JP4516333B2 - 加湿器 - Google Patents
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Description
また、第Y流路について、第2配管に向かって前記他方の気体を流通させた場合には、第2配管が外ケースに外嵌するように結合したことによって、外ケースから第2配管に至る部分において、前記他方の気体が流通する流通路の断面積は大きくなっている。したがって、前記他方の気体は圧力損失を受けにくくなり、良好に流通することができる。
また、第Y流路について、第2配管に向かって前記他方の気体を流通させた場合には、第2配管が外ケースに外嵌するように結合したことによって、外ケースから第2配管に至る部分において、前記他方の気体が流通する流通路の断面積は大きくなっている。したがって、前記他方の気体は圧力損失を受けにくくなり、良好に流通することができる。
すなわち、加湿器の内部を流通する一方の気体及び他方の気体は外部に漏れにくくなると共に、加湿器は破損しにくくなり、耐久性が向上する。
また、一方の気体及び他方の気体は、圧力損失を受けにくくなり、加湿器の内部を良好に流通することができる。
第1実施形態に係る加湿器について図1から図4を参照して説明する。図1は、第1実施形態に係る加湿器を有する燃料電池システムを搭載した燃料電池自動車の構成を示す斜視図である。図2は、図1に示す燃料電池システムの概要を示す模式図である。図3は、図1に示す加湿器の斜視図であり、図4は、同側断面図である。
また、燃料電池システム2は、燃料電池スタック5を冷却する冷却水の熱交換器として、ラジエータ6を備えている。そして、ラジエータ6で冷却された冷却水が、燃料電池スタック5の内部を通過して、再び還流するように、適所に配管が設けられている。
図3及び図4に示すように、第1実施形態に係る加湿器10Aは、外形が略円柱体であって、その軸方向が燃料電池自動車1(図1参照)の走行方向に沿って配置されている。加湿器10Aは、中空糸膜HFを利用した膜型の加湿器であって、主として、筒状の内ケース11と、内ケース11の外側に同心的に配置された外ケース12と、複数の中空糸膜を束ねてなる中空糸膜束13と、フロントキャップ14と、フロントマニホールド15と、リアキャップ16とを備えて構成されている。
ここで、説明の都合上、図3及び図4に示すように、燃料電池自動車1の走行方向に対応して、前方(図中左)及び後方(図中右)を設定する。そして、第1実施形態に係る加湿器10Aには、後方側からオフガスが導入され、前方側から空気が導入される。そして、オフガスは加湿器10A内を前方側に向かって流通し、空気は加湿器10A内を後方側に向かって流通する。なお、第1実施形態において、後方側は特許請求の範囲における一端側に相当する。よって、前方側は他端側となる。
さらに、内ケース11と外ケース12との相対位置は、これらを接続するスペーサ(図示しない)及び後記する中空糸膜束13等によって、一定に保持されている。
取付部15aは、外形がリング状を呈する共に、その径方向内側に環状の環状流通路15a1を有している。そして、取付部15aは、外ケース孔12b、12b…に被さるように外ケース12に取り付けられている。また、取付部15aと外ケース12との間には、Oリング15c、15cが設けられて気密性が高められており、オフガスが外部に漏れにくくなっている。
マニホールド本体15bは、複数のパイプが結合された配管であり、第1実施形態ではその途中位置で二股に分かれており、この二股に分かれた部分が取付部15aに上下方向から結合している。したがって、オフガスは、外ケース孔12b、12b…、環状流通路15a1、マニホールド本体15b内部を経由することで集合し、外部に排出可能となっている。
なお、第1実施形態において、リアキャップ本体16aが特許請求の範囲における第2配管に、オフガス配管16bが第1配管に、Oリング16cが第2Oリングに、Oリング16dが第1Oリングにそれぞれ相当する。
したがって、外ケース12からリアキャップ本体16aに至る部分において、加湿空気が流通する流通路の断面積は大きくなっており、加湿空気は圧力損失を受けることなく、中空糸膜束13の中空部からリアキャップ本体16aに流通可能となっている。
さらに、Oリング16cが、リアキャップ本体16aと外ケース12との間、つまり、第2配管であるリアキャップ本体16aと外ケース12との結合部(特許請求の範囲における第2結合部に相当)に介装されており、気密性が高められている。したがって、加湿空気は、第2結合部から外部に漏れにくくなっている。
そこで、第1実施形態では、前記したように、リアキャップ本体16aとオフガス配管16bを一体的に接合し、且つ、Oリング16cとOリング16dとを同一の輪切り断面P1上に配置したことによって、リアキャップ本体16aとオフガス配管16bとは別々に曲がりにくくなるため、加湿器10Aは破損しにくくなる。なお、前記したように、内ケース11と外ケースの相対位置は、内ケース11と外ケース12とを接続するスペーサ(図示しない)や、中空糸膜束13、前封止部13a及び後封止部13b等によって、一定に保持されている。
図1及び図2に示す高圧水素タンク3から、水素が燃料電池スタック5のアノードA側に供給される。また、圧縮機4の稼動により空気は加湿器10Aに供給され、加湿器10Aによって加湿され、加湿空気として燃料電池スタック5のカソードC側に供給される。燃料電池スタック5は、水素及び加湿空気中の酸素により電気化学反応を生じさせて発電する。この発電による電気エネルギーは、図示しないインバータ等を介して、燃料電池自動車1を走行させる走行用の電動モータ(図示しない)を回転させ、燃料電池自動車1を走行させる。
一方、この発電にともなって、燃料電池スタック5のカソードC側からオフガスが排出され、このオフガスは加湿器10Aに供給される。また、ラジエータ6から供給される冷却水は、燃料電池スタック5を冷却する。
圧縮機4(図1参照)から供給される空気は、加湿器10Aの前方側からフロントキャップ14の内部に導入され、中空糸膜束13の前方側から中空糸膜の中空部に侵入し、後方に向かって流れる。
一方、燃料電池スタック5(図1参照)のカソードC側から排出されたオフガスは、後方側から加湿器10Aに導入される。詳細には、オフガスは、燃料電池スタック5のカソードC側の排出口から所定の配管を経由した後、これに接続するオフガス配管16bを経由し、内ケース11に導入される。この内ケース11へのオフガスの導入において、前記したようにオフガス配管16bは内ケース11の内側に差し込まれるようにして結合しているため、オフガス配管16bから内ケース11に至る部分において、オフガスが流通する流通路の断面積は大きくなっており、オフガスは圧力損失を受けることなく、内ケース11の内部に導入される。
続いて、第2実施形態に係る加湿器について、図5を参照して説明する。なお、図5は第2実施形態に係る加湿器の側断面図である。
なお、第2実施形態では、リアキャップ本体26aが特許請求の範囲における第2配管に、オフガス配管26bが第1配管にそれぞれ相当する。また、Oリング26cが特許請求の範囲における第2Oリングに相当し、Oリング26dが第1Oリングにそれぞれ相当する。
また、オフガス配管26b(第1配管)は、内ケース21の外側に外嵌するように結合している。この結合部(第1結合部)、より詳細には、オフガス配管26bと内ケース21との間には、Oリング26dが介装して設けられており、気密性が高められている。
2 燃料電池システム
3 高圧水素タンク
4 圧縮機
5 燃料電池スタック
7 燃料電池ボックス
10A、10B 加湿器
11、21 内ケース
11b、21 内ケース孔
12 外ケース
12b 外ケース孔
13 中空糸膜束
14 フロントキャップ
15 フロントマニホールド
16、26 リアキャップ
16a、26a リアキャップ本体(第2配管)
16b、26b オフガス配管(第1配管)
16c、26c Oリング(第2Oリング)
16d、26d Oリング(第1Oリング)
PEM 固体高分子膜
HF 中空糸膜
P1、P2 輪切り断面
Claims (3)
- 筒状であると共に一端側に内部と外部を連通させる内ケース孔を有する内ケースと、
筒状であると共に他端側に内部と外部を連通させる外ケース孔を周方向に複数有し、前記内ケースの外側に同心的に配置する外ケースと、
前記内ケースと前記外ケースとの間に装填され、水透過性を有する中空糸膜が複数束ねられ、両端がそれぞれ封止部を介して前記内ケース及び前記外ケースに固定された中空糸膜束と、
前記内ケースの一端側に結合した第1配管と、
前記外ケースの一端側に結合すると共に、前記第1配管と一体的に接合し前記第1配管と一体である第2配管と、
前記外ケースの他端側に結合した第3配管と、
前記複数の外ケース孔に被さる環状空間を内部に有し、前記外ケースに取り付けられた第4配管と、
前記内ケースと前記第1配管との第1結合部に配置され、気密性を高めるため周面が曲面である第1Oリングと、
前記外ケースと前記第2配管との第2結合部に配置され、気密性を高めるため周面が曲面である第2Oリングと、
前記外ケースと前記第3配管との第3結合部に配置され、気密性を高めるため周面が曲面である第3Oリングと、
前記外ケースと前記第4配管との第4結合部に配置され、気密性を高めるため周面が曲面である第4Oリングと、
を備え、
前記第1配管の内部、前記内ケースの内部、前記内ケース孔、前記内ケースと前記外ケースとの間であって前記中空糸膜の外、前記外ケース孔、及び、前記第4配管の前記環状空間、を含む第X流路と、
前記第2配管の内部、前記中空糸膜の中空部、及び、前記第3配管の内部、を含む第Y流路と、
を有し、
含水量が異なる2つの気体の一方が前記第X流路を流通し、他方が前記第Y流路を流通することで、含水量の低い気体を加湿する加湿器であって、
前記第1Oリングと前記第2Oリングとは、同一の輪切り断面上に配置されたこと特徴とする加湿器。 - 前記第1配管は、前記内ケースの内側に差し込まれて結合しており、
前記第2配管は、前記外ケースの外側に外嵌するように結合しており、
前記一方は、前記第X流路を、前記第1配管の内部、前記内ケースの内部、前記内ケース孔、前記内ケースと前記外ケースとの間であって前記中空糸膜の外、前記外ケース孔、前記第4配管の前記環状空間、の順で流通する
ことを特徴とする請求項1に記載の加湿器。 - 前記第1配管は、前記内ケースの外側に外嵌するように結合しており、
前記第2配管は、前記外ケースの外側に外嵌するように結合しており、
前記一方は、前記第X流路を、前記第4配管の前記環状空間、前記外ケース孔、前記内ケースと前記外ケースとの間であって前記中空糸膜の外、前記内ケース孔、前記内ケースの内部、前記第1配管の内部、順で流通する
ことを特徴とする請求項1に記載の加湿器。
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