JP4520558B2 - 陰極線管 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は陰極線管に関し、より詳しくは電子ビームのビーエスエヌ(BSN:Beam Shadow Neck、以下、BSNとする)特性を向上させながら偏向効率を増進させるようにした陰極線管に関する。
【0002】
【従来の技術】
陰極線管は、公知のように電子銃から放出された電子ビームをスクリーンに対して水平および垂直方向に偏向させ、該電子ビームがスクリーンの蛍光体にランディングできるようにすることによって画像を具現する電子管である。ここで、前記電子ビームの偏向は陰極線管ファンネルの外周に装着されて水平および垂直磁界を形成する偏向ヨークによってなされる。
【0003】
前記陰極線管は主にカラーテレビやコンピュータのモニターなどに装置化されて用いられ、近来では高品位テレビ(HDTV)のように高級化された製品にも適用されているのが実情である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、陰極線管を前記高品位テレビや他の事務自動化(OA)機器に適用し、またはスクリーンの輝度を向上するなどによりその品位向上を計っているが、そのために全長を短縮し広角偏向ができるよう偏向ヨークに多くの電流を印加し、偏向ヨークの偏向周波数を高めるなどの技術を適用している。この際、偏向電力の増大による漏洩磁界及び消費電力の上昇などが問題として提起される。
【0005】
例えば、陰極線管をコンピュータのモニターに適用する際には漏洩磁界に対する規制が強化されるので、漏洩磁界を低減させるためには偏向ヨークに補償コイルを装着する。
【0006】
しかし、偏向ヨークに補償コイルを装着する場合には、漏洩磁界の低減側面においてはある程度の効果を得ることができるが、補償コイルの使用による消費電力の上昇を引き起こす。
【0007】
前記のように、陰極線管の品位向上においては偏向電力の増大による問題が重要な解決課題として残っている。
【0008】
従来は、前記のような問題点を解決するために陰極線管のネック部の直径とファンネルのネック部側の外径を小さくすることによって、偏向ヨークが電子ビームの移動経路に近接できるようにし電子ビームに対する偏向ヨーク効率を増進するようにする技術を陰極線管に導入している。
【0009】
しかし、前記技術においてはネック径の縮少によって電子銃を小型化する過程において構造的な不安が誘発され、必然的に画像解像特性の悪化及び高電圧安定度が低下する問題と、スクリーンのコーナー部位に到達する電子ビームがファンネルのネック部側の内壁に衝突し良好な画像の実現が難しくなる問題が内在している。
【0010】
従って、前記問題点を解消するために、米国特許第3,731,129号では、偏向ヨークが装着されるファンネルの外周形状をネック部側からパネル側へ行くほど円形から非円形状に変化するようにして陰極線管を構成する技術が提案されている。
【0011】
つまり、前記技術においては偏向ヨークが装着されるファンネルの部位がネック部からパネル側方向へ行くほど順次に円形から四角形状に変化するようにすることによって、従来に比べて偏向ヨークの水平及び垂直コイルがファンネル内部に形成される電子ビームの通過領域に近接できるようにし、結果的に電子ビームがファンネル内面に衝突しないように効果的に偏向させながら偏向電力を低減するようにしている。
【0012】
しかし、前記技術においては電子ビームのBSN特性を極大化して良質の画像を使用者に提供することに困難な問題が内在しているが、このような問題点は偏向ヨークが装着されるファンネル部位の形状を電子ビームの実質的な移動経路を考慮せず単純に長方形化したのに起因する。
【0013】
すなわち、陰極線管作用の際、電子ビームは実質的にパネルの長、短軸及び対角線部方向に対して他の経路に沿って移動するようになるが、前記技術においてはこのような点を考慮していないので、たとえ偏向ヨークが装着されるファンネル部位が四角形化されない陰極線管に比べてはある程度の電子ビームのBSN特性や偏向効率面における長所を有するとしても、それを極大化するのには不足な面がある。
【0014】
従って、本発明は上記問題点に鑑みて案出されたものであって、本発明の目的は、偏向ヨークが装着されるファンネル部位を実質的な電子ビームの移動経路に近くなるように構成し電子ビームのBSN特性の向上と共に偏向電力の低減化を実現できるようにした陰極線管を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
前記目的を実現するために本発明の特徴構成は、特許請求の範囲の欄の請求項1から10に記載した通りである。即ち、内面にスクリーンが形成されるパネルと、電子銃が挿入設置されるネック部と、該ネック部に連結設置されるネックシール部と、該ネックシール部と連結設置されるコーン部と、該コーン部と前記パネルに連結設置されるボディーを含むファンネルと、前記コーン部の外周上に設置され電子銃から放出された電子ビームを前記パネルの長軸及び短軸方向へ偏向させる偏向ヨークを含み、前記パネルの長軸方向における前記コーン部の厚さをTv、前記パネルの短軸方向における前記コーン部の厚さをTh、前記パネルの対角線方向における前記コーン部の厚さをTdとする時、前記コーン部の厚さが管軸に沿って次の式を満たすようにして陰極線管を構成した。
Th(z)≒Tv(z)>Td(z)
【0016】
また、本発明は前記目的を実現するために、内面にスクリーンが形成されるパネルと、電子銃が挿入設置されるネック部と、該ネック部側に連結設置されるネックシール部と、該ネックシール部と連結設置されながら管軸に垂直な断面の形状がパネルの長軸及び短軸以外の方向へ最大径を有する非円形状に形成されるコーン部と、該コーン部と前記パネルに連結設置されるボディーを含むファンネルと、前記コーン部の外周上に設置され、前記電子銃から放出された電子ビームを前記パネルの長軸及び短軸方向へ偏向させる偏向ヨークを含み、前記コーン部の厚さが管軸に沿って前記パネルの長軸方向及び前記パネルの短軸方向においては少なくとも1つ以上の極大値を有し非単調増加または非単調減少函数により変化され、前記パネルの対角線方向においては少なくとも一つ以上の極小値を有し非単調増加または非単調減少函数により変化されるようにして陰極線管を構成した。
【0017】
また、本発明は前記目的を実現するために、内面にスクリーンが形成されるパネルと、電子銃が挿入設置されるネック部と、該ネック部側に連結設置されるネックシール部と、該ネックシール部と連結設置されながら管軸に垂直な断面の形状がパネルの長軸及び短軸以外の方向に最大径を有する非円形状に形成されるコーン部と、該コーン部と前記パネルに連結設置されるボディーを含むファンネルと、前記コーン部の外周上に設置され前記電子銃から放出された電子ビームを前記パネルの長軸及び短軸方向に偏向させる偏向ヨークを含み、前記パネルの長軸方向においての前記コーン部の厚さをTv、前記パネルの短軸方向においての前記コーン部の厚さをTh、前記パネルの対角線方向においての前記コーン部の厚さをTdとする時、前記コーン部の厚さが管軸に沿って次の式を満たすように陰極線管を構成した。
Tv(z)>Th(z)>Td(z)
【0018】
また、本発明は前記目的を実現するために、内面にスクリーンが形成されるパネルと、電子銃が挿入設置されるネック部と、該ネック部側へ連結設置されるネックシール部と、該ネックシール部と連結設置されながら管軸に垂直な断面の形状がパネルの長軸及び短軸以外の方向に最大径を有する非円形状に形成されるコーン部と、該コーン部と前記パネルに連結設置されるボディーを含むファンネルと、前記コーン部の外周上に設置され、前記電子銃から放出された電子ビームを前記パネルの長軸及び短軸方向に偏向させる偏向ヨークを含み、前記スクリーンの対角線端から管軸上の任意の点に連結された二つの直線が形成する角度が陰極線管の偏向角と同一になるようにする管軸上の位置を偏向基準位置とする時、前記コーン部の厚さが管軸に沿って前記パネルの長軸方向及び前記パネルの短軸方向においては単調増加函数により変化され、前記パネルの対角線方向においては前記ネックシール部と前記偏向基準位置との間に少なくとも一つ以上の極小値を有し、非単調増加または非単調減少函数により変化されるようにして陰極線管を構成した。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明についての望ましい実施形態について添付図面を参照しながら詳細に説明する。
【0020】
図1は、本発明の実施例1による陰極線管を図示した断面図であり、図2は本発明の実施例1による陰極線管のパネルを図示した平面図であって、ここで図1はパネルの対角線方向を基準にして切開した断面図である。
【0021】
前記陰極線管は、水平軸Hを長軸にし垂直軸Vを短軸にして略長方形に形成されるパネル1と、該パネル1に連結設置される漏斗状のファンネル3と、該ファンネル3に連結設置される円筒状のネック部5を含む真空体により構成されている。
【0022】
前記パネル1の内面には、蛍光体スクリーン7が形成され、前記ファンネル3とネック部5との境界付近の外側には偏向ヨーク9が装着され、前記ネック部5の内側には電子銃11が挿入設置される。
【0023】
また、前記陰極線管は、前記ファンネル3を公知のように前記ネック部5からパネル1方向へネック部5との連結部を形成するネックシール部30aと、該ネックシール部30aに隣接するコーン部30bと、該コーン部30bのパネル側端部から急激に拡大され前記パネル1側へ連結されるボディー30cを含んで構成されている。
【0024】
前記のように構成された陰極線管は通常の陰極線管のように電子銃から放射された電子ビームを偏向ヨーク9によって前記パネル1の長軸H及び短軸V方向に偏向させ前記パネル1の内側へ設置されたシャドウマスク13の電子ビーム通過孔を通過するようにしてスクリーンにランディングできるようにすることによって所定の画像を実現する。
【0025】
前記陰極線管は前記のような作用の際、偏向電力を低減させながら電子ビームのBSN特性が向上できるようにするため、下記のような手段を講じている。
【0026】
つまり、前記陰極線管は前記コーン部30bを形成する際、管軸Zに沿って前記パネル1の長軸H及び短軸Vそれから対角線部D方向の厚さが異なるように形成される。
【0027】
前記コーン部30bの厚さの設定は、前記電子銃11から放射された電子ビームの実質的な移動経路を考慮したものであるが、具体的な説明の前に必要ないくつの定義をすると次の通りである。
【0028】
先ず、前記陰極線管は、機種によって偏向角φを有し、該偏向角に関係あるのが偏向基準位置(Reference Line;R/L)であるが、該偏向基準位置について定義すると、前記スクリーン7の対角線端7a、7bから管軸Z上の任意の点に連結される二つの直線が形成する角度がその陰極線管の偏向角と同一になるような管軸Z上の位置のことである。
【0029】
また、前記コーン部30bと前記ボディー30cが接続する部位をTOR(Top of Round)と定義する。
【0030】
前記定義を参考にして、前記コーン部30bに対する説明をさらにすると、先ず、前記コーン部30bは上述したように管軸Zに沿って前記パネル1の長軸H方向の厚さTh及びパネル1の短軸V方向の厚さTv、パネルの対角線部D方向の厚さTdは下記の数式の条件から形成される。
Th(z)≒Tv(Z)>Td(z)
つまり、図3を参考にしてみると、前記コーン部30bは、前記ネックシール部30aから前記TOR部位まで管軸Zに沿っており、長軸方向の厚さThと短軸方向の厚さTvを大略同一にし、同時に対角線部方向における厚さTdはこれらの厚さTh、Tvより小さくして形成されるものである。
【0031】
実質的に本実施例において前記コーン部30bを構成した具体的な例が図4に示されている。図4は、ネックシール部30aからTOR部位まで管軸に沿って前記コーン部30bの長軸の厚さTh、短軸の厚さTv、対角線側の厚さTdが変化する程度を示したグラフであって、該グラフにおいて横軸は管軸Zによる前記コーン部30b上の位置を、縦軸は各方向の厚さを示している。この時、横軸における前記偏向基準位置R/L地点を中心点Oとして表記した。
【0032】
前記図4を参考にして前記コーン部30bの形状を説明すると、前記コーン部30bは長軸方向の厚さThと短軸方向の厚さTvが前記区間(Neck Seal〜TOR)において少なくとも1つ以上の極大値P1を有し、非単調増加または非単調減少函数の形で変化して形成されるようにする。
【0033】
対して、前記コーン部30bの対角線部方向の厚さTdは、前記厚さTh、Tvよりはその値が小さく、少なくとも一つの極小値P2を有して非単調増加または非単調減少函数の形に変化して形成されるようにする。また、この際、前記コーン部30bは、対角線部方向の厚さTdを設定するのにその厚さの変化率ΔTdが前記ネックシール部30aと偏向基準位置R/Lとの間の区間より偏向基準位置R/Lと前記TORとの間の区間においてさらに大きくなるように形成される。
【0034】
つまり、電子ビームの広角偏向の際には主にBSNが問題となる区間が前記ネックシール部30aと偏向基準位置R/Lとの間であるため、この部分における対角線部の厚さを前記偏向基準位置R/LからTORの間の部分よりは相対的に薄くする必要がある。従って、本実施例においては、前記ネックシール部30aと偏向基準位置R/Lとの間の対角線部の厚さの変化率を小さくするわけである。
【0035】
前記のように形成されたコーン部30bは、電子ビームの実質的な移動経路に合うように形状化された厚さからなることによって、言い換えると、対角線部方向の厚さTdを他の方向の厚さより小さくして形成されるので、陰極線管作用の際、パネル1の対角線部方向へ偏向される電子ビームが前記コーン部30bの内面にぶつかることなく、スクリーン7にランディングし、スクリーン7のコーナー部側に対しても良好な画像の実現をするのに役に立つ。
【0036】
また、前記コーン部30bは、それ自体の形状によって結果的にその外周上に装着される偏向ヨークを電子ビームに近くなるようにするので、偏向ヨークが少量の電流にて電子ビームを偏向させるようにし偏向電力の低減にも実質的な効果を持つようになる。
【0037】
次に、本発明の実施例2について説明する。図5は本発明の実施例2による陰極線管を図示した切開斜視図である。図示したようにこの陰極線管もやはり上述した例の陰極線管と同様に内面に蛍光体スクリーン20が形成される長方形パネル22と、該パネル22に連結設置される漏斗状のファンネル24と、該ファンネル24に連結設置されながらその内側に電子銃26が挿入設置されるネック部28からなる真空体にて構成される。
【0038】
また、前記ファンネル24は、円筒状の前記ネック部28に連結されるネックシール部24aと、該ネックシール部24aと隣接し、その外周上に偏向ヨーク30が装着されるコーン部24bと、該コーン部24bのパネル側の端部から急激に拡大され前記パネル22と連結されるボディー24cを含んで構成される。
【0039】
ここで、前記コーン部24bは、図6に示したように前記ネック部28側には該ネック部28と同様な直径を持つ円形に形成されるが、該ネック部28側から前記パネル22側へ行くに従って次第に図7に示したように前記パネル22の長軸H及び短軸V以外の方向に最大径を有する、例えば長方形のような非円形に形成される。
【0040】
つまり、前記実施例2の陰極線管においては偏向ヨーク30が装着される前記コーン部24bの形状を四角形化し陰極線管作用の際、実質的に偏向ヨーク30がコーン部24bの内部を通る電子ビームの移動軌跡に近接するようにすることによって偏向電力の低減化を図るようになる。
【0041】
前記状態において前記陰極線管も前記コーン部24bの形状が前述した例のように管軸Zに沿ってパネル22の長、短軸及び対角線部の方向の厚さ(Th、Tv、Td)が相互異なるようにして形成される。
【0042】
図8は管軸Zに対して垂直な前記コーン部24bの断面を示した図面であって、この図面から分かるように、前記コーン部24bは管軸Zに沿って前記パネル22の長軸V方向における厚さTvとパネルの短軸H方向の厚さTh、パネルの対角線部D方向の厚さTdが次の式を満たすようにする形からなる。
Tv(z)>Th(z)>Td(z)
【0043】
つまり、前記形態は電子ビームが実質的に偏向ヨーク30によって偏向される際、前記パネル22の長軸H及び対角線部Dの方向よりは短軸V方向において相対的な偏向余裕を有するので、これを考慮して前記短軸方向の厚さTvを一番厚くし、次には長軸方向の厚さThを厚くし、終りに対角線部方向における厚さTdを一番薄くして形成している。
【0044】
本実施例において具体的に前記コーン部24bの形成例は図9に示したグラフと同様である。つまり、前記コーン部24b上の位置から前記偏向基準位置R/Lを中心部に見た時、前記コーン部24bはネックシール部24aからTOR地点まで前記パネル22の垂直軸及び水平軸それから対角線部方向の厚さとが異なって形成されている。この際、前記長軸方向の厚さThと短軸方向の厚さTvは単調増加函数の形に変化されるようにし、また対角線部方向の厚さTdは前記ネックシール部22aと偏向基準位置R/Lとの区間の間に少なくとも一つの極小値P3を有して非単調増加または非単調減少函数の形に変化されるようになる。
【0045】
また、前記実施例においては前記偏向基準位置R/Lを基準に、その近傍5mm以内において次のような条件をさらに満たすようにする。前記長軸方向の厚さThと対角線部方向の厚さTdとの差Th−Tdと、前記短軸方向の厚さTvと長軸方向の厚さThとの差Tv−Thと、短軸方向の厚さTvと対角線部方向の厚さTdとの差Tv−Tdとが最大となるようにすることである。
【0046】
前記のような条件は、電子ビームの偏向が最大になる部分における対角線部の厚さを一番薄くしながら、全体的には電子ビームの軌跡にファンネルを最適化させることができるので偏向電力低減に効果がある。また、前記コーン部24bは前記対角線部方向の厚さTdの設定において、その厚さの変化率ΔTdが前記ネックシール部22aと偏向基準位置R/Lとの間の区間よりは偏向基準位置R/LとTORとの間の区間において更に大きくなるようにしており、さらに、長、短軸及び対角線部の方向の全体的な厚さの変化率を考慮することにおいては前記ネックシール部22aと偏向基準位置R/Lとの間の区間においてΔTv>ΔTh>ΔTdの式を満たすようにし、前記偏向基準位置R/LとTOR区間との間においてはΔTd>ΔTh>ΔTvの式を満たすようにした。
【0047】
そして、前記のように構成されるコーン部24bも前述した例のように電子ビームの実質的な移動経路に合うように形状化された厚さを有して形成されることによって、言い換えると対角線方向の厚さTdを他の側の方向の厚さより小さくして形成され、陰極線管作用の際、電子ビームが前記コーン部24bの内面にぶつかることなく、スクリーン20にランディングされスクリーン20のコーナー部側に対しても良好な画像の実現をするのに役に立つ。
【0048】
【発明の効果】
以上のように、本発明の好ましい実施例について説明したが、本発明はこれに限られるわけではなく、特許請求の範囲と発明の詳細な説明及び添付した図面の範囲内で様々に変形して実施でき、これも本発明の範囲に属するのは当然のことである。
【0049】
上記のように、本発明による陰極線管は、偏向ヨークが装着されるファンネルのコーン部の方向によって異なる厚さをもって形成することによって、陰極線管作用の際、偏向電力が低減するようにしながらも電子ビームがコーン部の内面に衝突せずスクリーンにランディングするようにし良好な画像を実現する効果を持つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1による陰極線管を示した断面図
【図2】本発明の実施例1による陰極線管のパネルを示した平面図
【図3】本発明の実施例1による陰極線管の管軸に垂直なるコーン部の断面図
【図4】本発明の実施例1による陰極線管のコーン部の位置と厚さの相関関係を示すグラフ
【図5】本発明の実施例2による陰極線管を示した切開斜視図
【図6】実施例2による陰極線管の管軸に垂直なコーン部の断面図
【図7】実施例2による陰極線管の管軸に垂直なコーン部の断面図
【図8】実施例2による陰極線管の管軸に垂直なコーン部の断面図
【図9】本発明の実施例2による陰極線管のコーン部の位置と厚さの相関関係を示すグラフ
【符号の説明】
1 パネル
3 ファンネル
5 ネック部
7 スクリーン
7a スクリーンの対角線端
7b スクリーンの対角線端
9 偏向ヨーク
11 電子銃
13 シャドウマスク
30a ネックシール部
30b コーン部
30c ボディー
D パネルの対角線部
H パネルの長軸
R/L 偏向基準位置
P1 極大値
P2 極小値
TOR コーン部とボディーが接続する部位
Td パネルの対角線部方向の厚さ
Th パネルの長軸方向の厚さ
Tv パネルの短軸方向の厚さ
V パネルの短軸
Z 管軸
20 スクリーン
22 パネル
24 ファンネル
24a ネックシール部
24b コーン部
24c ボディー
26 電子銃
28 ネック部
30 偏向ヨーク
Claims (8)
- 内面にスクリーンが形成されるパネルと;電子銃が挿入設置されるネック部と;前記ネック部側に連結設置されるネックシール部と、該ネック部と連結設置されるコーン部と、該コーン部と前記パネルに連結設置されるボディーを含むファンネルと;前記コーン部の外周上に設置され、前記電子銃から放出された電子ビームを前記ファンネルの長軸及び短軸方向へ偏向させる偏向ヨークを含み、前記パネルの長軸方向における前記コーン部の厚さをTv、前記パネルの短軸方向における前記コーン部の厚さをTh、前記パネルの対角線方向の前記コーン部の厚さをTdとする時、前記コーン部の厚さが管軸に沿って次の式を満たして成る陰極線管であって、
Th(z)≒Tv(z)>Td(z)
前記スクリーンの対角線端から管軸上の任意の点に連結された二つの直線が形成する角度が陰極線管の偏向角と同一に成る様な管軸上の位置を偏向基準位置とし、前記コーン部と前記ボディーが接続する部位の位置をTORとする時、前記パネルの対角線方向における前記コーン部の厚さの変化率が、管軸に沿って前記ネックシール部と前記偏向基準位置との間の区間に比べて前記偏向基準位置と前記TORとの間の区間においてさらに大きく形成されることを特徴とする陰極線管。 - 内面にスクリーンが形成されるパネルと;電子銃が挿入設置されるネック部と;前記ネック部側へ連結設置されるネックシール部と、該ネックシール部と連結設置されるコーン部と、該コーン部と前記パネルに連結設置されるボディーを含むファンネルと;前記コーン部の外周上に設置され前記電子銃から放出された電子ビームを前記パネルの長軸及び短軸方向へ偏向させる偏向ヨークを含み、前記コーン部の厚さが管軸に沿って前記パネルの長軸方向及び前記パネルの短軸方向においては少なくとも1つ以上の極大値を有して非単調増加、または非単調減少函数により変化し、前記パネルの対角線方向においては少なくとも1つ以上の極小値を有して非単調増加または非単調減少函数により変化して成る請求項1に記載の陰極線管。
- 前記スクリーンの対角線端から管軸上の任意の点に連結された二つの直線が形成する角度が陰極線管の偏向角になるような管軸上の位置を偏向基準位置とし、前記コーン部と前記ボディーが接続される部位の位置をTORとする時、前記パネルの対角線方向の前記コーン部の厚さの変化率が管軸に沿って前記ネックシール部と前記偏向基準位置との間の区間のそれに比べて、前記偏向基準位置と前記TORとの間の区間においてさらに大きくなって形成されることを特徴とする請求項2に記載の陰極線管。
- 内面にスクリーンが形成されるパネルと;電子銃が挿入設置されるネック部と;前記ネック部側へ連結設置されるネックシール部と、該ネックシール部と連結設置されながら管軸に垂直な断面の形状がパネルの長軸及び短軸以外の方向へ最大径を有する非円形状に形成されるコーン部と、該コーン部と前記パネルに連結設置されるボディーを含むファンネルと;前記コーン部の外周上に設置され前記電子銃から放出された電子ビームを前記パネルの長軸及び短軸方向ヘ偏向させる偏向ヨークを含み、前記パネルの長軸方向における前記コーン部の厚さをTv、前記パネルの短軸方向における前記コーン部の厚さをTh、前記パネルの対角線方向における前記コーン部の厚さをTdとする時、前記コーン部の厚さが管軸に沿って次の式を満たしてなる陰極線管であって、
Tv(z)>Th(z)>Td(z)
前記スクリーンの対角線端から管軸上の任意の点に連結された二つの直線が形成する角度が陰極線管の偏向角と同一に成る様な管軸上の位置を偏向基準位置とし、前記コーン部と前記ボディーが接続する部位の位置をTORとする時、前記パネルの対角線方向における前記コーン部の厚さの変化率について、管軸に沿って前記ネックシール部と前記偏向基準位置との間の区間のそれに比べて前記偏向基準位置と前記TORとの間の区間でさらに大きく形成されることを特徴とする陰極線管。 - 内面にスクリーンが形成されるパネルと、電子銃が挿入設置されるネック部と、前記ネック部側に連結設置されるネックシール部と、該ネックシール部と連結設置されながら管軸に垂直な断面の形状がパネルの長軸及び短軸以外の方向に最大径を有する非円形状に形成されるコーン部と、該コーン部と前記パネルに連結設置されるボディーを含むファンネルと、前記コーン部の外周上に設置され前記電子銃から放出された電子ビームを前記パネルの長軸及び短軸方向ヘ偏向させる偏向ヨークを含み、前記スクリーンの対角線端から管軸上の任意の点に連結された二つの直線が形成する角度が陰極線管の偏向角と同一になるようにする管軸上の位置を偏向基準位置とする時、前記コーン部の厚さが管軸に沿って前記パネルの長軸方向及び前記パネルの短軸方向においては単調増加函数により変化し、前記パネルの対角線方向においては前記ネックシール部と前記偏向基準位置との間に少なくとも一つ以上の極小値を有して非単調増加または非単調減少函数により変化してなる請求項4に記載の陰極線管。
- 前記コーン部は、前記パネルの長軸方向の厚さと前記パネルの対角線方向の厚さとの差と、前記パネルの短軸方向の厚さと前記パネルの長軸方向の厚さとの差と、前記パネルの短軸方向の厚さと前記パネルの対角線方向の厚さとの差が前記偏向基準位置を中心にその近傍5mm以内で最大になるようにしたことを特徴とする請求項5に記載の陰極線管。
- 前記コーン部は前記ネックシール部と前記偏向基準位置との間の区間における前記パネルの長、短軸及び対角線方向の厚さの変化率が次の式を満たしてなることを特徴とする請求項5に記載の陰極線管。
ΔTv>ΔTh>ΔTd - 前記コーン部と前記ボディーが接続する部位の位置をTORとする時、前記コーン部は前記偏向基準位置と前記TORとの間の区間における前記パネルの長、短軸及び対角線方向の厚さの変化率が次の式が満たしてなることを特徴とする請求項5に記載の陰極線管。
ΔTd>ΔTh>ΔTv
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