JP4496391B2 - Game machine - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は遊技機に関し、駆動体の過熱を防止する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
遊技機の一つであるパチンコ機には、例えば表示装置と第4リールとを有する役物装置を備えているものがある。当該第4リールはモータによって回転駆動されるが、当該回転駆動はパチンコ球が始動口に入賞した際に行われる乱数抽選によって第4リールを回転させるリーチアクションが選択されたときである。そのため、第4リールの回転駆動は偶然要素に基づいて行われる。
【0003】
偶然要素に基づいて行なっても、短期間のうちには第4リールの回転駆動が集中する場合もある。この場合にはモータをほぼ連続的に駆動させる必要があるので、駆動に伴う発熱によってモータが過熱する可能性がある。モータの過熱を防止するには、金属製の放熱板をモータに取り付けて放熱させるとよい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、役物装置内に収納できるスペースは限られていることから、もし放熱板を収納できたとしても、放熱板の大きさを小さくせざるを得ないことが多い。放熱板の大きさが小さければ十分に放熱できず、やはりモータが過熱する可能性が残る。その一方で役物装置自体を大きくする方法が考えられるが、インパクトのある演出を行うために第4リールも大きくする傾向が強い。よって放熱板を大きくできたとしても、第4リールの重量増加に伴ってモータにかかる負荷も増えるので、結局はモータが過熱する可能性が依然として残ってしまう。
本発明は上述の点に鑑みてなしたものであり、駆動体(モータ等)の駆動を抑えることで、当該駆動体の過熱を防止した遊技機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段1】
課題を解決するための手段1は、役物装置内に備えた可動部材と、前記可動部材を動かす駆動体と、抽選の結果に基づいて前記駆動体の駆動を制御可能な駆動制御手段と、温度に基づいて前記駆動体の駆動を抑制する温度管理手段とを有する遊技機である。ここで、解決手段1に記載した用語については以下のように解釈する。当該解釈は他の解決手段および発明の詳細な説明についても同様である。(1)「可動部材」は、その全部または一部分が作動可能な部材を意味する。例えば、ドラム状,円筒状,ベルト状に形成した環状部材や、所定の範囲で運動可能な運動部材、遊技球を振り分け可能な振分部材、遊技球が通過可能な部位を開閉する開閉部材、一定の周期(あるいは不定の周期)で一方向や正逆方向に回転可能な回転部材等が該当する。(2)「駆動体」は、例えばモータやソレノイド等が該当する。
【0006】
当該手段1によれば図1に模式的に示すように、役物装置3内に備えた可動部材1と、可動部材1を動かす駆動体2と、抽選の結果に基づいて駆動体2の駆動を制御可能な駆動制御手段4と、温度に基づいて駆動体2の駆動を抑制する温度管理手段5とを有する。図1には、可動部材1として外周部1bに図柄1aを表したリール(回胴)を用い、当該リールを回転させるモータを駆動体2として用いた例を示す。温度管理手段5は駆動体2が過熱する前に、温度(すなわち室温や、温度センサ6を用いて計測した計測温度、温度推定手段7によって推定した推定温度等)に基づいて駆動体2の駆動を抑制する。こうして駆動体2の駆動力を低下させ、あるいは停止させるので、当該駆動体2の過熱を防止できる。
【0007】
【課題を解決するための手段2】
課題を解決するための手段2は、遊技媒体の流下経路に関与せず、かつ役物装置内に備えた可動部材と、前記可動部材を動かす駆動体と、前記駆動体の駆動を制御可能な駆動制御手段と、温度に基づいて前記駆動体の駆動を抑制する温度管理手段とを有する遊技機である。当該手段2によれば、遊技媒体の流下経路に関与せず、かつ役物装置3内に備えた可動部材1と、可動部材1を動かす駆動体2と、駆動体2の駆動を制御可能な駆動制御手段4と、温度に基づいて駆動体2の駆動を抑制する温度管理手段5とを有する。遊技媒体には遊技球(例えばパチンコ球等)や、メダル,コイン,トークンなどが該当する。可動部材1は遊技媒体の流下経路に関与しないので、遊技媒体の動向に影響を与えない。よって、例えば演出用の可動部材1において駆動体2の過熱を防止できる。温度管理手段5は駆動体2が過熱する温度になる前に、温度に基づいて駆動体2の駆動を抑制する。駆動体2の駆動を抑制すれば可動部材1の動きを抑制することになるが、可動部材1は遊技媒体の流下経路に影響を与えないので遊技機の機能に支障を来すことはない。
【0008】
【課題を解決するための手段3】
課題を解決するための手段3は、解決手段1または2に記載した遊技機において、所定の事象を計測可能な計測手段と、前記計測手段によって得られた計測結果に基づいて温度を推定する温度推定手段を有する遊技機である。ここで、解決手段3に記載した用語の「所定の事象」は、例えばゲートや入賞口等のような所定領域を通過または入賞した遊技球の検出や、遊技機の稼働時間、駆動体の駆動時間などが該当する。当該解釈は他の解決手段および発明の詳細な説明についても同様である。
【0009】
当該手段3によれば、所定の事象を計測可能な計測手段8と、計測手段8によって得られた計測結果に基づいて温度を推定する温度推定手段7を有する。計測手段8は、例えば遊技媒体を検出可能なセンサや、稼働時間や駆動時間等を計測可能なタイマー等が該当する。室温や駆動体2の温度は温度センサ6によって計測することが可能であるが、温度センサ6を用いない場合でも所定の事象を計測することによって室温や駆動体2の温度を推定する。計測手段8には遊技中に用いるセンサ等を兼用することで温度センサ6を不要とし、遊技機の製造コストを低く抑えることができる。
【0010】
【課題を解決するための手段4】
課題を解決するための手段4は、解決手段1から3のいずれか一つに記載した遊技機において、温度管理手段は、室温および駆動体の一方または双方にかかる温度が所定温度に達すると前記駆動体の駆動を抑制する遊技機である。当該手段4によれば、温度管理手段5は室温および駆動体2の一方または双方にかかる温度が所定温度に達すると駆動体2の駆動を抑制する。駆動体2の過熱は室温や駆動体2の温度が影響するので、これらの温度が所定温度に達すると駆動体2の駆動を抑制する。よって駆動体2の過熱をより確実に防止できる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明における実施の形態を図面に基づいて説明する。本実施の形態は遊技機の一つであるパチンコ機に本発明を適用した例であって、図2〜図10を参照しながら説明する。
【0012】
まず、図2にはパチンコ機10の外観を正面図で示す。パチンコ機10の遊技盤12には、後述するように液晶表示器64や保留数表示器20,28等を有する複合役物装置14、パチンコ球が通過可能な通過口24,62、入賞したパチンコ球を検出する始動口センサ60を有する始動口30、通過するパチンコ球を検出するゲートセンサ58を有するゲート32、ソレノイド54によって開閉可能な開閉蓋78を有する大入賞口34、当該大入賞口34の下方に備えられパチンコ球を検出可能な始動口センサ68と開閉可能な可動片72とを有する始動口50、その他に一般の入賞口や風車,障害釘などを適宜に配置している。これらのうちで始動口30と始動口50とは同等の機能を備えており、パチンコ球が入賞すると通常の入賞口と同様に賞球を払い出す。
【0013】
役物装置3に相当する複合役物装置14には、普通保留数(普通図柄にかかる図柄変動の保留数)を表示する保留数表示器20、図柄変動や装飾表示等を表示可能な液晶表示器64、外周面に複数の図柄を備えて回転可能に構成したリール22、特別保留数(特別図柄にかかる図柄変動の保留数)を表示する保留数表示器28等を有する。リール22は可動部材1に相当し、後述するリール装置80の一部を構成する{図3を参照}。保留数表示器20と保留数表示器28は、例えばそれぞれが所定個数(例えば4個や9個等)からなるLEDで構成する。上述したセグメント素子やLEDに代えて、電球(ランプ)やプラズマ表示器等を用いてもよい。
【0014】
通過口24の近傍には、例えば緑色や赤色等を発するLED等を用いて普通図柄の図柄変動が可能な普通図柄表示器26を備える。当該普通図柄表示器26は、パチンコ球がゲート32を通過すると点滅等による図柄変動を始め、所要期間(例えば10秒間)を経過すると停止する。普通図柄が特定の表示態様(例えば特定のLEDが赤色で点灯する状態)になると、ソレノイド等によって始動口50に備えた可動片72を一定期間(例えば4秒間)だけ開ける。
【0015】
大入賞口34は上述した開閉蓋78の他に、開放期間(例えば20秒間)内にパチンコ球が入賞すると所要回数(例えば16回)を上限としてラウンドを継続可能なVゾーン56(特別領域)や、賞球を払い出すに過ぎない一般入賞口(通常領域)等を有する。パチンコ球をそれぞれ検出するため、Vゾーン56にはVセンサ52を備え、一般入賞口には入賞センサ74を備える。
【0016】
遊技盤12の下方に備えた前板36は、透過部材(例えば板状の石英ガラスやプラスチック等)を取付可能なガラス枠18(いわゆる金枠)と独立して開閉可能になっている。当該前板36には、賞球の受皿である上皿38や、当該上皿38の内部に設けられて音(音声,音楽,効果音等)を出すスピーカ48、球貸を指示する球貸スイッチ66、カード類(例えばプリペイドカードやICカード等)の残高を表示する情報表示器70、当該プリペイドカードの返却を指示する返却スイッチ76等を備える。カード類はパチンコ機10に隣接して設置するカードユニットに挿入等する。当該カードユニットの構成や機能等については周知であるので、図示および説明を省略する。
【0017】
さらに前板36の下方には、タバコの吸い殻等を入れる灰皿46、賞球を含むパチンコ球を一時的に貯留する下皿44、遊技者の接触状態を検出するタッチセンサ42を備えたハンドル40等を備える。その他、遊技盤12やその近傍には、パチンコ機10の遊技内容等に合わせて適切な位置に、ランプやLED等の発光体を用いたランプ類16を備える。
【0018】
次にリール装置80の構成について、図3を参照しながら説明する。当該リール装置80内に備えるバックライト(リールの内側から照らす発光体)等については周知であるので、図示および説明を省略する。図3(A)にはリール装置80の概略構成を斜視図で示し、図3(B)には図3(A)の縦断面を示す。
【0019】
リール装置80は、制御基板(例えば後述するメイン制御基板120や図柄制御基板130等)からの駆動信号を受けて駆動するモータ82や、モータ82の回転軸82aに固定して回転可能に構成したリール22、インデックス84を検出すると基準信号を制御基板に伝達する光センサ86などを有する。モータ82には例えば2相励磁が可能なパルスモータ(すなわちステッピングモータ)を用いるが、サーボモータ等を用いてもよい。リール22は、外周面22aに図柄22b,22c,22d,22e,22f等のような複数の図柄を備え、内周面22gにインデックス84を備える。本例のインデックス84は内周面22gに形成した小片で実現したが、光センサ86で検出可能であれば貼付や印刷等で表したマーク(例えば●や■等)で実現してもよい。またインデックス84を磁性体で形成した場合には、光センサ86に代えて近接センサを用いてもよい。制御基板がモータ82を駆動制御(すなわち回転運動や制動等)することで、リール22の回転や停止等を実現する。制御基板は光センサ86からの基準信号を受けるとリール22の姿勢(すなわち基準位置や基準図柄等)を把握する。
【0020】
なお本例ではモータ82とリール22を直接駆動形式で構成したが、モータ82とリール22との間に動力伝達部材(ギア,ベルト,トルクコンバータ等)を介在させた間接駆動形式で構成してもよい。こうすればドラム状に形成したリール22だけではなく、ベルト状に形成したリール等にも適用することができる。またモータ82の温度を計測して制御基板に伝達する温度センサ88を備えてもよく、この場合に当該温度センサ88は温度センサ6に相当する。
【0021】
次に、パチンコ機10によるパチンコ遊技を実現するために接続構成をした各種基板の一例について図4を参照しながら説明する。なお単に「接続する」という場合には、特に断らない限り電気的に接続することを意味する。
【0022】
CPU(プロセッサ)122を中心に構成したメイン制御基板120は、遊技制御プログラムや所要のデータ等を格納したROM124、乱数,特別保留数,普通保留数および上限値等のように一時的データを格納可能なRAM126等を備える。当該ROM124やRAM126は、記憶部に相当する。CPU122は、遊技制御プログラムを実行してパチンコ遊技を実現する。当該遊技制御プログラムには、後述するような始動口処理や図柄表示処理等のような各手続きを実現するためのプログラムを含む。例えばROM124にはEPROMを用い、RAM126にはDRAMを用いるが、他の記憶媒体(例えばEEPROM,SRAM,フラッシュメモリ,磁気カード,ICカード等)を用いてもよい。他の構成要素については周知の構成と同様であるので、図示および説明を省略する。
【0023】
メイン制御基板120には、タッチセンサ42や払出制御基板112からの信号を受けて発射用のモータ100を駆動制御する発射制御基板110や、駆動センサ104や計数センサ106等からの信号を受けて払い出し用のモータ102を駆動制御する払出制御基板112、カードユニットや払出制御基板112と接続してデータの送受信や情報表示器70の表示等を制御するインタフェース基板114(図4では「I/F基板」と表記する)、液晶表示器64やリール装置80で表示する図柄を制御する図柄制御基板130、スピーカ48から出す音を制御する音声制御基板132、ランプ類16等の表示を制御するランプ制御基板134などを接続する。これらの各基板は、いずれもメイン制御基板120と同様にCPUを中心に構成する。駆動センサ104は、モータ102やパチンコ球を払い出す払出装置等の駆動状態を監視する。計数センサ106は、実際に払い出したパチンコ球の個数をカウントする。上述した駆動センサ104,計数センサ106,ゲートセンサ58,始動口センサ60,Vセンサ52等には、接触型センサ(例えばリードスイッチ,マイクロスイッチ,圧力センサ等)、あるいは非接触型センサ(例えば近接センサ,光センサ,赤外線センサ等)を用いる。
【0024】
またメイン制御基板120には、上述した始動口センサ60等のほかに、保留数表示器20,28や、パチンコ機10の外部装置に信号(例えば大当たり,図柄確定,確変中等のような遊技情報を含む)を伝達可能な外部端子板108などを直接に接続する。さらにメイン制御基板120から離れた位置に備えた装置(例えばソレノイド54,ゲートセンサ58,Vセンサ52等)は、信号中継用の中継端子板136を介して接続する。ソレノイド54の作動を制御することにより、大入賞口34の開閉蓋78を矢印D2方向に往復運動させて開閉できる。
【0025】
図柄制御基板130はCPU140を中心に構成し、表示制御プログラムや所要のデータ等を格納するROM142、受信データや抽選データ等の一時的データを格納するRAM144等を備える。図柄制御基板130には、図柄を予め記憶しておき表示コマンド等を受けて生成するキャラクタジェネレータや、CPU140から送られた表示情報を受けて液晶表示器64に図柄を表示するVDP(Video Display Processor)等を有する。当該VDPは、二以上のレイヤーで独立に表示/非表示を制御可能なものが望ましい。
CPU140はROM142に格納した表示制御プログラムを実行して液晶表示器64に図柄を表示する。ROM142にはEPROMを用い、RAM144にはDRAMを用いるが、上述した他種のメモリを任意に用いてもよい。他の構成要素については周知の構成と同様であるので、図示および説明を省略する。
【0026】
上述したメイン制御基板120と図柄制御基板130は、一方または双方が駆動制御手段4に相当する。図3の例では図柄制御基板130,音声制御基板132,ランプ制御基板134をそれぞれメイン制御基板120から直接的に制御する構成としたが、メイン制御基板120から図柄制御基板130を通じて音声制御基板132,ランプ制御基板134を間接的に制御する構成としてもよい。
【0027】
上述のように構成したパチンコ機10において、本発明を実現するべくメイン制御基板120で実行する手続きについて図5〜図8を参照しながら説明する。ここで図5には始動口30へのパチンコ球の入賞判別を実現する始動口処理の手続きを、図6には図柄群を変動し始めてから停止するまでの表示を実現する図柄表示処理の手続きを、図7にはリーチ表示およびリーチパターンに基づく変動を実現するリーチ処理の手続きを、図8にはモータ82の現在温度を推定する温度推定処理の手続きをそれぞれフローチャートで示す。これらの手続きのうちで、図7のステップS52,S54,S56,S62は温度管理手段5に相当し、図5のステップS16および図8のステップS70,S76はそれぞれ計測手段8に相当し、図8に示す温度推定処理は温度推定手段7に相当する。なお、以下では特別保留数を単に「保留数」と呼ぶ。現在温度や上限温度は、例えば室温を基準温度(すなわち0度)とする相対温度である。
【0028】
図5に示す始動口処理では、まず始動口30にパチンコ球が入賞したか否かを判別する〔ステップS10〕。例えば図2,図3に示す始動口センサ60からの検出信号があれば入賞した(YES)と判別し、当該検出信号がなければ入賞していない(NO)と判別する。もし始動口30にパチンコ球が入賞すると(YES)、当該入賞ごとに対応して各種乱数を読み込んでRAM126に記憶する〔ステップS12〕。ステップS12で読み込む乱数は、カウンタ等を用いたソフトウェア乱数と、発振器等を用いたハードウェア乱数とのいずれか一方または双方を用いる。RAM126に記憶する乱数は、例えば大当たりか否かを決定する当落判定用乱数RAや、図柄変動を停止した後に確定して表示する当選図柄を特定する当選図柄用乱数RB、図柄変動の開始から停止までの表示パターン等を特定する図柄表示用乱数RC、確率変動を行うか否かを決定する確率変動用乱数RDなどが該当する。当選図柄は例えば図柄パターン[333]や[777]等のような大当たり図柄が該当し、当選図柄以外の図柄はハズレ図柄となる。
【0029】
各種乱数をRAM126に記憶すると、入賞に対応する個数の賞球を払い出すべく払出制御基板112に対して払出コマンドを送信し〔ステップS14〕、保留数の増やすとともに必要に応じて始動口30の入賞数を増やす〔ステップS16〕。当該ステップS16を実行した後、またはステップS10において始動口30にパチンコ球が入賞しなかったときは(NO)、変動不能か否か又は保留数が0以下であるか否かを判別する〔ステップS18〕。すなわち現在の遊技状態が図柄変動中であるときや大当たり遊技中であるとき等は変動不能と判別し、そのいずれの状態でもないときは変動可能と判別する。保留数が0以下であれば、既に保留にかかる図柄変動を全て終えている。
【0030】
もし図柄変動が可能な時期であって、保留数が1以上ならば(ステップS18のNO)、今後の処理に備えて保留数を減らす〔ステップS20〕。そして、保留の消化に伴って液晶表示器64で図柄変動を表示するべく図柄変動処理を実行する〔ステップS22〕。ここで、図柄表示処理の具体的な手続きについて図6を参照しながら説明する。
【0031】
図6の図柄表示処理では、まず抽選結果が大当たりならば(ステップS30のYES)、表示コマンドを図柄制御基板130に送信して前半部分の図柄変動を行い〔ステップS32〕、リーチ図柄表示およびリーチ変動を実現するべくリーチ処理を実行する〔ステップS34〕。
抽選結果が大当たりか否かは、図5のステップS12で記憶した乱数(例えば当落判定用乱数RA)が当選値と一致するか否かで判別する。ROM124等に予め記憶する当選値(例えば5,77,123等)の個数は、1個または複数個である。ステップS32で送信する表示コマンドには、乱数(例えば当選図柄用乱数RB等)等に基づいて最終的に停止して表示する予定の図柄パターンや、乱数(例えば図柄表示用乱数RC)等に基づいてリーチに達するまでに表示する図柄変動の内容すなわちリーチ用の変動パターンなどを含む。ここで、リーチ処理の具体的な手続きについて図7を参照しながら説明する。
【0032】
図7のリーチ処理では、まず図6のステップS32で送信した表示コマンドに従って行う図柄変動によってリーチ図柄(第1図柄,第2図柄)を液晶表示器64に表示する〔ステップS50〕。当該リーチ図柄は、例えば図柄パターン[7↓7]や[55↓]等のようなゾロ目の図柄パターンが該当する。なお、図柄パターン中の「↓」は変動中であることを意味する。
【0033】
そして、モータ82の現在温度が上限温度に達したときは(現在温度≧上限温度;ステップS52のYES)、第4リールに相当するリール22の駆動を含めずに図柄変動を行う複数のリーチパターンの中から一以上のリーチパターンを決定する〔ステップS62〕。ステップS52ではモータ82の現在温度に代えて、室温が上限温度に達するか否かを判別してもよい。モータ82の現在温度や室温は後述する図8の温度推定処理を実行することによって推定するが、温度センサ88を備えた場合には当該温度センサ88によって計測してもよい。上限温度は一定値(例えば70度等)とするが、パチンコ機10の設置場所や日時,季節等に従って設定(遊技中の変更を含む)するのが望ましい。リーチパターンはリーチ後から変動停止までにかかる後半部分の図柄変動に相当し、リーチパターンごとに対応する番号や符号等をROM124等に予め記憶しておく。
【0034】
一方、モータ82の現在温度が上限温度に達していないときは(現在温度<上限温度;ステップS52のNO)、リール22の駆動を含めて図柄変動を行う複数のリーチパターンの中から一以上のリーチパターンを決定する〔ステップS54〕。しかしステップS54で決定したリーチパターンの中には、当該リーチ後の図柄変動中にリール22を駆動させる時間(すなわち駆動時間)によっては、モータ82の現在温度が上限温度以上に達するリーチパターンも存在し得る。
そこで、図柄変動中におけるリール22の駆動時間に基づけば上限温度に達すると予想されるときは(ステップS56のYES)、リール22の駆動を含めずに図柄変動を行う複数のリーチパターンの中から一以上のリーチパターンを決定する〔ステップS62〕。これに対してステップS56において、モータ82の現在温度と駆動時間との関係から上限温度に達しないと予想されるときは(NO)、上記ステップS54で決定したリーチパターンをそのまま用いる。
【0035】
こうしてステップS54,S62で決定したリーチパターンを含めた表示コマンドを図柄制御基板130に送信して後半部分の図柄変動を行い〔ステップS58〕、最終的には当該図柄変動を停止して図柄を確定させ〔第3図柄の表示;ステップS60〕、リーチ処理を終える。
【0036】
図6に戻って、ステップS34のリーチ処理を終えると、確率変動を行うときは(ステップS36のYES)、確率変動を実現する確率変動パターンを含めた表示コマンドを図柄制御基板130に送信して確率変動の図柄変動を行い〔ステップS38〕、最終的には当該確率変動の図柄変動を停止して図柄を確定させ〔ステップS40〕、図柄表示処理を終える。確率変動を行うか否かは、乱数(例えば確率変動用乱数RD等)が確変値と一致するか否かで判別する。ROM124等に予め記憶する確変値(例えば77,123等)の個数は、1個または複数個である。一方、確率変動を行わないときは(ステップS36のYES)、何もせずにそのまま図柄表示処理を終える。
なお、確率変動で停止した図柄によっては、今回の大当たり遊技終了後から次回の大当たりになるまで抽選結果が大当たりになる確率が高まり、普通図柄にかかる図柄変動の期間が短縮される。また、変動後に当たり図柄で停止して当たりになる確率が高まり、普通図柄にかかる図柄変動の期間が短縮される。
【0037】
ステップS30において抽選結果がハズレならば(ステップS30のNO)、ハズレ図柄を液晶表示器64に表示するためにハズレ用の図柄データを読み込み〔ステップS42〕、当該ハズレ図柄にリーチ図柄を含むか否かを判別する〔ステップS44〕。もしリーチ図柄を含むならば(YES)、最終的にはハズレとなるものの変動途中でリーチに達するので上述したステップS32,S34を実行するが、確率変動にはならず(ステップS36のNO)、図柄表示処理を終える。一方、ステップS44でリーチ図柄を含まなければ(NO)、ステップS32と同様に表示コマンドを図柄制御基板130に送信し〔ステップS46〕、当該表示コマンドに従って図柄変動を行なった後にハズレ図柄で停止し〔ステップS48〕、図柄表示処理を終える。
【0038】
図5に戻ってステップS22の図柄表示処理を終えると、今回の抽選結果が大当たりか否かを判別する〔ステップS24〕。外来ノイズ等の影響を受けにくく信頼性が高いパチンコ機10では、図6のステップS30と同様にして大当たりか否かを判別する。もし大当たりならば(YES)、大当たり遊技を実現して賞球を得る機会を遊技者に与えるべく大当たり処理を実行する〔ステップS26〕。当該大当たり処理は、例えば大入賞口34の開閉蓋78を所要期間(一例として30秒間)だけ開放し、当該大入賞口34等に入賞したパチンコ球の数に応じて賞球を払い出す等を行う。当該大当たり処理の具体的な手続きは周知であるので、その説明および図示を省略する。これに対して、ステップS18で変動不能または保留数が0以下のときや(YES)、ステップS24で抽選結果がハズレであったときは(NO)、その時点で始動口処理を終える。そして再び始動口処理を実行することにより、パチンコ遊技を継続する。
【0039】
次に図5の始動口処理と並行し、割込機能等を用いて所定期間(例えば4ミリ秒間や5ミリ秒間)ごとに実行する温度推定処理の手続きについて説明する。なお、ステップS70,S76,S78は必要に応じて実行すればよい。
【0040】
図8の温度推定処理では、まずパチンコ機10の稼働時間を上記所定期間分だけ増やす〔ステップS70〕。この稼働時間は電源投入時から経過した時間に相当し、モータ82の近くに配置された基板や表示器等によって発生する熱の影響を考慮するために用いる。もしモータ82が駆動中であれば(ステップS72のYES)、モータ82の駆動状態に応じた温度を選択し〔ステップS74〕、モータ82の駆動時間を上記所定期間分だけ増やす〔ステップS76〕。そして、ステップS70で求めた稼働時間やステップS76で求めた駆動時間等に基づいてステップS74で選択した温度を補正し〔ステップS78〕、ステップS74で選択した温度またはステップS78で補正した温度を現在温度に加算し〔ステップS80〕、温度推定処理を終える。この場合は、ステップS80を実行して求められる温度がモータ82の推定温度となる。
【0041】
ここでモータ82の駆動状態に応じた温度を選択するうえで、駆動状態と上昇温度との関係例を図9に示す。図9に示す例は、モータ82を回転させてから制動により停止させたときにおける温度変化を示す。まず時刻t10から時刻t12までの間(例えば数十ミリ秒間)に2−2相励磁によってモータ82を起動させると、温度θ10から温度上昇率θaの割合で温度θ12に上昇する。時刻t12から時刻t14までの間(例えば数十秒間)に1−2相励磁によってモータ82の回転を加速すると、温度θ12から温度上昇率θbの割合で温度θ14に上昇する。さらに時刻t14から時刻t16までの間(例えば十数秒間)に1−1相励磁によってモータ82を定速で回転させると、温度θ14から温度上昇率θcの割合で温度θ16に上昇する。そして時刻t16から時刻t18までの間に全相励磁によってモータ82を制動すると、温度θ16から温度上昇率θdの割合で温度θ18に上昇する。時刻t16から時刻t18までの間はモータ82を停止させているので、放熱によって温度下落率θeの割合で下落する。どの相を励磁させるかで銅損による発熱量も異なることから、温度上昇率が異なる。図8のステップS74は、本例に従えばθa,θb,θcのいずれか一つに対応した温度を選択することになる。
【0042】
図8に戻ってステップS78で行う補正では、例えばモータ82の周囲温度による影響に伴う温度上昇にかかる係数Kaに稼働時間を掛けるか、モータ82を運転することで発生する熱に伴う温度上昇にかかる係数Kbに駆動時間を掛けたうえで、一方または双方の計算結果をステップS74で選択した温度に加算する。この補正によって、モータ82の温度をより正確に把握できる。なお、モータを用いてパチンコ球を搬送する可動部材を備えたパチンコ機の場合には、搬送するパチンコ球の個数によってモータに加わる負荷が変化する。そこで、例えば入賞口に備えた入賞センサによって搬送するパチンコ球の個数をカウントし、負荷の増加に伴う温度上昇にかかる係数Kcにパチンコ球の個数を掛けた結果をステップS74で選択した温度に加算すればよい。なお入賞センサとしては、例えば大入賞口や始動口等に備える近接センサや光センサ等が該当する。
【0043】
ステップS72でモータ82が停止中であって(ステップS72のNO)、かつモータ82の現在温度が0度以下であれば(ステップS82のYES)、モータ82の温度は室温とほぼ同じと判断できるので、何もせずにそのまま温度推定処理を終える。
【0044】
これに対してステップS72でモータ82が停止中であっても(ステップS72のNO)、かつモータ82の現在温度が0度を超えていれば(ステップS82のNO)、停止による放熱のために現在温度から減算する〔ステップS84〕。図9の例では温度下落率θeに対応する温度を現在温度から減算する。こうして得られる温度がモータ82の推定温度となるが、通常は0度以上となるので(ステップS86のYES)、そのまま温度推定処理を終える。ところが、減算によって現在温度が負値になることがある(ステップS86のNO)。この状態はモータ82の温度が室温より低いことを意味することになって不適切であるので、室温に合わせるべく現在温度を0度に設定したうえで〔ステップS88〕、温度推定処理を終える。なおモータ82の温度が室温とほぼ等しければ、モータ82の回転運動や制動に伴って発生する熱を考慮する必要がなくなるので、ステップS88ではモータ82の駆動時間を0に設定している。本例ではモータ82の現在温度を推定したが、室温を推定するようにしてもよい。
【0045】
図5〜図8に示す各処理を実行してモータ82の現在温度との関係でリール22による図柄変動を実現する例について、図10を参照しながら説明する。本例では簡単のために、図9に示す励磁手順でモータ82を回転してから停止させる形態を繰り返した例を説明する。なお、最初の時刻t30におけるモータ82の現在温度を温度θ30とし、上限温度は温度θL(一点鎖線で図示)とする。
【0046】
モータ82の現在温度が上限温度を下回るときはリール22を用いて図柄変動を行うので、モータ82を駆動させる(図7のステップS52,S54)。すなわち時刻t30から時刻t32までの間はモータ82を駆動させるので、モータ82の現在温度も温度θ30から温度θ36に上昇する(図8のステップS72〜S80)。しかし、時刻t32から時刻t34までの間はモータ82を停止させているので、放熱によって温度θ36から温度θ34に下落する(図8のステップS72,S82,S84)。続いて時刻t34から時刻t36までの間はモータ82を駆動させるので、モータ82の現在温度もまた温度θ34から温度θ40に上昇する(図8のステップS72〜S80)。そして時刻t36から時刻t38までの間はモータ82を再び停止させているので、放熱によって温度θ40から温度θ38に下落する(図8のステップS72,S82,S84)。
【0047】
ところが時刻t38から行うモータ82の駆動では、時刻t38の時点におけるモータ82の現在温度が温度θ38であるので、駆動時間を考慮すればモータ82の現在温度が温度θ42にまで達して上限温度(温度θL)を超えると予測できる。この場合には液晶表示器64のみで図柄変動を行い、放熱によってモータ82を冷却する(図7のステップS56,S62)。時刻t34や時刻t38の時点においてモータ82の現在温度が上限温度に達していたときも同様に、放熱によってモータ82を冷却する(図7のステップS52,S62)。この冷却により時刻t36に温度θ40あったモータ82の現在温度は、時刻t40には温度θ32まで下落する。よってモータ82の過熱を防止することができる。
【0048】
上記実施の形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(a1)複合役物装置14内に備えたリール22と、リール22を動かすモータ82と、抽選の結果に基づいてモータ82の駆動を制御可能なメイン制御基板120(あるいは図柄制御基板130)と、温度に基づいてモータ82の駆動を抑制する温度管理手段5とを備えた{図7,図8を参照}。モータ82の駆動を抑制するので、モータ82の過熱を防止できる。しかも放熱板を大きくしたり枚数を増やす必要がないので、複合役物装置14をコンパクトにできる。
なお本例では図柄変動ごとにモータ82の駆動/非駆動を制御したが{図7のステップS52,S54,S56,S62を参照}、モータ82の最大回転速度を低くしたり、あるいは図柄変動中におけるモータ82の最大駆動時間を短くして、駆動力を抑制する制御を行なっても当該モータ82の過熱を防止できる。
【0049】
(a2)複合役物装置14内に備えたリール22はパチンコ球の流下経路には関与していない。そのため、抽選の結果とは無関係にメイン制御基板120(あるいは図柄制御基板130)がモータ82の駆動を制御した場合でも、温度管理手段5は温度に基づいてモータ82の駆動を抑制する{図7,図8を参照}。よって、演出用に備えたリール22を回転させるモータ82の過熱を防止できる。なおモータ82の駆動を抑制すればリール22の動きを抑制することになるが、リール22はパチンコ球の流下経路に影響を与えないのでパチンコ機10の機能に支障を来すことはない。
【0050】
(a3)パチンコ機10の稼働時間を計測したり(図8のステップS70)、モータ82の駆動時間を計測したり(図8のステップS76)、あるいは入賞口に備えた入賞センサによってパチンコ球の個数をカウントした。そして、これらの計測結果に基づいて温度を補正し、モータ82の現在温度を推定した(図8のステップS78,S80)。図8の温度推定処理はモータ82の駆動状態に応じて現在温度を推定するだけでなく、稼働時間や駆動時間を計測する機能も果たす。入賞センサは入賞の検出を担うだけでなく、モータにかかる負荷から温度上昇を予測するために用いることになる。こうしてモータ82の過熱を防止しながらも、パチンコ機10の製造コストを低く抑えることができる。
【0051】
(a4)モータ82の現在温度が上限温度(図10の例では温度θL)に達すると、モータ82の駆動を抑制した(図7のステップS62)。モータ82の過熱は、モータ82の現在温度だけでなく、室温の影響を受けることも少なくない。よって室温に基づいてモータ82の駆動を抑制してもよい。こうすることによって、モータ82の過熱をより確実に防止できる。
【0052】
〔他の実施の形態〕
上述したパチンコ機10(遊技機)において、他の部分の構造,形状,大きさ,配置および動作条件等については、上記実施の形態に限定されるものでない。例えば、上記実施の形態を応用した次の各形態を実施することもできる。
(b1)上記実施の形態では、パチンコ機10に本発明を適用した。この形態に代えて、パチンコ機以外の他の遊技機(例えばスロットマシン,アレンジボール機,雀球遊技機,テレビゲーム機等)であって可動部材1,駆動体2,駆動制御手段4を備えたものにも同様に本発明を適用することができる。当該他の遊技機であっても一定条件下で駆動体2の駆動を抑えるので、当該駆動体2の過熱を防止することができる。
【0053】
(b2)上記実施の形態では、ドラム状やベルト状等に形成した部材すなわち環状部材からなるリール22を可動部材1として適用したが(図3を参照)、第2種パチンコ機などで見られるように役物装置内に備えた部材であってその一部または全部を可動に構成したものを可動部材1として適用してもよい。例えば、演出用のキャラクタ部材や、ルーレットを模して形成した回転部材、シーソーを模して形成した揺動部材、スライド可能に往復運動し得るスライド部材等が該当する。これらの可動部材1は、パチンコ球の流下経路に関与しない位置に配置してもよく、パチンコ球を移送したり振り分ける等して動向を変化させるような流下経路上に配置してもよい。特にパチンコ球の流下経路に関与しない位置に配置した可動部材1については、モータ82等のような駆動体2の駆動を抑制されると可動部材1の動きも抑制されることになるが、可動部材1はパチンコ球の流下経路に影響を与えないのでパチンコ機10の機能に支障を来すことはない。
【0054】
(b3)上記実施の形態では、モータ82を駆動体2として適用したが(図3を参照)、ソレノイドや圧電素子等のように駆動に伴って発熱するものを駆動体2として適用してもよい。この場合も駆動体2の過熱を防止することができる。
【0055】
【発明の効果】
本発明によれば、一定条件下で駆動体の駆動を抑えるように構成したので、当該駆動体の過熱を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概要を模式的に示す図である。
【図2】パチンコ機の外観を示す正面図である。
【図3】リール装置の構成を示す図である。
【図4】各種の基板と装置にかかる概略構成を示すブロック図である。
【図5】始動口処理の手続きを示すフローチャートである。
【図6】図柄表示処理の手続きを示すフローチャートである。
【図7】リーチ処理の手続きを示すフローチャートである。
【図8】タイマー処理の手続きを示すフローチャートである。
【図9】モータの温度変化と励磁状態との関係を説明する図である。
【図10】時間の経過に伴って変化する温度の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 可動部材
1a 図柄
1b 外周部
2 駆動体
3 役物装置
4 駆動制御手段
5 温度管理手段
6 温度センサ
7 温度推定手段
8 計測手段
10 パチンコ機(遊技機)
14 複合役物装置(役物装置)
22 リール(可動部材)
22a 外周面(外周部)
22b,22c,22d,22e,22f 図柄
64 液晶表示器(表示部)
68 始動口センサ(計測手段)
74 入賞センサ(計測手段)
80 リール装置
82 モータ(駆動体)
88 温度センサ
120 メイン制御基板(駆動制御手段,温度管理手段,温度推定手段)
122,140 CPU
124,142 ROM(記憶部)
126,144 RAM(記憶部)
130 図柄制御基板(駆動制御手段)[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a gaming machine, and relates to a technique for preventing overheating of a driving body.
[0002]
[Prior art]
Some pachinko machines that are one type of gaming machine include an accessory device having a display device and a fourth reel, for example. The fourth reel is rotationally driven by a motor, and the rotational driving is performed when a reach action for rotating the fourth reel is selected by random number lottery performed when the pachinko ball wins the start opening. Therefore, the fourth reel is driven based on an accidental element.
[0003]
Even if it is performed based on an accidental element, the rotation drive of the fourth reel may be concentrated in a short period of time. In this case, since it is necessary to drive the motor almost continuously, there is a possibility that the motor is overheated by heat generated by the driving. In order to prevent overheating of the motor, it is better to attach a metal heat sink to the motor to dissipate heat.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, since the space that can be stored in the accessory device is limited, even if the heat sink can be stored, it is often necessary to reduce the size of the heat sink. If the size of the heat sink is small, it will not be possible to sufficiently dissipate heat, and there is still a possibility that the motor will overheat. On the other hand, a method of enlarging the accessory device itself is conceivable, but there is a strong tendency to increase the size of the fourth reel in order to produce an impact. Therefore, even if the heat sink can be made larger, the load on the motor increases as the weight of the fourth reel increases, so that there is still a possibility that the motor will overheat after all.
The present invention has been made in view of the above-described points, and an object of the present invention is to provide a gaming machine in which driving of a driving body (such as a motor) is suppressed to prevent overheating of the driving body.
[0005]
[Means for Solving the Problem 1]
Means 1 for solving the problem is: A movable member provided in the accessory device, a drive body that moves the movable member, a drive control means that can control the drive of the drive body based on a lottery result, and the drive of the drive body based on temperature Gaming machine having temperature control means to suppress It is. here, Solution The terms described in 1 are interpreted as follows. The interpretation is other Solution The same applies to the detailed description of the invention. (1) “Moving member” means a member that can be actuated entirely or partially. For example, an annular member formed in a drum shape, a cylindrical shape, a belt shape, a motion member that can move within a predetermined range, a sorting member that can distribute game balls, an opening and closing member that opens and closes a portion through which the game balls can pass, A rotating member or the like that can rotate in one direction or forward / reverse direction at a constant period (or indefinite period) is applicable. (2) “Driver” corresponds to, for example, a motor or a solenoid.
[0006]
According to the means 1, as schematically shown in FIG. 1, the movable member 1 provided in the
[0007]
[Means for Solving the Problem 2]
Means 2 for solving the problem is: A movable member that is not involved in the flow path of the game medium and that is provided in the accessory device, a drive body that moves the movable member, a drive control means that can control the drive of the drive body, and Game machine having temperature management means for suppressing drive of driving body It is. According to the
[0008]
[Means 3 for Solving the Problems]
Means 3 for solving the problem is: A gaming machine according to claim 1 or 2, wherein the gaming machine includes a measuring unit capable of measuring a predetermined event and a temperature estimating unit that estimates a temperature based on a measurement result obtained by the measuring unit. It is. here, Solution The term “predetermined event” described in 3 corresponds to the detection of a game ball that has passed or won a predetermined area such as a gate or a winning opening, the operating time of a gaming machine, the driving time of a driver, etc. . The interpretation is other Solution The same applies to the detailed description of the invention.
[0009]
According to the
[0010]
[Means 4 for Solving the Problems]
Means 4 for solving the problem is: In the gaming machine described in any one of the solving means 1 to 3, the temperature management means is a gaming machine that suppresses driving of the driving body when the temperature applied to one or both of the room temperature and the driving body reaches a predetermined temperature. It is. According to the means 4, the temperature management means 5 suppresses the driving of the
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. This embodiment is an example in which the present invention is applied to a pachinko machine that is one of gaming machines, and will be described with reference to FIGS.
[0012]
First, FIG. 2 shows an external view of the
[0013]
The
[0014]
In the vicinity of the
[0015]
In addition to the above-described open /
[0016]
The
[0017]
Further, below the
[0018]
Next, the configuration of the
[0019]
The
[0020]
In this example, the
[0021]
Next, an example of various substrates that are connected to realize a pachinko game by the
[0022]
A
[0023]
The
[0024]
In addition to the above-described
[0025]
The
The
[0026]
One or both of the
[0027]
In the
[0028]
In the starting port process shown in FIG. 5, it is first determined whether or not a pachinko ball has been won at the starting port 30 [step S10]. For example, if there is a detection signal from the
[0029]
When various random numbers are stored in the
[0030]
If it is the time when the symbol can be changed and the number of holdings is 1 or more (NO in step S18), the number of holdings is reduced for future processing [step S20]. Then, the symbol variation process is executed so that the symbol variation is displayed on the
[0031]
In the symbol display process of FIG. 6, first, if the lottery result is a big hit (YES in step S30), a display command is transmitted to the
Whether or not the lottery result is a big hit is determined based on whether or not the random number stored in step S12 of FIG. 5 (for example, the winning determination random number RA) matches the winning value. The number of winning values (for example, 5, 77, 123, etc.) stored in advance in the
[0032]
In the reach process of FIG. 7, first, the reach symbol (first symbol, second symbol) is displayed on the
[0033]
When the current temperature of the
[0034]
On the other hand, when the current temperature of the
Therefore, when it is predicted that the upper limit temperature will be reached based on the driving time of the
[0035]
In this way, a display command including the reach pattern determined in steps S54 and S62 is transmitted to the
[0036]
Returning to FIG. 6, when the reach process of step S <b> 34 is completed, when a probability change is performed (YES in step S <b> 36), a display command including a probability change pattern for realizing the probability change is transmitted to the
Depending on the symbols stopped due to the probability variation, the probability that the lottery result will be a big hit from the end of the current jackpot game until the next big hit is increased, and the symbol variation period for the normal symbols is shortened. In addition, the probability of stopping at the winning symbol after the change and increasing the chance of winning is increased, and the period of symbol variation related to the normal symbol is shortened.
[0037]
If the lottery result is a losing in step S30 (NO in step S30), the symbol data for losing is read in order to display the losing symbol on the liquid crystal display 64 [step S42], and whether or not the losing symbol includes the reach symbol. [Step S44]. If the reach pattern is included (YES), the reach will be reached in the middle of the fluctuation although it will eventually be lost, so the above steps S32 and S34 are executed, but the probability fluctuation does not occur (NO in step S36). The symbol display process ends. On the other hand, if the reach symbol is not included in step S44 (NO), a display command is transmitted to the
[0038]
Returning to FIG. 5, when the symbol display process of step S22 is completed, it is determined whether or not the current lottery result is a big hit [step S24]. In the
[0039]
Next, in parallel with the start port process of FIG. 5, a procedure of a temperature estimation process executed every predetermined period (for example, 4 milliseconds or 5 milliseconds) using an interrupt function or the like will be described. Steps S70, S76, and S78 may be executed as necessary.
[0040]
In the temperature estimation process of FIG. 8, first, the operating time of the
[0041]
FIG. 9 shows an example of the relationship between the driving state and the rising temperature when selecting the temperature according to the driving state of the
[0042]
Returning to FIG. 8, in the correction performed in step S <b> 78, for example, the coefficient Ka relating to the temperature rise due to the influence of the ambient temperature of the
[0043]
If the
[0044]
On the other hand, even if the
[0045]
An example in which each process shown in FIGS. 5 to 8 is executed to realize symbol variation by the
[0046]
When the current temperature of the
[0047]
However, in the driving of the
[0048]
According to the above embodiment, the following effects can be obtained.
(A1) A
In this example, the driving / non-driving of the
[0049]
(A2) The
[0050]
(A3) The operating time of the
[0051]
(A4) When the current temperature of the
[0052]
[Other Embodiments]
In the pachinko machine 10 (game machine) described above, the structure, shape, size, arrangement, operating conditions, and the like of other parts are not limited to the above embodiment. For example, each of the following embodiments to which the above embodiment is applied can be implemented.
(B1) In the above embodiment, the present invention is applied to the
[0053]
(B2) In the above embodiment, the
[0054]
(B3) In the above-described embodiment, the
[0055]
【The invention's effect】
According to the present invention, since it is configured to suppress driving of the driving body under a certain condition, overheating of the driving body can be prevented.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram schematically showing the outline of the present invention.
FIG. 2 is a front view showing the appearance of the pachinko machine.
FIG. 3 is a diagram illustrating a configuration of a reel device.
FIG. 4 is a block diagram showing a schematic configuration of various substrates and apparatuses.
FIG. 5 is a flowchart showing a procedure of a start port process.
FIG. 6 is a flowchart showing a procedure of symbol display processing.
FIG. 7 is a flowchart showing a procedure of reach processing.
FIG. 8 is a flowchart showing a timer processing procedure;
FIG. 9 is a diagram for explaining a relationship between a temperature change of a motor and an excitation state.
FIG. 10 is a diagram illustrating an example of a temperature that changes over time.
[Explanation of symbols]
1 Movable member
1a design
1b Outer periphery
2 Driving body
3 Equipment
4 Drive control means
5 Temperature control means
6 Temperature sensor
7 Temperature estimation means
8 Measuring means
10 Pachinko machines (game machines)
14 Compound equipment device
22 reel (movable member)
22a Outer peripheral surface (outer peripheral part)
22b, 22c, 22d, 22e, 22f
64 Liquid crystal display (display unit)
68 Start sensor (measuring means)
74 Winning sensor (measuring means)
80 reel device
82 Motor (Driver)
88 Temperature sensor
120 Main control board (drive control means, temperature management means, temperature estimation means)
122,140 CPU
124, 142 ROM (storage unit)
126,144 RAM (storage unit)
130 Symbol control board (drive control means)
Claims (1)
前記第4リールを動かすモータと、
前記モータの駆動を制御可能な駆動制御手段と、
前記モータの駆動状態および駆動時間に基づいて該モータの温度を推定する温度推定手段と、
前記温度推定手段によって推定された前記モータの現在温度が、予め設定された上限温度に達した場合、前記第4リールを駆動することなく図柄変動を行う複数のリーチパターンの中から一以上のリーチパターンを決定するようにすることにより前記モータの駆動を抑制する温度管理手段とを有する遊技機。A fourth reel for performance that is provided in the accessory device and is rotated only when a specific reach action is selected by random number lottery ;
A motor for moving the fourth reel;
Drive control means capable of controlling the drive of the motor;
Temperature estimating means for estimating the temperature of the motor based on the driving state and driving time of the motor;
When the current temperature of the motor estimated by the temperature estimation means reaches a preset upper limit temperature, one or more reach among a plurality of reach patterns that change symbols without driving the fourth reel. A gaming machine having temperature management means for suppressing driving of the motor by determining a pattern.
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