図1及び図2に示すように、弾球遊技機であるパチンコ機10は、外枠11、本体基部12、遊技盤13、ガラス枠ユニット14から構成されている。外枠11は遊技場の設置箇所に固定される。本体基部12は、外枠11に着脱自在で、かつ、第4上部軸受け15を介して回動自在に軸着されている。ガラス枠ユニット14は本体基部12に第2上部軸受け16を介して着脱自在で、かつ、回動自在に軸着されている。
本体基部12は、上部と下部の2つに区画された矩形の枠形状に形成されており、その下部には下部ユニット12aが取り付けられている。下部ユニット12aには、操作ハンドル12b、後述する受皿24、パチンコ球発射装置などが設けられている。
遊技盤13は、略矩形状に形成されている。遊技盤13の背面には、メイン制御基盤(メイン制御装置)やサブ制御基盤が設けられている。メイン制御基盤は、機種に応じた遊技の実行処理を行い、さらに、サブ制御基板に対して命令を行うための制御を行う。サブ制御基盤は、図柄表示装置17の表示制御、ランプ12cの点灯制御、スピーカー12dから出力される音声制御などの各駆動装置の作動を制御する。
遊技盤13の前面側には遊技領域13aが設けられており、この遊技領域13aには、図柄表示装置17、始動入賞口18、通常入賞口19、通過入賞口20、アタッカ21、アウト口22が設けられている。図示は省略してあるが、遊技盤13の遊技領域13aにはその他複数の障害釘や風車などが適宜箇所に設けられている。
操作ハンドル12bが操作されると、パチンコ球の発射装置によってパチンコ球が遊技盤13の遊技領域13aに打ち出され、打ち出されたパチンコ球が始動入賞口18、通常入賞口19、通過入賞口20、アウト口22のいずれかに入る。始動入賞口18にパチンコ球が入賞すると当たり又はハズレを決定する抽選が行われるとともに図柄表示装置17が作動される。図柄表示装置17では、図柄の可変表示及び抽選の結果に応じた演出処理などが行われる。そして、図柄が停止表示されたときに、予め定められた図柄の組み合わせが表示されていると当たりとなり、通常状態から遊技者にとって有利となる当たり状態へと所定期間移行される。
当たり状態となると、アタッカ21が、一回につき、その奥に設けられている大入賞口を所定時間又はパチンコ球が所定個数入賞するまで開放するように回動され、これが所定回数繰り返される。始動入賞口18、通常入賞口19、大入賞口にパチンコ球が入賞すると、入賞した入賞口の種類に応じて所定個数のパチンコ球が払い出し口23から受皿24に払い出される。一方、始動入賞口18、通常入賞口19、大入賞口に入賞しなかったパチンコ球はアウト口22に入ってハズレ球として回収される。
図3及び図4に示すように、ガラス枠ユニット14は、支持部材30と窓部(回動扉)31とを備えている。支持部材30は、支持部32と回動防止部33とから構成されている。支持部材30は断面が階段状になっている縦長の板であり、遊技盤13の正面視左側面(一側部)に沿うように形成されている。支持部材30は遊技盤13及び窓部31のそれぞれの一方の側面に配置される。支持部材30の支持部32は、遊技盤13及び窓部31を支持する部位である。支持部32は略コ字形状に形成されており、一端には第3上部軸受け(第3軸受け)34及び第2上部軸(第2軸)35が、他端には第3下部軸(第3軸)36及び第2下部軸(第2軸)37(図11参照)が、側面には第1上部軸受け(第1軸受け)38及び第1下部軸受け(第1軸受け)39が設けられ、遊技盤13及び窓部31が着脱自在に取り付けられる。回動防止部33は遊技盤13の後方への回動を防止するためのものであり、遊技盤13が支持部32に取り付けられると、遊技盤13の背面の一部に当接するように形成されている。
図4に示すように、窓部31は略矩形の枠形状に形成されている。窓部31の上面で正面から向かって左方の角部(一側部)には、上方に向けて突出した第3上部軸(第3軸)40が設けられている。また、支持部材30の支持部32の下端部には、上方に向けて突出した第3下部軸(第3軸)36が設けられている。窓部31は、第3上部軸40と第3下部軸36とによって、支持部材30に対して回動自在で、かつ着脱自在に軸着されている。窓部31を回転させると、遊技盤13の前面側を開閉することが可能になる。窓部31の前面には、ランプ12cやスピーカー12dなどが取り付けられている。
支持部材30の支持部32の上端部には、詳しくは後述する第3上部軸受け34が設けられている。第3上部軸受け34は折り曲げられた板に軸を保持するための部品を取り付けることによって構成されている。そして、第3上部軸受け34の上面には上方に向けて突出した第2上部軸35が設けられ、支持部32の下端部の下面には下方に向けて突出した第2下部軸37(図11参照)が設けられている。支持部材30は、第2上部軸35及び第2下部軸37によって、本体基部12に対して回動自在で、かつ着脱自在に軸着されている。
遊技盤13の一方の側面の上部と下部とには、第1上部軸(第1軸)41と第1下部軸(第1軸)42とが設けられている。第1上部軸41は支持部材30の第1上部軸受け38に挿通され、第1下部軸42は支持部材30の第1下部軸受け39に挿通される。このように第3上部軸41は第1上部軸受け38に、第1下部軸42は第1下部軸受け39に挿脱自在で、且つ回動自在に保持される。これにより遊技盤13は第1上部軸41と第1下部軸42とによって支持部材30に着脱自在で、且つ回動自在に軸支される。
窓部31にはガラス窓43が取り付けられている。ガラス窓43は、ガラス枠43aとガラス43bとから構成されている。ガラス43bはガラス枠43aに嵌め込まれている。ガラス枠43aは、窓部31に対してガラス枠用軸43cを中心に回動自在でかつ着脱自在に取り付けられている。窓部31は遊技盤13の前面側に配置されているため、窓部31が遊技盤13の前面を閉じた状態のとき、ガラス43bを通して遊技盤13の遊技領域13aが透視可能となる。ガラス窓43が窓部31のガラス枠用開口43dに嵌め込まれ、窓部31に設けられた窓止め部材44がガラス窓43に係止すると、ガラス窓43はその回転が不能な状態とされる。なお、ガラス枠43aにはガラス43bに限らず、例えば透明な樹脂の板など透明な板であれば適宜の部材を嵌め込むことが好ましい。
図5に示すように、本体基部12の一段凹んだ部分には、遊技盤13が取り付けられる遊技盤取り付け枠(遊技盤取り付け部)12gが形成されている。遊技盤取り付け枠12gの正面から向かって右側の上下端部には、遊技盤13を本体基部12に固定するための一対の第1固定部材(遊技盤固定用係止部材)45が設けられている。第1固定部材45は、正面から見た外形が略ひし形形状に形成されており、本体基部12に回動自在に軸着されている。そして、遊技盤13が取り付けられていない状態では図に示すように長手方向が垂直に向けられた取り外し位置にセットされている。また、遊技盤13には、遊技盤13が本体基部12に取り付けられたときに、第1固定部材45と対面する位置に挿通孔(遊技盤固定用孔部)13bが形成されている(図4参照)。挿通孔13bは第1固定部材45が挿通可能な大きさに形成されており、第1固定部材45が取り外し位置にセットされた状態で遊技盤13が本体基部12に取り付けられると、第1固定部材45が遊技盤13の前面側に回動自在な状態で突出する。
第1固定部材45が挿通孔13bから突出した状態でその長手方向が水平(挿通孔13bと直交)となるように90度回転されると、第1固定部材45は、遊技盤13を本体基部12から取り外すことが不能になる固定位置にセットされる。第1固定部材45が固定位置に回動されると、第1固定部材45が挿通孔13bを通過不能となり、遊技盤13の挿通孔13bに係止する。これにより、遊技盤13が本体基部12に固定され、遊技盤13を回動させることが不能な状態となる。このように、第1固定部材45は遊技盤固定手段として機能する。
遊技盤取り付け枠12gの正面から向かって左側の上下端部には、支持部材30を本体基部12に固定するための一対の第2固定部材(支持部材固定用係止部材)60が設けられている。第2固定部材60は第1固定部材と同様の構成になっている。支持部材30の回動防止部33には、第2固定部材60に対応するように挿通孔(支持部材固定用孔部)33aが形成されており、支持部材30が遊技盤取り付け枠12gに対面した際に、取り外し位置にセットされた状態の第2固定部材60が挿通孔33aに挿通される。第1固定部材と同様に第2固定部材60が固定位置に回動されると、第2固定部材が挿通孔33aを挿通不能となり、支持部材30の挿通孔33aに係止する。これにより、支持部材30が本体基部12に固定され、支持部材を回動させることが不能な状態となる。このように、第2固定部材60は支持部材固定手段として機能する。
窓部31の背面で窓部31の軸側とは反対側の端部の中央部には、第1固定部材45と同様の構成の第3固定部材(回動扉固定用係止部材)46が設けられている(図3参照)。また、遊技盤13には、窓部31が遊技盤13の前面を閉じた状態のとき、第3固定部材46が挿通される挿通孔(回動扉固定用孔部)13cが形成されている。第3固定部材46を挿通孔13cに挿通して固定位置にセットすると、第3固定部材46は挿通孔13cに係止する。これにより、窓部31が遊技盤13に固定され、窓部31を回動させることが不能な状態となる。このように、第3固定部材46は回動扉固定手段として機能する。
図6及び図7に示すように、第1上部軸受け15にはベース部材47が設けられており、ベース部材47には軸受け部材48、ロック部材49、トーションバネ50が組み付けられている。
ベース部材47は金属板を折り曲げることによって形成されており、その先端部には下方に突出するとともに円弧状に屈曲した壁47aが形成されている。軸受け部材48はその側壁の一部が壁47aの形状に沿った形状となるように形成されており、軸受け部材48がベース部材47に組み付けられると、軸受け部材48は壁47aの形状に沿って当接する。
また、軸受け部材48には、壁47aと当接する部分とは反対側の側壁を円弧状に切り欠くことによって形成された凹状の受け部48aが設けられている。第2上部軸受け16には上方に向けて突出する第4上部軸16aが設けられており、図8に示すように、受け部48aには第4上部軸16aが挿入され、第4上部軸16aが第4上部軸受け15によって軸支される。第4上部軸16aは、受け部48aの挿入口48bから受け部48a内に挿入される。軸受け部材48は、ねじ48cによってベース部材47に組み付けられる。また軸受け部材48には、後述する支軸51に軸着されたロック部材49の後述するストッパ面49dが当接する側壁面48dが形成されている。
ロック部材49には、ロック部材49の下面に形成した溝からなるバネ収納部49aが設けられている。バネ収納部49aにはトーションバネ50が収納される。トーションバネ50は、ロック部材49のバネ収納部49aに収納され、トーションバネ50の一端が、バネ収納部49aの側壁面に当接し、他端がベース部材47に設けられた係止穴47bに挿通される。これによって、ロック部材49が反時計方向に付勢される。また、バネ収納部49aを囲む壁面のうち、ロック部材49の上面の反対側に位置する面には、ロック部材49の上面に貫通した開口49bが設けられている。開口49bにはベース部材47に設けられた支軸51が上面側から挿通される。
ロック部材49は、トーションバネ50の付勢力によって軸受け部材48の挿入口48bを閉塞する閉塞位置に保持される。ロック部材49は、本体基部12を外枠11に組み付ける際に、第4上部軸16aを軸方向と直交する方向(図6に示す矢印X方向)で外枠11に向けて移動させたときに、本体基部12の移動に伴って第4上部軸16aに押圧されて図9に示す位置からトーションバネ50の付勢に抗して図10に示すように時計回りに回動する。ロック部材49の回動によって、挿入口48bが開放されるとともに軸受け部材48とロック部材49との間に第4上部軸16aの挿入経路52が形成される。
また、ロック部材49の上面には、ガイド溝49cが形成されている。ガイド溝49cは、ロック部材49の回動方向に沿った略弓形の長溝に形成されている。ベース部材47には下方に突出したピン47cが設けられており、ロック部材49をベース部材47に組み付けるとピン47cがガイド溝49cに入り込む。ガイド溝49cにピン47cが入り込むと、ロック部材49は回動する方向が一定の方向にガイドされ、ロック部材49の回動範囲が一定範囲に制限される。
また、ロック部材49の側壁面には、軸受け部材48の側壁面48dに当接し、ロック部材49の回動を一方向に制限するストッパ面49dと、軸受け部材48の受け部48aに第4上部軸16aを挿入させる際に、第4上部軸16aが摺接される摺接面49eが設けられている。
支軸51には、ロック部材49、トーションバネ50、ワッシャー53の順で組み付けられた後に、支軸51に設けられた溝51aにeリング54が嵌め込まれることによって、上記各部材がベース部材47に固定される。
次に、第2上部軸受け16及び第3上部軸受け34について説明するが、第2上部軸受け16は第4上部軸受け15と同様の部材(ロック部材49、トーションバネ50、支軸51、ワッシャー53など)を用いて同様の構成によって第2上部軸35を保持し、第3上部軸受け34は第1上部軸受け15と同様の部材を用いて同様の構成によって第3上部軸40を保持するため、第2上部軸35及び第3上部軸40を保持するための構成及び同一の部材については、第4上部軸受け15と同一の符号を用いて詳しい説明は省略し、第4上部軸受け15との相違点(ベース部材47及び軸受け部材48)について説明する。
外枠11の内壁のうちの下面で、正面から向かって左方の角部には、上方に向けて突出した第4下部軸11a(図11参照)が設けられ、本体基部12の下面で、正面から向かって左方の角部には、第4下部軸取り付け孔12e(図11参照)が形成されている。外枠11に本体基部12を取り付ける際には、第4下部軸取り付け孔12eには第4下部軸11aが挿入される。これにより、第4上部軸16aは第4上部軸受け15に、第4下部軸11aは第4下部軸取り付け孔12eに挿脱自在で、且つ回動自在に保持される。このように、本体基部12は、第4上部軸16aと第4下部軸11aとによって、外枠11に着脱自在で、かつ回動自在に軸着される。
図11に示すように、第4上部軸16aの上方側の端部には、挿入部16bが形成されている。挿入部16bは、円柱形状でその先端が半球状に形成されている。挿入部16bは、第4上部軸受け15に取り付けられた軸受け部材48の受け部48aに挿入される。
第4上部軸16aの下方側の端部には、位置決め部16cが形成されている。位置決め部16cは挿入部16bよりも一回り細い円柱形状に形成されている。また、第4上部軸16aの挿入部16bと位置決め部16cの境目となる部分には、円盤状のフランジ16dが設けられている。第4上部軸16aは、位置決め部16cが第2上部軸受け16のベース部材55に形成された孔55aを貫通するように挿通されて第2上部軸受け16に取り付けられる。位置決め部16cが取り付けられると、フランジ16dが第2上部軸受け16の上面16eに接し、位置決め部16cはベース部材55の下面側に突出する。ベース部材55は位置決め部16cが挿通される孔55aが形成されている部分以外はベース部材47と同様の構成となっている。
ベース部材55の下面には、軸受け部材56が取り付けられている。軸受け部材56には、軸受け部材48の受け部48aと同様の形状に形成された受け部56aが形成されている。受け部56aを取り囲む壁面には、内側に向けて突出した板状の係止部56bが形成されている。軸受け部材56は、係止部56bで位置決め部16cを狭持するように係止部56bに係止させて位置決めしてから係止部56bをカシメ加工することによってベース部材55に取り付けられる。なお、カシメ加工の方法は例えば熱溶着など適宜の方法にすることが好ましい。これにより、第4上部軸16aが第4上部軸受け15で保持され、第2上部軸35が第2上部軸受け16の軸受け部材56で保持されると、第4上部軸16aと第2上部軸35との軸心(軸心部)が同軸上に配置される。
第2上部軸35には第4上部軸16aの挿入部16bと同様の構成をした挿入部35cが形成されており、軸受け部材56の受け部56aには、第2上部軸35の軸方向と直交する方向(図6に示す矢印X方向)に支持部材30を本体基部12に向けて移動させたときに、挿入部35cが挿入される。なお、軸受け部材56の挿入口56bは軸受け部材48の挿入口48bと、軸受け部材56の側壁面56dは軸受け部材48の側壁面48dと同様の構成となっている。このように軸受け部材56における係止部56b以外の部分は軸受け部材48と同様の構成であるので詳しい説明は省略する。
第3上部軸受け34は、ベース部材55と同様の構成をしたベース部材57を備えている。ベース部材57の下面側には、第2上部軸受け16と同様に第3上部軸40を保持するための部材(軸受け部材56、ロック部材49、トーションバネ50、支軸51、ワッシャー53など)が取り付けられている。
第2上部軸35は、第4上部軸16aと同形状、同様の構成の挿入部35c、位置決め部35d、フランジ35eを備えており、第4上部軸16aと同様にベース部材57に取り付けられる。また、軸受け部材56と同様に、第2上部軸35は、係止部56bを位置決め部35dに係止させて位置決めしてから係止部56bをカシメ加工することによってベース部材57に取り付けられる。なお、カシメ加工の方法は例えば熱溶着など適宜の方法にすることが好ましい。これにより、第2上部軸35が第2上部軸受け16で保持され、第3上部軸40が第3上部軸受け34の軸受け部材56で保持されると、第2上部軸35と第3上部軸40との軸心(軸心部)が同軸上に配置される。ベース部材57に設けられた軸受け部材56の受け部56aには、第3上部軸40の軸方向と直交する方向(図6に示す矢印X方向)に窓部31を支持部材30に向けて移動させたときに、第3上部軸40の先端部が挿入される。
また、支持部材30の支持部32の下端部の下面には下方に突出した第2下部軸37が形成され、本体基部12の支持部材30が収納される部分の内壁の下面には、第2下部軸取り付け孔(第2軸受け)12fが形成されている。本体基部12に支持部材30を取り付ける際には、第2下部軸取り付け孔12fには第2下部軸37が挿入される。これにより、第2上部軸35は第2上部軸受け16に、第2下部軸37は第2下部軸取り付け孔12fに挿脱自在で、且つ回動自在に保持される。このように、支持部材30は本体基部12に、第2上部軸35と第2下部軸37とによって着脱自在で、かつ回動自在に軸支される。
窓部31を支持部材30に取り付ける際に、第3上部軸40は、第3上部軸受け34に設けられた軸受け部材56で保持される。また、窓部31の下面で正面から向かって左方の角部(一側部)には、第3下部軸取り付け孔(第3軸受け)31cが形成されている。窓部31を支持部材30に取り付ける際には、第3下部軸取り付け孔31cに第3下部軸36が挿入される。これにより、第3上部軸40は第3上部軸受け34に、第3下部軸36は第3下部軸取り付け孔31cに挿脱自在で、且つ回動自在に保持される。このように、窓部31は支持部材30に、第3上部軸40と第3下部軸36とによって着脱自在で、かつ回動自在に軸支される。
結果的に、パチンコ機10が組み立てられると、第2上部軸35、第3上部軸40、第4上部軸16a、第2下部軸37、第3下部軸36、第4下部軸11aの軸心が軸方向で同一となるように各軸が配設される。
次に、上記のように構成されたパチンコ機10の作用について説明する。例えば機種の入れ替えや破損や故障などによるメンテナンスの作業を行う場合に、ガラス枠ユニット14を本体基部12から取り外すには、先ず、上下の挿通孔13b、33aのそれぞれに貫通した状態で固定されている上下の第1、2固定部材45、60をそれぞれ挿通孔13b、33aから脱離不能とするように固定位置から取り外し位置に移動操作してセットし、軸支された遊技盤13及び支持部材30の回動の不能状態を解除し、遊技盤13の軸側とは反対側の端部を本体基部12から回動させる(図5に示す状態)。そして、窓部31を遊技盤13に対して閉じた状態にすることで挿通孔13cに第3固定部材46を挿通させる。第3固定部材46を挿通孔13cから脱離不能となるように取り外し位置から固定位置にセットして遊技盤13と窓部31とを固定し、一体化させる。この後、遊技盤13を支持した状態の支持部材30と窓部31とが一体となったガラス枠ユニット14を上方向に持ち上げて第2下部軸37を第2下部軸取り付け孔12fから引き抜く。
なお、第2上部軸35が第2上部軸受け16のベース部材55に当接したり、あるいは、支持部材30の上面が軸受け部材56の下面に当接したりして、ガラス枠ユニット14を持ち上げることができなくならないように、第2上部軸35とベース部材55との間、及び支持部材30の上面と軸受け部材56の下面との間にはガラス枠ユニット14を持ち上げて第2下部軸37を第2下部軸取り付け孔12fから引き抜くことが可能となる距離が設定されている。
第2下部軸37の引き抜き後に、ガラス枠ユニット14を第2上部軸35を支点に前方に傾けるとともに下方向に移動させて押し下げることで、第2上部軸35を第2上部軸受け16に設けられている軸受け部材56の受け部56aから引き抜く。これにより、ガラス枠ユニット14の取り外しが完了する。
また、例えば機種交換の際などに取り外したガラス枠ユニット14とは異なる新たなガラス枠ユニット14を本体基部12に取り付ける場合には、先ず、第2下部軸37を第2下部軸取り付け孔12fに挿入し、第2下部軸37の挿入後に該挿入部を軸にガラス枠ユニット14を図6に示す矢印X方向に移動させる。
ガラス枠ユニット14を図6に示す矢印X方向に移動させると、図9に示すように、第2上部軸35がベース部材55に組み付けられたロック部材49に当接し、第2上部軸35は、ロック部材49の摺接面49eに沿って移動する。そして、第2上部軸35が図9中二点鎖線まで移動すると、ロック部材49がトーションバネ50の付勢に抗して図中時計方向に回転する。
図10に示すように、ロック部材49の回転によって、ロック部材49と軸受け部材56との間に挿入経路52が形成され、この挿入経路52の一端と軸受け部材56の挿入口56bとが連通される。
そして、図8に示すように、第2上部軸35は挿入経路52に沿って移動し、第2上部軸35が軸受け部材56の挿入口56bから受け部56aに挿入される。第2上部軸35が軸受け部材56の受け部56aに挿入されると、ロック部材49がトーションバネ50の付勢によって図中反時計方向に回転する。そして、ロック部材49のストッパ面49dが軸受け部材56の側壁面56dに当接し、前述した閉塞位置でロック部材49が停止する。これにより、ロック部材49の摺接面49eと軸受け部材56の側壁面56dとによって形成された挿入経路52が無くなり、挿入口56bがロック部材49の側壁面によって閉塞されて、第2上部軸35がロック部材49の側壁面と、軸受け部材56の受け部56aの側壁面によって軸支される。上下の第1、2固定部材45、60をそれぞれを取り外し位置にした後、遊技盤13の軸側とは反対側の端部を本体基部12の遊技盤取り付け枠12gに向けて回動させ、第1固定部材45を挿通孔13bに、第2固定部材60を挿通孔33aに挿通させ、第1、2固定部材45、60のそれぞれを取り外し位置から固定位置に移動操作してセットする。これにより、ガラス枠ユニット14の本体基部12への取り付けが完了する。
また、窓部31を支持部材30から取り外すには、第3下部軸36から第3下部軸取り付け孔31cが引き抜かれるように、窓部31を上方向に持ち上げる。そして、第3下部軸36から第3下部軸取り付け孔31cが引き抜かれた状態で、窓部31の下部を前面側に傾けながら窓部31を下方向に押し下げて、第3上部軸40を第3上部軸受け34に設けられている軸受け部材56の受け部56aから引き抜く。これにより、窓部31の支持部材30からの取り外しが完了する。なお、窓部13の上面が軸受け部材56の下面に当接したり、あるいは、第3上部軸40が第3上部軸受け34のベース部材57に当接したりして、窓部31が持ち上げることができなくならないように、窓部13の上面と軸受け部材56の下面との間、及び第3上部軸40とベース部材57との間には窓部31を持ち上げて第3下部軸36を第3下部軸取り付け孔31cから引き抜くことが可能となる距離が設けられている。
遊技盤13を支持していない状態の支持部材30に窓部31を取り付ける場合には、先ず、第3下部軸取り付け孔31cに第3下部軸36が挿入されるように、窓部31の上部を前面側に傾けながら下方向に押し下げる。そして、第3下部軸取り付け孔31cに第3下部軸36が挿入された状態で、該挿入部を軸に窓部31の上部が後面側に傾くように図6に示す矢印X方向に窓部31を移動させて第3上部軸40を第3上部軸受け34に設けられている軸受け部材56の受け部56a内に前述した第2上部軸35と同様に図8〜図10に示すように挿入する。これにより、窓部31の支持部材30への取り付けが完了する。さらに、支持部材に遊技盤13を取り付ける場合には、支持部材の第1上部軸受けに遊技盤の第1上部軸を、支持部材の第1下部軸受けに遊技盤の第1下部軸を挿入する。これにより、遊技盤の支持部材への取り付けが完了する。
また、本体基部12を外枠11から取り外すには、第4下部軸11aから第4下部軸取り付け孔12eが引き抜かれるように、本体基部12を上方向に持ち上げる。第4下部軸11aから第4下部軸取り付け孔12eが引き抜かれた後、本体基部12の下部を前面側に傾けながら本体基部12を下方向に押し下げて、第4上部軸16aを第4上部軸受け15に設けられている軸受け部材48の受け部48aから引き抜く。これにより、本体基部12の外枠11からの取り外しが完了する。なお、第4上部軸16aが第4上部軸受け15のベース部材47に当接して、本体基部12を持ち上げることが不可能となることのないように、第4上部軸16aとベース部材47との間には本体基部12を持ち上げて第4下部軸11aから第4下部軸取り付け孔12eを引き抜くことが可能となる距離が設けられている。
外枠11に本体基部12を取り付ける場合には、先ず、第4下部軸取り付け孔12eに第4下部軸11aが挿入されるように、本体基部12の上部を前面側に傾けながら下方向に押し下げる。第4下部軸取り付け孔12eに第4下部軸11aが挿入された状態で、該挿入部を軸に本体基部12の上部が後面側に傾くように図6に示す矢印X方向に本体基部12を変位させて第4上部軸16aを第4上部軸受け15に設けられている軸受け部材48の受け部48a内に前述した第2上部軸35と同様に図8〜図10に示すように挿入する。これにより、本体基部12の外枠11への取り付けが完了する。
以上のように、支持部材30は遊技盤13の側面に沿うように縦長に形成され、遊技盤13を側方から支持しているので、遊技盤13の形状の自由度を高めることができ、さらに、支持部材30を成形するための金型を小型で、且つ簡単な構造にすることができるので、コストダウンを図ることができる。また、支持部材30が遊技盤13を側方から支持可能となるようにコンパクトな形状に形成されているので、本体基部12の支持部材30を取り付けるためのスペースが必要最小限に抑えられ、これにより本体基部12の強度を高めることができる。
上記実施形態では、支持部材30が遊技盤13の正面視左側面に沿うように形成されているが、図12に示すように、遊技盤13の正面視左側面、及び底面に沿ってL字形状に形成された支持部材70を用いても良い。以下、図12及び図13を参照して支持部材70について説明するが、上記実施形態と同様の部材については同一の符号を付してその説明を省略する。支持部材70は、遊技盤13の正面視左側面に沿って形成されている支持部材本体72と、支持部材本体72の下端から遊技盤13の底面に沿って延設されている延設部73とから構成されている。支持部材本体72は、支持部74及び回動防止部75から構成されている。支持部74及び回動防止部75のそれぞれは、支持部材30の支持部32及び回動防止部33と同様の構成となっている。延設部73の先端部には遊技盤13の底面に対面するように挿入穴73aが形成されている。遊技盤13の底面には、挿入穴73aと対向する位置に、挿入穴73aに挿入される突起76が設けられている。
突起76は、係止部76a、突起本体76b、及び係止解除レバー76cから構成されている。突起本体76bは円柱形状でその先端が半球状に形成されており、突起本体76bには係止部76aと係止解除レバー76cが一体に形成されている。遊技盤13の下部には突起76と、コイルバネ77とを収容する空間である収容部13dが形成されている。コイルバネ77の一端は収容部13dの上壁に固着され、他端は突起本体76bの上部に固着されており、突起76はコイルバネ77により下方向に付勢されている。遊技盤13の底面には、収容部13dに収容されている突起76の突起本体76bを遊技盤13の外部に突出させる開口13eが、遊技盤13の背面には係止解除レバー76cを遊技盤13の外部に突出させる開口13fが形成されている。収容部13dの底壁13gは、突起76が下方向に付勢された際に、突起本体76bの下方向への移動を規制するストッパになっている。つまり、突起76が下方向に付勢されると、突起本体76bと一体に形成されている係止部76a及び係止解除レバー76cが底壁13gに係止して、突起本体76bが開口13dから突出する。
遊技盤13を支持部材70に取り付ける場合、先ず、遊技盤13の第1上部軸41を支持部材70の第1上部軸受け34に、遊技盤13の第1下部軸42を支持部材70の第1下部軸受け39に挿通させ、突起76の突起本体76bを挿入穴73aに挿入する。また、遊技盤13を支持部材70から取り外す場合、先ず、突起76の係止解除レバー76cをコイルバネ77の付勢に抗して上方に持ち上げる。これにより挿入穴73aに挿入されている突起76の突起本体76bが、挿入穴73aから抜き取られ、突起本体76bと挿入穴73aとによる係止状態が解除される。そして、第1上部軸41及び第1下部軸42を第1上部軸受け34及び第1下部軸受け39から抜き取る。これにより、遊技盤13の支持部材70からの取り外しが完了する。
このように、L字形状に形成された支持部材70を用いることにより、遊技盤13や窓部31が軸着された際、支持部材70にかかる遊技盤13や窓部31の荷重負担を分散させることができる。また、突起76を挿入穴73aに係止させることにより遊技盤13が支持部材70に固定され、遊技盤13の支持部材70上でのバラつきを抑えることができ、遊技盤13が取り付けられている支持部材70を本体基部12に取り付ける作業が容易になる。
上記実施形態では、交換する部材に第2、3、4上部軸35、40、16aを設け、これら各軸に対応するように据え置きする部材に第2、3、4上部軸受け16、34、15を設け、また、交換する部材に第1上部軸41、第1下部軸42を設け、これら各軸に対応するように据え置きする部材に第1上部軸受け38、第1下部軸受け39を設けたが、交換する部材に軸受けを設け、据え置きする部材に軸を設けても良い。この場合についても各軸の軸芯は同一となるようにすることが好ましい。