JP4515779B2 - 超高圧水発生装置およびその制御方法 - Google Patents
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Description
ウォータジェットブラスト作業に使用される装置として、駆動手段で1つのポンプを駆動させ、このポンプで超高圧水を発生させ、超高圧水を吐出する超高圧水発生装置が存在する。
なお、超高圧水発生装置では、超高圧水を発生させるために、ポンプを駆動させる駆動手段として、高出力の駆動手段であるエンジンが使用される場合が多い。
一つの方法は、駆動手段の回転速度をオペレータが手動で増減させ、目標圧力に昇圧させる方法である。
超高圧水発生装置において、吐出する超高圧水を目標圧力に昇圧させるために、駆動手段として使用されるエンジンの回転速度を増減させる場合、回転速度の増減指示に対してエンジンは素早く対応できない場合が多い。このため、超高圧水発生装置付近にオペレータが常時待機し、吐出水の圧力計をオペレータが目視で常に確認し、目視で確認した圧力計の値に基づいて、駆動手段の回転速度の増減を手動で微調整して目標圧力に昇圧させる。
もう一つの方法は、圧力調整弁を用いて、目標圧力に昇圧させる方法である。
1つの方法は、複数台のポンプユニットを使用する方法である。
つまり、1つの駆動手段にポンプを1台接続して1つのユニットとし、このユニットを複数台設置して、この複数台のユニットから大容量の超高圧水を供給する方法である。
もう1つの方法は、1つのユニットに使用するポンプを大容量タイプのポンプとし、このユニットから大容量の超高圧水を供給する方法である。
なお、1つの駆動手段にポンプを2台接続して1つのユニットとする技術が特許文献1に開示されている。また、本発明に関連する技術として、特許文献2、特許文献3に記載の技術が考えられる。
駆動手段の回転速度を手動でオペレータが増減させ、目標圧力に昇圧させる場合、超高圧水発生装置付近にオペレータが常時待機しなければならず、また、駆動手段の回転速度の増減をオペレータが手動で操作するので、圧力調整が困難であり、目標圧力に達するまでに時間がかかるという問題がある。
また、ノズルの目詰まりや磨耗等により、吐出流量変化が突然発生した場合、オペレータによる手動操作では圧力変動に素早く対応できない場合が多く、圧力調整弁に負担をかけることが多い。この場合に、圧力調整弁の消耗が激しく、部品寿命が短くなるという問題がある。
また、圧力調整弁を用いて、目標圧力に昇圧させる場合、圧力調整弁のバルブ・バルブシート等の磨耗が早くなるので、圧力調整弁の部品の寿命を短くし、圧力調整弁の部品を頻繁に交換する必要がある。
特に、超高圧水を発生させる場合には、圧力調整弁のバルブ・バルブシート等の磨耗が著しく早い。つまり、圧力調整弁を用いて、目標圧力に昇圧させる場合、圧力調整弁の部品を交換するためのコストが必要以上に発生し、交換のための作業時間を必要以上に要するという問題がある。
大容量の超高圧水を安定的に供給できるようにするために、複数台のポンプユニットを使用する場合、複数台のユニットを使用すると、運搬のための作業者と運搬車輌とが多数必要であり、また、ユニットが複数台となるため、配管部品が多くなるという問題がある。
なお、引用文献1に記載のポンプでは、1つの駆動手段にポンプを2台接続しているが、2台のポンプ分の容量を必要としない場合であっても、1つの駆動手段が2台のポンプを常に駆動させて負荷状態としているので、駆動力が無駄になる場合があるという問題がある。
また、大容量タイプのポンプを使用して1つのユニットとした場合、特に超高圧水を発生する場合には、1つのポンプで供給できる容量に限界があるので、必要とする容量を供給できない場合があるという問題がある。
また、本発明は、超高圧水発生装置を使用し、吐出する超高圧水を目標圧力に昇圧する場合に、圧力調整弁のバルブ・バルブシート等の磨耗を減少させ、圧力調整弁の部品の寿命を伸ばし、圧力調整弁の部品を交換するためのコストを削減し、この交換のための作業時間を削減することができる超高圧水発生装置およびその制御方法を提供することを目的とする。
また、本発明は、超高圧水発生装置を使用し、大容量の超高圧水を安定的に供給する場合に、運搬のための作業者と運搬車輌とを削減し、配管部品を削減し、必要とする容量を安定的に供給することができる超高圧水発生装置およびその制御方法を提供することを目的とする。
つまり、本発明は、大容量の超高圧水を効率よく安定的に供給することができる超高圧水発生装置およびその制御方法を提供することを目的とする。
さらに、本発明によれば、超高圧水発生装置を使用し、大容量の超高圧水を安定的に供給する場合に、運搬のための作業者と運搬車輌とを削減し、配管部品を削減し、必要とする容量を安定的に供給することができるという効果を奏する。
超高圧プランジャポンプ100は、コンプレッサ200と、セーフティセレクタ300と接続されている。
このように、作業者がセーフティセレクタ300を使い、超高圧プランジャポンプ100から吐出された超高圧水を塗装面に吐出することによって、ウォータジェットブラスト作業を行う。なお、コンプレッサ200から排出されたエアは、セーフティセレクタ300内で、超高圧水の吐出の切り換えに使用される。
超高圧プランジャポンプ100は、エンジンE1と、第1のポンプP1と、第2のポンプP2と、連結シャフト20と、水タンク10と、吸込管11と、吐出管12aと、吐出管12bと、第1の圧力調整弁13aと、第2の圧力調整弁13bと、第1のドレン弁14aと、第2のドレン弁14bと、第1のストップバルブ15aと、第2のストップバルブ15bと、合流マニホールド16と、吐出圧力センサSE1と、吐出口18とを有する。
このため、27.5L/min以下で使用する場合、第1のポンプP1と、第2のポンプP2とのいずれか1台のポンプを使用し、27.5L/min以上で使用する場合には、第1のポンプP1と、第2のポンプP2との2台を使用する。
なお、27.5L/min以下で使用する場合、第1のポンプP1と、第2のポンプP2とのいずれか1台のポンプを、作業毎に交互に使用するようにしてもよい。
図3に示すように、連結シャフト20を介して、エンジンE1の回転軸と、プーリ21a、プーリ21bとがそれぞれ接続されている。また、Vベルト23aを介して、連結シャフト20に接続されたプーリ21aと、第1のポンプP1の回転軸に接続されたプーリ22aとが接続され、Vベルト23bを介して、連結シャフト20に接続されたプーリ21bと、第2のポンプP2の回転軸に接続されたプーリ22bとが接続されている。
このような構成によって、第1のポンプP1と、第2のポンプP2との回転軸にエンジンE1の回転動力が伝達される。
なお、超高圧プランジャポンプ100においては、駆動手段としてエンジンを使用するが、エンジンの代わりに可変速モータ等の駆動手段を使用するようにしてもよい。
吸込管11を介して、水タンク10と接続されている第1のポンプP1と第2のポンプP2とが水タンク10内の水を吸入し、吸入された水を、第1のポンプP1と第2のポンプP2とが吐出管12a、12bに排出する。第1のポンプP1に接続された吐出管12aと、第2のポンプP2に接続された吐出管12bとが合流マニホールド16で合流しており、吐出管12a、12bに排出された水が、吐出口18から吐出する。つまり、吐出口18から超高圧水が吐出される。
制御部30は、CPU31と、メモリ32と、ドレン制御部33と、エンジン制御部34とを有する。
CPU31は、メモリ32に記憶されているプログラムに基づいて、超高圧プランジャポンプ100全体を制御するものである。
メモリ32は、各種制御プログラムが記憶されているメモリである。
吐出圧力センサSE1は、吐出口18に設置され、吐出されている超高圧水の吐出圧力を検知し、検知した吐出圧力の値をCPU31に出力するセンサである。
給水圧力センサSE2は、給水圧力を検知し、検知した給水圧力の値をCPU31に出力するセンサである。
ストップバルブ開閉状態検知センサSE3は、第1のストップバルブ15a、第2のストップバルブ15bの近傍に設置され、第1のストップバルブ15a、第2のストップバルブ15bのそれぞれの開閉状態を検知し、検知した開閉状態をCPU31に通知するセンサである。
ドレン弁制御部33は、CPU31の指示に基づいて、第1のドレン弁14a、第2のドレン弁14bのそれぞれの開閉を制御するものである。
第1のドレン弁14aは、第1のポンプP1と合流マニホールド16との間に配置され、ドレン弁制御部33の制御に基づいて開閉し、閉じることによって第1のポンプP1から排出された水を合流マニホールド16側に排出し、開くことによって第1のポンプP1から排出された水を水タンク10に排出するものである。なお、第2のドレン弁14bも、第1のドレン弁14aと同様である。
エンジン制御部34は、CPU31の指示に基づいて、エンジンE1の回転速度を制御するものである。
エンジンE1は、Vベルト23a、23b、タイミングベルト、ギア、カップリング等の伝達機構を介して高圧プランジャポンプを駆動するものであり、エンジン制御部34の制御に基づいて、回転速度を増減するエンジンである。
操作部35は、昇圧ボタンと、降圧ボタンとが備えられ、押下されたボタンに関する情報をCPU31に通知するものである。また、操作部35は、目標圧力値と、使用するポンプの数とを入力するものである。この入力は、テンキーを使用して、数値を入力するようにしてもよく、また、予め決められた複数の数値の中から選択できるようにしてもよい。
また、超高圧プランジャポンプ100は、超高圧水を発生させる複数のポンプと、所定の伝達機構を介して、前記複数のポンプのそれぞれと接続され、前記複数のポンプを駆動させる駆動手段と、前記複数のポンプのそれぞれについて接続されている吐出管と、前記各吐出管を合流させる合流マニホールドと、前記各ポンプと前記合流マニホールドとの間の複数の経路のそれぞれに配置されているストップバルブと、前記各ポンプと前記各ストップバルブとの間の複数の経路のそれぞれに配置されているドレン弁とを有する超高圧水発生装置の一例である。
図5は、超高圧プランジャポンプ100の制御動作を示すフローチャートである。
この制御動作は、メモリ32に記憶されているプログラムに基づいて、CPU31が実行する動作である。
なお、実施例1の制御動作において、吐出圧力の値が目標圧力の値に極力早く達することが重要であるが、ポンプの吐出量の微妙な変化によって、圧力が変化するため、以下に示すように、初期化処理と、圧力調整処理と、終了処理との3つの処理に分けることが重要である。
初期化処理は、吐出圧力の値が目標圧力の値よりもかなり低い範囲に存在する場合に、エンジンE1の回転速度をある程度早く増減速可能にするために実行する処理である。
圧力調整処理は、吐出圧力の値が目標圧力の値の許容範囲内にある場合に、吐出圧力の値を維持するため、ポンプの吐出量の微妙な変化に対応させるために実行する処理である。
終了処理は、吐出圧力を素早く下げる必要がある場合に、ウォーターハンマーによる機器の損傷を防ぐことを考慮し、適切に吐出圧力を下げるために実行する処理である。
なお、超高圧プランジャポンプ100において駆動手段としてエンジンを使用しているが、エンジンの代わりに可変速モータ等の駆動手段を使用するようにしてもよい。
目標圧力の値を操作部35に入力する。実施例1では、目標圧力値を200MPaとするので、操作部35に200MPaを入力する。
続いて、入力された目標圧力の値についての一次圧力の値を演算する。なお、一次圧力の値は、入力された目標圧力の値についての60%の値とする。つまり、入力された目標圧力の値が200MPaであるので、一次圧力の値として120MPaを算出する。
また、入力された目標圧力の値についての二次圧力の値を演算する。なお、二次圧力の値は、入力された目標圧力の値についての90%の値とする。つまり、入力された目標圧力の値が200MPaであるので、二次圧力の値として180MPaを算出する。算出した一次圧力の値と、二次圧力の値とをメモリ32に格納する。
続いて、操作部35の昇圧ボタンが押下されたか否かを判断し(S1)、操作部35の昇圧ボタンが押下されなければ、押下されるまで監視する(S1)。
操作部35の昇圧ボタンが押下されると(S1)、ストップバルブ開閉状態検知センサSE3からの通知によって第1のストップバルブ15aと、第2のストップバルブ15bとのそれぞれが開状態であるか否かを判断し、それぞれのストップバルブが開状態であれば、ドレン弁制御部33に指示を出し、第1のドレン弁14aと、第2のドレン弁14bとを閉じる(S2)。
続いて、吐出圧力センサSE1が検出した吐出圧力の値が、メモリ32に格納されている一次圧力の値(120MPa)に達するまで、エンジンE1の回転速度を増速する(S3)。
二次圧力の値に達していれば(S6)、エンジンE1の回転速度を増速(0.3秒増速、0.1秒一定)し(S7)、目標圧力値(許容範囲の上限値と下限値との間の値を含む)に達したか否かを判断する(S8)。目標圧力値に達していなければ、エンジンE1の回転速度の増速を継続する(S7)。
吐出圧力センサSE1が検出した吐出圧力の値が、300MPaを上回ったか否かを判断し(S9)、300MPaを上回っていれば、何らかの異常が発生したと判断し、ドレン弁制御部33に指示を出し、第1のドレン弁14aと、第2のドレン弁14bとを開ける(S16)。
なお、300MPaは、操作部35から入力された目標圧力値に対して異常が発生したことを示す異常発生値であり、実施例1では、異常発生値は、入力された目標圧力の値についての150%の値とする。この異常発生値は、目標圧力値に基づいて、CPU31が演算し、メモリ32に格納される。
なお、このようにする代わりに、異常発生値を操作部35から入力し、入力した異常発生値をメモリ32に格納して、超高圧プランジャポンプ100に予め設定しておくようにしてもよい。
吐出圧力センサSE1が検出した吐出圧力の値が、300MPaを上回っていなければ(S9)、吐出圧力センサSE1が検出した吐出圧力の値が、〔目標圧力+3MPa〕を上回ったか否かを判断し(S10)、〔目標圧力+3MPa〕を上回っていれば、目標圧力値の許容範囲を越えているので、エンジンE1の回転速度を減速(0.3秒減速、0.1秒一定)し、吐出圧力の値が目標圧力値の許容範囲に収まるようにする(S11)。
吐出圧力センサSE1が検出した吐出圧力の値が、〔目標圧力−5MPa〕を3秒間以上下回っていれば(S13)、吐出圧力センサSE1が検出した吐出圧力の値が、二次圧力の値(180MPa)を下回ったか否かを判断する(S18)。二次圧力の値を下回っていれば、吐出圧力センサSE1が検出した吐出圧力の値が、一次圧力の値(120MPa)を下回ったか否かを判断する(S20)。一次圧力の値を下回っていれば、何らかの異常が発生したと判断し、ドレン弁制御部33に指示を出し、第1のドレン弁14aと、第2のドレン弁14bとを開く(S16)。
一方、吐出圧力センサSE1が検出した吐出圧力の値が、二次圧力の値を下回っていなければ(S18)、エンジンE1の回転速度を増速(0.3秒増速、0.1秒一定)し、吐出圧力の値が目標圧力値の許容範囲に収まるようにする(S19)。また、吐出圧力センサSE1が検出した吐出圧力の値が、一次圧力の値を下回っていなければ(S20)、エンジンE1の回転速度を増速(0.5秒増速、0.2秒一定)し、吐出圧力の値が目標圧力値の許容範囲に収まるようにする(S21)。
降圧ボタンが押下されれば(S14)、エンジンE1の回転速度を5秒間減速する(S15)。続いて、ドレン弁制御部33に指示を出し、第1のドレン弁14aと、第2のドレン弁14bとを開け(S16)、エンジンE1の回転速度を5秒間減速し(S17)、エンジンE1をアイドリング状態にする。
また、実施例1によれば、自動圧力調整が可能であるので、第1の圧力調整弁13aと第2の圧力調整弁13bとを、目標圧力値よりも高めに設定することによって、安全弁として使用することができるので、圧力調整弁の部品の寿命を伸ばし、圧力調整弁の部品を交換するためのコストを削減し、この交換のための作業時間を削減することができる。また、超高圧プランジャポンプ100において、ノズルの目詰まりなどの突然の噴射流量変化時にも自動的に吐出流量が変わり素早く元の圧力に戻るため、安全性を高めることができる。
さらに、実施例1によれば、吐出圧力の降圧時に、エンジンの回転速度をアイドリング状態まで低下させるので、無駄なエネルギーの消費を削減することができ、環境に良い超高圧水発生装置を提供することができる。
また、実施例1によれば、大容量の超高圧水を安定的に供給する場合に、運搬のための作業者と運搬車輌とを削減し、配管部品を削減し、必要とする容量を安定的に供給することができる。
超高圧プランジャポンプ100aは、超高圧プランジャポンプ100における制御部30の構成にストップバルブ制御部36を加えたものであり、その他の構成は超高圧プランジャポンプ100の構成と同様である。
ストップバルブ制御部36は、CPU31の指示に基づいて、第1のストップバルブ15a1と、第2のストップバルブ15b1とのそれぞれの開閉を制御するものである。
第1のストップバルブ15a1は、第1のポンプP1と合流マニホールド16との間に配置され、ストップバルブ制御部36の制御に基づいて開閉し、閉じることによって第1のポンプP1から排出された水を遮断し、開くことによって第1のポンプP1から排出された水を合流マニホールド16に排出するものである。また、第2のストップバルブ15b1の構成も、第1のストップバルブ15a1と同様である。
つまり、超高圧プランジャポンプ100aは、使用するポンプの数を指示する指示手段と、前記指示された使用するポンプの数に基づいて、前記ストップバルブと前記ドレン弁との開閉を制御する制御手段とを有する超高圧水発生装置の一例である。
なお、図7に示すフローチャートは、図5に示すフローチャートの一部を変更したものであり、変更した部分のみを記載する。また、実施例2では、目標圧力値を200MPaとして説明する。
目標圧力の値と、使用するポンプの数とを操作部35に入力する。実施例2では、目標圧力値を200MPaとするので、操作部35に200MPaを入力し、使用するポンプの数(1または2)を入力する(S71)。
続いて、入力された目標圧力の値についての一次圧力の値を演算する。なお、一次圧力の値は、入力された目標圧力の値についての60%の値とする。つまり、入力された目標圧力の値が200MPaであるので、一次圧力の値として120MPaを算出する。
また、入力された目標圧力の値についての二次圧力の値を演算する。なお、二次圧力の値は、入力された目標圧力の値についての90%の値とする。つまり、入力された目標圧力の値が200MPaであるので、二次圧力の値として180MPaを算出する。算出した一次圧力の値と二次圧力の値と、入力された使用するポンプの数とをメモリ32に格納する。
続いて、操作部35の昇圧ボタンが押下されたか否かを判断し(S1)、操作部35の昇圧ボタンが押下されなければ、押下されるまでループする(S1)。なお、この場合、第1のストップバルブ15a1と第2のストップバルブ15b1とは全閉され、第1のドレン弁14aと第2のドレン弁14bとは全開されている。
操作部35の昇圧ボタンが押下されると(S1)、ステップS71で入力された、使用するポンプの数が1か2かを判断する(S72)。使用するポンプの数が2の場合、ストップバルブ制御部36に指示を出して、第1のストップバルブ15a1と、第2のストップバルブ15b1とを全開し、さらに、ドレン弁制御部33に指示を出して、第1のドレン弁14aと、第2のドレン弁14bとを全閉する。
使用するポンプの数が1の場合(S72)、ストップバルブ制御部36に指示を出して、第1のストップバルブ15a1を全開し、ドレン弁制御部33に指示を出して、第1のドレン弁14aを全閉する。なお、この場合に、第2のストップバルブ15b1を全開し、第2のドレン弁14bを全閉するようにしてもよい。また、2つのポンプを作業毎に交互に使用するようにするように、ストップバルブとドレン弁とを制御するようにしてもよい。
続いて、図5のステップS3に進み、ステップS3以降の動作は、図5に示す動作を実行する。
なお、実施例2は、1つの駆動手段に2つのポンプを接続した超高圧水発生装置の例であるが、1つの駆動手段に3つ以上のポンプを接続した超高圧水発生装置に実施例2を適用するようにしてもよい。
具体的には、目標圧力値に対する許容範囲は、好ましくは、目標圧力値に対して−0.25%〜+0.25%である。
また、目標圧力の値に対する一次圧力の値は、好ましくは、目標圧力値に対して60〜70%の値である。特に、目標圧力の値が200MPaの場合、一次圧力の値は、目標圧力値に対して60%の値が好ましい。
さらに、目標圧力の値に対する二次圧力の値は、好ましくは、目標圧力値に対して90〜92%の値である。特に、目標圧力の値が200MPaの場合、二次圧力の値は、目標圧力値に対して90%の値が好ましい。
また、目標圧力の値に対する異常発生値は、使用する機器の耐圧等を考慮した値とする。特に、目標圧力の値が200MPaの場合、異常発生値は、300MPaの値が好ましい。
また、エンジンE1の回転速度の増速、減速の数値は、一例であって、実施例1、2で示した各数値以外の数値を使用するようにしてもよい。
つまり、メモリ32に格納されている上記制御プログラムを所定の記憶媒体に記憶させ、このプログラムを超高圧水発生装置のCPUに実行させることで、本発明を実現できる。
Claims (4)
- 超高圧水を発生させるポンプと、
前記ポンプを駆動させる駆動手段と、
吐出口から吐出する超高圧水の吐出圧力を検出する吐出圧力センサと、
吐出圧力の目標値を示す目標圧力値を設定する設定手段と、
前記設定された目標圧力値に対する所定の割合を示す第1の値を演算する第1の演算手段と、
前記設定された目標圧力値に対する所定の割合であって、前記第1の値よりも大きい値を示す第2の値を演算する第2の演算手段と、
昇圧動作の開始を指示する操作部と、
前記昇圧動作の開始を指示された後に、前記吐出圧力センサが検出した吐出圧力の値である吐出圧力値が、前記第1の値に達したか否かを判断する第1の判断手段と、
前記吐出圧力値が前記第1の値に達すれば、前記吐出圧力値が前記第2の値になるように、前記駆動手段の回転速度を増速させる制御をする第1の制御手段と、
前記吐出圧力値が前記第1の値に達した後に、前記吐出圧力値が前記第2の値に達したか否かを判断する第2の判断手段と、
前記吐出圧力値が前記第2の値に達すれば、前記吐出圧力値が前記目標圧力値になるように、前記駆動手段の回転速度を増速させる制御をする第2の制御手段と、
を有することを特徴とする超高圧水発生装置。 - 前記設定された目標圧力値に対する許容範囲の上限値と、前記許容範囲の下限値とを演算する第3の演算手段と、
前記吐出圧力値が前記設定された目標圧力値に達した後に、前記吐出圧力値が前記上限値よりも大きいか否かを判断する第3の判断手段と、
前記吐出圧力値が前記上限値よりも大きければ、前記駆動手段の回転速度を減速させる制御をする第3の制御手段と、
前記吐出圧力値が前記設定された目標圧力値に達した後に、前記吐出圧力値が前記下限値よりも小さいか否かを判断する第4の判断手段と、
前記吐出圧力値が前記下限値よりも小さければ、前記駆動手段の回転速度を増速させる制御をする第4の制御手段と、
を有することを特徴とする請求項1に記載の超高圧水発生装置。 - 超高圧水を発生させるポンプと、前記ポンプを駆動させる駆動手段と、吐出口から吐出する超高圧水の吐出圧力を検出する吐出圧力センサと、吐出圧力の目標値を示す目標圧力値を設定する設定手段と、昇圧動作の開始を指示する操作部とを有する超高圧水発生装置の制御方法であって、
前記設定された目標圧力値に対する所定の割合を示す第1の値を演算する第1の演算ステップと、
前記設定された目標圧力値に対する所定の割合であって、前記第1の値よりも大きい値を示す第2の値を演算する第2の演算ステップと、
前記昇圧動作の開始を指示された後に、前記吐出圧力センサが検出した吐出圧力の値である吐出圧力値が、前記第1の値に達したか否かを判断する第1の判断ステップと、
前記吐出圧力値が前記第1の値に達すれば、前記吐出圧力値が前記第2の値になるように、前記駆動手段の回転速度を増速させる制御をする第1の制御ステップと、
前記吐出圧力値が前記第1の値に達した後に、前記吐出圧力値が前記第2の値に達したか否かを判断する第2の判断ステップと、
前記吐出圧力値が前記第2の値に達すれば、前記吐出圧力値が前記目標圧力値になるように、前記駆動手段の回転速度を増速させる制御をする第2の制御ステップと、
を有することを特徴とする超高圧水発生装置の制御方法。 - 前記設定された目標圧力値に対する許容範囲の上限値と、前記許容範囲の下限値とを演算する第3の演算ステップと、
前記吐出圧力値が前記設定された目標圧力値に達した後に、前記吐出圧力値が前記上限値よりも大きいか否かを判断する第3の判断ステップと、
前記吐出圧力値が前記上限値よりも大きければ、前記駆動手段の回転速度を減速させる制御をする第3の制御ステップと、
前記吐出圧力値が前記設定された目標圧力値に達した後に、前記吐出圧力値が前記下限値よりも小さいか否かを判断する第4の判断ステップと、
前記吐出圧力値が前記下限値よりも小さければ、前記駆動手段の回転速度を増速させる制御をする第4の制御ステップと、
を有することを特徴とする請求項3に記載の超高圧水発生装置の制御方法。
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