する画像取得手段と、前記画像を複数の画像片に分割する画像分割手段と、前記各画像片について色の性質を分析する色分析手段と、前記各画像片についてフラクタル次元解析を行うフラクタル次元解析手段と、前記各画像片に含まれている人工物または人工部分の量を認識する人工物量認識手段と、前記色分析手段による色分析結果、前記フラクタル次元解析手段によるフラクタル次元解析結果、および前記人工物量認識手段による人工物または人工部分の量の認識結果に基づいて前記各画像片に含まれている物体、物体の一部または景観の一部の種類を特定し、この種類に基づいて前記各画像片を分類する分類手段と、前記分類手段による分類結果に基づいて前記画像に含まれている物体全体、物体集合体全体または景観全体の特徴を判断する特徴判断手段とを備えている。
上記課題を解決するために本発明の第1画像分析方法は、画像を取得する画像取得工程と、前記画像を複数の画像片に分割する画像分割工程と、前記各画像片について色の性質を分析する色分析工程と、前記各画像片についてフラクタル次元解析を行うフラクタル次元解析工程と、前記色分析工程において得られた色分析結果および前記フラクタル次元解析工程において得られたフラクタル次元解析結果に基づいて前記各画像片に含まれている物体、物体の一部または景観の一部の種類を特定し、この種類に基づいて前記各画像片を分類する分類工程と、前記分類工程において得られた分類結果に基づいて前記画像に含まれている物体全体、物体集合体全体または景観全体の特徴を判断する特徴判断工程とを備えている。
上記課題を解決するために本発明の第2画像分析方法は、画像を取得する画像取得工程と、前記画像を複数の画像片に分割する画像分割工程と、前記各画像片について色の性質を分析する色分析工程と、前記各画像片に含まれている人工物または人工部分の量を認識する人工物量認識工程と、前記色分析工程において得られた色分析結果、および前記人工物量認識工程において得られた人工物または人工部分の量の認識結果に基づいて前記各画像片に含まれている物体、物体の一部または景観の一部の種類を特定し、この種類に基づいて前記各画像片を分類する分類工程と、前記分類工程において得られた分類結果に基づいて前記画像に含まれている物体全体、物体集合体全体または景観全体の特徴を判断する特徴判断工程とを備えている。
上記課題を解決するために本発明の第3画像分析方法は、画像を取得する画像取得工程と、前記画像を複数の画像片に分割する画像分割工程と、前記各画像片について色の性質を分析する色分析工程と、前記各画像片についてフラクタル次元解析を行うフラクタル次元解析工程と、前記各画像片に含まれている人工物または人工部分の量を認識する人工物量認識工程と、前記色分析手段において得られた色分析結果、前記フラクタル次元解析手段において得られたフラクタル次元解析結果、および前記人工物量認識手段において得られた人工物または人工部分の量の認識結果に基づいて前記各画像片に含まれている物体、物体の一部または景観の一部の種類を特定し、この種類に基づいて前記各画像片を分類する分類工程と、前記分類工程において得られた分類結果に基づいて前記画像に含まれている物体全体、物体集合体全体または景観全体の特徴を判断する特徴判断工程とを備えている。
上記課題を解決するために本発明のコンピュータプログラムは、本発明の第1、第2、又は第3画像分析装置(但し、その各種態様を含む)としてコンピュータを機能させる。
上記課題を解決するためにコンピュータ読取可能な媒体内のコンピュータプログラム製品は、コンピュータにより実行可能なプログラム命令を明白に具現化し、該コンピュータを、本発明の第1、第2、又は第3画像分析装置(但し、その各種態様を含む)として機能させる。
本発明のコンピュータプログラム製品によれば、当該コンピュータプログラム製品を格納するROM、CD−ROM、DVD−ROM、ハードディスク等の記録媒体から、当該コンピュータプログラム製品をコンピュータに読み込めば、或いは、例えば伝送波である当該コンピュータプログラム製品を、通信手段を介してコンピュータにダウンロードすれば、上述した本発明の第1、第2、又は第3画像分析装置を比較的容易に実施可能となる。更に具体的には、当該コンピュータプログラム製品は、上述した本発明の第1、第2、又は第3画像分析装置として機能させるコンピュータ読取可能なコード(或いはコンピュータ読取可能な命令)から構成されてよい。
本発明のこのような作用及び他の利得は次に説明する実施形態から明らかにされる。
1 画像分析装置
11 カメラ
12 入力部
13 画像分割部
14 色分析部
15 フラクタル次元解析部
16 人工物量認識部
17 分類部
18 特徴判断部
19 距離認識部
20 障害物認識部
21 位置情報生成部
24 記憶装置
11 カメラ
12 入力部
13 画像分割部
14 色分析部
15 フラクタル次元解析部
16 人工物量認識部
17 分類部
18 特徴判断部
19 距離認識部
20 障害物認識部
21 位置情報生成部
24 記憶装置
以下、本発明を実施するための最良の形態について実施形態毎に順に図面に基づいて説明する。
(画像分析装置の構造)
図1は、本発明の画像分析装置の構造を示している。図1中の画像分析装置1は、景観、物体または物体集合体(以下、これを「景観等」という)を撮影することにより画像データを取得し、この画像データに対応する画像を分析し、この画像に含まれる景観等の特徴を判断する機能を備えている。画像に含まれる景観等の特徴とは、例えば自然度、都市度などである。自然度、都市度の大まかな意味は例えば次のとおりである。すなわち、自然度とは、人間により手が加えられておらず、自然が維持されている程度を意味する。都市度とは、例えば人間により手が加えられ、都市、宅地、商業地、工業地などとして発展または成熟している程度を意味する。
図1は、本発明の画像分析装置の構造を示している。図1中の画像分析装置1は、景観、物体または物体集合体(以下、これを「景観等」という)を撮影することにより画像データを取得し、この画像データに対応する画像を分析し、この画像に含まれる景観等の特徴を判断する機能を備えている。画像に含まれる景観等の特徴とは、例えば自然度、都市度などである。自然度、都市度の大まかな意味は例えば次のとおりである。すなわち、自然度とは、人間により手が加えられておらず、自然が維持されている程度を意味する。都市度とは、例えば人間により手が加えられ、都市、宅地、商業地、工業地などとして発展または成熟している程度を意味する。
画像分析装置1によれば、撮影した場所の自然度、都市度などを知ることができる。画像分析装置1を用いて、様々な場所の自然度、都市度などを調べることにより、例えば自然分布・緑地分布・都市分布・紅葉分布などの調査、自然分布図・緑地分布図・都市分布図・紅葉分布図・地図などの作成、景観計画などにおける景観評価などを効率よく、かつ高精度に行うことが可能になる。
画像分析装置1は、移動体に搭載することが望ましい。例えば、画像分析装置1をカーナビゲーションシステムに組み込み、車両に搭載してもよい。あるいは、画像分析装置1の構成要素のうちカメラだけを移動体に取り付け、それ以外の構成要素を備えた構造物を会社、研究所、観察所または自宅の室内に備え付けてもよい。この場合には、室内に備え付けた構造物とカメラとの間を無線通信によって接続する。
図1に示すように、画像分析装置1は、カメラ11、入力部12、画像分割部13、色分析部14、フラクタル次元解析部15、人工物量認識部16、分類部17、特徴判断部18、距離認識部19、障害物認識部20、位置情報生成部21、時間情報生成部22、GPS(Global Positioning System)受信部23、記憶装置24および制御部25を備えている。
カメラ11は、例えば移動体の進行方向前方に存在する景観等を撮影する。カメラ11は、移動体の進行方向前方を撮影することができるように、移動体の進行方向前部に取り付けることが望ましい。例えば、カメラ11は、自動車のフロントバンパ近傍、フロントガラス近傍などに取り付けることが望ましい。カメラ11は、デジタルカメラでもアナログカメラでもよい。また、カメラ11は、写真(静止画)を撮るためのカメラでもよいし、映像(動画)を撮るためのカメラ、つまりビデオカメラでもよい。
入力部12は、カメラ11から出力される静止画データまたは動画データに基づいて画像データを生成する。入力部12は、例えば入力インターフェイス回路、画像処理用の制御装置および演算装置などにより構成されている。なお、入力部12に外部入力端子26を設け、カメラ11以外の画像入力装置を接続できるようにし、カメラ11以外の画像入力装置から出力される静止画データまたは動画データに基づいて画像データを生成することができる構成としてもよい。また、カメラ11がアナログカメラである場合には、アナログの静止画信号または動画信号をデジタルの静止画データまたは動画データに変換するためのD/Aコンバータ(デジタルアナログコンバータ)を入力部12に設ける。
画像分割部13は、画像データに対応する画像を複数の画像片に分割する。
色分析部14は、各画像片について色の性質を分析する。
フラクタル次元解析部15は、各画像片についてフラクタル次元解析を行う。
人工物量認識部16は、各画像片に含まれている人工物または人工部分の量を認識する。
分類部17は、色分析部14による色分析結果およびフラクタル次元解析部15によるフラクタル次元解析結果に基づいて、各画像片に含まれている景観等の一部の種類を特定し、この種類に基づいて各画像片を分類する。なお、画像データに対応する画像全体に写し出されているものを1個の景観等とすると、画像データに対応する画像を分割した各画像片に写し出されているものは景観等の一部に当たる。「景観等の一部」とはこのような意味である。
特徴判断部18は、分類部17による分類結果に基づいて画像データに対応する画像に含まれている景観等の全体の特徴を判断する。
距離認識部19は、画像片に含まれている景観等の一部とカメラ11との間の距離を認識する。
障害物認識部20は、カメラ11に障害物が接近し、撮影の対象である景観等とカメラ11との間が当該障害物によって遮られていることを認識する。
位置情報生成部21は、カメラ11の撮影位置を示す位置情報を生成する。
時間情報生成部22は、カメラ11の撮影年月日および撮影時刻を示す時間情報を生成する。
画像分割部13、色分析部14、フラクタル次元解析部15、人工物量認識部16、分類部17、特徴判断部18、距離認識部19、障害物認識部20、位置情報生成部21および時間情報生成部22は、例えば中央演算処理装置、マルチプロセッサまたはマイクロコンピュータなどにより構成されている。
GPS受信部23は、移動体の現在位置に対応する経度、緯度および高度を示す情報をGPS衛星から取得し、これを位置情報生成部21に提供する。GPS受信部23は例えばGPS受信装置により構成されている。なお、GPS受信部23により提供される経度、緯度および高度を示す情報を、自律航法またはマップマッチング法により補正し、経度、緯度および高度を示す情報の精度(移動体の現在位置との一致性)を高めてもよい。この場合には、移動体に搭載された速度センサから得られる車速情報、ジャイロから得られる方位情報、および記憶装置24に記憶された地図情報などを用いる。また、GPS受信部23は、現在の年月日および時刻を示す情報をGPS衛星から取得し、これを時間情報生成部22に提供する。
記憶装置24は、画像分析装置1の各構成要素による処理を行うための作業領域を備えている。この作業領域は、例えば、入力部12による画像データの抽出処理、画像分割部13による画像の分割処理、色分析部14による色分析処理、フラクタル次元解析部15によるフラクタル次元解析処理、人工物量認識部16による人工物量認識処理、分類部17による分類処理、特徴判断部18による特徴判断処理、距離認識部19による距離認識処理、障害物認識部20による障害物認識処理などに用いられる。さらに、記憶装置24は、データ保存領域を備えている。データ保存領域には、分類部17による分類処理で用いるための分類条件情報、特徴判断部18による特徴判断処理で用いるための特徴判断式、地図情報などが記憶されている。
制御部25は、画像分析装置1の各構成要素11ないし24の動作を制御する。
(画像分析装置の動作)
図2は、画像分析装置1の動作を示している。画像分析装置1は、移動体が移動している間、図2中のステップS1からS9までの一連の動作を所定間隔ごとに周期的に繰り返し行うことが望ましい。すなわち、画像分析装置1は、移動体の所定の移動時間ごとに、あるいは所定の移動距離ごとに、図2に示す動作を行うことが望ましい。例えば、画像分析装置1は、5ないし30秒程度ごとに、あるいは移動体が0.5ないし4km程度移動するごとに、図2に示す動作を行う。なお、画像分析装置1が図2に示す動作を行う間隔は、カメラ11により撮影される景観等が移動体の移動に伴って変化する程度を考慮して決めることが望ましい。例えば、カメラ11により撮影すべき対象が遠くの景観である場合には、移動体の移動に伴う景観の変化は小さく、遅い。この場合には、図2に示す動作を行う間隔を長くしてもよい。また、画像分析装置1が図2に示す動作を行う間隔を、移動体の移動速度に応じて変更してもよい。
図2は、画像分析装置1の動作を示している。画像分析装置1は、移動体が移動している間、図2中のステップS1からS9までの一連の動作を所定間隔ごとに周期的に繰り返し行うことが望ましい。すなわち、画像分析装置1は、移動体の所定の移動時間ごとに、あるいは所定の移動距離ごとに、図2に示す動作を行うことが望ましい。例えば、画像分析装置1は、5ないし30秒程度ごとに、あるいは移動体が0.5ないし4km程度移動するごとに、図2に示す動作を行う。なお、画像分析装置1が図2に示す動作を行う間隔は、カメラ11により撮影される景観等が移動体の移動に伴って変化する程度を考慮して決めることが望ましい。例えば、カメラ11により撮影すべき対象が遠くの景観である場合には、移動体の移動に伴う景観の変化は小さく、遅い。この場合には、図2に示す動作を行う間隔を長くしてもよい。また、画像分析装置1が図2に示す動作を行う間隔を、移動体の移動速度に応じて変更してもよい。
(画像取得処理)
図2中の動作において、まず、画像分析装置1は画像取得処理を行う(ステップS1)。画像取得処理は、主に、カメラ11により景観等を撮影し、撮影した景観等が含まれる画像を符号化した画像データを記憶する処理である。
図2中の動作において、まず、画像分析装置1は画像取得処理を行う(ステップS1)。画像取得処理は、主に、カメラ11により景観等を撮影し、撮影した景観等が含まれる画像を符号化した画像データを記憶する処理である。
図3は画像取得処理の内容を示している。図3において、画像分析装置1は、まず、カメラ11により景観等を撮影する(ステップS21)。すなわち、カメラ11は、移動体の進行方向前方に存在する景観等を撮影し、この景観等の画像を符号化した静止画データまたは動画データを入力部12に出力する。入力部12は、カメラ11から出力された静止画データまたは動画データを取得し、これに基づいて画像データを生成する。つまり、カメラ11から出力されるデータが静止画データの場合には、入力部12は、その静止画データを取得し、これを画像データとして記憶装置24の作業領域に単に出力する。一方、カメラ11から出力されるデータが動画データの場合には、入力部12は、その動画データを取得し、この動画データ中の1フレーム分のデータを抽出し、これを画像データとして記憶装置24の作業領域に出力する。図4中の画像51は画像データに対応する画像の一例を示している。
なお、カメラ11による景観等の撮影は、原則として、図2に示す動作が所定間隔で繰り返し行われるごとに行われる。すなわち、カメラ11による景観等の撮影は、原則として移動体の所定の移動距離または所定の移動時間ごとに行われる。例えばカメラ11が写真を撮るためのカメラである場合には、シャッターが所定間隔ごとに切られる。一方、カメラ11がビデオカメラである場合には、カメラ11による撮影は移動体の移動中常時連続的に実行される。そして、これにより得られた動画データ中から所定間隔ごとに1フレーム分のデータが入力部12により抽出される。
続いて、画像分析装置1は、撮影によって得られた画像データを記憶装置24の作業領域に記憶する(ステップS22)。
続いて、画像分析装置1は、カメラ11により景観等が適切に撮影されたかどうか、すなわち、画像データに対応する画像中に景観等の画像が適切に含まれているかどうかを判断する。この判断は障害物認識部20により行われる。つまり、障害物認識部20は、カメラ11に障害物が接近し、撮影の対象である景観等とカメラ11との間が当該障害物によって遮られているかどうかを認識する(ステップS23)。具体的には、障害認識部20は、画像データに対応する画像の色などを調べ、画像中に含まれる物体を特定し、当該物体が画像中に占める割合を調べる。そして、当該物体が画像中に占める割合が所定割合を超えるときには、障害物認識部20は、カメラ11に障害物が接近し、撮影の対象である景観等とカメラ11との間が当該障害物によって遮られていると認識する。例えば、カメラ11を搭載した自動車がバスやトラックなどの直後を走行しているときには、自動車の進行方向前方の視界がバスやトラックの後部面によって遮られる。このような状況で撮影を行うと、画像データに対応する画像には、バスやトラックの後部面が全面的に写る。このような場合、障害物認識部20は、カメラ11に障害物が接近し、撮影の対象である景観等とカメラ11との間が当該障害物によって遮られていると認識する。
撮影の対象である景観等とカメラ11との間が当該障害物によって遮られているときには(ステップS23:YES)、画像分析装置1は、景観等の撮影を再び行い、この撮影により得られた画像データを、前回の撮影で得られた画像データに代えて記憶装置24の作業領域に記憶する。
撮影の対象である景観等とカメラ11との間が当該障害物によって遮られておらず、カメラ11により景観等が適切に撮影されたときには(ステップS23:NO)、画像分析装置1は、カメラ11の撮影位置を示す位置情報を生成し、これを記憶装置24の作業領域に記憶する(ステップS24)。位置情報の生成は、位置情報生成部21により行われる。つまり、位置情報生成部21は、カメラ11による撮影が行われた時点における移動体の位置に対応する緯度、経度および高度を示す情報をGPS受信部23から受け取り、これらの情報に基づいて位置情報を生成する。
続いて、画像分析装置1は、カメラ11の撮影年月日および撮影時刻を示す時間情報を生成し、これを記憶装置24の作業領域に記憶する(ステップS25)。時間情報の生成は、時間情報生成部22により行われる。つまり、時間情報生成部22は、カメラ11による撮影が行われた時点における年月日および時刻を示す情報をGPS受信部23から受け取り、これらの情報に基づいて時間情報を生成する。なお、時計を設け、この時計を用いて時間情報を生成してもよい。
画像取得処理によって得られた画像データ、位置情報および時間情報は、相互に対応づけられて記憶装置24の作業領域に記憶される。
(画像分割処理)
図2に戻り、画像分析装置1は、画像取得処理に続いて画像分割処理を行う(ステップS2)。画像分割処理は、画像取得処理により取得された画像データに対応する画像を複数の画像片に分割する処理である。画像分割処理は、画像分割部13により行われる。つまり、画像分割部13は、記憶装置24の作業領域に記憶された画像データに対応する画像を複数の画像片に分割し、各画像片に対応する画像片データを記憶装置24の作業領域に記憶する。例えば、画像データに対応する画像のサイズが1280×1024ピクセルである場合には、画像片のサイズは30×30ピクセル程度であることが望ましい。なお、画像片の大きさは、色分析処理、フラクタル次元解析処理、人工物量認識処理、特徴判断処理などの精度および処理速度などを考慮して決めることが望ましい。
図2に戻り、画像分析装置1は、画像取得処理に続いて画像分割処理を行う(ステップS2)。画像分割処理は、画像取得処理により取得された画像データに対応する画像を複数の画像片に分割する処理である。画像分割処理は、画像分割部13により行われる。つまり、画像分割部13は、記憶装置24の作業領域に記憶された画像データに対応する画像を複数の画像片に分割し、各画像片に対応する画像片データを記憶装置24の作業領域に記憶する。例えば、画像データに対応する画像のサイズが1280×1024ピクセルである場合には、画像片のサイズは30×30ピクセル程度であることが望ましい。なお、画像片の大きさは、色分析処理、フラクタル次元解析処理、人工物量認識処理、特徴判断処理などの精度および処理速度などを考慮して決めることが望ましい。
また、画像データに対応する画像のサイズと画像片のサイズとの関係によっては、画像のすべてを均一の画像片に分割できない場合がある。この場合には、画像データに対応する画像の端部を画像分割処理の対象から除外してもよい。
図5中の画像52は、画像分割処理により図4中の画像51を複数の画像片53、53、…に分割した状態を示している。
(色分析処理)
図2に戻り、画像分析装置1は、画像分割処理に続いて、色分析処理、フラクタル次元解析処理および人工物量認識処理を行う(ステップS3ないしS5)。色分析処理、フラクタル次元解析処理および人工物量認識処理は画像片ごとに行われる。例えば、1個の画像片について色分析処理、フラクタル次元解析処理および人工物量認識処理が行われ、その後、次の画像片について色分析処理、フラクタル次元解析処理および人工物量認識処理が行われる。そして、このような処理が画像データに対応する画像を構成するすべての画像片について繰り返される。なお、色分析処理、フラクタル次元解析処理、人工物量認識処理の順序は、図2に示す順序に限られない。例えば、フラクタル次元解析処理、人工物量認識処理、色分析処理といった順序でもよい。また、画像データに対応する画像を構成するすべての画像片について色分析処理を行い、続いて、画像データに対応する画像を構成するすべての画像片についてフラクタル次元解析処理を行い、続いて、画像データに対応する画像を構成するすべての画像片について人工物量認識処理を行ってもよい。
図2に戻り、画像分析装置1は、画像分割処理に続いて、色分析処理、フラクタル次元解析処理および人工物量認識処理を行う(ステップS3ないしS5)。色分析処理、フラクタル次元解析処理および人工物量認識処理は画像片ごとに行われる。例えば、1個の画像片について色分析処理、フラクタル次元解析処理および人工物量認識処理が行われ、その後、次の画像片について色分析処理、フラクタル次元解析処理および人工物量認識処理が行われる。そして、このような処理が画像データに対応する画像を構成するすべての画像片について繰り返される。なお、色分析処理、フラクタル次元解析処理、人工物量認識処理の順序は、図2に示す順序に限られない。例えば、フラクタル次元解析処理、人工物量認識処理、色分析処理といった順序でもよい。また、画像データに対応する画像を構成するすべての画像片について色分析処理を行い、続いて、画像データに対応する画像を構成するすべての画像片についてフラクタル次元解析処理を行い、続いて、画像データに対応する画像を構成するすべての画像片について人工物量認識処理を行ってもよい。
図2に示す例によれば、まず、画像分析装置1は、1個の画像片について色分析処理を行う。図6は色分析処理の内容を示している。色分析処理は、各画像片について色の性質を分析する処理である。色分析処理は、色分析部14により行われる。また、色分析処理は、画像片中の画素ごとに行われる。
図6において、まず、画像片データの色情報がRGB系の色情報である場合、色分析部14は、この色情報を色相、彩度および明度をパラメータとする表色系の色情報、例えばHLS系の色情報に変換する(ステップS31)。
続いて、色分析部14は、画像片に含まれる画素の中から、まだ色分析処理を行っていない1個の画素を選択する(ステップS32)。
続いて、色分析部14は、選択した画素について看板基準を満たすかどうか判断する(看板判定:ステップS33)。つまり、色分析部14は、当該画素の色の彩度が所定の彩度基準値を超えており、かつ当該画素の色の明度が所定の明度基準値を超えているときには、当該画素が看板基準を満たすと判断する。この判断は、当該画素のHLS系色情報に基づいて行われる。当該画素が看板基準を満たすときには(ステップS33:YES)、色分析部14は看板カウント値を増やす(ステップS34)。この後、色分析部14は、緑視基準の判断および青空基準の判断(ステップS35および37)を行わず、処理をステップS39に移す。
当該画素が看板基準を満たさないときには(ステップS33:NO)、色分析部14は看板カウント値を増やさない。続いて、色分析部14は、当該画素について緑視基準を満たすかどうか判断する(緑視判定:ステップS35)。つまり、色分析部14は、当該画素の色相が緑領域であるときには、当該画素が緑視基準を満たすと判断する。この判断は、当該画素のHLS系色情報に基づいて行われる。当該画素が緑視基準を満たすときには(ステップS35:YES)、色分析部14は緑視カウント値を増やす(ステップS36)。この後、色分析部14は、青空基準の判断(ステップS37)を行わず、処理をステップS39に移す。
当該画素が緑視基準を満たさないときには(ステップS35:NO)、色分析部14は緑視カウント値を増やさない。続いて、色分析部14は、当該画素について青空基準を満たすかどうか判断する(青空判定:ステップS37)。つまり、色分析部14は、当該画素の色相が青領域であるときには、当該画素が青空基準を満たすと判断する。この判断は、当該画素のHLS系色情報に基づいて行われる。当該画素が青空基準を満たすときには(ステップS37:YES)、色分析部14は青空カウント値を増やす(ステップS38)。
当該画素が青空基準を満たさないときには(ステップS37:NO)、色分析部14は青空カウント値を増やさない。
続いて、ステップS39において、色分析部14は、画像片中のすべての画素についての看板判定、緑視判定、青空判定がステップS33ないしS38の流れに従って行われたか否かを判断する。画像片中のすべての画素についての看板判定、緑視判定、青空判定がステップS33ないしS38の流れに従って行われていないときには(ステップS39:NO)、色分析部14は、処理をステップS32に戻し、未処理の画素(例えば次の画素)を選択し、この画素について看板判定、緑視判定、青空判定をステップS33ないしS38の流れに従って行う。
画像片中のすべての画素についての看板判定、緑視判定、青空判定がステップS33ないしS38の流れに従って行われたときには(ステップS39:YES)、続いて、色分析部40は、看板率、緑視率および青空率を算出する(ステップS40)。つまり、色分析部14は、看板カウント値を画像片の画素数で割ることにより看板率を算出する。また、色分析部14は、緑視カウント値を画像片の画素数で割ることにより緑視率を算出する。また、色分析部14は、青空カウント値を画像片の画素数で割ることにより青空率を算出する。算出された看板率、緑視率および青空率は、記憶装置24の作業領域に記憶される。
なお、看板カウント、緑視カウント、青空カウントを行うためのカウンタは、例えば色分析部14に設けられている。また、看板カウント値、緑視カウント値および青空カウント値は、各画像片について色分析処理が実行される直前にクリアされる。
(フラクタル次元解析処理)
図2に戻り、画像分析装置1は、色分析処理に続き、同一の画像片についてフラクタル次元解析処理を行う(ステップS4)。フラクタル次元解析処理は、各画像片についてフラクタル次元解析を行う処理である。フラクタル次元解析処理は、フラクタル次元解析部15により行われる。フラクタル次元解析処理により、当該画像片についてフラクタル次元値が得られる。フラクタル次元値は例えば0.0から2.0までいずれかの値である。フラクタル次元値は記憶装置24の作業領域に記憶される。なお、フラクタル次元解析処理には、周知のフラクタル次元解析法を用いることができる。
図2に戻り、画像分析装置1は、色分析処理に続き、同一の画像片についてフラクタル次元解析処理を行う(ステップS4)。フラクタル次元解析処理は、各画像片についてフラクタル次元解析を行う処理である。フラクタル次元解析処理は、フラクタル次元解析部15により行われる。フラクタル次元解析処理により、当該画像片についてフラクタル次元値が得られる。フラクタル次元値は例えば0.0から2.0までいずれかの値である。フラクタル次元値は記憶装置24の作業領域に記憶される。なお、フラクタル次元解析処理には、周知のフラクタル次元解析法を用いることができる。
(人工物量認識処理)
フラクタル次元解析処理に続き、画像分析装置1は、同一の画像片について人工物量認識処理を行う(ステップS5)。図7は人工物量認識処理を示している。人工物量認識処理は、各画像片に含まれている人工物または人工部分の量を認識する処理である。人工物量認識処理は人工物量認識部16により行われる。
フラクタル次元解析処理に続き、画像分析装置1は、同一の画像片について人工物量認識処理を行う(ステップS5)。図7は人工物量認識処理を示している。人工物量認識処理は、各画像片に含まれている人工物または人工部分の量を認識する処理である。人工物量認識処理は人工物量認識部16により行われる。
図7に示すように、人工物量認識部16は、まず、画像片中において縦方向に伸びるエッジ成分、すなわち垂直エッジ成分を抽出する(ステップS41)。例えば、画像片の下辺が、撮影された景観等における水平線と一致している場合、垂直エッジ成分は、画像片の下辺と垂直に交わる方向に伸びるエッジ成分である。
続いて、人工物量認識部16は、抽出した垂直エッジ成分を二値化する(ステップS42)。
続いて、人工物量認識部16は、連続的に伸びる所定長さ以上の垂直エッジ成分を数える(ステップS43)。例えば、画像片の下端から上端まで連続的に伸びる垂直エッジ成分の個数を数える。図8は1個の画像片54中の垂直エッジ成分を示している。図8に示す画像片中には、画像片の下端から上端まで連続的に伸びる垂直エッジ成分55が3個存在している。
一般に、看板や建物などの人工物は水平な地面から垂直方向にまっすぐに伸びているのに対し、草木などの自然物はそうでない場合が多い。このため、1個の画像片中において連続的に伸びる所定長さ以上の垂直エッジ成分を数えることにより、1個の画像片に含まれる人工物の量を知ることができる。
画像片中において連続的に伸びる所定長さ以上の垂直エッジ成分の個数を示す値は、人工物量カウント値として記憶装置24の作業領域に記憶される。
図2に戻り、1個の画像片につき、色分析処理、フラクタル次元解析処理および人工物量認識処理が終了した後、画像分析装置1は、画像データに対応する画像を構成するすべての画像片について色分析処理、フラクタル次元解析処理および人工物量認識処理が終了したか否かを判断する(ステップS6)。画像データに対応する画像を構成するすべての画像片について色分析処理、フラクタル次元解析処理および人工物量認識処理が終了していないときには、画像分析装置1は、未処理の画像片(次の画像片)について色分析処理、フラクタル次元解析処理および人工物量認識処理を行う。
(分類処理)
一方、画像データに対応する画像を構成するすべての画像片について色分析処理、フラクタル次元解析処理および人工物量認識処理が終了したときには、画像分析装置1は分類処理を行う(ステップS7)。分類処理は、色分析手段処理により得られた色分析結果(看板率、緑視率、青空率)、フラクタル次元解析処理により得られたフラクタル次元解析結果(フラクタル次元解析値)、および人工物量認識処理により得られた人工物または人工部分の量の認識結果(人工物量カウント値)に基づいて、各画像片に含まれている景観等の一部の種類を特定し、この種類に基づいて各画像片を分類する処理である。景観等の一部の種類には、例えば草木、空、人工物などがあり、これに応じて、「草木」、「空」、「人工物」、「その他」などの分類項目が設定される。分類処理は分類部17により行われる。分類処理には、例えば図9に示すような分類条件情報55に記述された分類条件が用いられる。分類条件情報55は、製品出荷以前の実験などに基づいて予め作成され、記憶装置24のデータ保存領域に記憶されている。なお、分類条件情報55を更新できるような構成としてもよい。
一方、画像データに対応する画像を構成するすべての画像片について色分析処理、フラクタル次元解析処理および人工物量認識処理が終了したときには、画像分析装置1は分類処理を行う(ステップS7)。分類処理は、色分析手段処理により得られた色分析結果(看板率、緑視率、青空率)、フラクタル次元解析処理により得られたフラクタル次元解析結果(フラクタル次元解析値)、および人工物量認識処理により得られた人工物または人工部分の量の認識結果(人工物量カウント値)に基づいて、各画像片に含まれている景観等の一部の種類を特定し、この種類に基づいて各画像片を分類する処理である。景観等の一部の種類には、例えば草木、空、人工物などがあり、これに応じて、「草木」、「空」、「人工物」、「その他」などの分類項目が設定される。分類処理は分類部17により行われる。分類処理には、例えば図9に示すような分類条件情報55に記述された分類条件が用いられる。分類条件情報55は、製品出荷以前の実験などに基づいて予め作成され、記憶装置24のデータ保存領域に記憶されている。なお、分類条件情報55を更新できるような構成としてもよい。
以下、分類処理の具体例をあげる。この具体例では、図9に示す分類条件情報55に記述された分類条件を用いて、1個の画像データに含まれる各画像片を分類する。まず、分類部17は、分類条件情報55を記憶装置24のデータ保存領域から読み出す。続いて、分類部17は、画像データに含まれる画像片のうちの1個に関する看板率、緑視率、青空率、フラクタル次元解析値および人工物量カウント値を記憶装置24の作業領域から読み出す。続いて、分類部17は、当該画像片に関する看板率、緑視率、青空率、フラクタル次元解析値および人工物量カウント値の組み合わせと、分類条件情報55に記述された分類条件とを比較し、当該画像片に関する看板率、緑視率、青空率、フラクタル次元解析値および人工物量カウント値の組み合わせが、分類条件に当てはまるか否かを判断する。続いて、分類部17は、この判断結果に基づいて当該画像片に含まれている景観等の一部の種類を特定し、この種類に基づいて当該画像片を分類する。
例えば、当該画像片に関する緑視率が多く(例えば0.5より大きい)、青空率が少なく(例えば0.5以下)、看板率が少なく(例えば0.5以下)、フラクタル次元解析値が高く(例えば1.0より大きい)、かつ人工物量カウント値が0のときには、当該画像片に含まれている景観等の一部の種類は草木であると特定され、当該画像片は「草木」という分類項目に分類される。
また、当該画像片に関する緑視率が少なく(例えば0.5以下)、青空率が多く(例えば0.5より大きい)、看板率が少なく(例えば0.5以下)、フラクタル次元解析値が低く(例えば1.0以下)、かつ人工物量カウント値が0のときには、当該画像片に含まれている景観等の一部の種類は空であると特定され、当該画像片は「空」という分類項目に分類される。
また、当該画像片に関する緑視率が少なく(例えば0.5以下)、青空率が少なく(例えば0.5以下)、かつ看板率が多い(例えば0.5より大きい)ときには、当該画像片に含まれる景観等の一部の種類は人工物であると特定され、当該画像片は人工物という分類項目に分類される。また、当該画像片に関する緑視率が少なく(例えば0.5以下)、青空率が少なく(例えば0.5以下)、かつ人工物量カウント値が1以上のときにも、当該画像片に含まれる景観等の一部の種類は人工物であると特定され、当該画像片は「人工物」に分類される。
また、当該画像片に関する緑視率、青空率、看板率、フラクタル次元解析値、人工物量カウント値の組み合わせが分類条件情報の示す分類条件のいずれにも当てはまらないときには、当該画像片は「その他」という分類項目に分類される。
分類処理による分類結果は、記憶装置24の作業領域に記憶される。例えば、分類結果が「草木」であれば分類番号1、「空」であれば分類番号2、「人工物」であれば分類番号3、「その他」であれば分類番号4というように、分類結果を分類番号に置き換えて記憶してもよい。
図10中のイメージチャート56は、分類処理により得られた各画像片の分類結果を、分類結果ごとに色を変えて表示したものである。これは図5に示す画像52中の各画像片53を、図9に示す分類条件情報55を用いて分類した結果である。図5中の画像52と図10中のイメージチャート56とを比較すると、画像52中に写し出されている実際の景観等と、イメージチャート56に表示されている分類結果とが整合していることがわかる。例えば、画像52中の左側には木々が写っており、イメージチャート56中の左側には「草木」の分類結果が表示されている。また、画像52中の上側には空が写っており、イメージチャート56の上側には「空」の分類結果が表示されている。また、画像52中の右側には建物が写っており、イメージチャート56中の右側には「人工物」の分類結果が表示されている。また、画像52中の下側には道路が写っている。道路は草木でも、空でも、人工物でもないと判断されるので、イメージチャート56中の下側には「その他」の分類結果が表示されている。
(特徴判断処理)
図2に戻り、画像分析装置1は続いて特徴判断処理を行う(ステップS8)。特徴判断処理は、分類処理により得られた分類結果に基づいて、画像データに対応する画像に含まれている景観等の全体の特徴を判断する処理である。景観等の全体の特徴には、例えば自然度、都市度などがある。特徴判断処理は、特徴判断部18により行われる。また、特徴判断処理には、特徴判断式が用いられる。特徴判断式は、製品出荷以前の実験などに基づいて予め作成され、記憶装置24のデータ保存領域に記憶されている。なお、特徴判断式を変更できるような構成としてもよい。
図2に戻り、画像分析装置1は続いて特徴判断処理を行う(ステップS8)。特徴判断処理は、分類処理により得られた分類結果に基づいて、画像データに対応する画像に含まれている景観等の全体の特徴を判断する処理である。景観等の全体の特徴には、例えば自然度、都市度などがある。特徴判断処理は、特徴判断部18により行われる。また、特徴判断処理には、特徴判断式が用いられる。特徴判断式は、製品出荷以前の実験などに基づいて予め作成され、記憶装置24のデータ保存領域に記憶されている。なお、特徴判断式を変更できるような構成としてもよい。
特徴判断処理において、特徴判断部18は、まず、1個の画像データに対応する画像を構成する画像片に関する分類結果を集計する。例えば、1個の画像データに対応する画像を構成する画像片のうち、分類結果が「草木」である画像片の個数、分類結果が「空」である画像片の個数、分類結果が「人工物」である画像片の個数、分類結果が「その他」である画像片の個数を数える。各画像片に関する分類結果が図10中のイメージチャート56に示す結果である場合を例にあげると、分類結果が「草木」である画像片の個数は30である。分類結果が「空」である画像片の個数は28である。分類結果が「人工物」である画像片の個数は20である。分類結果が「その他」である画像片の個数は39である。続いて、特徴判断部18は、分類結果の集計結果を記憶装置24の作業領域に記憶する。
続いて、特徴判断部18は、特徴判断式を記憶装置24のデータ保存領域から読み出す。特徴判断式は、画像に含まれる景観等の特徴を判断するための式である。特徴判断式は、画像に含まれる景観等の特徴の種類、すなわち自然度、都市度などごとに存在する。ここでは、自然度を判断するための特徴判断式を自然度判断式といい、都市度を判断するための特徴判断式を都市度判断式という。
特徴判断式には、自然度判断式、都市度判断式など、画像に含まれる景観等の特徴の種類に応じて様々な式があるが、これらの式はそれぞれ共通の構造を有している。すなわち、特徴判断式の基本式があり、この基本式を具体化したものが自然度判断式であり、都市度判断式である。特徴判断式の基本式は次のとおりである。
景観等の特徴=(プラス要素数−マイナス要素数)/判断要素全体数 (1)
式(1)において、プラス要素数とは、特徴判断の対象となっている景観等の特徴を強める方向に作用する分類結果を有する画像片の個数である。マイナス要素数とは、特徴判断の対象となっている景観等の特徴を弱める方向に作用する分類結果を有する画像片の個数である。判断要素全体数とは、特徴判断に用いられる分類結果を有する画像片の総数である。
式(1)において、プラス要素数とは、特徴判断の対象となっている景観等の特徴を強める方向に作用する分類結果を有する画像片の個数である。マイナス要素数とは、特徴判断の対象となっている景観等の特徴を弱める方向に作用する分類結果を有する画像片の個数である。判断要素全体数とは、特徴判断に用いられる分類結果を有する画像片の総数である。
自然度を判断する場合、分類結果が「草木」である画像片の個数(草木数)がプラス要素数になり、分類結果が「人工物」である画像片の個数(人工物数)がマイナス要素数となる。また、自然度の判断に用いる分類結果は「草木」、「空」、「人工物」であり、よって判断要素全体数は、分類結果が「草木」である画像片の個数と、分類結果が「空」である画像片の個数(空数)と、分類結果が「人工物」である画像片の個数とを合計した数である。なお、分類結果が「空」である画像片の個数はプラス要素数でもマイナス要素数でもないが、判断要素全体数に含める。すなわち、自然度判断式は、例えば次のとおりである。
自然度=(草木数−人工物数)/判断要素全体数 (2)
なお、判断要素全体数=草木数+空数+人工物数 (3)
自然度の値は−1から+1までの間のいずれかの値になる。自然度がもっとも低いときには−1となり、自然度がもっとも高いときには+1になる。例えば図10中のイメージチャート56に示す各画像片の分類結果に基づいて、図5中の画像52の自然度を計算すると、次のようになる。つまり、イメージチャート56において、草木数が30で、空数が28で、人工物数が20なので、自然度は、
(30−20)/78=0.13 (4)
である。自然度0が自然度の中間値なので、自然度が0の場合に「適度な自然がある」という評価をするとすれば、自然度0.13は、例えば「適度な自然がある」と評価することができる。
なお、判断要素全体数=草木数+空数+人工物数 (3)
自然度の値は−1から+1までの間のいずれかの値になる。自然度がもっとも低いときには−1となり、自然度がもっとも高いときには+1になる。例えば図10中のイメージチャート56に示す各画像片の分類結果に基づいて、図5中の画像52の自然度を計算すると、次のようになる。つまり、イメージチャート56において、草木数が30で、空数が28で、人工物数が20なので、自然度は、
(30−20)/78=0.13 (4)
である。自然度0が自然度の中間値なので、自然度が0の場合に「適度な自然がある」という評価をするとすれば、自然度0.13は、例えば「適度な自然がある」と評価することができる。
また、都市度を判断する場合、分類結果が人工物である画像片の個数がプラス要素数になり、分類結果が「草木」である画像片の個数がマイナス要素数となり、分類結果が「空」である画像片の個数がマイナス要素数となる。また、都市度の判断に用いる分類結果は「草木」、「空」、「人工物」であるので、判断要素全体数は、分類結果が「草木」である画像片の個数と、分類結果が「空」である画像片の個数と、分類結果が「人工物」である画像片の個数とを合計した数である。すなわち、都市度判断式は、例えば次のとおりである。
都市度={人工物数−(草木数+空数)}/判断要素全体数 (5)
なお、判断要素全体数=草木数+空数+人工物数 (6)
都市度の値は−1から+1までの間のいずれかの値になる。都市度がもっとも低いときには−1となり、都市度がもっとも高いときには+1になる。例えば図10中のイメージチャート56に示す各画像片の分類結果に基づいて、図5中の画像52の自然度を計算すると、次のようになる。つまり、イメージチャート56において、草木数が30で、空数が28で、人工物数が20なので、都市度は、
{20−(30+28)}/78=−0.49 (7)
である。都市度0が都市度の中間値なので、都市度が0の場合に「適度な都市化がすすんでいる」という評価をするとすれば、都市度−0.49は、例えば「都市化があまり進んでいない」と評価することができる。
なお、判断要素全体数=草木数+空数+人工物数 (6)
都市度の値は−1から+1までの間のいずれかの値になる。都市度がもっとも低いときには−1となり、都市度がもっとも高いときには+1になる。例えば図10中のイメージチャート56に示す各画像片の分類結果に基づいて、図5中の画像52の自然度を計算すると、次のようになる。つまり、イメージチャート56において、草木数が30で、空数が28で、人工物数が20なので、都市度は、
{20−(30+28)}/78=−0.49 (7)
である。都市度0が都市度の中間値なので、都市度が0の場合に「適度な都市化がすすんでいる」という評価をするとすれば、都市度−0.49は、例えば「都市化があまり進んでいない」と評価することができる。
特徴判断部18は、特徴判断処理において自然度を判断するときには、自然度判断式を記憶装置24のデータ保存領域から読み出し、一方、都市度を判断するときには、都市度判断式を記憶装置24のデータ保存領域から読み出す。
続いて、特徴判断部18は、自然度判断または都市度判断などの特徴判断を行うのに必要な分類結果を有する各画像片の個数(集計結果)を記憶装置24の作業領域から読み出す。
続いて、画像判断特徴部18は、記憶装置24の作業領域から読み出した各画像片の個数を特徴判断式(自然度判断式または都市度判断式など)に当てはめ、演算を行う。これにより、判断の対象となっている1個の画像データに対応する画像に含まれる景観等の特徴を示す特徴度数が得られる。すなわち、判断の対象となっている1個の画像データに対応する画像の自然度を示す自然度数、または、判断の対象となっている1個の画像データに対応する画像の都市度を示す都市度数が得られる。例えば、図10中のイメージチャート56に示す各画像片の分類結果に基づいて、図5中の画像52の自然度数および都市度数を演算すると、それぞれ0.13、−0.49となる(式(4)(7)参照)。なお、特徴度数は特徴情報の具体例である。
続いて、特徴判断部18は、特徴度数、すなわち自然度数または都市度数などを記憶装置24の作業領域に記憶する(図2中のステップS9)。このとき、画像判断特徴部18は、判断の対象となった画像データに対応する画像に含まれる景観等についての特徴度数を、当該画像の撮影位置を示す位置情報および当該画像の撮影年月日・時刻を示す時間情報と対応づけて記憶する。
なお、上述した特徴判断処理において、各画像片に含まれる景観等の一部とカメラ11との間の距離に応じて各画像片に重み付けをしてもよい。つまり、ある画像片に含まれている景観等の一部とカメラ11との間の距離が、他の画像片に含まれている景観等の一部とカメラ11との間の距離よりも長いときには、特徴判断部18は、当該画像片についての重みを、他の画像片についての重みよりも大きくした上で特徴判断処理を行う。
すなわち、まず、距離認識部19が各画像片に含まれる景観等の一部とカメラ11との間の距離を認識する。例えば、移動体が移動している間に、カメラ11により景観等を短い期間(例えばおよそ1秒)内において連続して2回撮影する。これにより、2個の画像データが得られる。これらの画像データは、移動体の移動中に短い期間内において連続して撮影して得たものなので、これら2個の画像データに対応する画像を比較すると、カメラ11の近くに存在していた物体等は大きく移動しており、カメラ11から遠くに存在している物体等はほとんど移動していない。続いて、距離認識部19は、画像片に含まれる景観等の一部の動き量を画像片ごとに検出する。これにより、カメラ11の近くに存在していた物体等については相対的にみて大きな動き量が検出され、カメラ11から遠くに存在している物体等については相対的にみて小さな動き量が検出される。続いて、距離認識部19は、大きな動き量が検出された物体等が含まれる画像片よりも、小さな動き量が検出された物体等が含まれる画像片の方が特徴判断処理において重視されるように重み付けを行う。
重み付けは例えば次のように行う。特徴判断処理の初段において、特徴判断部18は、上述したように1個の画像データに対応する画像を構成する画像片に関する分類結果を集計する。このとき、特徴判断部18は、画像片に重み付けをしながら分類結果を集計する。例えば、重み付けをしない画像片についての分類結果を1とし、重み付けをする画像片についての分類結果を1.1とする。この場合、例えば分類結果が「草木」でありかつ重み付けをしない画像片が15個あり、分類結果が同じく「草木」でありかつ重み付けをする画像片が15個あるとすると、分類結果が「草木」である画像片の集計結果は、
1×15+1.1×15=31.5 (8)
になる。なお、説明の便宜上、重み付けを2段階(重み定数0、1.1)としたが、重み付けを多段階にしてもよい。例えば、重み定数0.8、0.9、0、1.1、1.2を用いて5段階の重み付けを行ってもよい。
1×15+1.1×15=31.5 (8)
になる。なお、説明の便宜上、重み付けを2段階(重み定数0、1.1)としたが、重み付けを多段階にしてもよい。例えば、重み定数0.8、0.9、0、1.1、1.2を用いて5段階の重み付けを行ってもよい。
図4中の画像52と図11中の画像57とは、景観等を短い期間内において連続して2回撮影したことによって得られた画像である。画像52の画像片および画像57の画像片に基づいて動き量を検出し、この検出結果に基づいて画像52の画像片について重み付けをすると、例えば図12中のイメージチャート58に示すようになる。
なお、空は無限遠なので、他の物体と同様に「空」に重み付けを行うと、「空」に過大な重みが付くおそれがある。そこで、撮影対象である景観中に空が含まれる場合には、「空」について重み付けをしなくてもよい。これにより、特徴判断の精度を高めることができる。
(特徴度数の利用)
画像分析装置1は、特徴判断処理の結果として特徴度数(自然度数、都市度数など)を記憶装置24の作業領域に記憶する。この特徴度数は、例えば次のように利用することが可能である。
画像分析装置1は、特徴判断処理の結果として特徴度数(自然度数、都市度数など)を記憶装置24の作業領域に記憶する。この特徴度数は、例えば次のように利用することが可能である。
第1に、特徴度数を利用して分布図または地図を作成することができる。図13は、ある地域(東京都)の自然分布図である。このような自然分布図は次のようにして作成することができる。つまり、自動車に画像分析装置1を搭載し、当該地域内のあらゆる所を走行し、当該地域内のあらゆる所の景観等を撮影する。そして、当該地域内のあらゆる所の自然度を判断し、当該地域内のあらゆる所の自然度数を記憶装置24に記憶していく。そして、当該地域内のあらゆる所の自然度数に応じて当該地域の地図に色づけをする。自然度数に応じて地図に色づけを行うときには、自然度数と対応づけて記憶装置24に記憶されている位置情報(位置情報生成部21によって生成された位置情報)を利用する。位置情報を利用すれば、自然度数と地図上の位置との関係がわかるので、色づけを容易に行うことができる。
このように、自動車等に画像分析装置1を搭載して景観等を撮影し、これにより得られた特徴度数を利用して分布図または地図を作成する方法によれば、航空画像を利用して分布図または地図を作成する方法よりも、精度の高い分布図または地図を作成することが可能になる。つまり、人工衛星等で撮影された航空画像に対し画像処理等を行い、これにより得られた自然度数に基づいて分布図または地図を作成する方法が知られている。しかし、この方法では、上空からの撮影であるため、森林の陰に隠れた建物などを画像として捉えることができず、この結果、分布図または地図を高精度に作成することが難しい。これに対し、画像分析装置1により得られた特徴度数を利用して分布図または地図を作成する方法によれば、道路上からの撮影であるため、森林の陰に隠れた建物などを画像として確実に捉えることができ、この結果、分布図または地図を高精度に作成することができる。
第2に、特徴度数を利用して都市化の発展の程度など、景観等の特徴の時間的変化を示す図表を作成することができる。図14は、ある地点の都市化の発展の程度を示す図表である。このような図表は次のようにして作成することができる。つまり、自動車に画像分析装置1を搭載し、当該地点を走行し、当該地点の景観を撮影する。そして、当該地点の都市度を判断し、当該地点の都市度数を記憶装置24に記憶する。さらに、当該地点の景観撮影を所定の間隔で(例えば6ヶ月ごとに)実行し、その都度、当該地点の都市度を判断し、当該地点の都市度数を記憶装置24に記憶していく。そして、景観撮影をある程度の回数実行した後、記憶装置24に記憶されている当該地点の都市度数を読み出し、これら都市度数に基づいて図表を作成する。図表を作成するときには、都市度数と対応づけて記憶装置24に記憶されている時間情報(時間情報生成部22により生成された時間情報)を利用する。時間情報を利用すれば、都市度数と時間(年月日)との関係がわかるので、図表を容易に作成することができる。
以上説明したとおり、画像分析装置1によれば、色分析処理、フラクタル次元解析処理および人工物量認識処理を行い、これらの処理の結果を組み合わせて画像の特徴を判断する構成としたから、画像に含まれる景観の一部、景観に含まれる物体、景観に含まれる物体の一部などの種類を高精度に特定することができ、画像に含まれる景観等の全体の特徴を高精度に判断することができる。
また、画像分析装置1によれば、撮影した画像を複数の画像片に分割し、画像片ごとに色分析処理、フラクタル次元解析処理および人工物量認識処理を行う構成としたから、画像に含まれる景観の一部、景観に含まれる物体、景観に含まれる物体の一部などの種類を高精度に特定することができ、画像に含まれる景観等の全体の特徴を高精度に判断することができる。
また、画像分析装置1によれば、画像片ごとに分類を行い、分類結果の集計し、この集計結果に基づいて景観等の特徴判断を行う構成としたから、景観等の特徴を高精度に判断することができる。
また、画像分析装置1によれば、特徴判断処理において、景観等の特徴を、プラス要素数、マイナス要素数を用いて判断する構成としたから、画像に含まれる景観等の全体の特徴を高精度に判断することができる。
また、画像分析装置1またはカメラ11のみを移動体に搭載し、移動体を移動させながら景観等の撮影を行い、特徴判断などを行う構成としたから、広範囲にわたる場所の景観の特徴判断を容易にかつ迅速に行うことができる。
さらに、上述したように、撮影の対象である景観等とカメラ11との間の距離に応じて画像片に重み付けをする構成とすれば、景観等の特徴判断の精度をよりいっそう高めることができる。
さらに、上述したように、カメラ11に障害物が接近し、撮影の対象である景観等とカメラ11との間が当該障害物によって遮られていることを認識し、このような場合には、景観等の撮影をやり直す構成としたから、景観等が適切に含まれており、景観等の特徴判断を適切に行うことができる画像だけについて景観等の特徴判断を行うことができる。したがって、特徴判断処理などの効率化を図ることができ、判断精度の向上、特徴判断処理により得られた特徴度数の信頼性の向上などを図ることができる。
なお、上述した説明において、カメラ11が撮影手段の具体例であり、カメラ11および入力部12が画像取得手段の具体例である。また、画像分割部13が画像分割手段の具体例であり、色分析部14が色分析手段の具体例であり、フラクタル次元解析部15がフラクタル次元解析手段の具体例であり、人工物量認識部16が人工物量認識手段の具体例である。また、分類部17が分類手段の具体例であり、特徴判断部18が特徴判断手段の具体例である。また、障害物認識部20が障害物認識手段の具体例であり、距離認識部19が距離認識手段の具体例である。また、記憶装置24が情報保持手段の具体例である。
また、図2中のステップS1が画像取得工程の具体例であり、ステップS2が画像分割工程の具体例であり、ステップS3が色分析工程の具体例である。また、ステップS4がフラクタル次元解析工程の具体例であり、ステップS5が人工物量認識工程の具体例である。また、ステップS7が分類工程の具体例であり、ステップS8が特徴判断工程の具体例である。
(他の実施形態1)
図6に示す色分析処理において、画像分析装置1は、画素の色相が青領域であるか否かを判断することにより、青空判定を行う(図6中のステップS37)。さらに、画像分析装置1は、この青空判定の結果に基づいて青空率を算出する(図6中のステップS40)。そして、分類処理(図2中のステップS7)において、画像分析装置1は、画像片に関する緑視率が少なく、青空率が多く、看板率が少なく、フラクタル次元解析値が低く、かつ人工物量カウント値が0のときには、当該画像片に含まれている景観等の一部の種類を空であると特定し、当該画像片を「空」という分類項目に分類する(図9参照)。このようにして、画像分析装置1は、画像に写っている空の領域を判断する。
図6に示す色分析処理において、画像分析装置1は、画素の色相が青領域であるか否かを判断することにより、青空判定を行う(図6中のステップS37)。さらに、画像分析装置1は、この青空判定の結果に基づいて青空率を算出する(図6中のステップS40)。そして、分類処理(図2中のステップS7)において、画像分析装置1は、画像片に関する緑視率が少なく、青空率が多く、看板率が少なく、フラクタル次元解析値が低く、かつ人工物量カウント値が0のときには、当該画像片に含まれている景観等の一部の種類を空であると特定し、当該画像片を「空」という分類項目に分類する(図9参照)。このようにして、画像分析装置1は、画像に写っている空の領域を判断する。
ところで、撮影状況によっては、画像に写っている空が曇り空、夕焼け空などである場合がある。あるいは、空の画像が白飛び画像、つまり明るさが上限に達して飽和状態になっている画像である場合がある。このような場合には、色分析処理において、単に画素の色相が青領域であるか否かを判断するだけでは、空領域を高精度に判断することができない場合がある。このような場合には、以下に述べる空色範囲設定処理を行うことが望ましい。この空色範囲設定処理は、例えば画像分割処理(図2中のステップS2)後、かつ色分析処理(図2中のステップS3)前に行うことが望ましい。
図15は空色範囲設定処理を示している。空色範囲設定処理において、まず、画像分析装置1は、画像データに対応する画像を構成する各画像片につき、画像片を構成する画素の明度の分散値と、画像片を構成する画素の色相、明度および彩度(HLS)のそれぞれの平均値とを検出する(ステップS51)。
続いて、画像分析装置1は、画像データに対応する画像を構成する画像片の中から、1個の画像片(これを「対象画像片」という。)を選択する(ステップS52)。ここで、画像データに対応する画像において、左から右へ横方向(x軸方向)に並んでいる画像片がn個であり、上から下へ縦方向(y軸方向)に並んでいる画像片がm個であり、つまり当該画像がn×m個の画像片から構成されているとする。この場合、画像中の画像片の位置を4隅の座標を(0,0)、(n,0)、(n,m)、(0,m)とすると、画像分析装置1は、座標(1,1)、(n−1,1)、(n−1,m−1)、(1,m−1)で囲まれた範囲内にある画像片の中から対象画像片を1個ずつ選択する。なお、空は画像の上半分に写っている場合が多いので、座標(1,1)、(n−1,1)、(n−1,m/2)、(1,m/2)で囲まれた範囲内にある画像片の中から対象画像片を選択してもよい。
続いて、画像分析装置1は、選択した1個の対象画像片の明度の分散値と、当該対象画像片の周囲にある画像片(例えば当該対象画像片を包囲している8個の画像片)の明度の分散値とをそれぞれ調査する(ステップS53)。この調査は、ステップS51の検出結果を利用して行う。
続いて、画像分析装置1は、対象画像片およびその周囲の画像片の明度の分散値が小さいか否かを判断する(ステップS54)。例えば、明度の分散値の最大値を100とすると、明度の分散値が約10以下であるとき、画像分析装置1は、明度の分散値が小さいと判断する。
対象画像片およびその周囲の画像片のうち、すべての画像片の明度の分散値が小さいときには(ステップS54:YES)、画像分析装置1は、対象画像片についての色相、明度および彩度のそれぞれの平均値を記憶装置24に記憶する(ステップS55)。一方、対象画像片およびその周囲の画像片のうち、いずれかの画像片の明度の分散値が小さくないときには(ステップS54:NO)、画像分析装置1は、ステップS55を行わずに、処理をステップS56に進める。
続いて、画像分析装置1は、すべての対象画像片についてステップS52からステップS55までの処理を行ったか否かを判断する(ステップS56)。すべての対象画像片についてステップS52からステップS55までの処理を行っていないときには(ステップS56:NO)、画像分析装置1は、処理をステップS52に戻し、未処理の対象画像片を選択し、処理を続行する。
一方、すべての対象片についてステップS52からステップS55までの処理を行ったときには(ステップS56:YES)、続いて、画像分析装置1は、各対象画像片について色相、明度および彩度のそれぞれの平均値に基づいて、各対象画像片の色相、明度および彩度のそれぞれの範囲を決める(ステップS57)。つまり、すべての対象画像片についての色相の平均値の中から、最小の平均値と最大の平均値とを調べ、最小の平均値を色相範囲の下限とし、最大の平均値を色相範囲の上限とする。同様に、すべての対象画像片についての明度の平均値の中から、最小の平均値と最大の平均値とを調べ、最小の平均値を明度範囲の下限とし、最大の平均値を明度範囲の上限とする。同様に、すべての対象画像片についての彩度の平均値の中から、最小の平均値と最大の平均値とを調べ、最小の平均値を彩度範囲の下限とし、最大の平均値を彩度範囲の上限とする。続いて、画像分析装置1は、色相範囲、明度範囲および彩度範囲を記憶装置24に記憶する。
これら色相範囲、明度範囲および彩度範囲は、当該画像データに対応する画像に写っている空の色範囲を示す。
画像分析装置1は、空色範囲設定処理に続き、色分析処理を行う。当該実施形態における色分析処理では、図6中のステップS37およびステップS38の処理に代えて、次のような処理を行う。つまり、画像分析装置1(色分析部14)は、処理の対象となっている画素の色相、明度および彩度が、記憶装置24に記憶されている色相範囲、明度範囲および彩度範囲にそれぞれ属するか否かを判断する。当該画素の色相、明度および彩度が色相範囲、明度範囲および彩度範囲にそれぞれ属するときには、画像分析装置1は、当該画像が空基準を満たすと判断し、空カウント値を増やす。一方、当該画素の色相が色相範囲に属さないとき、当該画素の明度が明度範囲に属さないとき、または当該画素の彩度が彩度範囲に属さないときには、画像分析装置1は、当該画像が空基準を満たさないと判断し、空カウント値を増やさない。また、このような処理を行う場合、図6中のステップS40では、青空率に代えて空率が算出される。そして、分類処理(図2中のステップS7)などでは、青空率に代えて空率が用いられる。
以上説明したとおり、空色範囲設定処理を行い、空の色範囲に基づいて空判定および空率の算出を行うことにより、空領域を高精度に判断することができる。
なお、図15中のステップS51では、明度の分散値に代えてまたはこれに加えて、彩度の分散値または色相の分散値を検出し、これらをステップS53などで用いてもよい。また、空の色範囲は、色相範囲、明度範囲、彩度範囲のうちのいずれか1個だけにより決めてもよいし、これらのうちの2個を組み合わせにより決めてもよい。
(他の実施形態2)
上述したような空色範囲設定処理を行う場合には、記憶装置24に記憶された色相範囲、彩度範囲および明度範囲に基づいて、画像中の空の色情報を得ることができる。この色情報に基づいて、色分析処理における看板基準または緑視基準の閾値を変更してもよい。
上述したような空色範囲設定処理を行う場合には、記憶装置24に記憶された色相範囲、彩度範囲および明度範囲に基づいて、画像中の空の色情報を得ることができる。この色情報に基づいて、色分析処理における看板基準または緑視基準の閾値を変更してもよい。
例えば、空の色情報から、青空、曇り空、夕焼け空、逆光等の空の状況または天気を判断する。曇り空と判断された場合、草木や看板は暗く写るので、明度または彩度の閾値を下げてもよい。夕焼け空と判定された場合、草木や看板は赤みがかって写るので、色相の閾値を変更してもよい。逆光と判定された場合、空の画像が白飛びするため、草木や看板が暗く写るので、明度または彩度の閾値を下げてもよい。
空の色情報に基づいて看板基準または緑視基準の閾値を変更することにより、看板判定または緑視判定の精度を高めることができる。
(他の実施形態3)
上述した画像分析装置1における分類処理では、「草木」、「空」、「人工物」という分類項目に画像片を分類する場合を例にあげたが、本発明はこれに限られない。例えば、「電線」という分類項目を追加してもよい。
上述した画像分析装置1における分類処理では、「草木」、「空」、「人工物」という分類項目に画像片を分類する場合を例にあげたが、本発明はこれに限られない。例えば、「電線」という分類項目を追加してもよい。
例えば、処理の対象となっている画像片に関する緑視率が少なく(例えば0.5以下)、青空率が多く(例えば0.5より大きい)、看板率が少なく(例えば0.5以下)、フラクタル次元解析値が高く(例えば1.0以上)、かつ人工物量カウント値が0のときには、当該画像片に含まれている景観等の一部の種類を電線であると特定し、当該画像片を「電線」という分類項目に分類する。あるいは、電線を「人工物」の分類項目に分類してもよい。これにより、景観等の特徴判断の精度をよりいっそう高めることができる。
なお、このような電線に関する分類処理を行う際に、緑視率、青空率、看板率、フラクタル次元解析値および人工物量カウント値を基準にするだけでは、遠くの山並みの稜線や建物の輪郭と電線との識別を高精度に行うことが難しい場合がある。そこで、上述した空色範囲設定処理と同様の要領で、対象画素片に写っている画像が空であるか、電線であるかなどを調査し、この調査結果も参照しつつ、電線に関する分類処理を行ってもよい。
(他の実施形態4)
上述した画像分析装置1の特徴判断処理(図2中のステップ8)では、自然度および都市度を判断する場合を例にあげた。これに加えて、開けた道度を判断してもよい。開けた道度とは、概ね、道路の周囲に高い木や建物がなく、道路周囲の景観が開けている程度を示す。開けた道度の判断式は、次のとおりである。
上述した画像分析装置1の特徴判断処理(図2中のステップ8)では、自然度および都市度を判断する場合を例にあげた。これに加えて、開けた道度を判断してもよい。開けた道度とは、概ね、道路の周囲に高い木や建物がなく、道路周囲の景観が開けている程度を示す。開けた道度の判断式は、次のとおりである。
開けた道度=(空数−草木数)/判断要素全体数 (9)
なお、判断要素全体数=草木数+空数+人工物数 (10)
開けた道度を判断する場合には、画像の上半分に属する画像片のみを判断の対象にしてもよい。これにより、開けた道度の判断の精度を高めることができる。つまり、画像に写っている景観が開けた道である場合、画像の上半分の景観が、開けた道度を判断する上で重要であり、画像の下半分の景観は、開けた道を判断する上で重要でない。画像の下半分の景観は、開けた道度の判断を行う上で却ってじゃまになる。例えば、開けた道でも、道路脇に田畑があれば、背の低い草木が画像の下半分に写る。この結果、草木数が大きくなり、上記数式(9)によれば開けた道度が小さくなる。したがって、画像の下半分の景観は、開けた道度の判断対象から除外するほうが、開けた道度の判断の精度を高めることができる。
なお、判断要素全体数=草木数+空数+人工物数 (10)
開けた道度を判断する場合には、画像の上半分に属する画像片のみを判断の対象にしてもよい。これにより、開けた道度の判断の精度を高めることができる。つまり、画像に写っている景観が開けた道である場合、画像の上半分の景観が、開けた道度を判断する上で重要であり、画像の下半分の景観は、開けた道を判断する上で重要でない。画像の下半分の景観は、開けた道度の判断を行う上で却ってじゃまになる。例えば、開けた道でも、道路脇に田畑があれば、背の低い草木が画像の下半分に写る。この結果、草木数が大きくなり、上記数式(9)によれば開けた道度が小さくなる。したがって、画像の下半分の景観は、開けた道度の判断対象から除外するほうが、開けた道度の判断の精度を高めることができる。
また、開けた道度を判断するとき、画像に写っている地平線の上側に属する画像片のみを判断の対象にしてもよい。この場合には、例えば、画像中における道路の消失点を検出し、この消失点に基づいて地平線の位置を特定する。この場合、道路の両縁に沿って伸びる線(例えば白線)の延長線の交点を検出し、これを消失点として用いることができる。
(他の実施形態5)
上述した画像分析装置1における色分析処理では、看板判定、緑視判定および青空判定を行い、看板率、緑視率および青空率をそれぞれ算出する場合を例にあげた。しかし、本発明はこれに限られない。例えば、看板判定、緑視判定およびお青空判定に代えてまたはこれらの判定に加えて、赤色判定または黄色判定などを行ってもよい。そして、赤色判定または黄色判定の結果に基づいて紅葉率を算出してもよい。この場合には、分類処理において、「紅葉」という分類項目を設ける。これにより、特徴判断処理において、分類結果が「紅葉」である画像片の個数に基づいて景観等の紅葉度を判断することが可能になる。そして、紅葉度を用いて紅葉度グラフ、つまり、ある地点の紅葉の程度の時間的変化を示すグラフを作成することが可能になる。
上述した画像分析装置1における色分析処理では、看板判定、緑視判定および青空判定を行い、看板率、緑視率および青空率をそれぞれ算出する場合を例にあげた。しかし、本発明はこれに限られない。例えば、看板判定、緑視判定およびお青空判定に代えてまたはこれらの判定に加えて、赤色判定または黄色判定などを行ってもよい。そして、赤色判定または黄色判定の結果に基づいて紅葉率を算出してもよい。この場合には、分類処理において、「紅葉」という分類項目を設ける。これにより、特徴判断処理において、分類結果が「紅葉」である画像片の個数に基づいて景観等の紅葉度を判断することが可能になる。そして、紅葉度を用いて紅葉度グラフ、つまり、ある地点の紅葉の程度の時間的変化を示すグラフを作成することが可能になる。
(他の実施形態6)
看板判定、緑視判定およびお青空判定に代えてまたはこれらの判定に加えて、灰色判定を行ってもよい。そして、灰色判定の結果に基づいて道路率を算出してもよい。この場合には、分類処理において「道路」という分類項目を設ける。これにより、特徴判断処理において、分類結果が「道路」である画像片の個数に基づいて景観等の都市度を判断することが可能になる。
看板判定、緑視判定およびお青空判定に代えてまたはこれらの判定に加えて、灰色判定を行ってもよい。そして、灰色判定の結果に基づいて道路率を算出してもよい。この場合には、分類処理において「道路」という分類項目を設ける。これにより、特徴判断処理において、分類結果が「道路」である画像片の個数に基づいて景観等の都市度を判断することが可能になる。
(他の実施形態7)
上述した画像分析装置1では、1個の画像片について色分析処理、フラクタル次元解析処理および人工物量認識処理を行い、これら3通りの処理により得られた結果の組み合わせに基づいて、画像片に含まれる景観等の一部の種類の特定を行う場合を例にあげた。しかし、本発明はこれに限られない。例えば、1個の画像片について色分析処理およびフラクタル次元解析処理を行い、これら2通りの処理により得られた結果の組み合わせに基づいて、画像片に含まれる景観等の一部の種類の特定を行ってもよい。また、1個の画像片について色分析処理および人工物量認識処理を行い、これら2通りの処理により得られた結果の組み合わせに基づいて、画像片に含まれる景観等の一部の種類の特定を行ってもよい。全体的にみれば、2通りの処理により得られた結果の組み合わせに基づくよりも、3通りの処理により得られた結果の組み合わせに基づいて景観等の一部の種類を特定した方が、精度の高い種類特定を実現することができる。しかし、特定すべき種類によっては、2通りの処理により得られた結果の組み合わせを用いるだけでも、十分に精度の高い種類特定を実現することができる場合がある。このような場合には、処理を2通りにし、処理速度の向上などを図ることができる。
上述した画像分析装置1では、1個の画像片について色分析処理、フラクタル次元解析処理および人工物量認識処理を行い、これら3通りの処理により得られた結果の組み合わせに基づいて、画像片に含まれる景観等の一部の種類の特定を行う場合を例にあげた。しかし、本発明はこれに限られない。例えば、1個の画像片について色分析処理およびフラクタル次元解析処理を行い、これら2通りの処理により得られた結果の組み合わせに基づいて、画像片に含まれる景観等の一部の種類の特定を行ってもよい。また、1個の画像片について色分析処理および人工物量認識処理を行い、これら2通りの処理により得られた結果の組み合わせに基づいて、画像片に含まれる景観等の一部の種類の特定を行ってもよい。全体的にみれば、2通りの処理により得られた結果の組み合わせに基づくよりも、3通りの処理により得られた結果の組み合わせに基づいて景観等の一部の種類を特定した方が、精度の高い種類特定を実現することができる。しかし、特定すべき種類によっては、2通りの処理により得られた結果の組み合わせを用いるだけでも、十分に精度の高い種類特定を実現することができる場合がある。このような場合には、処理を2通りにし、処理速度の向上などを図ることができる。
(他の実施形態8)
上述した画像分析装置1における特徴判断処理では、特徴度数を−1から+1までの数値で表現する場合を例にあげたが、本発明はこれに限られない。例えば、特徴度数を0から100までの数値で表現してもよい。この場合には、−1が0、0が50、1が100に対応するように特徴度数を変換する。
上述した画像分析装置1における特徴判断処理では、特徴度数を−1から+1までの数値で表現する場合を例にあげたが、本発明はこれに限られない。例えば、特徴度数を0から100までの数値で表現してもよい。この場合には、−1が0、0が50、1が100に対応するように特徴度数を変換する。
(他の実施形態9)
上述した画像分析装置1における特徴判断処理では、自然度判断式(2)、都市度判断式(5)などを用いて景観等の特徴判断を行う場合を例にあげた。しかし、本発明はこれに限られない。この特徴判断の方法は、複数の分類項目の中から2個以上の分類項目を選択し、選択された各分類項目に属する画像片の個数を分類項目間で比較し、この比較結果に基づいて画像に含まれている景観等の全体の特徴を判断することができれば、他の方法でもよい。例えば、分類結果が草木である画像片の個数と分類結果が人工物である画像片の個数とを用いて、以下の式により自然度を算出してもよい。
上述した画像分析装置1における特徴判断処理では、自然度判断式(2)、都市度判断式(5)などを用いて景観等の特徴判断を行う場合を例にあげた。しかし、本発明はこれに限られない。この特徴判断の方法は、複数の分類項目の中から2個以上の分類項目を選択し、選択された各分類項目に属する画像片の個数を分類項目間で比較し、この比較結果に基づいて画像に含まれている景観等の全体の特徴を判断することができれば、他の方法でもよい。例えば、分類結果が草木である画像片の個数と分類結果が人工物である画像片の個数とを用いて、以下の式により自然度を算出してもよい。
自然度=草木数/人工物数 (11)
しかし、この式(11)よりも、上述した式(2)を用いる方が、自然度を高精度に判断することができる。
しかし、この式(11)よりも、上述した式(2)を用いる方が、自然度を高精度に判断することができる。
(他の実施形態10)
上述した画像分析装置1では、図2に示す動作を所定間隔で周期的に行う場合を例にあげたが、本発明はこれに限られない。例えば、景観等の判断を行う者が手動で撮影を行い、この撮影により得られた画像データについて画像分析装置1が景観等の特徴判断などを行ってもよい。
上述した画像分析装置1では、図2に示す動作を所定間隔で周期的に行う場合を例にあげたが、本発明はこれに限られない。例えば、景観等の判断を行う者が手動で撮影を行い、この撮影により得られた画像データについて画像分析装置1が景観等の特徴判断などを行ってもよい。
(他の実施形態11)
以上のような実施形態は、専用の装置としてハードウェアと一体的に構成する形態で実現してもよいし、コンピュータにプログラムを読み込ませることによって実現してもよい。コンピュータにプログラムを読み込ませて実現する場合には、コンピュータを画像取得手段、画像分割手段、色分析手段、フラクタル次元解析手段、人工物量認識手段、分類手段、特徴判断手段として動作させるためのプログラムを作成する。
以上のような実施形態は、専用の装置としてハードウェアと一体的に構成する形態で実現してもよいし、コンピュータにプログラムを読み込ませることによって実現してもよい。コンピュータにプログラムを読み込ませて実現する場合には、コンピュータを画像取得手段、画像分割手段、色分析手段、フラクタル次元解析手段、人工物量認識手段、分類手段、特徴判断手段として動作させるためのプログラムを作成する。
また、本発明は、請求の範囲および明細書全体から読み取るこのできる発明の要旨または思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う画像分析装置および画像分析方法並びにこれらの機能を実現するコンピュータプログラムもまた本発明の技術思想に含まれる。
本発明に係る画像分析装置および画像分析方法は、例えばカメラなどで撮影された画像を分析し、画像中に含まれる物体や景観などの画像の内容に関する特徴を判断する画像分析に利用可能である。また、例えば民生用或いは業務用の各種コンピュータ機器に搭載される又は各種コンピュータ機器に接続可能な画像分析装置等にも利用可能である。
Claims (22)
- 画像を取得する画像取得手段と、
前記画像を複数の画像片に分割する画像分割手段と、
前記各画像片について色の性質を分析する色分析手段と、
前記各画像片についてフラクタル次元解析を行うフラクタル次元解析手段と、
前記色分析手段による色分析結果および前記フラクタル次元解析手段によるフラクタル次元解析結果に基づいて前記各画像片に含まれている物体、物体の一部または景観の一部の種類を特定し、この種類に基づいて前記各画像片を分類する分類手段と、
前記各画像片に含まれている物体、物体の一部または景観の一部と当該画像分析装置の所定位置との間の距離を認識する距離認識手段と、
前記各画像片に関して前記分類手段による分類結果を前記認識される距離に応じて重み付けた結果に基づいて前記画像に含まれている物体全体、物体集合体全体または景観全体の特徴を判断する特徴判断手段とを備えていることを特徴とする画像分析装置。 - 画像を取得する画像取得手段と、
前記画像を複数の画像片に分割する画像分割手段と、
前記各画像片について色の性質を分析する色分析手段と、
前記各画像片に含まれている人工物または人工部分の量を認識する人工物量認識手段と、
前記色分析手段による色分析結果、および前記人工物量認識手段による人工物または人工部分の量の認識結果に基づいて前記各画像片に含まれている物体、物体の一部または景観の一部の種類を特定し、この種類に基づいて前記各画像片を分類する分類手段と、
前記各画像片に含まれている物体、物体の一部または景観の一部と当該画像分析装置の所定位置との間の距離を認識する距離認識手段と、
前記各画像片に関して前記分類手段による分類結果を前記認識される距離に応じて重み付けた結果に基づいて前記画像に含まれている物体全体、物体集合体全体または景観全体の特徴を判断する特徴判断手段とを備えていることを特徴とする画像分析装置。 - 画像を取得する画像取得手段と、
前記画像を複数の画像片に分割する画像分割手段と、
前記各画像片について色の性質を分析する色分析手段と、
前記各画像片についてフラクタル次元解析を行うフラクタル次元解析手段と、
前記各画像片に含まれている人工物または人工部分の量を認識する人工物量認識手段と、
前記色分析手段による色分析結果、前記フラクタル次元解析手段によるフラクタル次元解析結果、および前記人工物量認識手段による人工物または人工部分の量の認識結果に基づいて前記各画像片に含まれている物体、物体の一部または景観の一部の種類を特定し、この種類に基づいて前記各画像片を分類する分類手段と、 前記各画像片に含まれている物体、物体の一部または景観の一部と当該画像分析装置の所定位置との間の距離を認識する距離認識手段と、
前記各画像片に関して前記分類手段による分類結果を前記認識される距離に応じて重み付けた結果に基づいて前記画像に含まれている物体全体、物体集合体全体または景観全体の特徴を判断する特徴判断手段とを備えていることを特徴とする画像分析装置。 - 前記分類手段は前記各画像片を複数の分類項目に分類し、
前記特徴判断手段は、前記複数の分類項目の中から2個以上の分類項目を選択し、選択された前記各分類項目に属する画像片の個数を前記分類項目間で比較し、この比較結果に基づいて前記画像に含まれている物体全体、物体集合体全体または景観全体の特徴を判断することを特徴とする請求の範囲第1項に記載の画像分析装置。 - 前記分類手段は、前記画像片に含まれている物体、物体の一部または景観の一部
が自然物または人工物であることを特定し、前記物体、物体の一部または景観の一部が自然物であるときには当該画像片を第1分類項目に分類し、前記物体、物体の一部または景観の一部が人工物であるときには当該画像片を第2分類項目に分類し、
前記特徴判断手段は、前記第1分類項目に属する画像片の個数と前記第2分類項目に属する画像片の個数とを相互に比較し、この比較結果に基づいて前記画像に含まれている物体全体、物体集合体全体または景観全体の自然度または都市度を判断することを特徴とする請求の範囲第1項に記載の画像分析装置。 - 前記色分析手段は、前記画像片の看板率を算出する看板率算出手段を備えてい
ることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の画像分析装置。 - 前記色分析手段は、前記画像片の緑視率を算出する緑視率算出手段を備えてい
ることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の画像分析装置。 - 前記色分析手段は、前記画像片の青空率を算出する青空率算出手段を備えてい
ることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の画像分析装置。 - 前記人工物量認識手段は、前記画像片中において縦方向に連続的に伸びる所定
長さ以上のエッジ成分を検出し、このエッジ成分の検出量に基づいて前記人工物ま
たは人工部分の量を認識することを特徴とする請求の範囲第2項に記載の画像分析
装置。 - 前記画像取得手段は、物体、物体集合体または景観を撮影する撮影手段を備えて
いることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の画像分析装置。 - 前記撮影手段は移動体に搭載され、
前記画像取得手段は、前記撮影手段を用い、前記移動体の所定の移動距離また
は所定の移動時間ごとに前記画像を取得することを特徴とする請求の範囲第10項に
記載の画像分析装置。 - 前記画像取得手段は、前記撮影手段に障害物が接近し、撮影の対象である前記
物体、物体集合体または景観と前記撮影手段との間が当該障害物によって遮られて
いることを認識する障害物認識手段を備えていることを特徴とする請求の範囲第10
項に記載の画像分析装置。 - 前記距離認識手段は、
前記画像片に含まれている物体、物体の一部または景観の一部と前記撮影手段と
の間の距離を認識することを特徴とする請求の範囲第10
項に記載の画像分析装置。 - 一の画像片に含まれている物体、物体の一部または景観の一部と前記撮影手段と
の間の距離が、他の画像片に含まれている物体、物体の一部または景観の一部と前
記撮影手段との間の距離よりも長いときには、前記特徴判断手段は、前記一の画像
片についての重みを、前記他の画像片についての重みよりも大きくした上で、前記画
像に含まれている物体全体、物体集合体全体または景観全体の特徴を判断すること
を特徴とする請求の範囲第13項に記載の画像分析装置。 - 前記特徴判断手段は、前記画像に含まれている物体全体、物体集合体全体また
は景観全体の特徴を示す特徴情報を生成し、前記撮影手段の撮影位置を示す位置情報と共に前記特徴情報を記録媒体または記憶素子に保持する情報保持手段を備えていることを特徴とする請求の範囲第10項に記載の画像分析装置。 - 前記特徴判断手段は、前記画像に含まれている物体全体、物体集合体全体また
は景観全体の特徴を示す特徴情報を生成し、前記撮影手段の撮影時刻または撮影月日を示す時間情報と共に前記特徴情報を記録媒体または記憶素子に保持する情報保持手段を備えていることを特徴とする請求の範囲第10項に記載の画像分析装置。 - 画像を取得する画像取得工程と、
前記画像を複数の画像片に分割する画像分割工程と、
前記各画像片について色の性質を分析する色分析工程と、
前記各画像片についてフラクタル次元解析を行うフラクタル次元解析工程と、
前記色分析工程において得られた色分析結果および前記フラクタル次元解析工程において得られたフラクタル次元解析結果に基づいて前記各画像片に含まれている物体、物体の一部または景観の一部の種類を特定し、この種類に基づいて前記各画像片を分類する分類工程と、
前記各画像片に含まれている物体、物体の一部または景観の一部と所定位置との間の距離を認識する距離認識工程と、
前記各画像片に関して前記分類工程において得られた分類結果を前記距離認識工程において得られた距離に応じて重み付けた結果に基づいて前記画像に含まれている物体全体、物体集合体全体または景観全体の特徴を判断する特徴判断工程とを備えていることを特徴とする画像分析方法。 - 画像を取得する画像取得工程と、
前記画像を複数の画像片に分割する画像分割工程と、
前記各画像片について色の性質を分析する色分析工程と、
前記各画像片に含まれている人工物または人工部分の量を認識する人工物量認識工程と、
前記色分析工程において得られた色分析結果、および前記人工物量認識工程において得られた人工物または人工部分の量の認識結果に基づいて前記各画像片に含まれている物体、物体の一部または景観の一部の種類を特定し、この種類に基づいて前記各画像片を分類する分類工程と、
前記各画像片に含まれている物体、物体の一部または景観の一部と所定位置との間の距離を認識する距離認識工程と、
前記各画像片に関して前記分類工程において得られた分類結果を前記距離認識工程において得られた距離に応じて重み付けた結果に基づいて前記画像に含まれている物体全体、物体集合体全体または景観全体の特徴を判断する特徴判断工程とを備えていることを特徴とする画像分析方法。 - 画像を取得する画像取得工程と、
前記画像を複数の画像片に分割する画像分割工程と、
前記各画像片について色の性質を分析する色分析工程と、
前記各画像片についてフラクタル次元解析を行うフラクタル次元解析工程と、
前記各画像片に含まれている人工物または人工部分の量を認識する人工物量認識工程と、
前記色分析手段において得られた色分析結果、前記フラクタル次元解析手段において得られたフラクタル次元解析結果、および前記人工物量認識手段において得られた人工物または人工部分の量の認識結果に基づいて前記各画像片に含まれている物体、物体の一部または景観の一部の種類を特定し、この種類に基づいて前記各画像片を分類する分類工程と、
前記各画像片に含まれている物体、物体の一部または景観の一部と所定位置との間の距離を認識する距離認識工程と、
前記各画像片に関して前記分類工程において得られた分類結果を前記距離認識工程において得られた距離に応じて重み付けた結果に基づいて前記画像に含まれている物
体全体、物体集合体全体または景観全体の特徴を判断する特徴判断工程とを備えていることを特徴とする画像分析方法。 - 請求の範囲第1項に記載の画像分析装置としてコンピュータを機能させることを特
徴とするコンピュータプログラム。 - 請求の範囲第2項に記載の画像分析装置としてコンピュータを機能させることを特
徴とするコンピュータプログラム。 - 請求の範囲第3項に記載の画像分析装置としてコンピュータを機能させることを特
徴とするコンピュータプログラム。
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2005186294 | 2005-06-27 | ||
| JP2005186294 | 2005-06-27 | ||
| PCT/JP2006/312807 WO2007000999A1 (ja) | 2005-06-27 | 2006-06-27 | 画像分析装置および画像分析方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPWO2007000999A1 JPWO2007000999A1 (ja) | 2009-01-22 |
| JP4493050B2 true JP4493050B2 (ja) | 2010-06-30 |
Family
ID=37595248
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2007523957A Expired - Fee Related JP4493050B2 (ja) | 2005-06-27 | 2006-06-27 | 画像分析装置および画像分析方法 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US8086046B2 (ja) |
| JP (1) | JP4493050B2 (ja) |
| WO (1) | WO2007000999A1 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2023141113A (ja) * | 2022-03-23 | 2023-10-05 | 株式会社Nttファシリティーズ | 情報処理システム、及び景観定量化方法 |
| JP2023141111A (ja) * | 2022-03-23 | 2023-10-05 | 株式会社Nttファシリティーズ | 情報処理システム、及び景観定量化方法 |
| JP2023141110A (ja) * | 2022-03-23 | 2023-10-05 | 株式会社Nttファシリティーズ | 情報処理システム、及び景観定量化方法 |
Families Citing this family (30)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009024626A1 (es) | 2007-08-23 | 2009-02-26 | Tunes4Books, S.L. | Método y sistema para adaptar la velocidad de reproducción de la banda sonora asociada a un texto a la velocidad de lectura de un usuario |
| US8144988B2 (en) * | 2007-09-06 | 2012-03-27 | Ricoh Company, Ltd. | Document-image-data providing system, document-image-data providing device, information processing device, document-image-data providing method, information processing method, document-image-data providing program, and information processing program |
| US8194982B2 (en) * | 2007-09-18 | 2012-06-05 | Ricoh Company, Ltd. | Document-image-data providing system, document-image-data providing device, information processing device, document-image-data providing method, information processing method, document-image-data providing program, and information processing program |
| JP5187037B2 (ja) * | 2008-07-14 | 2013-04-24 | 株式会社明電舎 | 画像処理による人口密度推定装置 |
| JP5012718B2 (ja) * | 2008-08-01 | 2012-08-29 | トヨタ自動車株式会社 | 画像処理装置 |
| JP5264396B2 (ja) * | 2008-10-03 | 2013-08-14 | キヤノン株式会社 | 画像処理装置及び画像種別特定方法 |
| JP2010113012A (ja) * | 2008-11-04 | 2010-05-20 | Seiko Epson Corp | 表示システム、画像出力装置及び画像表示装置 |
| JP5441669B2 (ja) * | 2009-12-22 | 2014-03-12 | キヤノン株式会社 | 画像処理装置及びその制御方法 |
| DE102010002310A1 (de) * | 2010-02-24 | 2011-08-25 | Audi Ag, 85057 | Verfahren und Vorrichtung zur Freisichtprüfung einer Kamera für ein automobiles Umfeld |
| JP2012049709A (ja) * | 2010-08-25 | 2012-03-08 | Ricoh Co Ltd | 撮像装置、空領域判定方法、プログラム |
| JP5501477B2 (ja) * | 2010-11-19 | 2014-05-21 | 三菱電機株式会社 | 環境推定装置及び車両制御装置 |
| US8885881B2 (en) * | 2011-03-24 | 2014-11-11 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Scene determination and prediction |
| TWI435234B (zh) * | 2011-11-24 | 2014-04-21 | 財團法人資訊工業策進會 | Plant disease identification method, system and record media |
| JP6246629B2 (ja) * | 2014-03-14 | 2017-12-13 | 株式会社東芝 | 監視装置 |
| EP3196758B1 (en) * | 2014-07-21 | 2021-07-07 | Yulong Computer Telecommunication Scientific (Shenzhen) Co. Ltd. | Image classification method and image classification apparatus |
| US20180052114A1 (en) * | 2015-04-24 | 2018-02-22 | Sony Corporation | Inspection apparatus, inspection method, and program |
| RU2749033C2 (ru) | 2016-10-13 | 2021-06-03 | Маккейн Фудс Лимитед | Способ, носитель и система для обнаружения вируса картофеля на изображении сельскохозяйственной культуры |
| GB201621438D0 (en) * | 2016-12-16 | 2017-02-01 | Trw Ltd | Method of determining the boundary of drivable space |
| CN107358634A (zh) * | 2017-06-26 | 2017-11-17 | 宁德师范学院 | 一种分形图案的色彩渲染方法及装置 |
| US10803665B1 (en) * | 2017-09-26 | 2020-10-13 | Amazon Technologies, Inc. | Data aggregation for augmented reality applications |
| US10970552B2 (en) * | 2017-09-28 | 2021-04-06 | Gopro, Inc. | Scene classification for image processing |
| US10685442B2 (en) * | 2018-03-23 | 2020-06-16 | Eagle Technology, Llc | Method and system for fast approximate region bisection |
| US11210936B2 (en) * | 2018-04-27 | 2021-12-28 | Cubic Corporation | Broadcasting details of objects at an intersection |
| JP2020012750A (ja) * | 2018-07-19 | 2020-01-23 | 株式会社トプコン | 測量装置、測量方法および測量用プログラム |
| DE102018212961A1 (de) * | 2018-08-02 | 2020-02-06 | Robert Bosch Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zur Analyse eines Bildes |
| CN111093025B (zh) * | 2019-12-30 | 2021-07-30 | 维沃移动通信有限公司 | 一种图像处理方法及电子设备 |
| JP7347696B2 (ja) * | 2020-06-11 | 2023-09-20 | 日本電気株式会社 | 訓練装置、制御方法、及びプログラム |
| JP7699428B2 (ja) * | 2020-09-28 | 2025-06-27 | 株式会社竹中工務店 | 空間評価支援装置、空間評価支援システム、及び空間評価支援プログラム |
| US11922702B2 (en) * | 2021-08-19 | 2024-03-05 | Ford Global Technologies, Llc | Enhanced object detection |
| JP7734885B1 (ja) * | 2024-09-25 | 2025-09-05 | 三菱電機株式会社 | まち特徴量解析システム、まち特徴量解析方法およびまち特徴量解析プログラム |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003150610A (ja) * | 2001-11-13 | 2003-05-23 | Canon Inc | 画像内容自動判別装置 |
| JP2004056763A (ja) * | 2002-05-09 | 2004-02-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 監視装置、監視方法および監視用プログラム |
| JP2005063307A (ja) * | 2003-08-19 | 2005-03-10 | Fuji Photo Film Co Ltd | 画像識別方法および装置、オブジェクト識別方法および装置ならびにプログラム |
| JP2005078233A (ja) * | 2003-08-29 | 2005-03-24 | Toudai Tlo Ltd | 領域抽出法および領域抽出装置 |
Family Cites Families (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5280547A (en) * | 1990-06-08 | 1994-01-18 | Xerox Corporation | Dense aggregative hierarhical techniques for data analysis |
| WO1995024017A2 (en) * | 1994-03-02 | 1995-09-08 | THE UNITED STATES OF AMERICA, represented by THE SECRETARY, DEPARTMENT OF HEALTH AND HUMAN SERVICES NATIONAL INSTITUTES OF HEALTH | A top down preprocessor for a machine vision system |
| JPH0816789A (ja) | 1994-07-05 | 1996-01-19 | Kajima Corp | 景観の色彩判定方法 |
| US5787201A (en) * | 1996-04-09 | 1998-07-28 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy | High order fractal feature extraction for classification of objects in images |
| US6072904A (en) * | 1997-12-31 | 2000-06-06 | Philips Electronics North America Corp. | Fast image retrieval using multi-scale edge representation of images |
| AUPP603798A0 (en) * | 1998-09-18 | 1998-10-15 | Canon Kabushiki Kaisha | Automated image interpretation and retrieval system |
| US6721454B1 (en) * | 1998-10-09 | 2004-04-13 | Sharp Laboratories Of America, Inc. | Method for automatic extraction of semantically significant events from video |
| US6922485B2 (en) * | 2001-12-06 | 2005-07-26 | Nec Corporation | Method of image segmentation for object-based image retrieval |
| US7092573B2 (en) * | 2001-12-10 | 2006-08-15 | Eastman Kodak Company | Method and system for selectively applying enhancement to an image |
| US7266220B2 (en) * | 2002-05-09 | 2007-09-04 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Monitoring device, monitoring method and program for monitoring |
| JP4320032B2 (ja) * | 2004-03-31 | 2009-08-26 | パイオニア株式会社 | 経路案内システム及び方法 |
| EP1933277B1 (en) * | 2005-09-07 | 2010-11-17 | Pioneer Corporation | Scene monotonousness calculation device and method |
| US7840061B2 (en) * | 2007-02-28 | 2010-11-23 | Mitsubishi Electric Research Laboratories, Inc. | Method for adaptively boosting classifiers for object tracking |
-
2006
- 2006-06-27 JP JP2007523957A patent/JP4493050B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2006-06-27 US US11/993,980 patent/US8086046B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2006-06-27 WO PCT/JP2006/312807 patent/WO2007000999A1/ja not_active Ceased
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003150610A (ja) * | 2001-11-13 | 2003-05-23 | Canon Inc | 画像内容自動判別装置 |
| JP2004056763A (ja) * | 2002-05-09 | 2004-02-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 監視装置、監視方法および監視用プログラム |
| JP2005063307A (ja) * | 2003-08-19 | 2005-03-10 | Fuji Photo Film Co Ltd | 画像識別方法および装置、オブジェクト識別方法および装置ならびにプログラム |
| JP2005078233A (ja) * | 2003-08-29 | 2005-03-24 | Toudai Tlo Ltd | 領域抽出法および領域抽出装置 |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2023141113A (ja) * | 2022-03-23 | 2023-10-05 | 株式会社Nttファシリティーズ | 情報処理システム、及び景観定量化方法 |
| JP2023141111A (ja) * | 2022-03-23 | 2023-10-05 | 株式会社Nttファシリティーズ | 情報処理システム、及び景観定量化方法 |
| JP2023141110A (ja) * | 2022-03-23 | 2023-10-05 | 株式会社Nttファシリティーズ | 情報処理システム、及び景観定量化方法 |
| JP7837192B2 (ja) | 2022-03-23 | 2026-03-30 | 株式会社Nttファシリティーズ | 情報処理システム、及び景観定量化方法 |
| JP7837191B2 (ja) | 2022-03-23 | 2026-03-30 | 株式会社Nttファシリティーズ | 情報処理システム、及び景観定量化方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US8086046B2 (en) | 2011-12-27 |
| US20090136125A1 (en) | 2009-05-28 |
| WO2007000999A1 (ja) | 2007-01-04 |
| JPWO2007000999A1 (ja) | 2009-01-22 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4493050B2 (ja) | 画像分析装置および画像分析方法 | |
| Bao et al. | Monitoring of beach litter by automatic interpretation of unmanned aerial vehicle images using the segmentation threshold method | |
| US10303960B2 (en) | Image processing device, alarming apparatus, image processing system, and image processing method | |
| JP6802035B2 (ja) | 画像処理装置、警告装置、画像処理システム、画像処理方法 | |
| CN114445803B (zh) | 驾驶数据的处理方法、装置及电子设备 | |
| JP6549898B2 (ja) | 物体検出システム、物体検出方法、poi情報作成システム、警告システム、及び誘導システム | |
| JP5542530B2 (ja) | サンプリング位置決定装置 | |
| US20160260306A1 (en) | Method and device for automated early detection of forest fires by means of optical detection of smoke clouds | |
| CN109801282A (zh) | 路面状况检测方法、处理方法、装置及系统 | |
| CN110619750A (zh) | 面向违停车辆的智能航拍识别方法及系统 | |
| JP6698191B1 (ja) | 路面標示不具合検出装置、路面標示不具合検出方法及び路面標示不具合検出プログラム | |
| JP4550116B2 (ja) | 風景単調度演算装置及び方法 | |
| JP6653361B2 (ja) | 路面標示画像処理装置、路面標示画像処理方法及び路面標示画像処理プログラム | |
| CN102867417A (zh) | 一种出租车防伪系统及方法 | |
| JP4747122B2 (ja) | 特定領域自動抽出システム、特定領域自動抽出方法、および、プログラム | |
| CN112419745A (zh) | 一种基于深度融合网络的高速公路团雾预警系统 | |
| CN106339657A (zh) | 基于监控视频的秸秆焚烧监测方法、装置 | |
| KR20200056094A (ko) | 하늘 이미지를 이용한 미세먼지 수치 추정 장치 | |
| Vaibhav et al. | Real-time fog visibility range estimation for autonomous driving applications | |
| KR101874968B1 (ko) | 이미지 정보 기반의 시정거리 측정 시스템 및 이를 이용한 시정거리 측정 방법 | |
| Harbas et al. | Detection of roadside vegetation using features from the visible spectrum | |
| WO2006098311A1 (ja) | 道路景観地図作成装置、方法及びプログラム | |
| CN202887450U (zh) | 一种出租车防伪系统 | |
| CN118799710A (zh) | 一种能见度检测方法、装置、电子设备和存储介质 | |
| CN113989774B (zh) | 一种交通灯检测方法、装置、车辆和可读存储介质 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100323 |
|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100402 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130416 Year of fee payment: 3 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |