JP4525957B2 - 合成樹脂製チューブ容器 - Google Patents
合成樹脂製チューブ容器Info
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は合成樹脂製のチューブ容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
弾性圧搾可能に設けた胴部上端から、肩部を介して口頸部を起立し、胴部下端を板状に挟着させてシールする容器本体と、口頸部へ嵌合させたキャップとからなる合成樹脂製のチューブ容器は広く用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
チューブ容器体内には粘性のクリーム状流動物を収納させており、その注出はキャップを外した状態で胴部を圧搾することで行っているが、その粘性の流動物が無くなるまで注出することは、容器本体肩部の弾性変形が困難であることから難しく、そのため肩部内に相当量の収納物を残したまま廃棄することとなるものであった。
【0004】
上記欠点は、ノズル口部を大内径とすることで解決することが出来る筈であるが、このようにすると、胴部圧搾によってノズル口部から注出される粘性クリーム状物が、使用量を超えて大量に注出されることとなるため大内径化することが出来ない。
【0005】
本発明はその肩部内に残る収納物を使い盡すことが出来るよう、容器本体と口頸部該当のノズルとを別部材で形成して着脱可能に設け、胴部圧搾による注出が出来なくなった後は、ノズルを外して肩部内に残った収納物の使用が可能に形成したものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
第1の手段として、
胴部2上端から肩部3を介して大内径のノズル嵌着筒4を起立する容器本体1と、上記ノズル嵌着筒4の上端面へ、下端筒部に付設した外向きフランジ12を載置させて、該下端筒部をノズル嵌着筒4へ水密に、かつ着脱自在に嵌合させて起立し、上端筒部で形成するノズル口内径を上記ノズル嵌着筒4の上端部内径よりも小内径とするノズル11と、上記ノズル嵌着筒4外面へ螺合させた周壁22の上端に内向きフランジ23を付設して、該内向きフランジと上記ノズル嵌着筒4とでノズルの外向きフランジ12を挟持させた連結部材21と、上記ノズル11へ嵌合させたキャップ31とで形成し、
このキャップ31は、透孔付きの有頂の内筒32を含む内筒部材31aと外筒部材31bとを相互に嵌合するとともに、上記内筒の上部内にシール部材31cを設けてなり、
シール部材31cは、ノズル11の口筒15上面を閉塞可能に設けるとともに、上方に起立する棒部40を有し、この棒部を、上記内筒32の頂壁の透孔内へ抜落ち不能にかつ僅かに上下動可能に嵌合させている。
【0007】
第2の手段として、上記第1の手段を有すると共に上記ノズル嵌着筒4の上端部を小外径部5として該小外径部外面へ、ノズルの外向きフランジ12外周から垂下させた短筒13を嵌合させ、これ等小外径部5と短筒13とにノズル回り止め用の係合手段を付形した。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下図面について説明すると、1は胴部2上端から肩部3を介してノズル嵌着筒4を起立する容器本体である。そのノズル嵌着筒4は雄ねじ筒に形成しており、又上端部は小外径部5として、その外面に数箇の突条6を縦設している。そのノズル嵌着筒の上端部内径はブラシないし指等を挿入可能な大内径としている。
【0009】
上記ノズル嵌着筒4へは、ノズル11を着脱自在に嵌合させている。該ノズルは下端筒部に外向きフランジ12を付設し、該フランジ下方の筒部分をノズル嵌着筒4の上端部内面へ水密に嵌合させて外向きフランジをノズル嵌着筒4上端面上へ載置し、又外向きフランジ外周から短筒13を垂下させて該短筒を既述ノズル嵌着筒4の小外径部5外面へ嵌合させている。該短筒は既述突条6を嵌合させるための割溝を有し、該割溝内へ突条6を嵌合させることで、ノズル嵌着筒4に対してノズル11が回動しないよう設けている。ノズル11上部は内向きフランジ14を介して短かく設けた口筒15を起立しており、該口筒内面が形成するノズル口内径を既述ノズル嵌着筒4内径よりも小内径としている。尚図示例では口筒上端に突条16を周設してノズル口内径を更に小径化して、収納させた粘性あるクリーム状物を小量注出できるよう設けている。
【0010】
上記ノズルの下端筒部と上端筒部とを除く筒部分のうち、上半部は雄ねじ筒17に形成し、又下半部18は上半部よりもやや大外径としてその下部外面に数箇の突条19を縦設している。
【0011】
21は既述容器本体とノズルとを連結する連結部材で、ノズル嵌着筒4外面へ螺合させた周壁22上端に内向きフランジ23を付設して該フランジとノズル嵌着筒4上端面とで、ノズルの外向きフランジ12を挟持させている。尚図示例では周壁22を上端部で連続する内筒22a と外筒22b とで形成して、内筒22a をノズル嵌着筒外面へ螺合させ、外筒22b は容器本体胴部2と同外径としてその下端面を肩部3の外周部上面へ当接させている。
【0012】
31はキャップで、図示例では、有頂の内筒32下端から外向きフランジ33を介して外筒34を起立し、又外筒34を下方へ延長してその下端外面に係合突条35を周設する内筒部材31a と、上記外筒34外面へ、頂板36外周から垂下する縦筒37を嵌合させた外筒部材31b と、上記内筒上部内に設けたシール部材31C とで形成している。シール部材は口筒15上面を閉塞可能に設けた凸球面状板部38外周から上外方へ弾性筒39を突出し、又球面状板部中心から棒部40を起立させて該棒部の上端部を内筒頂板の中心に穿設した透孔内へ抜落ち不能にかつ僅かに上下動可能に嵌合させている。上記弾性筒39上端は内筒32上端内面の隅部へ当接させており、該シール部材全体は軟材質としている。
【0013】
尚既述外向きフランジ33下面からは、係合板41,41 を垂下させており、キャップ31をノズル11外面へ螺合させて締付けしたとき、それ等係合板の内側下端部が既述ノズルの突条19,19 に接して位置決めできるよう設けている。
【0014】
ノズル嵌着筒4に対してノズル11が、又ノズル嵌着筒に対して連結部材21が、更に上記のようにノズル11に対してキャップ31が、それぞれ嵌合時において位置決めされるように設けておくことで、それ等各部材の各外面、例えば各正面を同一垂直面側に統一的に位置させることが出来、各外面に描出させた模様、文字等を統制的に表示することが出来る。
【0015】
又キャップは、倒立状態で容器を起立させることで、胴部内に残った収納物をノズル側へ移動させることが出来るよう、キャップ上面、つまり倒立状態での容器接地面をできるだけ広く形成することが望ましい。
【0016】
上記各部材はそれぞれ合成樹脂材で形成する。尚シール部材31c はゴム製でもよい。
【0017】
上記チューブ容器の使用は、キャップ31を外し、胴部2圧搾によって収納物をノズル11から注出して行うが、収納物減少によりその注出が出来なくなれば、まず連結部材21を外し、次いでノズル11をノズル嵌着筒4から外して肩部3内に残っている収納物をブラシ等を用いてノズル嵌着筒の口部内から取出す。肩部内に残っている収納物は数回に分けて取出してもよく、この場合はノズル、連結部材、キャップの着脱を繰返し、使い残した収納物を使い終わった後に廃棄する。
【0018】
【発明の効果】
本発明は既述構成としたから、肩部3内に残った収納物をノズル取外しによって直接ノズル嵌着筒から取出すことが出来ることとなり、無駄をなくすことが出来る。又ノズル嵌着筒4とノズル11とを連結部材21で連結できるから、ノズル嵌着筒4からノズル11が外れることがない。
【0019】
請求項2のようにすることで、ノズル嵌着筒4に対するノズル11の回動を阻止することが出来、よってノズル11に対するキャップの螺合および螺脱に際して、ノズルが共に回動してそれ等螺合および螺脱が不完全ないし不能となることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明容器要部の縦断面図である。
【図2】 容器主要部材の縦断面図である。
【図3】 他の主要部材の縦断面図である。
【符号の説明】
1…容器本体 4…ノズル嵌着筒
11…ノズル 21…連結部材
31…キャップ
Claims (2)
- 胴部(2)上端から肩部(3)を介して大内径のノズル嵌着筒(4)を起立する容器本体(1)と、
上記ノズル嵌着筒(4)の上端面へ、下端筒部に付設した外向きフランジ(12)を載置させて、該下端筒部をノズル嵌着筒(4)へ水密に、かつ着脱自在に嵌合させて起立し、上端筒部で形成するノズル口内径を上記ノズル嵌着筒(4)の上端部内径よりも小内径とするノズル(11)と、
上記ノズル嵌着筒(4)外面へ螺合させた周壁(22)の上端に内向きフランジ(23)を付設して、該内向きフランジと上記ノズル嵌着筒(4)とでノズルの外向きフランジ(12)を挟持させた連結部材(21)と、上記ノズル(11)へ嵌合させたキャップ(31)とで形成し、
このキャップ(31)は、透孔付きの有頂の内筒(32)を含む内筒部材(31a)と外筒部材(31b)とを相互に嵌合するとともに、上記内筒の上部内にシール部材(31c)を設けてなり、
シール部材(31c)は、ノズル(11)の口筒(15)上面を閉塞可能に設けるとともに、上方に起立する棒部(40)を有し、この棒部を、上記内筒(32)の頂壁の透孔内へ抜落ち不能にかつ僅かに上下動可能に嵌合させた
ことを特徴とする合成樹脂製チューブ容器。 - 上記ノズル嵌着筒(4)の上端部を小外径部(5)として該小外径部外面へ、ノズルの外向きフランジ(12)外周から垂下させた短筒(13)を嵌合させ、これ等小外径部(5)と短筒(13)とにノズル回り止め用の係合手段を付形したことを特徴とする請求項1記載の合成樹脂製チューブ容器。
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Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2001099276A JP4525957B2 (ja) | 2001-03-30 | 2001-03-30 | 合成樹脂製チューブ容器 |
Publications (2)
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Family Applications (1)
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Country Status (1)
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