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JP4493420B2 - 通報装置及び通報システム - Google Patents
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JP4493420B2 - 通報装置及び通報システム - Google Patents

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本発明は、入力された音声に基づき通報する通報装置に関し、特に、入力された音声と入力される音圧レベルとの組み合わせにより非常事態を判定して通報することで誤報を低減する通報装置及び通報システムに関する。
また、本発明は、入力された音声に基づき通報する通報装置に関し、誤った判定による誤報をキャンセルできる通報装置及び通報システムに関する。
従来、通報装置として、非常ボタンの操作により非常事態の発生を外部に通報するものが広く知られるところである。
しかしながら、このような従来の通報装置は、利用者施設において例えば強盗などの非常事態が発生したときに当該強盗により非常ボタンの操作が規制されたり、非常事態の発生時に利用者の気が動転して非常ボタンの存在を失念してしまうことがあり、確実に非常事態を通報できないおそれがあった。
そこで、このような課題を解決するために、特許文献1の通報装置が提案されている。特許文献1には、話者の音声をマイクロホンにて集音、分析して語句に変換し、この入力された語句と、予め登録された危険語句テーブル内の語句とを照合して、一致すれば危険事態と判定して防犯設備に通報出力する通報装置が開示されている。
特開平9−251584号公報
しかしながら、特許文献1の通報装置では、入力された音声(語句)が危険語句テーブル内の語句と一致するだけで危険事態と判定して通報するために、使用する環境などにより誤報してしまう可能性があった。すなわち、利用者がTVを鑑賞しているときのTV音声や、保護者が子供を叱責するときの声、又は若者同士の冗談めいた会話などがマイクロホンに入力されると、これらの音声に含まれる語句により誤って危険事態を判定してしまうおそれがあった。
そこで本発明は、上述した課題を解決するために、入力された音声から非常事態の有無を判別するとともに誤報を低減でき、また、誤った判定による誤報をキャンセルできる通報装置及び通報システムを提供する。
上記目的を達成するために本発明による通報装置は、音声を入力する音声入力部を備え入力された音声に基づき通報する通報装置であって、前記入力された音声に対して音声認識処理し該音声に対応した入力文字列を出力する認識部と、前記入力された音声の入力音圧レベルを検出する音圧検出部と、複数の被照合文字列と該被照合文字列毎に対応する被照合音圧レベルとを予め記憶する記憶部と、前記入力文字列と前記被照合文字列とを照合する照合部と、該照合により前記入力文字列が前記被照合文字列と一致した場合に、当該被照合文字列に対応する前記被照合音圧レベルを前記入力音圧レベルが満たしているか否かを判別する判別部と、前記判別部により入力音圧レベルが被照合音圧レベルを満たしていると判断された場合に通報する通報部と、を備えたことを最も主要な特徴とする。
また、好ましくは、前記記憶部に記憶される前記被照合文字列毎に対応する被照合音圧レベルが、前記被照合文字列に対応付けられた危険度合に応じて設定され、危険度合の高い被照合文字列に対しては低い音圧レベルが設定され、危険度合の低い被照合文字列に対しては高い音圧レベルが設定されることを特徴とする。
さらに、好ましくは、更に、前記判別部にて入力音圧レベルが被照合音圧レベルを満たしていると判断されたときに起動して所定時間計時する計時部と、該計時部が起動すると報知出力する報知部と、前記計時部の計時中に操作入力があると前記計時部を停止させる操作部と、を備え、前記通報部は、前記計時部が前記所定時間を計時したときに前記通報を行うことを特徴とする。
また更に、好ましくは、さらに、前記判別部にて入力音圧レベルが被照合音圧レベルを満たしていると判断されたときに起動して所定時間計時する計時部と、該計時部が起動すると報知出力する報知部と、前記計時部の計時中に操作入力があると前記計時部を停止させる操作部と、を備え、前記通報部は、前記計時部が起動したときに第一の通報を行い、前記計時部の計時中に操作入力があると前記第一の通報をキャンセルするキャンセル通報を行い、前記計時部が前記所定時間を計時したときに第二の通報を行うことを特徴とする。
また、本発明による通報システムは、利用者が所持する利用者端末と、音声入力部を備え入力された音声に基づき通報する通報装置とを備えた通報システムであって、前記利用者端末は、前記通報装置と通信する通信部と、前記通報装置からの報知信号を受信して報知出力する報知部と、操作入力があると前記通報装置に操作信号を送出する操作部と、を備え、前記通報装置は、前記入力された音声に対して音声認識処理し該音声に対応した入力文字列を出力する認識部と、複数の被照合文字列を予め記憶する記憶部と、前記入力文字列と前記被照合文字列とを照合する照合部と、該照合により前記入力文字列が前記被照合文字列と一致したことに基づき起動して所定時間計時する計時部と、前記計時部が前記所定時間を計時すると通報出力する通報部と、前記計時部が起動すると前記通信部より前記利用者端末に報知信号を出力し、前記計時部の計時中に前記利用者端末から操作信号を受信すると前記計時部を停止させる制御部と、を備えたことを特徴とする。
さらに、好ましくは、前記記憶部は、前記複数の被照合文字列毎に対応した被照合音圧レベルを予め記憶し、前記通報装置は、さらに、前記入力された音声の入力音圧レベルを検出する音圧検出部と、前記照合部による照合により前記入力文字列が前記被照合文字列と一致した場合に、該被照合文字列に対応した被照合音圧レベルを前記入力音圧レベルが満たしているか否かを判別する判別部とを備え、前記計時部は、前記判別部により入力音圧レベルが被照合音圧レベルを満たしていると判断された場合に起動して前記所定時間計時することを特徴とする。
本発明に係る通報装置によれば、入力された音声と音圧レベルとの組み合わせにより非常事態を判定して通報することにより、誤報を低減することができる。また、利用者の使用環境に応じて非常事態と判定する音声及び音圧レベルを設定することができ、利便性が向上する。
特に、危険度の高い音声(文字列)に対しては低い音圧レベルで非常事態を判定し、危険度の低い音声(文字列)に対しては高い音圧レベルの入力でなければ非常事態としないことにより、通常の会話やTV音声などによる誤報を防止しつつ非常事態を判定することが可能となる。
また、本発明にかかる通報装置及び通報システムによれば、非常事態の発生を報知するとともに、操作部の操作により通報をキャンセルすることができるので、誤った判定による誤報を防止することができ、通報の信頼性を向上させることができる。
以下、本発明による通報装置を用いる通報システムの実施形態を図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明に係る通報システムを示す構成図であり、図2は本発明に係る通報システムを示すブロック図である。
通報システムは、金融機関や商店などの店舗に設置される通報装置1と、利用者が所持する利用者端末2とを無線接続して概略構成される。以下、本実施例においては通報装置1を金融機関店舗100に設置する例について説明する。
通報装置1は、音声入力部11から入力された音声と音圧とに基づき非常事態の発生を判定する。このとき、非常事態の判定は、入力された音声の照合、及び、入力音声の音圧レベルが入力音声に対応する音圧レベルを満たすか否かを判別することにより行われる。通報装置1は、非常事態を判定すると利用者端末2に報知信号を送信する。
利用者端末2は、通報装置1が設置された店舗100の店員などの利用者101に所持されている。利用者端末2は、報知信号を受信すると振動などにより非常事態の発生を利用者に報知する。このとき、利用者端末2は、利用者により操作部23が操作されると通報装置1に操作信号を送出する。
通報装置1は、非常事態の発生を判定した後、所定時間内に利用者端末2から操作信号を受信しなければ、非常事態の発生を確定し通信網3を介して遠隔のセンタ装置4に非常通報信号を送信する。
センタ装置4は、例えば警備保障会社の監視センタ5などに設置され、複数の監視対象に安全確認のサービスを提供する組織により管理運営される。センタ装置4は、通報装置1から通報を受けて、その情報を確認する装置である。監視センタ5では、監視対象に生じた非常事態を確認して、何らかの対処が必要だと判断した場合には、対処員に監視対象への適切な対処を指示する。
また、監視センタ5では、監視対象に生じた非常事態により、必要に応じて110番、119番通報や、監視対象または所定の緊急連絡先との電話連絡などの処理を行う。
次に、通報装置1の構成を説明する。
通報装置1は、音声を入力する音声入力部11と、入力された音声を音声認識処理して文字列に置き換える音声認識部12と、入力された音声の音圧レベルを検出する音圧検出部13と、照合用に予め登録される複数の被照合文字列と被照合音圧レベルとを対応させて記憶する記憶部14と、入力された音声より得られた文字列と被照合文字列とを照合する照合部15と、入力された音声の音圧レベルと被照合音圧レベルとを比較する音圧比較部16と、小電力無線により利用者端末と通信する通信部17と、公衆回線網3に接続されてセンタ装置4と通信する通報部18と、所定時間を計時する計時部19と、これら各部を制御する制御部10とから概略構成される。
音声入力部11は、マイクロホンなどで構成され、店舗100の天井やカウンターなど利用者101及び在来客の音声を集音できる場所に適宜設置される。
音声認識部12は、音声入力部11から入力されるアナログ音声信号をA/D変換器にてデジタル信号に変換し、音声認識処理を行うために必要な各種の音声特徴量を抽出する。音声認識部12は、予め音素や単語などを単位とする標準パターンを用意しており、抽出された音声特徴量とパターンマッチングにより音声を切出して符号の文字列に置き換える。
音圧検出部13は、音声認識部12にて抽出された音声特徴量に基づいて入力音声の音圧レベルを計測する。
なお、不要な処理を低減するために、所定音圧レベル以下の微細な音、例えば小声の会話音の音圧レベルに相当する25dB未満の音に対しては、音声入力部11からの音声入力、または、音声認識部12による音声認識処理を行わないようにしてノイズを除去することが好ましい
記憶部14には、威嚇や恫喝、悲鳴等に用いられる言葉や音を示す複数の被照合文字列と各被照合文字列毎に設定された危険度合とが互いに対応付けされて非常事態判定テーブル30として登録されている。図3に、被照合文字列と危険度合とを対応付けた非常事態判定テーブル30を示す。この非常事態判定テーブル30に登録される各被照合文字列や危険度合、危険度合に応じた被照合音圧は利用者により任意に登録設定できる。
被照合文字列は、強盗などの非常事態が発生したときに発音が予測される語や音を示す符号の文字列である。なお、図3においては、理解を容易にするよう被照合文字列を日本語で表記している。
非常事態が発生したときに発音が予測される語とは、例えば「騒ぐな」「動くな」「金をだせ」「金をつめろ」「殺す」「通報する」「助けて」などを意味する日本語や外国語である。また更に、非常事態が発生したときに発音が予測される音とは、例えば拳銃の発砲音やガラスの割れる音などである。
危険度合は、被照合文字列を示す音声が入力されたときに非常事態と判定するための被照合音圧レベルを示す度合いであり、低い危険度合は即ち高い被照合音圧レベルを示し、高い危険度合は即ち低い被照合音圧レベルを示す。
例えば、「助けて」や「騒ぐな」など日常的に発声される可能性のある文字列には、低い危険度が設定され、非常事態の判定には高い音圧レベルが必要となる。他方、「金をだせ」「殺す」「通報する」などの非常事態を想到するに足りる文字列には、高い危険度が設定され、低い音圧レベルであっても非常事態が判定されるようになっている。
本実施例において、危険度合はLv1〜Lv5の5段階で示される。
例えば、最も低い危険度合Lv1が示す被照合音圧レベルは、大声の会話音に相当する75dB以上に設定され、最も高い危険度合Lv5が示す被照合音圧レベルは、小声の会話音に相当する25dB以上に設定される。
照合部15は、音声認識部12にて置き換えられた文字列と、記憶部15の被照合文字列とを照合して入力音声に被照合文字列が含まれているか否かを判定する。
音圧比較部16は、音圧検出部13にて検出された入力音声の音圧と、照合部12にて一致が判定された被照合文字列に対応する被照合音圧レベルとを比較して、入力音声の音圧が被照合音圧レベル以上であるか否かを判定する。
制御部10は、音圧比較部16にて入力音声の音圧が被照合音圧レベル以上であると判断されると、非常事態が発生した可能性があるプレ非常事態と判定する。制御部10は、プレ非常事態と判定すると、計時部19を起動して所定時間計時し、通信部17より利用者端末2に報知信号を送信する。ここで、計時部19が計時する所定時間とは、プレ非常事態が非常事態であると確定されるまでの時間であり、例えば30秒である。
制御部10は、計時部19の計時が所定時間を経過すると、非常事態の発生を確定し、通報部18からセンタ装置4に非常信号を送信する。また、制御部10は、計時部19の計時が所定時間を経過する前に利用者端末2から操作信号を受信すると、計時部19の作動を停止してリセットし、プレ非常事態の処理を終了する。
次に、利用者端末2の構成について説明する。
利用者端末2は、小電力無線により通報装置1と通信する通信部21と、利用者に報知出力する報知部22と、利用者により操作される操作部23と、所定時間を計時する計時部24と、これら各部を制御する制御部20とから概略構成される。
利用者端末2は、店員などの利用者101の身体や衣服に取り付けられて利用者に所持されている。
報知部22は、バイブレータを具備して構成され、このバイブレータを作動させて利用者に報知出力する。
操作部23は、押しボタンやスライドボタンなどで構成され、ボタン操作により制御部20に操作出力する。
制御部20は、通報装置1から報知信号を受信すると、計時部24を起動して所定時間計時し、報知部22を作動させる。ここで、計時部24が計時する所定時間とは、通報装置1がプレ非常事態を判定したことを利用者に報知する時間であり、例えば30秒である。制御部20は、この計時部24が所定時間を計時しているときに、操作部23から操作出力を受けると、通信部21より通報装置1に操作信号を送信する。
以下、本実施形態による通報システムの動作を図4に示すフローチャートを参照して詳しく説明する。
通報装置1は、音声入力部11を作動させて常時音声を集音入力している。ここで、音声入力部11より音声入力があると(ST1−Yes)、制御部10は音声認識部12を作動させて音声認識処理をして、入力された音声を文字列に置き換え、音圧検出部13にて音圧レベルを検出する(ST2)。
次に、置き換えられた文字列と記憶部14内の被照合文字列とを照合する(ST3)。被照合文字列との一致が判定されると(ST3−Yes)、非常事態判定テーブル30より当該一致が判定された被照合文字列に対応する危険度合を読み出して、対応する被照合音圧レベルと入力された音声の音圧レベルとを比較する(ST4)。入力された音声の音圧レベルが被照合音圧レベル未満であれば(ST4−No)、処理を終了してST1に戻る。
他方、入力された音声の音圧レベルが被照合音圧レベル以上であれば(ST4−Yes)、制御部10は、非常事態が発生した可能性があるプレ非常事態と判定する。
これにより、入力された音声の照合と入力音声に対応する音圧レベルの照合とにより非常事態と判定することで、日常会話による誤報を低減してシステムの信頼性を向上させることが可能となる。
制御部10は、プレ非常事態と判定すると、計時部19を作動させて所定時間(30秒)の計時を開始する(ST5)。また、制御部10は、通信部17から利用者端末2に報知信号を送出する(ST6)。
計時部19の計時が所定時間(30秒)を経過すると(ST7−Yes)、非常事態の発生を確定し、通報部18からセンタ装置4に非常信号を送信する(ST8)。
他方、所定時間(30秒)を計時する前に(ST7―No)、利用者端末2から操作信号を受信すると(ST9−Yes)、計時部19の作動を停止してリセットし(ST10)、プレ非常事態の処理を終了する。
これにより、利用者端末2にて通報をキャンセルすることができ、誤った判定による誤報を防止することができる。
以上説明したように、本実施形態による通報システムでは、入力された音声と入力音声に対応する音圧レベルとにより非常事態の発生を判定するので、日常的な会話やTV音声などによる誤判定を低減することができ、システムの信頼性を向上させることが可能となる。
また、入力された音声が危険度の高い音声であれば低い音圧レベルであっても非常事態を判定し、入力された音声が危険度の低い音声であれば高い音圧レベルでなければ非常事態を判定しないようにしたので、日常会話などによる誤報を防止しつつも非常事態発生時には確実に非常事態を判定することができる。
さらに、何らかの要因で誤って非常事態を判定した場合であっても、所定時間通報を保留して非常事態の発生を利用者に報知し、利用者端末2にて通報をキャンセルすることができるので、誤った判定による誤報を防止することができ、信頼性を向上させることができる。
また、非常事態と判定したことを、利用者端末2の報知部22にてバイブレータにより利用者101に報知するので、強盗などの非常事態が発生した場合であっても、通報装置1による非常事態の判定及び通報出力を他人に悟られることなく確認することができる。
なお、本実施形態では、通報装置1と利用者端末2と備えた通報システムについて説明したが、利用者端末2を用いない構成としてもよい。この場合、報知部22と操作部23とを通報装置1に具備して構成し、報知部23をLEDやブザー等で構成することが好ましい。このように構成することで、通報装置1のみで通報システムを実現することができ、通報システムにかかるコストを低減することができる。
また、本実施形態では、音声入力部11が通報装置1に接続される例について説明したが、音声入力部11を利用者端末2に接続する構成としてもよい。この場合、音声入力部はピンマイクなどにより利用者101の衣服等に取り付けられ、入力された音声の情報は利用者端末2の通信部21より通報装置1に送信されて通報装置1にて非常事態か否かを判定するようにすることが好ましい。これにより、利用者の発声する音声を確実に音声入力部に入力することができる。
さらに、音声入力部11、音声認識部12、音圧検出部13、記憶部14、照合部15、音圧比較部16、計時部19とこれらの制御にかかる制御部10とを利用者端末2に具備する構成としてもよい。この場合、音声入力部より入力された音声により利用者端末2にて非常事態か否かが判定され、非常事態が確定すると利用者端末2の通信部21より通報装置1に信号を送出して、通報装置1から遠隔のセンタ装置に非常通報するよう構成する。
また更に、本実施形態では、通報装置1の制御部10は、プレ非常事態と判定すると計時部19を起動して所定時間計時するとともに利用者端末2に報知信号を送信し、計時部19の計時が所定時間を経過すると、非常事態の発生を確定し、通報部18からセンタ装置4に非常信号を送信するよう構成されていたが、これに限定されるものではない。
例えば、通報装置1の制御部10は、プレ非常事態と判定すると、計時部を起動して所定時間計時し利用者端末2に報知信号を送信するとともに、通報部18よりセンタ装置4にプレ非常事態を示すプレ非常信号を送信するようにしてもよい。
この場合、通報装置1の制御部10は、計時が所定時間経過するまでに利用者端末2から操作信号を受信すると、通報部18よりセンタ装置4にプレ非常事態をキャンセルするキャンセル信号を送信してプレ非常事態の処理を終了する。他方、通報装置1の制御部10は、計時が所定時間経過すると、通報部18よりセンタ装置4に非常事態の発生を確定する非常信号を送信する。
監視センタ5では、センタ装置4が受信する各種信号により、監視対象に生じた非常事態又はプレ非常事態を確認して、対処員への対処指示や電話連絡などの処理を行う。
これにより、非常事態が発生した可能性があるプレ非常事態を判定した時点でセンタ装置に通報することができ、非常事態の速報性が向上し、セキュリティ性が向上する。
本発明に係る通報システムを示す構成図 本発明に係る通報システムを示すブロック図。 非常事態判定テーブルを示す図。 本発明による通報システムの動作を示すフローチャート。
符号の説明
1 通報装置
2 利用者端末
3 通信網
4 センタ装置
5 監視センタ
10 通報装置の制御部
11 音声入力部
12 音声認識部
13 音圧検出部
14 記憶部
15 照合部
16 音圧比較部
17 通報装置の通信部
18 通報部
19 通報装置の計時部
20 利用者端末の制御部
21 利用者端末の通信部
22 報知部
23 操作部
24 利用者端末の計時部
30 非常事態判定テーブル
100 店舗
101 利用者

Claims (4)

  1. 音声を入力する音声入力部を備え入力された音声に基づき通報する通報装置であって、
    前記入力された音声に対して音声認識処理し該音声に対応した入力文字列を出力する認識部と、
    前記入力された音声の入力音圧レベルを検出する音圧検出部と、
    複数の被照合文字列と該被照合文字列毎に対応する被照合音圧レベルとを予め記憶する記憶部と、
    前記入力文字列と前記被照合文字列とを照合する照合部と、
    該照合により前記入力文字列が前記被照合文字列と一致した場合に、当該被照合文字列に対応する前記被照合音圧レベルを前記入力音圧レベルが満たしているか否かを判別する判別部と、
    前記判別部により入力音圧レベルが被照合音圧レベルを満たしていると判断された場合に通報する通報部と、
    を備え
    前記記憶部に記憶される前記被照合文字列毎に対応する被照合音圧レベルは、
    前記被照合文字列に対応付けられた危険度合に応じて設定され、危険度合の高い被照合文字列に対しては低い音圧レベルが設定され、危険度合の低い被照合文字列に対しては高い音圧レベルが設定されることを特徴とする通報装置。
  2. さらに、前記判別部にて入力音圧レベルが被照合音圧レベルを満たしていると判断されたときに起動して所定時間計時する計時部と、
    該計時部が起動すると報知出力する報知部と、
    前記計時部の計時中に操作入力があると前記計時部を停止させる操作部と、
    を備え、
    前記通報部は、前記計時部が前記所定時間を計時したときに前記通報を行うことを特徴とした請求項1に記載の通報装置。
  3. さらに、前記判別部にて入力音圧レベルが被照合音圧レベルを満たしていると判断されたときに起動して所定時間計時する計時部と、
    該計時部が起動すると報知出力する報知部と、
    前記計時部の計時中に操作入力があると前記計時部を停止させる操作部と、
    を備え、
    前記通報部は、前記計時部が起動したときに第一の通報を行い、前記計時部の計時中に操作入力があると前記第一の通報をキャンセルするキャンセル通報を行い、前記計時部が前記所定時間を計時したときに第二の通報を行うことを特徴とした請求項1に記載の通報装置。
  4. 利用者が所持する利用者端末と、音声入力部を備え入力された音声に基づき通報する通報装置とを備えた通報システムであって、
    前記利用者端末は、
    前記通報装置と通信する通信部と、
    前記通報装置からの報知信号を受信して報知出力する報知部と、
    操作入力があると前記通報装置に操作信号を送出する操作部と、を備え、
    前記通報装置は、
    前記入力された音声に対して音声認識処理し該音声に対応した入力文字列を出力する認識部と、
    前記入力された音声の入力音圧レベルを検出する音圧検出部と、
    複数の被照合文字列と該被照合文字列毎に対応する被照合音圧レベルとを予め記憶する記憶部と、
    前記入力文字列と前記被照合文字列とを照合する照合部と、
    該照合により前記入力文字列が前記被照合文字列と一致した場合に、当該被照合文字列に対応する前記被照合音圧レベルを前記入力音圧レベルが満たしているか否かを判別する判別部と、
    前記判別部により入力音圧レベルが被照合音圧レベルを満たしていると判断された場合に起動して所定時間計時する計時部と、
    前記計時部が前記所定時間を計時すると通報出力する通報部と、
    前記計時部が起動すると前記通信部より前記利用者端末に報知信号を出力し、前記計時部の計時中に前記利用者端末から操作信号を受信すると前記計時部を停止させる制御部と、を備え
    前記記憶部に記憶される前記被照合文字列毎に対応する被照合音圧レベルは、
    前記被照合文字列に対応付けられた危険度合に応じて設定され、危険度合の高い被照合文字列に対しては低い音圧レベルが設定され、危険度合の低い被照合文字列に対しては高い音圧レベルが設定されることを特徴とした通報システム。


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