JP4516905B2 - 塵芥収集車 - Google Patents
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Description
従来の塵芥収集車において、積込装置の押込板による前記押込工程の際、塵芥をその押込板と前記排出板との間で圧縮し、排出板用の前記伸縮シリンダにおける負荷(油圧)が所定の値まで高くなると、排出板を車両前方向へ移動させている。これにより塵芥を押込板と排出板との間で圧縮しながら塵芥収容箱内へ積み込み、収容効率を高めている。
一方、このような大型の硬質ゴミを塵芥収容箱に押し込むことができるように、前記一定時間を予め長く設定すると排出板が大きく移動してしまい、比較的圧縮されやすい塵芥を押し込む場合に、押込板と排出板との間が広くなりすぎて圧縮が十分に行われず、押込工程における塵芥の圧縮率が低下し、収容効率を低下させてしまうという問題点がある。
そこで、上記のような従来の問題点に鑑み、塵芥を確実に塵芥収容箱内へ押し込むことができるとともに塵芥の収容効率を向上させることのできる塵芥収集車を提供することを目的とする。
これにより、押込板による動作の終期まで塵芥が圧縮されて前記所定の積込負荷が生じると排出板の移動量を小さくすることにより、その塵芥を十分に圧縮させてから塵芥収容箱内に押し込むことができる。逆に、押込板の動作初期で所定の積込負荷が生じると排出板の移動量を大きくすることにより、塵芥を塵芥収容箱内に押し込むことができる。
図1において、この塵芥収集車1は、塵芥収容箱2と、その後部に連接して設けられている塵芥投入箱3とを備えている。塵芥投入箱3の後方には塵芥が投入される投入口3aが設けられており、この投入口3aに対して上下にスライドして開閉される蓋3bが設けられている。また、塵芥投入箱3の前方下部には、塵芥を塵芥収容箱2に積み込むための開口部3dが設けられている。塵芥投入箱3は、上部に設けられた支点Pを中心に回動可能であり、これによって塵芥収容箱2に対しての開閉動作が可能となる。塵芥投入箱3は、図の実線で示す位置で塵芥収容箱2を閉鎖し、図の二点鎖線で示す上方へ回動した位置で塵芥収容箱2を開放し、塵芥を後方へ排出することができる状態となる。
この油圧回路は、タンク21、油圧ポンプ22、圧力制御弁23,28,29,30,33、プッシュシリンダ用電磁弁24、プレスシリンダ用電磁弁25、ディスチャージシリンダ用電磁弁26、スイングシリンダ用電磁弁27、切換弁31,32、フィルタ40,41、テールゲートロックシリンダ42、圧力センサ44、及び各逆止弁を図示のように接続して構成されている。圧力センサ44は、油圧ポンプ22の吐出油路の作動圧を常時検出し、その検出出力を後述のコントローラ19(図5)に提供している。
また、排出板18が最も車両後方位置で停止しているとき(図1の実線)、ディスチャージシリンダ20は最も伸長した状態にあり、ディスチャージシリンダ用電磁弁26は中立位置にある。ディスチャージシリンダ用電磁弁26のソレノイド26eが励磁されると、ディスチャージシリンダ20は伸長動作する。また、ソレノイド26sが励磁されると、ディスチャージシリンダ20は収縮動作する。励磁オフでディスチャージシリンダ用電磁弁26が中立位置にあるときは、ディスチャージシリンダ20の両ポートは封止された状態となる。但し、圧力制御弁29や切換弁31が開位置に動作すれば、ディスチャージシリンダ用電磁弁26が中立位置であってもディスチャージシリンダ20が収縮可能となり、排出板18は車両前方向へ移動可能となる。
なお、これら電磁弁24,25,26は、図4に示しているようにコントローラ19の働きによって励磁される。
なお、動作制御を行うコントローラ19は、CPU、メモリ、インタフェース回路等を含むものから構成されている。また、電動モータ35はエンジン36を回転させた状態またはエンジン36を停止させた状態で駆動させることができる。
また、油圧ポンプ22を動作させる電動モータ35は回転数センサ43を有しており、回転数センサ43の出力はコントローラ19に入力される。回転数センサ43は、電動モータ35からの出力パルスにより回転数を検出することができるものであり、この回転数センサ43とコントローラ19とによって、電動モータ35の回転数から油圧ポンプ22の吐出流量の積算値を算出し、プッシュシリンダ9とプレスシリンダ12のそれぞれの伸縮量、すなわち押込板8の動作位置を検出することができる。具体的には、例えば前記押込行程(図2(c)から(a)の動作)におけるプッシュシリンダ9の伸張量から押込板8の移動量を求め、この移動量から押込板8の動作位置を知ることができる。
このように、負荷検出手段としての圧力センサ44が、積込装置50に作用する積込負荷を検出するセンサとされているため、作用する積込負荷を塵芥から押込板8を介して積込装置50において検出でき、所定の積込負荷が積込装置50に生じた際の押込板8の動作位置を、位置検出手段としての前記回転数センサ43によって迅速かつ正確に検出することができる。
このコントローラ19は、積込装置50を動作させる積込動作制御手段としての機能と、排出装置51を動作させるとともに排出板18の車両前方向への移動量を変化させて設定する排出板動作制御手段としての機能を備えている。これについて説明すると、積込装置50による塵芥の前記押込工程(図2(c)から(a)の動作)において、押込板8が塵芥を押し込むと、図6(a)から(b)に示しているように、その塵芥は排出板18との間で圧縮されながら塵芥収容箱2側へ押し込まれていく。押込板8が押込動作している際、排出板18は停止した状態にあるため、押込板8による塵芥の押込動作によりプッシュシリンダ9に大きな抵抗力(反力)が発生し、その抵抗力がプッシュシリンダ9の推力を超えると、押込板8の動作は停止する。この押込板8とプッシュシリンダ9が停止する際図3の油圧回路における圧力は高くなり、予め設定されている所定の圧力(例えば18MPa)を前記圧力センサ44が検知すると、コントローラ19は電動モータ35を停止させて押込板8の動作を停止させ、さらに、前記回転数センサ42とコントローラ19とによりこの押圧板8の押し込み工程開始位置eからの押し込み動作位置(停止位置)fを検出する。つまり、プッシュシリンダ9が距離dだけ伸張動作して、押圧板8が押し込み行程開始位置eから距離dだけ移動して停止したことを検出する。なお、図6では押し込み工程終了位置を点gとしており、押し込み工程の開始位置eから終了位置gまでの距離をDとしている。
さらに、この排出板18の移動に際し、排出板動作制御手段としての機能によって排出板18の車両前方向への移動量を設定する。この設定は、圧力センサ44が所定の積込荷重(18MPa)を検出した際の押込板8の前記押し込み動作位置(距離d)に基づいて排出板18の移動量を変化させることで行う。なお、この排出板18の移動量を変化は、当該排出板18の移動可能時間、つまり、前記切換弁31を開状態とする時間を変化させることで行っており、コントローラ19はそのために時間制御部(タイマー部)を有している。この時間制御部には、図7に示しているように、回転数センサ43によって検出される押込板8の押し込み動作位置と、切換弁31を開時間との関係が予め設定され記憶されている。これにより、押込板8の押し込み動作位置に応じて時間制御部が切換弁31を開状態とする時間を変えることにより、排出板18の移動量を変化させることができる。そして、簡単な構成により排出板18の移動量を変化させることができる。
つまり、押込工程において、塵芥が押込板8と排出板18の間で圧縮されてもその体積が大きく塵芥収容箱2への収容が困難なものである場合は、押込板8による押し込み動作初期で所定の積込負荷が生じることとなる。この場合、コントローラ19は排出板18の移動量を大きくして、その塵芥を塵芥収容箱内へ収容させることができる。一方、押込板8による押し込み動作の終期まで塵芥が圧縮されて所定の積込負荷が生じた場合、排出板18の移動量を小さくして、その塵芥を十分に圧縮させてから塵芥収容箱2内に押し込むことができ、塵芥の圧縮率を高めることができる。すなわち、本発明の塵芥収集車によれば、投入された塵芥が圧縮されてもその体積が大きく塵芥収容箱2への収容が困難な場合であっても、その塵芥を確実に塵芥収容箱2内へ押し込んで収容することができる。さらに、比較的圧縮されやすい塵芥の場合には、その塵芥を十分に圧縮させてから塵芥収容箱2内に押し込むことができ、塵芥の圧縮率を高め、塵芥の収容効率を向上させることが可能となる。
また、この押込工程において、所定の積込負荷が生じることなく押込板8が終了位置gにまで達した場合は、排出板18を移動させることなくそのまま停止状態とし、積込装置50に次の反転工程を行わせる。
さらに、位置検出手段を電動モータ35に対する回転数センサ43として説明したが、これに限らず、図3に示した油圧回路において油圧ポンプ22の吐出流量を測定する流量センサ(流量計)とすることができる。この場合、作動油の流量の積算値を算出することによって、シリンダ9,12の伸縮量から押込板8の動作位置を検出することができる。
また、以上のような負荷検出手段と位置検出手段を油圧回路に設ける場合、油圧ポンプ22における圧力や流量を測定するために油圧ポンプ22の近傍に取り付けているが、これ以外に、プッシュシリンダ9とプレスシリンダ12における圧力や流量を測定するために各シリンダ9,12の近傍に設けても良い。
さらに、図示しないが、ディスチャージシリンダ20の伸張位置を検出するための位置検出手段を設け、この位置検出手段によって検出した前記伸張位置に基づいて、前記切換弁31の開時間を変え、これにより、コントローラ19で排出板18の移動量を変化させるように構成することができる。つまり、負荷検出手段が所定の積込負荷を検出した際の排出板18の車両前後方向の位置によって、排出板18の移動量を変化させている。この場合の位置検出手段としては、前記回転数センサ43によるものであってもよく、または、ディスチャージシリンダ20の近傍に複数設けたリミットスイッチなどの位置検出センサとすることができる。
2 塵芥収容箱
3 塵芥投入箱
8 押込板
19 コントローラ
43 回転数センサ(位置検出手段)
44 圧力センサ(負荷検出手段)
50 積込装置
51 排出装置
Claims (2)
- 塵芥収容箱と、
この塵芥収容箱に連接して設けられた塵芥投入箱と、
押込板を有しこの押込板を用いて前記塵芥投入箱に投入された塵芥を前記塵芥収容箱に積み込む動作を行う積込装置と、
前記塵芥を前記押込板との間で圧縮させることのできる排出板を有し、この排出板を車両前方向に間欠移動させることで塵芥の収容量を漸増させかつ当該排出板を車両後方向に移動させることで収容した塵芥を排出できる排出装置と、
前記積込装置によって積み込まれる塵芥により生じる積込負荷を検出するための負荷検出手段と、
前記押込板の動作位置を検出するための位置検出手段と、
前記負荷検出手段が所定の積込負荷を検出した際の前記位置検出手段による前記押込板の動作位置に基づいて前記排出板の前記車両前方向への移動量を変化させる排出板動作制御手段と、
を備えていることを特徴とする塵芥収集車。 - 前記負荷検出手段が前記所定の積込負荷を検出した際の前記位置検出手段による前記押込板の動作位置が、前記押込板により塵芥を前記塵芥収容箱へ積み込むための動作の終了位置に近いほど、前記排出板動作制御手段が前記排出板の車両前方向への移動量を小さくする請求項1に記載の塵芥収集車。
Priority Applications (1)
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| JP2005243049A JP4516905B2 (ja) | 2005-08-24 | 2005-08-24 | 塵芥収集車 |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP2005243049A JP4516905B2 (ja) | 2005-08-24 | 2005-08-24 | 塵芥収集車 |
Publications (2)
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Family
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2005243049A Expired - Lifetime JP4516905B2 (ja) | 2005-08-24 | 2005-08-24 | 塵芥収集車 |
Country Status (1)
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-
2005
- 2005-08-24 JP JP2005243049A patent/JP4516905B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
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