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JP4497966B2 - 機器制御システム - Google Patents
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Description

本発明は、複数クライアントの生活情報に基づいて使用する機器の状態を制御する機器制御システムに関する。
クライアント個人別の生活情報、特に睡眠段階情報に基づいてクライアントの使用する機器、例えばベッドやエアコン、照明具等を最適状態に操作するシステムに関連する先行技術文献としては次のようなものがある。
特開2003−339674号公報
特許文献1に開示された技術は、無拘束で得られる生体情報を利用し、国際的基準である睡眠の6段階に準拠した、現在の睡眠段階が6段階のどこであるかを、名義的な尺度で精度よくリアルタイムに推定する方法及びその方法を用いた装置であり、無拘束型生体センサで測定される生体の心拍変動情報並びに体動情報に基づき、クライアント個人の睡眠の段階を名義的尺度で同定することを特徴としている。
図2及び図1の一部により、特許文献1の睡眠段階推定手段19に開示されている技術で検出可能なクライアント個人の各種生体情報についての概要を説明する。クライアント3が就寝するエアマットレス1の圧力変動を無拘束型センサ手段4で検出し、フィルタ手段5を介して心拍、呼吸、いびきを抽出する。
これら生体情報及び赤外線カメラ10の画像信号を入力する画像処理手段11により得られる体動情報が点線のブロック9で示される睡眠段階推定演算手段に入力され、信号処理されて心拍情報Ib、連続的睡眠段階情報Sc、名義的尺度による6段階睡眠情報Sa、体動情報Im、いびき情報Is、呼吸情報Irが得られる。信号処理のアルゴリズムについては特許文献1に詳述されているので、ここでは説明を省く。
睡眠段階推定演算手段9より得られるこれら生体情報は、記憶保持手段18に保持されその総合情報Siを利用してクライアント個人の状態監視、データ記録、緊急通報、快適環境を維持するための機器制御等を実行する。特許文献1には、各種の機器制御の例が開示されている。
従来の機器制御システムでは、次のような問題点がある。
(1)その時々の睡眠段階に対応した制御はできる。例えば、睡眠段階に1:1対応して照明器具の明るさ、音響機器の音量、暖房器具の設定温度の変更は可能であるが、その時点までの睡眠段階の推移状況に応じた多様な制御は不可能である。
(2)従来システムでは、ある眠りの深さに達するまでは睡眠段階に1:1対応して照明を暗くする、音響機器の音量を小さくする、暖房器具の設定温度を下げることはできるが、その眠りの深さに達したら、それ以降は睡眠段階に関係なく照明を消す、音響機器の電源を切る、暖房を切るということは不可能である。即ち、一つの睡眠段階に対してそれまでの推移データ基づいて複数の異なる制御を指定することは不可能である。
(3)従来システムは、クライアントの個人別睡眠段階に基づいての制御であった。そのため、同じ部屋に複数人が寝る場合、同じ部屋の人が共通に使用する機器の制御は、特定の人の睡眠段階に基づいて制御する方法しかなかった。従って、その特定の人以外には、必ずしも最適な制御にはならなかった。
(4)同じ部屋に複数人が生活する場合、全員が同時に寝起きする訳ではない。他の人は寝ているが、一人だけ仕事をしたり、読書をしたりすることがある。その場合には、仕事や読書をしている、起きている人の行動に支障をきたさないようにしなければならない。また、病人や高齢者の睡眠段階を優先させなければならないこともある。
従って本発明が解決しようとする課題は、複数クライアントの生活情報の推移データに基づいた使用機器の多様な状態制御を可能とする機器制御システムを実現することにある。
このような課題を達成するために、本発明の構成は次の通りである。
(1)複数クライアントの睡眠段階情報に基づいて使用する機器の状態を制御する機器制御システムにおいて、
前記複数クライアントの生活情報を合成する睡眠段階合成手段と、
前記睡眠段階の推移データが所定の更新要因条件を満足するときに前記機器の制御段階を更新する制御段階出力手段と、この制御段階出力手段の出力及び前記睡眠段階合成手段の情報に基づいて前記機器をその制御段階で設定される状態に調整する操作手段とを備え、
前記睡眠段階の推移データは、睡眠周期回数計数値,指定睡眠段階計数値,睡眠評価指数算出値のうち少なくとも、睡眠周期回数計数値であり
前記推移データの更新要因は、前記睡眠周期回数の指定回数への到達,前記指定睡眠段階又は睡眠状態の指定回数への到達,前記睡眠評価指数算出値の指定値への到達のうち少なくとも前記睡眠周期回数の指定回数への到達であり、
前記睡眠段階の差分の極性が連続して複数回同一極性である場合に、睡眠はその極性方向の変化とみなし、極性方向の反転回数に基づいて前記個人別の睡眠周期回数を計数することを特徴とする機器制御システム。


)睡眠段階合成手段は、複数クライアントの内起きている人を優先する場合には、起きている人の前記睡眠段階情報を選択して合成し、起きている人を優先しない場合には全員の前記睡眠段階情報を合成することを特徴とする(1)に記載の機器制御システム。
)前記睡眠評価指数算出値は、個人別の前記睡眠段階を変数とする関数値で与えられることを特徴とする(1)又は(2)に記載の機器制御システム。
)前記関数値として、個人別の前記睡眠段階を変数とする時間積分値を算出することを特徴とする(3)に記載の機器制御システム。
)前記関数値として、個人別の前記睡眠段階を変数とする時間微分値を算出することを特徴とする(3)に記載の機器制御システム。
)前記関数値として、個人別の前記睡眠周期回数を変数とすることを特徴とする(3)に記載の機器制御システム。
(1)多様性:複数人全体としての快適性向上と省エネを図るために、同じ部屋の複数クライアントの夫々の睡眠段階を基に、全体としての睡眠段階を合成し、それに基づいて制御するので、その時々の睡眠段階に対応した制御だけではなく、その時点までの睡眠段階の推移に応じた多様な機器制御が可能となる。
(2)快適性:照明を明るくしたまま、又テレビ・ラジオをつけたまま寝てしまうということはよくあることである。そのため、睡眠途中で目覚めて寝直しをするので熟睡が妨げられる場合がある。また、朝起きるまで気がつかず、寝難い環境での睡眠のため熟睡できない場合がある。
本発明を利用すれば、照明を明るくしたまま、又テレビ・ラジオをつけたまま寝てしまっても、眠りが深くなったら自動的に照明を消す、またテレビ・ラジオを切ることができ、快適な睡眠をとることができ、全体的な快適性向上に貢献できる。
(3)省エネ:本発明を利用すれば、暖房器具(エアコン、電気毛布)を使用する場合、暖房したまま寝てしまっても、眠りが深くなったら自動的にその暖房器具の電源を切ることができ、省エネが可能である。この場合、個々に制御するよりも、かなりの部分を共通使用できるので、コストを削減できる。
以下、本発明を図面により詳細に説明する。図1及び図2の一部は本発明を適用した機器制御システムの一実施形態を示す機能ブロック図である。本発明において、クライアントの生活情報は、図2で説明した睡眠段階推定手段19の記憶保持手段18より与えられる6段階睡眠情報及び連続的睡眠段階情報を含む生体情報Siと、図1のブロック100及び図2のブロック200で示す状態検出手段からの状態情報F1である。主要部の説明に先立ち、状態検出手段100及び200の概要を説明する。
状態検出手段100は、複数クライアントが生活する部屋全体の状態検出を目的としている。101は不在室/在室検出手段であり、画像処理手段11からの複数クライアントの動きより、不在室(部屋に人がいない)中またはその逆の在室(部屋に人が一人以上いる)中を示す不在室信号を出力する。
状態検出手段200は、クライアント個人別の状態検出を目的としている。201は離床/在床検出手段であり、フィルタ手段5からの心拍情報より離床/在床を検出する。202は連打音(ベッドを叩く)検出手段であり、フィルタ5より得られる打音信号から連打音を判断して出力する。
連打音は、クライアントが目覚めてから離床するまでの間に、クライアント自身の意思で照明の点灯、暖房を入れたりする等の操作を行うための要求手段として使用される。
図3は不在室/在室検出手段101の構成例を示す機能ブロック図、図4は動作を説明する波形図である。クライアントの動きを検出したアナログ信号がスレッシュホールド値を有する動き検出部で比較され、動き検出信号パルスとなり、リトリガラブルモノマルチをトリガする。トリガ間隔が設定時間τ未満であればリトリガラブルモノマルチのQ出力はHで在室、トリガ間隔が設定時間τ以上であればリトリガラブルモノマルチは反転し、Qバー(Qの反転出力)出力はHとなり、不在室出力となる。
図5は、離床/在床検出手段201の構成例を示す機能ブロック図、図6は動作を説明する波形図である。心拍を示すアナログ信号がスレッシュホールド値を有する心拍検出部で比較され、心拍検出信号パルスとなり、リトリガラブルモノマルチをトリガする。トリガ間隔が設定時間τ未満であればリトリガラブルモノマルチのQ出力はHで在床、トリガ間隔が設定時間τ以上であればリトリガラブルモノマルチは反転し、Qバー出力はHとなり、離床となる。
図7は、連打音検出手段202の構成例を示す機能ブロック図、図8は動作を説明する波形図である。打音を示すアナログ信号がスレッシュホールド値を有する打音検出部で比較され、打音検出信号パルスとなり、フリップフロップFF1をセットして動作開始し、タイマを起動すると共にカウンタで計数される。
タイマの動作時間内にカウンタが所定数のパルスを計数すると、このカウンタ出力でフリップフロップFF2が反転して連打音検出信号を出力する。タイマのカウントアップによりフリップフロップFF1はリセットされ、タイマも初期状態に戻る。
次に打音が発生すると前記ルーチンがスタートするが、タイマのカウントアップ内に所定個数のカウント出力がない場合にはこの連打音出力は変化しない。従って、いったん連打音検出信号を出力すると、その状態が継続するので、遅延回路を設けて所定時間経過したとき、及び離床があったときに検出手段全体をリセットするように構成されている。
図9は連打音検出手段202の他の構成例を示す機能ブロック図、図10は信号処理手順を示すフローチャートである。図7の構成ではタイマの設定時間内に所定個数のパルスを計数した場合に連打音と判断するものであるが、図9の構成では周期的連打音検出部のアルゴリズムで打音周期の最大と最小を監視し、所定条件に合致した打音を連打音とする。
打音検出部では、一定閾値以上の打音信号を受けると、打音検出信号を出力する。周期的連打音検出部では、一つの打音検出信号を受けると、その次の打音検出信号がTminより長くTmaxよりも短い時間範囲内にあるかどうかを計測し、その時間範囲内にある場合には、更にその次の打音検出信号がTminより長くTmaxよりも短い時間範囲内にあるかどうかを計測する。
一つの打音検出信号を受けてから、Tminより長くTmaxよりも短い時間範囲内で次の打音検出信号を受けることをN回繰り返すと、周期的連打音が検出されたと判断して周期的連打音検出信号を出力する。
一つの打音検出信号を受けてから、その次の打音検出信号をTmin以前に、又はTmax以後に受けた場合には、連打音検出動作をリセットスタートさせる。周期的連打音検出信号が出力されると、その立ち上がりエッジで後段フリップフロップがセットされ、連打音検出信号がH(“連打音検出”)になる。
クライアントの離床でフリップフロップはリセットされ、連打音検出信号がLになる。連打音検出信号がHになってから離床が無い場合には、遅延回路の出力信号により、ある一定時間経過後にフリップフロップがリセットされ、連打音検出信号がLになる。
以上説明した状態検出手段100及び200で得られるクライアントの不在室/在室、離床/在床、連打音の情報は、状態情報F1として本発明機器制御システムに利用される。以下、図1により本発明機器制御システムの主要部につき説明する。
図1において、点線のブロックRで示す領域は複数クライアント環境(生活する部屋)を表し、この例ではAさん,Bさん,Cさんの3人がクライアントである。19a,19b,19cは、Aさん,Bさん,Cさんの生体情報Siを個別に検出する睡眠段階推定手段である。
200a,200b,200cは、Aさん,Bさん,Cさんの離床、連打音を個別に検出する状態検出手段である。各自の生体情報Si及び離床、連打音情報並びに101よりの共通の不在室情報が複数クライアント環境Rからの出力情報となる。
本発明機器制御システムは、大きな機能ブロックとしては制御段階出力手段300、操作手段400、制御対象の使用機器500、睡眠段階合成手段600よりなる。
制御段階出力手段300は、クライアントの生活情報、即ち生体情報Si(6段階睡眠情報Sa又は連続的睡眠段階(以下睡眠状態)情報Sc)及び状態情報F1の推移データが所定の条件を満たすときに複数の制御段階の1つを決定し、更にデータの推移により、その段階で指定された条件を満たす場合には制御段階を更新する。
操作手段400は、決定された制御段階情報に基づいてその制御段階で最適な生活環境をクライアントに提供するために使用機器500の操作状態を調整する。
睡眠段階合成手段600は、クライアント各自の生体情報Si及び不在室、離床情報F1に基づいて複数クライアントの睡眠段階を合成演算して操作手段400へ合成睡眠段階情報Sgを測定値として与える。
制御段階出力手段300において、301は初期化信号作成手段であり、睡眠段階推定手段19a乃至19cより入力される個人別の生体情報Siと、状態検出手段200で得られる状態情報F1から個人別の離床情報及び全体の不在室情報を入力して初期化信号Rsを生成する。
図11は、初期化信号作成手段の構成例を示す機能ブロック図、図12は動作を説明する波形図である。生体情報Siに基づいて覚醒検出手段により得られる各自の覚醒情報又は離床情報がすべてのクライアントにおいて発生するとANDゲート及びORゲートを介して、タイマが起動され、タイムアップ以後もいずれかの信号が継続する場合に初期化信号Rsを発生する。不在室情報でもORゲートを介してタイマが起動され初期化信号Rsを発生する。
この初期化信号Rsは、睡眠周期回数計数手段302、指定睡眠段階計数手段303、睡眠評価指数算出手段304をリセットすると共に、制御段階情報Miを出力する制御段階情報カウンタ307をリセットする。
睡眠周期回数計数手段302、指定睡眠段階計数手段303、睡眠評価指数算出手段304には生体情報Siが入力され、3個のカテゴリーにより複数クライアントの生活情報の推移データが計数又は算出される。
図13は、睡眠周期回数計数手段302の構成例を示す機能ブロック図であり、複数の個人睡眠周期回数計数手段と選択演算出力手段とで構成され、睡眠段階または睡眠状態の変化の繰り返し数を計数する。
選択演算指定情報ha(2)として、次の関数k(A,B,C)が指定される。(Aさん、Bさん、Cさんの3人の場合の例)
(1)夫々の個人睡眠周期回数計数手段の出力A乃至Cの平均値
k(A,B,C)=(A+B+C)/3
(2)夫々の個人睡眠周期回数計数手段の出力A乃至Cの加重平均値
k(A,B,C)=(α・A+β・B+γ・C)/(α+β+γ)
(3)夫々の個人睡眠周期回数計数手段の出力A乃至Cの内の最大値
k(A,B,C)=Max(A,B,C)
(4)夫々の個人睡眠周期回数計数手段の出力A乃至Cの内の最小値
k(A,B,C)=Min(A,B,C)
又は、
(5)特定の個人睡眠周期回数計数手段の出力値
k(A,B,C)=A又はB又はC
個人睡眠周期回数計数手段は、生体情報Siの変化の繰り返し数を計数する。その計数値は初期化信号Rs又は制御段階更新信号Mcでリセットされる。図14は、個人睡眠周期回数計数手段の構成例を示す機能ブロック図、図15はその動作を説明する波形図である。
各睡眠段階に対して次のように数値を対応づける。
覚醒 :5
REM :4
ノンレム1:3
ノンレム2:2
ノンレム3:1
ノンレム4:0
睡眠段階差分算出手段では、ある一定周期で睡眠段階をサンプリングして、
(現在の睡眠段階に対応した値)−(直前の睡眠段階に対応した値)
を算出し、その結果を一定時間出力する。
図では初めに眠りが深くなる例を示している。睡眠段階がノンレム1からノンレム2に遷移している。その遷移直後のサンプリング時点では、
(ノンレム2に対応した値2)−(ノンレム1に対応した値3)=−1
となり、睡眠段階差分算出手段は−1を一定時間出力する。
極性弁別手段では、入力として−1を受け取ると−極性出力がHとなる。−極性出力がHになると、フリップフロップをリセットする。この例では、すでに初期化信号+制御段階更新信号によってフリップフロップおよびカウンタはリセットされているので、睡眠周期回数計数値は0となっている。
同様に、次のノンレム2からノンレム3への遷移直後のサンプリング時点およびその次のノンレム3からノンレム4への遷移直後のサンプリング時点でも、睡眠段階差分は−1となり、−極性出力がHとなる。
次の段階では、眠りが浅くなる方向に進む。ノンレム4からノンレム3への遷移直後のサンプリング時点では、
(ノンレム3に対応した値1)−(ノンレム4に対応した値0)=1
となり、睡眠段階差分算出手段は+1を一定時間出力する。
極性弁別手段では、入力として+1を受け取ると+極性出力がHとなる。+極性出力がHになると、フリップフロップをセットし、そのQバー出力はLとなる。同様に、次のノンレム3→ノンレム2→ノンレム1→REMへの遷移直後のサンプリング時点でも、睡眠段階差分は+1となり、+極性出力がHとなる。
その次は、再び眠りが深くなる方向に進む。REMからノンレム1への遷移直後のサンプリング時点では、
(ノンレム1に対応した値3)−(REMに対応した値4)=−1
となり、睡眠段階差分算出手段は−1を一定時間出力する。
極性弁別手段では、入力として−1を受け取ると−極性出力がHとなる。−極性出力がHとなると、フリップフロップをリセットする。フリップフロップのQバー出力の立ち上がりエッジでカウンタの内容は+1されて+1となる。即ち、睡眠周期回数計数値は1となる。
図16は、個人睡眠周期回数計数手段の他の構成例を示す機能ブロック図、図17はその動作を説明する波形図である。
眠りが深くなる方向から眠りが浅くなる方向へ変化した、逆に眠りが深くなる方向から眠りが浅くなる方向へ変化したとの判断基準は、それ以前の眠りの方向とは逆方向への睡眠段階の遷移が2回以上連続することである。
図14の構成例との違いは、その判断基準が異なる点だけである。図14の構成では、その判断基準はそれ以前の眠りの方向とは逆方向への睡眠段階の遷移が1回だけであり、ノイズによる誤動作の可能性があので、遷移が2回以上連続することを要件としたものである。それ以外の構成と動作は、図14と同じである。
図16では、極性弁別手段とフリップフロップ間にカウンタ(+)、カウンタ(−)及び夫々のリセット入力用のORゲートが追加されている構成が図14と異なる。図の例では、それぞれのカウンタのトリガ入力端子に2発のパルスが入力されると、それぞれのQ出力はHとなる。
カウンタのトリガ入力端子にパルスが1発入力された後に、それまでとは反対方向への睡眠段階の遷移が発生すると、カウンタはリセットされてしまう。従って、それぞれのカウンタのQ出力がHになるためには、極性弁別手段の(+)極性出力または(−)極性出力が連続して2発出力されなければならない。
指定睡眠段階計数手段303は、生体情報Si、不在室,離床,連打音検出信号を入力し、制御段階指定情報ha(1)によって指定される睡眠段階、睡眠状態、不在室、離床又は連打音検出への到達回数を計数し、後述の制御段階更新信号Mc又は初期化信号Rsでリセットされる。
図18は、指定睡眠段階計数手段302の構成例を示す機能ブロック図であり、複数の個人指定睡眠段階数手段と選択演算出力手段とで構成され、指定される睡眠段階または睡眠状態への到達回数を計数する。
選択演算指定情報ha(2)として、次の関数k(A,B,C)が指定される。(Aさん、Bさん、Cさんの3人の場合の例)
(1)夫々の個人指定睡眠段階計数手段の出力A乃至Cの平均値
k(A,B,C)=(A+B+C)/3
(2)夫々の個人指定睡眠段階計数手段の出力A乃至Cの加重平均値
k(A,B,C)=(α・A+β・B+γ・C)/(α+β+γ)
(3)夫々の個人指定睡眠段階計数手段の出力A乃至Cの内の最大値
k(A,B,C)=Max(A,B,C)
(4)夫々の個人指定睡眠段階計数手段の出力A乃至Cの内の最小値
k(A,B,C)=Min(A,B,C)
又は、
(5)特定の個人指定睡眠段階計数手段の出力値
k(A,B,C)=A又はB又はC
図19は、個人指定睡眠段階計数手段の構成例を示す機能ブロック図である。睡眠段階情報Sa又は不在室又は離床又は連打音検出と指定睡眠段階ha(1)が条件合致検出手段で照合され、条件合致であれば指定睡眠段階計数カウンタを+1インクリメントし、指定睡眠段階計数を出力する。
睡眠評価指数算出手段304は、生体情報Siを入力し、制御段階指定情報haによって指定される評価関数に基づいてSiを変数とする関数演算を実行して睡眠評価指数値を算出すると共に、制御段階更新信号Mc又は初期化信号Rsでリセットされる。
図20は、睡眠評価指数算出手段304の構成例を示す機能ブロック図であり、複数の個人睡眠評価指数算出手段と選択演算出力手段とで構成され、選択演算指定情報ha(2)によって指定される評価関数に基づいて算出する。
選択演算指定情報ha(2)として、次の関数k(A,B,C)が指定される。(Aさん、Bさん、Cさんの3人の場合の例)
(1)夫々の個人睡眠評価指数算出手段の出力の平均値
k(A,B,C)=(A+B+C)/3
(2)夫々の個人睡眠評価指数算出手段の出力の加重平均値
k(A,B,C)=(α・A+β・B+γ・C)/(α+β+γ)
(3)夫々の個人睡眠評価指数算出手段の出力のうちの最大値
k(A,B,C)=Max(A,B,C)
(4)夫々の個人睡眠評価指数算出手段の出力のうちの最小値
k(A,B,C)=Min(A,B,C)
又は、
(5)特定の個人睡眠評価指数算出手段の出力値
k(A,B,C)=A又はB又はC
図21は、個人睡眠評価指数算出手段の構成例を示す機能ブロック図であり、指定評価関数ha(1)として積分が指定された場合を示す。図22は、積分演算結果を示すタイムチャートであり、斜線で示した面積が睡眠の質を評価する指数値となる。
又、図としては無いが、指定評価関数として微分関数を用いることにより、眠りの深くなる変化率がある値以上又はある値以下になったら、又は眠りの浅くなる変化率がある値以上又はある値以下になったら次の制御段階に進ませるということが可能になる。
308は制御段階指定手段であり、外部から与えられる制御段階指定情報F2を格納する制御段階指定情報格納部308aと、制御段階情報Miによりその制御段階における制御段階指定情報F2を選択するセレクタ308bを有する。
制御段階指定情報F2で指定されたパラメータ及び睡眠評価関数に基づいて、睡眠周期回数計数手段302,指定睡眠段階計数手段303,睡眠評価指数算出手段304は計数又は算出し、セレクタ305に睡眠周期回数計数手段302の計数出力をd1で、指定睡眠段階計数手段303の計数出力をd2で、睡眠評価指数算出手段304の算出出力をd3で与える。
それらの計数値または算出値出力(d1乃至d3)のいずれかが制御段階指定情報hbによりセレクタ305で選択され、条件合致検出手段306により制御段階指定情報hcで指定された条件に合致した時に、制御段階更新信号Mcを出力する。
制御段階更新信号Mcが出力されると、制御段階情報カウンタ307の内容は+1インクリメントされ、制御段階情報信号Miが更新される。同時にORゲート309を介して、睡眠周期回数計数手段302,指定睡眠段階計数手段303,睡眠評価指数算出手段304をリセットする。
次に、操作手段400の構成を説明する。401は第1演算手段であり、機器500の制御部501の設定値Sを演算出力する。402は第2演算手段であり、制御部501電源のON/OFF信号P1及び機器500電源のON/OFF信号P2を演算出力する。
403は外部設定値指定手段であり、外部設定値指定情報F4を格納し、外部設定値Seを第1演算手段401に入力する。後述する睡眠段階合成手段600で生成される合成睡眠段階情報Sgが第1演算手段401及び第2演算手段402に機器制御のための測定値として共通に入力される。
404は操作関数指定手段であり、操作関数指定情報格納部404a及びセレクタ404bを有する。操作関数指定情報格納部404aは、外部から与えられる操作関数指定情報F3を格納し、各制御段階における第1及び第2演算手段への操作関数を指定する。
セレクタ404bは、制御段階出力手段300からの制御段階情報Miを入力し、指定される制御段階の操作関数指定情報F及びG1,G2を第1演算手段401及び第2演算手段402に与える。
第1演算手段401は、不在室/在室、離床/在床、連打音検出、睡眠段階又は睡眠状態を変数とする、それぞれの制御段階に対応した操作関数を使用し、その操作関数と外部からの設定値とで、機器の制御部501に与える設定値Sを調整する。
同様に、第2演算手段402は、不在室/在室、離床/在床、連打音検出、睡眠段階または睡眠状態を変数とする、それぞれの制御段階に対応した操作関数を使用し、機器制御部501又は機器500の電源をON/OFFする操作信号P1又はP2を発生させる。
図23は、制御段階及びその段階における制御段階指定情報F2及び操作関数指定情報F3の例を示すテーブルであり、例1は制御段階が2段の場合、例2及び例3は制御段階が3段の場合を例示している。F3の具体例は、図24で説明する。
例1につき説明する。制御段階1では、睡眠段階パラメータha1(1)としてノンレム4が指定され、選択演算指定情報ha1(2)として最小値が指定され、選択パラメータhb1として2の指定睡眠段階計数手段303の出力が指定され、合致パラメータhc1として1回が指定されている。
つまり、ノンレム睡眠4への到達回数が最も少ない人でも1回到達すれば制御段階更新要件が満足され、条件合致検出手段306より制御段階更新信号Mcが発生し、制御段階情報カウンタ307は+1インクリメントされ、制御段階は2に遷移することになる。
制御段階2では、睡眠評価関数ha2(1)として0が指定され、選択演算指定情報ha2(2)として平均値が指定され、選択パラメータhb2として3の睡眠評価指数算出手段304の出力が指定され、合致パラメータhc2として十分大きな任意数100回が指定されている。この場合では、関数0が100になることはあり得ないので、合致が発生することはなく、制御段階は2のまま継続することになる。
例2では、制御段階1で睡眠周期回数が最も少ない人でも2に達すると制御段階2に遷移し、ここでノンレム睡眠1への到達回数が最も少ない人でも2に達すると制御段階3に遷移し、ここで関数0の演算となるので、例1と同様に、以降この制御段階3を継続する。
例3では、制御段階1で評価関数としてSiの積分関数が指定され、その評価指数が各人の平均値で0.5に達すると制御段階2に遷移し、ここでREM睡眠への到達回数が最も少ない人でも1に達すると制御段階3に遷移し、ここで関数0の演算となるので、例1と同様に、以降この制御段階3を継続する。
図24は、図23で説明した例1における制御段階1及び2における第1演算手段401への設定値を調整する操作関数指定情報F及び第2演算手段402への電源ON/OFF用操作関数指定情報G1,G2の出力例である。
(A)に示す第1段階では、合成睡眠段階情報Sgの入力が不在室ではF=0で、G1,G2はOFF、離床,連打音,覚醒ではF=1である。REM以降では、睡眠段階の遷移に従ってFは0.1ずつ低下し、機器の運転出力を低下させる。G1,G2は不在室以外ではONを維持させる。
(B)に示す第2段階では、離床と連打音の入力でF=1となる以外はF=0で機器の運転を停止状態とする。G1,G2も離床と連打音の入力でONとなる以外ではOFFを維持する。
図25は、睡眠段階合成手段600の構成例を示す機能ブロック図、図26は信号の処理手順を示すフローチャートである。睡眠段階合成手段600は、睡眠段階合成部601、睡眠段階合成指定情報格納部602、合成睡眠段階レジスタ603で構成される。
睡眠段階合成部601は、眠段階指定情報格納部602よりの指定情報に基づいて、全体としての不在室、複数人のそれぞれの離床/在床、連打音検出、睡眠段階または睡眠状態から、全体としての不在室、離床/在床、連打音検出、睡眠段階または睡眠状態を合成し、合成睡眠段階情報Sgを合成睡眠段階レジスタ603に保持する。
睡眠段階合成指定情報として、“起きている人の活動を優先する/しない”を指定する優先モードの指定情報と合成方法に関する指定情報がある。
優先モード指定されている場合で、起きている人がいる場合には、起きている人の睡眠段階だけを選択し、指定された合成方法で演算する。起きている人がいない場合には、全員の睡眠段階を選択し、指定された合成方法で合成睡眠段階を算出する。
優先モード指定されていない場合には、全員の睡眠段階を選択し、指定された合成方法で合成睡眠段階を算出する。
睡眠段階の合成方法としては、優先モード指定で起きている人がいる場合の合成方法及びそれ以外の場合の合成方法の2方法がある。
優先モード指定で起きている人がいる場合の睡眠段階の合成方法は、起きている人の睡眠段階だけを選択し、睡眠段階合成指定関数として指定される次の関数n1(A,B,C)を用いて算出する。(Aさん、Bさん、Cさんの3人が起きている場合の例)
(1)起きている人の夫々の個人の離床/在床、連打音検出又は覚醒に対応した値の平均値。
n1(Si(A),Si(B),Si(C))={m(Si(A))+m(Si(B))+m(Si(C)) }/3
(2)起きている人の夫々の個人の離床/在床、連打音検出又は覚醒に対応した値の加重平均値。
n1(Si(A),Si(B),Si(C))={α・m(Si(A))+β・m(Si(B))+γ・m(Si(C)) }/(α+β+γ)
(3)起きている人の夫々の個人の離床/在床、連打音検出又は覚醒に対応した値の内の最大値。
n1(Si(A),Si(B),Si(C))=Max(m(Si(A)),m(Si(B)),m(Si(C))
(4)起きている人の夫々の個人の離床/在床、連打音検出又は覚醒に対応した値の内の最小値。
n1(Si(A),Si(B),Si(C))=Min(m(Si(A)),m(Si(B)),m(Si(C))
又は、
(5)特定の起きている人の個人の離床/在床、連打音検出又は覚醒に対応した値。
n1(Si(A),Si(B),Si(C))=m(Si(A))又はm(Si(B))又はm(Si(A))
上記関数のうちで指定された一つの関数を用いて算出し、その算出値に最も近い値に対応した離床/在床、連打音検出又は覚醒を(広義の)合成睡眠段階(離床/在床、連打音検出又は覚醒)とする。人が一人もいない不在室の時には、その合成睡眠段階も不在室となる。
上記以外の場合、すなわち、優先モード指定されているが起きている人がいない場合及び優先モード指定されていない場合には、全員の睡眠段階を選択し、睡眠段階合成指定関数として指定される次の関数n2(A,B,C)を用いて算出する。(Aさん、Bさん、Cさんの3人の場合の例)
(1)夫々の個人の離床/在床、連打音検出、睡眠段階又は睡眠状態に対応した値の平均値。
n2(Si(A),Si(B),Si(C))={m(Si(A))+m(Si(B))+m(Si(C)) }/3
(2)夫々の個人の離床/在床、連打音検出、睡眠段階又は睡眠状態に対応した値の加重平均値。
n2(Si(A),Si(B),Si(C))={α・m(Si(A))+β・m(Si(B))+γ・m(Si(C)) }/(α+β+γ)
(3)夫々の個人の離床/在床、連打音検出、睡眠段階又は睡眠状態に対応した値の内の最大値。
n2(Si(A),Si(B),Si(C))=Max(m(Si(A)),m(Si(B)),m(Si(C))
(4)夫々の個人の離床/在床、連打音検出、睡眠段階又は睡眠状態に対応した値の内の最小値。
n2(Si(A),Si(B),Si(C))=Min(m(Si(A)),m(Si(B)),m(Si(C))
又は、
(5)特定の個人の離床/在床、連打音検出、睡眠段階又は睡眠状態に対応した値。
n2(Si(A),Si(B),Si(C))=m(Si(A))又はm(Si(B))又はm(Si(A))
上記関数のうちで指定された一つの関数を用いて算出し、その算出値に最も近い値に対応した離床/在床、連打音検出、睡眠段階または睡眠状態を(広義の)合成睡眠段階(離床/在床、連打音検出、睡眠段階又は睡眠状態)とする。人が一人もいない不在室の時には、その合成睡眠段階も不在室となる。
図27は、複数クライアント(Aさん、Bさんの二人)の睡眠段階の合成例を示すタイムチャートであり、起きている(目覚めている)人の活動を優先し眠りの浅い人の睡眠段階を選択した合成結果及び起きている(目覚めている)人の活動を優先し平均値を選択した場合の合成結果を示したものである。
(1)起きている(目覚めている)人の活動を優先し、眠りの浅い人の睡眠段階を選択して合成睡眠段階とする例:
Aさん(下側の実線)一人しか部屋にいない時には、Aさん個人の睡眠段階が合成睡眠段階(上側の実線)となる。Bさん(短い点線)が部屋に入ってきてから以降は、眠りの浅い人の睡眠段階が合成睡眠段階となる。
(2)起きている(目覚めている)人の活動を優先し、Aさん、Bさん二人の睡眠段階の平均値を合成睡眠段階とする例:
Aさん(下側の実線)一人しか部屋にいない時には、Aさん個人の睡眠段階が合成睡眠段階(上側の実線)となる。
Bさん(短い点線)が部屋に入ってきてから以降は、Aさん、Bさん二人の睡眠段階の平均値が合成睡眠段階となる。ただし、Aさん、Bさんのうち一人でも覚醒、連打音検出、離床状態の時には、その状態が優先されて合成睡眠段階となる。その時には残りの人の睡眠段階は反映されない。
以上説明した実施形態では、睡眠段階推定手段19より得られる睡眠段階Saとしては、名義的に同定される、覚醒,REM,ノンレム1,ノンレム2,ノンレム3,ノンレム4の6段階が用いられている。
しかしながら、制御対象の機器によっては、上記6段階までの細かい分類は不要で下記のような粗い分類でも充分な場合がある。
粗い分類例1:
(1)覚醒
(2)REM
(3)ノンレム1+ノンレム2
(4)ノンレム3+ノンレム4
粗い分類例2:
(1)覚醒
(2)REM
(3)ノンレム1〜4
粗い分類例3:
(1)覚醒
(2)REM+ノンレム1〜4
本発明では、生体情報Siとしては睡眠段階情報Saのみではなく、連続信号で与えられる睡眠状態情報Scも対象としている。この睡眠状態情報Scは、心拍Ibを入力する睡眠段階推定演算部9の動的モデル12より精度良く得られるものであるが、もっと簡略に検出する構成も可能である。
眠りに応じて機器を制御する場合、睡眠段階まで詳しく検出・推定しなくとも、現在、ある眠りの段階(覚醒・浅い眠りまたは深い眠りの状態)に留まっているのか、眠りが深くなりつつあるのか、それとも眠りが浅くなりつつあるのか、その眠りの方向さえ分かれば十分な場合がある。ここでは、それを「睡眠状態」と呼ぶことにする。
睡眠状態を検出することは、比較的容易に実現できる。眠りの深さと心拍数とには相関があり、眠りが深くなるにつれて心拍数が少なくなり、逆に眠りが浅くなるにつれて心拍数が多くなる。したがって、心拍情報だけでも睡眠状態を検出できる。
その睡眠状態の分類例として、次のものがある。
(1)覚醒又は浅い眠りW
(2)眠りが深くなりつつある状態D
(3)眠りが深い状態S
(4)眠りが浅くなりつつある状態I
図28及び図29は、心拍情報に基づいて前記睡眠状態W,D,S,Iを抽出するための機能ブロック図及び波形図である。心拍は、心拍数計数手段で計数されて心拍数信号となり、差分算出手段により差分値に変換される。この差分値は、マイナス側が眠りが深くなる方向、プラス側が眠りが浅くなる方向を表す。
この差分値は、移動平均演算手段で移動平均信号に変換され、正側及び負側のレベル検出手段により眠りが深くなる方向D及び眠りが浅くなる方向Iを表すパルス信号に変換される。
Dのパルスの立ち上がりでフリップフロップがセットされ、Iのパルスの立ち上がりでフリップフロップがリセットされるので、フリップフロップのQ出力及びQバー出力は図29の波形図(G)及び(I)となる。ゲート1はD及びIを入力するNORゲートであり、その出力は(F)であり、D及びIが変化しない静止状態を示す。
アンドゲート2は、NORゲート1の出力とフリップフロップのQ出力を入力とし、その出力は(H)で示され、深い眠りSを表す。アンドゲート3は、NORゲート1の出力とフリップフロップのQバー出力を入力とし、その出力は(J)で示され、覚醒又は浅い眠りWを表す。
図1に示した実施形態では、図を簡単にするために、機器500および制御部501は1つしか記述していないが、単一機器のみならず複数機器の制御も可能である。その場合には、設定値用の第1演算手段と電源ON/OFF用の第2演算手段が最大で機器数分必要になる。
更に、操作関数指定情報格納部404aに格納される操作関数指定情報も各制御段階において最大で機器数分必要になる。又、外部設定値指定手段403および外部設定値指定情報F4も最大で機器数分必要になる。
第1,第2演算手段401,402と機器500およびその制御部501との接続形態は、個々に直接有線または無線接続する形態がある。又、複数の演算手段の出力を送信インタフェース経由で有線LANまたは無線LANに接続し、機器側の受信インタフェースによって設定値、電源ON/OFF信号を受信して機器およびその制御部に与える接続形態も可能である。
本発明を適用した機器制御システムの一実施形態を示す機能ブロック図である。 特許文献1に開示されている、睡眠の段階を名義的尺度で同定する睡眠段階推定手段及び状態検出手段の機能ブロック図である。 不在室/在室検出手段の構成例を示す機能ブロック図である。 図3の動作を説明する波形図である。 離床/在床検出手段の構成例を示す機能ブロック図である。 図5の動作を説明する波形図である。 連打音検出手段の構成例を示す機能ブロック図である。 図7の動作を説明する波形図である。 連打音検出手段の他の構成例を示す機能ブロック図である。 図9の信号処理手順を示すフローチャートである。 初期化信号作成手段の構成例を示す機能ブロック図である。 図11の動作を説明する波形図である。 睡眠周期回数計数手段の構成例を示す機能ブロック図である。 個人睡眠周期回数計数手段の構成例を示す機能ブロック図である。 図14の動作を説明する波形図である。 個人睡眠周期回数計数手段の他の構成例を示す機能ブロック図である。 図16の動作を説明する波形図である。 指定睡眠段階計数手段の構成例を示す機能ブロック図である。 個人指定睡眠段階計数手段の構成例を示す機能ブロック図である。 睡眠評価指数算出手段の構成例を示す機能ブロック図である。 個人睡眠評価指数算出手段の構成例を示す機能ブロック図である。 図21の動作を説明するタイムチャートである。 制御段階指定情報の例を示すテーブルである。 操作関数指定情報の出力例である。 睡眠段階合成手段の構成例を示す機能ブロック図である。 図25の信号処理手順を示すフローチャートである。 複数クライアントの睡眠段階の合成例を示すタイムチャートである。 睡眠状態検出手段の構成例を示す機能ブロック図である。 図28の動作を説明する波形図である。
符号の説明
3 クライアント
19 睡眠段階推定手段
100 状態検出手段(全体)
101 不在室/在室検出手段
200 状態検出手段(個人別)
201 離床/在床検出手段
202 連打音検出手段
300 制御段階出力手段
301 初期化信号作成手段
302 睡眠周期回数計数手段
303 指定睡眠段階計数手段
304 睡眠評価指数算出手段
305 セレクタ
306 条件合致検出手段
307 制御段階情報カウンタ
308 制御段階指定手段
308a 制御段階指定情報格納部
308b セレクタ
309 ORゲート
400 操作手段
401 第1演算手段
402 第2演算手段
403 外部設定値指定手段
404 操作関数指定手段
404a 操作関数指定情報格納部
404b セレクタ
500 機器
501 制御部
600 睡眠段階合成手段
601 睡眠段階合成部
602 睡眠段階合成指定情報格納部
603 合成睡眠段階レジスタ
Si 生体情報
Sg 合成睡眠段階情報
F1 状態情報
F2 制御段階指定情報
F3 操作関数指定情報
F4 外部設定値指定情報

Claims (6)

  1. 複数クライアントの睡眠段階情報に基づいて使用する機器の状態を制御する機器制御システムにおいて、
    前記複数クライアントの生活情報を合成する睡眠段階合成手段と、
    前記睡眠段階の推移データが所定の更新要因条件を満足するときに前記機器の制御段階を更新する制御段階出力手段と、この制御段階出力手段の出力及び前記睡眠段階合成手段の情報に基づいて前記機器をその制御段階で設定される状態に調整する操作手段とを備え、
    前記睡眠段階の推移データは、睡眠周期回数計数値,指定睡眠段階計数値,睡眠評価指数算出値のうち少なくとも、睡眠周期回数計数値であり
    前記推移データの更新要因は、前記睡眠周期回数の指定回数への到達,前記指定睡眠段階又は睡眠状態の指定回数への到達,前記睡眠評価指数算出値の指定値への到達のうち少なくとも前記睡眠周期回数の指定回数への到達であり、
    前記睡眠段階の差分の極性が連続して複数回同一極性である場合に、睡眠はその極性方向の変化とみなし、極性方向の反転回数に基づいて前記個人別の睡眠周期回数を計数することを特徴とする機器制御システム。
  2. 睡眠段階合成手段は、複数クライアントの内起きている人を優先する場合には、起きている人の前記睡眠段階情報を選択して合成し、起きている人を優先しない場合には全員の前記睡眠段階情報を合成することを特徴とする請求項1に記載の機器制御システム。
  3. 前記睡眠評価指数算出値は、個人別の前記睡眠段階を変数とする関数値で与えられることを特徴とする請求項1又は2に記載の機器制御システム。
  4. 前記関数値として、個人別の前記睡眠段階を変数とする時間積分値を算出することを特徴とする請求項3に記載の機器制御システム。
  5. 前記関数値として、個人別の前記睡眠段階を変数とする時間微分値を算出することを特徴とする請求項3に記載の機器制御システム。
  6. 前記関数値として、個人別の前記睡眠周期回数を変数とすることを特徴とする請求項3に記載の機器制御システム。
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