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JP4522607B2 - 自動車用ホイールカバー - Google Patents
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車のロードホイールに取り付けられる自動車用ホイールカバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図12(a)、(b)は、従来例のホイールカバーを示す。図中、符号1は自動車のロードホイール、2はホイールディスク、3はハブナット、4はホイールナット、5はホイールリム、6はタイヤ、7はホイールカバーである。
ホイールカバー7は、合成樹脂により略円盤状に形成されたカバー本体8を主体として構成されており、このカバー本体8の外周部の複数箇所から該カバー本体8の裏面8a側に突出された係止片9をホイールリム5の車外側に嵌合させることでロードホイール1に組み付けられ、カバー本体8によって前記ホイールディスク2、ハブナット3、ホイールナット4等を車外側に露出させないように覆うようになっている。図12(b)中、10はリング状のワイヤであり、カバー本体8の径方向に対向する係止片9間の距離を維持するとともに、各係止片9をホイールリム5に対して付勢する付勢部材としての機能を果たす。また、ホイールカバー7は、各係止片9からホイールカバー7の径方向外側に向けて突出された突部9aを、ホイールリム5の車外側部分の周方向略全周にわたって形成されたハンプ11に、ホイールリム5の径方向中心側から係合させることで、ホイールリム5から車外側に容易には離脱しないようになっている。ホイールカバー7の取り外しは、カバー本体8の外周部とホイールリム5との間に工具12(図12(b)参照)を差し込んで行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ホイールカバーにはアルミホイール等の金属ホイールに似せたいという要求があり、カバー本体の表面(車外側に向けられる面)の色や造形によって、アルミホイール等の金属ホイールに近い意匠を形成する。また、ロードホイールをハブに取り付けるホイールナット等に似せたナットの形(図12(a)、(b)の擬似ナット13)をカバー本体に一体造形することで、意匠がより本物に近付く。
しかし、ホイールカバーに擬似ナットを形成すると、例えばタイヤ交換時、雪道でのチェーン装着時等に、ユーザーが前記擬似ナットを本物のナットと誤解して車載工具を使って回転させようとし、擬似ナットを破壊したり傷付けて、ホイールカバーの装飾性を失ってしまう可能性があった。例えば、ロードホイールをハブに取り付けるホイールナットに似せて造形した擬似ナットに、本物のホイールナットを回転するための車載工具であるホイールナットレンチのソケット部を嵌め込んで回転させようとし、擬似ナットを破壊したり傷付ける可能性がある。
【0004】
本発明は、前述の課題に鑑みてなされたもので、車載工具(特に自動車の購入時の付属品となっている標準工具)や一般の市販の工具を擬似ナットに誤って嵌め込めなくすることで、擬似ナットを傷めることを防止できるとともに、擬似ナットに本物のナットに近い意匠を確保できる自動車用ホイールカバーを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
発明は、ロードホイールに取り付けられる自動車用ホイールカバーであって、合成樹脂により円盤状に形成されたカバー本体に、このカバー本体の表面側から窪んだ形状の凹部と、この凹部の底面から前記凹部の側壁部との間に間隙を有してカバー本体表面側に向けて突出するとともにカバー本体表面側から見て多角形状になっている擬似ナットとが形成され、前記凹部の開口端縁の最小内径寸法をaとし、前記擬似ナットの中心点を挟んで対向する頂点間を結んだ擬似ナットの外径寸法をbとしたときに、a≦bであることを特徴とする。
また、ロードホイールに取り付けられる自動車用ホイールカバーであって、合成樹脂により円盤状に形成されたカバー本体に、このカバー本体の表面側から窪んだ形状の凹部と、この凹部の底面から前記凹部の側壁部との間に間隙を有してカバー本体表面側に向けて突出するとともにカバー本体表面側から見て多角形状になっている擬似ナットとが形成され、前記凹部の開口端縁の最小内径寸法をaとし、この自動車用ホイールカバーが装着される車両に付属し、前記ロードホイールに設けられているホイールナットの回転操作用のホイールナットレンチのソケット部の外径寸法をcとしたときに、a<cであることを特徴とする。
また、本発明は、ロードホイールに取り付けられる自動車用ホイールカバーであって、合成樹脂により円盤状に形成されたカバー本体に、このカバー本体の表面側から窪んだ形状の凹部と、この凹部の底面から前記凹部の側壁部との間に間隙を有してカバー本体表面側に向けて突出するとともにカバー本体表面側から見て多角形状になっている擬似ナットとが形成され、前記擬似ナットの外周面の少なくとも一箇所と、前記凹部の側壁部との間を橋絡するリブが形成されていることを特徴とする。
また、本発明は、前記リブの車外側端面は、少なくとも前記擬似ナット近傍に位置する部分が、前記凹部の開口端縁から前記凹部の底面側へ下がった位置にあることを特徴とする。
また、本発明は、前記リブは、前記凹部の側壁部と多角形状をした擬似ナットの頂点との間を橋絡するように形成されていることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下本発明の1実施の形態の自動車用ホイールカバーを、図面を参照して説明する。
図1に示すように、本実施の形態の自動車用ホイールカバー20(以下「ホイールカバー20」と略称する場合がある)は、自動車のロードホイールの車外側に取り付けられるものであり、合成樹脂によって略均等の肉厚を以って略円盤状に形成されたカバー本体21の中央部、車外側に、ホイールナットに似せた擬似ナット22が複数形成されている。なお、以下の各実施形態は、前記ホイールカバー20の具体的構成を説明するものであり、各実施形態の違いは、カバー本体に形成された凹部と、この凹部内側に形成された擬似ナットの具体的形状が異なる点である。各実施形態における凹部、擬似ナット以外の構成は、図12(a)、(b)に示すホイールカバーと同様になっている(但し、カバー本体等に付す符号は異なる)。
【0007】
図2は、車載工具の一例としてのホイールナットレンチ23を示す斜視図である。図2中、寸法cは、このホイールナットレンチ23のソケット部24の外径寸法である。
【0008】
(第1実施形態)
図3〜図5は、本発明に係る第1実施形態のホイールカバーのカバー本体31に形成された凹部32及び擬似ナット33の近傍を示す図であって、図3はカバー本体31の表面31a側から見た平面図、図4は図3のSA−SA線断面矢視図、図5は図3のSB−SB線断面矢視図である。
前記凹部32は、カバー本体31をその表面31a側から裏面31b側へ突出させた形状に成形した部分によって表面31aから窪んだ形状に形成されており、前記擬似ナット33は、カバー本体31を前記凹部32の底面32aから立ち上げるようにして前記凹部32の側壁部32bとの間に間隙34を有してカバー本体表面31a側に向けて突出する形状に成形した部分である。前記凹部32は平面視六角形状の内面形状を有し、前記擬似ナット33も平面視六角形状に形成されている。凹部32の六角形の各頂点(凹部32内面の各入り隅32c)は、擬似ナット33の中心軸線の平面視の位置である中心点35から延びて擬似ナット33の平面視六角形の各頂点33aを通る各仮想直線(例えば図3のSA−SA線)上に位置されている。
なお、凹部が、カバー本体をその表面側から裏面側へ突出させた形状に成形した部分によってカバー本体表面から窪んだ形状に形成されていること、並びに、擬似ナットが、前記凹部の底面から立ち上げるようにして前記凹部の側壁部との間に間隙を有してカバー本体表面側に向けて突出する形状にカバー本体を成形した部分であることは、他の各実施形態でも共通である。
【0009】
図3のSA−SA線は、擬似ナット33において前記中心点35を挟んで対向する一対の頂点33a及び一対の入り隅32cを通っている。図3のSB−SB線は、擬似ナット33において前記中心点35を挟んで対向する2つの側面33bに対して直交し、各側面33bに対して間隙34を介して対向する側壁部32bの内面に対しても直交している。図5に示すように、このSB−SB線に沿った断面における前記凹部32の開口端縁32d間の距離aは、凹所32の開口端縁32dの最小内径寸法(以下「最小内径寸法a」と称する場合がある)となっている。
【0010】
この実施形態のホイールカバーでは、図4に示すように、前記擬似ナット33の中心点35を挟んで対向する一対の頂点33a間の距離である擬似ナット33の外径寸法b(最大外径寸法)と、凹部32の最小内径寸法a(図5参照)とが一致している(つまりa=b)。仮に、図2に例示したようなホイールナットレンチ23を用いて擬似ナット33を回そうとする場合、少なくとも、凹部32の最小内径寸法aよりも小さい外径寸法cを有する(つまりb>c)ソケット部24を設けたものを選択使用する必要があるが、このb>cの関係を満たすソケット部24を採用したとしても、前述のa=bの関係により、ソケット部24を凹部32に嵌め込むことは出来ない。
【0011】
図6は比較例を示す図であり、擬似ナットNの最大外形寸法bに比べて、凹部Hの最小内径寸法a(図5参照)の方が充分に大きく、擬似ナットNと凹部Hの側壁部との間の間隙Sにソケット部24を挿入できる場合である。つまり、図6に示すように、ソケット部24は、ナットを収容するナット収容部24a(図2参照)と該ソケット部24の外面24bとの間の肉厚tの壁部分を、擬似ナットNと凹部H内面との間の間隙Sに挿入できれば、擬似ナットNをナット収容部24aに収容して、ソケット部24を擬似ナットNに対して係合できる。凹部Hの最小内径寸法aと擬似ナットNの最大外形寸法bとの寸法差が、ソケット部24の壁部の肉厚tよりも大きければ(a−b>t)、擬似ナット33に対するソケット部24の嵌め込みが可能である。
【0012】
しかしながら、図1〜図3に示すように、擬似ナット33の最大外径寸法bと凹部32の最小内径寸法aとの関係がa=bであれば、ソケット部24が、凹部32の最小内径寸法aに対してa>cの関係を満たす外形寸法cを有していたとしても、壁部分の肉厚tが実質的に存在しないソケット部24でなければ間隙34に挿入できないことになる。したがって、この実施形態では、工具(ホイールナットレンチ23)によって擬似ナット33を誤って回すことを確実に防止できる。しかも、擬似ナット33と凹部32内面との間に充分な間隙34も確保されるため、外観上、本物に近い意匠を確保できる。
【0013】
凹部の最小内径寸法aの方が擬似ナットの最大外形寸法bよりも大きい場合、凹部の最小内径寸法aと擬似ナットの最大外形寸法bとの寸法差が、ソケット部24の壁部の肉厚tよりも小さい関係(つまりa−b<t)が成立する範囲であれば、前述のa=bの関係に限定されず、凹部の最小内径寸法aに比べて擬似ナットの最大外形寸法bを小さく設定しても、間隙34へのソケット部24の挿入を確実に防止できる。a−b<tが維持される範囲で凹部の最小内径寸法aや擬似ナットの最大外形寸法bを調整することが可能であり、これにより、より本物のナットに近い意匠を造形することができる。
ところで、車載工具(特に自動車の購入時の付属品となっている標準工具)に入っているホイールナットレンチは、ソケット部を挿入係合して回転操作するナット25の対向する2面間の離間寸法(図7参照。2面幅d)の、ソケット部外径cに対する寸法比(c/d)が、最小で1.21である。したがって、ホイールカバーの凹部の開口端縁の最小内径寸法aと、前記擬似ナット33の対向する2面幅dとが(a/d)≦1.21の関係にあれば、擬似ナット33に対するソケット部24の誤挿入を防止できる。(a/d)≦1.21の構成であれば、一般に市販されているホイールナットレンチの殆どについても、擬似ナット33に対するソケット部24の誤挿入を防止できる。
【0014】
(第2実施形態)
図8に示すように、本発明に係る第2実施形態は、前記擬似ナット33の最大外径寸法bを、凹部32の最小内径寸法aよりも僅かに大きくしたものである(つまりa<b)。この実施形態でも、ホイールナットレンチ23のソケット部24を擬似ナット33の外側に挿入できないことは言うまでも無い。
【0015】
(第3実施形態)
図9に示すように、本発明に係る第3実施形態は、平面視六角形の擬似ナット33を、開口端縁36が平面視円形になっている凹部37の内側に形成している。この実施形態では、擬似ナット33の最大外径寸法bが、凹部37の最小内径寸法aと一致されており(つまりa=b)、擬似ナット33の各頂点33aが凹部37の開口端縁36に接触、あるいは連続されている。
この実施形態でも、ホイールナットレンチ23のソケット部24を擬似ナット33の外側に挿入できないことは言うまでも無い。
【0016】
(第4実施形態)
図10に示すように、本発明に係る第4実施形態は、開口端縁38が平面視六角形になっている凹部39の最小内径寸法aと、この凹部39の内側に形成された平面視六角形の擬似ナット33の最大外径寸法bとがa=bの関係になっている点では第1実施形態と同じであるが、擬似ナット33の各頂点33aは、開口端縁38の隣り合う入り隅39a間に延在する辺40の中央部に接触、あるいは連続されている。
したがって、この実施形態でも、ホイールナットレンチ23のソケット部24を擬似ナット33の外側に挿入できないことは言うまでも無い。
【0017】
(第5実施形態)
図11(a)、(b)に示すように、本発明に係る第5実施形態は、カバー本体に形成した凹部41の内側に該凹部41の側壁部42との間に間隙43を有して形成された擬似ナット33と、前記凹部41の側壁部42との間を橋絡するリブ44を、前記擬似ナット33の外周面の複数箇所に形成したものである。図11(a)、(b)において、リブ44の形成位置は、擬似ナット33の各頂点33aや、擬似ナット33の6つの各側面33bにおける隣り合う頂点33a間の中間位置に対応しており、リブ44は、擬似ナット33の外周方向に沿った合計12箇所に形成されている。
この実施形態では、リブ44によって、ホイールナットレンチ23のソケット部24の誤挿入を確実に防止できる。また、前記リブ44の車外側端面44aは、前記凹部41の開口端縁41aから擬似ナット33側に行くにしたがって次第に前記凹部41の底面41b側へ下るように傾斜されており、前記リブ44と前記擬似ナット33との境界では、この車外側端面44aは、前記凹部41の開口端縁41aよりも前記凹部41の底面41b側へ下がった位置にある。このような構成では、ホイールカバーを車外側から見たときに擬似ナット33が立体的に見え、より本物に近い意匠が得られる。
【0018】
なお、本発明は、前記実施の形態に限定されず、各種変更が可能である。
前述の実施の形態では、擬似ナットとして、ホイールカバーのカバー本体の表面側から見た形状が六角形(ほぼ正六角形)になっている構成を例示したが、本発明はこれに限定されず、例えばカバー本体の表面側から見た形状が12角形(正12角形)等の各種多角形状(正多角形状)の擬似ナットを採用できる。
図11(a)、(b)では、凹部の側壁部と擬似ナットとの間の間隙の合計12箇所に凹部の側壁部と擬似ナットとの間を橋絡するリブを形成した構成を例示したが、凹部の側壁部と擬似ナットとの間を橋絡するリブの前記間隙における形成数は1以上であれば良く、これにより、ホイールナットレンチのソケット部の擬似ナットに対する嵌め込みを防止できる。但し、意匠上、より本物のナットに近い造形とするには、少なくとも、擬似ナットの各頂点と凹部の側壁部との間を橋絡するリブを形成することが有効であり、さらに、各リブの車外側端面が擬似ナットの近傍で凹部底面側に下がった位置にあることが、より有効である。
【0019】
【発明の効果】
以上説明したように、発明の自動車用ホイールカバーによれば、凹部の開口端縁の最小内径寸法aと、前記擬似ナットの中心点を挟んで対向する頂点間を結んだ擬似ナットの外径寸法bとの寸法関係によって、ホイールナットレンチの擬似ナットに対する嵌め込みを防止できる。
また、凹部の開口端縁の最小内径寸法aと、ホイールナットレンチの外径cとの寸法関係によって、ホイールナットレンチの擬似ナットに対する嵌め込みを防止できる。
また、カバー本体に形成された凹部の側壁部と擬似ナットとの間の間隙に形成したリブによって、ホイールナットレンチの擬似ナットに対する嵌め込みを防止できる。ホイールナットレンチの擬似ナットに対する誤挿入を防止できることで、誤挿入による擬似ナットの損傷等を無くすことができる。
また、擬似ナットに本物のナットに近い意匠も確保できるといった利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の自動車用ホイールカバーのロードホイールに対する取り付け状態を示す図である。
【図2】 図1のロードホイールに設けられているホイールナットの回転操作用のホイールナットレンチを示す斜視図である。
【図3】 本発明の第1実施形態の自動車用ホイールカバーのカバー本体に形成された凹部及び擬似ナットの近傍をカバー本体の表面側から見た平面図である。
【図4】 図3のSA−SA線断面矢視図である。
【図5】 図3のSB−SB線断面矢視図である。
【図6】 比較例の自動車用ホイールカバーのカバー本体に形成された凹部及び擬似ナットの近傍をカバー本体の表面側から見た平面図である。
【図7】 ホイールナットレンチが適用されるナットを示す平面図であり、このナットの2面幅を示す。
【図8】 本発明の第2実施形態の自動車用ホイールカバーのカバー本体に形成された凹部及び擬似ナットの近傍をカバー本体の表面側から見た平面図である。
【図9】 本発明の第3実施形態の自動車用ホイールカバーのカバー本体に形成された凹部及び擬似ナットの近傍をカバー本体の表面側から見た平面図である。
【図10】 本発明の第4実施形態の自動車用ホイールカバーのカバー本体に形成された凹部及び擬似ナットの近傍をカバー本体の表面側から見た平面図である。
【図11】 本発明の第5実施形態の自動車用ホイールカバーのカバー本体に形成された凹部及び擬似ナットの近傍を示す図であって、(a)はカバー本体の表面側から見た平面図、(b)は(a)のSC−SC線断面矢視図である。
【図12】 従来例の自動車用ホイールカバーを示す図であって、(a)は平面図、(b)はロードホイールに対する取り付け状態を示す正断面図である。
【符号の説明】
20…ホイールカバー、21…カバー本体、22…擬似ナット、23…ホイールナットレンチ、24…ソケット部、31…カバー本体、31a…カバー本体表面、32…凹部、32a…底面、32b…側壁部、32d…開口端縁、33…擬似ナット、33a…頂点、33b…外周面(側面)、34…間隙、35…中心点、36…開口端縁、37…凹部、38…開口端縁、39…凹部、41…凹部、41a…開口端縁、41b…底面、42…側壁部、43…間隙、44…リブ、44a…車外側端面、a…最小内径寸法、b…擬似ナットの外径寸法、c…ホイールナットレンチの外径、d…擬似ナットの対向する2面幅。

Claims (5)

  1. ロードホイールに取り付けられる自動車用ホイールカバーであって、
    合成樹脂により円盤状に形成されたカバー本体に、このカバー本体の表面側から窪んだ形状の凹部と、この凹部の底面から前記凹部の側壁部との間に間隙を有してカバー本体表面側に向けて突出するとともにカバー本体表面側から見て多角形状になっている擬似ナットとが形成され、
    前記凹部の開口端縁の最小内径寸法をaとし、前記擬似ナットの中心点を挟んで対向する頂点間を結んだ擬似ナットの外径寸法をbとしたときに、a≦bであることを特徴とする自動車用ホイールカバー。
  2. ロードホイールに取り付けられる自動車用ホイールカバーであって、
    合成樹脂により円盤状に形成されたカバー本体に、このカバー本体の表面側から窪んだ形状の凹部と、この凹部の底面から前記凹部の側壁部との間に間隙を有してカバー本体表面側に向けて突出するとともにカバー本体表面側から見て多角形状になっている擬似ナットとが形成され、
    前記凹部の開口端縁の最小内径寸法をaとし、この自動車用ホイールカバーが装着される車両に付属し、前記ロードホイールに設けられているホイールナットの回転操作用のホイールナットレンチのソケット部の外径寸法をcとしたときに、a<cであることを特徴とする自動車用ホイールカバー。
  3. ロードホイールに取り付けられる自動車用ホイールカバーであって、合成樹脂により円盤状に形成されたカバー本体に、このカバー本体の表面側から窪んだ形状の凹部と、この凹部の底面から前記凹部の側壁部との間に間隙を有してカバー本体表面側に向けて突出するとともにカバー本体表面側から見て多角形状になっている擬似ナットとが形成され、前記擬似ナットの外周面の少なくとも一箇所と、前記凹部の側壁部との間を橋絡するリブが形成されていることを特徴とする自動車用ホイールカバー。
  4. 前記リブの車外側端面は、少なくとも前記擬似ナット近傍に位置する部分が、前記凹部の開口端縁から前記凹部の底面側へ下がった位置にあることを特徴とする請求項3記載の自動車用ホイールカバー。
  5. 前記リブは、前記凹部の側壁部と多角形状をした擬似ナットの頂点との間を橋絡するように形成されていることを特徴とする請求項3または4記載の自動車用ホイールカバー。
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