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JP4507596B2 - レーザー変調共焦点顕微鏡システム - Google Patents
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JP4507596B2 - レーザー変調共焦点顕微鏡システム - Google Patents

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Description

本発明は、レーザー光を用いた共焦点顕微鏡システムに係わり、特に、レーザー光の輝度を変調可能なレーザー変調共焦点顕微鏡システムに関する。
従来、レーザー光の輝度を変調可能なレーザー変調共焦点顕微鏡システムとして、例えば、特開平9−329750号公報,特開2000−35400号公報に開示されるものが知られている。
そして、これ等の公報に開示されるレーザー変調共焦点顕微鏡システムでは、音響光学変調器(AOM)等の輝度変調手段によりレーザー光の輝度が変調される。
特開平9−329750号公報 特開2000−35400号公報
しかしながら、従来、モニタの画面上で試料に照射すべきレーザー光の照射光量を確実に設定可能なシステムは開発されておらず、モニタの画面上で照射光量を確実に設定することができるレーザー変調共焦点顕微鏡システムが要望されていた。
本発明は、かかる従来の事情に対処してなされたもので、モニタの画面上で試料に照射すべきレーザー光の照射光量を確実に設定することができるレーザー変調共焦点顕微鏡システムを提供することを目的とする。
請求項1のレーザー変調共焦点顕微鏡システムは、レーザー光を発生するレーザー光発生手段と、前記レーザー光の輝度変調を行う輝度変調手段と、前記輝度変調手段で輝度変調されたレーザー光により試料を走査する走査手段と、前記走査手段で走査された試料の画像を生成する演算手段と、前記演算手段で生成された試料の画像を画面上に表示する表示手段と、照射すべきレーザー光の照射領域と照射光量とを前記演算手段に外部入力するための入力手段とを備え、前記演算手段は、前記表示手段にて前記試料の画像を表示する際に、前記入力手段の入力に基づいて決定される前記照射光量を示す表示と、前記試料の画像内に前記入力手段の入力に基づいて決定される前記レーザー光の照射領域を示す表示とを実行させ、前記試料の画像内における前記レーザー光の照射領域を前記照射光量に基づいた表示態様にて表示させることを特徴とする。
請求項2のレーザー変調共焦点顕微鏡システムは、請求項1記載のレーザー変調共焦点顕微鏡システムにおいて、前記演算手段は、前記入力手段により前記照射光量が決定された後に、前記照射光量を示す表示を終了させることを特徴とする。
請求項3のレーザー変調共焦点顕微鏡システムは、請求項1または請求項2記載のレーザー変調共焦点顕微鏡システムにおいて、前記演算手段は、前記レーザー光発生手段から前記試料に照射されるレーザー光の種類を入力し、そのレーザー光の波長に応じた色で前記照射領域を前記表示手段に表示させることを特徴とする。
請求項4のレーザー変調共焦点顕微鏡システムは、請求項1または請求項2記載のレーザー変調共焦点顕微鏡システムにおいて、前記演算手段は、前記試料に照射すべきレーザー光の照射光量を、照射光量に対応するレーザー光の波長色の明暗度で前記表示手段に表示させることを特徴とする。
請求項5のレーザー変調共焦点顕微鏡システムは、請求項1または請求項2記載のレーザー変調共焦点顕微鏡システムにおいて、前記演算手段は、前記試料に照射すべきレーザー光の照射光量を、照射光量に対応する点密度で前記表示手段に表示させることを特徴とする。
請求項6のレーザー変調共焦点顕微鏡システムは、請求項1または請求項2記載のレーザー変調共焦点顕微鏡システムにおいて、前記演算手段は、前記試料に照射すべきレーザー光の照射光量を、照射光量に対応して予め決められた設定色で前記表示手段に表示させることを特徴とする。
請求項7のレーザー変調共焦点顕微鏡システムは、請求項6記載のレーザー変調共焦点顕微鏡システムにおいて、前記演算手段は、前記照射領域を表す枠線の色を前記設定色で前記表示手段に表示させることを特徴とする。
請求項8のレーザー変調共焦点顕微鏡システムは、請求項1または請求項2記載のレーザー変調共焦点顕微鏡システムにおいて、前記演算手段は、前記試料に照射すべきレーザー光が複数種類あり、同じ照射領域にかかる場合に、その重なる部分を、レーザー光が有する波長色の混合色で前記表示手段に表示させることを特徴とする。
請求項9のレーザー変調共焦点顕微鏡システムは、請求項1または請求項2記載のレーザー変調共焦点顕微鏡システムにおいて、前記演算手段は、前記照射すべきレーザー光の照射光量を数値で前記表示手段に表示させることを特徴とする
本発明では、入力手段から入力される試料上のある一部に照射すべきレーザー光の照射領域と照射光量とを、画面上に表示される試料の画像上に、試料の画像に対応して表示するようにしたので、モニタの画面上で試料に照射すべきレーザー光の照射光量を確実に設定することができる。
以下、本発明の実施形態を、図面を用いて詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明のレーザー変調共焦点顕微鏡システムの第1の実施形態を示している。
図1において、レーザー光発生手段11は、直線偏光のレーザ光を出射する。ビームエキスパンダ13は、このレーザ光のビーム径を拡大する。ビーム径の拡大されたレーザ光は、偏光ビームスプリッタ15をまっすぐ透過し、1/4波長板17に到達する。1/4波長板17は、このレーザ光を円偏光に変換して、走査ユニット19へ出射する。
この走査ユニット19は、2軸のミラー駆動機構などを用いて、レーザ光を二次元方向へ走査する。対物レンズ21は、この走査光をリレーレンズ23を介して試料25上の観測点に集める。
試料25に反射された走査光は、逆回りの円偏光となる。この逆回りの円偏光は、対物レンズ21および走査ユニット19を逆に辿って、1/4波長板17に到達する。
1/4波長板17は、この円偏光を、照明時と偏光方向が直交する直線偏光に変換して、偏光ビームスプリッタ15へ出射する。偏光ビームスプリッタ15は、この直線偏光を反射する。集光レンズ27は、反射された直線偏光を遮光板29のピンホール29aに集光する。光電検出素子31は、このピンホール29aの通過光を受光する。
A/D変換器33は、光電検出素子31(例えばフォトマルチプライヤー(PMT))の輝度出力をデジタル信号に変換する。
マイクロコンピュータからなる演算手段35は、A/D変換器33からのデジタル信号を、走査ユニット9の走査動作に同期したサンプリングクロックで取り込み、試料25の画像を生成する。この画像は、液晶等のディスプレイからなる表示手段37に表示される。演算手段35には、種々の情報を外部入力するための入力手段39が接続されている。
この実施形態では、レーザー光発生手段11は、第1のレーザー光発生器41,第2のレーザー光発生器43および第3のレーザー光発生器45を備えている。
第1のレーザー光発生器41は、レーザー光源41Aおよび輝度変調手段41Bを有している。レーザー光源41Aは、波長633nmの赤色の可視光を発生する。輝度変調手段41Bは、音響光学変調器(AOMやAOTF)からなりレーザー光源41Aからのレーザー光の輝度及び/又はスペクトルを変調する。輝度変調手段41Bで輝度を変調されたレーザー光は、シャッター41Cおよびダイクロイックミラー41Dを介してビームエキスパンダ13に入射される。
第2のレーザー光発生器43は、レーザー光源43Aおよび輝度変調手段43Bを有している。レーザー光源43Aは、波長543nmの緑色の可視光を発生する。輝度変調手段43Bは、音響光学変調器(AOM又はAOTF)からなりレーザー光源43Aからのレーザー光の輝度及び/又はスペクトルを変調する。輝度変調手段43Bで輝度を変調されたレーザー光は、シャッター43Cおよびダイクロイックミラー43D,41Dを介してビームエキスパンダ13に入射される。
第3のレーザー光発生器45は、レーザー光源45Aを有している。レーザー光源45Aは、波長405nmの青色の可視光を発生する。レーザー光源45Aで発生したレーザー光は、シャッター45Cおよびダイクロイックミラー45D,43D,41Dを介してビームエキスパンダ13に入射される。
図2は、演算手段35,表示手段37および入力手段39の詳細を示している。
演算手段35は、マイクロコンピュータからなり種々の演算を行う。表示手段37は、液晶等のディスプレイからなり種々の情報を画面に表示する。入力手段39は、キーボードからなり、種々の情報を外部入力可能とされている。
表示手段37の画面47上の左側には、演算手段35で生成された試料25の画像(以下、基準画像という)49を表示する基準画像表示部51が表示可能とされている。この基準画像表示部51に表示される基準画像49上には、後述するように、入力手段39から入力される試料25上のある一部に照射すべきレーザー光の照射領域と照射光量とが、演算手段35を介して基準画像49に対応して表示可能とされている。
また、画面47上の右側には、第1のレーザー光発生器41または第2のレーザー光発生器43の輝度変調手段41B,43Bを制御して試料25に照射される照射光量を調整する光量調整部53が表示されている。
光量調整部53は、符号Aで示される第1のスライダバー55と符号Bで示される第2のスライダバー57を有している。
第1のスライダバー55は、第1のレーザー光発生器41からの照射光量を調整するもので、第1のスライダバー55上に表示されるスライダ55Aを移動することにより照射光量が変更される。この実施形態では、マウス59によりスライダ55Aをクリックしスライダ55Aを移動することにより、第1のレーザー光発生器41からの照射光量が最大照射光量の0から100%の範囲内で変更可能とされている。
また、第2のスライダバー57は、第2のレーザー光発生器43からの照射光量を調整するもので、第2のスライダバー57上に表示されるスライダ57Aを移動することにより照射光量が変更される。この実施形態では、マウス59によりスライダ57Aをクリックしスライダ57Aを移動することにより、第2のレーザー光発生器43からの照射光量が最大照射光量の0から100%の範囲内で変更可能とされている。
そして、第1のスライダバー55および第2のスライダバー57の右側には、チェックボックス55B,57Bが表示されている。チェックボックス55B,57Bをマウス59によりクリックすることにより、クリックしたチェックボックス55B,57Bにチェックマークが表示され、チェックマークが表示されたレーザー光発生器41,43が選択される。例えば、符号Bで示される第2のスライダバー57の右側のチェックボックス57Bをクリックすることにより第2のレーザー光発生器43が選択される。
図3は、上述したレーザー変調共焦点顕微鏡システムにおける照射領域および照射光量の設定動作を示すフローチャートである。
先ず、ステップS1において、レーザー光発生手段11からレーザー光発生器41,43,45の装着情報が検出される。すなわち、レーザー光発生手段11に少なくとも1つのレーザー光発生器41,43,45が装着されている場合には、装着情報が検出される。
次に、ステップS2において、装着情報が検出されたか否かが判断され、装着情報が検出されない場合には、レーザー光の照射ができないため作業が終了する。
一方、装着情報が検出された場合には、ステップS3において、装着された各レーザー光発生器41,43,45のレーザー光の波長および輝度変調手段41B,43Bの有無が検出される。
次に、ステップS4において、少なくとも1つのレーザー光発生器41,43,45が輝度変調手段41B,43Bを備えているか否かが判断される。そして、少なくとも1つのレーザー光発生器41,43,45が輝度変調手段41B,43Bを備えている場合には、ステップS5において、図2に示したように基準画像49が画像表示部51に表示される。また、この実施形態では、第1のレーザー光発生器41および第2のレーザー光発生器43が輝度変調手段41B,43Bを備えているため、この時同時に、図2に示した光量調整部53に第1のスライダバー55および第2のスライダバー57が表示される。
次に、ステップS6において、図4に示すように、基準画像49の画像上で照射領域61の設定が行われる。この設定は、マウス59によりカーソルを基準画像49上に移動し設定位置でマウス59をクリックすることにより行われる。照射領域61は、枠線63により表示され、枠線63内が照射領域61となる。
次に、ステップS7において、使用するレーザー光発生器41,43が選択される。この選択は、図2に示した第1のスライダバー55および第2のスライダバー57の右側に表示されるチェックボックス55B,57Bをマウス59によりクリックすることにより行われる。符号Aで示される第1のスライダバー55の右側のチェックボックス55Bをクリックすることにより第1のレーザー光発生器41が選択される。また、符号Bで示される第2のスライダバー57の右側のチェックボックス57Bをクリックすることにより第2のレーザー光発生器43が選択される。
次に、ステップS8において、照射領域61に照射される照射光量の設定が行われる。この設定は、ステップS7において第1のレーザー光発生器41を選択した場合には、第1のスライダバー55上に表示されるスライダ55Aをマウス59によりクリックして移動することにより行われる。また、ステップS7において第2のレーザー光発生器43を選択した場合には、第2のスライダバー57上に表示されるスライダ57Aをマウス59によりクリックして移動することにより行われる。
次に、ステップS9において、照射領域61に照射される照射光量の表示が行われる。この表示は、図5に示すように、レーザー光の波長に応じた色、および、照射光量に対応する明暗度で照射領域61を覆うことにより行われる。すなわち、照射光量に対応して予め色の明暗度が設定されている。この実施形態では、照射光量が小さい時には図5に示したように暗く、照射光量が増大するに従って、図6に示すように、明るさが増大するように設定されている。
例えば、ステップS7において第1のレーザー光発生器41が選択されている場合には、第1のレーザー光発生器41のレーザー光の波長色である赤色で照射領域61が表示され、また、設定された照射光量が小さい場合には暗い赤色で表示され、照射光量が増大するに従って明るい赤色で表示される。
一方、ステップS7において第2のレーザー光発生器43が選択されている場合には、第2のレーザー光発生器43のレーザー光の波長色である緑色で照射領域61が表示され、また、設定された照射光量が小さい場合には暗い緑色で表示され、照射光量が増大するに従って明るい緑色で表示される。
次に、ステップS10において、照射光量の調整が完了したか否かが判断される。完了の判断は、図2に示した表示手段37の画面47上に表示される完了ボタン65をマウス59によりクリックすること、あるいは、入力手段39の所定のキーを操作することに行われる。
ステップS10において照射光量の調整が完了した場合には、ステップS11において、照射領域61を覆う照射光量の表示が画面47上から消去され設定が終了する。この状態では、基準画像49の画像上には、照射領域61を示す枠線63のみが表示され枠線63内の基準画像49が目視可能となる。
上述したレーザー変調共焦点顕微鏡システムでは、入力手段39から入力される試料25上のある一部に照射すべきレーザー光の照射領域61と照射光量とを、画面47上に表示される基準画像49上に、基準画像49に対応して表示するようにしたので、モニタである表示手段37の画面47上で試料25に照射すべきレーザー光の照射光量を確実に設定することができる。
すなわち、レーザー光の照射領域61と照射光量とが、画面47上に表示される基準画像49上に、基準画像49に対応して表示されるため、目視により直感的に照射領域61および照射光量を把握することが可能になり、誤った照射領域61と照射光量を設定することを有効に防止することができる。
また、上述したレーザー変調共焦点顕微鏡システムでは、基準画像49上に基準画像49に対応して表示される照射光量の表示を、照射光量の設定後に画面47上から消去するようにしたので、照射光量の表示により基準画像49の認識が妨げられることを有効に防止することができる。
さらに、上述したレーザー変調共焦点顕微鏡システムでは、レーザー光発生手段11から試料25に照射されるレーザー光の種類を入力し、そのレーザー光の波長に応じた色で照射領域61を覆って表示するようにしたので、使用されるレーザー光との関係を容易,確実に認識することができる。
また、上述したレーザー変調共焦点顕微鏡システムでは、試料25に照射すべきレーザー光の照射光量を、照射光量に対応するレーザー光の波長色の明暗度で表示するようにしたので、使用されるレーザー光との関係および照射光量を容易,確実に認識することができる。
(第2の実施形態)
図7は、本発明のレーザー変調共焦点顕微鏡システムの第2の実施形態の要部を示している。
なお、この実施形態において照射光量の表示に関する構成以外は、第1の実施形態と同様に構成されているため、第1の実施形態と同一の要素には、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
この実施形態では、図3に示したステップS9における照射領域61に照射される照射光量の表示が、レーザー光の波長に応じた色、および、照射光量に対応する点の密度で表示される。すなわち、照射光量に対応して予め点の密度が設定されている。この実施形態では、照射光量が小さい時には、図7に示すように点Pの密度が小さく、照射光量が増大するに従って、図8示すように点Pの密度が増大するように設定されている。
例えば、図3に示したステップS7において第1のレーザー光発生器41が選択されている場合には、第1のレーザー光発生器41のレーザー光の波長色である赤色で照射領域61の点Pが表示される。そして、設定された照射光量が小さい場合には、枠線63の中に赤色で表示される点Pの密度が小さく表示され、照射光量が増大するに従って枠線63の中に赤色で表示される点Pの密度が大きく表示される。
一方、ステップS7において第2のレーザー光発生器43が選択されている場合には、第2のレーザー光発生器43のレーザー光の波長色である緑色で照射領域61の点Pが表示される。そして、設定された照射光量が小さい場合には、枠線63の中に緑色で表示される点Pの密度が小さく表示され、照射光量が増大するに従って枠線63の中に緑色で表示される点Pの密度が大きく表示される。
この実施形態のレーザー変調共焦点顕微鏡システムにおいても第1の実施形態と略同様の効果を得ることができるが、この実施形態では、試料25に照射すべきレーザー光の照射光量を、照射光量に対応する点密度で表示するようにしたので、照射光量を容易,確実に認識することができる。
(第3の実施形態)
図9は、本発明のレーザー変調共焦点顕微鏡システムの第3の実施形態の要部を示している。
なお、この実施形態において照射光量の表示に関する構成以外は、第1の実施形態と同様に構成されているため、第1の実施形態と同一の要素には、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
この実施形態では、図3に示したステップS9における照射領域61に照射される照射光量の表示が、照射光量に対応して予め決められた設定色で表示される。すなわち、照射光量に対応して予め表示色が設定されている。そして、この実施形態では、照射光量が小さい時には照射領域61の枠線63の色が赤色に、中程の時には緑色に、大きい時には青色になるように設定されている。
この実施形態のレーザー変調共焦点顕微鏡システムにおいても第1の実施形態と略同様の効果を得ることができるが、この実施形態では、試料25に照射すべきレーザー光の照射光量を、照射光量に対応して予め決められた設定色で表示するようにしたので、照射光量を容易,確実に認識することができる。
(第4の実施形態)
図10は、本発明のレーザー変調共焦点顕微鏡システムの第4の実施形態の要部を示している。
なお、この実施形態において照射光量の表示に関する構成以外は、第1の実施形態と同様に構成されているため、第1の実施形態と同一の要素には、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
この実施形態では、照射領域の表示が、試料25に照射すべきレーザー光が複数種類あり、同じ照射領域にかかる場合に、その重なる部分が、レーザー光が有する波長色の混合色で表示される。
すなわち、この実施形態では、第1のレーザー光発生器41および第2のレーザー光発生器43を同時に選択可能とされている。第1のレーザー光発生器41および第2のレーザー光発生器43を同時に選択すると、第1のレーザー光発生器41の照射領域61Aが赤色で表示され、第2のレーザー光発生器43の照射領域61Bが緑色で表示される。そして、第1のレーザー光発生器41の照射領域61Aと第2のレーザー光発生器43の照射領域61Bとが重なった部分61Cが、赤色と緑色との混合色である赤緑色で表示される。
また、この実施形態では、照射すべきレーザー光の照射光量を照射領域61A,61Bに対応して数値で表示することにより行われる。
すなわち、この実施形態では、第1のレーザー光発生器41の照射領域61Aから引出線65Aが引き出され、この引出線65Aの先端近傍に、照射すべきレーザー光の照射光量が、例えば、40%と数値で表示される。また、第2のレーザー光発生器43の照射領域61Bから引出線65Bが引き出され、この引出線65Bの先端近傍に、照射すべきレーザー光の照射光量が、例えば、30%と数値で表示される。
この実施形態のレーザー変調共焦点顕微鏡システムにおいても第1の実施形態と略同様の効果を得ることができるが、この実施形態では、試料25に照射すべきレーザー光が複数種類あり、同じ照射領域61にかかる場合に、その重なる部分を、レーザー光が有する波長色の混合色で表示するようにしたので、重なる部分を容易,確実に認識することができる。
また、この実施形態のレーザー変調共焦点顕微鏡システムでは、照射すべきレーザー光の照射光量を数値で表示するようにしたので、照射光量をより正確に認識することができる。
なお、上述した実施形態では、輝度変調手段に音響光学変調器(AOM)を用いた例について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、例えば、電気光学変調器(EOD),磁気光学変調器(MOD)等の輝度変調手段を用いても良い。
本発明のレーザー変調共焦点顕微鏡システムの第1の実施形態を示す説明図である。 図1の表示手段37の詳細を示す説明図である。 図1のレーザー変調共焦点顕微鏡システムの動作を示す説明図である。 本発明の第1の実施形態において基準画像49上に照射領域61を設定した状態を示す説明図である。 図4の照射領域61に照射光量を表示した状態を示す説明図である。 図5において照射光量を増大した状態を示す説明図である。 本発明の第2の実施形態において照射領域61に照射光量を表示した状態を示す説明図である。 図7において照射光量を増大した状態を示す説明図である。 本発明の第3の実施形態において照射領域61に照射光量を表示した状態を示す説明図である。 本発明の第4の実施形態において照射領域61が重なった状態を示す説明図である。
符号の説明
11 レーザー光発生手段
35 演算手段
37 表示手段
39 入力手段
41 第1のレーザー光発生器
43 第2のレーザー光発生器
45 第3のレーザー光発生器
41B,43B 輝度変調手段
47 画面
61,61A,61B 照射領域

Claims (9)

  1. レーザー光を発生するレーザー光発生手段と、
    前記レーザー光の輝度変調を行う輝度変調手段と、
    前記輝度変調手段で輝度変調されたレーザー光により試料を走査する走査手段と、
    前記走査手段で走査された試料の画像を生成する演算手段と、
    前記演算手段で生成された試料の画像を画面上に表示する表示手段と、
    照射すべきレーザー光の照射領域と照射光量とを前記演算手段に外部入力するための入力手段と、
    を備え、
    前記演算手段は、前記表示手段にて前記試料の画像を表示する際に、前記入力手段の入力に基づいて決定される前記照射光量を示す表示と、前記試料の画像内に前記入力手段の入力に基づいて決定される前記レーザー光の照射領域を示す表示とを実行させ、前記試料の画像内における前記レーザー光の照射領域を前記照射光量に基づいた表示態様にて表示させることを特徴とするレーザー変調共焦点顕微鏡システム。
  2. 請求項1記載のレーザー変調共焦点顕微鏡システムにおいて、
    前記演算手段は、前記入力手段により前記照射光量が決定された後に、前記照射光量を示す表示を終了させることを特徴とするレーザー変調共焦点顕微鏡システム。
  3. 請求項1または請求項2記載のレーザー変調共焦点顕微鏡システムにおいて、
    前記演算手段は、前記レーザー光発生手段から前記試料に照射されるレーザー光の種類を入力し、そのレーザー光の波長に応じた色で前記照射領域を前記表示手段に表示させることを特徴とするレーザー変調共焦点顕微鏡システム。
  4. 請求項1または請求項2記載のレーザー変調共焦点顕微鏡システムにおいて、
    前記演算手段は、前記試料に照射すべきレーザー光の照射光量を、照射光量に対応するレーザー光の波長色の明暗度で前記表示手段に表示させることを特徴とするレーザー変調共焦点顕微鏡システム。
  5. 請求項1または請求項2記載のレーザー変調共焦点顕微鏡システムにおいて、
    前記演算手段は、前記試料に照射すべきレーザー光の照射光量を、照射光量に対応する点密度で前記表示手段に表示させることを特徴とするレーザー変調共焦点顕微鏡システム。
  6. 請求項1または請求項2記載のレーザー変調共焦点顕微鏡システムにおいて、
    前記演算手段は、前記試料に照射すべきレーザー光の照射光量を、照射光量に対応して予め決められた設定色で前記表示手段に表示させることを特徴とするレーザー変調共焦点顕微鏡システム。
  7. 請求項6記載のレーザー変調共焦点顕微鏡システムにおいて、
    前記演算手段は、前記照射領域を表す枠線の色を前記設定色で前記表示手段に表示させることを特徴とするレーザー変調共焦点顕微鏡システム。
  8. 請求項1または請求項2記載のレーザー変調共焦点顕微鏡システムにおいて、
    前記演算手段は、前記試料に照射すべきレーザー光が複数種類あり、同じ照射領域にかかる場合に、その重なる部分を、レーザー光が有する波長色の混合色で前記表示手段に表示させることを特徴とするレーザー変調共焦点顕微鏡システム。
  9. 請求項1または請求項2記載のレーザー変調共焦点顕微鏡システムにおいて、
    前記演算手段は、前記照射すべきレーザー光の照射光量を数値で前記表示手段に表示させることを特徴とするレーザー変調共焦点顕微鏡システム。
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