JP4498107B2 - 軒天井換気用縁材 - Google Patents
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Description
図7は、従来の軒天井換気用縁材の一例を模式的に示す断面図である。
なお、図7〜図9において、101は天井板、102は野縁、103は鼻隠し、104は鼻隠し下地、105は屋根材、106は垂木、107は外装板である。
軒天井換気用縁材110は、所定形状に成形された金属製の基板115を備え、基板115には、天井板101の端縁に軒天井換気用縁材110を取り付けるための溝114が形成されている。基板115の矩形板状部115aは、凹部115bを有し、凹部115bの側面となる部分に換気孔111が形成されている。換気孔111は、矩形板状部115aに複数の切目を入れて押込み加工を施すことにより形成されたものである。また、換気孔111の後背位置には、矩形板状部115aから所定間隔を空けて、遮蔽板112が、基板115に対して片持ち状態で取り付けられている。遮蔽板112の先には、適当な幅の隙間13がある。なお、図中、二点鎖線により示す矢印Cは、通気の流れを示している。
軒天井換気用縁材130は、天井板101の軒先側に取り付けられるものである。
軒天井換気用縁材130は、所定形状に成形された金属製の基板135を備え、基板135には、天井板101の端縁に軒天井換気用縁材130を取り付けるための溝134が形成されている。基板135の矩形板状部135aは、打抜き加工により形成された換気孔131を有している。また、換気孔131の後背位置には、矩形板状部135aから所定間隔を空けて、矩形板状部135aの後背部分を覆うように、遮蔽板132が設けられている。また、遮蔽板132は、打抜き加工により形成された通気孔136を有している。
なお、図中、二点鎖線により示す矢印Dは、通気の流れを示している。
軒天井換気用縁材140は、天井板101の壁側に取り付けられるものである。
軒天井換気用縁材140は、所定形状に成形された金属製の基板145を備え、基板145には、天井板101の端縁に軒天井換気用縁材140を取り付けるための溝144と、外装板107の上端に軒天井換気用縁材140を取り付けるための溝147とが形成されている。基板145の矩形板状部145aは、凹部145bを有し、凹部145bの側面となる部分に換気孔141が形成されている。換気孔141は、矩形板状部145aに複数の切目を入れて押込み加工を施すことにより形成されたものである。
また、換気孔141の後背位置には、所定形状に成形された金属製の遮蔽板142が取り付けられている。遮蔽板142は、矩形板状部145aから所定間隔を空けて対向配置された第1遮蔽部142aと、第1遮蔽部142aから所定間隔を空けて配置された第2遮蔽部142bとを有している。また、遮蔽板142は、打抜き加工により形成された通気孔146を有している。図中、二点鎖線により示す矢印Eは、通気の流れを示している。また、143、148は、軒天井換気用縁材140が有する通気用の隙間を示している。
(1)上下方向に所定間隔を空けて対向するように配置された2つの矩形板状部を有し、
各矩形板状部は、複数の凹部を有し、該凹部の側面には、換気孔が形成されており、
一方の矩形板状部に設けられた複数の凹部と他方の矩形板状部に設けられた複数の凹部とがそれぞれ対向するように配列されている
ことを特徴とする軒天井換気用縁材。
図1は、本発明に係る軒天井換気用縁材の一部を模式的に示す拡大斜視図である。図中、軒天井換気用縁材を破断した状態を示している。
なお、図1は、本発明について理解し易く説明するために用いる図面であって、勿論、本発明は、図1によって限定されるものではない。
このように、上記(1)の発明によれば、矩形板状部2、3、凹部4の底面4a及び凹部6の底面6aの計4枚の部材によって、雨水等の浸入方向が軒天井換気用縁材1内で複数回変更されない限り屋根裏の内部9に雨水等が浸入することのない通気経路が形成されるため、雨水等の浸入を充分に防止することができる。
(2) 上記(1)の軒天井換気用縁材であって、
上記換気孔は、矩形板状部に複数の切目を入れて押込み加工を施すことにより、形成されていることを特徴とする。
(3) 上記(1)又は(2)の軒天井換気用縁材であって、
少なくとも2枚の金属板からなり、
2枚の金属板の一部は、それぞれ矩形板状部を構成することを特徴とする。
(4) 上記(1)〜(3)のいずれか1の軒天井換気用縁材であって、
上記換気孔は、矩形板状部の短辺方向に延びた細長形状を有し、矩形板状部の長辺方向に所定間隔を空けて配列されていることを特徴とする。
(5) 上記(4)に記載の軒天井換気用縁材であって、
2つの矩形板状部の間には、耐火性の熱膨張部材が設けられていることを特徴とする。
勿論、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではなく、本発明の構成を充足する範囲内で、適宜設計変更を行うことが可能である。
まず、本発明の第1実施形態として、本発明を、軒天井の軒先側に使用される軒天井換気用縁材に適用した場合について説明する。
図2は、第1実施形態に係る軒天井換気用縁材を模式的に示す縦断面図である。
図中、91は天井板、92は野縁、93は鼻隠し、94は鼻隠し下地、95は屋根材、96は垂木を示す。
軒天井換気用縁材10は、所定形状に成形されたガルタイト鋼板からなる下板15を備え、下板15には、天井板91の端縁に軒天井換気用縁材10を取り付けるための溝14が形成されていて、天井板91と平行な矩形板状部15aを有する。矩形板状部15aは、凹部15bを有し、凹部15bの側面となる部分に換気孔11が形成されている。換気孔11は、矩形板状部15aに複数の切目(図示せず)を入れて押込み加工を施すことにより形成されたものである。なお、ガルタイト鋼板は、溶融亜鉛−5%アルミニウム合金めっき鋼板である(JIS G 3317参照)。
また、矩形板状部15aの裏面側には、矩形板状部15aの長辺方向に沿って、シート状の耐火性の熱膨張部材17が設けられている。
上板12は、長辺方向長さ3030mm、短辺方向長さ42.5mmの矩形板状部12aを有する。矩形板状部12aは、矩形板状部12aの短辺方向に延びた凹部12bを有する。凹部12bは、長辺方向長さ4mm、短辺方向長さ28.5mm、深さ2.5mmであり、下板15に形成される凹部15bと同形状を有する。また、各凹部12bの短辺方向側の両側面には、換気孔16が形成されている。
次に、本発明の第2実施形態として、本発明を、軒天井の壁側に使用される軒天井換気用縁材に適用した場合について説明する。
図5は、第2実施形態に係る軒天井換気用縁材を模式的に示す断面図である。図6(a)は、図5に示した軒天井換気用縁材の下板を模式的に示す平面図であり、(b)は、そのC−C線断面図である。
なお、本発明において、換気孔を形成する方法は、上述した例に限定されるものではなく、例えば、打抜き加工により金属板等に複数の貫通孔を形成し、貫通孔が形成された金属板等に押込み加工を施すことにより、換気孔を形成してもよい。
本発明においては、矩形板状部12a、15aは、金属板であることが望ましい。優れた耐熱性と機械的強度とを有するからである。そのような金属板としては、特に限定されるものではなく、上述したガルタイト鋼板の他、例えば、ステンレス鋼板、アルミニウム鋼板、塗装溶融55%アルミニウム−亜鉛合金めっき鋼板等を挙げることができる。また、上述した実施形態では、矩形板状部12a、15aが夫々異なる金属板(上板12、下板15)の一部により構成される場合について説明したが、本発明は、この例に限定されず、例えば、1枚の金属板を成形することにより、2つの矩形板状部を有する軒天井換気用縁材を製造することとしてもよい。
2、3 矩形板状部
4、6 凹部
4a、6a (凹部の)底面
5、7 換気孔
8 建物の外部
9 屋根裏の内部
10、20 軒天井換気用縁材
11 (下板の)換気孔
12 上板
12a (上板の)矩形板状部
12b (上板の)凹部
14、21 溝
15 下板
15a (下板の)矩形板状部
15b (下板の)凹部
15c (下板の)縁部
16 (上板の)換気孔
17 熱膨張部材
22 粘着シール
23 延設板
91 天井板
92 野縁
93 鼻隠し
94 鼻隠し下地
95 屋根材
96 垂木
97 外装板
Claims (5)
- 上下方向に所定間隔を空けて対向するように配置された2つの矩形板状部を有し、
各矩形板状部は、複数の凹部を有し、該凹部の側面には、換気孔が形成されており、
一方の矩形板状部に設けられた複数の凹部と他方の矩形板状部に設けられた複数の凹部とがそれぞれ対向するように配列されている
ことを特徴とする軒天井換気用縁材。 - 前記換気孔は、矩形板状部に複数の切目を入れて押込み加工を施すことにより、形成されている請求項1に記載の軒天井換気用縁材。
- 少なくとも2枚の金属板からなり、
2枚の金属板の一部は、それぞれ矩形板状部を構成する請求項1又は2に記載の軒天井換気用縁材。 - 前記換気孔は、矩形板状部の短辺方向に延びた細長形状を有し、矩形板状部の長辺方向に所定間隔を空けて配列されている請求項1〜3のいずれか1に記載の軒天井換気用縁材。
- 2つの矩形板状部の間には、耐火性の熱膨張部材が設けられている請求項1〜4のいずれか1に記載の軒天井換気用縁材。
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