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JP4525845B2 - 冷蔵庫 - Google Patents
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Description

本発明は、周囲の明るさを検知する光センサーなどの照度検出手段を、本体表面に設置した冷蔵庫に関するものである。
従来、この種の冷蔵庫はドアの表面に光検知素子を設けて周囲の明るさを検出し、暗い場合にはコンプレッサーやファンモータの回転数を制御して節電運転を行なうものがある(例えば、特許文献1参照)。
図6は、特許文献1に記載された従来の冷蔵庫の側面図を示すものである。図6に示すように、冷蔵庫本体1と、ファンモータ2と、インバータ周波数制御部3と、インバータ主回路部4と、コンプレッサー5と、貯蔵室ドア7と、貯蔵室ドア7の表面に設置された光検知素子6とから構成されている。
実開昭62−93671号公報
しかしながら、前記従来の構成では、光検知素子の取付け位置の具体的な場所が明確ではなく、取付け位置によっては光検知素子の受光部が、冷蔵庫ドア面への貼り紙や人が前面に立った場合などに、遮光されてしまう課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、冷蔵庫前面での照度検知を正確に行ない、検知した照度レベルを用いて信頼性の高い制御運転ができる冷蔵庫を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の冷蔵庫は、冷蔵庫本体と、前記冷蔵庫本体の前面のドアに設けられた操作基板と、前記操作基板に備えられた温度設定の変更または現在の温度設定等の冷蔵庫の運転状態を確認する表示部と、前記冷蔵庫本体の前面付近の明るさを検知する照度検知手段と、前記照度検知手段の前方側に配置される受光部カバーを有した操作部カバーとを備え、前記ドアは左ドアと右ドアとを有する観音開きタイプのドアであって、前記照度検知手段は前記左ドアと前記右ドアとの接合部付近でかつ前記表示部より上方に配置されるとともに前記操作部カバーは前記ドアよりも突出した凸形状を有し、前記凸形状を有する操作部カバー内に前記照度検知手段が備えられたものである。
また、本発明は、冷蔵庫本体と、前記冷蔵庫本体の前面のドアに設けられた操作基板と、前記操作基板に備えられた使用者が冷蔵庫の温度設定等や運転モード切換えの操作を行なう操作スイッチと、前記冷蔵庫本体の前面付近の明るさを検知する照度検知手段と、前記照度検知手段の前方側に配置される受光部カバーを有した操作部カバーとを備え、前記ドアは左ドアと右ドアとを有する観音開きタイプのドアであって、前記照度検知手段は前記左ドアと前記右ドアとの接合部付近でかつ前記照度検知手段は前記操作スイッチより上方に配置されるとともに前記操作部カバーは前記ドアよりも突出した凸形状を有し、前記凸形状を有する操作部カバー内に前記照度検知手段が備えられたものである。
本構成によって、照度検知手段の受光部が遮光されてしまう可能性を低下させることができ、正確に照度が検知できるため、照度検知手段が検知する照度精度を向上させることができ、特に外乱要因による誤動作を防止することができ、検知した照度レベルによる冷蔵庫運転モードの変更等を確実に行なうことができる。
本発明の冷蔵庫は、照度精度を向上させた照度検知手段を備えた冷蔵庫を提供すること
が可能となる。
本発明の実施の形態1における冷蔵庫の正面図 本発明の実施の形態2における冷蔵庫の操作基板の構成図 本発明の実施の形態3における冷蔵庫の照度検知の制御フローチャート 本発明の実施の形態4における冷蔵庫の正面図 図4のA−A断面図 従来の冷蔵庫の側面図
第1の発明は、冷蔵庫本体と、前記冷蔵庫本体の前面のドアに設けられた操作基板と、前記操作基板に備えられた温度設定の変更または現在の温度設定等の冷蔵庫の運転状態を確認する表示部と、前記冷蔵庫本体の前面付近の明るさを検知する照度検知手段と、前記照度検知手段の前方側に配置される受光部カバーを有した操作部カバーとを備え、前記ドアは左ドアと右ドアとを有する観音開きタイプのドアであって、前記照度検知手段は前記左ドアと前記右ドアとの接合部付近でかつ前記表示部より上方に配置されるとともに前記操作部カバーは前記ドアよりも突出した凸形状を有し、前記凸形状を有する操作部カバー内に前記照度検知手段が備えられたことにより、使用者は心理的に表示部が隠れるような状態で冷蔵庫ドア面へのメモやチラシ等の紙面からなる貼り紙をすることを避ける傾向があるため、必然的に照度検知手段が貼り紙等によって遮光される可能性を低減することが可能である。また、左右扉の接合部付近に照度検知手段を備え、さらに表示部や操作部よりも上方に照度検知手段を備えることで、使用者が心理的、物理的の両面からメモやチラシ等の貼り紙をすることを防止することができさらに、操作部カバーをドアの平面よりも凸形状にしているので、仮に使用者がメモやチラシ等の紙をドアに貼った場合でも、紙は冷蔵庫ドア面から離れる方向に持ち上がり、受光部カバーを完全に遮光することはなくなるので、冷蔵庫前面での照度検知を正確に行い精度の高い省エネ運転を実現するという格別の効果を奏する。
第2の発明は、冷蔵庫本体と、前記冷蔵庫本体の前面のドアに設けられた操作基板と、前記操作基板に備えられた使用者が冷蔵庫の温度設定等や運転モード切換えの操作を行なう操作スイッチと、前記冷蔵庫本体の前面付近の明るさを検知する照度検知手段と、前記照度検知手段の前方側に配置される受光部カバーを有した操作部カバーとを備え、前記ドアは左ドアと右ドアとを有する観音開きタイプのドアであって、前記照度検知手段は前記左ドアと前記右ドアとの接合部付近でかつ前記照度検知手段は前記操作スイッチより上方に配置されるとともに前記操作部カバーは前記ドアよりも突出した凸形状を有し、前記凸形状を有する操作部カバー内に前記照度検知手段が備えられたことにより、人が操作スイッチを操作するときの手による照度検知手段への遮光を防ぐことができるので、更に照度レベル誤検知を防止することができる。また、左右扉の接合部付近に照度検知手段を備え、さらに表示部や操作部よりも上方に照度検知手段を備えることで、使用者が心理的、物理的の両面からメモやチラシ等の貼り紙をすることを防止することができさらに、操作部カバーをドアの平面よりも凸形状にしているので、仮に使用者がメモやチラシ等の紙をドアに貼った場合でも、紙は冷蔵庫ドア面から離れる方向に持ち上がり、受光部カバーを完全に遮光することはなくなるので、冷蔵庫前面での照度検知を正確に行い精度の高い省エネ運転を実現するという格別の効果を奏する。
第3の発明は、操作基板上に照度検知手段を備えたものであり、操作基板と照度検知手段との接続ハーネスが不要になることでより簡単な構成で照度検知手段を備えることができ、さらに表示部や操作スイッチ等が備えられた操作基板上に照度検知手段が配置されるので、使用者は心理的に表示部が隠れるような状態で冷蔵庫ドア面へのメモやチラシ等の紙面からなる貼り紙をすることを避ける傾向があるため、必然的に照度検知手段が貼り紙等によって遮光される可能性を低減することが可能である。
る。
第4の発明は、操作基板より上方に照度検知手段を備えたものであり、照度検知手段が貼り紙等によって遮光される可能性を低減することが可能である上に、さらに上方部に照度検知手段があるので照明機器との距離が近くなり、障害物による遮光も少なくなるので、高い信頼性で照度検知を行なうことができる。
第5の発明は、照度検知手段で検知した照度レベルを用いて節電モードに切り替える制御運転を行うものであって、前記照度検知手段の近傍にLED照明等で照度検知中であることを知らせる報知手段や、エコ運転を訴えるような表示を行うものであり、照度検知やエコ運転を行っていることを効果的に使用者にアピールすることができるので、貼り紙等によって遮光される可能性を低減する可能性を大幅に低減することが可能である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明するが、従来例または先に説明した実施の形態と同一構成については同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。尚、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における冷蔵庫の正面図である。
図1において、冷蔵庫本体1の前面には各貯蔵室用のドアがあり、上から順に冷蔵室ドア2、製氷室ドア3、切換室ドア4、冷凍室ドア5、野菜室ドア6がレイアウトされている。冷蔵室ドア2の中央部付近には操作基板7が配置されている。
操作基板7は温度設定の変更や現在の温度設定等の冷蔵庫の運転状態を確認する表示部を備えており、この表示部は一般的な使用者と想定される平均的な身長の女性の目線付近の高さに備えられており、この表示部の垂直軸延長線上でかつ上方に照度検知手段8が設けられている。照度検知手段8としては、フォトダイオードやフォトトランジスタをベース素子とした光センサーを用いることで具体的に構成することができる。
また、照度検知手段8は冷蔵室ドア2の上下方向における中心線2aよりも上方でかつ冷蔵室ドア2の高さ方向すなわち上下方向において3等分した上方区画2b,中心区画2c,下方区画2dの中で場合の最も高い位置に位置する区画である上方区画2bに設けられているものである。
尚、ドアのレイアウトは代表的なものであって、このレイアウトに限定されるものではない。
以上のように構成された冷蔵庫について、以下その動作、作用を説明する。
まず、冷蔵庫本体1の前面に取り付けられた照度検知手段8によって、日射や室内照明機器の照射による冷蔵庫周辺の照度レベルを検知する。検知した照度レベルは冷蔵庫本体1の制御手段(図示せず)に入力され、予め決定された規定値よりも小さければ、夜間あるいは人の活動がないと判断し、冷蔵庫の運転を冷却性能を少し落とした節電モードに切換える。そして、照度レベルが規定値よりも大きくなった場合には、通常モードに運転を戻す。
このとき照度検知手段8の受光面が遮られると、正確な照度検知が不可能になり、節電モードへの切換え、通常モードへの復帰ができなくなる。一般に遮光される要因としては、冷蔵室ドア2面に紙面等を貼り付けることが考えられる。しかしながら、本実施の形態においては貼り付ける可能性の非常に低い、操作基板7に備えられた表示部の垂直軸上の上方に照度検知手段8が設置されているので、誤った照度検知を行なうことがなくなる。
言い換えると、表示部は一般的な使用者と想定される平均的な身長の女性の目線付近の高さに備えられており、照度検知手段8は平均的な身長の女性の目線の高さよりも上方部に配置されているので、前面に使用者が立った場合に遮光されてしまう可能性を低減することができる。
また、操作基板7に備えられた表示部の直上部に照度検知手段8を備えたことで、使用者は心理的に表示部が隠れるような状態で冷蔵庫ドア面への貼り紙をすることを避ける傾向があるため、必然的に操作基板7の直上部に備えられた照度検知手段8が貼り紙等によって遮光される可能性を低減することが可能である。
本発明でいう表示部の直上部とは、必ずしも隣接している構成でなくとも、少なくとも照度検知手段の前方側に張り紙をした場合に表示部が隠れてしまう寸法を考慮することが目的であるので、直上部とは一般的なチラシ等の寸法である30cmを考慮し、表示部より上方側に30cm以内の寸法を直上部と規定している。また、直上部として、好ましくは使用者が表示部を確認した場合に視野に入る15cm以内の上方側に照度検知手段8を
備えると、より使用者の心理的にその部分に張り紙をすることを避けるように促すことが可能となる。
また、照度検知手段8は冷蔵室ドア2の高さ方向における中心線2aよりも上方でかつ冷蔵室ドア2の高さ方向において3等分した上方区画2b,中心区画2c,下方区画2dの中で場合の最も高い位置に位置する区画である上方区画2bに設けられているものであるので、より上記のような照度検知手段8の前面に使用者が立った場合に遮光されてしまう可能性や照度検知手段8が貼り紙等によって遮光される可能性を低減することが可能である。
また、このように冷蔵庫のより上方部に照度検知手段8を備えることで、上方に照度検知手段があるので照明機器との距離が近くなり、障害物による遮光も少なくなるので、高い信頼性で照度検知を行なうことができる。
すなわち、一般的に家庭用冷蔵庫が設置される環境では冷蔵庫よりも上方に位置する部屋(もしくは台所)の天井付近に照明機器が配置されており、例えば、使用者がいない場合に照明機器が消灯されているといった検知や、使用者が近くにいる場合に照明機器が点灯されているといった検知を行う際に、照度検知手段8が照明の近くに配置されていることで、部屋の照明機器による照度の検知精度を向上させることが可能である。
さらに、こういった遮光される可能性を低減するために、使用者に対して照度検知手段8の近傍にLED照明等で照度検知中であることを知らせるような報知手段や、エコ運転を訴えるような表示を行うとより有効である。この、エコ運転を訴える表示とは例えば「eco」の文字が印字された箇所を備えることや、エコを連想するような絵柄を表示するといったことが考えられ、近年の省エネ志向の強い消費者に訴える際にはより有効である。
以上のように、本実施の形態においては、操作基板7に備えられた表示部の垂直軸上でかつ上方に照度検知手段8を配置したので、冷蔵庫ドアへの紙貼付や照明機器からの光の遮光等による外乱要因を排除することができ、高精度の照度検知による節電モード等の訴求を実現することができる。
なお、本実施の形態においては、操作基板7に備えられた表示部の垂直軸上に照度検知手段8を配置したが、チラシ等のサイズを考慮すると必ずしも垂直軸上でなくとも、一般的なチラシ等の寸法である30cmを考慮し、垂直軸から左右方向に30cm以内の範囲であれば、照度検知手段の前方側に張り紙をした場合に表示部が隠れてしまう寸法であるので、張り紙を避けるように促すことが可能となり、より好ましくは使用者が表示部を確認した場合に視野に入る15cm以内の上方側に照度検知手段8を備えると、より使用者の心理的にその部分に張り紙をすることを避けるように促すことが可能となる。
なお、本実施の形態に対応する図面である図1においては、冷蔵室ドア2を2枚扉からなるものとしているが、扉形態はこれに限定されるものではなく、片開きの扉であっても同様の技術思想を適用することができるのは言うまでもない。
(実施の形態2)
図2は、本発明の実施の形態2における冷蔵庫の操作基板の構成図である。
本実施の形態においては、上記実施の形態1における冷蔵庫の構成において、同一である部分については、詳細な説明を省略する。また、本実施の形態では、実施の形態1の表示部を有する操作基板と照度検知手段との構成の別形態を説明するものであって、上記実
施の形態1の冷蔵庫の構成および照度検知手段の配置構成とその効果については同一の技術思想を適用することが可能である。
図2において、操作基板7の下方部には、設定温度調節や運転モード切換えを行なう複数個の操作スイッチ9が配置されている。操作スイッチ9の上部には、操作スイッチ9により設定された状態を表示する、例えば光源であるLEDで構成された複数個の表示灯10が配置されており、表示部に文字や絵柄を表示するための光の照射を表示灯10が行っている。更に表示灯10の上部には照度検知手段8を配設し、操作スイッチ9、表示灯10と共に、操作基板7の一枚の基板上で構成されている。
このように、照度検知手段8を操作基板7と一体に構成したものである。
以上のように構成された冷蔵庫について、以下その動作、作用を説明する。
本実施の形態においては、操作スイッチ9、表示灯10、照度検知手段8を、一枚の基板である操作基板7上に配置している。
そして、照度検知手段8を少なくとも操作スイッチ9よりも上方に位置させることにより、使用者であるが手を使って操作する操作スイッチ9よりも上方に照度検知手段8が配置されているので、使用者の心理的にその部分に張り紙をすることを避けるように促すことが可能となる。使用者の動作による照度検知手段8への遮光が防げ、照度誤検知による運転不具合を排除することができる。
すなわち、使用者が触れることで冷蔵庫の温度設定等の操作を行う操作部である操作スイッチ9を、表示灯10や照度検知手段8よりも下方部に備えていることで、人が操作スイッチ9を操作している場合でも、表示部が手で隠れることがなく、さらに人の動作による照度検知手段8への遮光が防げるといった効果を奏する。
さらに、使用者に対して照度検知手段8の近傍にLED照明等で照度検知中であることを知らせるような報知手段を備え、さらにこの報知手段の隣接する直上部に照度検知手段8を備えていることによって、照度検知を行っていることを効果的に使用者にアピールすることができるので、貼り紙等によって遮光される可能性を低減する可能性を大幅に低減することが可能である。
また、照度検知手段8を操作基板7と一体に構成したことで、使用者は心理的に貯蔵室の温度設定等の表示部や操作スイッチ9を有する操作基板7が隠れるような状態で冷蔵庫ドア面への貼り紙をすることを避ける傾向があるため、必然的に操作基板7の直上部に備えられた照度検知手段8が貼り紙等によって遮光される可能性を低減することが可能であり、さらに、操作基板7と照度検知手段8との接続ハーネスが不要になり、省資源でかつ簡単な構成で照度検知手段8を備えることができる。
(実施の形態3)
図3は、本発明の実施の形態3における冷蔵庫の照度検知の制御フローチャートである。
本実施の形態においては、上記実施の形態1および2における冷蔵庫の構成において、同一の構成および技術思想が適用できる部分については、詳細な説明を省略する。
また、本実施の形態では、実施の形態1および2に記載の照度検知手段の制御方法を説明するものであって、上記実施の形態1および2の冷蔵庫の構成および照度検知手段の配
置構成とその効果については同一の技術思想を適用することが可能である。
図3を用いて、以下その動作を説明する。
まず、メイン制御フローでの運転状態で、ステップ1として照度検知手段8で照度検知を行なうか判断し、検知を行なう場合は論理をステップ2に進め、そうでなければ論理をメイン制御フローに戻す。次にステップ2では、表示灯10が点灯しているか否か判断し、点灯していれば論理をステップ3へ進めて表示灯10を消灯し、消灯していれば論理をステップ4へ進める。そしてステップ4で照度検知手段8により照度検知を行ない、論理をメイン制御フローに戻す。
以上のように、本実施の形態においては、照度検知手段8で照度検知を行なう場合には、表示灯10を全消灯させるので、表示灯10からの漏れ照度を誤検知することはなくなり、正確な照度検知を行なうことができる。
(実施の形態4)
本実施の形態においては、実施の形態1および2における冷蔵庫の構成において、同一の技術思想が適用できる部分については、詳細な説明を省略する。
図4は、本発明の実施の形態4における冷蔵庫の正面図である。図5は、図4のA−A断面図である。
図において、冷蔵庫本体1の前面には各貯蔵室用のドアがあり、上から順にフレンチ構成すなわち観音開きタイプのドアとなる冷蔵室左ドア12aと冷蔵室右ドア12b、製氷室ドア3、切換室ドア4、冷凍室ドア5、野菜室ドア6がレイアウトされている。各ドアの表面は金属製であり、磁石で貼り紙等が貼り付けることができる。また、冷蔵室右ドア12bの左端側すなわち冷蔵室左ドア12aとの境界である接合部付近には、操作基板7が配置され、操作基板7の垂直軸延長線上でかつ上方側に照度検知手段8が設けられている。照度検知手段8としてはフォトダイオードやフォトトランジスタをベース素子とした光センサーを用いることで具体的に構成することができる。
次に図5において、冷蔵室左ドア12aの端面には左ドアガスケット20aが、冷蔵室右ドア12bの端面には右ドアガスケット20bがそれぞれ配置されており、観音開きタイプの両ドアを閉じた時に確実に冷蔵室が密閉される構成となる。左右の扉のうちで大きい方のドアである冷蔵室右ドア12bの左側端部には凹部があり、その凹部内には照度検知手段8が実装された操作基板7が格納されており、基板カバー22で固定されている。基板カバー22には基板カバーサイド壁面22aがあり、照度検知手段8の全周を囲い、側面からの光の進入を防ぎ、照度検知手段8の上方に開口部がある構成としている。
また、基板カバー22の上部には操作部カバー19があり、基板カバー22のドア側全面を覆う形、言い換えると、左右の扉のうちで大きい方である冷蔵室右ドア12bの左側端部を上下方向において連続的に基板カバー22が配設された形で冷蔵室右ドア12bに装着されている。
操作部カバー19の照度検知手段8の前方側には、可視光の波長を透過させる材料で構成された受光部カバー21があり、この受光部カバー21を通して冷蔵庫周辺の照度を受光する。操作部カバー19と受光部カバーは樹脂製で成形されており、磁石は貼り付かない構成としている。さらに、図2に示すように、操作部カバー19は冷蔵室右ドア12bの平面よりも前方側に凸形状となるよう配置し、両端面側には操作部カバーテーパー部19aを設けている。
このように、照度検知手段8は冷蔵室の扉よりも突出した凸形状を有する箇所に備えられており、本実施の形態ではこの凸形状を有する箇所を操作部カバー19で形成している。
尚、冷蔵室以外のドアのレイアウトは代表的なものであって、このレイアウトに限定されるものではない。
以上のように構成された冷蔵庫について、以下その動作、作用を説明する。
まず、冷蔵庫本体1の前面のドアに取り付けられた照度検知手段8によって、受光部カバー21を通して、日射や室内照明機器の照射による冷蔵庫周辺の照度レベルを検知する。検知した照度レベルは冷蔵庫本体1の制御手段(図示せず)に入力され、予め決定された規定値よりも小さければ、夜間あるいは人の活動がないと判断し、冷蔵庫の運転を冷却性能を少し落とした節電モードに切換える。そして、照度レベルが規定値よりも大きくなった場合には、通常モードに運転を戻す。
このとき照度検知手段8の受光面、すなわち受光部カバー21への光の侵入が遮られると、正確な照度検知が不可能になり、節電モードへの切換え、通常モードへの復帰が正確な精度で行うことができなくなる。
遮光される要因の一つとして、冷蔵庫の実使用時において、使用者が金属からなるドア表面にチラシや連絡事項が記載された紙といった類の紙面等をマグネット等で貼り付けた貼り紙を行うことが多い。本実施の形態の構成においては、金属面である冷蔵室左ドア12aの表面や冷蔵室右ドア12bの表面に紙面等の貼り紙18を貼り付けることが考えられる。
しかしながら、本実施の形態では、使用者が貯蔵室の温度等の設定を行う操作基板7の上方部に照度検知手段8が設置されているので、貼り紙18を操作基板7の前方側すなわち操作基板7が見えなくなるような配置で使用者が貼り紙18が張られる可能性が低いと推定できるので、この操作基板7の上方側に備えられた照度検知手段8の前方を塞ぐように貼り紙が張られる可能性を低下させることができ、照度検知手段8の検知精度を低下させることを防止することができる。
また、本実施の形態のように観音開きタイプの左右扉を有するフレンチ構成ドアの冷蔵庫においては、これらの張り紙18を貼り付けた場合に左右ドアである冷蔵室左ドア12aや冷蔵室右ドア12bの表面に貼り付けた場合であっても、これらの左右ドアの接合部である左右ドア接合部17の前面側に張り紙18が位置するように貼り付けると、ドア開閉に伴い張り紙18を挟み込む可能性があるので、使用者は左右ドア接合部17以外に貼り付ける可能性が高い。よって、左右ドア接合部には張り紙を貼り付ける可能性が非常に低いので、照度検知手段8の前面側に貼り紙18を貼り付けられる可能性が低く、照度検知手段8の検知精度を低下させることを防止することができる。
このように、操作部カバー19をフレンチ構成ドアの開閉する近傍に設けており、両ドアの開閉が不可能になるのでユーザーはこの部分への紙面の貼り付けは行う可能性を大幅に低下させることができ、照度検知手段8の前面側に貼り紙18を貼り付けられることによる受光部カバー21を遮光する確率が非常に小さくなる。
さらに、本実施の形態では、操作部カバー19を冷蔵室右ドア12bの平面よりも凸状態にしているので、受光部カバー21への紙面の貼り付けは行ないにくくなる。さらに、操作部カバー19には操作部カバーテーパー部19aが設けられているので、図2に示す
ように貼り紙がドアに貼られても、紙は冷蔵庫ドア面から離れる方向に持ち上がり、受光部カバー21を完全に遮光することはなくなる。
以上のように、本実施の形態においては、操作基板7の垂直軸上でかつ上方に照度検知手段8を設け、かつ冷蔵室右ドア12bの冷蔵室左ドア12a境界付近に設置し、その操作カバー19をドア平面よりも凸状態にして、両端面側には操作部カバーテーパー部19aを設けたので、冷蔵庫ドアへの紙貼付や照明機器からの光の遮光等による外乱要因を排除することができ、高精度の照度検知による節電モード等の訴求を実現することができる。
なお、本実施の形態においては、左右の扉のうちで大きい方のドアに照度検知手段8が実装されるものとしたが、扉の大きさに関わらず、左右の扉のうちで小さい方のドアに照度検知手段8を備えることも勿論可能である。さらに、左右の扉の寸法が同一であるようなフレンチ構成のドアに同様の技術を適用することも勿論可能であり、左右のどちら側に備えるかについては冷蔵庫の様々な容量体を設計する上で適宜決定するものとする。
本発明にかかる冷蔵庫は、家庭用又は業務用冷蔵庫に照度検出手段を設けて、その結果を用いて節電運転等に運転モードを切換える制御に実施、応用できるものである。
1 冷蔵庫本体
2 冷蔵室ドア
3 製氷室ドア
4 切換室ドア
5 冷凍室ドア
6 野菜室ドア
7 操作基板
8 照度検知手段
9 操作スイッチ
10 表示灯
11 冷蔵庫本体
12a 冷蔵室左ドア
12b 冷蔵室右ドア
19 操作部カバー
19a 操作部カバーテーパー部
20a 左ドアガスケット
20b 右ドアガスケット
21 受光部カバー
22 基板カバー
22a 基板カバーサイド壁面

Claims (5)

  1. 冷蔵庫本体と、前記冷蔵庫本体の前面のドアに設けられた操作基板と、前記操作基板に備えられた温度設定の変更または現在の温度設定等の冷蔵庫の運転状態を確認する表示部と、前記冷蔵庫本体の前面付近の明るさを検知する照度検知手段と、前記照度検知手段の前方側に配置される受光部カバーを有した操作部カバーとを備え、前記ドアは左ドアと右ドアとを有する観音開きタイプのドアであって、前記照度検知手段は前記左ドアと前記右ドアとの接合部付近でかつ前記表示部より上方に配置されるとともに前記操作部カバーは前記ドアよりも突出した凸形状を有し、前記凸形状を有する操作部カバー内に前記照度検知手段が備えられた冷蔵庫。
  2. 冷蔵庫本体と、前記冷蔵庫本体の前面のドアに設けられた操作基板と、前記操作基板に備えられた使用者が冷蔵庫の温度設定等や運転モード切換えの操作を行なう操作スイッチと、前記冷蔵庫本体の前面付近の明るさを検知する照度検知手段と、前記照度検知手段の前方側に配置される受光部カバーを有した操作部カバーとを備え、前記ドアは左ドアと右ドアとを有する観音開きタイプのドアであって、前記照度検知手段は前記左ドアと前記右ドアとの接合部付近でかつ前記照度検知手段は前記操作スイッチより上方に配置されるとともに前記操作部カバーは前記ドアよりも突出した凸形状を有し、前記凸形状を有する操作部カバー内に前記照度検知手段が備えられた冷蔵庫。
  3. 操作基板上に照度検知手段を備えた請求項1または2に記載の冷蔵庫。
  4. 操作基板より上方に照度検知手段を備えた請求項1または2に記載の冷蔵庫。
  5. 照度検知手段で検知した照度レベルを用いて節電モードに切り替える制御運転を行うものであって、前記照度検知手段の近傍にLED照明等で照度検知中であることを知らせる報知手段や、エコ運転を訴えるような表示を行う請求項1から4のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
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