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JP4523474B2 - 不良検査装置及びptp包装機 - Google Patents
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JP4523474B2 - 不良検査装置及びptp包装機 - Google Patents

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Description

本発明は、PTPシートの製造に際し、錠剤やカプセル等を透過するほどの比較的強い光を用いて行われる不良検査のための装置、及び、当該不良検査装置を備えたPTP包装機を含む技術分野に属するものである。
一般に、PTPシートは、錠剤等が充填されるポケット部が形成された樹脂製の包装用フィルムと、その包装用フィルムにポケット部の開口側を密封するように前記包装用フィルムに取着されるアルミニウム製のカバーフィルムとから構成されている。
ところで、ポケット部に錠剤等が充填された後、カバーフィルムが取着される前段階において、錠剤の表面欠け等に関する異常を検査することが行われる。かかる検査手法としては、照射手段を用いて所定の光を錠剤に照射し、そこで反射した光を撮像することに基づいて、画像信号から輝度データを得た上で検査を行うのが一般的である。
しかしながら、上記技術では、錠剤の表面欠け部分に陰ができるような照射手段を用意する必要がある。一方で、そのような照射手段を用いて照射を行うと、錠剤表面の照度斑が大きくなり、期待する検出精度が得られないおそれがある。
これに対し、錠剤充填後において、例えばポケット部側に設けられた照射手段から光を照射して、照射手段とは反対側に設けられたカメラにて透過光の撮像を行うという技術がある。この技術では、包装用フィルム及び錠剤を透過した光の画像データに基づいて、錠剤表面に欠け等の異常があるか否かが検査される(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−198175号公報
ところが、上記技術では、照射手段からは、錠剤を透過するほどの比較的強い光が照射される。このため、錠剤の存在する領域と、存在しない背景領域との輝度差(明度差)が著しく大きくなってしまう。特に、CCDカメラで撮像したような場合には、所謂スミア現象が起きてしまい、錠剤の領域を的確に特定できず、正確な検査に支障を来したり、異常検出精度が低下したりするという不具合の起こるおそれがあった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、PTPシートの製造過程における不良を検査するに際し、スミア現象を防止しつつ、検査精度の飛躍的な向上を図ることのできる不良検査装置、及び、PTP包装機を提供することを主たる目的の一つとしている。また、本発明は、検査に際しての処理の複雑化を抑制することをも目的の一つとしている。
以下、上記目的等を解決するのに適した各手段につき項分けして説明する。なお、必要に応じて対応する手段に特有の作用効果等を付記する。
手段1.PTPシートの製造過程にあって、搬送される帯状の包装用フィルムに形成されたポケット部に錠剤が収容された後、前記ポケット部を塞ぐようにカバーフィルムがシール状態で取着される前段階において用いられる不良検査装置であって、
前記錠剤及び包装用フィルムに対し、所定の光を照射可能な第1光源及び第2光源を具備する照明手段と、
前記照明手段とは前記包装用フィルムを介して反対側に設けられ、前記第1光源及び前記第2光源から照射され前記錠剤及び前記包装用フィルムを透過する光を撮像可能な撮像手段と、
前記撮像手段から出力される画像信号を処理する画像処理装置とを備え、
前記画像処理装置は、前記画像信号から得た画像データに基づき、少なくとも前記錠剤の表面異常を検出可能に構成されており、
前記撮像手段によって、前記第1光源からの光のうち前記包装用フィルム越しに前記錠剤を透過した光と、前記第2光源から前記包装用フィルム越しに前記撮像手段に直接入射する光とが撮像されるよう構成したことを特徴とする不良検査装置。
手段1によれば、PTPシートの製造過程にあって、搬送される帯状の包装用フィルムに形成されたポケット部に錠剤が収容された後、ポケット部を塞ぐようにカバーフィルムがシール状態で取着される前段階において不良検査装置による不良検査が行われる。すなわち、照明手段の光源からは、錠剤及び包装用フィルムに対し、所定の光が照射される。また、照明手段とは包装用フィルムを介して反対側に設けられた撮像手段により、光源から照射され錠剤及び包装用フィルムを透過する光が撮像される。そして、画像処理装置では、前記撮像手段から出力される画像信号が処理され、画像信号から得た画像データに基づき、少なくとも錠剤の表面異常が検出される。このため、反射光を用いて検査を行う場合と異なり、錠剤表面の照度斑が大きくなる等の懸念の必要がなくなる。
また、撮像手段にて、錠剤を透過するのに十分な光(比較的強い光)が直接撮像される構成とした場合、錠剤の存在する領域と、存在しない背景領域との輝度差(明度差)が著しく大きくなってしまうことが懸念される。この点、本手段では、第1光源からの光については、錠剤を透過した光のみが撮像手段に撮像されるようになっている。このため、第1光源を、錠剤を透過するのに十分な光を照射可能とすることで、上記したような透過光による検査を実施することができるとともに、撮像手段に入射される光が強すぎることに起因する不具合、例えば、撮像手段としてCCDカメラ等が採用された場合のスミア現象を防止することができる。
また、例えば、このような第1光源からの光だけを照射する場合、錠剤の存在する領域は明るく、錠剤の存在しない背景領域は暗くなる。しかしながら、第1光源からの光のうち、ポケット部のエッジ部(包装用フィルム表面とポケット部の底面とを連結する部位)を透過する光に関しては、当該エッジ部を透過する際に撮像手段に直接入射する方向に屈折してしまうおそれがある。そして、当該屈折に起因して、背景領域のうちエッジ部に対応する部分については明るくなってしまい、錠剤の存在する領域と当該エッジ部の領域との区別がつきにくくなることが懸念される。特に、錠剤がエッジ部に寄ってしまっていると、当該エッジ部の領域についても錠剤の存在する領域であると認定されてしまうおそれがあるため、錠剤とエッジ部とを区別して錠剤の存在する領域を特定するための処理を別途行う必要があり、この場合、処理の複雑化を招くおそれがある。
この点、本手段では、第2光源からの光を照射することとしており、これにより包装用フィルム越しに撮像手段への光の直接入射が許容される。このため、錠剤の存在しない背景領域については、錠剤の存在する領域よりも確実に明るくなる。すなわち、前記エッジ部をも含む錠剤の存在しない背景領域と、錠剤の存在する領域との明度差が明確に表れ、これによって錠剤と背景領域とを確実に区別することができる。従って、錠剤の領域を特定するために、エッジ部と錠剤とを区別するための処理を別途行わなくとも済み、処理の複雑化を招くといったおそれを抑制することができる。結果として、スミア現象を防止しつつ、検査に際しての処理の複雑化を招くことなく、異常検出精度の向上を図ることができる。
なお、「前記第2光源は、スミア現象が起きない程度の(前記錠剤を透過しない)比較的弱い光を照射可能であること」としてもよい。この場合、スミア現象を防止するといった効果が確実に奏される。
手段2.前記第1光源を前記撮像手段のレンズ画角範囲外に配設し、かつ、前記第2光源を前記撮像手段のレンズ画角範囲内に配設した構成、及び、
前記第1光源を、当該第1光源からの光が、少なくとも前記撮像手段の撮像に際して前記包装用フィルム越しに前記錠剤にのみ照射されるように、指向性のある光を照射可能とし、かつ、前記第2光源を、前記包装用フィルム越しに前記撮像手段に直接入射する光を照射可能とする構成のうち少なくとも一方の構成を採用したことを特徴とする手段1に記載の不良検査装置。
手段2によれば、第1光源を撮像手段のレンズ画角範囲外に配設したり、又は、撮像手段の撮像に際し、第1光源からの指向性を有する光が包装用フィルム越しに錠剤にのみ当たるよう構成したりすることで、第1光源からの(比較的強い)光が撮像手段に直接入射することが確実に抑止され、直接入射に起因するスミア現象の防止が図られる。
また、第2光源からの光を照射することとしており、これにより包装用フィルム越しに撮像手段への光の直接入射が許容される。以上のような構成を採用することで、上記手段1の作用効果がより確実に奏される。
なお、「指向性のある光」とあるのは、例えば、レーザ光に代表されるような「広がることなく一方向へ進む光」が含まれる。また、本手段においては、第1光源からの光が撮像手段に直接入射することによる不具合を回避することを技術的特徴としており、例えば、「前記第1光源からの光のうち前記包装用フィルム越しに前記撮像手段に直接入射する光を遮る遮光手段を備え」ることでも、第1光源からの光を指向性のあるもの(前記包装用フィルム越しに前記撮像手段に直接入射する光を除いた光)とすることができ、上記不具合を回避することができる。つまり、上記のような「光」も「指向性のある光」に含まれる。
手段3.PTPシートの製造過程にあって、搬送される帯状の包装用フィルムに形成されたポケット部に錠剤が収容された後、前記ポケット部を塞ぐようにカバーフィルムがシール状態で取着される前段階において用いられる不良検査装置であって、
前記錠剤及び包装用フィルムに対し、前記錠剤を透過するのに十分な、第1の波長域の光を照射可能な第1光源、及び前記第1の波長域とは異なる第2の波長域の光を照射可能な第2光源を具備する照明手段と、
前記照明手段とは前記包装用フィルムを介して反対側に設けられ、前記第1光源及び前記第2光源から照射され前記包装用フィルム及び前記錠剤を透過する光を撮像可能な撮像手段と、
前記撮像手段から出力される画像信号を処理する画像処理装置とを備え、
前記画像処理装置は、前記画像信号から得た画像データに基づき、少なくとも前記錠剤の表面異常を検出可能に構成されており、
さらに、前記第1光源からの光に関しては、前記包装用フィルム越しに前記撮像手段に直接入射する光を除去又は減光させ、前記第2光源からの光に関しては、前記包装用フィルム越しに前記撮像手段への光の直接入射を許容する直接入射光制限手段を設けたことを特徴とする不良検査装置。
手段3によれば、直接入射光制限手段を設けることによって、錠剤を透過するのに十分な強い光である第1光源からの光のうち、包装用フィルム越しに撮像手段に直接入射する光が除去又は減光させられる。また、第2光源からの光を照射することとしており、これにより包装用フィルム越しに撮像手段への光の直接入射が許容される。従って、上記手段1と同様の作用効果が奏される。
手段4.PTPシートの製造過程にあって、搬送される帯状の包装用フィルムに形成されたポケット部にカプセルが収容された後、前記ポケット部を塞ぐようにカバーフィルムがシール状態で取着される前段階において用いられる不良検査装置であって、
前記カプセル及び包装用フィルムに対し、所定の光を照射可能な第1光源及び第2光源を具備する照明手段と、
前記照明手段とは前記包装用フィルムを介して反対側に設けられ、前記第1光源及び前記第2光源から照射され前記カプセル及び前記包装用フィルムを透過する光を撮像可能な撮像手段と、
前記撮像手段から出力される画像信号を処理する画像処理装置とを備え、
前記画像処理装置は、前記画像信号から得た画像データに基づき、少なくとも前記カプセルの空異常を検出可能に構成されており、
前記撮像手段によって、前記第1光源からの光のうち前記包装用フィルム越しに前記カプセルを透過した光と、前記第2光源から前記包装用フィルム越しに前記撮像手段に直接入射する光とが撮像されるよう構成したことを特徴とする不良検査装置。
手段4によれば、透過光を用いることでカプセルの空異常の検査が実現できる。そして、当該検査に際し、上記手段1と同様の作用効果が奏される。
手段5.前記第1光源を前記撮像手段のレンズ画角範囲外に配設し、かつ、前記第2光源を前記撮像手段のレンズ画角範囲内に配設した構成、及び、
前記第1光源を、当該第1光源からの光が、少なくとも前記撮像手段の撮像に際して前記包装用フィルム越しに前記錠剤にのみ照射されるように、指向性のある光を照射可能とし、かつ、前記第2光源を、前記包装用フィルム越しに前記撮像手段に直接入射する光を照射可能とする構成のうち少なくとも一方の構成を採用したことを特徴とする手段4に記載の不良検査装置。
手段5によれば、カプセルの空異常の検査に関し、上記手段2と同様の作用効果が奏される。
手段6.PTPシートの製造過程にあって、搬送される帯状の包装用フィルムに形成されたポケット部にカプセルが収容された後、前記ポケット部を塞ぐようにカバーフィルムがシール状態で取着される前段階において用いられる不良検査装置であって、
前記カプセル及び前記包装用フィルムに対し、前記カプセルを透過するのに十分な、第1の波長域の光を照射可能な第1光源、及び前記第1の波長域とは異なる第2の波長域の光を照射可能な第2光源を具備する照明手段と、
前記照明手段とは前記包装用フィルムを介して反対側に設けられ、前記第1光源及び前記第2光源から照射され前記包装用フィルム及び前記カプセルを透過する光を撮像可能な撮像手段と、
前記撮像手段から出力される画像信号を処理する画像処理装置とを備え、
前記画像処理装置は、前記画像信号から得た画像データに基づき、少なくとも前記カプセルの空異常を検出可能に構成されており、
さらに、前記第1光源からの光に関しては、前記包装用フィルム越しに前記撮像手段に直接入射する光を除去又は減光させ、前記第2光源からの光に関しては、前記包装用フィルム越しに前記撮像手段への光の直接入射を許容する直接入射光制限手段を設けたことを特徴とする不良検査装置。
手段6によれば、透過光を用いることでカプセルの空異常の検査が実現できる。そして、当該検査に際し、上記手段3と同様の作用効果が奏される。
手段7.前記直接入射光制限手段は、少なくとも前記第1光源と、前記撮像手段のレンズ部中心を結ぶ直線上の光を一部反射又は全反射可能に構成されていることを特徴とする手段3又は6に記載の不良検査装置。
手段7によれば、直接入射光制限手段によって、少なくとも第1光源と、撮像手段のレンズ部中心を結ぶ直線上の光が一部反射又は全反射させられる。このため、撮像手段に第1光源からの光が直接入射させられにくくなり、上述した作用効果がより確実に奏されやすくなる。
手段8.前記直接入射光制限手段は、少なくとも前記直線方向に対し、前記レンズ部の画角分以内の前記第1光源からの光を一部反射又は全反射可能に構成されていることを特徴とする手段7に記載の不良検査装置。
手段8によれば、直接入射光制限手段によって、さらに、少なくとも前記直線方向に対し、(プラスマイナス)レンズ部の画角分以内の第1光源からの光が一部反射又は全反射させられる。このため、撮像手段に光源からの強い光が入射させられにくくなり、上述した作用効果がより確実に奏されやすくなる。
手段9.前記照明手段は、少なくとも前記第1光源からの光を拡散するための拡散手段を具備していることを特徴とする手段3、6乃至8のいずれかに記載の不良検査装置。
手段9によれば、少なくとも第1光源からの光が、拡散手段によって拡散させられるため、光の均一化が図られ、例えば好適な面発光を実現しやすい。また、第1光源からの直接光が撮像手段にて撮像されるといった事態をより一層防止することができる。
手段10.前記直接入射光制限手段は、前記拡散手段に取着されたフィルタであることを特徴とする手段9に記載の不良検査装置。
手段10によれば、直接入射光制限手段がフィルタによって構成され、それが拡散手段に取着される。このため、照明手段としてのユニット化、コンパクト化を図ることができ、装置全体が嵩張ったものとなるのを抑制できる。
手段11.前記撮像手段は、前記第1光源及び前記第2光源から同時に照射された光に基づく撮像を行うこと特徴とする手段1乃至10のいずれかに記載の不良検査装置。
手段11によれば、撮像手段による1回の撮像に基づく画像データに基づいて異常を検出することができる。このため、例えば、第1光源から光を照射したときと第2光源から光を照射したときとで別々に撮影するといったような手間を省略することができる。また、第1光源の光だけを照射したときの画像データと、第2光源の光だけを照射したときの画像データとを後で組合わせる(重ね合わせる)等の処理を行わなくとも済み、処理の複雑化を回避することができる。さらに、上記のように、後で画像データを組合わせる場合には、両画像データを組合わせる際にずれが生じたり、該ずれを補正するための別処理を行う必要が生じたりする不具合が懸念されるが、本手段の構成を採用することで、上記不具合を回避することができる。結果として、処理の複雑化を招くことなく、異常検出を精度よく行うことができるといった効果がより確実に奏される。
手段12.前記第1光源の光の強さ及び前記第2光源の光の強さを個別に調節可能な調光手段を備えたことを特徴とする手段1乃至11のいずれかに記載の不良検査装置。
手段12によれば、第1光源の光の強さと第2光源の光の強さとをそれぞれ個別に調節することができる。このため、検査対象(錠剤、カプセル)や包装用フィルムを変更する場合にも適切に対処することができる。なお、調光手段は、各光源の光の強さを手動で調節可能に構成してもよいし、品種等に応じて自動調節可能に構成してもよい。
手段13.少なくとも前記第1光源は、赤外光を照射可能であることを特徴とする手段1乃至12のいずれかに記載の不良検査装置。
手段13によれば、前記光源から赤外光が照射される。ここで、赤外光は、可視光に比べて錠剤等の透過率が高いため、より精度の高い検査が可能となる。しかも、錠剤等として着色の施されたものが採用されたり、包装用フィルムとして着色フィルムが採用されたりする場合があるが、このような場合でも、着色による減光要素を無視しやすいというメリットがある。なお、第2光源については、赤外光を照射可能に構成してもよいし、赤外光以外の光(例えば可視光)を照射可能に構成してもよい。
手段14.手段1乃至13のいずれかに記載の不良検査装置を備えたことを特徴とするPTP包装機。
手段14のように、不良検査装置をPTP包装機に備えることで、PTPシートの製造過程において不良品を効率的に除外できる等のメリットが生じる。
以下、一実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
本実施形態では、不良検査装置をPTP包装機に装備することによって、PTP包装機においてPTPシートの不良(特に、チッピング、キャッピング、スティッキング等と称される錠剤の表面欠け等の異常)が検査されるようになっている。図2(a),(b)に示すように、PTPシート1は、複数のポケット部2を備えた包装用フィルムとしての容器フィルム3と、ポケット部2を塞ぐようにして容器フィルム3に取着されたカバーフィルムとしての密封用フィルム4とを有している。容器フィルム3は、例えば、PP(ポリプロピレン)やPVC(ポリ塩化ビニル)等の比較的硬質で所定の剛性を有する熱可塑性樹脂材料によって構成され、光透過性を有している(ここでは、透明を呈している)。密封用フィルム4は、アルミニウムによって構成されている。また、各ポケット部2には被充填物としての錠剤(この例では口腔内崩壊錠)5が1つずつ収容されている。
図1に示すように、PTP包装機7は、錠剤5を容器フィルム3に自動的に包装するものである。具体的には、PP、PVCなどの帯状の樹脂フィルムをフィルム送りロール9とテンションロール10,11とで、加熱装置12及び成形装置13に送り込み、錠剤5充填用のポケット部2を樹脂フィルムに成形する。そして、樹脂フィルムにポケット部2の成形された容器フィルム3が、充填装置14の下まで送られてくると、充填装置14が各ポケット部2に錠剤5を自動的に充填する。
一方、帯状に形成された密封用フィルム4は、テンションロール16,17を介してフィルム受けロール18の方へと案内されている。フィルム受けロール18には、加熱ロール19が圧接可能となっており、該加熱ロール19の外周面には、僅かに凸状に形成された格子状の線(図示略)が設けられている。そして、両ロール18,19間に、容器フィルム3及び密封用フィルム4が送り込まれるようになっている。両フィルム3,4が、両ロール18,19間を加熱圧接状態で通過することで、容器フィルム3に密封用フィルム4が取着される。これによって、錠剤5が各ポケット部2に充填された長尺状のPTPフィルム20が製造される。
さて、前記充填装置14の下流側、かつ、前記フィルム受けロール18及び加熱ロール19の上流側には、容器フィルム3の移送経路に沿って、容器フィルム3(充填された錠剤5)の不良を検査するための不良検査装置21が配設されている。当該不良検査装置21は、ポケット部2に充填された錠剤5の割れ、欠け等の表面異常の検出を主目的とする検査を行うものである。
上記検査を経て、容器フィルム3に密封用フィルム4が取着された後、PTPフィルム20は、図示しない打抜装置によってPTPシート1単位に裁断される。なお、不良検査装置21によって不良品判定された場合、その不良品判定となったPTPシートは、図示しない不良シート排出機構によって別途排出される。
さて、PTP包装機7の概略は以上のとおりであるが、以下においては図3〜5等に基づき、不良検査装置21についてより具体的に説明する。
不良検査装置21は、照明手段としての照明装置22、撮像手段としてのカメラ23、画像処理装置24、モニタ25、及びキーボード26等を備えている。
まずは、照明装置22について詳細に説明する。本実施形態における照明装置22は、容器フィルム3のポケット部2側に設けられており(図1参照)、面発光が可能となっている。図3に示すように照明装置22は、容器フィルム3に近い側(図の上側)において容器フィルム3と平行に延びる拡散板27を有しているとともに、その内部には、LED実装基板28が設けられている。該LED実装基板28には、第1光源としての第1赤外光LED28a及び第2光源としての第2赤外光LED28bが交互に多数配列されている。そして、両赤外光LED28a、28bが同時に錠剤5及び容器フィルム3に対して光を照射するようになっている。本実施形態では、第1赤外光LED28aは、800nm〜900nmの波長域の赤外光(例えば850nmの赤外光)を照射するようになっている。一方、第2赤外光LED28bは、800nm〜900nm以外の波長域の赤外光(例えば950nmの赤外光)を照射するようになっている。
さらに、前記拡散板27の容器フィルム3側の面には、直接入射光制限手段としての角度透過率制御フィルタ29が取着されている。当該角度透過率制御フィルタ29は、800nm〜900nmの波長域の光に関しては、図4に示すように、少なくとも光源(ここでは第1赤外光LED28a)と、カメラ23のレンズ部中心を結ぶ直線L1上の光を全反射可能に構成されているとともに、前記直線L1に対し、プラスマイナス前記レンズ部の画角θ以内の光を全反射可能に構成されている。換言すれば、角度透過率制御フィルタ29は、第1赤外光LED28aの光に関しては、前記レンズ部の画角θよりも大きな光のみを透過しうるよう構成されている。これにより、第1赤外光LED28aからの赤外光のカメラ23への直接の入射が制限されるようになっている。
その一方で、角度透過率制御フィルタ29は、800nm〜900nmの波長域以外の光(ここでは第2赤外光LED28bの光)に関しては、カメラ23のレンズ部に対する光の照射角度によらず、光の透過を許容するよう構成されている。
さらに、本実施形態では、照明装置22に対して調光手段31が接続されている。該調光手段31は、上記第1赤外光LED28a及び第2赤外光LED28bの光の強さを個別に調節可能に構成されている。当該調光手段31によって、第1赤外光LED28aに対応しては、錠剤5を透過するのに十分な比較的強い光を照射するように調節され、一方、第2赤外光LED28bに対応しては、スミア現象が起きない程度の比較的弱い光を照射するように調節される。尚、第1赤外光LED28からの光のうち、錠剤5に当たった光が錠剤5内部で拡散を繰り返すことで、錠剤5表面が明るくなる。また、各赤外光LED28a、28bの光量は、そのときどきの錠剤の厚み、密度、糖衣の有無、及び容器フィルム3の厚み、材質、色等によってそれぞれ違った値に設定される。
また、撮像手段を構成する前記カメラ23は、前記容器フィルム3を介して前記照明装置22とは反対側(図1では上側)に設けられており、照明装置22から照射される光のうち、容器フィルム3及び錠剤5を透過した光を撮像可能となっている。本実施形態では、カメラ23としては、少なくとも赤外光に感度のあるCCDカメラが採用されている。
このように、本実施形態では、第1赤外光LED28a及び第2赤外光LED28bの光が、容器フィルム3及び錠剤5を照らし、そこを透過した光が、カメラ23によって二次元撮像されるように構成されている。そして、カメラ23によって撮像された画像データは、カメラ23内部においてデジタル信号に変換された上で、デジタル信号の形で画像処理装置24に入力されるようになっている。
画像処理装置24は、図5に示すように、カメラ23に対応する画像メモリ41、マスキング手段42、二値化手段43、判定用メモリ44、検査結果及び統計データメモリ45、カメラタイミング制御手段46、並びに、CPU及び入出力インターフェース47などから構成され、後述するような画像データの処理や、錠剤不良の判定(検査)等を実施可能となっている。
カメラ23で撮像された二次元イメージデータは、デジタル信号に変換された後、対応する画像メモリ41に記憶される。また、イメージデータは、検査時において、マスキング手段42によりマスキング処理が行われた後、再度画像メモリ41に記憶され、同様に、二値化手段43により二値化された後、再度画像メモリ41に記憶される。
CPU及び入出力インターフェース47は、各種処理プログラムを判定用メモリ44の記憶内容などを使用しつつ実行するとともに、PTP包装機7に制御信号を送出し又はPTP包装機7から動作信号などの各種信号を送受信するためのものである。これによって、例えば、PTP包装機7の不良シート排出機構などを制御することができるようになっている。また、CPU及び入出力インターフェース47は、モニタ25に表示データを送出する機能をも有する。かかる機能により、二値あるいは濃淡のイメージデータや不良検査結果などを、モニタ25に表示させることができるようになっている。さらに、CPU及び入出力インターフェース47は、キーボード26からのデータを入力する機能をも有する。
検査結果及び統計データメモリ45は、イメージデータに関する座標等のデータ、検査結果データ、及び、該検査結果データを確率統計的に処理した統計データなどを記憶するものである。これらの検査結果データや統計データは、CPU及び入出力インターフェース47の制御に基づき、適宜モニタ25に表示させることができる。また、これらの検査結果データや統計データに基づいてCPU及び入出力インターフェース47がPTP包装機7に制御信号を送出することもできる。
カメラタイミング制御手段46は、カメラ23が撮像するイメージデータを、画像メモリ41に取り込むタイミングを制御するものである。かかるタイミングはPTP包装機7に設けられた図示しないエンコーダからの信号に基づいて制御され、容器フィルム3を所定量送るごとにカメラ23によるシート単位(例えば打ち抜かれるPTPシート単位)で撮像(撮影)が行われる。
なお、本実施形態においては、検査に先だって、各ウインドウの設定処理が実行されるようになっている。当該ウインドウは、予め設定される錠剤ウインドウJW及び錠剤形状ウインドウKWからなる。図8に示すように、錠剤ウインドウJWは、ポケット部2内の領域(ポケット部領域)と、ポケット部2外のシート部の領域(シート部領域)とを区別するための境界とされるものである。当該錠剤ウインドウJWは、良品サンプル及び各種データに基づき事前に設定されるものであって、ポケット部2の円と同心円をなし(ポケット部2が円形である場合)、かつ、径が一回り(例えば直径が1mm)大きい。そして、検査に際しては、例えば、図8(b)に示すように、各検査画像データに関し、錠剤ウインドウJWが設定された上で、ポケット部2内の領域について、錠剤の異常が検出される(ポケット部2外の領域(同図網目模様を付した領域)についてはマスキングが施される)ようになっている。
また、図9に示すように、錠剤形状ウインドウKWは、錠剤5の形状が適正であるかを検査する際に用いられるものであって、事前に設定されるものである。錠剤形状ウインドウKWは、錠剤5の大きさよりも一回り小さい内側形状ウインドウKW1と、錠剤5の大きさよりも一回り大きい外側形状ウインドウKW2とからなる。
次に、上記不良検査(錠剤検査)の手順について図6のフローチャート等に従って説明する。
同図に示すように、「検査ルーチン」において、まずステップS101では、検査用の濃淡画像を取得する。次に、ステップS102においては、取得した画像につきシェーディング補正を行い、続くステップS103においては、所定の閾値に基づき2値化処理を行い、錠剤2値化画像A,Bを得る。ここで、図7及び図10に基づいて当該2値化処理について説明する。図7において、(a)は、チッピング(欠け)Tが生じ、かつ、中央に割線PLを有し、かつ、「C」字状の刻印KMの付された錠剤5を模式的に示す平面図であり、(b)は、(a)のJ−J線断面図であり、(c)はJ−J線に沿った画像信号(明度)曲線を示すグラフである。錠剤5は、欠け等が生じて薄肉となっている部位ほど光を通しやすい。そのため、薄肉部位ほど画像が明るくなる傾向にある。本実施形態における2値化処理に際しては、まず、第1の閾値δ1以下の2値化画像A(図10(a)参照)を得る。当該画像Aにおいては、チッピングTや割線PLを除いた正常な錠剤部位が暗いものとなる。また、これとともに、第2の閾値δ2以下の2値化画像Bを得る。当該画像Bにおいては、チッピングT、割線PLに加えて、刻印KM部分を除いた正常な錠剤部位が暗いものとなる。尚、第1の閾値δ1及び第2の閾値δ2は、そのときどきの錠剤の厚み、密度、糖衣の有無等によってそれぞれ違った値に設定される。
その後、ステップS104において、塊処理を行う。より詳しくは、上記2値化画像Aを塊処理した結果Cと、2値化画像Bを塊処理した結果Dとを得る。
次に、ステップS105において、予め設定した前記錠剤ウインドウJWを用いて、ポケット部領域を特定するとともに、各ポケット部領域において、面積値が基準錠剤面積Lo以上の塊を抽出する(Lo未満の塊を除去する)。その後、ステップS106では、各ポケット部領域毎の塊個数が「1」であるか否かを判定し、否定判定された場合には、後述するステップS110へ移行する。
これに対し、各ポケット部領域毎の塊個数が「1」である場合には、ステップS107において、前記錠剤形状ウインドウKWを用いて、錠剤5の形状が良好(適正)であるか否かを判断する。より詳しくは、前述した錠剤5の塊データより錠剤5の重心を求め、当該重心を同心とするようにして、予め設定された錠剤形状ウインドウKW(内側形状ウインドウKW1及び外側形状ウインドウKW2)を同時に配置し、両ウインドウKW1,KW2間から錠剤5の外形線が逸脱するか否かを判断する。そして、両ウインドウKW1,KW2間から錠剤5の外形線が逸脱する場合に、錠剤5の形状が異常であるものとして、ステップS109へ移行し、そこで、錠剤5に関し不良判定し、その後の処理を一旦終了する。
また、前記ステップS107で肯定判定された場合には、ステップS108へ移行し、錠剤5に関し、良品判定を行い、その後の処理を一旦終了する。
さて、前記ステップS106において、否定判定された場合には、ステップS110へ移行する。ステップS110においては、今回の検査ルーチンにおいて、「割線あり」の設定がなされているか否かを判定するとともに、塊個数が「2」であるか否かを判定する。そして、「割線あり」の設定がなされており、かつ、塊個数が「2」である場合に限り、ステップS111へ移行し、割線部マスク処理を行った上で、ステップS107の錠剤形状が良好か否かを判定する。
ここで、割線部マスク処理について図11に基づき説明すると、2つの塊のそれぞれの重心位置M1,M2を求め、当該重心位置M1,M2を通る線分αの中心点C1を得る。そして、当該中心点C1を通り、かつ、前記線分αに直交する線分(直線)γを求め、当該線分γにプラスマイナスβの幅を持たせた帯状領域を、割線PLとみなしてマスク部として設定する。当該マスク処理されることで、次のステップS107においては、割線部の影響を除外した上での形状検査が可能となる。
一方、前記ステップS110において、「割線あり」の設定がなされていないと判定されるか、又は、塊個数が「2」でもないと判定された場合には、ステップS109へ移行し、錠剤5に関し不良判定を行い、その後の処理を一旦終了する。
以上詳述したように、本実施形態によれば、照明装置22の第1赤外LED28a及び第2赤外LED28bからは、錠剤5及び容器フィルム3に対し、赤外光が照射され、反対側に設けられたカメラ23により、錠剤5及び容器フィルム3を透過する透過光が撮像される。そして、画像処理装置24では、画像信号から得た画像データに基づき、錠剤5の欠け等の表面異常が検出される。このため、反射光を用いて検査を行う場合と異なり、錠剤表面の照度斑が大きくなる等の懸念の必要がない。
また、一方で、本実施形態の如くカメラ23にて透過光が撮像される構成とした場合、錠剤5の存在する領域と、存在しない背景領域との輝度差(明度差)が著しく大きくなってしまうことが懸念される。この点、本実施形態では、角度透過率制御フィルタ29を設けることとしており、当該角度透過率制御フィルタ29によって、錠剤5を透過するのに十分な比較的強い光である第1赤外光LED28aからの光のうち、容器フィルム3越しにカメラ23に直接入射する光が除去又は減光させられる。
より詳しくは、第1赤外光LED28aと、カメラ23のレンズ部中心を結ぶ直線L1上の光、並びに、直線L1に対しレンズ部の画角θ以内の光が、全反射されるよう構成されている。これにより、第1赤外光LED28aからの赤外光のカメラ23への直接の入射が制限されることとなり、カメラ23に入射される光が強すぎることに起因する不具合、例えばスミア現象を防止することができ、錠剤5の領域を的確に特定することができる。結果として、正確な検査を実現でき、異常検出精度の向上を図ることができる。
また、例えば、図12(a),(b)に示すような錠剤5及び容器フィルム3に対して、第1赤外光LED28aの光だけを照射する場合、図12(c)に示すように、錠剤5の存在する領域は明るく、錠剤5の存在しない背景領域は暗くなる。しかしながら、第1赤外光LED28aの光のうち、ポケット部2のエッジ部2a(容器フィルム3表面とポケット部2の底部2bとを連結する部位)を透過する光に関しては、当該エッジ部2aを透過する際にカメラ23のレンズ部に直接入射する方向に屈折してしまうおそれがある。そして、当該屈折に起因して、背景領域のうちエッジ部2aに対応する部分が明るくなってしまう(図12(c)参照)。このため、例えば錠剤5がエッジ部2aに寄ってしまっていると、図12(d)に示すように、δ3を閾値とした2値化後の画像だけでは錠剤5とエッジ部2aとの境界を認識することができず、エッジ部2aの領域についても錠剤5の存在する領域であると認定してしまうおそれがある。このため、錠剤5とエッジ部2aとを区別して錠剤5の存在する領域を特定するための処理を別途行う必要があり、この場合、処理の複雑化を招くおそれがある。
この点、本実施形態では、第2赤外光LED28bからの光を照射することとしており、これにより、容器フィルム3越しにカメラ23のレンズ部への光の直接入射が許容される。このため、錠剤5の存在しない背景領域については、錠剤5の存在する領域よりも確実に明るくなる。すなわち、前記エッジ部2aをも含む錠剤5の存在しない背景領域と、錠剤5の存在する領域との明度差が明確に表れ、これによって錠剤5と背景領域とを確実に区別することができる。従って、錠剤5の領域を特定するために、エッジ部2aと錠剤5とを区別するための処理を別途行わなくとも済み、処理の複雑化を招くといったおそれを抑制することができる。結果として、スミア現象を防止しつつ、検査に際しての処理の複雑化を招くことなく、異常検出精度の向上を図ることができる。加えて、第2赤外光LED28bは、スミア現象が起きない程度の錠剤5を透過しない比較的弱い光を照射するよう構成されているため、スミア現象を確実に防止することができる。尚、図12では、錠剤5のチッピングT、割線PLに加えて、刻印KM部分を省略している。
また、本実施形態では、第1及び第2赤外光LED28a、28bが同時に光を照射する構成のため、カメラ23は、両赤外光LED28a、28bから同時にされた光に基づく撮像を行うこととなる。これにより、カメラ23による1回の撮像に基づく画像データに基づいて異常を検出することができる。このため、例えば、第1赤外光LED28aから光を照射したときと第2赤外光LED28bから光を照射したときとで別々に撮影するといったような手間を省略することができる。また、第1赤外光LED28aだけを照射したときの画像データと、第2赤外光LED28bの光だけを照射したときの画像データとを後で組合わせる(重ね合わせる)等の処理を行わなくとも済み、処理の複雑化を回避することができる。さらに、上記のように、後で画像データを組合わせる場合には、両画像データを組合わせる際にずれが生じたり、該ずれを補正するための別処理を行う必要が生じたりする不具合が懸念されるが、本実施形態の構成を採用することで、上記不具合を回避することができる。結果として、検査に際しての処理の複雑化を招くことなく、異常検出を精度よく行うことができるといった効果がより確実に奏される。
加えて、調光手段31を備えることで、第1赤外光LED28aの光の強さと第2赤外光LED28bの光の強さとをそれぞれ個別に調節することができる。このため、検査対象(錠剤5)や包装用フィルム3を変更する場合にも的確に対処することができる。
また、錠剤5が割線PLを有しているような場合、当該割線PL部分は他の錠剤5部位に比べて薄肉であり、光をより透過させやすい。そのため、錠剤5の欠け等と誤って判断されることが懸念される。この点、本実施形態では、錠剤5が割線PLを具備しているか否かによって、錠剤5の表面異常検出のアルゴリズムが異なっている(ステップS106,107等参照)。すなわち、割線PLを有している場合であっても、当該割線PLにマスク処理を施したり(ステップS111)、判断すべき塊個数を異ならせたりする(ステップS110)ことで、割線PLがない場合と同様の的確な検査を実施できる。そのため、多種態様の態様を有する錠剤5に応じた適正な検査を行うことが可能となる。
さらに、照射装置22は拡散板27を具備しており、第1赤外光LED28a及び第2赤外光LED28bからの光が拡散板27によって拡散させられる。このため、光の均一化が図られ、好適な面発光を実現しやすい。また、第1赤外光LED28aからの直接光がカメラ23にて撮像されるという不具合をより一層防止することができる。結果として、検査精度の一層の向上を図ることができる。
その上、直接入射光を制限するための手段が角度透過率制御フィルタ29によって構成され、それが拡散板27に取着されているため、照明装置22としてのユニット化、コンパクト化を図ることができ、装置全体が嵩張ったものとなるのを抑制できる。
また、本実施形態では、赤外光を照射可能な光源(第1及び第2赤外光LED28a、28b)を採用している。ここで、赤外光は、可視光に比べて錠剤5等の透過率が高いため、より精度の高い検査が可能となる。しかも、錠剤5等として着色の施されたものが採用されたり、容器フィルム3として着色フィルムが採用されたりする場合があるが、このような場合でも、着色による減光要素を無視しやすいというメリットがある。
以上説明した実施形態において、例えば、次のように構成の一部を適宜変更して実施することも可能である。勿論、以下において例示しない他の変更例も当然可能である。
(a)上記実施形態では、ポケット部2に収容される錠剤5として口腔内崩壊錠を例示するとともに、当該錠剤5の欠け等の有無を検査する場合に具体化している。これに対し、錠剤5に代えて、或いは加えて、カプセルの空異常の有無について検査する場合に具体化することも可能である。
図13は、ポケット部2に収容される対象として、カプセル5A(図14参照)が採用され、当該カプセル5Aに内容物が正しく充填されているか否か(空異常でないかどうか)を検査するための「検査ルーチン」を示すフローチャートである。当該フローチャートに従って説明すると、まずステップS201では、検査用の濃淡画像を取得し、次のステップS202においては、取得した画像につきシェーディング補正を行い、続くステップS203においては、所定の閾値に基づき2値化処理を行い、2値化画像Aを得る。ここで、図14に基づいて当該2値化処理について説明する。同図において、(a)は、カプセル5Aを示す平面模式図であり、(b)は、カプセル5Aを示す(a)のK−K線断面図であって、左側が正常なカプセル5Aを、右側は空のカプセル5Aを示す図であり、(c)はそれぞれについてのK−K線に沿った画像信号(明度)曲線を示すグラフである。カプセル5Aは、内容物(薬剤)が充填されていなければ光を通しやすく、充填されていれば光を通しにくい。そのため、空のカプセル5Aであれば画像が明るくなる傾向にある。この点に鑑み、本実施形態における2値化処理に際しては、第1の閾値δ1以下の2値化画像Aを得る。当該画像Aにおいては、内容物が正しく充填されているカプセル5Aであれば当該カプセル5A部位が暗いものとなり、空のカプセル5Aであれば明るいものとなる。
その後、ステップS204において、塊処理を行う。より詳しくは、上記2値化画像Aを塊処理した結果Cを得る。
次に、ステップS205において、前記結果Cについて、予め設定した前記錠剤ウインドウJWを用いて、ポケット部領域を特定するとともに、各ポケット部領域において、面積値が基準錠剤面積Lo以上の塊を抽出する(Lo未満の塊を除去する)。その後、ステップS206では、各ポケット部領域毎の塊個数が「1」であるか否かを判定し、肯定判定された場合には、ステップS207へ移行し、カプセル5Aに関し、良品判定を行い、その後の処理を一旦終了する。一方、ステップS206で否定判定された場合には、ステップS208において空異常として不良判定を行い、その後の処理を一旦終了する。
(b)上記実施形態では、照明装置22に対して角度透過率制御フィルタ29が設けられているが、該角度透過率制御フィルタ29を省略することも可能である。以下、角度透過率制御フィルタ29を省略する場合の態様例を、上記実施形態とは異なる構成を中心に、図15を参照しつつ説明する。なお、図15は、カメラ23と、錠剤5と、第1及び第2赤外光LED28a、28bとの位置関係等を模式的に説明するための説明図である。
さて、上記実施形態と同様に、照明装置22は、第1及び第2赤外光LED28a、28bを備えるのであるが、その配置構成等が上記実施形態とは異なっている。まず、第2赤外光LED28bについて説明すると、当該第2赤外光LED28bは、カメラ23の撮像範囲(カメラ23のレンズ画角範囲)内に配設されている。これにより、容器フィルム3越しにカメラ23のレンズ部への光の直接入射が許容される。
次に、第1赤外光LED28aについて説明すると、当該第1赤外光LED28aは、カメラ23のレンズ画角範囲外に配設されている。このように、カメラ23の撮影範囲に第1赤外光LED28aが存在しないため、第1赤外光LED28aからの光のうちカメラ23のレンズ部に直接入射するような光は撮像されずに、カメラ23のレンズ画角範囲内に存在する錠剤5を透過した光のみがカメラ23に撮像されることとなる。このため、錠剤5を透過するのに十分な比較的強い光がカメラ23のレンズ部に直接入射することに起因するスミア現象を防止することができる。
また、第1赤外光LED28aについては指向性のある光を照射するようになっており、さらに、カメラ23の撮像に際しては、当該第1光源からの光が容器フィルム3越しに錠剤5にのみ当たるようになっている。つまり、第1赤外光LED28aは、容器フィルム3越しに錠剤5に当たるような光だけを照射している。このため、第1赤外光LED28aからの比較的強い光が、カメラ23のレンズ部に直接入射してしまうといった不具合をより確実に防止することができる。
以上のような構成を採用することでも、スミア現象を防止しつつ、検査に際しての処理の複雑化を招くことなく、異常検査精度の向上を図ることができ、上記実施形態と同様の作用効果が奏される。なお、第1赤外光LED28aに関しては、レンズ画角範囲外に配設する構成、及び光に指向性を持たせ、その光を錠剤5に(のみ)当てるようにする構成のうちいずれか一方の構成を採用するだけでも十分に上記効果が奏される。
(c)また、上記(b)においては、第1赤外光LED28aが指向性のある光を照射可能に構成されている。かかる構成の態様例としては、第1赤外光LED28aが、レーザ光に代表されるような広がることなく一方向へ進む光を照射可能に構成してもよいし、例えば、図16に示すように、第1赤外光LED28aからの光のうち容器フィルム3越しにカメラ23のレンズ部に直接入射する光を遮る遮光手段(遮光板)51を設けることで、第1赤外光LED28aからの光が指向性を有するよう構成してもよい。すなわち、第1赤外光LED28a自体が指向性を有する光を照射可能に構成してもよいし、第1赤外光LED28aから照射される光が結果的に指向性を有するよう構成してもよい。どちらの構成を採用するにしても、第1赤外光LED28aからの光がカメラ23のレンズ部に直接入射することによる不具合を回避することができる。
(d)上記実施形態では、特に言及しなかったが、画像B及び結果Dを利用して、刻印KM部分の検査を行うこととしてもよい。かかる検査を行うことで、スティッキング等の異常を検出することも可能である。尚、刻印等の検査を行わないのであれば、2値化処理(ステップS103)における画像Bを得る処理、及び、塊処理(ステップS104)における結果Dを得る処理を省略することとしてもよい。
(e)上記実施形態では、光源として赤外光を照射可能な第1赤外光LED28a及び第2赤外光LED28bを採用しているが、可視光(例えば赤色光、青色光、白色光等)を照射可能な光源を採用することとしてもよい。
(f)上記実施形態では、ポケット部2側に照明装置22を設け、それと反対側にカメラ23を設けることとしているが、両者の配置関係を逆にしてもよい。この場合、作業者の眼に優しい検査を実現できる等のメリットが奏される。勿論、両者の配置関係を逆にした照明装置及びカメラの組み合わせを併設して、両面側にて検査を行うこととしてもよい。
(g)上記実施形態では、各ウインドウはいずれも円形状をなしているが、当該ウインドウは錠剤の形状等に応じて適宜設定できるものであって、必ずしも円形状に限定されるものではない。
(h)上記実施形態における第1赤外光LED28a及び第2赤外光LED28bの光の波長は特に限定されるものではない。ただし、第1赤外光LED28aの光の波長を変更する場合、角度透過率制御フィルタ29によって、第1赤外光LED28aと角度透過率制御フィルタ29とを結ぶ直線上の光、並びに、直線に対しレンズ部の画角θ以内の光を全反射し得るような角度透過率制御フィルタ29を選択する。また、第2赤外光LED28bの光の波長を、上記実施形態における第1赤外光LED28aの光の波長域(800nm〜900nm)よりも下に設定する場合には、700nm以下の可視光とするのが望ましい。
(i)上記実施形態では、第1赤外光LED28a及び第2赤外光LED28bから同時に光を照射し、1度の撮像に基づく画像データに基づいて異常を検出しているが、第1赤外光LED28aだけの光を照射したときと、第2赤外光LED28bだけの光を照射したときとで2度に分けて錠剤5を撮像してもよい。
(j)上記実施形態では特に言及しなかったが、調光手段31は、第1赤外光LED28a及び第2赤外光LED28bの光の強さを、手動で調節可能に構成してもよいし、品種等に応じて自動調節可能に構成してもよい。
一実施形態におけるPTP包装機等の概略構成を示す模式図である。 (a)はPTPシートを示す斜視図であり、(b)はPTPシートを示す部分拡大断面図である。 照明装置を模式的に示す部分断面図である。 照明装置のうち、角度透過率制御フィルタの機能を模式的に説明する説明図である。 不良検査装置の電気的構成を示すブロック図である。 「検査ルーチン」を示すフローチャートである。 (a)はチッピング(欠け)が生じ、中央に割線を有し、かつ、刻印の付された錠剤を模式的に示す平面図、(b)は(a)のJ−J線断面図、(c)はJ−J線に沿った画像信号(明度)曲線を示すグラフ、(d)はカメラの撮影画像である。 錠剤ウインドウの概念を説明するための平面模式図である。 錠剤形状ウインドウの概念を説明するための平面模式図である。 2値化後の画像を示す模式図である。 割線部のマスク処理の手法を説明する説明図である。 第1赤外光LED28aの光だけを照射する場合を例示して説明するための説明図であり、(a)は錠剤を模式的に示す平面図、(b)は(a)のL−L線断面図、(c)はL−L線に沿った画像信号(明度)曲線を示すグラフ、(d)は2値化後の画像を示す模式図である。 別の実施形態における「検査ルーチン」を示すフローチャートである。 (a)はカプセルを示す平面模式図であり、(b)はカプセルを示す(a)のK−K線断面図であって、正常なカプセル及び空のカプセルを示す図であり、(c)はそれぞれについてのK−K線に沿った画像信号(明度)曲線を示すグラフである。 別の実施形態におけるカメラと、錠剤と、第1及び第2赤外光LEDとの位置関係を模式的に説明するための説明図である。 別の実施形態におけるカメラと、錠剤と、遮光手段と、第1及び第2赤外光LEDとの位置関係を模式的に説明するための説明図である。
符号の説明
1…PTPシート、2…ポケット部、3…包装用フィルムとしての容器フィルム、4…カバーフィルムとしての密封用フィルム、5…錠剤、5A…カプセル、7…PTP包装機、21…不良検査装置、22…照明手段としての照明装置、23…撮像手段としてのカメラ、24…画像処理装置、27…拡散手段としての拡散板、28a…第1光源としての第1赤外光LED、28b…第2光源としての第2赤外光LED、29…直接入射光制限手段としての角度透過率制御フィルタ、31…調光手段。

Claims (14)

  1. PTPシートの製造過程にあって、搬送される帯状の包装用フィルムに形成されたポケット部に錠剤が収容された後、前記ポケット部を塞ぐようにカバーフィルムがシール状態で取着される前段階において用いられる不良検査装置であって、
    前記錠剤及び包装用フィルムに対し、前記錠剤を透過するのに十分な光を照射可能な第1光源、及び、前記第1光源からの光よりも弱い光を照射可能な第2光源を具備する照明手段と、
    前記照明手段とは前記包装用フィルムを介して反対側に設けられ、前記第1光源及び前記第2光源から照射され前記包装用フィルム及び前記錠剤を透過する光を撮像可能な撮像手段と、
    前記撮像手段から出力される画像信号を処理する画像処理装置とを備え、
    前記画像処理装置は、前記画像信号から得た画像データに基づき、少なくとも前記錠剤の表面異常を検出可能に構成されており、
    さらに、前記第1光源からの光に関しては、前記包装用フィルム越しに前記撮像手段に直接入射する光を除去又は減光させ、前記第2光源からの光に関しては、前記包装用フィルム越しに前記撮像手段への光の直接入射を許容する直接入射光制限手段を設けたことを特徴とする不良検査装置。
  2. PTPシートの製造過程にあって、搬送される帯状の包装用フィルムに形成されたポケット部に錠剤が収容された後、前記ポケット部を塞ぐようにカバーフィルムがシール状態で取着される前段階において用いられる不良検査装置であって、
    前記錠剤及び包装用フィルムに対し、前記錠剤を透過するのに十分な、第1の波長域の光を照射可能な第1光源、及び、前記第1光源からの光よりも弱い光であって前記第1の波長域とは異なる第2の波長域の光を照射可能な第2光源を具備する照明手段と、
    前記照明手段とは前記包装用フィルムを介して反対側に設けられ、前記第1光源及び前記第2光源から照射され前記包装用フィルム及び前記錠剤を透過する光を撮像可能な撮像手段と、
    前記撮像手段から出力される画像信号を処理する画像処理装置とを備え、
    前記画像処理装置は、前記画像信号から得た画像データに基づき、少なくとも前記錠剤の表面異常を検出可能に構成されており、
    さらに、前記第1光源からの光に関しては、前記包装用フィルム越しに前記撮像手段に直接入射する光を除去又は減光させ、前記第2光源からの光に関しては、前記包装用フィルム越しに前記撮像手段への光の直接入射を許容する直接入射光制限手段を設けたことを特徴とする不良検査装置。
  3. 前記第1光源を前記撮像手段のレンズ画角範囲外に配設し、かつ、前記第2光源を前記撮像手段のレンズ画角範囲内に配設した構成、及び、
    前記第1光源を、当該第1光源からの光が、少なくとも前記撮像手段の撮像に際して前記包装用フィルム越しに前記錠剤にのみ照射されるように、指向性のある光を照射可能とし、かつ、前記第2光源を、前記包装用フィルム越しに前記撮像手段に直接入射する光を照射可能とする構成のうち少なくとも一方の構成を採用したことを特徴とする請求項1又は2に記載の不良検査装置。
  4. PTPシートの製造過程にあって、搬送される帯状の包装用フィルムに形成されたポケット部にカプセルが収容された後、前記ポケット部を塞ぐようにカバーフィルムがシール状態で取着される前段階において用いられる不良検査装置であって、
    前記カプセル及び前記包装用フィルムに対し、前記カプセルを透過するのに十分な光を照射可能な第1光源、及び、前記第1光源からの光よりも弱い光を照射可能な第2光源を具備する照明手段と、
    前記照明手段とは前記包装用フィルムを介して反対側に設けられ、前記第1光源及び前記第2光源から照射され前記包装用フィルム及び前記カプセルを透過する光を撮像可能な撮像手段と、
    前記撮像手段から出力される画像信号を処理する画像処理装置とを備え、
    前記画像処理装置は、前記画像信号から得た画像データに基づき、少なくとも前記カプセルの空異常を検出可能に構成されており、
    さらに、前記第1光源からの光に関しては、前記包装用フィルム越しに前記撮像手段に直接入射する光を除去又は減光させ、前記第2光源からの光に関しては、前記包装用フィルム越しに前記撮像手段への光の直接入射を許容する直接入射光制限手段を設けたことを特徴とする不良検査装置。
  5. PTPシートの製造過程にあって、搬送される帯状の包装用フィルムに形成されたポケット部にカプセルが収容された後、前記ポケット部を塞ぐようにカバーフィルムがシール状態で取着される前段階において用いられる不良検査装置であって、
    前記カプセル及び前記包装用フィルムに対し、前記カプセルを透過するのに十分な、第1の波長域の光を照射可能な第1光源、及び、前記第1光源からの光よりも弱い光であって前記第1の波長域とは異なる第2の波長域の光を照射可能な第2光源を具備する照明手段と、
    前記照明手段とは前記包装用フィルムを介して反対側に設けられ、前記第1光源及び前記第2光源から照射され前記包装用フィルム及び前記カプセルを透過する光を撮像可能な撮像手段と、
    前記撮像手段から出力される画像信号を処理する画像処理装置とを備え、
    前記画像処理装置は、前記画像信号から得た画像データに基づき、少なくとも前記カプセルの空異常を検出可能に構成されており、
    さらに、前記第1光源からの光に関しては、前記包装用フィルム越しに前記撮像手段に直接入射する光を除去又は減光させ、前記第2光源からの光に関しては、前記包装用フィルム越しに前記撮像手段への光の直接入射を許容する直接入射光制限手段を設けたことを特徴とする不良検査装置。
  6. 前記第1光源を前記撮像手段のレンズ画角範囲外に配設し、かつ、前記第2光源を前記撮像手段のレンズ画角範囲内に配設した構成、及び、
    前記第1光源を、当該第1光源からの光が、少なくとも前記撮像手段の撮像に際して前記包装用フィルム越しに前記錠剤にのみ照射されるように、指向性のある光を照射可能とし、かつ、前記第2光源を、前記包装用フィルム越しに前記撮像手段に直接入射する光を照射可能とする構成のうち少なくとも一方の構成を採用したことを特徴とする請求項4又は5に記載の不良検査装置。
  7. 前記直接入射光制限手段は、少なくとも前記第1光源と、前記撮像手段のレンズ部中心を結ぶ直線上の光を一部反射又は全反射可能に構成されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の不良検査装置。
  8. 前記直接入射光制限手段は、少なくとも前記直線方向に対し、前記レンズ部の画角分以内の前記第1光源からの光を一部反射又は全反射可能に構成されていることを特徴とする請求項7に記載の不良検査装置。
  9. 前記照明手段は、少なくとも前記第1光源からの光を拡散するための拡散手段を具備していることを特徴とする請求項乃至8のいずれかに記載の不良検査装置。
  10. 前記直接入射光制限手段は、前記拡散手段に取着されたフィルタであることを特徴とする請求項9に記載の不良検査装置。
  11. 前記撮像手段は、前記第1光源及び前記第2光源から同時に照射された光に基づく撮像を行うこと特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載の不良検査装置。
  12. 前記第1光源の光の強さ及び前記第2光源の光の強さを個別に調節可能な調光手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載の不良検査装置。
  13. 少なくとも前記第1光源は、赤外光を照射可能であることを特徴とする請求項1乃至12のいずれかに記載の不良検査装置。
  14. 請求項1乃至13のいずれかに記載の不良検査装置を備えたことを特徴とするPTP包装機。
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